JP2002113129A - ツーピースソリッドゴルフボール - Google Patents
ツーピースソリッドゴルフボールInfo
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Abstract
飛距離が大きく、アプローチショットでのスピン量が大
きくてコントロール性に優れたツーピースソリッドゴル
フボールを提供する。 【解決手段】 本発明は、コアとカバーとから成り、該
コアのショアD硬度による表面硬度が中心硬度より15
〜40だけ大きく、かつ該カバーが、基材樹脂100重
量部に対して、(i)エチレン‐(メタ)アクリル酸共重合
体系アイオノマー樹脂10〜80重量部、(ii)エチレン
‐(メタ)アクリル酸‐(メタ)アクリル酸エステル三元共
重合体系アイオノマー樹脂0〜60重量部、および(ii
i)スチレンブロックを含有する熱可塑性エラストマー
5〜60重量部を含有するカバー用組成物から形成さ
れ、該カバーのショアD硬度が40〜60であり、かつ
該コアの表面硬度より1〜20だけ小さいことを特徴と
するツーピースソリッドゴルフボールに関する。
Description
ドゴルフボールに関する。更に詳しくは、本発明は、糸
巻きゴルフボールのような良好な打球感を保持し、かつ
ミドルアイアンからドライバーでの打撃時に飛距離が大
きく、ショートアイアン等による打撃時にスピン量が大
きくてコントロール性に優れたツーピースソリッドゴル
フボールに関する。
ルがあり、ゲーム用としては一般に、ツーピースソリッ
ドゴルフボールと糸巻きゴルフボールがある。ツーピー
スソリッドゴルフボールは、糸巻きゴルフボールに比べ
て優れた飛行性能と耐久性を有するために、市場におい
ても大半を占めているが、打球感とアプローチショット
でのコントロール性の面で糸巻きゴルフボールに劣って
いる。
更に向上するために数多くの提案がなされてきたが、例
えば、特開昭63‐220889号公報、特開平6‐9
8949号公報、特開平7‐194732号公報等に
は、主にコアの硬度や硬度分布を適正化することによっ
て、飛距離(反発性)、耐久性、打球感、コントロール
性等の性能を向上したツーピースソリッドゴルフボール
が提案されており、また特開平10‐127823号公
報等には、カバーの厚さ、硬度およびゴルフボールの硬
度分布を適正化することによって、性能を向上したツー
ピースソリッドゴルフボールが提案されている。
S‐C硬度でコアの中心から10mm未満の部分の硬度が
60〜79、中心から10mmを超える部分の硬度が8
0〜90になるように硬度分布をコントロールし、カバ
ー厚さ1.5〜2.0mmを有し、かつ得られたボール
が初荷重10kgfから終荷重130kgfをかけたと
きの圧縮変形量1.9〜2.4mmを有するツーピース
ゴルフボールが開示されている。しかしながら、このゴ
ルフボールでは、ボールの変形量が小さく硬いため、打
球感が悪いという問題があった。
硬度が中心、中心から5〜10mm、中心から15m
m、表面と順に大きくなるように硬度分布をコントロー
ルしたツーピースゴルフボールが開示されている。しか
しながら、カバーに比較的硬い材料を用いているため飛
距離は優れているものの、ショートアイアン等による打
撃時にスピン量が小さくてコントロール性が劣るという
問題点があった。
の中心硬度がJIS‐C硬度40〜57で、コアの表面硬度
がJIS‐C硬度70〜95であり、この表面硬度と中心硬
度の硬度差が20〜40であるツーピースゴルフボール
が開示されている。しかしながら、このゴルフボールに
おいても、カバーに比較的硬い材料を用いているため、
ショートアイアン等による打撃時にスピン量が小さくて
コントロール性が劣るという問題点があった。
バーの厚さが1.0〜2.1mmと薄く、JIS‐C硬度が
75〜95であり、コアの表面硬度とカバー硬度の差が
JIS‐C硬度で10以下と小さい硬度分布を有するソリッ
ドゴルフボールが開示されている。このゴルフボールで
は、カバーにアイオノマー樹脂のみを用いているため、
反発性が悪く、ドライバーによる打撃時に飛距離が劣る
という問題点があった。
能の向上と共に、良好な打球感およびコントロール性を
有するゴルフボールへの要求がますます高まり、更にこ
れらの特性の向上が望まれている。また、近年、従来の
ツーピースソリッドゴルフボールに比較して、優れた飛
行性能を有し、かつ良好な打球感およびコントロール性
を有するマルチピースソリッドゴルフボールの登場によ
り、ツーピースソリッドゴルフボールにおいても更にこ
れら性能の向上が求められるようになった。
な従来のツーピースソリッドゴルフボールの有する問題
