JPS62141194A - インクジエツト記録用シ−ト - Google Patents

インクジエツト記録用シ−ト

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JPS62141194A
JPS62141194A JP28202485A JP28202485A JPS62141194A JP S62141194 A JPS62141194 A JP S62141194A JP 28202485 A JP28202485 A JP 28202485A JP 28202485 A JP28202485 A JP 28202485A JP S62141194 A JPS62141194 A JP S62141194A
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JP
Japan
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paper
recording
sheet
ink
pigment
Prior art date
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Pending
Application number
JP28202485A
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English (en)
Inventor
谷 秀城
福地 弘道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
Original Assignee
NEC Corp
Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はインクジェット記録用シートに関し、特に色再
現性に優れた高画質カラー画像を得る記録用シートに係
るものである。
騒音がなく、現象、定着プロセスを必要とせず、多色カ
ラーハードコピーの作成にも有力な、ノンインパクト記
録方式であるインクジェット記録方式は、ファクシミリ
、ワードプロセッサ、端末プリンタ、グラフィックプリ
ンタープロッタなどに使用され広く普及しつつある。
カラーグラフィックス分野では最近、多色印刷やカラー
写真などに近い画質の所謂ビクトリアルハードコピーを
インクジェット記録方式により作成する事が試みられて
おり、インクジェットプリンタの開発と共に之に呼応し
た色再現性や解像度の高い高画質を得るに適したインク
ジェット記録用シートが求められている。
〔従来の技術〕
インクジェット記録方式では、主として水性インクが使
用されており、基本的に普及紙やコート紙を使用するこ
とが出来る。しかしながら、4色のインク(イエロー、
マゼンタ、シアン、ブラック)を使用してインクジェッ
ト記録方式でカラーコピーを得る場合には、記録材シー
トが下記の様な記録上の基本的要求特性を具備する事を
要求され、当業者によってインクジェット記録用に処理
された普通紙やニー1−紙が検討されている。
1、インクの滲みによるドツトの拡がりや、ボケによる
変形が無く、飛翔ドロップレットの形状を忠実に記録し
てドツト形状が円形で且つドツト周辺がシャープである
事。
2、色濃度が高い事。
3、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)な
ど各色インクと、之からの減色混合によって記録される
、赤(R)、緑(G)、青(B)の色度が高く且つ色再
現性の範囲が広い事。
4、インクの流れ出しや、汚れを生じなくて充分なイン
ク吸収性と乾燥性を有する事。
5、記録部が、水性インクの乾燥によるシートの変形、
カール、寸法変化を生じない事。
インクジェット記録用の上質紙、コート紙類のインク乾
燥性若しくは吸収性は、主としてセルロース繊維間の毛
細管現象、並びにコート層中の顔料による微i多孔構造
への浸透に基づいている。
従ってインクの見掛けの乾燥性を上げる為にインク吸収
性を向上せしめると、一般にドツトが拡がり同時にドツ
ト形状もイビッになり解像度の低下を惹き起こす。
同時にまたインクが紙層若しくはコート層の厚さ方向内
部に浸透することにより、セルロース繊維や填料若しく
はコート層中の顔料粒子間に入ることから隠蔽されると
共に拡散反射によってドツトの反射濃度の低下と共に色
再現性の悪化を招く傾向がある。インク乾燥性と解像度
の高い高画質を得ることが当業者間に於ける技術的課題
となっているが上質紙やコート紙の従来の製造技術の延
長では高画質のカラーハードコピーを得るには限界があ
った。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第1図(イ)、(ロ)、(ハ)に上質紙系とコート紙糸
並びに本発明のインクジェット記録用シートの、ドツト
形状とドツトサイズ(I)、インクの厚さ方向の分布状
態(II)、並びにドツト濃度(III)を、模式的に
示して本発明の背景を更に詳しく説明する。
第1図(イ)に示す様に上質紙系の場合は、サイズ度や
内部填料により異なるものの一般にドツト形状はイビッ
でドツト周辺が滲み、ボヤヶを生じており場合によって
