JPS62139729A - 自動車用自動変速装置の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動変速装置を装備した自動車における自動変
速装置の制御装置に関するものである。

従来の技術 自動変速装置を装備した自動車（以下ＡＴ車と略称する
）における自動変速装置の制御装置（以下ＡＴコントロ
ール装置と称す）は、従来は運転席のサイドに前後方向
に回動操作可能なるよう配設されたセレクト操作レバー
と変速機の作動部材とｔケーブル或はリンク等の連結部
材により連結し、セレクト操作レバーを回動操作シテハ
ーキング、リバース、ニュートラル。

ドライブ、２Ｍ、１？等の各レンジのポジションを選択
することにより、そのセレクト操作レバーの回動操作が
連結部材を介して変速機の作動部材に伝達され、変速機
が上記選択に対応するレンジにセットされるようになっ
ているのが一般的である。

又上記のような機械的なＡＴコントロール装置に代え、
セレクト操作レバーの各レンジボジショｙに電気接点を
設は、該セレクト操作レバーのセレクト操作す電気的信
号に変換し、この電気的信号にてｆａｔ？ＩＡ１回路が
所定の出力を発して電動モータ等のアクチュエータを作
動させ、そのアクチュエータにて変速機のセレクト作動
が行われるようにした電気的ＡＴコントロール装置が従
来より開発され、例えば実開昭５９−１８５４５０号公
報にて公開されている。

発明が解決しようとする問題点 一般にＡＴ車においては、変速機のセレクト操作に際し
誤ってドライバの意、ｖＣ穿：！４５％セレクトしてし
まうことのないよう、セレクト操作レバ一部に各レンジ
のポジション１に節度！もって保持するセレクトポジシ
ョン保持機構が設はられ、ドライバがセレクトポジショ
ン保持機構の解除操作７行った上でたいと池のポジショ
ンにセレクト操作を行うことができないようにし、セレ
クト操作に際しての上記セレクトポジション保持機構解
除操作にてドライバの注意を喚起させるようにしている
のが普逆である。

ところが、上記のような誤操作防止手段は、あくまでセ
レクト操作に際してドライバの注意を喚起させるだけで
あるので、ドライバが自己の意志によって客観的には適
切とは思えないレンジをセレクトする操作行為に対して
は何らの防止対策とはならない。即ち、例えば前進走行
をストップさせ急いでバックするような場合、車がまだ
前進走行中であるにもかかわらずあわててリバースにセ
レクト操作してしまうような不適切なセレクト操作は従
来のＡＴコントロール装置では防止することができない
。

本発明は上記のような従来装置の問題に対処することを
主目的とするものでおる。

問題点を解決するための手段 本発明は、ＡＴ車における電気的ＡＴコントロール装置
において、セレクト作ＷＩ′Ｊを行うべき電気的な指示
信号か発せられたとき、その指示信号かドライブ又は２
速成は１速等の前進モードであった場合、その指示直前
のモードがドライブ又は２Ｍ或は１速のいずれかのレン
ジであれば指示通りのセレクト作動を行うべき出力を発
し、それ以外のレンジの時は車速ＶがＶ＝ｏ或は設定値
以下で且つエンジン回転数か設定値以下であったときの
み指示通りセレクト作動を行うべき出カン発し、指示信
号がリバースであったときは車速■がＶ＝ｏ或は設定値
以下で且つエンジン回転数が設定値以下であったときの
み指示通りのセレクト作動を行うべき出カビ発し、指示
信号がパーキングであった場合は車速ＶがＶ＝０のとき
のみ指示通りのセレクト作動を行うべき出力を発し、指
示信号がニュートラルであったときは車速Ｖがｖ＝Ｑ或
は設定値以下のときのみ指示通りのセレクト作動ヲ行う
べき出力を発する制御回Ｖ４ｗを設けたことを特徴とす
るものである。

作用 上記によシ、例えは自動車が設定値以上の車速にて前進
中の状態であわててリバースに切換えるヘキセレフト操
作を行ってしまったような場合は、鼠速ＶがＶ＝０或は
設定値以下の条件を満足していないので制御回路は指示
通り即ちリバースへセレクト作動させるべき出力は発せ
ず、車速■がＶ＝ｏ或は設定値以下となり且つエンジン
回転数が設定値以下の状態とがってからリバースにセレ
クト作動させるべき出力を発し変速装置はリバースレン
ジに切換えられる。