点を解決し、糸巻きゴルフボールのような良好な打球感
を保持し、かつミドルアイアンからドライバーでの打撃
時に飛距離が大きく、ショートアイアン等による打撃時
にスピン量が大きくてコントロール性に優れたツーピー
スソリッドゴルフボールを提供することを目的とする。
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、カバーにアイオノ
マー樹脂と高反発性熱可塑性エラストマーとのブレンド
を用い、コアおよびゴルフボールの硬度分布を特定範囲
内に規定することによって、糸巻きゴルフボールのよう
な良好な打球感を保持し、かつミドルアイアンからドラ
イバーでの打撃時に飛距離が大きく、ショートアイアン
等による打撃時にスピン量が大きくてコントロール性に
優れたツーピースソリッドゴルフボールが得られること
を見出し、本発明を完成するに至った。
れたカバーとから成るツーピースソリッドゴルフボール
において、該コアのショアD硬度による表面硬度が中心
硬度より15〜40だけ大きく、かつ該カバーが、基材
樹脂100重量部に対して、(a)エチレン‐(メタ)ア
クリル酸共重合体系アイオノマー樹脂10〜80重量
部、(b)エチレン‐(メタ)アクリル酸‐(メタ)アクリ
ル酸エステル三元共重合体系アイオノマー樹脂0〜60
重量部、および(c)スチレンブロックを含有する熱可
塑性エラストマー5〜60重量部を含有するカバー用組
成物から形成され、かつ該カバーのショアD硬度が40
〜60であり、かつ該コアの表面硬度より1〜20だけ
小さいことを特徴とするツーピースソリッドゴルフボー
ルに関する。
硬度差を最適化することによって、ミドルアイアンから
ドライバーでの打撃時に高打出角化および低スピン量化
が図られて飛距離が大きくなり、またカバーにアイオノ
マー樹脂と高反発性を有する熱可塑性エラストマーとの
ブレンドを採用し、コアの表面硬度とカバー硬度との差
を最適化することにより、糸巻きゴルフボールのような
良好な打球感を保持し、かつ飛距離が大きく、ショート
アイアン等による打撃時にスピン量が大きくてコントロ
ール性に優れたツーピースソリッドゴルフボールを達成
したものである。
上記カバーが厚さ1.0〜2.5mmおよびショアD硬
度40〜60を有し、かつ上記カバー硬度をA、ディン
プル総容積をB(mm3)とした場合に両者の積ABの値
が12000〜18000であり;上記カバーが曲げ剛
性率30〜80MPaを有し;上記スチレンブロックを
含有する熱可塑性エラストマーが、スチレン‐ブタジエ
ン‐スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレン‐
イソプレン‐スチレンブロック共重合体(SIS)、ス
チレン‐イソプレン‐ブタジエン‐スチレンブロック共
重合体(SIBS)、またはこれらの水添物と、オレフ
ィンと、のポリマーアロイから成る群から選択される;
ことが好ましい。
では、コア上にカバーを被覆する。コアは基本的に、基
材ゴム、共架橋剤、有機過酸化物、充填材、老化防止剤
等を含有するゴム組成物を、通常のソリッドコアに用い
られる方法、条件を用いて加熱圧縮加硫することにより
得られる。
来からソリッドゴルフボールに用いられている天然ゴム
および/または合成ゴムが用いられ、特にシス‐1,4‐
結合少なくとも40%以上、好ましくは80%以上を有
するいわゆるハイシスポリブタジエンゴムが好ましく、
所望により上記ポリブタジエンゴムには、天然ゴム、ポ
リイソプレンゴム、スチレンポリブタジエンゴム、エチ
レン‐プロピレン‐ジエンゴム(EPDM)等を配合し
てもよい。
酸またはメタクリル酸等のような炭素数3〜8のα,β
‐不飽和カルボン酸の、亜鉛、マグネシウム等の一価ま
たは二価の金属塩が好ましく、特に高い反発性を付与す
るアクリル酸亜鉛が好適である。配合量は基材ゴム100
重量部に対して、25〜39重量部、好ましくは27〜
37重量部である。上記配合量が25重量部より少ない
と、軟らかくなり過ぎて反発が悪くなり飛距離が低下す
るとともに、カバーに軟らかい材料を使用しているた
め、ボールとしても軟らかくなり過ぎて打球感が悪いも
のとなる。また、上記配合量が39重量部より多いと、
硬くなり過ぎて打球感が悪くなる。
作用し、例えばジクミルパーオキサイド、1,1‐ビス
(t‐ブチルパーオキシ)‐3,3,5‐トリメチルシクロ
ヘキサン、2,5‐ジメチル‐2,5‐ジ(t‐ブチルパ
ーオキシ)ヘキサン、ジ‐t‐ブチルパーオキサイドが
挙げられ、ジクミルパーオキサイドが好適である。配合
量は、基材ゴム100重量部に対して、0.5〜2.0
重量部、好ましくは0.7〜1.5重量部である。0.
