JPS62143965A - 低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物 - Google Patents
低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物Info
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- JPS62143965A JPS62143965A JP61279836A JP27983686A JPS62143965A JP S62143965 A JPS62143965 A JP S62143965A JP 61279836 A JP61279836 A JP 61279836A JP 27983686 A JP27983686 A JP 27983686A JP S62143965 A JPS62143965 A JP S62143965A
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- unsaturated polyester
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- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物に関
するものである。詳しく述べると、シートモールディン
グコンパウンド(SMC)やバルクモールディングコン
パウンド(BMC)に用いることのできる低収縮性不飽
和ポリエステル樹脂組成物に関するものである。
するものである。詳しく述べると、シートモールディン
グコンパウンド(SMC)やバルクモールディングコン
パウンド(BMC)に用いることのできる低収縮性不飽
和ポリエステル樹脂組成物に関するものである。
(従来の技術)
不飽和多塩基酸を含む多塩基酸と多価アルコール又はア
ルキレンオキサイドとの反応により得られる不飽和ポリ
エステルと共重合性単量体から成る不飽和ポリエステル
樹脂は、有用な熱硬化性樹脂として広い分野で使用され
ている。特に近年、ガラス繊維や充填剤を組み合せたS
MCやBMCがプレス成形や射出成形用に開発され、多
量に使用されている。
ルキレンオキサイドとの反応により得られる不飽和ポリ
エステルと共重合性単量体から成る不飽和ポリエステル
樹脂は、有用な熱硬化性樹脂として広い分野で使用され
ている。特に近年、ガラス繊維や充填剤を組み合せたS
MCやBMCがプレス成形や射出成形用に開発され、多
量に使用されている。
しかしながら、不飽和ポリエステル樹脂は、硬化時に大
きな収縮を伴なうため、成形品の寸法精度が悪かったり
、クラックが発生したり、表面の平滑性が悪いなどの欠
点を有している。
きな収縮を伴なうため、成形品の寸法精度が悪かったり
、クラックが発生したり、表面の平滑性が悪いなどの欠
点を有している。
これらの欠点を改良すべく、数多くの方法、例えば高反
応性の不飽和ポリエステル樹脂にポリスチレン、ポリア
ルキルメタクリレート、ポリ酢酸ビニル、飽和ポリエス
テル等の熱可塑性樹脂を混合する方法(例えば、特公昭
42−8,787号、特公昭46−15,431号、特
開昭48−20,888号、特開昭48−79,889
号および特開昭52−996号に記載の方法)が提案さ
れ、不飽和ポリエステル樹脂の使用分野を広げてきた。
応性の不飽和ポリエステル樹脂にポリスチレン、ポリア
ルキルメタクリレート、ポリ酢酸ビニル、飽和ポリエス
テル等の熱可塑性樹脂を混合する方法(例えば、特公昭
42−8,787号、特公昭46−15,431号、特
開昭48−20,888号、特開昭48−79,889
号および特開昭52−996号に記載の方法)が提案さ
れ、不飽和ポリエステル樹脂の使用分野を広げてきた。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、これら従来方法では、成形品表面の平滑
性を特にきびしく要求される自動車外板部品のような用
途には、未だ不充分なものであった。すなわち、不飽和
ポリエステル、共重合性単量体、飽和ポリエステルより
なる従来の低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物は、
成形時の収縮率を下げ、あるいは膨張するまでにできる
が、成形品特に裏面にリブやボスのある成形品の表面平
滑性において不充分であった。
性を特にきびしく要求される自動車外板部品のような用
途には、未だ不充分なものであった。すなわち、不飽和
ポリエステル、共重合性単量体、飽和ポリエステルより
なる従来の低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物は、
成形時の収縮率を下げ、あるいは膨張するまでにできる
が、成形品特に裏面にリブやボスのある成形品の表面平
滑性において不充分であった。
また、従来の低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物を
充填剤と混練し、さらにガラス繊維に含浸させてSMC
とする際、充填剤との混線物(ペースト)の粘度が高く
なり、充填剤の量を多くすることができなかつfcシ、
ガラス繊維への含浸が不良となったシして、得られる成
形品の機械強度が低下するという問題もある。さらに、
混線機によるガラス繊維の混線を行うBMCの場合にも
、ペーストの粘度が高いとガラス繊維の破損が大きくな
るため、得られる成形品の機械強度が低下する。
充填剤と混練し、さらにガラス繊維に含浸させてSMC
とする際、充填剤との混線物(ペースト)の粘度が高く
なり、充填剤の量を多くすることができなかつfcシ、
