JPS62142571A - 水上練習用ソリッドゴルフボール - Google Patents
水上練習用ソリッドゴルフボールInfo
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- JPS62142571A JPS62142571A JP60284081A JP28408185A JPS62142571A JP S62142571 A JPS62142571 A JP S62142571A JP 60284081 A JP60284081 A JP 60284081A JP 28408185 A JP28408185 A JP 28408185A JP S62142571 A JPS62142571 A JP S62142571A
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- Japan
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- ball
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はソリッドゴルフボールに関する。さらに詳しく
は水上練習用に適するソリッドゴルフボールに関する。
は水上練習用に適するソリッドゴルフボールに関する。
一般に練習場用ゴルフボールは、その用途によって２つ
に大別される。その１つは通常陸上で使用されるボール
であり、他の１つは池や湖などで使用される水上練習用
ボールである。これら２種類の練習用ゴルフボールに課
せられる要求性能は第一に耐久性であり、ついでラウン
ド用ボールと同等もしくはそれに近い打球感である。し
かし、水上練習用ゴルフボールの場合、何よりも大切な
特性は、水に浮く、すなわちボールの比重が１未満（た
だし、海または海水を含む湖などではこの□ 限りでは
ない）でなければならないということである。そこで、
この特性を満たすためにコルクを充填剤として配合する
ことによって比重を小さくしたゴルフボールが提案され
ている。
に大別される。その１つは通常陸上で使用されるボール
であり、他の１つは池や湖などで使用される水上練習用
ボールである。これら２種類の練習用ゴルフボールに課
せられる要求性能は第一に耐久性であり、ついでラウン
ド用ボールと同等もしくはそれに近い打球感である。し
かし、水上練習用ゴルフボールの場合、何よりも大切な
特性は、水に浮く、すなわちボールの比重が１未満（た
だし、海または海水を含む湖などではこの□ 限りでは
ない）でなければならないということである。そこで、
この特性を満たすためにコルクを充填剤として配合する
ことによって比重を小さくしたゴルフボールが提案され
ている。
しかしながら、上記のようにコルクを配合して比重を１
未満にしたゴルフボールは、ラウンド用ボールや陸上練
習用ボールに比べて打球感が著しく悪いというＴ１１１
題があった。また、ポリオレフィン、ＡＢＳ樹脂などを
配合することにより、ラウンド用ボールや陸上練習用ボ
ールに近い硬さや打球感を持たせた水上練習用ゴルフボ
ールも提案されているが、それらは耐久性が非常に悪い
という問題がある。
未満にしたゴルフボールは、ラウンド用ボールや陸上練
習用ボールに比べて打球感が著しく悪いというＴ１１１
題があった。また、ポリオレフィン、ＡＢＳ樹脂などを
配合することにより、ラウンド用ボールや陸上練習用ボ
ールに近い硬さや打球感を持たせた水上練習用ゴルフボ
ールも提案されているが、それらは耐久性が非常に悪い
という問題がある。
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するもので
、シンジオタクチック−１，２−ポリブタジエンを５〜
３０重量％含み、かつシス−１，４−ポリブタジエンを
４０重量％以上含むポリブタジェンゴム（以下、ＶＣＲ
という）を必須成分とする基材ゴムに、平均粒子径５０
μｍ以下の微粒子状超高分子量ポリオレフィンと、無機