5重量部未満では軟らかくなり過ぎて反発が悪くなり飛
距離が低下する。2.0重量部を越えると硬くなり過ぎ
て、打球感が悪くなる。
コアに通常配合されるものであればよく、例えば無機充
填材、具体的には、酸化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カル
シウム、酸化マグネシウム等が挙げられ、高比重金属充
填材、例えばタングステン粉末、モリブデン粉末等およ
びそれらの混合物が挙げられる。配合量は、基材ゴム1
00重量部に対して5〜50重量部、好ましくは8〜4
0重量部である。5重量部未満では適正なゴルフボール
重量にするために、カバーに多量の充填材を配合する必
要があり、その結果、ゴルフボールの反発性が低下す
る。50重量部を越えるとコアの重量が大きくなり、適
正なボール重量に調整することが困難となる。
化防止剤またはしゃく解剤、その他ソリッドゴルフボー
ルのコアの製造に通常使用し得る成分を適宜配合しても
よい。尚、老化防止剤は、基材ゴム100重量部に対し
て、0.2〜1.0重量部が好ましい。
のゴム組成物を均一に混合および混練し、金型内で加熱
プレスすることにより得ることができる。この際の条件
は特に限定されないが、通常は130〜180℃、圧力
2.9〜9.8MPa、15〜60分間で行われる。
径37〜43mm、好ましくは38〜42mm、より好
ましくは39〜41mmである。上記直径が37mmよ
り小さいと、ゴルフボール規格に適合した直径にするた
めにカバーを厚くする必要があり、ドライバー打撃時の
スピン量が大きくなって飛距離が低下する。上記直径が
43mmより大きいと、得られるゴルフボールの直径が
大きくなり過ぎるため、飛行時の空気抵抗が大きくなっ
て飛距離が低下する。
ョアD硬度による表面硬度が中心硬度より15〜40だ
け大きいことを要件とするが、好ましくは20〜35、
より好ましくは20〜30である。上記硬度差が、15
より小さいと打撃時のスピン量が増加して飛距離が低下
し、40より大きいとコアの中心硬度が小さくなり過ぎ
て反発性が低下して飛距離が低下する。
は、45〜70、好ましくは49〜60、より好ましく
は52〜59、最も好ましくは54〜58であることが
望ましい。上記コアの表面硬度が45より小さくなる
と、得られるゴルフボールの反発性が低下して飛距離が
低下するだけでなく、打球感も軟らかくなり過ぎて悪い
ものとなる。上記コアの表面硬度が70より大きいと、
硬くなり過ぎて打球感が悪くなるばかりでなく、スピン
量も増加して飛距離が低下する。ここで、コアの表面硬
度とは、作製したコアの表面で測定した硬度を意味す
る。
は、20〜40、好ましくは22〜38、より好ましく
は25〜36であることが望ましい。上記コアの中心硬
度が20より小さくなると、コアのコンプレッションが
大きくなり過ぎ、得られるゴルフボールも軟らかくなり
過ぎて打球感が悪いものとなる。上記コアの中心硬度が
40より大きいと、コアのコンプレッションが小さくな
り過ぎ、得られるゴルフボールも硬くなり過ぎて打球感
が悪くなる。ここで、コアの中心硬度とは、作製したコ
アを2等分切断し、その切断面の中心点で測定した硬度
を意味する。
る。本発明のゴルフボールでは、上記カバーは厚さ1.
0〜2.5mm、好ましくは1.2〜2.3mm、より
好ましくは1.4〜2.0mmである。上記厚さが1.
0mmより小さいとショートアイアン等での打撃時にス
ピン量が小さくなりコントロール性が悪くなり、2.5
mmより大きいとスピン量が大きくなって飛距離が低下
する。
ショアD硬度が、上記コアの表面硬度より1〜20だけ
小さいことを要件とするが、上記硬度差は好ましくは2
〜15、より好ましくは3〜12である。上記硬度差が
1より小さいと、カバーが硬くなり過ぎ、ショートアイ
アン等での打撃時にスピン量が小さくなるだけでなく、
打球感も硬くて悪いものとなる。上記硬度差が20より
大きいと、カバーが軟らかくなり過ぎ、ドライバー等で
の打撃時のスピン量が増加して飛距離が低下する。
を要件とするが、好ましくは42〜58、より好ましく
は45〜55である。上記カバー硬度が40より小さく
なると、カバーが軟らかくなり過ぎ、ドライバー等での
打撃時のスピン量が増加して飛距離が低下する。上記カ
バー硬度が60より大きいと、カバーが硬くなり過ぎ、
打撃時の衝撃が大きくて打球感が悪くなるばかりでな
く、アプローチショット等でのスピン量も小さくなって
コントロール性が悪いものとなる。
剛性率30〜80MPa、好ましくは35〜75MP
a、より好ましくは40〜70MPaを有することが望
ましい。上記カバーの曲げ剛性率が、30MPaより小
さいと、カバーが軟らかくなり過ぎ、ドライバー等での
打撃時のスピン量が増加して飛距離が低下する。上記カ
