JPS6214395Y2 - - Google Patents
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- JPS6214395Y2 JPS6214395Y2 JP1982177491U JP17749182U JPS6214395Y2 JP S6214395 Y2 JPS6214395 Y2 JP S6214395Y2 JP 1982177491 U JP1982177491 U JP 1982177491U JP 17749182 U JP17749182 U JP 17749182U JP S6214395 Y2 JPS6214395 Y2 JP S6214395Y2
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- wind direction
- motor
- discharge port
- blower
- direction plate
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 16
- 240000008574 Capsicum frutescens Species 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Ventilation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は吐出口に風向変換用モータにより駆動
される風向板を備えた送風機に係り、特に不使用
時或は必要に応じて手動操作で風向板により吐出
口を閉鎖することができる構成の送風機に関す
る。
される風向板を備えた送風機に係り、特に不使用
時或は必要に応じて手動操作で風向板により吐出
口を閉鎖することができる構成の送風機に関す
る。
この種の送風機としては、サーキユレータとし
ての機能をも兼ね備えた壁掛形の扇風機がある。
この扇風機は、本体箱内にプロペラ形のフアンを
設け、そして本体箱の背面に吸入口を形成し、且
つ前面に風向変換用モータにより駆動される風向
板を備えた吐出口を形成すると共に下面に吹出口
を形成して成り、通常の場合には風向板を風向変
換用モータにより往復回動させながら前面の吐出
口から送風し、サーキユレータとして使用する場
合には風向板を手動操作により閉じて風を下面の
吹出口から下向きに吐出させるという構成であ
る。
ての機能をも兼ね備えた壁掛形の扇風機がある。
この扇風機は、本体箱内にプロペラ形のフアンを
設け、そして本体箱の背面に吸入口を形成し、且
つ前面に風向変換用モータにより駆動される風向
板を備えた吐出口を形成すると共に下面に吹出口
を形成して成り、通常の場合には風向板を風向変
換用モータにより往復回動させながら前面の吐出
口から送風し、サーキユレータとして使用する場
合には風向板を手動操作により閉じて風を下面の
吹出口から下向きに吐出させるという構成であ
る。
しかしながら上記構成の扇風機では、風向変換
用モータを風向変換用スイツチだけで通断電制御
するようにしているため、風向板が閉じた状態に
ある場合に、誤つて風向変換用スイツチをオン操
作すると、風向変換用モータが通電されて起動し
てしまい、電力を無駄に消費してしまうという問
題があつた。
用モータを風向変換用スイツチだけで通断電制御
するようにしているため、風向板が閉じた状態に
ある場合に、誤つて風向変換用スイツチをオン操
作すると、風向変換用モータが通電されて起動し
てしまい、電力を無駄に消費してしまうという問
題があつた。
そこで本発明の目的は、風向板が閉じた状態に
ある場合には、風向変換用モータが通電されるこ
とのないようにすることができる送風機を提供す
るにある。
ある場合には、風向変換用モータが通電されるこ
とのないようにすることができる送風機を提供す
るにある。
本考案は、内部に送風用モータによつて回転駆
動されるフアンを備えた送風機本体と、この送風
機本体の吐出口の回動可能に枢着され吐出口を閉
鎖する位置まで回動操作可能な複数枚の風向板
と、風向変換用モータを駆動源とし前記風向板を
往復回動させる風向変換用駆動機構と、前記風向
板による前記吐出口の閉鎖に応答して作動し前記
風向変換用モータの通電路を開放するスイツチ装
置とを設ける構成とすることにより、風向板が吐
出口を閉じた状態にあるときには、スイツチ装置
により風向変換用モータの通電路を開放して、風
向変換用モータが不用意に通電されることのない
ようにしようとするものである。
動されるフアンを備えた送風機本体と、この送風
機本体の吐出口の回動可能に枢着され吐出口を閉
鎖する位置まで回動操作可能な複数枚の風向板