ガラス繊維への含浸が不良となったシして、得られる成
形品の機械強度が低下するという問題もある。さらに、
混線機によるガラス繊維の混線を行うBMCの場合にも
、ペーストの粘度が高いとガラス繊維の破損が大きくな
るため、得られる成形品の機械強度が低下する。
さらに、不飽和ポリエステルおよび共重合性単量体から
なる不飽和ポリエステル樹脂に、末端に重合性不飽和結
合を導入した液状ポリブタジェン樹脂および飽和ポリエ
ステル樹脂を配合してなる速硬化性樹脂組成物が埋込み
用フェスとして提案されている(特開昭55−43,1
51号)。しかしながら、このような樹脂組成物は成形
品とした場合、表面のうねりが大きいため表面平滑性が
低くかつポリブタジェンの分離による表面の汚れが生じ
るという欠点があった。このため、該樹脂組成物はSM
CやBMC用の樹脂組成物としては不充分であった。
なる不飽和ポリエステル樹脂に、末端に重合性不飽和結
合を導入した液状ポリブタジェン樹脂および飽和ポリエ
ステル樹脂を配合してなる速硬化性樹脂組成物が埋込み
用フェスとして提案されている(特開昭55−43,1
51号)。しかしながら、このような樹脂組成物は成形
品とした場合、表面のうねりが大きいため表面平滑性が
低くかつポリブタジェンの分離による表面の汚れが生じ
るという欠点があった。このため、該樹脂組成物はSM
CやBMC用の樹脂組成物としては不充分であった。
したがって、本発明の目的は、新規な低収縮性不飽和ポ
リエステル樹脂組成物を提供することにある。本発明の
他の目的′は、表面平滑性および機械的強度に優れた成
形品を与え得る低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物
を提供することにある。
リエステル樹脂組成物を提供することにある。本発明の
他の目的′は、表面平滑性および機械的強度に優れた成
形品を与え得る低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物
を提供することにある。
(問題点を解決するための手段および作用)本発明者は
、前記事情に鑑み研究を重ねた結果、特定不飽和基濃度
の不飽和ポリエステル樹脂に特定の熱可塑性樹脂と液状
ゴムを組み合せることにより、前記目的が達成されるこ
とを見いだし、本発明を完成するに至った。
、前記事情に鑑み研究を重ねた結果、特定不飽和基濃度
の不飽和ポリエステル樹脂に特定の熱可塑性樹脂と液状
ゴムを組み合せることにより、前記目的が達成されるこ
とを見いだし、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、二重結合当)の数平均分子量が3
00以下である不飽和ポリエステル(a)20〜50重
量係、共重合性単量体(b)25〜65重量係、数平均
分子量3,000〜30,000の飽和ポリエステル(
c)5〜25重量係および液状イソプレンゴムまたはそ
の水素化物(d)2〜20重量係(ただし、(a)、(
bl、(clおよび(d)成分の合計は100重量係で
ある。)を含有してなる低収縮性不飽和ポリエステル樹
脂組成物に関するものである。
00以下である不飽和ポリエステル(a)20〜50重
量係、共重合性単量体(b)25〜65重量係、数平均
分子量3,000〜30,000の飽和ポリエステル(
c)5〜25重量係および液状イソプレンゴムまたはそ
の水素化物(d)2〜20重量係(ただし、(a)、(
bl、(clおよび(d)成分の合計は100重量係で
ある。)を含有してなる低収縮性不飽和ポリエステル樹
脂組成物に関するものである。
本発明に用いる不飽和ポリエステル(a)は、α、β−
不飽和二塩基酸またはその誘導体と、必要に応じて飽和
二塩基酸とから人る酸成分と多価アルコールまたはアル
キレンオキサイドとの反応物である。
不飽和二塩基酸またはその誘導体と、必要に応じて飽和
二塩基酸とから人る酸成分と多価アルコールまたはアル
キレンオキサイドとの反応物である。
α、β−不飽和二塩基醒またはその誘導体としては、例
えば無水マレイン酸、マレイン酸、フマル酸、ハロゲン
化無水マレイン酸、イタコン酸、無水シトラコン酸など
を挙げることができ、これらの1種または2種以上が使
用される。
えば無水マレイン酸、マレイン酸、フマル酸、ハロゲン
化無水マレイン酸、イタコン酸、無水シトラコン酸など
を挙げることができ、これらの1種または2種以上が使
用される。
飽和二塩基酸としては、例えば無水フタル酸、イソフタ
ル酸、テレフタル酸、アジピン酸、テトラヒドロ無水フ
タル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、テトラクロロ無水
フタル酸、テトラブロム無水フタルw、3.6−ニンド
メチレンテトラヒドロフタル酸、セパチン酸、コハク酸
、無水コハク酸等を挙げることができ、これらの1種ま
たは2種以上が使用される。
ル酸、テレフタル酸、アジピン酸、テトラヒドロ無水フ
タル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、テトラクロロ無水
フタル酸、テトラブロム無水フタルw、3.6−ニンド
メチレンテトラヒドロフタル酸、セパチン酸、コハク酸
、無水コハク酸等を挙げることができ、これらの1種ま
たは2種以上が使用される。
多価アルコールとしては、例えばエチレングリコール、
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ジプロピレングリコール、ブタンジ
オール−1,3、ブタンジオール−1,4、ブタンジオ
ール−2,3、ネオペンチルクリコール、ペンタンジオ
−ルー1,5、ヘキサンジオール−1,6,2,2,4
−トリメチルペンタンジオ−ルー1,3、グリセリン、
トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、水素
化ビスフェノ、A詰側7.z4母覧パキサイドまたはプ
ロピレンオキサイドの付加物等を挙げることができ、こ
れらの1稲または2種以上が使用できる。
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ジプロピレングリコール、ブタンジ
オール−1,3、ブタンジオール−1,4、ブタンジオ
ール−2,3、ネオペンチルクリコール、ペンタンジオ
−ルー1,5、ヘキサンジオール−1,6,2,2,4
−トリメチルペンタンジオ−ルー1,3、グリセリン、
トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、水素
化ビスフェノ、A詰側7.z4母覧パキサイドまたはプ
ロピレンオキサイドの付加物等を挙げることができ、こ
れらの1稲または2種以上が使用できる。
アルキレンオキサイドとしては、例えばエチレンオキサ
イド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、エ
ピクロルヒドリンなどを挙げることができ、これらの1
種または2種以上が使用できる。
イド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、エ
ピクロルヒドリンなどを挙げることができ、これらの1
種または2種以上が使用できる。
反応は常法によシネ活性気流中で150〜250℃、好
ましくは180〜220°Cの範囲で行うことができる
。
ましくは180〜220°Cの範囲で行うことができる
。
不飽和ポリエステル(a)の分子量は特に制限はないが
、数平均分子量で800〜3,000の範囲が望ましい
。800未満では、耐水性、耐熱性等が不十分となった
り、SMC−?BMCにする際に増粘剤として使用する
金属酸化物との反応による増粘が不十分となることがあ
る。また、3,000を越えると、充填剤との混練ペー
ストの粘度が高くなりSMCやBMC化するときに困難
を伴なうことがある。
、数平均分子量で800〜3,000の範囲が望ましい
。800未満では、耐水性、耐熱性等が不十分となった
り、SMC−?BMCにする際に増粘剤として使用する
金属酸化物との反応による増粘が不十分となることがあ
る。また、3,000を越えると、充填剤との混練ペー
ストの粘度が高くなりSMCやBMC化するときに困難
を伴なうことがある。
そして、不飽和ポリエステル(a>の二重結合当シの数
平均分子量は、300以下、好ましくは150〜260
の範囲であり、300より大きくなると、低収縮化の効
果が園さくなり、得られる成形品の表面平滑性も悪くな
る。不飽和ポリエステル(a)の使用量は、(a)、(
b)、(c)および(d)成分の合計中20〜50重量
係、好ましくは25〜40重量係の範囲で、20重量係
未満でもまた50重重量上越えても、低収縮化効果や得
られる成形品の表面平滑性が悪くなる。
平均分子量は、300以下、好ましくは150〜260
の範囲であり、300より大きくなると、低収縮化の効
果が園さくなり、得られる成形品の表面平滑性も悪くな
る。不飽和ポリエステル(a)の使用量は、(a)、(
b)、(c)および(d)成分の合計中20〜50重量
係、好ましくは25〜40重量係の範囲で、20重量係
未満でもまた50重重量上越えても、低収縮化効果や得
られる成形品の表面平滑性が悪くなる。
本発明に用いる共重合性単量体(b)としては、不飽和
ポリエステル樹脂に通常使用されている公知のものが使
用でき、例えばスチレン、クロロスチレン、α−メチル
スチレン、パラメチルスチレン、ビニルトルエン、ジビ
ニルベンゼン、ジアリルフタレート等の芳香族系単量体
類;メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、イ
ソプロピルメタクリレート、ラウリルメタクリレート等
のアルキルメタクリレート類;メチルアクリレート、エ
チルアクリレート、イソプロピルアクリレート、これら
の1種または2種以上が使用できる。その使用量は、(
a)、(b)、(c)および(d)成分の合計中25〜
65重量係、好ましくは35〜55重量係の範囲である
。25重量係未満では、ペーストの粘度が高くなり、S
MC−tBMC化するのが困難となり、また、65重f
%を越えると、低収縮化効果が小さくなり、得られる成
形品の表面平滑性も悪くなる。
ポリエステル樹脂に通常使用されている公知のものが使
用でき、例えばスチレン、クロロスチレン、α−メチル
スチレン、パラメチルスチレン、ビニルトルエン、ジビ
ニルベンゼン、ジアリルフタレート等の芳香族系単量体
類;メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、イ
ソプロピルメタクリレート、ラウリルメタクリレート等
のアルキルメタクリレート類;メチルアクリレート、エ
チルアクリレート、イソプロピルアクリレート、これら
の1種または2種以上が使用できる。その使用量は、(
a)、(b)、(c)および(d)成分の合計中25〜
65重量係、好ましくは35〜55重量係の範囲である
。25重量係未満では、ペーストの粘度が高くなり、S
MC−tBMC化するのが困難となり、また、65重f
%を越えると、低収縮化効果が小さくなり、得られる成
形品の表面平滑性も悪くなる。
本発明に用いる飽和ポリエステル(c)は、酸成分の飽
和二塩基酸と多価アルコール成分のグリコール類との縮
合物である。飽和二塩基酸としては、例えばイソフタル
酸、テレフタル酸、アジピン酸、コハク酸、アゼライン
酸、セパチン酸等を挙げることができ、これらの1種ま
