JPH0417242B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0417242B2
JPH0417242B2 JP59192707A JP19270784A JPH0417242B2 JP H0417242 B2 JPH0417242 B2 JP H0417242B2 JP 59192707 A JP59192707 A JP 59192707A JP 19270784 A JP19270784 A JP 19270784A JP H0417242 B2 JPH0417242 B2 JP H0417242B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
door
cart
rail
entrance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP59192707A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6172101A (ja
Inventor
Michihiro Kihara
Hiroshi Kawamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP59192707A priority Critical patent/JPS6172101A/ja
Publication of JPS6172101A publication Critical patent/JPS6172101A/ja
Publication of JPH0417242B2 publication Critical patent/JPH0417242B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は鋳造品等を透視検査するX線検査室
や、熱処理室等の室の製品搬出入側入口に設けら
れ、動力で開閉する扉と、製品搬送台車用の案内
台車等からなる扉装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に大形鋳造品の巣や鋼材の内部クラツクな
どをX線によつて透視検査する場合等には、放射
能照射による影響を避けるためにこれをコンクリ
ート壁で囲まれた密閉室内に搬入し、遠隔操作装
置でX線検査装置を操作して検査を行なつてい
る。この場合、検査品は搬入側の扉を開いて台車
で内部へ搬入されるが、搬出入に際しては、製品
搬送用台車を通過させるレールを備えた案内台車
を、扉開閉用レール溝の中央部等所定位置に設け
る必要があり、また、扉を閉める場合にはこれを
撤去する必要がある。
このような扉装置における扉は通常300〜500ト
ンもある重い扉であつて、従来これを開閉するた
めに減速機つきのウインチを設けてそのドラムと
扉とをワイヤロープで接続し、ドラムを巻上げ巻
戻しすることにより扉を開閉していた。また、製
品搬送台車用のレール付案内台車は、これを扉の
開閉ごとにホイストで吊つて所定位置に移動した
りこの位置から撤去したりしていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の扉装置におい
ては、扉の開閉がウインチで行なわれるために停
止位置が不安定であり、停止時には扉の4点をジ
ヤツキで固定しなければならないなど作業が面倒
で長時間を要するばかりでなく、案内レール付き
台車の敷設・撤去を扉の開閉とは別作業でしかも
面倒なホイスト操作で行なわなければならないの
で、さらに長時間と大きな労力とを要していた。
本発明は以上のような点に鑑みなされたもの
で、圧力シリンダにより扉の開閉と、製品搬送台
車案内台車の所定位置に対する搬入撤去とを同時
に連動して行なうことを可能とした扉装置を提供
することを目的としている。
〔問題点を解決する手段〕
このような目的を達成するために本発明におい
ては、圧力シリンダで駆動されて室入口の床下溝
内を走行しながら入口を開閉する扉と、製品搬送
台車案内用レールを備え扉との間をつり合部材を
有する伸縮自在なワイヤロープで連結されて床下
溝内を走行する案内台車とを設けるとともに、床
下溝内における案内台車の走行案内面を入口中央
部などの案内台車停止位置において台車が車輪を
浮かせて着地するように高くした。
〔作用〕
このように構成したので、圧力シリンダで扉を
開けると案内台車がこれに追従して走行し、入口
中央部などの案内台車停止位置で着地したあと
は、扉のみが開かれて案内台車がそのまま着地位
置に残される。また圧力シリンダで扉を閉めるこ
とにより、案内台車停止位置で案内台車が扉に押
されてこれに追従し、扉の全閉とともに案内台車
が入口から外れて溝内に収納される。
〔実施例〕
第1図ないし第8図は本発明に係る扉装置をX
線検査室に実施した例を示し、第1図はこれを実
施したX線検査室周辺の概略平面図、第2図は扉
装置の正面図、第3図は案内台車の平面図、第4
図は同じく正面図、第5図は第3図のA視側面
図、第6図は第3図のB視側面図、第7図は第3
図のCC断面図、第8図a,bは案内台車とその