は隣接ドツトが識別出来ない場合もあり、インク色材が
紙屑中に深く浸透することから濃度も彩度も低い。コー
ト紙糸は第1図(ロ)に示す様にインクはコート層に留
まり、上質紙系よりもドツトの拡がりが抑えられ形状も
改善されるものの、ドツト周辺はイビッで飛翔ドロップ
レットを忠実に再現する程の真円性を有しておらず解像
度が充分とは言えない。記録性の点からは、飛翔インク
粒子の粒径、形状を忠実に記録し、(記録ドツト径)/
(飛翔インク粒子径)=dR/d[)=1.0に近い解
像度の高い記録シートが求められている。このため上質
紙系は当業者によってサイズ度や填料の調整で、コート
紙糸は吸油性や比表面を考慮した顔料の選択並びに顔料
/バインダ(P/B)比の最適化などによって改善が図
られているが、後述する本発明の第1図(ハ)に示す様
な飛翔ドロップレットの形状を忠実に記録出来るインク
ジェット記録用シートは存在しないのが実情である。
本発明の目的とするカラー写真並の色再現性を有する高
画質カラー記録の可能なインクジェット記録シートを得
る事は上質紙やコート紙のセルロース繊維間の毛細管現
象やコート層中の顔料による微細多孔質構造に基づいた
インクジェット記録用上質紙、コート紙の製造概念では
技術的に限界があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はこの様な点に鑑みインクジェット記録方式によ
り高解像度を得ることが出来る高画質カラー記録用シー
トの開発に努めた結果、高光沢の白色不透明基材シート
に水性インクの受理性を有する透明な記録層を設ける事
を特徴とし、該記録層が顔料を全く含まないか、顔料/
バインダ比を30/loo以下、望ましくは10/lo
o以下に抑えられた、透明度が80%以上の水溶性樹脂
の熱硬化或いは放射線照射により耐水化せしめて成る樹
脂を主成分とする事を特徴とする高画質記録用のインク
ジェット記録シートを発明するに至ったものである。
本発明の記録用シートは、記録層を高光沢紙上に設けて
顔料を全く含まないか、その含有量が通常のコート紙(
P/B>80/20)などに較べて格段に少ないことか
ら、基材シートの高光沢を損うこと無く、且つ光沢度の
付与も合わさって(1)顔料などによる拡散反射による
色濃度や。
彩度の低下が無く且つ (2)インクが隠蔽されることが無く、しかも透明記録
層の底部の高光沢基材シート表面からの反射光成分によ
って濃度が上り (3)ドツト形状が、セルロース繊維、顔料などによっ
てイビツにならず、真円度が高いことから極めて画質の
高い高光沢カラーコピーを得る事が出来るという知見に
基づいている。
参考として第1図(ハ)に本発明により得られる記録シ
ートに記録した場合のインクの分布を模式的に示してい
るが、普通紙、コート紙と較べて飛翔インク粒子がより
忠実に、且つ濃度が高く記録される。特に(記録ドツト
径)/(飛翔インク粒子径)=  dB / dDが≦
1.2で真円度が高く飛翔インク粒子の形状、サイズを
忠実に記録出来ることがらインクジェットプリンタの高
解像度を損うこと無く、より解像度の高いプリンタに対
応出来る記録性を有するものである。
本発明に使用する基材シートとしては隠蔽性のある不透
明、白色シートで光沢度が60%以上であれば如何なる
シートでもよく、上質紙2片間紙。
コート紙、キャストコート紙、或いは之等にバリヤーコ
ート層を樹脂コーティングや熱可塑樹脂の押出コーティ
ングで設けた加工紙2合成紙、金属蒸着紙などを挙げる
ことが出来る。就中、写真印画紙用RC(Resins
 Coated)紙の様な白色顔料を含有する押出ラミ
ネート層を設けたものや、乳白PET 、合成紙の如く
、高白色度で高平滑度、高バリヤー性を持ち1本発明の
請求する透明度の高い均一な記録層を設ける事が出来、
該記録シートの光沢度が60%以上になる基材シートが
好ましい。
記録層用の樹脂としては、水溶性天然高分子または水溶
性合成高分子を使用出来、更に望ましくは之等の水溶性
樹脂を耐水性化せしめたもの、′若しくは之等の各種変
性物でその架橋構造を熱或いは紫外線、電子線などの照
射によって耐水化せしめてもよい。
具体的な記録層用水溶性樹脂としては、水溶性天然高分
子として例えばデンプン、カゼイン、ゼラチン、デキス
トリン、プルラン、カルボキシメチルセルロースなどの
セルロース誘導体などと。
その変性物などを挙げることが出来、次に水溶性合成高
分子としては例えばポリビニルアルコール。
ポリエチレングリコール、ジメチルアミノナイロン、ヒ
ドロキシエチル(メタ)アクリレート、ポリビニルピロ
リドン、ダイアセトンアクリルアミド。
アクリル酸第4級アンモニウム塩を付加してなる水溶性
アクリル樹脂などやその変性物などを挙げることが出来
る。
望ましくは之からの水溶性樹脂に耐水化剤を併用するか
、或いはラジカル重合性官能基を導入した変性物を熱硬
化若しくは放射線(紫外線、電子線)硬化させ耐水化せ
しめた樹脂を記録層に用いる事が好ましい。具体的には
本発明の実施例に示す様に例えばポリビニルアルコール
−エポキシ樹脂の熱硬化物(実施例1)、アクリルアミ
ド変性デンプン(実施例2)、アクリルアミド変性デン
プン−光硬化開始剤の紫外線硬化物(実施例3)。
を挙げることが出来る。但し、本発明に使用出来る水溶
性樹脂組成物は上記の実施例に限定されるものではない