たは2種以上が使用でき、特にアジピン酸、イソフタル
酸またはテレフタル酸が酸成分中の50モル%以上、好
ましくは70モル係以上含まれることが望ましい。
和二塩基酸と多価アルコール成分のグリコール類との縮
合物である。飽和二塩基酸としては、例えばイソフタル
酸、テレフタル酸、アジピン酸、コハク酸、アゼライン
酸、セパチン酸等を挙げることができ、これらの1種ま
たは2種以上が使用でき、特にアジピン酸、イソフタル
酸またはテレフタル酸が酸成分中の50モル%以上、好
ましくは70モル係以上含まれることが望ましい。
グリコール類としては、例えばエチレングリコ−ル、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピ
レングリコール、ジプロピレングリコール、ブタンジオ
ール−1,3、ブタンジオール−1,4、ブタンジオー
ル−2,3、ネオペンチルグリコール、ペンタンジオ−
ルー1,5、ペンタンジオ−ルー1,6等を挙げること
ができ、これらの1種または2種以上が使用でき、特に
エチレングリコール、ジエチレングリコールまたはジプ
ロピレングリコールが多価アルコール成分中の50モル
係、好ましくは70モル係以上含まれることが望ましい
。
エチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピ
レングリコール、ジプロピレングリコール、ブタンジオ
ール−1,3、ブタンジオール−1,4、ブタンジオー
ル−2,3、ネオペンチルグリコール、ペンタンジオ−
ルー1,5、ペンタンジオ−ルー1,6等を挙げること
ができ、これらの1種または2種以上が使用でき、特に
エチレングリコール、ジエチレングリコールまたはジプ
ロピレングリコールが多価アルコール成分中の50モル
係、好ましくは70モル係以上含まれることが望ましい
。
飽和ポリエステル(c)の分子量は特に制限はないが、
数平均分子量で3,000〜30,000、好ましくは
4,000〜15,000程度のものが好適である。
数平均分子量で3,000〜30,000、好ましくは
4,000〜15,000程度のものが好適である。
3.000未満では、低収縮化の効果が小さくなること
があり、また、30. OOOを越えるとペーストの粘
度が高くなり、SMCやBMC化が困難となることがあ
る。飽和ポリエステル(c)の使用量は、(a)、(b
)、(c)および(d)成分の合計中5〜25重量係、
好ましくは7〜20重量係の範囲である。5重量%未満
では、低収縮化効果や得られる成形品の表面平滑性が悪
くなり、また、25重重量%越えるとペースト粘度が高
くなり、S M CやBMC化するのが困難となる。
があり、また、30. OOOを越えるとペーストの粘
度が高くなり、SMCやBMC化が困難となることがあ
る。飽和ポリエステル(c)の使用量は、(a)、(b
)、(c)および(d)成分の合計中5〜25重量係、
好ましくは7〜20重量係の範囲である。5重量%未満
では、低収縮化効果や得られる成形品の表面平滑性が悪
くなり、また、25重重量%越えるとペースト粘度が高
くなり、S M CやBMC化するのが困難となる。
本発明において使用される液状イソプレンゴムまたはそ
の水素化物(d)は、常温で液状のイソプレンゴムまた
はその水素化物であり、数平均分子量が3,000〜5
0,000.好ましくは7,000〜30.000程度
のものである。好ましくは、分子中または末端に酸価に
して10〜40、よ)好ましくは15〜30の酸基を含
んでいるものである。
の水素化物(d)は、常温で液状のイソプレンゴムまた
はその水素化物であり、数平均分子量が3,000〜5
0,000.好ましくは7,000〜30.000程度
のものである。好ましくは、分子中または末端に酸価に
して10〜40、よ)好ましくは15〜30の酸基を含
んでいるものである。
酸基を導入することによシネ飽和ポリエステル樹脂との
相溶性がよくなり、SMCやBMCの成形時に液状イソ
プレンゴムの分離による型汚れ等の問題の発生を最小限
にすることができる。また、酸基の導入方法としては、
イソプレンと無水マレイン酸とを共重合したものを水ま
たはメタノール、エタノール、インプロパツール、ブタ
ノール類等のアルコールと反応させたり、イソプレンと
マレイン酸またはマレイン酸モノエステルとを共重合さ
せる方法等がある。ただ、これら酸基の導入法により本
発明が制限されないことはいうまでもない。そして、液
状イソプレンゴムの水素化物を用いる場合、その水素化
率が60〜90%であるものが好ましい。
相溶性がよくなり、SMCやBMCの成形時に液状イソ
プレンゴムの分離による型汚れ等の問題の発生を最小限
にすることができる。また、酸基の導入方法としては、
イソプレンと無水マレイン酸とを共重合したものを水ま
たはメタノール、エタノール、インプロパツール、ブタ
ノール類等のアルコールと反応させたり、イソプレンと
マレイン酸またはマレイン酸モノエステルとを共重合さ
せる方法等がある。ただ、これら酸基の導入法により本
発明が制限されないことはいうまでもない。そして、液
状イソプレンゴムの水素化物を用いる場合、その水素化
率が60〜90%であるものが好ましい。
液状イソプレンゴムまたはその水素化物(d)の使用量
は、(a)、(b)、(c)および(d)成分の合計に
対して2〜20重量係、好ましくは5〜15重量係重量
間である。2重量%未満でも20重重量%越えても低収
縮化効果や得られる成形品の表面平滑性が悪くなる。ま
た、ゴムは分子量が大きくなると固形となるが、固形の
ゴムを使用すると、ペーストの粘度が高くなり、BMC
やSMC化するのが非常に困難になる。
は、(a)、(b)、(c)および(d)成分の合計に
対して2〜20重量係、好ましくは5〜15重量係重量