と、風向変換用モータを駆動源とし前記風向板を
往復回動させる風向変換用駆動機構と、前記風向
板による前記吐出口の閉鎖に応答して作動し前記
風向変換用モータの通電路を開放するスイツチ装
置とを設ける構成とすることにより、風向板が吐
出口を閉じた状態にあるときには、スイツチ装置
により風向変換用モータの通電路を開放して、風
向変換用モータが不用意に通電されることのない
ようにしようとするものである。
以下本考案を扇風機に適用した一実施例につい
て図面に基づき説明する。まず第1図及び第2図
において、1は背面に突設した取付部1aを室壁
2に取着した送風機本体たる扇風機の本体箱で、
内部に送風用モータ3及びこの送風用モータ3に
よつて駆動されるプロペラ形のフアン4を配設し
ている。また本体箱1の背面に吸入口5を形成
し、且つ前面に吐出口6を形成すると共に下面に
吹出口7を形成している。8は吐出口6内に縦形
に配置した複数枚の風向板で、上下両端に突設し
た軸部8a,8bを吐出口6の周壁に回動可能に
枢着している。次に風向板8の駆動構成を示す第
3図及び第4図において、9は吐出口6の下端後
部に左右方向に往復動可能に配設した連結杆で、
これの右端部には当接片10を下向きに折曲形成
している。そして前記各風向板8の下端後部に軸
状の突子11を一体に延設し、この突子11を連
結杆9に形成した孔12内に回動可能に挿入して
連結し、以て連結杆9の往復移動に連動して風向
板8が軸部8a,8bを中心に往復回動するよう
に構成している。13は吐出口6の下端右側方に
配設固定した風向変換用モータで、これの回転軸
13aには前記連結杆9と共に風向変換用駆動機
構14を構成する偏心カム15を取着している。
16は本体箱1と連結杆9の左端部との間に張設
した引張スプリングで、これのばね力により連結
杆9が左方に付勢され、常には当接片10を偏心
カム15に右方から当接せしめている。17は本
体箱1前面の下端部内側に軸17aにより左右方
向に往復回動可能に配設した操作部材で、これの
下端部には摘み17bを突設し、この摘み17b
を本体箱1前面に形成した横長円弧状に長孔18
から外方に突出せしめている。斯る操作部材17
の上端部寄りには係合ピン19を突設し、一方本
体箱1側には凹部20aを曲成した板ばね20を
取着し、以て操作部材17を第4図に示す位置か
ら矢印A方向に回動操作したとき、係合ピン19
が板ばね20の凹部20aに係合して操作部材1
7を第5図に示す位置に保持できるように構成し
ている。そして操作部材17を矢印A方向に回動
操作すると、操作部材17の上端部が連結杆9に
突設した突起9aに当接して連結杆9を最右方ま
で移動させ、以て風向板8を第5図に示すように
真横に直列に並ぶ位置まで回動させて吐出口6を
閉鎖するように構成している。21はスイツチ装
置で、これは連結杆9の当接片10の右側方に上
下に並べて配置固定した第1及び第2のスイツチ
22及び23から成る。これら両スイツチ22及
び23は、連結杆9が右方に移動して風向板8を
閉じる位置に至ると、作動子22a及び23aが
当接片10に押圧されてオフ作動するようになつ
ている。而し電気回路構成を示す第6図におい
て、24は切換スイツチで、この切換スイツチ2
4はタツプ切換えにより回転速度を切換えること
ができるように構成した前記送風用モータ3の高
速回転、中速回転及び低速回転用の各タツプ3
a,3b及び3cを電源に択一的に接続するもの
で、第1、第2、第3の各固定接片b,c,dを
夫々高速回転、中速回転、低速回転の各タツプ3
a,3b及び3c用の通電路25,26,27に
接続している。また28は前記風向変換用モータ
13と直列に接続した手動操作形の風向変換用ス
イツチである。そして、前記スイツチ装置21の
第1のスイツチ22を前記風向変換用モータ13
と風向変換用スイツチ28との間に接続し、第2
のスイツチ23を送風用モータ3の高速回転用タ
ツプ3aの通電路25中に接続している。
て図面に基づき説明する。まず第1図及び第2図
において、1は背面に突設した取付部1aを室壁
2に取着した送風機本体たる扇風機の本体箱で、
内部に送風用モータ3及びこの送風用モータ3に
よつて駆動されるプロペラ形のフアン4を配設し
ている。また本体箱1の背面に吸入口5を形成
し、且つ前面に吐出口6を形成すると共に下面に
吹出口7を形成している。8は吐出口6内に縦形
に配置した複数枚の風向板で、上下両端に突設し
た軸部8a,8bを吐出口6の周壁に回動可能に
枢着している。次に風向板8の駆動構成を示す第
3図及び第4図において、9は吐出口6の下端後
部に左右方向に往復動可能に配設した連結杆で、
これの右端部には当接片10を下向きに折曲形成
している。そして前記各風向板8の下端後部に軸