充填剤と、架橋性モノマーと、開始剤を配合したゴム組
成物からゴルフボールを作製するか、あるいは上記ゴム
組成物から作製した内核にアイオノマー樹脂またはトラ
ンスポリイソプレンを基材として用いた外皮を被覆して
ゴルフボールを作製することにより、打球感、打球音と
も良好で、かつ耐久性にも優れた水上練習用に適するソ
リッドゴルフボールを提供したものである。
、シンジオタクチック−１，２−ポリブタジエンを５〜
３０重量％含み、かつシス−１，４−ポリブタジエンを
４０重量％以上含むポリブタジェンゴム（以下、ＶＣＲ
という）を必須成分とする基材ゴムに、平均粒子径５０
μｍ以下の微粒子状超高分子量ポリオレフィンと、無機
充填剤と、架橋性モノマーと、開始剤を配合したゴム組
成物からゴルフボールを作製するか、あるいは上記ゴム
組成物から作製した内核にアイオノマー樹脂またはトラ
ンスポリイソプレンを基材として用いた外皮を被覆して
ゴルフボールを作製することにより、打球感、打球音と
も良好で、かつ耐久性にも優れた水上練習用に適するソ
リッドゴルフボールを提供したものである。
本発明において、ＶＣＲを基材ゴムの必須成分として用
いるのは、ＶＣＲが高結晶性、高融点のシンジオタクチ
ック−１，２−ポリブタジエンを含んでいるので、シス
−１，４−ポリブタジエンを単独で用いる場合などとは
異なり、比重増加につながる無機充填剤を多量に配合し
なくともゴルフボールに適度な硬さくボールコンプレッ
ション）を与え、好適な打球感、打球音を（」与すると
共に、耐久性を高めることができるからである。
いるのは、ＶＣＲが高結晶性、高融点のシンジオタクチ
ック−１，２−ポリブタジエンを含んでいるので、シス
−１，４−ポリブタジエンを単独で用いる場合などとは
異なり、比重増加につながる無機充填剤を多量に配合し
なくともゴルフボールに適度な硬さくボールコンプレッ
ション）を与え、好適な打球感、打球音を（」与すると
共に、耐久性を高めることができるからである。
ＶＣＲ中のシンジオタクチック−１，２−ポリブタジエ
ンの量は５〜３０１ｎｌｔ％であるが、これはＶＣＲ中
のシンジオタクチック−１，２−ポリブタジエンの量が
これより少なくなると軟らかくなり、かつ耐久性が低下
し、ゴルフボールに硬さおよび耐久性を付与するために
は無機充填剤や架橋性モノマーを多量に配合する必要が
生じ、その結束、比重が大きくなり水に浮かばなくなっ
て、水上練習用ゴルフボールとしては使用できなくなり
、またＶＣＲ中のシンジオタクチック−１，２−ポリブ
タジエンが上記範囲より多くなると反撥弾性が低下して
好適な打球感や打球音が出なくなるからである。
ンの量は５〜３０１ｎｌｔ％であるが、これはＶＣＲ中
のシンジオタクチック−１，２−ポリブタジエンの量が
これより少なくなると軟らかくなり、かつ耐久性が低下
し、ゴルフボールに硬さおよび耐久性を付与するために
は無機充填剤や架橋性モノマーを多量に配合する必要が
生じ、その結束、比重が大きくなり水に浮かばなくなっ
て、水上練習用ゴルフボールとしては使用できなくなり
、またＶＣＲ中のシンジオタクチック−１，２−ポリブ
タジエンが上記範囲より多くなると反撥弾性が低下して
好適な打球感や打球音が出なくなるからである。
また、ＶＣＲ中のシス−１，４−ポリブタジエンは４０
重量％以上が必要であり、シス−１，４−ポリブタジエ
ンがこれより少ない場合は反撥弾性が低下し、好適な打
球感や打球音が出なくなる。
重量％以上が必要であり、シス−１，４−ポリブタジエ
ンがこれより少ない場合は反撥弾性が低下し、好適な打
球感や打球音が出なくなる。
このようなＶＣＲは、例えばブタジェンの通宝のシス重
合を行った後に１．２−シンジオタクチック重合を同一
系内で行うことにより得ることができる。そして、この
ようなＶＣＲの具体例としては、例えば宇部興産（株）
製のＵＢＥＰＯＬ−ＶＣＲ３０９（商品名、組成ニシン
ジオタクチック−１，２−ポリブタジエン９重量％、シ
ス−１，４−ポリブタジエン８９重量％、トランス−１