バーの曲げ剛性率が80MPaより大きいと、カバーが
硬くなり過ぎ、打撃時の衝撃が大きくて打球感が悪くな
るばかりでなく、アプローチショット等でのスピン量も
小さくなってコントロール性が悪いものとなる。
脂100重量部に対して、(a)エチレン‐(メタ)アク
リル酸共重合体系アイオノマー樹脂10〜80重量部、
(b)エチレン‐(メタ)アクリル酸‐(メタ)アクリル酸
エステル三元共重合体系アイオノマー樹脂0〜60重量
部、および(c)スチレンブロックを含有する熱可塑性
エラストマー5〜60重量部を含有するカバー用組成物
から形成されることを要件とする。
組成物の(a)成分はエチレン‐アクリル酸共重合体アイ
オノマー樹脂および/またはエチレン‐メタアクリル酸
共重合体アイオノマー樹脂である。ここでエチレンとア
クリル酸またはメタクリル酸との共重合体組成比はエチ
レンが70〜95重量%でアクリル酸またはメタクリル
酸が5〜30重量%の範囲が好ましい。なお上記アイオ
ノマー樹脂は金属塩で部分的に中和され、金属イオンで
架橋されている。即ち、エチレンとアクリル酸またはメ
タクリル酸との共重合体中のカルボキシル基の少なくと
も一部を金属イオンで中和架橋されている。そして金属
イオンとしては、アルカリ金属イオン、例えばNaイオ
ン、Kイオン、Liイオン等;2価金属イオン、例えば
Znイオン、Caイオン、Mgイオン等;3価金属イオ
ン、例えばAlイオン、Ndイオン等;およびそれらの混
合物が挙げられるが、Naイオン、Znイオン、Liイオ
ン等が反発性、耐久性等からよく用いられる。
0、好ましくは57〜68を有し、曲げ剛性率200〜
500MPa、好ましくは250〜450MPaを有す
るいわゆる高剛性タイプであることが望ましい。
例示すると、三井デュポンポリケミカル(株)から市販
されているハイミラン(Hi‐milan)1555
(Na)、ハイミラン1557(Zn)、ハイミラン1
605(Na)、ハイミラン1706(Zn)、ハイミ
ラン1707(Na)、ハイミランAM7318(N
a)、ハイミランAM7315(Zn)、ハイミランA
M7317(Zn)、ハイミランAM7311(M
g)、ハイミランMK7320(K)などがある。
オノマー樹脂としては、サーリン(Surlyn)89
45(Na)、サーリン8940(Na)、サーリン9
910(Zn)、サーリン9945(Zn)、サーリン
7930(Li)、サーリン7940(Li)などがあ
る。またエクソン化学社から市販されているアイオノマ
ー樹脂としては、アイオテック(Iotek)7010
(Zn)、アイオテック8000(Na)、アイオテッ
ク7030(Zn)、アイオテック8030(Na)な
どがある。
の括弧内に記載したNa、Zn、K、Li、Mgなど
は、これらの中和金属イオンの金属種を示している。ま
た、本発明においてカバーの基材樹脂に用いられるアイ
オノマー樹脂は、上記例示のものを2種以上混合しても
よいし、上記例示の1価の金属イオンで中和したアイオ
ノマー樹脂と2価の金属イオンで中和したアイオノマー
樹脂を2種以上混合して用いてもよい。
アクリル酸またはメタクリル酸と、アクリル酸エステル
またはメタクリル酸エステルの三元共重合体アイオノマ
ー樹脂である。そしてこれらの三成分の共重合体組成比
はエチレンが70〜85重量%(メタ)アクリル酸が5
〜20重量%、(メタ)アクリル酸エステルが10〜2
5重量%であることが好ましい。なお上記(メタ)アク
リル酸エステルはたとえばメチル、エチル、プロピル、
n‐ブチル、イソブチル等のエステルが用いられる。
尚、上記アイオノマー樹脂も、(a)成分と同様に、上記
三元共重合体中のカルボキシル基の少なくとも一部を金
属イオンで中和架橋されており、金属イオンとしては
(a)成分と同様のものが挙げられる。
例を例示すると、それらに限定されないが、三井デュポ
ンポリケミカル社から市販されているハイミラン185
6(Na)、ハイミラン1855(Zn)、ハイミラン
AM7316(Zn)等、デュポン社から市販されてい
るサーリン8320(Na)、サーリン9320(Z
n)、サーリン6320(Mg)等、エクソン化学社か
ら市販されているアイオテック7510(Zn)、アイ
オテック7520(Zn)等がある。
5、好ましくは35〜50を有し、曲げ剛性率が10〜
100MPa、好ましくは15〜80MPaを有するこ
とが好ましい。その理由は(a)成分と(c)成分との相溶
性を助長させる効果を発現させ易いからである。
成分および(b)成分としてのアイオノマー樹脂に(c)成
分としてスチレンブロックを有する熱可塑性エラストマ
ーを1種以上混合して使用する。スチレンブロックを有
する熱可塑性エラストマーとしては、スチレンブロック
と共役ジエン化合物ブロックとから成るブロック共重合
体で、共役ジエン化合物としては、たとえばブタジエ