走行案内面との要部の拡大側面図である。図にお
いて検査室1は3方を厚いコンクリート壁2で囲
まれており、1方には入口3が開口されている。
4は入口3に沿つて床面を堀り下げることにより
形成された扉開閉用の溝であつて、検査室1の一
側方へは後述する扉11の開け代として入口3の
幅とほぼ同長だけ延設されており、また他側方へ
は後述する案内台車15の逃げ代分だけ長く延設
されている。検査室1内部と、検査室1外部の製
品置場である例えば工場5と溝4との間には、レ
ール6および7がそれぞれ敷設されており、これ
らのレール6,7は、溝4の中央部で停止する案
内台車15(後述)のレール19によつて分断さ
れることなく連結されている。8はレール6,1
9,7上を走行し、被検査製品である例えば鋳物
を工場5と検査室1との間で搬送する製品搬送台
車である。
このようにして製品が搬入される検査室1の入
口3には、扉11を開閉し案内台車15を移動さ
せる扉装置9が設けられている。すなわち、溝4
の底面には、そのほぼ全長におよぶレール10が
敷設されており、入口3を開閉する扉11は、こ
のレール10上を転動して扉11を走行させる複
数個の車輪12を備えている。扉11は厚いコン
クリートで形成されており、各車輪12は扉11
の下面に固定されたブラケツト13によつて軸支
されている。14は溝4の底面に支持されて延設
されたテレスコープ型で長いストロークを有する
圧力シリンダであつて、そのピストンロツドの作
用端は、扉11の開放端側に固定されており、ピ
ストンロツドを進退させることによつて扉11が
進退して入口3を開閉するように構成されてい
る。
次に製品搬送台車8を案内する案内台車15に
ついて説明する。案内台車15は、形鋼でほぼ正
方形状に枠組形成された台枠16を備えており、
その上面には、縞鋼板で形成された台板17が貼
着されている、台枠16の両側には、形鋼と鋼板
とで長手の箱状に形成された一対のレール台18
が一体的に溶着されており、各レール台18上に
は、前述したように検査室1内外のレール8,7
を連結するレール19が複数個のレール押え20
によつて固定されている。各レール18からはそ
れぞれ2組ずつのブラケツト21が同方向へ突設
されており、各ブラケツト21に軸支された車輪
軸22には、前輪23と後輪24とがそれぞれ回
転自在に遊装されている。左右の前輪23の間隔
D1は、左右の後輪24の間隔D2よりも大きく形
成されており、また前輪23と後輪24との間に
は図に符号tで示す高さの差が設けられている。
以上のように構成された案内台車15は、第1
図に実線15で示す入口3の中央部に位置する状
態と鎖線15Aで示す溝4の端部に位置する状態
との間を、溝4に設けた走行案内面に沿つて両輪
23,24を転動させながら走行するものであつ
て、第5図、第6図に示すように走行案内面は、
前輪23と後輪24との間隔差D1−D2および高
さの差tにしたがつて符号25,26で示すよう
に幅、高さ両方向へ段状に形成されている。そこ
でまず第1図に示すような扉11が全開している
場合に基づき、扉11と案内台車との連結構造な
らびに溝4内の構造を第2図および第8図bに基
づいて説明する。案内台車15の前側レール台1
8には、一対のワイヤロープ27が左右両端部に
一端を固定されており、各ワイヤロープ27は、
扉11の下端に設けたガイドローラ28,29に
案内された後斜め上方に延びて扉11前端面に設
けたガイドローラ30に導かれている。31は扉
11の前端面に装着された箱状のウエートガイド
であつて、その内部には一対のウエートレール3
2が設けられており、このウエートレール32に
は、ワイヤロープ27に吊下されたバランスウエ
ート33が昇降自在に支持されている。一方、前
記走行案内面25,26の始端部である入口3中
央部には、一対の台車受34が、レール6,1
9,7とほぼ同間隔で溝4の底面から突設されて
おり、案内台車15は、前後のレール台18をこ
の台車受34上に位置させ自重で着地して静止し
ている。なおこの場合、前輪23と後輪24とは
浮いている。そして、前記バランスウエート33
の重量は、案内台車15の重量による台車受34
との間の静摩擦力よりも小さく設定されているの
で、扉11がレール10上で移動してもバランス
ウエート33が昇降するだけであつて、ワイヤロ
ープ27で連結された案内台車15が移動しな
い。なお、案内台車15が台車受34上で静止し
ているときは、案内台車15のレール19上端面
は床面と同じ高さでかつ、レール6,7上端面と
同じ高さとなつている。
案内台車15の前側レール台18には、左右一
対の当て板35が一体形成されており、扉11の
後端面下端部に突設された左右一対のブラケツト
36には、当て板35と対応するころ37が軸支
されている。そして扉11がバランスウエート3
3を下降させながら入口3の中央部まで閉められ
ると、ころ37が当て板35に当接し、これ以上
扉11を閉めると、案内台車15は扉11に押さ
れて移動し始める。さらに前記走行案内面25,
26は、前後の各台車受34に続く箇所が上り傾
斜面25a,26aとなつており、案内台車15