間である。2重量%未満でも20重重量%越えても低収
縮化効果や得られる成形品の表面平滑性が悪くなる。ま
た、ゴムは分子量が大きくなると固形となるが、固形の
ゴムを使用すると、ペーストの粘度が高くなり、BMC
やSMC化するのが非常に困難になる。
本発明の樹脂組成物を用いてSMCやBMC化するに際
して、充填剤としては、例えば炭酸カルシウム、水酸化
アルミニウム、アルミナ、シリカ、クレー、長石粉、川
砂、寒水石などの粉末状無機物を樹脂組成物100重量
部に対して0〜400重量部、好ましくは100〜30
0重量部、最も好ましくは150〜250重量部の範囲
で使用することができる。また、補強材としては、例え
ばガラス繊維、炭素繊維、芳香族ポリアミド繊維、ビ゛ ■ニロン繊維などの繊維を樹脂組成物100重量部に対
して0〜400重量部、好ましくは10〜300重量部
、最も好ましくは30〜200重量部の範囲で使用する
ことができる。 。
して、充填剤としては、例えば炭酸カルシウム、水酸化
アルミニウム、アルミナ、シリカ、クレー、長石粉、川
砂、寒水石などの粉末状無機物を樹脂組成物100重量
部に対して0〜400重量部、好ましくは100〜30
0重量部、最も好ましくは150〜250重量部の範囲
で使用することができる。また、補強材としては、例え
ばガラス繊維、炭素繊維、芳香族ポリアミド繊維、ビ゛ ■ニロン繊維などの繊維を樹脂組成物100重量部に対
して0〜400重量部、好ましくは10〜300重量部
、最も好ましくは30〜200重量部の範囲で使用する
ことができる。 。
また、本発明の樹脂組成物には、必要に応じて酸化マグ
ネシウムや水酸化マグネシウムなどの増やパラフィンな
どの離型剤、揺変剤、可塑剤、顔料や着色剤、難燃剤や
耐炎剤などを添加することができる。
ネシウムや水酸化マグネシウムなどの増やパラフィンな
どの離型剤、揺変剤、可塑剤、顔料や着色剤、難燃剤や
耐炎剤などを添加することができる。
このようにして得られる本発明の低収縮性不飽和ポリエ
ステル樹脂組成物には、ラジカル重合開始剤が配合され
、加熱加圧して成形される。ラジカル重合開始剤として
は、t−ブチルパーオキシベンゾエート、ベンゾイルパ
ーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド、ク
メンハイドロパーオキサイド、t−ブチルパーアセテー
ト、2゜5−ジメチルへキシル−2,5−シバ−オキシ
ベンゾエート等があり、該重合開始剤は、前記樹脂組成
胸当り0.2〜10重量係、好ましくは0.5〜5重量
重量係官れる。
ステル樹脂組成物には、ラジカル重合開始剤が配合され
、加熱加圧して成形される。ラジカル重合開始剤として
は、t−ブチルパーオキシベンゾエート、ベンゾイルパ
ーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド、ク
メンハイドロパーオキサイド、t−ブチルパーアセテー
ト、2゜5−ジメチルへキシル−2,5−シバ−オキシ
ベンゾエート等があり、該重合開始剤は、前記樹脂組成
胸当り0.2〜10重量係、好ましくは0.5〜5重量
重量係官れる。
該組成物を用いてSMCを製造するには、該樹脂組成物
に前記充填剤、補強材や必要により増粘剤、その他の低
収縮化剤、シランカップリング剤、離型剤、その他の添
加剤を配合してシート状に成形し、20〜60℃、好ま
しくは30〜50℃で5〜300時間、好ましくは10
〜100時間熟成することにより得られる。
に前記充填剤、補強材や必要により増粘剤、その他の低
収縮化剤、シランカップリング剤、離型剤、その他の添
加剤を配合してシート状に成形し、20〜60℃、好ま
しくは30〜50℃で5〜300時間、好ましくは10
〜100時間熟成することにより得られる。
また、BMCも該樹脂組成物に前記添加剤、補強材等を
配合して、公知方法によって製造される。
配合して、公知方法によって製造される。
(実施例)
以下、実施例をもってさらに詳細に説明する。
なお、実施例中に用いる部に特別なことわりがないかぎ
9重量部を意味するものである。また実施例中の数平均
分子量は高速液体クロマトグラフィー(日本ウォーター
ズ■製201G型)を用いて測定した結果による。
9重量部を意味するものである。また実施例中の数平均
分子量は高速液体クロマトグラフィー(日本ウォーター
ズ■製201G型)を用いて測定した結果による。
実施例1
無水マレイン酸98部およびプロピレングリコール80
部を窒素気流下、200°Cで8時間給合反応せしめ、
酸価25、数平均分子量1,500で、二重結合当りの
数平均分子量が160の不飽和ポリエステルを得た。こ
の不飽和ポリエステル60部とハイドロキノン0.01
部をスチレン40部に溶解させ、不飽和ポリエステル樹
脂(以下、これをUP−1という。)を得た。
部を窒素気流下、200°Cで8時間給合反応せしめ、
酸価25、数平均分子量1,500で、二重結合当りの
数平均分子量が160の不飽和ポリエステルを得た。こ
の不飽和ポリエステル60部とハイドロキノン0.01
部をスチレン40部に溶解させ、不飽和ポリエステル樹
脂(以下、これをUP−1という。)を得た。
一方、アジピン酸146部、エチレングリコール37部
およびプロピレングリコール34部を窒素気流下に22
0℃を最高温度として脱水縮合せしめ、飽和ポリエステ
ル(以下、これを5P−1という。)を得た。5P−1
の数平均分子量は6.500であった。
およびプロピレングリコール34部を窒素気流下に22
0℃を最高温度として脱水縮合せしめ、飽和ポリエステ
ル(以下、これを5P−1という。)を得た。5P−1
の数平均分子量は6.500であった。
次に、UP−1を50部、5P−1を10部、スチレン
30部および液状イソプレンゴム(数平均分子量23,