又前進モードを指示操作したときそのときのモードが前
進モードのいずれかであれば無条件に５Ｉ６ｉ！１回路
が指示ｉｂセレクト作動させるべき出力７発して変速装
置は指示通シに切換わシ、そのときのモードか前進モー
ド以外のときけ車速Ｖがｖ＝０或は設定値以下であれば
エンジン回転数が設定値以下の状態にあるときのみ制御
回路が指示通りの出力を発し変速装置の切換えを行う。

このように前進モード以外からの前進モードへの切換え
をエンジン回転数が設定値以下の条件においてのみ行う
ようにしたことにより、危険な急発進を防出するもので
ある。

更にパーキングを指示操作した場合はＶ＝０即ち車が停
止状態にあるときのみ、またニュートラルを指示操作し
た場合は車速■が■＝０或は設定値以下のときのみ制御
回路が指示通りの出力を発して変速装置の切換えを行い
、もし上記指示操作時Ｖ〜０であればバーキングヶ指示
操作した場合はｖ＝０となってから、またニュートラル
を指示操作した場合は車速■が■＝０或は設定値以下と
なってから制御回路が出力を発し変速装Ｗｔ指示通シに
切換えるものである。

実施例 以下本発明の一実施例を附図を参照して説明する。

第１図において、１は変速機のモード指示スイッチであ
わ、該モード指示スイッチ１は例えばパーキングＰ、リ
バースＲ，ニュートラルＮ。

ドライブＤ、２連ｎ、１速１等の各モードをそれぞれ指
示する複数のスイッチ群よりなる。

該モード指示スイッチ１は、レバーを回動操作すること
により任意のモードを選択できるレバースイッチ式のも
のでも良いし各モードに対応する押ボタンスイッチ式の
ものでも良く、その他塔モードのセレクト指示を電気的
信号にて行い得る任意構成のスイッチを採用し得る。

上記モード指示スイッチ１の操作によるセレクト指示信
号は制御回路４にインプットされ、該制御回路４は車速
センサ２からインプットされる車速信号及びエンジン回
転数センサ３からインプットされるエンジン回転数信号
とから、上記セレクト指示か適切であるかどうかン判断
し、適切であれば電動モータ等よりなるアクチュエータ
５に出力を発して該アクチュエータ５！作勧させ自動変
速装置ＡＴのモード選択レバー６を回動させて指示され
たモードに切換え、不適切であると判断すると適切な状
態になるまではモード指示スイッチ１の操作にて指示さ
れたモードへの切換えは行わないようになっている。

７はアクチュエータ５の作動位ｔを検出するモード位置
センナでア夛、アクチュエータ５０作枦により指示され
たモードへの切換えが完了すると該モード位置センナ７
から制御回路４に信号が発せられ制御回路４の出力が停
止するものであシ、制御回路４はそのモードを現在のモ
ード位置として記憶する。又８はインジケータであシ、
指示通りのモード変換か行われたこと及び不適切々指示
であるのでモード変換を行わないこと等を表示するもの
である。

上記制御回路４によるＡＴコントロール態様を第２図の
フローチャートＺ参雇して以下説明するＯ 先ずモード指示スイッチ１にてドライブＤ又は２速■或
は１速Ｉを指示操作すると、そのとき現在のモードがド
ライブＤ又は２速■或は１速Ｉのいずれかであれば無条
件に制御回路４が出力を発してアクチュエータ５を作動
させ、指示通り即ちドライブＤを指示していれはドライ
ブレンジへ、２速を指示していれは２連レンジへ、１Ｍ
を指示したのであれば１速レンジへセレクト作動させ、
そのセレクト作動完Ｔ時点までの間に他のモードへの変
更指示がなければ作動は完Ｔする。

ドライブＤ又は２連Ｉ或は１速Ｉを指示操作したとき現
在のモードが前進モード以外で車速■がｖ；０或は設定
車速Ｖ６以下にあるときは、エンジン回転数Ｎか設定回
転数Ｎｏ　（アイドＩＪ　７７回転数よシやや高い回転
数例えば約１２０Ｏｒ、ｐｍ程度に設定される）以下で
あるかどうかを判断し、Ｎ≦Ｎｏの状態であれば制御回
路４が出力を発してアクチュエータ５を作動させ、指示
通りのモードにセレクト作動式せ、その間に他のモード
への変更指示がなければ作動・は完Ｔする。

