JPS61147846A - 高透磁率ｐｂパ−マロイ - Google Patents
高透磁率ｐｂパ−マロイInfo
- Publication number
- JPS61147846A JPS61147846A JP59265432A JP26543284A JPS61147846A JP S61147846 A JPS61147846 A JP S61147846A JP 59265432 A JP59265432 A JP 59265432A JP 26543284 A JP26543284 A JP 26543284A JP S61147846 A JPS61147846 A JP S61147846A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- permalloy
- inclusions
- average diameter
- magnetic
- permeability
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Soft Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
本発明は、磁気ヘッド材料、各種鉄心等に使用される磁
気特性を改良したＰＢパーマロイに関する。
気特性を改良したＰＢパーマロイに関する。
パーマロイの中で、ｐｃパーマロイはＮｉミラ７８％含
み、極めて高い透磁率を示す優れた材料であるが、飽和
磁化が低く高価である欠点がある。これに対してＰＢパ
ーマロイはＮ１を約４５チ含み、ｐｃパーマロイに比べ
て飽和磁化が２倍程度高く、安価であるが、透磁率は劣
っている。このようにＰＣパーマロイとＰＢパーマロイ
では一長一短があり１両者の欠点を補い合うような透磁
率及び飽和磁化が高く、かつ安価な材料が待ち望まれて
いた。特に、現在ＰＯパーマロイを使用されているもの
の中には。
み、極めて高い透磁率を示す優れた材料であるが、飽和
磁化が低く高価である欠点がある。これに対してＰＢパ
ーマロイはＮ１を約４５チ含み、ｐｃパーマロイに比べ
て飽和磁化が２倍程度高く、安価であるが、透磁率は劣
っている。このようにＰＣパーマロイとＰＢパーマロイ
では一長一短があり１両者の欠点を補い合うような透磁
率及び飽和磁化が高く、かつ安価な材料が待ち望まれて
いた。特に、現在ＰＯパーマロイを使用されているもの
の中には。
ＰＣパーマロイの極めて高い透磁率が必要でないにもか
かわらず、ＰＢパーマロイの透磁率では不十分なため、
やむを得ずｐｃパーマロイを使用し、コスト高になって
いる例が多くみられ。
かわらず、ＰＢパーマロイの透磁率では不十分なため、
やむを得ずｐｃパーマロイを使用し、コスト高になって
いる例が多くみられ。
高透磁率、高飽和磁化かつ安価な材料が必要とされてい
る。
る。
この発明は、このような要望に応えるものであ、り、Ｐ
Ｂパーマロイの高飽和磁化及び安価という特性を損なう
ことなく、透磁率を向上させた優れた高透磁率磁性合金
を提供するものである。すなわち、この発明による高透
磁率磁性合金は、微細な非金属介在物を低減させること
によって透磁率を向上させることを特徴とする特ので、
詳述するとＰＢパーマロイにおいて、該磁性材料の断面
における平均直径が１μｍ以下の非金属介在物数が１−
当たｆｉｌＸ１０’個以下であることを特徴とする高透
磁率ＰＢパーマロイである。なお、介在物の平均直径と
は、介在物のさしわたし寸法の平均値でおり、真円に換
算した直径を意味する。
Ｂパーマロイの高飽和磁化及び安価という特性を損なう
ことなく、透磁率を向上させた優れた高透磁率磁性合金
を提供するものである。すなわち、この発明による高透
磁率磁性合金は、微細な非金属介在物を低減させること
によって透磁率を向上させることを特徴とする特ので、
詳述するとＰＢパーマロイにおいて、該磁性材料の断面
における平均直径が１μｍ以下の非金属介在物数が１−
当たｆｉｌＸ１０’個以下であることを特徴とする高透
磁率ＰＢパーマロイである。なお、介在物の平均直径と
は、介在物のさしわたし寸法の平均値でおり、真円に換
算した直径を意味する。
ここで、介在物の大きさ及び介在物数の限定理由を説明
する。
する。
一般に使用される磁性材料は、かなシの量の非金属介在
物を含んでおり９通常、介在物は合金系に加えられる基
本成分及び脱酸剤等の金属の酸化物及び硫化物または炉
材に由来する金属の酸化物及び硫化物である。Ｆｅ−Ｎ
ｉ系の軟磁性材料ではＡｌＩＯ３，ＭｇＯ，Ｓｉｎｇ、
Ｍｎ８． ＭｎＯの非金属介在物が装入物から派生し
、または精錬時に合金に入シ込む。このような非金属介
在物の機械的性質に対する影響の研究は古くから行われ
ているが、磁性材料の軟磁性に対する影響についての詳
しい研究は少なく、未だ不明確な点が多かりた。過去の
研究においても非金属介在物の存在は磁気特性を劣化さ
せることがいわれているが、その内容は定性的なものが
多く、工業的に有用な磁性材料を製造するためＫは介在
物の大きさと数をどのようにコントロールすればよいか
という具体的かつ定量的な議論は皆無であった。