000、酸価24)10部を混合し、本発明の低収縮性
不飽和ポリエステル樹脂組成物(以下、これを樹脂組成
物(11という。)を得た。
30部および液状イソプレンゴム(数平均分子量23,
000、酸価24)10部を混合し、本発明の低収縮性
不飽和ポリエステル樹脂組成物(以下、これを樹脂組成
物(11という。)を得た。
得られた樹脂組成物(1)にt−ブチルパーオキシベン
ゾエート1部、ステアリン酸亜鉛4部および炭酸カルシ
ウム200部を添加撹拌し、ペーストとした。このペー
ストの粘度は、30℃で650ポイズであった。さらに
、このペーストに酸化マグネシウム1.0部を混合して
得た含浸液を用いて、25朋長のガラス繊維100部を
含浸させ、2枚のポリエチレン間でシート状とし、40
℃で40時間熟成し、SMC化した。このSMCを大き
さ300mmX300朋の金型にて、温度140℃、圧
力60kg/cfflの成形条件で3分間プレス成形し
て、厚さ2朋の平板の成形品を得た。この平板のうねり
を測定したところ、10crIL長さ当り4〜5ミクロ
ンであった。また、このSMCの成形収縮率をJIS
K 6911に基づいて測定したところ、0.06%
の膨張であった。
ゾエート1部、ステアリン酸亜鉛4部および炭酸カルシ
ウム200部を添加撹拌し、ペーストとした。このペー
ストの粘度は、30℃で650ポイズであった。さらに
、このペーストに酸化マグネシウム1.0部を混合して
得た含浸液を用いて、25朋長のガラス繊維100部を
含浸させ、2枚のポリエチレン間でシート状とし、40
℃で40時間熟成し、SMC化した。このSMCを大き
さ300mmX300朋の金型にて、温度140℃、圧
力60kg/cfflの成形条件で3分間プレス成形し
て、厚さ2朋の平板の成形品を得た。この平板のうねり
を測定したところ、10crIL長さ当り4〜5ミクロ
ンであった。また、このSMCの成形収縮率をJIS
K 6911に基づいて測定したところ、0.06%
の膨張であった。
実施例2
無水マレイン酸98部、水素化ビスフェノールAl2O
部およびプロピレングリコール40部より得た酸価26
、数平均分子量2,000で、二重結合当りの数平均分
子量が240の不飽和ポリエステル60部に、スチレン
40部およびハイドロキノン0.01部を混合し、不飽
和ポリエステル樹脂(以下、これをUP−2という。)
を得た。
部およびプロピレングリコール40部より得た酸価26
、数平均分子量2,000で、二重結合当りの数平均分
子量が240の不飽和ポリエステル60部に、スチレン
40部およびハイドロキノン0.01部を混合し、不飽
和ポリエステル樹脂(以下、これをUP−2という。)
を得た。
ゴム(数平均分子量23,000、酸価24)8部を混
合し、本発明の低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物
(以下、これを樹脂組成物(2)という。)を得た。
合し、本発明の低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物
(以下、これを樹脂組成物(2)という。)を得た。
得られた樹脂組成物(2)にt−ブチルパーオキシベン
ゾエート1部、ステアリン酸亜鉛4部および炭酸カルシ
ウム200部を添加撹拌し、ペーストとした。このペー
ストの粘度は、30℃で750ポイズであった。さらに
、このペーストに酸化マグネシウム0.7部を混合して
得た含浸液を用いて、実施例1と同様にしてSMC化し
た。
ゾエート1部、ステアリン酸亜鉛4部および炭酸カルシ
ウム200部を添加撹拌し、ペーストとした。このペー
ストの粘度は、30℃で750ポイズであった。さらに
、このペーストに酸化マグネシウム0.7部を混合して
得た含浸液を用いて、実施例1と同様にしてSMC化し
た。
このSMCを実施例1と同様にして成形したところ、平
板のうねりは4〜5ミクロンであり、また、成形収縮率
は0.05%の膨張であった。
板のうねりは4〜5ミクロンであり、また、成形収縮率
は0.05%の膨張であった。
実施例3
実施例1における5P−1の代りにテレフタル酸166
部とジエチレングリコール108部とから得られた飽和
ポリエステル(数平均分子量7,000)を用いた以外
は、実施例1と同様にして本発明の低収縮性不飽和ポリ
エステル樹脂組成物(以下、これを樹脂組成物(3)と
いう。)を得た。この樹脂組成物(3)を用いて酸化マ
グネシウムの量を0.8部とする以外はすべて実施例1
と同様にしてSMC化した。このSMCを実施例1と同
様にして成形したところ、平板のうねりは3〜4ミクロ
ンであり、また、成形収縮率は0.04%の膨張であっ
た。
部とジエチレングリコール108部とから得られた飽和
ポリエステル(数平均分子量7,000)を用いた以外
は、実施例1と同様にして本発明の低収縮性不飽和ポリ
エステル樹脂組成物(以下、これを樹脂組成物(3)と
いう。)を得た。この樹脂組成物(3)を用いて酸化マ
グネシウムの量を0.8部とする以外はすべて実施例1
と同様にしてSMC化した。このSMCを実施例1と同
様にして成形したところ、平板のうねりは3〜4ミクロ
ンであり、また、成形収縮率は0.04%の膨張であっ
た。
実施例4
実施例1における5P−1の代シにアジピン酸146部
とジエチレングリコール108部とから得られた飽和ポ
リエステル(数平均分子量7,500)(以下、これを
5P−2という。)を用いた以外は、実施例1と同様に
して本発明の低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物(
以下、これを樹脂組成物(4)という。)を得た。この
樹脂組成物(4)を用いて酸化マグネシウムの量を0.