状の突子11を一体に延設し、この突子11を連
結杆9に形成した孔12内に回動可能に挿入して
連結し、以て連結杆9の往復移動に連動して風向
板8が軸部8a,8bを中心に往復回動するよう
に構成している。13は吐出口6の下端右側方に
配設固定した風向変換用モータで、これの回転軸
13aには前記連結杆9と共に風向変換用駆動機
構14を構成する偏心カム15を取着している。
16は本体箱1と連結杆9の左端部との間に張設
した引張スプリングで、これのばね力により連結
杆9が左方に付勢され、常には当接片10を偏心
カム15に右方から当接せしめている。17は本
体箱1前面の下端部内側に軸17aにより左右方
向に往復回動可能に配設した操作部材で、これの
下端部には摘み17bを突設し、この摘み17b
を本体箱1前面に形成した横長円弧状に長孔18
から外方に突出せしめている。斯る操作部材17
の上端部寄りには係合ピン19を突設し、一方本
体箱1側には凹部20aを曲成した板ばね20を
取着し、以て操作部材17を第4図に示す位置か
ら矢印A方向に回動操作したとき、係合ピン19
が板ばね20の凹部20aに係合して操作部材1
7を第5図に示す位置に保持できるように構成し
ている。そして操作部材17を矢印A方向に回動
操作すると、操作部材17の上端部が連結杆9に
突設した突起9aに当接して連結杆9を最右方ま
で移動させ、以て風向板8を第5図に示すように
真横に直列に並ぶ位置まで回動させて吐出口6を
閉鎖するように構成している。21はスイツチ装
置で、これは連結杆9の当接片10の右側方に上
下に並べて配置固定した第1及び第2のスイツチ
22及び23から成る。これら両スイツチ22及
び23は、連結杆9が右方に移動して風向板8を
閉じる位置に至ると、作動子22a及び23aが
当接片10に押圧されてオフ作動するようになつ
ている。而し電気回路構成を示す第6図におい
て、24は切換スイツチで、この切換スイツチ2
4はタツプ切換えにより回転速度を切換えること
ができるように構成した前記送風用モータ3の高
速回転、中速回転及び低速回転用の各タツプ3
a,3b及び3cを電源に択一的に接続するもの
で、第1、第2、第3の各固定接片b,c,dを
夫々高速回転、中速回転、低速回転の各タツプ3
a,3b及び3c用の通電路25,26,27に
接続している。また28は前記風向変換用モータ
13と直列に接続した手動操作形の風向変換用ス
イツチである。そして、前記スイツチ装置21の
第1のスイツチ22を前記風向変換用モータ13
と風向変換用スイツチ28との間に接続し、第2
のスイツチ23を送風用モータ3の高速回転用タ
ツプ3aの通電路25中に接続している。
次に上記構成の作用を説明する。操作部材17
が第4図に示す位置にセツトされた状態では、連
結杆9の当接片10が引張スプリング16のばね
力によつて偏心カム15に押付けられ、且つ第1
及び第2のスイツチ22及び23の作動子22a
及び23aが共に非押圧状態にあつて両スイツチ
22及び23はオン状態にある。この状態で切換
スイツチ24を操作して可動接片aを第1、第
2、第3の固定接片b,c,dのうちいずれかの
固定接片に接続すると共に、風向変換用スイツチ
28をオン操作する。すると送風用モータ3及び
風向変換用モータ13が共に通電され、送風用モ
ータ3によりフアン4が回転駆動されて空気を吸
入口5から吸引し吐出口6から前方に向けて送風
する一方、風向変換用モータ13により偏心カム
15が回転駆動され、この偏心カム15の回転に
伴つて連結杆9が左右方向に往復移動し、風向板
8を軸8a,8bを中心にして左右方向に往復回
動させる。従つて、吐出口6から吐出される風
は、風向板8の往復回動に伴つて左右方向に向き
を変え、左右に広範囲に送風される。この運転状
態において、風の強さを換えるには、切換スイツ
チ24を切換操作すればよい。これにより切換ス
イツチ24の可動接片aが第1、第2、第3の各
固定接片b,c,dのいずれかに接続するように
切換えられるため、送風用モータ3の回転速度ひ
いては風の強さを強、中、弱のいずれかに選択的
に切換えることができる。
が第4図に示す位置にセツトされた状態では、連
結杆9の当接片10が引張スプリング16のばね
力によつて偏心カム15に押付けられ、且つ第1
及び第2のスイツチ22及び23の作動子22a
及び23aが共に非押圧状態にあつて両スイツチ
22及び23はオン状態にある。この状態で切換
スイツチ24を操作して可動接片aを第1、第
2、第3の固定接片b,c,dのうちいずれかの
固定接片に接続すると共に、風向変換用スイツチ
28をオン操作する。すると送風用モータ3及び
風向変換用モータ13が共に通電され、送風用モ