このときｖ＝０或はＶ≦Ｖｏであってモード指示スイッ
チ１にてドライブＤ又は２速■或は１速１’？指示した
ときＮ≦ＮＯではなかった場合は指示されたモードへの
セレクト作動は行われず、その旨をインジケータ８にて
表示し、ドライバがアクセルペダル踏み込み角度を減少
させてエンジン回転数を下げＮ≦Ｎｏの条件ｌ満足させ
た状態となってから制御回路４がアクチュエータ５を作
動させるべき出力を発して指示通りのモードへのセレク
ト作動が行われるようになっておシ、これによシ危険な
急発進を防止し、安全で円滑なる発進を行い得るもので
ある。

尚上記Ｖｏは不自然な変速ショックや部品の損耗ｌ生じ
ない程度の車速例えはｇ程度に設定される。

次にモード指示スイッチ１にてリバースＲＹ指示した場
合は、制御回路４が先ず車速ＶかＶ＝０或はＶ≦Ｖｏで
あシ次にエンジン回転数Ｎが上記設定値Ｎｏに対しＮ≦
Ｎｏの条件下にあるかどうかン判断し、Ｖ＝０或はＶ≦
Ｖ６であってＮ≦Ｎｏのとき制御回路４が出力を発して
アクチュエータ５を作動させ、リバースＲへのセレクト
作動が行われる。

未だ車が車速Ｖ　：＞　Ｖｏで動いている状態であわて
てモード指示スイッチ１にてリバースＲ，−４指示操作
した場合は、制御回路４はアクチュエータ５を作動させ
るべき出力を発せず、リバースＲへのセレクト作動は行
われずその旨をインジケータ８にて表示する。更ＫＶ−
１或はＶ≦Ｖ。

となってもエンジン回転数Ｎが前述した設定値Ｎｏ　（
即ちアイドリング回転数よシやや高い値例えば１２００
　？７７１程度に設定される）より大である場合はやは
り制御回路４はアクチェエータ５フ作塑・させるべき出
力を発せずリバースＲへのセレクト作動は行われずその
旨をインジケータ８にて表示する。

上記のような場合はＶ＝０或は■≦ｖＯとなシ且つＮ≦
Ｎｏの条件が満足されてから制御回路４が出カフ発しア
クチュエータ５が作動してリバース凡へのセレクトか行
われこれにより不適切な条件下でのリバースへのセレク
ト作動が防止されると共に、後方への急発進と言う危険
の防止をはかることができるものでおる。

モード指示スイッチ１にてパーキングＰを指示操作した
場合は車速ｖｆＪ″−ｖ二〇即ち車が停止状態にあると
きのみ＠御回路４がアクチュエータ５を作動させるべき
出力を発し指示通りのセレクト作動を行い、車速■がＶ
←０の場合はセレクト作動が行われずその旨インジケー
タ８に表示し、ｖ＝＝０となってから指示通りのセレク
ト作動Ｙ行う。

モード指示スイッチ１にてニュートラルＮ−％−指示操
作した場合は、車速ＶがＶ＝ｏ或はＶ≦ｖ０の場合のみ
制御回路４が出方を発して指示通りのセレクト作動を行
い、車速ＶがＶ　）　Ｖ。

の場合はセレクト作動が行われずその旨インジケータ８
に表示し、Ｖ≦Ｖｏとなってから指示通りのセレクト作
動を行うものである。

このようにしてリバースＲ，ニュートラルへ。

パーキングＰ等へのセレクト作動が行われた後は、その
セレクト作動の間に他のモードへの変更指示がなければ
セレクト完了となる。

尚イグニッションスイッチをオフとしエンジンを伴出さ
せたときは車速Ｖが■＝０であることを確認した後制御
回路４がアクチュエータ５に出力を発してパーキングＰ
にセレクト作動させるようになっている。

上記のようにして、あらゆるレンジへのセレクト作動が
適切な条件下においてのみ行われ、不適切なセレクト作
動による不自然なショック及び部品の損耗等の不具合は
完全に防止されると共Ｋ、危険な急発進をも防止でき、
自動車の安全性の著しい同上及び運転の容易化ｔはかる
ことができるものである。