，４−ポリブタジエン２重量％）、ＵＢＥＰＯＬ−■Ｃ
Ｒ４１２（商品名、組成ニシンジオタクチック−１，２
−ポリブタジエン１２重量％、シス−１，４−ポリブタ
ジエン８６重量％、トランス−１，４−ポリブタジエン
２重量％）などの市販品があり、それらは本発明におい
て好適に用いられる。
合を行った後に１．２−シンジオタクチック重合を同一
系内で行うことにより得ることができる。そして、この
ようなＶＣＲの具体例としては、例えば宇部興産（株）
製のＵＢＥＰＯＬ−ＶＣＲ３０９（商品名、組成ニシン
ジオタクチック−１，２−ポリブタジエン９重量％、シ
ス−１，４−ポリブタジエン８９重量％、トランス−１
，４−ポリブタジエン２重量％）、ＵＢＥＰＯＬ−■Ｃ
Ｒ４１２（商品名、組成ニシンジオタクチック−１，２
−ポリブタジエン１２重量％、シス−１，４−ポリブタ
ジエン８６重量％、トランス−１，４−ポリブタジエン
２重量％）などの市販品があり、それらは本発明におい
て好適に用いられる。
本発明において、ＶＣＲは不可欠のゴム成分であり、基
材ゴム中このＶＣＲが多く含まれているほど物性的に良
好なゴルフボールが得られる。従って、基材ゴムとして
このＶＣＲのみを用いてもよいし、また、加工性や価格
面などの関係から、このＶＣＲを必須成分としてＶＣＲ
に天然ゴム、シス−１，４−ポリブタジエン、スチレン
ブクジエンゴムなどをブレンドしてもよい。上記のよう
にＶＣＨに天然ゴムやシス−１，４−ポリブタジエン、
スチレンブタジェンゴムなどをブレンドして基材ゴムと
する場合、ＶＣＲは基材ゴム中３０重量％以上にするの
が好ましい。つまり、本発明においてはＶＣＲが基材ゴ
ム中の３０〜１００重量％を占めるようにするのが好ま
しい。
材ゴム中このＶＣＲが多く含まれているほど物性的に良
好なゴルフボールが得られる。従って、基材ゴムとして
このＶＣＲのみを用いてもよいし、また、加工性や価格
面などの関係から、このＶＣＲを必須成分としてＶＣＲ
に天然ゴム、シス−１，４−ポリブタジエン、スチレン
ブクジエンゴムなどをブレンドしてもよい。上記のよう
にＶＣＨに天然ゴムやシス−１，４−ポリブタジエン、
スチレンブタジェンゴムなどをブレンドして基材ゴムと
する場合、ＶＣＲは基材ゴム中３０重量％以上にするの
が好ましい。つまり、本発明においてはＶＣＲが基材ゴ
ム中の３０〜１００重量％を占めるようにするのが好ま
しい。
平均粒径５０μｍ以下の微粒子状超高分子量ポリオレフ
ィンは、低比重の補強性充填剤的な役割を果たし、ゴル
フボールの硬度を高め、かつ耐久性を高めて、打球感、
打球音を良好にする。このような微粒子状超高分子量ポ
リオレフィンとしては、例えば三井石油化学工業（株）
のミペロン（商品名、平均粒子径２０μｍで分子量２０
０万以上の微粒子状超高分子量ポリオレフィン）が市販
されており、本発明において好適に使用される。そして
、このような平均粒子径が５０／Ｚｍ以下の微粒子状超
高分子量ポリオレフィンの配合量としては、通常、基材
ゴム１００重量部に対して１０〜４０重量部にするのが
好ましい。
ィンは、低比重の補強性充填剤的な役割を果たし、ゴル
フボールの硬度を高め、かつ耐久性を高めて、打球感、
打球音を良好にする。このような微粒子状超高分子量ポ
リオレフィンとしては、例えば三井石油化学工業（株）
のミペロン（商品名、平均粒子径２０μｍで分子量２０
０万以上の微粒子状超高分子量ポリオレフィン）が市販
されており、本発明において好適に使用される。そして
、このような平均粒子径が５０／Ｚｍ以下の微粒子状超
高分子量ポリオレフィンの配合量としては、通常、基材
ゴム１００重量部に対して１０〜４０重量部にするのが
好ましい。
無機充填剤としては、例えば酸化亜鉛（ＺｎＯ）、酸化
珪素（Ｓｉ０２）、炭酸カルシウム、珪酸アルミニウム
などが用いられる。これらの主たる役割は硬度と衝撃強
度を高め、ゴルフボールの耐久性を増加させ、かつ打球
感、打球音を良くするためであるが、場合によってはア