ータ3によりフアン4が回転駆動されて空気を吸
入口5から吸引し吐出口6から前方に向けて送風
する一方、風向変換用モータ13により偏心カム
15が回転駆動され、この偏心カム15の回転に
伴つて連結杆9が左右方向に往復移動し、風向板
8を軸8a,8bを中心にして左右方向に往復回
動させる。従つて、吐出口6から吐出される風
は、風向板8の往復回動に伴つて左右方向に向き
を変え、左右に広範囲に送風される。この運転状
態において、風の強さを換えるには、切換スイツ
チ24を切換操作すればよい。これにより切換ス
イツチ24の可動接片aが第1、第2、第3の各
固定接片b,c,dのいずれかに接続するように
切換えられるため、送風用モータ3の回転速度ひ
いては風の強さを強、中、弱のいずれかに選択的
に切換えることができる。
また室の暖房時等においてサーキユレータとし
て使用したい場合には、摘み17bを摘んで操作
部材17を引張スプリング16のばね力に抗して
第4図に示す位置から矢印A方向に回動操作す
る。するとその回動途中で操作部材17の上端部
が連結杆9の突起9aに当接して、連結杆9を最
右方まで移動せしめ、これにより風向板が第5図
に示すように横方向に直列に並ぶ位置まで回動し
て吐出口6を閉鎖する。そして風向板8が閉じた
ところで係係合ピン19が板ばね20の凹部20
aに係合して操作部材17を矢印A方向に回動し
た状態に保持する。このようにして吐出口6を風
向板8により閉鎖した後、切換スイツチ24を操
作して可動接片aを第2及び第3の両固定接片
c,dのうちいずれか一方に接続し、送風用モー
タ3に通電する。するとフアン4が回転駆動さ
れ、空気を吸入口5から吸引して前向きに送風す
るが、風向板8が閉じられているため、風は下面
の吹出口7から吐出されるようになる。吐出口7
から下向きに吐出された空気はやがて上昇し、再
び吸入口5から吸引されるというように室内を循
環する。ところで前述のようにして連結杆9が最
右方まで移動すると、当接片10が第1及び第2
のスイツチ22及び23の作動子22a及び23
aに当接して押圧する。このため、第1及び第2
のスイツチ22及び23は共にオフ作動し、風向
変換用モータ13の通電路及び送風用モータ3の
高速回転用タツプ3aの通電路25が共に開放さ
れる。従つて、誤つて風向変換用スイツチ28を
オン操作してしまつたとしても、風向変換用モー
タ13が通電されることはなく、風向板8を閉じ
た状態で使用しているのに風向変換用モータ13
が起動してしまうといつた不都合を未然に防止す
ることができる。また切換スイツチ24の操作時
に可動接片aを第1の固定接片bに接続しても、
送風用モータ3が通電されることはない。このた
め、冬季等にサーキユレータとして使用する場合
には、中速或は低速でしか運転されず、室内の空
気はゆるやかに循環する。従つて、送風用モータ
3が高速回転することにより、吹出口7から風が
勢い良く吹出し、その結果、室内空気がかなりの
速度で流れ肌寒く感ずるといつた不都合は生じな
い。また風向板8を閉じて運転した場合には、風
格抵抗の増大により、風量が減少し送風用モータ
3の冷却性が多少悪くなるが、送風用モータ3が
発熱量の大なる高速運転状態にされることはない
ので、送風用モータ3が過熱状態になる虞れはな
い。
て使用したい場合には、摘み17bを摘んで操作
部材17を引張スプリング16のばね力に抗して
第4図に示す位置から矢印A方向に回動操作す
る。するとその回動途中で操作部材17の上端部
が連結杆9の突起9aに当接して、連結杆9を最
右方まで移動せしめ、これにより風向板が第5図
に示すように横方向に直列に並ぶ位置まで回動し
て吐出口6を閉鎖する。そして風向板8が閉じた
ところで係係合ピン19が板ばね20の凹部20
aに係合して操作部材17を矢印A方向に回動し
た状態に保持する。このようにして吐出口6を風
向板8により閉鎖した後、切換スイツチ24を操
作して可動接片aを第2及び第3の両固定接片
c,dのうちいずれか一方に接続し、送風用モー
タ3に通電する。するとフアン4が回転駆動さ
れ、空気を吸入口5から吸引して前向きに送風す
るが、風向板8が閉じられているため、風は下面
の吹出口7から吐出されるようになる。吐出口7
から下向きに吐出された空気はやがて上昇し、再
び吸入口5から吸引されるというように室内を循
環する。ところで前述のようにして連結杆9が最
右方まで移動すると、当接片10が第1及び第2
のスイツチ22及び23の作動子22a及び23
aに当接して押圧する。このため、第1及び第2
のスイツチ22及び23は共にオフ作動し、風向
変換用モータ13の通電路及び送風用モータ3の
高速回転用タツプ3aの通電路25が共に開放さ