ン、イソプレン、1,3‐ペンタジエン、2,3‐ジメ
チル‐1,3‐ブタジエン等の中から1種または2種以
上が選択でき、中でもブタジエン、イソプレンおよびこ
れらの組合せが好ましい。
可塑性エラストマー(c)成分は、スチレン‐ブタジエン
‐スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレン‐イ
ソプレン‐スチレンブロック共重合体(SIS)、スチ
レン‐イソプレン‐ブタジエン‐スチレンブロック共重
合体(SIBS)、またはこれらの水添物であることが
可能である。即ち、前記スチレンブロックを含有する熱
可塑性エラストマー(c)成分は、SBSまたはその水添
物、SISまたはその水添物、SIBSまたはその水添
物であることが可能である。SBSの水添物としては、
例えば、スチレン‐エチレン‐ブチレン‐スチレンブロ
ック共重合体(SEBS)を使用することができる。S
ISの水添物としては、たとえば、スチレン‐エチレン
‐プロピレン‐スチレンブロック共重合体(SEPS)
を使用することができる。SIBSの水添物としては、
たとえば、スチレン‐エチレン‐エチレン‐プロピレン
‐スチレンブロック共重合体(SEEPS)を使用する
ことができる。
可塑性エラストマー(c)成分は、スチレン‐ブタジエン
‐スチレンブロック共重合体(SBS)、SBSの水添
物、スチレン‐イソプレン‐スチレンブロック共重合体
(SIS)、SISの水添物、スチレン‐イソプレン‐
ブタジエン‐スチレンブロック共重合体(SIBS)ま
たはSIBSの水添物と、オレフィンと、のポリマーア
ロイであることが可能である。
ラストマーの具体例としては、例えばスチレン‐ブタジ
エン‐スチレンブロック共重合体(SBS)、そのブタ
ジエンの二重結合部分を水素添加したスチレン‐エチレ
ン‐ブチレン‐スチレンブロック共重合体(SEB
S)、スチレン‐イソプレン‐スチレンブロック共重合
体(SIS)、そのイソプレン二重結合部分を水素添加
したスチレン‐エチレン‐プロピレン‐スチレンブロッ
ク共重合体(SEPS)、スチレン‐イソプレン‐ブタ
ジエン‐スチレンブロック共重合体(SIBS)、その
ブタジエンもしくはイソプレンの二重結合部分を水素添
加したスチレン‐エチレン‐エチレン‐プロピレン‐ス
チレンブロック共重合体(SEEPS)およびそれらを
変性したもの等が挙げられる。
PSにおけるスチレンの含量は好ましくは共重合体中1
0〜50重量%、特に15〜45重量%の範囲である。
10重量%より少ない場合、該熱可塑性エラストマーは
軟らかくなりすぎて、耐カット性は低下する傾向にあ
り、一方50重量%より多い場合はa成分としてのアイ
オノマー樹脂との混合で軟質化が十分達成できず打球
感、コントロール性が悪くなる。
S、SEPSのブロック共重合体の一部にエポキシ基を
含有してもよい。例えば、エポキシ基を含有するスチレ
ン‐ブタジエン‐スチレンブロック共重合体(SBS)
とは、両末端にポリスチレンを有するブロック共重合体
で、その中間層がエポキシ基を含有するポリブタジエン
である。そしてそのポリブタジエン部分の二重結合の一
部または全部に水素添加したものであってもよい。ま
た、エポキシ基を含有するスチレン‐イソプレン‐スチ
レンブロック共重合体(SIS)とは、両末端にポリス
チレンを持つブロック共重合体で、その中間層がエポキ
シ基を含有するポリイソプレンであり、そのポリイソプ
レン部分の二重結合の一部または全部に水素添加したも
のであってもよい。
共重合体のエポキシ基含量は0.05〜10重量%、特
に0.2〜5重量%であることが好ましい。上記エポキ
シ基含量が0.05重量%より少ない場合は、エポキシ
基とアイオノマー樹脂の遊離のカルボキシル基との反応
量が少なくなり、アイオノマー樹脂中へのエポキシ化S
BSまたはSISのブロック共重合体の分散性が低下し
て、耐久性が悪くなるおそれがあり、またエポキシ基含
量が10重量%より多い場合は、エポキシ基とアイオノ
マー樹脂中の遊離のカルボキシル基との反応が多くなり
すぎ、流動性が悪くなってボールの成形が困難になるお
それがある。
ック共重合体の市販品としては、例えばダイセル化学工
業(株)から商品名「エポフレンド」で市販されている
もの(例えば、「エポフレンドA1010」等)が挙げ
られる。また上記末端に水素基が付加したSEBSまた
はSEPSを持つブロック共重合体の市販品としては、
例えば(株)クラレから商品名「セプトン」で市販され
ているもの(例えば、「セプトンHG‐252」等)が
挙げられる。
有する熱可塑性エラストマー(c)成分として、スチレン
‐ブタジエン‐スチレンブロック共重合体(SBS)、
SBSの水添物、スチレン‐イソプレン‐スチレンブロ
ック共重合体(SIS)、SISの水添物、スチレン‐
