JPS6214066Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6214066Y2
JPS6214066Y2 JP2823582U JP2823582U JPS6214066Y2 JP S6214066 Y2 JPS6214066 Y2 JP S6214066Y2 JP 2823582 U JP2823582 U JP 2823582U JP 2823582 U JP2823582 U JP 2823582U JP S6214066 Y2 JPS6214066 Y2 JP S6214066Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
pitch
hanging
lifting
suspended
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2823582U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58131284U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2823582U priority Critical patent/JPS58131284U/ja
Publication of JPS58131284U publication Critical patent/JPS58131284U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6214066Y2 publication Critical patent/JPS6214066Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control And Safety Of Cranes (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はリフテングマグネツト装置にかんす
る。被吊上物、例えば長尺の鋼板を吊上げる場合
には、吊ビームに懸吊される複数個のマグネツト
により構成されるリフテングマグネツト装置が用
いられている。そして、マグネツトの吊ピツチ
(マグネツトとマグネツトの間隔)lは、各マグ
ネツトの負担荷重を均等にする、あるいは鋼板の
たわみによる吊荷のバランスを最良にするなどの
条件から決定され、オーバーハング長さ(鋼板の
マグネツトよりのはみ出し長さ)aとの関係にお
いて、一般にaはlの約半分とするのが普通であ
る。従つてマグネツトの吊ピツチをこのような値
にセツトし、かつ、オーバーハング長さを均等に
することが最も理想的な吊り方となる。
そのため、通常、寸法の異つた各種鋼板の吊上
げに対してマグネツトの吊ピツチを調整するため
の吊ピツチ調整機構が設けられている。
ところで、前記装置による実作業では、吊ピツ
チはクレーン運転者あるいは玉掛者などの目視に
より大体適正値と思われる所にセツトされるた
め、目視誤差が生じ必ずしも適正ピツチにセツト
されてない場合が多い。又、オーバーハング長さ
についても吊ピツチ同様に目視誤差による偏長を
来たし、偏心吊りとなつて負荷荷重のアンバラン
スを生じることとなり、この結果マグネツトの安
全率が低下し、作業の安全性を悪くするなどの不
都合がある。
本考案はかかる問題点を改善するためになされ
たものであつて、被吊上物のオーバーハング長さ
を確認するものさし、例えば照射角度が変わる駆
動機構を有するスポツトライトと、マグネツトの
吊ピツチが調節できる駆動機構を有するトロリー
ブロツクとのそれぞれの駆動機構を連動して組合
わせることにより、オーバーハング長さを左右等
しくセツトすると共に、マグネツトの吊ピツチも
自動的に最適値にセツトされるようにしたリフテ
ングマグネツトを得たものである。以下図面に示
した実施例に沿つて説明する。
図において、1はマグネツトであつて、本装置
の実施例ではマグネツトを2台使用している。
2は被吊上物、3はクレーンなどに吊持される
吊ビーム、4は吊ビーム3に車輪5を介して走行
自在に懸架された2個のトロリーブロツクであつ
て、下部に夫々前記マグネツト1を吊持してい
る。
6は連動ギヤを有するスプロケツトホイルであ
つて、吊ビーム3の中央部に2個取付けられてお
り、連動ギヤの噛合いにより同調逆回転するよう
に駆動される。8は吊ビーム3の両端部に取付け
られたスプロケツトホイル、7はスプロケツト6
と8とに巻回されたローラチエンであつて、その
両端部はトロリーブロツク4に夫々取付けられて
いる。
9はトロリーブロツク4に枢着されたスポツト
ライト、10は吊ビーム3の中央部に取付けられ
た連動ギヤを有する巻取リールであつて、スプロ
ケツトホイル6と同様連動ギヤにより2個の巻取
リール10は同調回転される。11はワイヤであ
つて一端は巻取リール10に元付されて巻回さ
れ、トロリーブロツク4に取付けられたシーブ1
2を介してその端部をスポツトライト9に固定さ
れている。13は前記スプロケツトホイル6及び
巻取リール10を駆動する駆動モータである。
本考案は以上の通りに構成されており、次にそ
の作用について説明する。まず駆動モータ13に
よりスプロケツトホイル6と巻取リール10が回
転駆動される。この時2個のスプロケツトホイル
6は連動ギヤによつて、同調逆回転される。2個
の巻取リール10についても同様である。このス
プロケツトホイル6の駆動によつてローラチエン
7が引張られ、トロリーブロツク4は左右に移動
しマグネツト1の吊ピツチlの調整がなされる。
又、同時に巻取リール10も駆動されているの
で、該リール10に巻回されたワイヤ11の巻取
り、巻戻しがなされ、これによつてスポツトライ
ト9の被吊上物2の面への照射角度θの調整がな