物を含んでおり９通常、介在物は合金系に加えられる基
本成分及び脱酸剤等の金属の酸化物及び硫化物または炉
材に由来する金属の酸化物及び硫化物である。Ｆｅ−Ｎ
ｉ系の軟磁性材料ではＡｌＩＯ３，ＭｇＯ，Ｓｉｎｇ、
Ｍｎ８． ＭｎＯの非金属介在物が装入物から派生し
、または精錬時に合金に入シ込む。このような非金属介
在物の機械的性質に対する影響の研究は古くから行われ
ているが、磁性材料の軟磁性に対する影響についての詳
しい研究は少なく、未だ不明確な点が多かりた。過去の
研究においても非金属介在物の存在は磁気特性を劣化さ
せることがいわれているが、その内容は定性的なものが
多く、工業的に有用な磁性材料を製造するためＫは介在
物の大きさと数をどのようにコントロールすればよいか
という具体的かつ定量的な議論は皆無であった。
そこで、透磁率向上を目標に種々の実験を行った結果、
非金属介在物の透磁率に及ぼす影響は介在物の大きさに
よって異なシ、透磁率を大きく劣化させる介在物は平均
直径が１μｍ以下の微小介在物であることが判明し、こ
の微小介在物を断面における介在物数で１−当たｐ１ｘ
１０４個以下に低減させることにより、透磁率を飛躍的
に向上させた。
非金属介在物の透磁率に及ぼす影響は介在物の大きさに
よって異なシ、透磁率を大きく劣化させる介在物は平均
直径が１μｍ以下の微小介在物であることが判明し、こ
の微小介在物を断面における介在物数で１−当たｐ１ｘ
１０４個以下に低減させることにより、透磁率を飛躍的
に向上させた。
平均直径が１μｍ以下の介在物数が１−当たｊ５１Ｘ１
０’個を越えると透磁率は向上せず従来のＰＢパーマロ
イと同等もしくはそれ以下の特性しか得られない。また
、平均直径が１μｍを越える介在物は磁気特性には影響
を及はさないため、１ｃ！ｉ当たりの介在物数を規定す
る必要はなく、平均直径が１μｍを越える介在物が合金
中に存在してもあるいは存在しなくてもそれらは全て本
発明に含まれる。以上のような理由によって、断面にお
ける平均直径が１μｍ以下の非金属介在物数を１−当た
りｌＸ１０’個以下と限定した。
０’個を越えると透磁率は向上せず従来のＰＢパーマロ
イと同等もしくはそれ以下の特性しか得られない。また
、平均直径が１μｍを越える介在物は磁気特性には影響
を及はさないため、１ｃ！ｉ当たりの介在物数を規定す
る必要はなく、平均直径が１μｍを越える介在物が合金
中に存在してもあるいは存在しなくてもそれらは全て本
発明に含まれる。以上のような理由によって、断面にお
ける平均直径が１μｍ以下の非金属介在物数を１−当た
りｌＸ１０’個以下と限定した。
なお２本発明でいうＰＢパーマロイとはＪ工５０２５３
１で定められているＰＢで、Ｎ１の成分範囲は４０〜５
０憾であシ、残部はＦｅであるが。
１で定められているＰＢで、Ｎ１の成分範囲は４０〜５
０憾であシ、残部はＦｅであるが。
耐食性、耐摩耗性等の改良のために、 Ｏｒ、ＭＯ。
Ｗ、Ｏｏ、Ｃａ、Ｍｎ、Ｏｕ、Ｖ、Ｎｂ、Ｔａ、Ｔｉ、
Ａ１．Ｓｉ、Ｍｇ及び希土類元素等を総量で１０４以下
含有するのが普通であり、これらを含有しても、もちろ
ん本発明に含まれる。
Ａ１．Ｓｉ、Ｍｇ及び希土類元素等を総量で１０４以下
含有するのが普通であり、これらを含有しても、もちろ
ん本発明に含まれる。
次に実施例について説明する。
介在物の影響のみを調べるために、化学成分は同一で介
在物数のみ異なる試料を得るよう。
在物数のみ異なる試料を得るよう。
溶解・鋳造法を工夫しインゴットを作製した。
次に、熱処理と圧延を繰り返し板厚ＣＬ５ｍ１ｍまで加
工し、外径４５ｍ、内径５５ｍのリングに打ち抜き、水
素中１１００℃で１時間焼鈍した後、磁気特性を測定し
た。このとき、結晶粒度は全ての試料とも粒度番号＆５
であったので。
工し、外径４５ｍ、内径５５ｍのリングに打ち抜き、水
素中１１００℃で１時間焼鈍した後、磁気特性を測定し
た。このとき、結晶粒度は全ての試料とも粒度番号＆５
であったので。
磁気特性に結晶粒度の影響は表われていない。
磁気特性を測定後、断面から介在物数を数えたが、平均
直径１μ哨を越えるものについては光学顕微鏡で、同１
μｍ以下のものについては走査製電子顕微鏡（ＳＥＭ）
で観察した。第１表に化学成分、磁気特性及び介在物数
を示す。ム１からＩ＆７″！ｌでか本発明合金であり、
ｐｍ＆Ｘが６α０００以上と高い値を示しており、
なかでもム１及びＡ４の平均直径１μｍ以下の介在物数
が極めて少ないものはμｍａＸが１００，０００以上も
の極めて高い値を示し、ｐｃパーマロイの透磁率だ匹敵
している。これに反して／Ｉ＆８〜４９の比較合金は平
均直径１μｍ以下の介在物数が１ｄ当たりｌＸ１０’個
を越えておシμｍａｘは高々３０，０００程度と低い。
直径１μ哨を越えるものについては光学顕微鏡で、同１
μｍ以下のものについては走査製電子顕微鏡（ＳＥＭ）
で観察した。第１表に化学成分、磁気特性及び介在物数
を示す。ム１からＩ＆７″！ｌでか本発明合金であり、
ｐｍ＆Ｘが６α０００以上と高い値を示しており、
なかでもム１及びＡ４の平均直径１μｍ以下の介在物数
が極めて少ないものはμｍａＸが１００，０００以上も