イソプレン‐ブタジエン‐スチレンブロック共重合体
(SIBS)またはSIBSの水添物と、オレフィン
と、のポリマーアロイを使用した場合、得られるゴルフ
ボールのカバー物性およびボール性能が優れており、特
に反発係数は高いレベルを維持しているという新知見を
得た。これは前記ポリマーアロイ中に含有されるオレフ
ィン成分などが、カバー組成物の相溶性に寄与している
ことが原因のひとつであると考えられる。なお、シェル
ケミカル社(米国)の水素添加したSBSブロック共重
合体(SEBS)をベースポリマーとした他のポリマー
と分子レベルでブレンドしたいわゆるポリマーアロイが
特に好ましい。ここで他のポリマーと好ましくは炭素数
2〜10のオレフィンを重合して得られたポリオレフィ
ンである。具体例として三菱化学(株)から商品名「ラ
バロン」で市販されているもの(例えば、「ラバロンS
J4400N」、「ラバロンSJ5400N」、「ラバ
ロンSJ6400N」、「ラバロンSJ7400N」、
「ラバロンSJ8400N」、「ラバロンSJ9400
N」、「ラバロンSR04」等)が挙げられる。
可塑性エラストマー(c)成分のショアA硬度が95以
下、好ましくは80以下の範囲であることが望ましい。
上記硬度が95を超えると、カバーの軟質化が困難とな
る。
組成物は、基材樹脂100重量部に対して、上記(a)成
分10〜80重量部、(b)成分0〜60重量部および
(c)成分は5〜60重量部を含有することを要件とする
が、それぞれ上記(a)成分は好ましくは20〜70重量
部、より好ましくは30〜60であり、上記(b)成分は
好ましくは5〜50重量部、より好ましくは10〜40
であり、上記(c)成分は好ましくは10〜50重量部、
より好ましくは15〜40である。上記(a)〜(c)成分
をかかる範囲に混合することにより三者の良好な相溶性
により分子レベルでのブレンドが可能となりいわゆるポ
リマーアロイが形成され、硬度、強度、反発弾等の物理
特性において従来の単なるブレンド系では得られない物
性が得られる。その結果(a)成分による優れた剛性、反
発弾性を損なうことなく、カバーの軟質化を図ることが
でき打球感、スピン性能(コントロール性)、さらに、
耐擦過傷性を改善することができる。本発明では上記
(b)成分は必ずしも必要としないが、上記範囲で(b)成
分を混合することにより(a)成分と(c)成分の相溶性を
助長し、しかも強度、反発弾性を維持しながらカバーの
軟質化が可能となりスピン性能および打球感が一層改善
できる。
脂に加えて、その他の熱可塑性エラストマーを配合して
もよい。配合量は、基材樹脂100重量部に対して、1
0重量部以下、好ましくは1〜8重量部の範囲である。
上記配合量が10重量部を超えると、カバー組成物にお
ける各材料の相溶性が悪くなって耐擦傷性が悪くなる。
上記その他の熱可塑性エラストマーとして、ポリオレフ
ィン系熱可塑性エラストマー、ポリウレタン系熱可塑性
エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー等
を一種または二種以上混合して使用することができる。
上記その他の熱可塑性エラストマーの具体例として、三
井化学(株)から商品名「ミラストマー」で市販されて
いる(例えば、ミラストマーM4800NW等)ポリオ
レフィン系熱可塑性エラストマー、住友化学工業(株)
から商品名「住友TPE」で市販されている(例えば、
「住友TPE3682」、「住友TPE9455」等)
ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー、(株)クラレ
から商品名「クラミロン」で市販されている(例えば、
「クラミロン9195」、「クラミロン9180」等)
ポリウレタン系熱可塑性エラストマー、武田バーディシ
ュウレタン工業(株)から商品名「エラストラン」で市
販されている(例えば、「エラストランET880」、
「エラストランET890」等)ポリウレタン系熱可塑
性エラストマー、東レ・デュポン(株)から商品名「ハ
イトレル」で市販されている(例えば、「ハイトレル4
047」、「ハイトレル4767」、「ハイトレル55
57」等)ポリエステル系熱可塑性エラストマー等が挙
げられる
物には、主成分としての上記樹脂の他に必要に応じて、
硫酸バリウム、炭酸カルシウム等の充填材や二酸化チタ
ン等の着色剤や、その他の添加剤、例えば分散剤、老化
防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤並びに蛍光材料または
蛍光増白剤等を、ゴルフボールカバーによる所望の特性
が損なわれない範囲で含有していてもよいが、通常、着
色剤の配合量はカバー樹脂100重量部に対して0.1
〜5.0重量部が好ましい。
成に使用されている一般に公知の方法を用いて行うこと