が扉11に押されて移動すると、両輪23,24
が上り傾斜面25a,26aに着地すると同時に
レール台18の台車受34から離れ、さらに扉1
1を閉めることにより、案内台車15は、両輪2
3,24を上り傾斜面25a,26aに沿つて転
動させながら移動する。この場合、両輪23,2
4の間隔D1,D2に差を設けたことにより、両輪
23,24の走行を妨げることがない。
第8図aは扉11の全閉状態を示しており、上
り傾斜面25a,26aを上りきつて高い走行案
内面25,26上を走行した案内台車15は、第
1図に鎖線15Aで示す入口3から外に出た位置
で停止している。そして、バランスウエート33
の重量は案内台車15の走行による走行案内面2
5,26との間の動摩擦力よりも大きく設定され
ており、ころ37が当て板35に当接してからの
扉11の開閉に際してはバランスウエート33の
重量によりころ37が常に当て板35に当接して
おり、扉11と案内台車15とは一体となつて移
動する。
以上のように構成された扉装置の動作を説明す
る。第1図に示すような扉11の全開状態におい
て案内台車15は入口3中央部の台車受34上に
着地して静止しており、レール19が検査室1内
外のレール6,7を連結している。そして工場5
内の製品を製品搬送台車8に載せ、レール7,1
9,6上を搬送して検査室1内へ搬送する。製品
を下ろしてX線透視装置にセツトしたのち、製品
搬送台車8を検査室1外へ出し圧力シリンダ14
のピストンロツドを後退させると、扉11が閉方
向へ移動し、バランスウエート33が下降する。
扉11が入口3の中央部まで閉められてころ37
が当て板35に当接すると、案内台車15が扉1
1に押されて移動し、レール台18が台車受34
から離れるとともに、両輪23,24が上り傾斜
面25a,26aを上り始める。このあとは扉1
1と案内台車15とが一体となつて移動し、全閉
位置において停止する。
検査作業終了後は、圧力シリンダ14のピスト
ンロツドを前進させると、扉11が全閉状態から
開方向へ移動し、バランスウエート33の重量で
扉11に押し付けられている案内台車15も一体
となつて移動する。そして案内台車15が入口3
の中央部に位置するまで扉11を開けると、両輪
23,24が上り傾斜面25a,26aを下だ
り、レール台18が台車受34上に着地する。こ
れによつてバランスウエート33の重量が案内台
車15と台車受34との間の静摩擦力に負けるの
で、これ以上扉11を開けると、案内台車15が
台車受34上に残されて扉11のみが移動し、第
1図に示す全開状態となる。なお、このときに
は、レール6,19,7の上端面が同一平面上に
ある。このように、圧力シリンダ14を作動させ
るだけで扉11が開閉されると同時に、案内台車
15がこれに追従して入口中央の所定位置と入口
外収納位置との間を移動し、別作業で案内台車1
5を搬入、撤去する必要がない。
なお、本発明は、鋳造品の熱処理用の室の扉装
置等としても使用できる。
〔発明の効果〕
以上の説明により明らかなように、本発明によ
れば、X線検査室等の扉装置において、圧力シリ
ンダで駆動されて検査室等の入口の床下溝内を走
行しながら入口を開閉する扉と、製品搬送台車案
内用レールを備え扉との間をつり合部材を有する
伸縮自在なワイヤロープで連結されて床下溝内を
走行する案内台車とを設け、床下溝内における案
内台車の走行案内面を、入口中央部等において台
車が車輪を浮かして着地するように高く形成する
ことにより、扉の開閉が圧力シリンダで行なわれ
るので、開閉がきわめて円滑で停止位置が安定し
操作が容易であるとともに、扉の開閉に追従し
て、案内台車が入口中央等の所定位置と入口外の
収納位置との間で移動し、案内台車を別作業で搬
入、撤去する必要がないので、作業能率が向上
し、労力が大幅に軽減される。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本発明に係る室の扉装置
の実施例を示し、第1図はこれを実施したX線検
査室周辺の概略平面図、第2図は扉装置の正面
図、第3図は案内台車の平面図、第4図は同じく
正面図、第5図は第3図のA視側面図、第6図は
第3図のB視側面図、第7図は第3図のCC断面
図、第8図a,bは案内台車とその走行案内面と
の要部の拡大側面図を示し、第8図aは扉全閉状
態での拡大側面図、第8図bは案内台車着地状態
での拡大側面図である。 1……検査室、3……入口、4……溝、6,
7,19……レール、8……製品搬送台車、9…
…扉装置、10……レール、11……扉、12…
…車輪、14……圧力シリンダ、15……案内台
車、23……前輪、24……後輪、25,26…
…走行案内面、27……ワイヤロープ、33……
バランスウエート、34……台車受、25a,2
6a……上り傾斜面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 圧力シリンダで駆動され室入口に沿つた床下
    溝内のレール上で車輪を転動させて走行すること
    により室入口を開閉する扉と、前記床下溝とほぼ