8部とする以外はすべて実施例1と同様にしてSMC化
した。このSMCを実施例1と同様にして成形したとこ
ろ、平板のうねりは4〜5ミクロンであり、また、成形
収縮率は0.05%の膨張であった。
とジエチレングリコール108部とから得られた飽和ポ
リエステル(数平均分子量7,500)(以下、これを
5P−2という。)を用いた以外は、実施例1と同様に
して本発明の低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物(
以下、これを樹脂組成物(4)という。)を得た。この
樹脂組成物(4)を用いて酸化マグネシウムの量を0.
8部とする以外はすべて実施例1と同様にしてSMC化
した。このSMCを実施例1と同様にして成形したとこ
ろ、平板のうねりは4〜5ミクロンであり、また、成形
収縮率は0.05%の膨張であった。
実施例5
実施例2における5P−1の代りに5P−2を用いた以
外は、実施例2と同様にして本発明の低収縮性不飽和ポ
リエステル樹脂組成物(以下、これを樹脂組成物(5)
という。)を得た。この樹脂組成物(5)を用いて酸化
マグネシウムの量を0.8部とする以外はすべて実施例
1と同様にしてSMC化した。このSMCを実施例1と
同様にして成形したところ、平板のうねりは4〜5ミク
ロンであり、また、成形収縮率は0.05%の膨張であ
った。
外は、実施例2と同様にして本発明の低収縮性不飽和ポ
リエステル樹脂組成物(以下、これを樹脂組成物(5)
という。)を得た。この樹脂組成物(5)を用いて酸化
マグネシウムの量を0.8部とする以外はすべて実施例
1と同様にしてSMC化した。このSMCを実施例1と
同様にして成形したところ、平板のうねりは4〜5ミク
ロンであり、また、成形収縮率は0.05%の膨張であ
った。
実施例6
実施例2における5P−1の代υにアジピン酸146部
とジプロピレングリコール140部とから得られた飽和
ポリエステル(数平均分子量6,300 )を用いた以
外は、実施例2と同様にして本発明の低収縮性不飽和ポ
リエステル樹脂組成物および平板の成形品を得た。この
平板のうねシは5〜6ミクロンであシ、また、成形収縮
率は0.06%の膨張であった。
とジプロピレングリコール140部とから得られた飽和
ポリエステル(数平均分子量6,300 )を用いた以
外は、実施例2と同様にして本発明の低収縮性不飽和ポ
リエステル樹脂組成物および平板の成形品を得た。この
平板のうねシは5〜6ミクロンであシ、また、成形収縮
率は0.06%の膨張であった。
実施例7
実施例1における液状イソプレンゴムの代りに液状イソ
プレンゴムの80%水素化物(数平均分子量22,00
0.酸価15)を用いた以外は、実施例1と同様にして
本発明の低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物および
平板の成形品を得た。
プレンゴムの80%水素化物(数平均分子量22,00
0.酸価15)を用いた以外は、実施例1と同様にして
本発明の低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物および
平板の成形品を得た。
この平板のうねりは5〜7ミクロンであり、また、成形
収縮率は0.03%の膨張であった。
収縮率は0.03%の膨張であった。
比較例1
実施例1において液状イソプレンゴムを使用しない以外
は全〈実施例1と同様にして、比較用のあった。
は全〈実施例1と同様にして、比較用のあった。
比較例2
実施例1における液状イソプレンゴムの代シに仝
数平均分子量約2,000末端ビニルポリブタジエン(
日本曹達株式会社製TE−2000)を用いた脹 以外は、実施例1と同様にしてSMCおよび平■のうね
シは10ミクロンであシ、成形収縮率は0.02%の収
縮であり、また成形品の表面はポリブタジェンの分離に
よる汚れが認められた。
日本曹達株式会社製TE−2000)を用いた脹 以外は、実施例1と同様にしてSMCおよび平■のうね
シは10ミクロンであシ、成形収縮率は0.02%の収
縮であり、また成形品の表面はポリブタジェンの分離に
よる汚れが認められた。
比較例3
実施例1における液状イソプレンゴムの代シに数平均分
子量約15万の固形イソプレンゴムを用いた以外は、実
施例1と同様にしてSMCを得ようとしたが、ペースト
の粘度が約1万ボイズであυ、ガラス繊維への含浸が不
可能であった。
子量約15万の固形イソプレンゴムを用いた以外は、実
施例1と同様にしてSMCを得ようとしたが、ペースト
の粘度が約1万ボイズであυ、ガラス繊維への含浸が不
可能であった。
実施例8
実施例1で得たUP−1を50部、実施例4で得た5P
−2を15部、スチレン30部、実施例2で用いた液状
イソプレンゴム(酸価24)5部、t−ブチルパーオキ
シベンゾエート1部、炭酸カルシウム300部、ステア
リン酸亜鉛5部、酸化マグネシウム0.6部およびガラ
ス繊維(6罷長)90mをバンバリー型ニーダ−で2分
間混練し、B M Cを得た。このBMCを実施例1と
同様にして成形した。得られた成形品のうねりは6〜7
ミクロンであり、成形収縮率は0.06%の膨張であっ
た。また、衝撃強度(アイゾツトフラットワイズ)を測
定すると、22kg・crIL/cI!lであった。
−2を15部、スチレン30部、実施例2で用いた液状
イソプレンゴム(酸価24)5部、t−ブチルパーオキ
シベンゾエート1部、炭酸カルシウム300部、ステア
リン酸亜鉛5部、酸化マグネシウム0.6部およびガラ
ス繊維(6罷長)90mをバンバリー型ニーダ−で2分
間混練し、B M Cを得た。このBMCを実施例1と
同様にして成形した。得られた成形品のうねりは6〜7
ミクロンであり、成形収縮率は0.06%の膨張であっ
た。また、衝撃強度(アイゾツトフラットワイズ)を測
定すると、22kg・crIL/cI!lであった。
比較例4
実施例8において、液状イソプレンゴムの(1に比較例
3で用いた固形イソプレンゴムを同量使用する他は実施
例8と同様にして、比較用のBMCを得た。このとき混
線時の粘度が高く、ガラス繊維投入後含浸するまでに1
5分間の混線を必要とした。また、衝撃強度(アイゾツ
トフラットワイズ)は、12′Kg・crrL/Cr!
