JPH0113615Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0113615Y2
JPH0113615Y2 JP7235185U JP7235185U JPH0113615Y2 JP H0113615 Y2 JPH0113615 Y2 JP H0113615Y2 JP 7235185 U JP7235185 U JP 7235185U JP 7235185 U JP7235185 U JP 7235185U JP H0113615 Y2 JPH0113615 Y2 JP H0113615Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air introduction
outside air
introduction state
state
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7235185U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61187721U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7235185U priority Critical patent/JPH0113615Y2/ja
Publication of JPS61187721U publication Critical patent/JPS61187721U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0113615Y2 publication Critical patent/JPH0113615Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車輌用空気調和装置に用いられるイン
テークダンパ駆動装置に関する。
(従来技術) 車輌用空気調和装置において、インテークダン
パは車室内気導入口を閉止して外気を導入する外
気導入状態と、外気導入口を閉止して車室内気を
導入する車室内気導入状態とが選択可能に構成さ
れている。またインテークダンパは車輌がトンネ
ル進入直前などにおいては外気導入状態から車室
内気導入状態に素早く切替えて、排ガスの車室内
吸入を防止する必要がある。このためにはインテ
ークダンパを駆動するモータアクチユエータの動
作速度を早くせねばならず、従来のインテークダ
ンパ駆動装置では回転数の高いモータを使用する
ことで対応していた。
しかし、上記した如く回転数の高いモータを使
用した場合、車室内騒音を増加させる欠点があつ
た。
(考案の目的) 本考案は上記にかんがみなされたもので、外気
導入状態から内気導入状態への切替速度は早くな
り、かつ車室内騒音を増加させないインテークダ
ンパ駆動装置を提供することを目的とする。
(考案の構成) 本考案は、一方向回転のモータアクチユエータ
によりインテークダンパを駆動して車室内気(以
下、単に内気とも記す)導入状態と外気導入状態
とに相互に切替える車輌用空気調和装置におい
て、内気導入状態から外気導入状態への切替えよ
りも外気導入状態から内気導入状態への切替えを
高速で作動させるようにインテークダンパを早戻
り機構を介して駆動することを特徴とするもので
ある。
(考案の作用) 上記の如く構成したことにより、インテークダ
ンパによる外気導入状態から内気導入状態への切
替り速さは、内気導入状態から外気導入状態への
切替り速さよりも早くなる。したがつて外気導入
状態から内気導入状態への切替り速さを、内気導
入状態から外気導入状態への切替り速さより早く
したために、モータアクチユエータのモータに回
転数の高いものを使用する必要も無くなる。
(考案の実施例) 以下、本考案を実施例により説明する。
第1図は本考案の一実施例が適用される車輌用
空気調和装置における空気吸入口部分を示す一部
断面図であり、第2図は本考案の一実施例の構成
図である。
1は車輌用空気調和装置のインテークユニツト
であり、インテークユニツト1には車室内気導入
口2および外気導入口3とが形成されており、イ
ンテークダンパ4を回動させることにより内気導
入口2または外気導入口3の何れか一方を選択し
て開放するように構成してあるとともに、内気導
入口2または外気導入口3を介して空気を吸入
し、インテークユニツト1に連設されたダクト7
内の熱交換器たとえばエバポレータ8を介して車
室へ送風する送風機5が設けてある。インテーク
ダンパ4はモータアクチユエータ6により回転駆
動される。なお、51は送風機モータを示してい
る。
モータアクチユエータ6は第2図aに示す如
く、枢軸9を中心として揺動する揺動杆10に設
けた溝11内に、モータ12によつて回転駆動さ
れる円板13に固着されたピン14を摺動自在に
挿入して早戻り機構を構成してある。一方、枢軸
15にインテークダンパ4の回動軸が固定された
揺動杆16の自由端に、一端が揺動軸10の自由
端側に枢着された連結杆17が固定してある。
一方、モータ12は第2図bに示す如く絶縁板
19上に同心状に固着された環状導体20,2
1,22と、モータ12により回転駆動されて環
状導体20,21,22上を摺動する導体からな
る摺動子23と、一方の端子が環状導体20にお
よび他方の端子が環状導体21にそれぞれ接続さ
れかつ可動片が電源24の一方の電極に接続され
た切替スイツチ25とからなるモータ制御装置に
より駆動する。なお、環状導体20は切欠き部分
201を、環状導体21は切欠き部分211をそれ
ぞれ有し、切欠き部分201と211とはインテー
クダンパ4の内気導入側位置と外気導入口側位置
にそれぞれ対応する位置に来るように環状導体2
0および21が絶縁板19上に固着してある。ま
た環状導体22はモータ12の一方の端子に接続
し、電源24の他方の電極およびモータ12の他
方の端子はアースしてある。
上記の如く構成された本考案の一実施例におけ
る作用について説明する。
第2図aにおける位置に揺動杆10,16が駆
動されているときはインテークダンパ4により内
気吸入口2が閉止された状態であり、この状態に
おいては外気が吸引をされている。この状態にお
いては第2図bにおいて摺動子23は切欠き部分
201の位置にあり、モータ12への通電は停止
されて外気導入状態にある。
外気導入状態から内気導入状態にするときは切
替スイツチ25が第2図bの状態から切替えられ
て、可動片は内気接点側に切替えられる。したが
つてモータ12には環状導体21,22および摺
動子23を介して電圧が印加され、モータ12は
