JPH07222828A - ゴルフボール - Google Patents
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Abstract
重量%のエチレン・不飽和カルボン酸二元共重合体のカ
ルボキシル基の20モル%以上を金属イオンにより中和
してなる塩50〜90重量%と、(b)不飽和カルボン
酸エステル含有量が12〜45重量%であり、不飽和カ
ルボン酸含有量が5.5〜10重量%であるエチレン・
不飽和カルボン酸エステル・不飽和カルボン酸三元共重
合体50〜10重量%からなる樹脂成分を主成分として
形成されており、かつ、JIS−C硬度が60〜80で
あるカバーを有することを特徴とするソリッドゴルフボ
ール。 【効果】 本発明のゴルフボールは、フィーリングが良
く、またスピン特性に優れ、コントロール性が良好であ
ると共に、反発性が良好で、しかもささくれ現象が生じ
難い。
Description
を有するとともに、充分な初速が得られ、しかも耐久性
に優れたゴルフボールに関する。
ン・(メタ)アクリル酸共重合体のアイオノマー樹脂
は、その優れた打撃耐久性、耐カット性からツーピース
ゴルフボール、一部の糸巻きゴルフボールのカバー材料
として広く用いられ、受け入れられている。しかしなが
ら、この種のアイオノマー樹脂は、従来からカバー材料
として用いられているバラタゴムに比べて打感が硬い上
にバラタゴム対比硬度が高いことから、アイアンショッ
トの際自在にスピンをかけることが難しく、コントロー
ル性に劣ることが言われてきた。
較的柔軟なアイオノマー樹脂であるエチレン・(メタ)
アクリル酸・(メタ)アクリル酸エステルターポリマー
のアイオノマーをある物性範囲のエチレン・(メタ)ア
クリル酸共重合体のアイオノマー樹脂に一定の範囲ブレ
ンドしたものを軟・硬アイオノマーブレンドゴルフボー
ルカバーとして使用することが提案されている(米国特
許第4884814号公報、特開平1−308577号
公報)。
リル酸共重合体のアイオノマー樹脂をカバーに用いたゴ
ルフボールの問題点である打感の硬さ、コントロール性
を大きく改善する技術として非常に有効なものといえ
る。
案に係る軟・硬アイオノマーブレンドゴルフボールカバ
ーは次のような問題がある。即ち、カバーが軟らかくな
り、硬度が低下していることにより、カバー自体の反発
性も低下し、ボールとしての反発性の大幅低下につなが
っている。更に、このソフトなアイオノマーカバーで
は、アイアンショットでのスピンがかかり易くなるが、
これはクラブフェースとカバーとの摩擦力が大きくなっ
ていることを意味し、このため特にツーピースソリッド
ゴルフボールのような硬い芯材(コア)を用いたボール
において、アイアンショットの際、アイアンクラブの溝
によりカバー表面が削り取られ、ボール表面がささくれ
立つ現象が生じ易い。
特性に優れ、コントロール性が良好であると共に、反発
性が良好で、しかもささくれ現象が生じ難いゴルフボー
ルが望まれる。
者らは、ソフトなフィーリングを有し、スピン特性が良
好であり、しかもボールの反発性を大きく低下させるこ
とがなく、その上アイアンショットでの耐ささくれ性を
改良したゴルフボールについて鋭意検討を行った結果、
ゴルフボールのカバーを、(a)不飽和カルボン酸含有
量が10〜20重量%のエチレン・不飽和カルボン酸二
元共重合体のカルボキシル基の20モル%以上を金属イ
オンにより中和してなる塩50〜90重量%と、(b)
不飽和カルボン酸エステル含有量が12〜45重量%で
あり、不飽和カルボン酸含有量が5.5〜10重量%で
