JPS62142749A - プレス打抜き性に優れた高透磁率pbパ−マロイ - Google Patents
プレス打抜き性に優れた高透磁率pbパ−マロイInfo
- Publication number
- JPS62142749A JPS62142749A JP28311785A JP28311785A JPS62142749A JP S62142749 A JPS62142749 A JP S62142749A JP 28311785 A JP28311785 A JP 28311785A JP 28311785 A JP28311785 A JP 28311785A JP S62142749 A JPS62142749 A JP S62142749A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- permalloy
- high permeability
- magnetic permeability
- press blanking
- press
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(目 的)
本発明は、磁気特性とプレス打抜き性の改良したP[3
パーマロイに関する。
パーマロイに関する。
(従来技術及び問題点)
パーマロイの中で、PCパーマロイはNiを約78%含
み、極めて高い透磁率を示す優れた材料であるが、飽和
磁束密度が低く、また、話価である欠点がある。こ、れ
に対してP 13パーマロイはNiを約45%含み、P
Cパーマロイに比へて飽和磁束密度が2倍程度高く安
価であるが、透磁率は劣っている。このようにT) C
パーマロイとT) Bパーマロイでは一長一短があるの
で1両者の欠点を補ない合うような透磁率及び飽和磁束
密度が高く、かつ安価な材料が望まれていた。特に、現
在PCパーマロイを使用しているものの中には、PCパ
ーマロイの極めて高い透磁率は必要ないにもかかhらず
、PBパーマロイの透磁率では不十分なため、やむを得
ずPCパーマロイを使用し、コスト高になっている例が
多くみられる。
み、極めて高い透磁率を示す優れた材料であるが、飽和
磁束密度が低く、また、話価である欠点がある。こ、れ
に対してP 13パーマロイはNiを約45%含み、P
Cパーマロイに比へて飽和磁束密度が2倍程度高く安
価であるが、透磁率は劣っている。このようにT) C
パーマロイとT) Bパーマロイでは一長一短があるの
で1両者の欠点を補ない合うような透磁率及び飽和磁束
密度が高く、かつ安価な材料が望まれていた。特に、現
在PCパーマロイを使用しているものの中には、PCパ
ーマロイの極めて高い透磁率は必要ないにもかかhらず
、PBパーマロイの透磁率では不十分なため、やむを得
ずPCパーマロイを使用し、コスト高になっている例が
多くみられる。
また、パーマロイは各種鉄心等の部品にプレス打抜き加
工されるが、その際パリ(あるいは力エリとも言う)が
出ると部品精度を落とすため、パリの出ないプレス打抜
き性に優れた材料が必要とされている。
工されるが、その際パリ(あるいは力エリとも言う)が
出ると部品精度を落とすため、パリの出ないプレス打抜
き性に優れた材料が必要とされている。
以上、磁性材料に対する要求特性をまとめると(1)高
透磁率であること (2)高飽和磁束密度であること (3)プレス打抜き性が良111であること(4)安価
であること となり、従来のパーマロイではこれらの要求特性を全て
満足することはできなかった。
透磁率であること (2)高飽和磁束密度であること (3)プレス打抜き性が良111であること(4)安価
であること となり、従来のパーマロイではこれらの要求特性を全て
満足することはできなかった。
(発明の構成)
本発明は、このような要91に応えるものであり、P
Bパーマロイの高飽和磁束密度である特性と安価である
ということを損なうことなく透磁率を向上させ、かつプ
レス打抜き性の良好な磁性合金を提供するものである。
Bパーマロイの高飽和磁束密度である特性と安価である
ということを損なうことなく透磁率を向上させ、かつプ
レス打抜き性の良好な磁性合金を提供するものである。
すなわち、本発明は00゜0010−0.0050重、
If%、So、0010〜0.0030重址%1あるこ
とを特徴とするプレス打抜き性に優れた高透磁率PBパ
ーマロイに関する。
If%、So、0010〜0.0030重址%1あるこ
とを特徴とするプレス打抜き性に優れた高透磁率PBパ
ーマロイに関する。
(発明の詳細な説明)
次に、本発明の成分限定理由を述べる。
Oは透磁率を低下させる元素であり、真空溶解等でO含
有量を低減させる。一般にFe−Ni系磁性材料の中で
は、Oは酸化物系介在物として存在しており、○含有量
の低減によりこの酸化物系介在物が減少すると考えられ
る。しかし、このOを低減するだけでは透磁率を向上さ
せるには十分でなかった。そこで本発明汗は介在物につ
いてさらに研究を重ねた結果、透磁率に及ぼす介在物の
影響はその介在物の大きさに原因し、透磁率を大きく劣
化させるのは特に微小介在物であることがわかり、また
、この微小介在物の組成を調査したところ、硫化物系(
主にM n S )が主要因であることがわかった。す
