JPS62143248A - テ−プテンシヨン制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気記録再生装置等のテープ走行系装置にお
けるテープテンション制御装置に関する。

〔従来の技術〕

従来この種の装置としては、例えば第３図及び第４図に
示すものがある。このうち、第３図に示すものは１機械
的にテープテンションの増減を行なうものであり、第４
図に示すものは、電気的制御を行なうものである。

まず、第３図に基づいて説明する。ｌは磁気テープ等の
記録あるいは＋Ｉｆ生用のテープ、２はこのテープｌを
供給する供給リールで、不図示のモータＴによって回転
する。３は支軸４によって回動自在に支持されるアーム
、５はこのアーム３の一端に固箔されたポール、６はア
ート３の他端に連結したばねで、その＝一端は装置内の
所定個所に固着され、アーム３を回動方向に付勢してお
り、ポール５をテープｌに接触させている。７は前記リ
ール２の小径部２ａに捲架した紐状のブレーキで、一端
が＋ｉｆ記アーム３の支軸４とポール５との間に固着さ
れ、他端が装置内の所定個所に固着されている。

Ｌ記のように構成されたテープテンション制御装置にお
いて、今、走行中にテープテンションが減少すると、ば
ね６か伸長し、ボール５がアーム３と共に支＋ｌ＋４を
中心として図中、反時計方向に移動する。これにより、
ブレーキ７が引っばられ、リール２との間のｙｆ４？が
増大し、リール２の回転は抑制されてテープ供給２，１
が減少し、テープテンションの減少は緩和される。

また、テープテンションが増加した場合には、１、述の
動作とは逆に７−１．３が時計方向に回転するため、ブ
レーキ７の張りが緩和され、リール２からのテープ供＆
、（＋、＋は増大し、これに伴ってテープテンションの
増加は緩和される。

このように、テープテンションが増減した場合には、そ
の変化を減少すへ〈作用し、常に良々ｆなテープテンシ
ョンを得るようになっている。

次に、第４図に基づき説１ｊする。なお、図中、同一も
しくは相′［′Ｊ部分には同一符番を付しである。

この従来例は、リール２をモータ８によって直接駆動す
るグイレフト１へライプ力式を採用したものである。ま
た、前記装置がテープテンションの；１ｊ１リロを機械
的に行ったのに対し、テープテンシコンの増減に＋５し
て支＋ｈ４を中心に回転するボール５の変位ＩＩｉを磁
気的センサ（例えば、ホール素ｒ−，ｒａ気感応素子）
または光学的センサ（例え（ｒ、発光グイオートとフォ
トトランジスタ等の組合わせによる光星変化検出器）笠
９によって検出し、これによってテープテンションの検
出を行なう。検出ｊ−はモータ制御回路１０に入力され
、ここでモータ８の駆動Ｉｔ！、流を制御してテープ供
給ｊＩＵを制御し、テープテンションを常に一定に維持
するようになっている。

〔発１！ｌ！が解決しようとする問題点〕しかしながら
、従来のテープテンション制御装置は、いづれもテープ
テンションの制御をリール２の回転を制御し、テープ供
給星を調節することにより行なっていたため、次のよう
な問題点があった。

すなわち１機械的に制御を行なうものにあっては、リー
ル２の回転を制御するためにプレーギアを用いていたた
め、定常時におけるテンションの定数設定において、ば
ね６だけでなくブレーキ７をも考慮しなければならず、
設定が困難であった。

また、′上気的制御を行なうものについては、制御が容
易である反面、センサ９、制御回路１０等が心安であり
、構成が複雑になると共に、コスト高になるという問題
点があった。

この発明は前記問題点に着ｌ”１して成されたもので、
容易に定常時におけるテープテンションの設定が行なえ
ると共に、安価かつ簡単な構成で適正なテープテンショ
ンの制御を行ないｊｌｌるテープテンション制御装置の
提供を［１的とする。

〔問題点を解決するための−Ｌ段〕

この発明は、走行テープの一面に接する第１のボールと
、同テープの他面に前記第１のボールと異なる位置で接
する第２のボールと、走行テープのテンションの変化に
応じて走行テープに対する各ボールの接触角を変化させ
る方向へ各ボールを移動させる移動ｆ段とを備えたもの
である。