あるエチレン・不飽和カルボン酸エステル・不飽和カル
ボン酸三元共重合体50〜10重量%からなる樹脂成分
を主成分として形成すると共に、カバー材の硬度をJI
S−C硬度で60〜80とすることにより、ささくれ現
象が生じ難く、打感も良く、スピン特性に優れている
上、良好な初速を有するゴルフボールが得られることを
知見し、本発明をなすに至ったものである。
と、本発明のゴルフボールは、ソリッドコアをカバーで
被覆してなるツーピースゴルフボール、スリーピースゴ
ルフボール等のソリッドゴルフボール又は糸巻き芯をカ
バーで被覆してなる糸巻きゴルフボールにおいて、前記
カバーが、(a)不飽和カルボン酸含有量が10〜20
重量%のエチレン・不飽和カルボン酸二元共重合体のカ
ルボキシル基の20モル%以上を金属イオンにより中和
してなる塩50〜90重量%と、(b)不飽和カルボン
酸エステル含有量が12〜45重量部であり、不飽和カ
ルボン酸含有量が5.5〜10重量%であるエチレン・
不飽和カルボン酸エステル・不飽和カルボン酸三元共重
合体50〜10重量%からなる樹脂成分を主成分として
形成されており、かつ、カバーのJIS−C硬度が60
〜80であることを特徴とするものである。
(a)成分のエチレン・不飽和カルボン酸二元共重合体
の塩において、不飽和カルボン酸としては、炭素数3〜
8の脂肪族モノカルボン酸が好適であり、特に好ましい
ものとしてアクリル酸、メタクリル酸などが挙げられ、
本発明においては、該不飽和カルボン酸含有量が10〜
20%(重量%、以下同じ)の共重合体を使用する。こ
の含有量が10%より少ないと高反発弾性のカバーが得
られず、一方20%を越えるとカバーの吸湿性が増大
し、その性能が低下する。
元共重合体の塩としては、Na塩、Li塩、Mg塩、Z
n塩等が挙げられるが、反発性、打撃耐久性の点から1
価の塩(Li塩又はNa塩)と2価の塩(Mg塩又はZ
n塩)とを組合せることが好ましく、特に1価の塩と2
価の塩とを重量比25:75〜75:25においてブレ
ンドしたものが好ましい。この場合、上記金属イオンに
よる中和度(上記共重合体のカルボキシル基の水素原子
を金属イオンで置換した割合)は20モル%以上、好ま
しくは25モル%であることが必要であり、中和度が2
0モル%未満では反発弾性、耐ささくれ性が低下し、本
発明の目的が達成されない。
共重合体の塩としては、三井デュポンポリケミカル株式
会社より市販されているハイミラン、更に米国デュポン
社の相当グレード、EXON社のエチレン−アクリル酸
共重合体アイオノマー“Iotek”なども使用し得
る。
ボン酸エステル・不飽和カルボン酸三元共重合体におい
て、不飽和カルボン酸としては、炭素数3〜10程度の
ものが好ましく、例えばアクリル酸、メタクリル酸のよ
うな非置換のモノカルボン酸が挙げられる。
は、アクリル酸、メタクリル酸等の不飽和カルボン酸と
炭素数1〜9のアルコールとのエステルが好適に用いら
れる。
酸エチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸n−ブチ
ル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸イソブチルなどを挙げることができ
る。
ム共重合体であってもグラフト共重合体であってもよ
い。グラフト共重合体にあっては、エチレン・(メタ)
アクリル酸エステルランダム共重合体に不飽和カルボン
酸をグラフト重合したものが好ましい。
発明では不飽和カルボン酸エステル含有量が12〜45
%、好ましくは18〜25%、不飽和カルボン酸含有量