クリル酸やメタクリル酸などのα、β−モノエチレン性
不飽和カルボン酸と反応して、それらの酸の金属塩とな
り架橋性モノマーとしてゴム組成物を架橋できるように
する役割もある。これらの無機充填剤を多く配合すると
硬度や（衝撃強度は高くなるが、比重が大きくなって水
に浮かばなくなるので、これら無機充填剤の配合量は、
通常、基材ゴム１００重量部に対して５〜２０重量部に
するのが好ましい。
珪素（Ｓｉ０２）、炭酸カルシウム、珪酸アルミニウム
などが用いられる。これらの主たる役割は硬度と衝撃強
度を高め、ゴルフボールの耐久性を増加させ、かつ打球
感、打球音を良くするためであるが、場合によってはア
クリル酸やメタクリル酸などのα、β−モノエチレン性
不飽和カルボン酸と反応して、それらの酸の金属塩とな
り架橋性モノマーとしてゴム組成物を架橋できるように
する役割もある。これらの無機充填剤を多く配合すると
硬度や（衝撃強度は高くなるが、比重が大きくなって水
に浮かばなくなるので、これら無機充填剤の配合量は、
通常、基材ゴム１００重量部に対して５〜２０重量部に
するのが好ましい。
架橋性モノマーは、ゴム組成物を架橋させて反撥弾性な
どを発揮させ、ゴルフボールに硬度、耐久性、好適な打
球感、打球音を付与するものであるが、このような架橋
性モノマーとしては、たとえばメタクリル酸、アクリル
酸なとのα、β−モノエチレン性不性用飽和カルボン酸
はその金属塩、トリメチロールプロパントリメタクリレ
ートなどの多官能メタクリル酸エステル、トリメチロー
ルプロパントリアクリレートなどの多官能アクリル酸エ
ステルなどが用いられ、これらの架橋性モノマーの配合
量は通常、基材ゴム１００重量部に対して５〜２５重量
部にするのが好ましい。
どを発揮させ、ゴルフボールに硬度、耐久性、好適な打
球感、打球音を付与するものであるが、このような架橋
性モノマーとしては、たとえばメタクリル酸、アクリル
酸なとのα、β−モノエチレン性不性用飽和カルボン酸
はその金属塩、トリメチロールプロパントリメタクリレ
ートなどの多官能メタクリル酸エステル、トリメチロー
ルプロパントリアクリレートなどの多官能アクリル酸エ
ステルなどが用いられ、これらの架橋性モノマーの配合
量は通常、基材ゴム１００重量部に対して５〜２５重量
部にするのが好ましい。
開始剤は上−記架橋性モツマ−の重合を開始させてゴム
組成物を架橋させるようにするためのものであるが、こ
のような開始剤としては、例えばジクミルパーオキサイ
ド、２，２−ジ（ｔｅｒｔ−ブチルペルオキシ）ブタン
、過安息香酸−Ｌｅｒｔ−ブチルなどの過酸化物が用い
られ、これらの配合量は通常、基材ゴム１００重量部に
対して０．５〜５重量部にするのが好ましい。
組成物を架橋させるようにするためのものであるが、こ
のような開始剤としては、例えばジクミルパーオキサイ
ド、２，２−ジ（ｔｅｒｔ−ブチルペルオキシ）ブタン
、過安息香酸−Ｌｅｒｔ−ブチルなどの過酸化物が用い
られ、これらの配合量は通常、基材ゴム１００重量部に
対して０．５〜５重量部にするのが好ましい。
本発明において、ワンピースゴルフボールや内核を作製
するためのゴム組成物には、上記のＶＣＲを必須成分と
する基材ゴム、微粒子状超高分子量ポリオレフィン、無
機充填剤、架橋性モノマー、開始剤などのほかにも、例
えばボールをさらに硬くしたり、比重を小さくするなど
の目的で、ハイスチレン樹脂、ポリオレフィン、マイク
ロバルーン、コルク粉末などを適宜配合してもよい。
するためのゴム組成物には、上記のＶＣＲを必須成分と
する基材ゴム、微粒子状超高分子量ポリオレフィン、無
機充填剤、架橋性モノマー、開始剤などのほかにも、例
えばボールをさらに硬くしたり、比重を小さくするなど
の目的で、ハイスチレン樹脂、ポリオレフィン、マイク
ロバルーン、コルク粉末などを適宜配合してもよい。
つぎに実施例をあげて本発明をさらに詳細に説明する。
実施例１〜５および比較例１〜６
第１表に示す配合のゴム組成物を調製し、得られたゴム
組成物をボール成形用金型に入れ加圧下で加熱して架橋