れる。従つて、誤つて風向変換用スイツチ28を
オン操作してしまつたとしても、風向変換用モー
タ13が通電されることはなく、風向板8を閉じ
た状態で使用しているのに風向変換用モータ13
が起動してしまうといつた不都合を未然に防止す
ることができる。また切換スイツチ24の操作時
に可動接片aを第1の固定接片bに接続しても、
送風用モータ3が通電されることはない。このた
め、冬季等にサーキユレータとして使用する場合
には、中速或は低速でしか運転されず、室内の空
気はゆるやかに循環する。従つて、送風用モータ
3が高速回転することにより、吹出口7から風が
勢い良く吹出し、その結果、室内空気がかなりの
速度で流れ肌寒く感ずるといつた不都合は生じな
い。また風向板8を閉じて運転した場合には、風
格抵抗の増大により、風量が減少し送風用モータ
3の冷却性が多少悪くなるが、送風用モータ3が
発熱量の大なる高速運転状態にされることはない
ので、送風用モータ3が過熱状態になる虞れはな
い。
而して、風向板8を風向変換用モータ13によ
り駆動可能な状態に戻すには、操作部材17を第
5図の状態から反矢印A方向に回動操作すればよ
い。すると、連結杆9が引張スプリング16のば
ね力により左方に移動し、当接片10が第1及び
第2のスイツチ22及び23の作動子22a及び
23aから離反して偏心カム15に接するように
なる。従つて、第1及び第2のスイツチ22及び
23は共にオン状態に復帰し、風向変換用スイツ
チ28による風向変換用モータ13への通電及び
切換スイツチ24の可動接片a及び第1の固定接
片b間閉成による送風用モータ3の高速回転用タ
ツプ3aへの通電が可能となる。
り駆動可能な状態に戻すには、操作部材17を第
5図の状態から反矢印A方向に回動操作すればよ
い。すると、連結杆9が引張スプリング16のば
ね力により左方に移動し、当接片10が第1及び
第2のスイツチ22及び23の作動子22a及び
23aから離反して偏心カム15に接するように
なる。従つて、第1及び第2のスイツチ22及び
23は共にオン状態に復帰し、風向変換用スイツ
チ28による風向変換用モータ13への通電及び
切換スイツチ24の可動接片a及び第1の固定接
片b間閉成による送風用モータ3の高速回転用タ
ツプ3aへの通電が可能となる。
尚、風向変換用モータにより風向板を往復回動
させる風向変換用駆動機構としては、上記実施例
の構成のものに限らず、風向変換用モータの回転
軸にクランクを取着し、このクランクの回転運動
をリンクによつて連結杆の往復直線運動に変換し
風向板を往復回動させる構成としてもよい。また
第1及び第2のスイツチ22及び23は、風向板
8が吐出口6を閉鎖する位置まで回動したとき、
作動子22a及び23aが直接この風向板8に押
圧されるように構成してもよい。更に風向変換用
スイツチ28は必ずしも必要ではなく、該スイツ
チ28を省き、第4図の状態で電源がオンされた
ときスイツチ装置21の第1のスイツチ22を介
して風向変換用モータ13が通電されるようにし
てもよい。また上記実施例では、サーキユレータ
としての機能を備えた扇風機において、該扇風機
をサーキユレータとして使用するために吐出口を
風向板により閉鎖する場合につき説明したが、サ
ーキユレータとしての機能を持たない扇風機にお
いて、不使用時に内部のフアンやモータが見えな
いようにして外観を向上するために、吐出口を風
向板によつて閉鎖するものであつてもよい。その
他本考案は上記し且つ図面に示す実施例に限定さ
れるものではなく、例えば扇風機に限らず、送風
機一般に広く適用できる等、その要旨を逸脱しな
い範囲で広く変更して実施することができる。
させる風向変換用駆動機構としては、上記実施例
の構成のものに限らず、風向変換用モータの回転
軸にクランクを取着し、このクランクの回転運動
をリンクによつて連結杆の往復直線運動に変換し
風向板を往復回動させる構成としてもよい。また
第1及び第2のスイツチ22及び23は、風向板
8が吐出口6を閉鎖する位置まで回動したとき、
作動子22a及び23aが直接この風向板8に押
圧されるように構成してもよい。更に風向変換用
スイツチ28は必ずしも必要ではなく、該スイツ
チ28を省き、第4図の状態で電源がオンされた
ときスイツチ装置21の第1のスイツチ22を介
して風向変換用モータ13が通電されるようにし
てもよい。また上記実施例では、サーキユレータ
としての機能を備えた扇風機において、該扇風機
をサーキユレータとして使用するために吐出口を
風向板により閉鎖する場合につき説明したが、サ
ーキユレータとしての機能を持たない扇風機にお
いて、不使用時に内部のフアンやモータが見えな
いようにして外観を向上するために、吐出口を風
向板によつて閉鎖するものであつてもよい。その