が5.5〜10%、好ましくは6〜9%であるものを使
用する。不飽和カルボン酸エステル含有量が12%より
少ない場合及び不飽和カルボン酸含有量が10%より多
い場合は、柔軟なカバーが得られず、反発弾性が低下
し、不飽和カルボン酸エステル含有量が45%を越える
場合及び不飽和カルボン酸含有量が5.5%より少ない
場合は、上記(a)成分と相溶性が低下し、ささくれ性
が悪くなる。更に、不飽和カルボン酸含有量が5.5%
より少ないと、上記三元共重合体は上塗りに使うウレタ
ン系塗料との密着力も弱くなり、この面でも5.5%以
上の不飽和カルボン酸量が必要である。
0〜90%、(b)成分50〜10%からなる樹脂成分
を主成分として形成し、JIS−C硬度を60〜80と
したものである。(a),(b)成分をこのような比率
とすることで、柔軟でささくれしにくく、さらにスピン
特性も良好なボールとすることができる。これに対し、
(a)成分が50%より少ないか又はJIS−C硬度が
60未満であると、カバーが軟かすぎてゴルフボールと
して十分な反発が得られない。また、(b)成分が10
%より少ないか又はJIS−C硬度が80を超すと、良
好な打感及び十分なスピン特性が得られない。
(b)成分からなる樹脂成分に対し必要に応じて染料、
二酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バリウム等の顔料、UV
吸収剤、酸化防止剤等の材料、更には金属石鹸等の分散
助剤などを添加し、これら成分を通常のミキシング、例
えば密閉式の混練り機(バンバリー、ニーダー)、押出
し機中で混合した後、常法に従って成形することができ
る。
れるものではなく、ツーピースやスリーピースゴルフボ
ールなどのソリッドゴルフボール用コアの他に糸巻きコ
アに用いてもよいが、本発明に係るカバーの効果を有効
に発揮するために高反発性を有するソリッドコアを用い
ることが推奨される。
は、基材ゴムと不飽和カルボン酸金属塩を含むコア用組
成物を使用して形成することが好ましい。この場合、基
材ゴムとしては、シス構造を90%以上有するシス−
1,4−ポリブタジエンゴムが高反発性の点から特に好
ましく使用できる。なお、シス−1,4−ポリブタジエ
ンゴムに天然ゴム、ポリイソプレンゴムなどを所望によ
り適宜配合することができるが、上記の高シス−1,4
−ポリブタジエンゴムが基材ゴム成分中に80重量%以
上含有するようにすることが好ましく、80重量%未満
では高シス−1,4−ポリブタンジエンゴムの優れた反
発性が損なわれる場合が生じる。また、上記不飽和カル
ボン酸の金属塩は共架橋剤として配合されるもので、特
にアクリル酸亜鉛が好ましく、上記基材ゴム100重量
部に対して25〜40重量部使用することが好ましい。
過酸化物としては、ジクミルパーオキサイド、t−ブチ
ルパーオキシベンゾエート、ジ−t−ブチルパーオキサ
イド、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,
3,5−トリメチルシクロヘキサン等が使用し得る。こ
の配合量としては、基材ゴム100重量部に対し0.5
〜3重量部、特に0.8〜2重量部が好ましい。
老化防止剤、硫酸バリウム等のツーピースソリッドゴル
フボールなどの芯球に通常使用し得る成分を必要により
適宜配合することができる。このコアゴム組成物はバン
バリー又はニーダー等で混練され、常法に従い高温加圧
加硫にて球体の芯材として硬化成型することができる
が、本発明においては、加硫物コアの硬度として、コア
に100kg荷重をかけた時のたわみ量が2.3〜3.