させ、直径４２．８ｍｍのワンピースソリッドゴルフボ
ールを作製した（実施例１．３．５および比較例１〜６
）。
組成物をボール成形用金型に入れ加圧下で加熱して架橋
させ、直径４２．８ｍｍのワンピースソリッドゴルフボ
ールを作製した（実施例１．３．５および比較例１〜６
）。
また、上記ゴム組成物を内核成形用金型に入れ加圧下で
加熱して架橋させ、直径３８．３ｍｍの内核を作製し、
ついで該内核にアイオノマー樹脂１００重量部に対して
酸化チタン（ＴｉＯ２）を２重量部配合した外皮用組成
物をインジェクシジン成形機で被覆することによって内
核に外皮を施し、直径４２．８ｍｍのツーピースソリッ
ドゴルフボールを作製した（実施例２および４）。
加熱して架橋させ、直径３８．３ｍｍの内核を作製し、
ついで該内核にアイオノマー樹脂１００重量部に対して
酸化チタン（ＴｉＯ２）を２重量部配合した外皮用組成
物をインジェクシジン成形機で被覆することによって内
核に外皮を施し、直径４２．８ｍｍのツーピースソリッ
ドゴルフボールを作製した（実施例２および４）。
得られたゴルフボールの比重、ボールコンフ瀘ッション
、耐久性、打球感、打球音を調べ、その結果を第１表に
示した。なお、第１表中に示す各材料の配合部数は′重
量部によるものである。また、ボールコンブレッジジン
、耐久性の測定方法ならびに打球感、打球音の判定方法
およびその評価基準は次に示すとおりである。
、耐久性、打球感、打球音を調べ、その結果を第１表に
示した。なお、第１表中に示す各材料の配合部数は′重
量部によるものである。また、ボールコンブレッジジン
、耐久性の測定方法ならびに打球感、打球音の判定方法
およびその評価基準は次に示すとおりである。
ボールコンプレッション：
３．８に＋ｒの初荷重をかりた時から４５．４ｋｇ荷重
時までのゴルフボールの変形量（変形量が１７１０００
インチでコンプレッション１である）。
時までのゴルフボールの変形量（変形量が１７１０００
インチでコンプレッション１である）。
耐久性：
ゴルフボールに連続的に同一の衝撃（ボールを４５ｍ／
ｓｅｃの速度で鉄製平板に打ちつける）を与え、ボール
が破壊するまでの衝撃回数を指数で表示したものであり
、値が大きいほど耐久性が優れていることを示している
。
ｓｅｃの速度で鉄製平板に打ちつける）を与え、ボール
が破壊するまでの衝撃回数を指数で表示したものであり
、値が大きいほど耐久性が優れていることを示している
。
打球感、打球音：
プロゴルファ−５人、アマチュアゴルファ−（ただし、
シングルプレーヤ） ５人の計１０人によるウッド１番
クラブの実打によって判定する。
シングルプレーヤ） ５人の計１０人によるウッド１番
クラブの実打によって判定する。
評価基準：
◎：非常に優れている
○：良好
△：やや劣る
×：劣る
第１表に示すように、本発明の実施例１〜５のゴルフボ
ールはいずれも比重が１未満で、耐久性、打球感、打球
音が良好であり、水上練習用ゴルフボールとして適する
ものであるが、それらのボール物性を第１表に基づき比
較例のボールと対比して説明すると次の通りである。
ールはいずれも比重が１未満で、耐久性、打球感、打球
音が良好であり、水上練習用ゴルフボールとして適する
ものであるが、それらのボール物性を第１表に基づき比
較例のボールと対比して説明すると次の通りである。
（１）実施例１のゴルフボールについて＋１１−■比較
例１との比較 実施例１では基材ゴムとしてＶＣＲ（シンジオタクチッ
ク−１，２−ポリブタジエンを含有するポリブタジェン
ゴム）を用いており、比較例１ではシス−１，４−ポリ
ブタジエンを用いている。この場合、実施例１の方が比
較例１より耐久性、打球感、打球音共に優れていて、基
材ゴムとしてＶＣＲを用いた効果が明らかにされている
。
例１との比較 実施例１では基材ゴムとしてＶＣＲ（シンジオタクチッ
ク−１，２−ポリブタジエンを含有するポリブタジェン
ゴム）を用いており、比較例１ではシス−１，４−ポリ