記録層中には必要によってブロッキングやタック防止の
為に炭酸カルシウム、クレイ、タルク。
シリカ、ホワイトカーボンなどの無機顔料や有機顔料を
含有せしめてもよいが、記録層の透明度の低下を抑え、
透明度が80%以上になる様に対100重量部の樹脂当
り5重量部以下の配合量に留める事が望ましい。
以下に、実施例に基づいて本発明を説明する。
実施例1 ポリビニルアルコール(商品名;ゴーセノールN−30
0,日本合成■製)70重量部とポリビニルピロリドン
(商品名;ルビスコールK −90,BASF社製)2
5重量部、メラミン(商品名;スミレノツレジンR61
3,住友化学■製)5重量部の配合物に1合成シリカ(
商品名;サイロイド224.富士デビッドソン■製) 
0.10.30.50.70.重量部配合した6、0重
量%の水溶液を、乳白ポリエステルフィルム(商品名;
ルミラーE−20.東し■製)に固型分量が4.0g/
m”になる様にマイヤーバ一方式で塗工した後、乾燥し
てインクジェット記録用シートを作成した。
次いで下記のオンディマント型インクジェットプリンタ
で該記録シートに、Y、M、C,BK、R。
G、B、の7色の記録を行ない、単一ドツトのインク乾
燥性ドツト形状、ドツト径、ドツト濃度を測定した。 
BKの単一ドツトの結果を表に示した。
次いで各色のベタ記録部の色度を色彩色差計(商品名;
CR−21,ミノルタカメラ■製)で測定した。
比較例として、上質紙(比較例1)、コート紙(比較例
2)、キャストコート紙(比較例3)のインクジェット
記録を同様にして評価した結果を。
次表及び第2図に示す。図中、1は実施例1−1゜2は
実施例1−2.3は実施例1−3.4は実施例1−4.
5は実施例1−5を示す。
以下余白 実施例2 ジメチルアミノ化デンプン(商品名: 5TAPOL−
100、A、E、5TALEY社製)の20重量%溶液
(顔料無添加)を、予めアンカーコート剤(商品名:ア
ンダーカラーRU、東洋インク■製)を0.5g/a”
塗工した乳白ポリエステルフィルム(商品名ニルミラー
E−20.東し■製)に固型分量が4.0g/m”にな
る様にマイヤーバー法で塗工して乾燥しインクジェット
記録用シートを作成した。
実施例1と同様にインクジェットプリンタで記録し、そ
の色度を第3図に示す。
従来のコート紙などでは得られない1色再現性の良いイ
ンクジェット記録用シートであった。
実施例3 実施例2に使用した、商品名5TAPOL−100(7
) 100重量部に対して、光開始剤(商品名: QU
ANTACUREBTC、ロードスキンソープ社■製)
を5重量部配合した。 20重量%水溶液(顔料無添加
)を実施例2と同様に予めアンカーコートした乳白ポリ
エステルフィルムに、固型分量が4.0g/m”になる
様に塗工し乾燥した後、紫外線照射装置(商品名:ユニ
キュア4000 、ランプ出力160W/am、ウシオ
電機■製)コンベア速度10m /分で照射しインクジ
ェット記録用シートを作成した。
実施例1と同様にインクジェットプリンタで記録した各
色の記録部の色度を第3図に示す。図中。
−〇−は実施例2.−Δ−は実施例3.−・−・−は比
較例1(上質紙系)、−−−−は比較例2(コート紙糸
)の場合を示す。
従来のコート紙では得られない、格段に色再現性の良く
尚且つ記録層は充分な耐水性を有するインクジェット記
録用シートであった。
【図面の簡単な説明】
第1図はインクジェットした記録用シートについてのド
ツトの形状(I)、インク浸透状態(■)。 及び記録濃度(m)をそれぞれ示す図であり、(イ)は
上質紙系の場合、(ロ)はコート紙糸の場合。 (ハ)は本発明に成るシート場合を示す。 第2図は実施例1の顔料/樹脂比が O/100゜10
/100.30/100.50/100.70/100
  の場合の色度を示し、第3図は同じ〈実施例2.実
施例3゜比較例1及び比較例2の色度を示す。 図中、1:実施例1−1 顔料/樹脂= 0/1002
:実施例1−2 顔料/樹脂=10/1003:実施例
1−3 顔料/樹脂:30/1004:実施例1−4 
顔料/樹脂= 50/ 1005:実施例1−5 顔料
/樹脂= 70/ 100−〇−:実施例2 一Δ−:実施例3 −・−:比較例1(上質紙系) 一−−:比較例2(コート紙糸) 特許出願人 山陽国策パルプ株式会社 日本電気株式会社 (゛)パ ぐ M 2 図 第 3 コ 手続補正書 昭和61年3月14日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 顔料/バインダ樹脂の重量比が30/100以下、
    若しくは全く顔料を含まず透明度が80%以上である透
    明記録層が、反射率60%以上の表面光沢を有する不透
    明基材シート上に設けられている事を特徴とし、且つ該
    記録層用バインダ樹脂が水溶性樹脂の熱硬化或いは放射
    線照射によって耐水化せしめられて成る樹脂である高画
    質用インクジェット記録用シート。
JP28202485A 1985-12-17 1985-12-17 インクジエツト記録用シ−ト Pending JPS62141194A (ja)

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