他本考案は上記し且つ図面に示す実施例に限定さ
れるものではなく、例えば扇風機に限らず、送風
機一般に広く適用できる等、その要旨を逸脱しな
い範囲で広く変更して実施することができる。
本考案は以上説明したように、風向板による吐
出口の閉鎖に応答して作動し風向変換用モータの
通電路を開放するスイツチ装置を設けたので、風
向板を閉じておく場合に、回転する必要が全くな
いのに風向変換用モータに不用意に通電されてし
まうといつた不都合を未然に放止することができ
る。
出口の閉鎖に応答して作動し風向変換用モータの
通電路を開放するスイツチ装置を設けたので、風
向板を閉じておく場合に、回転する必要が全くな
いのに風向変換用モータに不用意に通電されてし
まうといつた不都合を未然に放止することができ
る。
図面は本考案を扇風機に適用した一実施例を示
すもので、第1図は正面図、第2図は縦断側面
図、第3図は風向板の駆動機構を示す拡大斜視
図、第4図は風向板の往復回動動作時の状態を示
す要部の拡大正面図、第5図は吐出口を閉じた状
態を示す要部の拡大正面図、第6図は電気回路図
である。 図中、1は本体箱(送風機本体)、3は送風用
モータ、4はフアン、6は吐出口、8は風向板、
9は連結杆、10は当接片、13は風向変換用モ
ータ、14は風向変換用駆動機構、21はスイツ
チ装置である。
すもので、第1図は正面図、第2図は縦断側面
図、第3図は風向板の駆動機構を示す拡大斜視
図、第4図は風向板の往復回動動作時の状態を示
す要部の拡大正面図、第5図は吐出口を閉じた状
態を示す要部の拡大正面図、第6図は電気回路図
である。 図中、1は本体箱(送風機本体)、3は送風用
モータ、4はフアン、6は吐出口、8は風向板、
9は連結杆、10は当接片、13は風向変換用モ
ータ、14は風向変換用駆動機構、21はスイツ
チ装置である。
Claims (1)
- 内部に送風用モータによつて回転駆動されるフ
アンを備えた送風機本体と、この送風機本体の吐
出口に回動可能に枢着され該吐出口を閉鎖する位
置まで回動操作可能な複数枚の風向板と、風向変
換用モータを駆動源とし前記風向板を往復回動さ
せる風向変換用駆動機構と、前記風向板による前
記吐出口の閉鎖に応答して作動し前記風向変換用
モータの通電路を開放するスイツチ装置とを具備
して成る送風機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17749182U JPS5981798U (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17749182U JPS5981798U (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 送風機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5981798U JPS5981798U (ja) | 1984-06-02 |
JPS6214395Y2 true JPS6214395Y2 (ja) | 1987-04-13 |
Family
ID=30385590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17749182U Granted JPS5981798U (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 送風機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5981798U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS501817U (ja) * | 1973-05-04 | 1975-01-09 | ||
JPS5125015U (ja) * | 1974-08-14 | 1976-02-24 |
-
1982
- 1982-11-22 JP JP17749182U patent/JPS5981798U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS501817U (ja) * | 1973-05-04 | 1975-01-09 | ||
JPS5125015U (ja) * | 1974-08-14 | 1976-02-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5981798U (ja) | 1984-06-02 |
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