ブタジエンを用いている。この場合、実施例１の方が比
較例１より耐久性、打球感、打球音共に優れていて、基
材ゴムとしてＶＣＲを用いた効果が明らかにされている
。
（１）−〇比較例２との比較
実施例１ではミペロン（商品名、平均粒子径２０μｍの
微粒子状超高分子量（分子量２００万以上）ポリオレフ
ィン）を用いているが、比較例２では用いていない。こ
の場合も比較例１に対するほどではないが、耐久性、打
球感、打球音共に実施例１の方が優れていて、ミペロン
を配合した効果が明らかにされている。
微粒子状超高分子量（分子量２００万以上）ポリオレフ
ィン）を用いているが、比較例２では用いていない。こ
の場合も比較例１に対するほどではないが、耐久性、打
球感、打球音共に実施例１の方が優れていて、ミペロン
を配合した効果が明らかにされている。
（１）−〇比較例３との比較
実施例１ではミベロンを用いており、比較例３ではミリ
オン（商品名、平均粒子径１００μｍの微粒子状超高分
子量（分子量２５０万以上）ポリオレフィン）を用いて
いる。実施例１、比較例３とも同じように微粒子状超高
分子量ポリオレフィンを用いているが、ポリオレフィン
粒子の粒径が異なっている。この場合も実施例１の方が
耐久性、打球感、打球音とも優れていて、粒子径の小さ
いミペロンを用いた効果が明らかにされている。このよ
うにボール物性に差を生じたのは、粒子径の小さいミペ
ロンの方が分散性や加工性が優れていることによるもの
と考えられる。
オン（商品名、平均粒子径１００μｍの微粒子状超高分
子量（分子量２５０万以上）ポリオレフィン）を用いて
いる。実施例１、比較例３とも同じように微粒子状超高
分子量ポリオレフィンを用いているが、ポリオレフィン
粒子の粒径が異なっている。この場合も実施例１の方が
耐久性、打球感、打球音とも優れていて、粒子径の小さ
いミペロンを用いた効果が明らかにされている。このよ
うにボール物性に差を生じたのは、粒子径の小さいミペ
ロンの方が分散性や加工性が優れていることによるもの
と考えられる。
（２）実施例２のゴルフボールについて実施例２のゴル
フボールは実施例１のボールと同様のゴム組成物から作
製された内核に外皮を施したツーピースボールの形をと
るものである。この実施例２のボールは実施例１のボー
ルより耐久性は少し劣るが、打球感、打球音は実施例１
と同等もしくはそれ以上であり、比較例１〜６のボール
との対比からも明らかなように、水上練習用ゴルフボー
ルとして充分に使用できる物性を有している。
フボールは実施例１のボールと同様のゴム組成物から作
製された内核に外皮を施したツーピースボールの形をと
るものである。この実施例２のボールは実施例１のボー
ルより耐久性は少し劣るが、打球感、打球音は実施例１
と同等もしくはそれ以上であり、比較例１〜６のボール
との対比からも明らかなように、水上練習用ゴルフボー
ルとして充分に使用できる物性を有している。
（３）実施例３のゴルフボールについて実施例３は実施
例１の架橋系をメタクリル酸亜鉛系からトリメチロール
プロパントリメタクリレート系に変えたものである。
例１の架橋系をメタクリル酸亜鉛系からトリメチロール
プロパントリメタクリレート系に変えたものである。
（３）−〇比較例４との比較
実施例３ではＶＣＲを用いているが、比較例４ではシス
−１，４−ポリブタジエンを用いている。
−１，４−ポリブタジエンを用いている。
この場合も実施例３の方が耐久性、打球感、打球音共に
優れていて、基材ゴムとしてＶＣＲを用いた効果が明ら
かにされている。
優れていて、基材ゴムとしてＶＣＲを用いた効果が明ら
かにされている。
（３）−〇比較例５との比較
実施例３ではミペロンを用いているが、比較例５では用
いていない。この場合も耐久性、打球感、打球音共に実
施例３の方が優れていて、微粒子状超高分子量ポリオレ
フィンであるミペロンを配合した効果が明らかにされて
いる。
いていない。この場合も耐久性、打球感、打球音共に実
施例３の方が優れていて、微粒子状超高分子量ポリオレ
