JPS5817032Y2 - スラブ運搬用電動トング - Google Patents

スラブ運搬用電動トング

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Publication number
JPS5817032Y2
JPS5817032Y2 JP3272979U JP3272979U JPS5817032Y2 JP S5817032 Y2 JPS5817032 Y2 JP S5817032Y2 JP 3272979 U JP3272979 U JP 3272979U JP 3272979 U JP3272979 U JP 3272979U JP S5817032 Y2 JPS5817032 Y2 JP S5817032Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slab
tong
tongs
slabs
light
Prior art date
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Expired
Application number
JP3272979U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55132087U (ja
Inventor
小寺正弥
Original Assignee
新日本製鐵株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 新日本製鐵株式会社 filed Critical 新日本製鐵株式会社
Priority to JP3272979U priority Critical patent/JPS5817032Y2/ja
Publication of JPS55132087U publication Critical patent/JPS55132087U/ja
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Publication of JPS5817032Y2 publication Critical patent/JPS5817032Y2/ja
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  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスラブ運搬用電動トングの改良に関し、スラブ
を正確に把持できるようにトング爪位置指示機構を設備
したスラブ運搬用電動トングに関するものである。
一般に熱間圧延するスラブは、連続鋳造設備或は分塊圧
延設備で製造され、これらの工程より貨車積みされて第
1図に示す如き、熱間圧延設備の加熱炉近傍の建家1内
の、スラブ置場2に、一度山積され、山積みされたスラ
ブ群3〜8は、圧延命令に従って加熱炉の装入側に設け
られた4送置場(図示せず)に運搬される。
上記貨車づみされて搬入された台車9,10上のスラブ
群11,12のスラブ置場2の山積み或は置場2に山積
みしたスラブ群3〜8の4送置場への運搬は、図面に示
す様に、建家1内の上部にこの建家に沿って走行するク
レーン架台13と、この架台上を横行するクレーン台車
14と、この台車14に設けられた2組のワイヤー巻上
げ、下げ装置と、一方の巻上下装置のワイヤー15゜1
5′に吊り下げられて、昇降自在のトング爪支持昇降フ
レーム16と、このフレーム16の両側部に4個のピン
で各々回動自在に設けられた2組の一対の開閉トング爪
17 、17’と、他方の巻上。
下装置にワイヤー18 、18’に吊り下げられて、上
記フレーム16上部に位置するトング開閉操作用昇降フ
レーム19とこのフレーム19の下部と、上記フレーム
16に支持された左右一対の開閉トング爪17 、17
’上部とを連結して、上記フレーム19の昇降動作をト
ング開閉動作に変換し、伝達するリンク機構20とより
構成されたスラブ運搬用電動トング21により、スラブ
長手方向2佃所に於てスラブ幅方向両端部を2組の一対
のトング爪17 、17’で把持して、2組の奏上、下
装置を井桁操作して吊りあげ、クレーン台車14、及び
クレーン架台13、を各々横行せしめて、スラブ置場2
より4送置場へ運搬する。
ところで、台車上或は置場に山積された各スラブの厚さ
は100〜300m/mの範囲で、各種サイズのものが
あり、その側面を正確に2組の一対のトング爪17 、
17”Q把持することが、作業能率、安全性、トング爪
の耐用寿命等からも重要なポイントである。
しかしながら第1図の如くクレーン運転室22は走行す
るクレーン架台側部の下部にあり、そして被把持スラブ
はトング爪の開閉面内に位置し、かつ、置場2には複数
の山積みスラブ3〜8があるため、例えば被把持スラブ
群5と、クレーン運転室22との間に山積みされたスラ
ブ群3,4により被把持スラブの断面が死角となること
が多く、クレーン室22からはトング爪17 、17’
の位置は容易に確認できないのが現状であった。
このためスラブ搬送能率が低下すると共に把持位置が適
確でないためトング爪寿命が短かくてメインテナンス費
用がかさみ更にはトング爪の把持位置不良によるスラブ
落下事故が発生し、安全上も問題であった。
本考案はこのような実情に鑑みなされたもので、本考案
のスラブ運搬用電動トングは、トング爪先端部の側面に
、把持しようとするスラブの側面のスラブ長手方向に照
射位置を可変とした光マーク照射器を設はトング運転者
の死角外のスラブ位置に光マークを照射し、この照射マ
ークを運転者がみてトング爪の位置を、常時正確に確認
出来るようにして、前述の諸問題点を解消したものであ
る6以下本考案のスラブ運搬用電動トングの一実施例を
図面により説明する。
第2図及び第3図は本考案トングの実施例を示す正面及
び側面図で、第4図及び第5図は、第2図及び第3図の
トング爪部の拡大図である。
第2図乃至第5図に於て、23は前述のトング21のト
ング爪17(運転室22側の)の先端部のトング爪側面
に設けた光マーク照射器である。
なお、他の符号は第1図と同一物品を示す。
上記光マーク照射器23はトング爪17先端部の側面に