〔作用〕

１、、記の様な構成により、テープテンシコンが変化す
ると、第１．第２のボールとテープとの接触角が変化し
て各ボールとテープとの摩擦力が変化し、テープテンシ
ョンを制御することが出来る。

〔実施例〕

以ド、この発明の一実施例を第１図および第２図に基づ
き説明する。

図において、１１は−ム、１２はこのアーム１１の略中
央部に回動自在に設けた支軸、１３，１４はアーム１１
の両端に立、没した第１．第２のボールで、この２本の
ボール１３．１４間にテープｌを通過させである。１５
はアーム１１を回動方向に付勢するばねで、アーム１１
、支軸１２と共に、前記各ボール１３．１４の移動ｆ段
を構成しており、一端が前記アーム１１の支軸取付位置
から偏倚した位置に連結されると共に、他端が装置内の
所定の個所に固着されており、定常時において第１．第
２のポール１３．１４をそれぞれテープ１の異なる面に
、所定の接触角で接触させるようになっている。

１−記構成に基づき、次に作用を説明する。

テープテンションか定常状ｙ！′＋では、第２図（ｂ）
に示すような状態でテープｌが走行している。ここで、
テープテンションが増加すると、ポール１３がテープ１
によって右方へ押圧され、アーム１１は支軸１２を中心
に時計方向に回転する。これにより、第２図（ａ）に示
すようにポール１３．１４とテープ１との接触角が減少
して摩擦力が減少すると共に、テープ走行経路長が減少
するため。

テープテンションの増大は緩和される。

また、テープテンションが減少すると、第２図（ｃ）に
示すようにばね１５がポール１４を引っばり、　アーム
１１を支軸１２を中心に反時計方向に回転させる。これ
により、ポール１３．１４とテープｌとの接触角が小と
なり摩擦力が減少すると共に、テープ走行経路長が長く
なるため、テープテンションは緩和される。

なお　１記実施例では、テープテンションに１４″−１
してポールｌ　３　、１４を移すＪさせる移動手段を。

アーＬ、　ｌ　１　、支＋ｌ＋１２およびばね１５によ
って構成した場合を示したが、これに限らず、２木のポ
ールのうち一力のポールの変位を磁気的または光学的に
検出し、その検出した変位に応して他力のポールを、モ
ータまたはソレノイド等・によって変位させるようにす
ることも”ｆ　ｆｅである。

〔発明の効果〕

以に説１！ＩＩ　したとおり、本発明を用いることによ
り容易に定常時におけるテープテンションの設定が行な
えると共に、安価かつ筒中な構成で適正なテープテンシ
ョンの制御を行ない得るテープテンション制御装置を提
供することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図（ａ）
、（ｂ）、（Ｃ）は第１図に示したものの動作を示す説
明平面図で、同図（ａ）はテープテンションの増加時を
、同図（ｂ）は定常時を、同図（Ｃ）は減少時をそれぞ
れ示す。第３図は従来のテープテンション制御装置を示
す平面図、第４図は従来の他のテープテンション制御装
置を示す平面図である。 １・・・・・・・・・テープ １１・・・・・・アーム １２・・・・・・支軸 １３・・・・・・第１のポール １４・・・・・・第２のポール １５・・・・・・ばね 木！明の一実癌例方示牢鋪視図 名１図 （ｃ）　　　　　　　　（ｂ）　　　　　　　（ａ）第
１図１ご示しももののｖＪ＃一方示す説明平面図第２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）走行テープの一面に接する第１のポールと、同テ
   ープの他面に前記第１のポールと異なる位置で接する第
   ２のポールと、走行テープのテンションの変化に応じて
   走行テープに対する各ポールの接触角を変化させる方向
   へ各ポールを移動させる移動手段とを備えたことを特徴
   とするテープテンション制御装置。
2. （２）移動手段は、第１のポールと第２のポールとを立
   設したアームと、このアームを回動自在に支持する支軸
   と、アームを回動方向に付勢するばねとより成ることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載のテープテンショ
   ン制御装置。