フィンであるミペロンを配合した効果が明らかにされて
いる。
（３）−■比較例６との比較
実施例３ではミペロンを用いているが、比較例６ではミ
リオンを用いている。この場合も、実施例３の方が耐久
性、打球音、打球感共に優れている。
リオンを用いている。この場合も、実施例３の方が耐久
性、打球音、打球感共に優れている。
（４）実施例４のゴルフボールについて実施例４のゴル
フボールは実施例３のボールと同様のゴム組成物から作
製された内核に外皮を施したツーピースポールであるが
、実施例３に比べれば耐久性は少し劣るものの、打球感
、打球音は実施例３と同等もしくはそれ以上である。こ
の実施例４のボールも比較例１〜６のボールとの対比か
ら明らかなように、水上練習用ゴルフボールとして充分
な物性を有している。
フボールは実施例３のボールと同様のゴム組成物から作
製された内核に外皮を施したツーピースポールであるが
、実施例３に比べれば耐久性は少し劣るものの、打球感
、打球音は実施例３と同等もしくはそれ以上である。こ
の実施例４のボールも比較例１〜６のボールとの対比か
ら明らかなように、水上練習用ゴルフボールとして充分
な物性を有している。
（５）実施例５のゴルフボールについて実施例５のゴル
フボールは、基材ゴムがＶＣＲとシス−１，４−ポリブ
タジエンとのＩ：１のブレンドであるが、その他は実施
例３と同じである。
フボールは、基材ゴムがＶＣＲとシス−１，４−ポリブ
タジエンとのＩ：１のブレンドであるが、その他は実施
例３と同じである。
この実施例５のゴルフボールは、打球感、打球音は実施
例３に比べて少し劣るが、比較例１〜６のボールと比べ
るとボールコンプレッション、耐久性、打球感、打球音
が優れており、ＶＣＲを配合した効果が保持されていて
、水上練習用ゴルフボールとして良好な物性を有してい
る。
例３に比べて少し劣るが、比較例１〜６のボールと比べ
るとボールコンプレッション、耐久性、打球感、打球音
が優れており、ＶＣＲを配合した効果が保持されていて
、水上練習用ゴルフボールとして良好な物性を有してい
る。
以上説明したように、本発明によれば、耐久性、打球感
、打球音共に優れた水上練習用に適する低比重のソリッ
ドゴルフボールを提供することができた。
、打球音共に優れた水上練習用に適する低比重のソリッ
ドゴルフボールを提供することができた。
Claims (4)
- （１）シンジオタクチック−１，２−ポリブタジエンを
５〜３０重量％含み、かつシス−１，４−ポリブタジエ
ンを４０重量％以上含むポリブタジエンゴムを必須成分
とする基材ゴムと、平均粒子径が５０μｍ以下の微粒子
状超高分子量ポリオレフィンと、無機充填剤と、架橋性
モノマーと、開始剤とを含むゴム組成物を架橋して得ら
れた一体成形のワンピースソリッドゴルフボール。 - （２）比重が１未満である特許請求の範囲第１項記載の
ワンピースソリッドゴルフボール。 - （３）シンジオタクチック−１，２−ポリブタジエンを
５〜３０重量％含み、かつシス−１，４−ポリブタジエ
ンを４０重量％以上含むポリブタジエンゴムを必須成分
とする基材ゴムと、平均粒子径が５０μｍ以下の微粒子
状超高分子量ポリオレフィンと、無機充填剤と、架橋性
モノマーと、開始剤とを含むゴム組成物を架橋して得ら
れた内核に、アイオノマー樹脂またはトランスポリイソ
プレンを基材とする外皮を施してなるツーピースソリッ
ドゴルフボール。 - （４）比重が１未満である特許請求の範囲第３項記載の
ツーピースソリッドゴルフボール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60284081A JPS62142571A (ja) | 1985-12-16 | 1985-12-16 | 水上練習用ソリッドゴルフボール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60284081A JPS62142571A (ja) | 1985-12-16 | 1985-12-16 | 水上練習用ソリッドゴルフボール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62142571A true JPS62142571A (ja) | 1987-06-25 |