    直交して室内外のレールを入口部において連結す
    る製品搬送台車案内用レールを備え前記床下溝内
    の走行案内面で走行自在に支持された案内台車
    と、この案内台車と前記扉との間を離着自在に連
    結する連結部材と、この連結部材の一端に装着さ
    れ前記案内台車の転動摩擦力に勝ちかつ案内台車
    の着地による静摩擦力に負けて前記連結部材を伸
    縮させるつり合部材とを設けるとともに、前記案
    内台車の走行案内面を案内台車停止位置において
    のみ案内台車が車輪を浮かせて着地するように高
    く形成したことを特徴とする室の扉装置。
JP59192707A 1984-09-17 1984-09-17 室の扉装置 Granted JPS6172101A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59192707A JPS6172101A (ja) 1984-09-17 1984-09-17 室の扉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59192707A JPS6172101A (ja) 1984-09-17 1984-09-17 室の扉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6172101A JPS6172101A (ja) 1986-04-14
JPH0417242B2 true JPH0417242B2 (ja) 1992-03-25

Family

ID=16295713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59192707A Granted JPS6172101A (ja) 1984-09-17 1984-09-17 室の扉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6172101A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0342598U (ja) * 1989-09-04 1991-04-22
JPH0827041B2 (ja) * 1993-03-19 1996-03-21 アトム株式会社 医療用加湿器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6172101A (ja) 1986-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3608750A (en) Storage means and load-handling equipment therefor
US3051321A (en) Gantry type crane assembly
GB1214618A (en) Container handling installation
US3212654A (en) Apparatus for loading and unloading goods
JP2683730B2 (ja) 線路走行型可動クレーン
US2916166A (en) Shuttle lift for parking machine
FI66815B (fi) Foerfarande och anordning foer iordningstaellande av en mobil lyftkran foer transport
JPH0417242B2 (ja)
US2663435A (en) Car parking system and structure
US3592348A (en) Load carrier-load support mechanism in automatic warehousing system
RU182890U1 (ru) Грузоподъёмное приспособление для перемещения груза
JPH04258742A (ja) 移動式壁面診断作業装置
JP3034465U (ja) トラックの荷台上に据えられた簡易荷役装置
CN205618181U (zh) 一种隧道施工防水板自动铺设装置
JPH0232069B2 (ja) Yotonpansochi
CN215048080U (zh) 冷轧酸洗段活套内运输装置
JP3658676B2 (ja) セグメントの移し替え装置及びセグメントの移送方法
CN214495477U (zh) 一种门式起重设备
JPH0530009Y2 (ja)
RU2324040C2 (ru) Автоматический многоэтажный гараж-пенал
JPS60153305A (ja) 搬送キヤリヤ用リフト装置
JPH0941667A (ja) 建築部材を搬送する起伏装置付台車及び同台車による建築部材の搬送方法
JPH0657991A (ja) 地下立体駐車場
JP3602623B2 (ja) 運搬装置
US3509830A (en) Ladle car with rotatable well