ができ、特に限定されるものではない。カバー用組成物
を予め半球殻状のハーフシェルに成形し、それを2枚用
いてコアを包み、130〜170℃で1〜5分間加圧成
形するか、または上記カバー用組成物を直接コア上に射
出成形してコアを包み込む方法が用いられる。カバー成
形時、ディンプルと呼ばれるくぼみを多数表面上に形成
する。
D硬度によるカバー硬度をA、ディンプル総容積をB
(mm3)とした場合に両者の積ABの値が12000〜
18000、好ましくは13000〜17500、より
好ましくは14000〜17000であることが望まし
い。上記の値ABが12000より小さいと、ゴルフボ
ールの弾道が吹き上がりやすくなって飛距離が低下し、
18000より大きいと弾道が低くなり過ぎ、ドロップ
しやすくなって飛距離が低下する。
00mm3、好ましくは300〜380mm3、より好ま
しくは320〜360mm3であることが望ましい。上
記ディンプル総容積が250mm3より小さいと吹き上
がる弾道となり飛距離が低下し、400mm3より大き
いと弾道が低くなり過ぎ、ドロップしやすくなって飛距
離が低下する。
価値を上げるために、通常ペイント仕上げ、マーキング
スタンプ等を施されて市場に投入される。
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
同表に示した加硫条件で加熱プレスすることにより直径
39.0mmおよび重量36.6gを有する球状のコアを得た。得
られたコアの表面硬度(C)および中心硬度(D)を測定
し、硬度差(C−D)を計算により求め、それらの結果を
同表に示した。試験方法は後記の通り行った。
エンゴム (1,4‐シス‐ポリブタジエン含量:96%)
よりミキシングして、ペレット状のカバー用組成物を調
製した。押出条件は、スクリュー径45mm、スクリュー回
転数200rpm、スクリューL/D=35であり、配合物は押
出機のダイの位置で150〜220℃に加熱された。得られた
カバー用組成物を用いた厚さ約2mmの熱プレス成形シー
トを作製し、ショアD硬度および曲げ剛性率を測定し、
その結果をカバー硬度およびカバー曲げ剛性率として同
表に示す。試験方法は後記の通り行った。
ナトリウムイオン中和エチレン‐メタクリル酸共重合体
系アイオノマー樹脂、ショアD硬度:61、曲げ剛性
率:約295MPa (注3)三井デュポンポリケミカル(株)製の亜鉛イオン中
和エチレン‐メタクリル酸共重合体系アイオノマー樹
脂、ショアD硬度:60、曲げ剛性率:約270MPa (注4)デュポン社製のマグネシウムイオン中和エチレン
‐メタクリル酸‐n‐ブチルアクリレート三元共重合体
系アイオノマー樹脂、ショアD硬度:44、曲げ剛性
率:約35MPa (注5)三菱化学(株)製のスチレン‐エチレン‐ブチレン
‐スチレンブロック共重合体(SEBS)ベース熱可塑性
エラストマー、ショアA硬度:75 (注6)三菱化学(株)製のSEBSベース熱可塑性エラス
トマー、ショアA硬度:40
のカバー用組成物を、得られたコア上に射出成形するこ
とによって、厚さ1.9mmを有するカバー層を形成し、表
面にペイントを塗装して、直径42.8mmおよび重量45.4g
を有するゴルフボールを得た。得られたゴルフボールの
ディンプル総容積(B(mm3))、飛行性能(ボール初
速、スピン量および飛距離)および打球感を測定または
評価し、更にカバー硬度(A)およびディンプル総容積
(B)から積ABを計算して、その結果を同様に表3
(実施例)および表4(比較例)に示した。試験方法は以下
の通り行った。
製したコアの表面で測定した硬度を、コアの表面硬度
(C)とした。作製したコアを2等分切断し、その切断面
の中心点で測定した硬度をそれぞれ、コアの中心硬度
(D)とした。ショアD硬度はASTM‐D2240に規
定されるスプリング式硬度計ショアD型を用いて測定し
た。
成形シートを23℃で2週間保存後、そのシートを3枚
以上重ねて、ASTM‐D2240に規定されるスプリ
ング式硬度計ショアD型を用いて測定した。
成形シートを23℃で2週間保存後、JIS K710
6に準じて曲げ剛性率を測定した。 ディンプル総容積 ディンプル総容積の測定は、ゴルフボール表面上のm種
のディンプルについて、以下の通りピックアップ式(接
触式)表面形状測定機を用いて断面形状を測定し、その
形状に基づいて種類毎のディンプルの容積、v1〜vmを
求め、以下の式からそれぞれのディンプルの個数、n1
〜nmに比例計算してゴルフボールのディンプル総容積
Bを得る。 B =v1×n1+v2×n2+v3×n3+v4×n4+・・
・・+Vm×nm 各ディンプル容積の測定は、測定しようとするディンプ
ルの底部をピックアップ式表面形状測定機によってなぞ
り、図1に示すようなディンプルの一端Eから他端Fま