| JPH0544305B2 JPH0544305B2 (ja) | 1993-07-06 |
Family
ID=17674012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60284081A Granted JPS62142571A (ja) | 1985-12-16 | 1985-12-16 | 水上練習用ソリッドゴルフボール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62142571A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0345609A (ja) * | 1989-07-14 | 1991-02-27 | Ube Ind Ltd | ポリブタジエンゴム及びその組成物 |
| US6670422B2 (en) | 2001-02-09 | 2003-12-30 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball and rubber composition therefor |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5340140A (en) * | 1976-09-22 | 1978-04-12 | Mitsubishi Electric Corp | Engine ignition system |
| JPS58162866U (ja) * | 1982-04-27 | 1983-10-29 | 中島 恵次 | 球技用ボ−ル |
| JPS6092780A (ja) * | 1983-10-27 | 1985-05-24 | 住友ゴム工業株式会社 | 練習場用ゴルフボ−ル |
-
1985
- 1985-12-16 JP JP60284081A patent/JPS62142571A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5340140A (en) * | 1976-09-22 | 1978-04-12 | Mitsubishi Electric Corp | Engine ignition system |
| JPS58162866U (ja) * | 1982-04-27 | 1983-10-29 | 中島 恵次 | 球技用ボ−ル |
| JPS6092780A (ja) * | 1983-10-27 | 1985-05-24 | 住友ゴム工業株式会社 | 練習場用ゴルフボ−ル |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0345609A (ja) * | 1989-07-14 | 1991-02-27 | Ube Ind Ltd | ポリブタジエンゴム及びその組成物 |
| US6670422B2 (en) | 2001-02-09 | 2003-12-30 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball and rubber composition therefor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0544305B2 (ja) | 1993-07-06 |
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Legal Events
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