JPS62138226A - 輸液用プラスチツク容器の製造方法 - Google Patents

輸液用プラスチツク容器の製造方法

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JPS62138226A
JPS62138226A JP60279980A JP27998085A JPS62138226A JP S62138226 A JPS62138226 A JP S62138226A JP 60279980 A JP60279980 A JP 60279980A JP 27998085 A JP27998085 A JP 27998085A JP S62138226 A JPS62138226 A JP S62138226A
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JP
Japan
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parison
vessel
cavities
plastic container
split molds
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JP60279980A
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Kanji Sumikawa
澄川 寛治
Kazuo Isaki
伊崎 一夫
Yoshinobu Oshige
大重 義信
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Kyoraku Co Ltd
Original Assignee
Kyoraku Co Ltd
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、輸液用プラスチック容器の製造方法に関する
もので、さらに詳しくは自然滴下性の良好な輸液用プラ
スチック容器を製造する方法に関するものである。
従来の技術 本発明者等は、先に第5図、第6図に示す輸液用プラス
チック容器を提案した(特願昭60−167406号)
。これは容器胴部の断面形状が略楕円形のものでかつそ
の略楕円形の短辺側胴部壁の両壁に凹部を上下方向に設
けたことを特徴とするもので、胴部の変形により内部に
空気を供給することなく点滴できかつ滴下速度が残液量
に応じて変化することのない良好な自然滴下が得られる
ことを目的とするものである。
発明が解決しようとする問題点 自然滴下性を向上させるために偏平度を大きくすると、
凹部間の距離が短かくなる。四部間の距離が短かくなり
パリスンの径よりも短かくなると分割金型を締めた際に
分割金型のキャビティにパリスンの壁が接触して、パリ
スンを分割金型に捕捉してブロー成形される。
ところで一般に管体が膨れる部分は全体に均一に膨れる
訳ではなく、一部分が部分的に膨れ始めるために、この
ようにパリスンが金型に捕捉されると最後に膨れた部分
にシワあるいは折れが発生する。このシワあるいは折れ
は1.胴部中央の断面楕円形の長軸側の壁に発生する。
又、型締めした際に接触したパリスン部分は硬化して伸
びにくくかつ厚肉となり、かつパリスンが分割金型の型
表面を滑ることがないので偏平部分の端部の肉厚がきわ
めて薄肉となる。
問題点を解決するための手段及び作用 本発明は、以上の点に鑑み発明されたもので、その特徴
とするのは、 横断面形状が略楕円形の偏平形状でかつ少なくともその
断面略楕円形の短軸側の壁の一部が容器内方へ凹設され
た胴部とその一端に底部とその他端に凹設された胴部の
壁同志の間隔よりも大きい口部より構成される輸液用プ
ラスチック容器の製造方法において、該輸液用プラスチ
ック容器の外形を賦型した分割金型間に口部の径より小
さい径でかつ上記凹設された胴部の壁同志の間隔よりも
大きい径の熱可塑性合成樹脂のバリスンを配置し、次い
て分割金型を締めてバリスンを挟み該バリスン内に1.
5〜3Kg/cn!の圧力流体を導入して成形する輸液
用プラスチック容器の製造方法。
としたことによるものである。つまり、本発明者等は、
上記の欠点を改善すべく鋭意研究を行ったところ、ブロ
ー成形時の圧力を従来一般に行なわれている5〜10K
g/c−という圧力よりも低圧である1、5〜3にg 
/ crAの圧力でブロー成形することにより改善でき
ることを見い出したのである。実際のその機構は不明で
あるが発明者が予想するに、このような低圧でブロー成
形することによりバリスンが均一に膨らむかあるいはパ
リスンの膨張に部分的なムラがあったとしても膨らむ速
度がおそいためにシワや折れが発生する前にその部分も
膨張を始めてしまうためと考えられる。さらに成形され
た輸液用プラスチック容器の表面の状態を良くするため
には、メルトインデックス(JISK 6758及び・
6760以下Mlと略す)が、0.1〜10g/分の合
成樹脂により成形することが好しいことも判明した。旧
が0.1g/分未満の場合、低圧のブロー圧力のために
樹脂が伸びず成形品の表面特性が悪いという欠点が発生
し、10g/分を越えるとパリスン押出時のドローダウ
ンが大きくなり、パリスン上部の薄肉化が発生する。