固定した投光部24とこの投光部24に保持されて、投
光された光を反射して前述のスラブ側面に照射して光マ
ークを映写する全面回動自在の反射鏡部25とよりなる
更に詳しくは照射器23は、第6図に示す如く構成され
ている。
図面に於て、26は電球27を内装保持した光源ボック
スで、上端部が、トング爪17の先端部側面に欄りつけ
られて、保持されている。
28はボックス26の底部に設けた光透過孔で、本例で
は十字状の透過孔を採用している。
29は透過孔28前面に設けた赤色のフィルターで、3
0は、レンズ保持筒体31にフィルター29の前面に保
持されたレンズである。
一万32は反射鏡支持ロンドでボックス26の佃1j面
に固定され、その下端部は上記レンズ30を通して投光
される位置にあり、その先端には反射鏡33を全面回動
自在に保持している。
従って透過孔28、フィルター29、レンズ30を通し
て赤色、十字状の光線は上記投光軸より任意の方向へ反
射偏向して投光できる。
以上の如き光照射器23を取り付けたトング21によれ
ば、まず反射鏡33の角度を、把持しようとするスラブ
の長手方向のトング爪把時位置より外側位置のスラブ側
面に光を照射するように事前に調整しておけば、第3図
の如く、クレーン運転室22と被運搬スラブ5群との間
に、スラブ群4が置かれていて、トング21のフレーム
16゜19を降下せしめてスラブ把持状態に至る途中で
、トング爪部17 、17’が上記スラブ群4で死角と
なり見えなくなっても、把持しようとするスラブのトン
グ爪把持位置より外側のスラブ側端面上に赤色の十字状
の照射マーク34が浮びあがるので、運転室22内の操
作者は、そのマーク34によりトング爪位置がどこにあ
るのかを確認しながらフレーム16,19及びトング爪
17 、17′及び17 、17’を降下せしめること
ができ、所望のスラブ端面位置に上記マーク34が至っ
た際に、フレーム16,19の降下を停止し、フレーム
19を巻き上げることにより、正確に所望のスラブ端面
を2組の一対の開閉トング爪1γ、17′で把持するこ
とができる。
従って、本考案のトングによれば、作業能率、安全性が
向上し、かつトング爪耐用寿命も長くなる。
なお本実施例では光照射器を投光部と、反射鏡部で構成
しているが、例えば投光器を直接所定のスラブ端面を照
射できるように、トング爪先端部側面に直接とりつけて
も良い。
更になお、照射マークはr−J 、Ill等でも良い
が、十字状とすることにより、スラブ積層間の空隙にマ
ークがはいりマークが消えて、トング爪位置を見失なう
ことがない。
又赤色とすることにより、より鮮明にトング爪位置を指
示確認することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスラブ運搬用電動トング及び従来トング
による問題点の説明図、第2乃至第6図は本考案のトン
グの一実施例説明図、第2図及び第3図は正面及び側面
図、第4図及び第5図は第2図及び第3図のトング爪部
の拡大図、第6図は、光照射器の構造説明図である。 1・・・・・・建家、2・・・・・・スラブ置場、3〜
8・・・・・・山積スラブ、9,10・・・・・・台車
、11,12・・・・・・スラブ群、13・・・・・・
クレーン架台、14・・・・・・クレーン台車、15・
・・・・・ワイヤー、16・・・・・・トング支持昇降
フレーム、17・・・・・・開閉トング爪、18・・・
・・・ワイヤー 19・・・・・・トング開閉用昇降フ
レーム、20・・・・・・リンク機構、21・・・・・
・スラブ運搬用電動トング、22・・・・・・クレーン
運転室、23・・・・・・光照射器、24・・・・・・
投光部、25・・・・・・反射部、26・・・・・・ボ
ックス、27・・・・・・電球、28・・・・・・透過
孔、29・・・・・・フィルター 30・・・・・・レ
ンズ、31・・・・・・筒体、32・・・・・・ロッド
、33・・・・・・反射鏡、34・・・・・・照射マー
ク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スラブ把持用トング爪の先端部側面に、把持しようとす
    るスラブ側面のスラブ長手方向に照射位置を可変とした
    光マーク照射器を設けて電動トング運転者の死角外のス
    ラブ位置に光マークを照射し把持位置を確認するように
    構成してなるスラブ運搬用電動トング。
JP3272979U 1979-03-14 1979-03-14 スラブ運搬用電動トング Expired JPS5817032Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3272979U JPS5817032Y2 (ja) 1979-03-14 1979-03-14 スラブ運搬用電動トング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3272979U JPS5817032Y2 (ja) 1979-03-14 1979-03-14 スラブ運搬用電動トング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55132087U JPS55132087U (ja) 1980-09-18
JPS5817032Y2 true JPS5817032Y2 (ja) 1983-04-06

Family

ID=28886787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3272979U Expired JPS5817032Y2 (ja) 1979-03-14 1979-03-14 スラブ運搬用電動トング

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JP (1) JPS5817032Y2 (ja)

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JPS55132087U (ja) 1980-09-18

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