でのチャートを作成し、得られたチャートから各点を座
標化して、図1に示すように点Eおよび点Fを通る接線
Gを引き、この接線Gとディンプル底とで囲まれる部分
Hの容積を計算により求める。 飛行性能 (1)ゴルフラボラトリー社製スイングロボットにウッド
1番クラブ(W#1、ドライバー)を取付け、ヘッドス
ピードを50m/秒に設定して各ゴルフボールを打撃
し、ボール初速、スピン量および飛距離を測定した。飛
距離としてトータル(停止点までの距離)測定した。測
定は各ゴルフボールについて12個ずつ行い(試料数n=
12)、その平均を算出して、各ゴルフボールの結果とし
た。 (2)ゴルフラボラトリー社製スイングロボットにサンド
ウェッジ(SW)を取付け、ヘッドスピードを21m/
秒に設定して各ゴルフボールを打撃し、スピン量を測定
した。
ドライバー)での実打テストを行い、「打撃時の衝撃が
小さく、かつ反発感もあり、打球感が良好である」と答
えたゴルファーの人数により評価する。評価基準は以下
の通りである。 評価基準 ○ … 10人中8人以上が「打球感がソフトで良好であ
る」と答えた。 △ … 10人中3〜7人が「打球感がソフトで良好であ
る」と答えた。 × … 10人中8人以上が「打球感が硬くて悪い」と答
えた。
ゴルフボールは、比較例1〜3のゴルフボールに比較し
て、打球感が良好であり、かつドライバーでの打撃時に
飛距離が大きく、ショートアイアン等(サンドエッジ)
による打撃時にスピン量が大きくてコントロール性に優
れたツーピースソリッドゴルフボールであることがわか
る。
ールは、比較例のゴルフボールよりは優れるものの、カ
バー硬度Aおよびディンプル総容積Bの積ABの値が小
さいため、ゴルフボールの弾道が吹き上がりやすくなっ
て飛距離が若干短いものとなっている。本発明の範囲内
である実施例4のゴルフボールは、比較例のゴルフボー
ルよりは優れるものの、上記積ABの値が大きいため、
ゴルフボールの弾道が低くなり過ぎ、ドロップしやすく
なって飛距離が若干短いものとなっている。
コアの表面硬度(C)および中心硬度(D)の差(C−D)が
小さいため、打撃時のスピン量が増加して飛距離が短く
なっている。
度Cとカバー硬度Aとの差(C−A)が小さいため、カバ
ーが硬くなり過ぎて打球感が悪く、サンドウェッジでの
打撃時にスピン量が小さくてコントロール性が悪い。
A)の値が大きいため、カバーが軟らかくなり過ぎ、ド
ライバーでの打撃時のスピン量が増加して飛距離が短く
なっている。
ルは、カバーにアイオノマー樹脂と高反発性熱可塑性エ
ラストマーとのブレンドを用い、コアおよびゴルフボー
ルの硬度分布を特定範囲内に規定することによって、糸
巻きゴルフボールのような良好な打球感を保持し、かつ
ミドルアイアンからドライバーでの打撃時に飛距離が大
きく、ショートアイアン等による打撃時にスピン量が大
きくてコントロール性を向上させ得たものである。
に用いるディンプルの概略断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 コアと該コア上に形成されたカバーとか
ら成るツーピースソリッドゴルフボールにおいて、 該コアのショアD硬度による表面硬度が中心硬度より1
5〜40だけ大きく、かつ該カバーが、基材樹脂100
重量部に対して、 (a)エチレン‐(メタ)アクリル酸共重合体系アイオノ
マー樹脂10〜80重量部、 (b)エチレン‐(メタ)アクリル酸‐(メタ)アクリル酸
エステル三元共重合体系アイオノマー樹脂0〜60重量
部、および (c)スチレンブロックを含有する熱可塑性エラストマ
ー5〜60重量部を含有するカバー用組成物から形成さ
れ、かつ該カバーのショアD硬度が40〜60であり、
かつ該コアの表面硬度より1〜20だけ小さいことを特
徴とするツーピースソリッドゴルフボール。 - 【請求項2】 前記カバーが、厚さ1.0〜2.5mm
を有し、かつ該カバー硬度をA、ディンプル総容積をB
(mm3)とした場合に、両者の積ABの値が12000
〜18000である請求項1記載のツーピースソリッド
ゴルフボール。 - 【請求項3】 前記カバーが、曲げ剛性率30〜80M
Paを有する請求項1〜2のいずれか1項記載のツーピ
ースソリッドゴルフボール。 - 【請求項4】 前記スチレンブロックを含有する熱可塑
性エラストマーが、スチレン‐ブタジエン‐スチレンブ
ロック共重合体(SBS)、スチレン‐イソプレン‐ス
チレンブロック共重合体(SIS)、スチレン‐イソプ
レン‐ブタジエン‐スチレンブロック共重合体(SIB
S)、またはこれらの水添物と、オレフィンと、のポリ
マーアロイから成る群から選択される請求項1〜3のい
ずれか1項記載のツーピースソリッドゴルフボール。
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