円板13および摺動子23を矢印aの方向に駆動
する。モータ12のこの回転により揺動杆10は
B点からC点方向に移動し、揺動杆10の移動に
より連結杆17を介して揺動杆16およびインテ
ークダンパ4も移動させられる。揺動杆10が第
2図aにおいて最右端側C点に達したとき、摺動
子23は切欠き部分211にまで移動しておりモ
ータ12への通電は停止させられる。この状態に
おいて円板13も停止させられて、揺動杆16は
第2図aに示した外気導入位置に達しており、イ
ンテークダンパ4によつて外気吸入口3が閉止さ
れかつ内気吸入口2が開放された状態になる。こ
の状態においては車室内気が吸入される内気導入
状態になる。
また内気導入状態から外気導入状態にするとき
は切替スイツチ25の可動片が外気接点側に切替
えられる。したがつてモータ12には環状導体2
0,22および摺動子23を介して電圧が印加さ
れ、モータ12は円板13および摺動子23を矢
印aの方向に駆動する。モータ12のこの回転に
より揺動杆10はC点からB点方向に移動し、揺
動杆10のこの移動により連結杆17を介して揺
動杆16およびインテークダンパ4も移動させら
れる。揺動杆10が第2図aにおいて最左端側B
点に達したとき、摺動子23は切欠き部分201
にまで移動しておりモータ12への通電は停止さ
せられる。この状態において円板13も停止させ
られて、揺動杆16は第2図aに示した外気導入
位置に達しており、インテークダンパ4によつて
内気吸入口2が閉止されかつ外気吸入口3が開放
された状態になる。この状態においては外気が吸
入される外気導入状態になる。
しかして、モータ12の一定回転に対し、揺動
杆10と連結杆17との枢軸の中心位置をR、枢
軸9の中心位置をQ、ピン14の上死点をRU
ピン14の下死点をRDとしたとき、揺動杆10
のレバー比はピン14の上死点においては/
QRU、下死点においては/Dとなり、(U
D)、ピン14が下死点を通過するときの揺
動杆10の速度が他の場合より早くなることは周
知の通りである。この結果、外気導入状態から内
気導入状態へインテークダンパ4の移動時間は、
内気導入状態から外気導入状態への移動時間より
早くなる。
(考案の効果) 以上説明した如く本考案によればインテークダ
ンパを早戻り機構を介して駆動するようにしたた
め、外気導入状態から内気導入状態へのインテー
クダンパの移動速度は早くなつて、このために回
転数の高いモータを使用する必要もなくなつて、
車室内の騒音が増加することもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例が適用される車輌用
空気調和装置における空気吸入口部分を示す一部
断面図。第2図は本考案の一実施例の構成図。 1……インテークユニツト、2……内気導入
口、3……外気導入口、4……インテークダン
パ、5……送風機、10および16……揺動杆、
12……モータ、13……円板、14……ピン、
17……連結杆、19……絶縁板、20,21お
よび22……環状導体、23……摺動子、25…
…切替スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方向回転のモータアクチユエータによりイン
    テークダンパを駆動して車室内気導入状態と外気
    導入状態とに相互に切替えるようにされた車輌用
    空気調和装置において、車室内気導入状態から外
    気導入状態への切替速度よりも外気導入状態から
    車室内気導入状態への切替速度を高速で作動させ
    るようにインテークダンパを早戻り機構を介して
    駆動することを特徴とするインテークダンパ駆動
    装置。
JP7235185U 1985-05-17 1985-05-17 Expired JPH0113615Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7235185U JPH0113615Y2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7235185U JPH0113615Y2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61187721U JPS61187721U (ja) 1986-11-22
JPH0113615Y2 true JPH0113615Y2 (ja) 1989-04-21

Family

ID=30610685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7235185U Expired JPH0113615Y2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0113615Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61187721U (ja) 1986-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0113615Y2 (ja)
JPS62173311A (ja) 空調制御装置
JPS6280119A (ja) 空調制御装置
JPS6214395Y2 (ja)
JP3700318B2 (ja) リンク機構
JPH06281329A (ja) 除湿乾燥機
JPS602010Y2 (ja) 電動操作用モ−タの回転停止制御装置
JPS5934496Y2 (ja) 車輌用空調システムに用いられるスイツチ装置
KR940003128Y1 (ko) 에어콘의 플랩조절장치
JPH03160267A (ja) 空気調和機の風向制御装置
JPS5880437A (ja) 空気吹出口の風向板駆動装置
JPS6233250A (ja) 空調ドアの制御装置
JPS6284255A (ja) エアコンデイシヨナのための吹出方向調整装置
JPS638013A (ja) 自動車用空気調和機の内外気切換装置
JPH0144323Y2 (ja)
JPS62100207U (ja)
JPH0717148B2 (ja) 自動車用空調装置のダンパ駆動機構
KR100212786B1 (ko) 자동차용 송풍장치
JPH0113611Y2 (ja)
JPS5835532Y2 (ja) 車両用空気調和装置
JPS61205506A (ja) 車両用エアコンデイシヨナの吹出モ−ド制御装置
JPS62210117A (ja) 自動車用空調装置の内外気切換装置
JPS61182312U (ja)
JPS61137011U (ja)
JPS58128109U (ja) 自動車用空気調和装置