の極めて高い値を示し、ｐｃパーマロイの透磁率だ匹敵
している。これに反して／Ｉ＆８〜４９の比較合金は平
均直径１μｍ以下の介在物数が１ｄ当たりｌＸ１０’個
を越えておシμｍａｘは高々３０，０００程度と低い。
また、この表から平均直径が１μｍを越える介在物数は
、磁気特性に影響を及はさないことがわかる。
、磁気特性に影響を及はさないことがわかる。
以上述べたように１本発明合金によって磁気ヘッド材料
、各種鉄心等に好適な優れた高透磁率ＰＢパーマロイを
提供することができる。
、各種鉄心等に好適な優れた高透磁率ＰＢパーマロイを
提供することができる。
第 １ 表
Claims (1)
- ＰＢパーマロイ磁性材料の断面における平均直径１μｍ
以下の非金属介在物数が１ｃｍ＾２当たり１×１０＾４
個以下であることを特徴とする高透磁率ＰＢパーマロイ
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59265432A JPS61147846A (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 | 高透磁率ｐｂパ−マロイ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59265432A JPS61147846A (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 | 高透磁率ｐｂパ−マロイ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61147846A true JPS61147846A (ja) | 1986-07-05 |
Family
ID=17417073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59265432A Pending JPS61147846A (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 | 高透磁率ｐｂパ−マロイ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61147846A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5306739A (en) * | 1987-12-16 | 1994-04-26 | Mlt/Micro-Lite Technology Corporation | Highly filled polymeric compositions |
| US7226515B2 (en) | 2000-09-29 | 2007-06-05 | Hippon Yakin Kogyo Co., Ltd. | Fe—Ni based permalloy and method of producing the same and cast slab |
| JP2017101266A (ja) * | 2015-11-30 | 2017-06-08 | Ｄｏｗａメタルテック株式会社 | Ｆｅ−Ｎｉ合金板材およびその製造方法 |
-
1984
- 1984-12-18 JP JP59265432A patent/JPS61147846A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5306739A (en) * | 1987-12-16 | 1994-04-26 | Mlt/Micro-Lite Technology Corporation | Highly filled polymeric compositions |
| US7226515B2 (en) | 2000-09-29 | 2007-06-05 | Hippon Yakin Kogyo Co., Ltd. | Fe—Ni based permalloy and method of producing the same and cast slab |
| US7419634B2 (en) | 2000-09-29 | 2008-09-02 | Nippon Yakin Kogyo Co., Ltd. | Fe-Ni based permalloy and method of producing the same and cast slab |
| US7435307B2 (en) | 2000-09-29 | 2008-10-14 | Nippon Yakin Kogyo Co., Ltd | Fe-Ni based permalloy and method of producing the same and cast slab |
| JP2017101266A (ja) * | 2015-11-30 | 2017-06-08 | Ｄｏｗａメタルテック株式会社 | Ｆｅ−Ｎｉ合金板材およびその製造方法 |
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