されることとなる。
従つて、スプロケツトホイル6と巻取リール1
0の巻取速度を、吊ピツチlとオーバーハング長
さa、つまりスポツトライト9の照射角度θとを
最適の関係になるように定めることができる。例
えばオーバーハング長さaが吊ピツチlの半分と
なるよう巻取速度比を決めておけば、マグネツト
1の移動に合わせてスポツトライト9が被吊上物
面上にオーバーハング長さaを示す位置は常に吊
ピツチlの半分となる。逆に云えばある寸法の被
吊上物2に対し、スポツトライト9の照示する位
置が被吊上物2の両端となるように駆動装置13
の駆動操作をすれば、マグネツト1の吊ピツチl
は自動的にオーバーハング長さaの2倍の間隔で
セツトできることとなる。
以上詳述したとおり本考案装置によれば、クレ
ーン運転者或は玉掛者が、被吊上物両端上面にス
ポツトライト映像が照示されるよう操作、確認す
ることによつて、自動的にマグネツトの吊ピツチ
を最適位置にセツトできるので、これによつて最
もバランスのとれた安全性の高いリフテングマグ
ネツトによる荷役作業が可能となる。又、作業者
の目視或は運転者への合図など煩わしい玉掛作業
を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案リフテングマグネツト装置の実施
例を示す正面図である。 1……マグネツト、2……被吊上物、3……吊
ビーム、4……トロリーブロツク、5……車輪、
6,8……スプロケツトホイル、7……ローラチ
エン、9……スポツトライト、10……巻取リー
ル、11……ワイヤ、13……駆動モータ、l…
…吊ピツチ、a……オーバーハング長さ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吊ビームに移動可能な複数個のトロリーブロツ
    クを懸架し、夫々のトロリーブロツクにマグネツ
    トを吊持せしめると共に、被吊上物面に映像を照
    示する可動的なスポツトライトを取付け、該スポ
    ツトライトの照射角度を変える駆動機構と、前記
    トロリーブロツクを左右対称に移動させる駆動機
    構とを駆動源により連動駆動させたことを特徴と
    するリフテングマグネツト装置。
JP2823582U 1982-02-26 1982-02-26 リフテングマグネツト装置 Granted JPS58131284U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2823582U JPS58131284U (ja) 1982-02-26 1982-02-26 リフテングマグネツト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2823582U JPS58131284U (ja) 1982-02-26 1982-02-26 リフテングマグネツト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58131284U JPS58131284U (ja) 1983-09-05
JPS6214066Y2 true JPS6214066Y2 (ja) 1987-04-10

Family

ID=30040097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2823582U Granted JPS58131284U (ja) 1982-02-26 1982-02-26 リフテングマグネツト装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58131284U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111232820B (zh) * 2020-03-10 2021-10-26 王涛 一种具有防坠功能的房屋建筑升降设备及其实施方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58131284U (ja) 1983-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3837503A (en) Hoisting device for use with cranes
US3043444A (en) Controlled motion crane
JP2001114494A (ja) クレーン装置
JPS6214066Y2 (ja)
JPH1149478A (ja) クレーン
JP2005067753A (ja) トランスファークレーン
JPH11147672A (ja) 溶接ケ−ブル巻取装置
CN217676562U (zh) 一种具有防护结构的液压绞盘
JPH07144756A (ja) 搬送装置
KR860003970A (ko) 리프트 장치
JPS62168085U (ja)
CN214454462U (zh) 一种行车桥式双梁行车
CN212050236U (zh) 一种航车吊装装置
JP4146216B2 (ja) 横行移動式ホイスト
SU430041A1 (ru) Стреловый подъемный кран
JPS638560Y2 (ja)
JPH04117892U (ja) 天井クレーン
JPH03223080A (ja) ドラム式巻上機
JPH0530067U (ja) 旋回及びフツクスパンシフト型レードルハンガ
JPS5852185A (ja) 走行式クレ−ン
JPS6157275B2 (ja)
US1645744A (en) Turntable crane
JPH11106023A (ja) コイル搬送装置
JPS5817032Y2 (ja) スラブ運搬用電動トング
JPS6344667B2 (ja)