tであった。
3で用いた固形イソプレンゴムを同量使用する他は実施
例8と同様にして、比較用のBMCを得た。このとき混
線時の粘度が高く、ガラス繊維投入後含浸するまでに1
5分間の混線を必要とした。また、衝撃強度(アイゾツ
トフラットワイズ)は、12′Kg・crrL/Cr!
tであった。
(発明の効果)
本発明の低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物は、特
定の不飽和ポリエステル樹脂に飽和ポリエステルおよび
液状イソプレンゴムまたはその水素化物を使用すること
によシ、従来公知の低収縮性樹脂組成物に比べ、成形品
の表面平滑性が良好で、しかもSMCやBMC化するの
が容易で、機械強度に優れた成形品を提供するものであ
る。
定の不飽和ポリエステル樹脂に飽和ポリエステルおよび
液状イソプレンゴムまたはその水素化物を使用すること
によシ、従来公知の低収縮性樹脂組成物に比べ、成形品
の表面平滑性が良好で、しかもSMCやBMC化するの
が容易で、機械強度に優れた成形品を提供するものであ
る。
特許出願人 日本触媒化学工業株式会社代理
人 山 口 剛 男、j、、、、:’t一
人 山 口 剛 男、j、、、、:’t一
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、二重結合当りの数平均分子量が300以下である不
飽和ポリエステル(a)20〜50重量%、共重合性単
量体(b)25〜65重量%、 数平均分子量3,000〜30,000の飽和ポリエス
テル(c)5〜25重量%および液状イソプレンゴムま
たはその水素化物(d)2〜20重量%(ただし、(a
)、(b)、(c)および(d)成分の合計は100重
量%である。)を含有してなる低収縮性不飽和ポリエス
テル樹脂組成物。 2、液状イソプレンゴムまたはその水素化物(d)が3
,000〜50,000の数平均分子量および10〜4
0の酸価を有するものである特許請求の範囲第1項に記
載の組成物。 3、飽和ポリエステル(c)の酸成分としてアジピン酸
、イソフタル酸およびテレフタル酸よりなる群から選ば
れた少なくとも1種のジカルボン酸が酸成分中の50モ
ル%以上含まれてなる特許請求の範囲第1項に記載の組
成物。 4、飽和ポリエステル(c)の多価アルコール成分とし
てエチレングリコール、ジエチレングリコールおよびジ
プロピレングリコールよりなる群から選ばれた少なくと
も1種のグリコールが多価アルコール成分中の50モル
%以上含まれてなる特許請求の範囲第1項に記載の組成
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61279836A JPH0689239B2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | 低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61279836A JPH0689239B2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | 低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60240662 Division | 1985-10-29 | 1985-10-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62143965A true JPS62143965A (ja) | 1987-06-27 |
JPH0689239B2 JPH0689239B2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=17616598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61279836A Expired - Lifetime JPH0689239B2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | 低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0689239B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190141691A (ko) * | 2017-12-14 | 2019-12-24 | 지앙수 헝리 케미컬 파이버 컴퍼니 리미티드 | 이중 이형 섬유 및 이의 제조방법 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5145194A (ja) * | 1974-10-16 | 1976-04-17 | Hitachi Chemical Co Ltd | Nanshitsuteishushukufuhowahoriesuterujushisoseibutsu |
JPS54124092A (en) * | 1978-03-20 | 1979-09-26 | Sumitomo Chem Co Ltd | Low-shrinkage unsaturated polyester resin composition |
-
1986
- 1986-11-26 JP JP61279836A patent/JPH0689239B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5145194A (ja) * | 1974-10-16 | 1976-04-17 | Hitachi Chemical Co Ltd | Nanshitsuteishushukufuhowahoriesuterujushisoseibutsu |
JPS54124092A (en) * | 1978-03-20 | 1979-09-26 | Sumitomo Chem Co Ltd | Low-shrinkage unsaturated polyester resin composition |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190141691A (ko) * | 2017-12-14 | 2019-12-24 | 지앙수 헝리 케미컬 파이버 컴퍼니 리미티드 | 이중 이형 섬유 및 이의 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0689239B2 (ja) | 1994-11-09 |
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