なわち、透磁率を向上させるためには0を低減するだけ
では不七分で、同時にSも低減する必要があることがわ
かった。
有量を低減させる。一般にFe−Ni系磁性材料の中で
は、Oは酸化物系介在物として存在しており、○含有量
の低減によりこの酸化物系介在物が減少すると考えられ
る。しかし、このOを低減するだけでは透磁率を向上さ
せるには十分でなかった。そこで本発明汗は介在物につ
いてさらに研究を重ねた結果、透磁率に及ぼす介在物の
影響はその介在物の大きさに原因し、透磁率を大きく劣
化させるのは特に微小介在物であることがわかり、また
、この微小介在物の組成を調査したところ、硫化物系(
主にM n S )が主要因であることがわかった。す
なわち、透磁率を向上させるためには0を低減するだけ
では不七分で、同時にSも低減する必要があることがわ
かった。
また、研究のなかで、上記のような介在物はプレス打抜
き性にも大きく影響を及ぼすことが明らかになり、極端
に介在物が少なすぎるとプレス打抜き性が悪化すること
がわかった。プレス打抜き、つまりせん断加工において
材料は、せん断がある程度進んだところで破断が起こる
が、この破断が起こるのが遅いとパリ(カエリ)が出て
しまう。
き性にも大きく影響を及ぼすことが明らかになり、極端
に介在物が少なすぎるとプレス打抜き性が悪化すること
がわかった。プレス打抜き、つまりせん断加工において
材料は、せん断がある程度進んだところで破断が起こる
が、この破断が起こるのが遅いとパリ(カエリ)が出て
しまう。
研究の結果、この破断は介在物を起点に起こることが判
明し、そのため上記のように介在物が少なすぎるとパリ
が発生する。
明し、そのため上記のように介在物が少なすぎるとパリ
が発生する。
以上より高透磁率と良好なプレス打抜き性を得るだめに
は、透磁率向上の点から定まる上限と、プレス打抜き性
の点から定まる下限の間に0、S址をコントロールする
必要がある。実験の結果。
は、透磁率向上の点から定まる上限と、プレス打抜き性
の点から定まる下限の間に0、S址をコントロールする
必要がある。実験の結果。
」二限及び下限をそれぞれ次の通りに定めた。
0: 0.0010〜0.0050%s: o、o
oto〜0.0030%なお、本発明のPBパーマロイ
はJIS C2531で定められているPBで、Niの
成分範囲は40〜50%であり、残部はFeであるが、
耐食性や耐摩耗性等の改良のために、Cr、Mo、W、
Co、Ca、Mn、Cu、V、Nb、Ta、Ti、AI
、Sl、Mg及び希土類元素等を総量で10%以下含有
するのが杼道であり、これらを含有しても、もちろん本
発明に含まれる。
oto〜0.0030%なお、本発明のPBパーマロイ
はJIS C2531で定められているPBで、Niの
成分範囲は40〜50%であり、残部はFeであるが、
耐食性や耐摩耗性等の改良のために、Cr、Mo、W、
Co、Ca、Mn、Cu、V、Nb、Ta、Ti、AI
、Sl、Mg及び希土類元素等を総量で10%以下含有
するのが杼道であり、これらを含有しても、もちろん本
発明に含まれる。
次に実施例について説明する。
(実施例)
第1表に示す成分の合金を溶解し、熱処理と圧延を繰り
返し厚板0.5+nmまで加工し、外径45画、内径3
3 ninのリングに打抜いて、プレス打抜き性を評価
し、その後、水素中で1100°C1時間焼鈍し、磁気
特性を評価した。磁気特性とプレス打抜き性を第1表に
示す。
返し厚板0.5+nmまで加工し、外径45画、内径3
3 ninのリングに打抜いて、プレス打抜き性を評価
し、その後、水素中で1100°C1時間焼鈍し、磁気
特性を評価した。磁気特性とプレス打抜き性を第1表に
示す。
Nα1〜6が本発明例であり、O,Sの両方とも本発明
請求の範囲にコントロールされているため、透磁率μI
n a Xが高く、かつプレス打抜き性も良好である。
請求の範囲にコントロールされているため、透磁率μI
n a Xが高く、かつプレス打抜き性も良好である。
特に、Nα1〜4はμm a xが100000以上も
の極めて高い値を示し、PCパーマロイのμmaxに匹
敵している。なお13 は飽和磁束密度を示している
。これに対してHLL7〜13は比較例であり、Nα7
〜10はOlSが多いためμm a xが低く、また、
Null−13はO,Sが少なすぎるためプレス打抜き
性が悪く好ましくない。
の極めて高い値を示し、PCパーマロイのμmaxに匹
敵している。なお13 は飽和磁束密度を示している
。これに対してHLL7〜13は比較例であり、Nα7
〜10はOlSが多いためμm a xが低く、また、
Null−13はO,Sが少なすぎるためプレス打抜き
性が悪く好ましくない。
(効 果)
以」二述べたように、本発明によって各種鉄心等に好適
なプレス打抜き性に優れた高′11磁率1)13を提供
することができる。
なプレス打抜き性に優れた高′11磁率1)13を提供
することができる。
以下余白
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 O0.0010〜0.0050重量%、S 0.0010〜0.0030重量%であることを特徴と