また、低圧によるブロー成形であるためにバリスンをキ
ャビティに押し付ける力が小さく、したがってパリスン
のキャビティに捕捉する力を小さくできその結果型表面
を滑るようにバリスンが膨れるのでパリスン全体に亘っ
て均一に膨れ肉厚の均一な輸液用プラスチック容器が得
られるのである。
実施例 本発明の製造方法を図面に基づき説明する。
第1図は、ダイ3より押出された溶融合成樹脂の管状体
であるパリスン2を分割金型1a、lb間に配置した状
態を示す図である。分割金型1a、1bの互いに対向す
る位置には輸液用プラスチック容器の形状を賦型したキ
ャビティ4a、4bを有する。
尚、第2図は、第1図の■−■断面図である。
図中、Bは、パリスン2の外径を示し、A1.A!は、
それぞれ分割金型1a、lbの胴部キャビティ4a、4
bの凹設の深さを示す。
次に、第3図に示すように分割金型1a、lbを締める
。このとき、パリスンの外径Bは、胴部キャビティ4a
、4b間の距離(AI+Aりよりも大きいのでキャビテ
ィ4a、4bにより圧迫されてバリスン2は、キャビテ
ィ4a、4bにより捕捉され、移動することができなく
なる。第3図に示すようにこの時、バリスン2は若干楕
円形ぎみに変形する。
この後、第4図に示すようにこの密閉されたバリスフ2
内に吹込ノズル(図示せず)にて1.5〜3.0 Kg
/c4の圧力流体を導入すると、キャビティ4a、4b
にバリスン2が膨張して密着し、キャビティ4a、4b
の形状を正確に賦型せしめる。
この時パリスン2は、上記の比較的に低圧の圧力である
ため徐々に膨張しこの膨張したパリスンがキャビティ表
面を滑り、キャビティ全体にバリスンがまわってゆくの
である。
第5図、第6図は、上記実施例により得られる輸液用プ
ラスチック容器10である。この輸液用プラスチック容
器10は、断面偏平形状の胴部11と胴部11の一方に
あって外径りからなる口部12と胴部11の他方にあっ
て吊り具15を備える底部13より構成される。ここで
胴部11は、断面偏平形状短辺側の胴部を切り取った凹
所14を形成する。図中Cは、この凹所14により形成
される胴部の壁同志の間隔である。一般にパリスン2の
径Bは、口部12の径りより小さい。これは、口部12
に螺部あるいは溶着部等が備わっているためにパリスン
が口部12の金型でハリがかまないように配慮するため
である。
このため、本発明のようにパリスンがキャビテイ面にて
捕捉されるのは、口部の径りよりも凹所14間の間隔C
が小さい形態の容器についてのみ適用できるものである
本発明に使用する合成樹脂は、ブロー成形可能な合成樹
脂であれば特に限定されるものではなく、例えばポリエ
チレン、ポリプロピレン等ポリオレフィン系合成樹脂あ
るいはポリ塩化ビニルなどが利用でき、又これらを主体
とするブレンド物あるいは積層体など適宜公知手段が使
用できる。しかし、発明者の実験によれば、分割金型の
キャビティ表面の再現性は、合成樹脂の流れ特性が良好
なものが良く、旧が0.1〜Log/分の範囲のものが
好しく、特に好しくは0.5〜5g/分のものである。
ここで旧が0.11/分未満の場合、合成樹脂が伸びず
成形品の表面特性が悪くなりlog/分を越えるとパリ
スンの押出時のドローダウンが大きくなりバリスン上部
の薄肉化が発生する。
発明の効果 本発明によれば、比較的に低圧のブロー圧力でプロー成
形するのでパリスンが金型のキャビティで捕捉されたと
しても、容器の胴部にシワや折れが発生することがない
のである。さらにバリスン自体も均一に膨らむので偏平
胴部の端部で薄肉化を防止することができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図から第6図は本発明の実施例を示す説明図で、第
1図はパリスン垂下時の正面図、第2図は第1図のn−
n断面図、第3図は型締完了時の水平断面図、第4図は
吹込時の水平断面図、第5図は本発明の製造方法により
得られ輸液用プラスチック容器の正面図、第6図は第5
図の容器の側面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 横断面形状が略楕円形の偏平形状でかつ少なくともその
    断面略楕円形の短軸側の壁の一部が容器内方へ凹設され
    た胴部とその一端に底部とその他端に凹設された胴部の
    壁同志の間隔よりも大きい口部より構成される輸液用プ
    ラスチック容器の製造方法において、該輸液用プラスチ
    ック容器の外形を賦型した分割金型間に口部の径より小
    さい径でかつ上記凹設された胴部の壁同志の間隔よりも
    大きい径の熱可塑性合成樹脂のパリスンを配置し、次い
    て分割金型を締めてパリスンを挟み該パリスン内に1.
    5〜3Kg/cm^2の圧力流体を導入して成形する輸
    液用プラスチック容器の製造方法。
JP60279980A 1985-12-12 1985-12-12 輸液用プラスチツク容器の製造方法 Granted JPS62138226A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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