更に本発明においては、制御回路４に制御機能のチェッ
ク回路４１ン設け、パーキングが指示操作された場合及
び前進モードから他の前進モードへ指示操作された場合
を除き、車速Ｖがｖ＝０或は■≦■０の状態においてア
クチュエータ５を作動させるべき制御回路４のすべての
出力はチェック回ｗ：Ｔ４１にて制御堪能に故障がない
ことが確認された場合のみ発せられ、上述のような適切
な条件下でのセレクト作動が行われるようになっており
、制御捜能に故障がある場合はモード指示スイッチ１に
てどのモードを指示してもすべてドライブレンジに保持
し、その旨ケインジケータ８に表示し、安全な前進走行
だけは支障なく行えるようにし、これにより故障に対処
で六るようにしている。尚パーキング７指示したとなに
は制御機能の故障の有無にかかわらず指示通りセレクト
作動が行われるが故障のときはその旨インジケータ８に
て表示する。

上記チェック回路４１は車速センサ及びエンジン回転数
センサの信号を用い、モード指示スイッチ１からパーキ
ング指示信号及び前進モードから他の前進モードへの指
示信号を除く指示信号が人力されたとき、当然発せられ
ないはすの出力が発せられた場合或は当然発せられるは
ずの出力が発ゼられ々かった場合、制御機能が故障して
いると判断し１．この場合はすべてドライブレンジに保
持する出力を発するロジック回路にて構成される。

発明の効果 ＪＪ上のように本発明によれは、ＡＴ車におけるＡＴコ
ントロール装置としてセレクト操作を電７的信号に変換
しアクチュエータを作動させてセレクト作動させる電気
的ＡＴコント占−ル装討ケ採用すると共に、すべてのレ
ンジへのセレクト操作に際しそのセレクト操作が適切で
あるかどうかを判断し不適切であればセレクト作秒用出
力を発せず適切条件ア満足−Ｃ！せる状態になってから
セレクト作動用出力ケ発してセレクト作動を行わせる制
御回路ア設はノーことにより、セレクト作動は常に適切
な条件下においてのみ行われ、自動車の安全性の著しい
同上及びＡＴ車における運転の容易化をはかり得るもの
で、実用上多大の効果ンもたらし得るものである。

【図面の簡単な説明】

第１シＩは本発明の一実社例を示すブロック図、第２図
は第１図における制御回路によるセレクト制？１ｌｌＦ
様の一例を示すフローチャートである。 １・・・モード指示スイッチ、２・・・車速センサ、３
・・・エンジン回転数センサ、４・・・制御回路、５・
・・アクチュエータ、８・・・インジケータ。 以　　　上

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）、パーキング，リバース，ニユートラル，ドライ
   ブ，２速及び１速等の各モードを指示操作するモード指
   示スイッチと、該モード指示スイッチの指示操作に基づ
   き指示通りの出力を発する制御回路と、該制御回路の出
   力により作動して自動変速装置のセレクト作動を行うア
   クチユエータとからなる自動車用自動変速装置の制御装
   置において、上記制御回路に車速信号及びエンジン回転
   数信号をインプツトさせ、モード指示スイツチにてドラ
   イブ又は２速或は１速が指示操作されたとき、該指示操
   作直前のモードかドライブ又は２速或は１速のいずれか
   のレンジであれば制御回路が指示通りのセレクト作動を
   アクチユエータが行うべき出力を発し、それ以外のレン
   ジの時は車速ＶがＶ＝０或は設定値以下で且つエンジン
   回転数が設定値以下である場合のみ指示通りのセレクト
   作動をアクチユエータが行うべき出力を発し、モード指
   示スイツチにてリバースが指示操作されたときは車速Ｖ
   がＶ＝０或は設定値以下で且つエンジン回転数が設定値
   以下のときのみ制御回路が指示通りのセレクト作動をア
   クチユエータが行うべき出力を発し、モード指示スイツ
   チにてパーキングが指示操作されたときは車速ＶがＶ＝
   ０のときのみ指示通りのセレクト作動をアクチユエータ
   が行うべき出力を制御回路が発し、モード指示スイツチ
   にてニユートラルが指示操作されたときは車速ＶがＶ＝
   ０或は設定値以下のときのみ指示通りのセレクト作動を
   アクチユエータが行うべき出力を制御回路か発するよう
   設定したことを特徴とする自動変速装置の制御装置。
2. （２）、制御回路の出力は、パーキングが指示操作され
   た場合及び前進モードから他の前進モードヘ指示操作さ
   れた場合を除き、制御回路に設けられている制御機能チ
   エツク回路が故障と判断したとき、モード指示スイツチ
   からの指示の如何んにかかわらずドライブレンジを保持
   すべき出力に切換わるようになつていることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項に記載の自動車用自動変速装置
   の制御装置。