3mmであるものを使用することが好ましい。2.3m
mより小さいとカバー被覆後のボールが硬く、打感が悪
くなる傾向があり、3.3mmより大きいと反発が低く
なる場合がある。
例えばカバー材料で予めリーフカップを成型し、これを
コアに被覆し、熱圧縮成型する方法又はコアのまわりに
直接射出成型によりカバー材を被覆する方法などで成型
できる。
対しバフ研磨、塗装、スタンプ等の種々の完成作業を行
うことができる。
ソリッドコアを用いてソリッドゴルフボールとした場
合、カバー厚さは好ましくは2.2mm以下、更に好ま
しくは1.2〜2.1mmとする。糸巻きコアを用いた
場合には、カバー厚さは好ましくは2.0mm以下、更
に好ましくは1.0〜1.7mmとする。カバー厚さが
それぞれ上記範囲(上限値)を超えるとボールの反発特
性が低下する。
が良く、またスピン特性に優れ、コントロール性が良好
であると共に、反発性が良好で、しかもささくれ現象が
生じ難い。
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。
のゴム組成物を用い、155℃、18分間の加硫により
直径38.5mmのラージサイズツーピースゴルフボー
ルのコアAを製造した。ゴム組成物 (コアA) JSR BR01 100 重量部 アクリル酸亜鉛 33 重量部 亜鉛華 9.7 〃 硫酸バリウム 9.7 〃 老化防止材(ノクラック NS−6) 0.2 〃 ジクミルバーオキサイド 1.0 〃 次に、表1に示す原料樹脂を表2,3に示す割合で使用
し、その原料樹脂100重量部にチタン白5重量部、ス
テアリン酸マグネシウム0.8重量部を 添加したカバ
ー組成物を射出成形法により上記コアに厚さ2.0mm
のカバーを被覆形成し、その上にウレタン系クリアー塗
料で塗装し、ゴルフボールを作製した。
スピン、ささくれ、打感、初速を下記の方法で評価し
た。結果を表2,3に示す。
たわみ量。数字が大きいほど軟らかい(単位mm)。 (2)プロゴルファーにドライバー(W#1)と7番ア
イアンで打撃してもらい、その打撃感触を評価した。 ○:従来のツーピースゴルフボールの感触より大幅にソ
フト △:従来のツーピースゴルフボールの感触よりややソフ
ト ×:従来のツーピースゴルフボールの感触とかわらない (3)スイングロボットマシンにサンドウェッジを取り
付け、ヘッドスピード19m/sで打撃。そのインパク
ト直後のボールの動きを高速度写真にて解析し、バック
スピン量を求めた(単位rpm)。 (4)公認機関R&A(USGA)と同タイプの初速度
計で測定した(単位m/sec)。 (5)得られたボールを23℃に保温し、市販ピッチン
グウェッジ3種をロボットマシンに取り付け、ヘッドス
ピード37m/sでボールの3ヶ所を各1回打撃し、3
ヶ所の打撃部を観察し、次の評価基準で10段階評価し
た。なお、結果はそれぞれ、各温度で4回のテスト結果
の平均値である。 10点:ボール表面に全く変化が見られない 9点 :10点と8点の中間 8点 :ごくわずかにクラブフェースの跡が残るが、殆
んど気にならない 7点 :8点と6点の中間 6点 :クラブフェースの跡がかなり残るが、カバー表
面の羽毛立ちはない 5点 :6点と4点の中間 4点 :表面がささくれ、羽毛立ちが目立つ 3点 :4点と2点の中間 2点 :表面がささくれ、亀裂もわずかに見られる 1点 :亀裂が目立つ (6)ボールミル中にバンカーに使われる砂、ボール、
水を入れ、撹拌した。その後洗浄し、塗膜の状態を観察
した。 ○:塗膜の異常なし ×:塗膜剥離が見られる
Claims (1)
- 【請求項1】 (a)不飽和カルボン酸含有量が10〜
20重量%のエチレン・不飽和カルボン酸二元共重合体
のカルボキシル基の20モル%以上を金属イオンにより
中和してなる塩50〜90重量%と、(b)不飽和カル
ボン酸エステル含有量が12〜45重量%であり、不飽
和カルボン酸含有量が5.5〜10重量%であるエチレ
ン・不飽和カルボン酸エステル・不飽和カルボン酸三元
共重合体50〜10重量%からなる樹脂成分を主成分と
して形成されており、かつ、JIS−C硬度が60〜8
0であるカバーを有することを特徴とするソリッドゴル
フボール。
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