するプレス打抜き性に優れた高透磁率PBパーマロイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28311785A JPS62142749A (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 | プレス打抜き性に優れた高透磁率pbパ−マロイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28311785A JPS62142749A (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 | プレス打抜き性に優れた高透磁率pbパ−マロイ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62142749A true JPS62142749A (ja) | 1987-06-26 |
Family
ID=17661442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28311785A Pending JPS62142749A (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 | プレス打抜き性に優れた高透磁率pbパ−マロイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62142749A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01263218A (ja) * | 1988-04-15 | 1989-10-19 | Nkk Corp | Fe−Ni系高透磁率合金およびその製造方法 |
JPH03277748A (ja) * | 1990-03-27 | 1991-12-09 | Nisshin Steel Co Ltd | 鉄心部材用Ni―Fe―Cr軟質磁性合金 |
US5400193A (en) * | 1991-08-28 | 1995-03-21 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Cassette loading device |
US6656419B2 (en) | 2000-09-29 | 2003-12-02 | Nippon Yakin Kogyo Co., Ltd. | Fe-Ni based permalloy and method of producing the same and cast slab |
-
1985
- 1985-12-18 JP JP28311785A patent/JPS62142749A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01263218A (ja) * | 1988-04-15 | 1989-10-19 | Nkk Corp | Fe−Ni系高透磁率合金およびその製造方法 |
JPH03277748A (ja) * | 1990-03-27 | 1991-12-09 | Nisshin Steel Co Ltd | 鉄心部材用Ni―Fe―Cr軟質磁性合金 |
US5135588A (en) * | 1990-03-27 | 1992-08-04 | Nisshin Steel Company Ltd. | Soft-magnetic nickel-iron-chromium alloy for magnetic cores |
US5400193A (en) * | 1991-08-28 | 1995-03-21 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Cassette loading device |
US6656419B2 (en) | 2000-09-29 | 2003-12-02 | Nippon Yakin Kogyo Co., Ltd. | Fe-Ni based permalloy and method of producing the same and cast slab |
US7226515B2 (en) | 2000-09-29 | 2007-06-05 | Hippon Yakin Kogyo Co., Ltd. | Fe—Ni based permalloy and method of producing the same and cast slab |
US7419634B2 (en) | 2000-09-29 | 2008-09-02 | Nippon Yakin Kogyo Co., Ltd. | Fe-Ni based permalloy and method of producing the same and cast slab |
US7435307B2 (en) | 2000-09-29 | 2008-10-14 | Nippon Yakin Kogyo Co., Ltd | Fe-Ni based permalloy and method of producing the same and cast slab |
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