JPH0345260A - 輸液容器及びその製造方法 - Google Patents

輸液容器及びその製造方法

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JPH0345260A
JPH0345260A JP1180085A JP18008589A JPH0345260A JP H0345260 A JPH0345260 A JP H0345260A JP 1180085 A JP1180085 A JP 1180085A JP 18008589 A JP18008589 A JP 18008589A JP H0345260 A JPH0345260 A JP H0345260A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はぶどう糖、生理食塩水、リンゲル液等を収容
して生体等に輸液を行う場合に使用する可撓性の輸液容
器及びその輸液容器の製造方法に関するものである。
[従来の技術] 近年になり、合成樹脂製輸液容器が広く首長してきてい
る。
合成樹脂製輸液容器は、ガラス製輸液容器の問題点を解
決する目的で提案された。即ち、ガラス製輸液容器は、
落下強度や容器重量の問題の他に重大な問題として、内
容物の使用にあたって空気置換用の通気針を要し、空気
置換により大気中に含まれる塵埃や汚染物質、細菌等が
容器内部に流入し輸液中に混入するという衛生上の問題
と混注がしにくいという問題があった。
合成樹脂製輸液容器は、落下強度が大きく軒昂であり、
可撓性を有する祠料で構成することにより、内容物の消
費に伴うf〕圧で容器外周壁が伸性変形し容積を減少さ
せ、この負圧を解消しつつ輸液を排出するようにして、
通気側を不要とするものであり、これにより前記ガラス
製容器の問題点の一つは解決した。
合成樹脂製輸液容器は、ボトル型と袋壁に大別される。
ボトル型合成樹脂製輸液容器では、混注しにくいという
欠点が残る。
すなわち、ボトル型容器では自立性を確保する必要があ
り、壁、特に底部の壁を変形しにくくするために肉厚を
大ぎくしかつ補強リブ等を形成し、また容器の転倒防止
上、容器の横断面の長径と短径の比をあまり大きくでき
ないから、混注に伴う容器の増容変形の余地があまりな
く、混注は、へラドスペースの部分を圧縮することによ
ってのみ可能であり、その量は少ない。また、このよう
なボトル容器においては使用済容器も嵩張り、保管や廃
棄処理上の問題が生じる。
更に、容器の肉厚を大きくしリブを形成する等は使用材
料を増加させ金型の形状を複雑にし生産コスト高につな
がり、また容器重量が増加するため取扱いにくくなると
いう問題がある。
一方、袋型合成樹脂製輸液容器では、底部、上部に壁が
なく、長径と短径の比が大きいため、混注による増容変
形が容易であり、かなりの最の混注が可能となる。しか
し、袋型容器では、口部を同時成形することができず、
袋を作った後で別に作った口部を付ける工程が必要とな
り、技術的に辣しく、ピンホールの生ずる恐れがあると
ともに、コス1〜が高くなるという欠点がある。
そこでボ]〜ル型の容器を袋壁と同等に偏平にすること
が考えられ、これにより、増容変形が容易でかつ口部も
同時に成形でき、安いコストで製造が可能どなった。こ
の袋壁の中空偏平容器では、胴部の横断面が長径と短径
とを有する偏平図形をなし、上辺部と下辺部と左右の側
辺部をもつ袋状をなし、上辺部に吊り下げ部を設け、下
辺部に排出部を有するのが一般的な構成である。
[発明が解決しようとする課題] しかるにこの中空偏平容器で輸液を行う場合には、内容
液の排出に伴って、空器の内部が減圧となり、これによ
って容器胴部の上部から容器が徐々に潰れて内容液が排
出されて行くのであるが、容器胴部の上辺部200 (
第13図(a))及び左右の側辺部300(第14図(
b))は剛性が大きく、潰れに<<、容器のほぼ全体が
潰れた後にも辺部では管状の空間201,301が残る
このために上辺部200には第13図(b)に示ずよう
に及び左右の側辺部300には第14図(b)に示すよ
うに、内容液16が完全には1ノ1出されずに残留する
ことが多く、この残留液が多いと、それだけ内容液が無
駄になる部分が多くなり、また内容液を一定の速度で排
出させることすなわちD1出率を一定にすることも困難
になる。このようなことから、上辺部及び左右の側辺部
に内容液が残留づ゛ることのない袋型の中空偏平容器の
輸液容器の間梵が望まれている。
この発明は上記の如き事情に鑑みてなされたものであっ
て、袋状容器の上辺部及び左右の側辺部に内容液が残留
することなく、従って、内容液を輸液として有効に利用
することができ、しかも良好なJJI出率を一定に近づ
け得る輸液容器及びその製造方法を提供づ−ることを目
的とするものである。
[課題を解決するための手段] この目的に刻応して、この発明の輸液容器は、胴部の横
断面が長径と短径とを有する偏平図形をなし、上辺部と
下辺部と左右の側辺部をもつ袋状容器の前記上辺部に吊
り下げ部を設け、前記下辺部に刊出部を右する輸液容器
であって、前記上辺部及び左右の側辺部のうちの少なく
ともいずれかに他の部分より曲率が小さい折れ目を辺部
の長手方向に沿って形成してなることを特徴としている
また、この発明の輸液容器の製造方法は、胴部の横断面
が長径と短径とを有する偏平図形である袋型の輸液容器
の製造方法であって、軸方向下方から上方へ向かって径
が増加する径増加部ど径が前記短径より大きくほぼ一定
である大径部と及び径が減少する径減少部とを−続きに
順次接続させて備えかつ横断面が円環状であるパリソン
を形成するブレブロー工程としかる後に前記パリソンを
前記短径方向に離合する金型により該金型の成形面の底
部合せ目線の少なくとも一部分が前記径増加部上に位置
しかつ肩部合せ目線の少なくとも一部分が前記径減少部
上に位置する状態で挟んでブローする本ブロー工程とを
含む輸液容器の製造方法において、前記金型として前記
底部合せ目線のうちの前記径増加部を挟む部分の合せ目
線近傍成形面若しくは胴部合せ目線近傍成形面にその隣
接中央寄り成形面よりも金型合せ面となす角度の小さい
緩斜面部を有する金型を用いることを特徴としている。
また、他の発明の輸液容器の製造方法は、胸部の横断面
が長径ど短径とを右づる偏平図形である袋型の輸液容器
に輸液を充填した後に前記輸液容器の底部若しくは前記
長径方向の側端部を前記短径方向に近離する加熱体で挟
んで変形させて隣接中央寄り容器壁よりも長径方向の縦
断面となす角が小さい緩斜面部を形成することを特徴と
している。
[作用] この輸液容器から内容液を排出(輸液)する場合には、
輸液容器を吊り下げ部を利用して吊り下げ、かつ排出部
の栓体に注出側を刺し込んで内容液に連通させ、内容液
を排出させる。
内容液の排出に従って、輸液容器は上部から徐々に潰れ
ていく。このとぎ、輸液容器の辺部、つまり上辺部、左
右の側辺部には折れ目が形成されていて、潰れに刻して
剛性が小さくなっているので、その辺部も容易に潰れ、
その辺部に内容液が残留することなく排出される。
[実施例] 以下、この発明の詳細を一実施例を示す図面について説
明する。
第1図、第2図及び第3図において1は輸液容器であり
、輸液容器1の胴部2は横断面形状が長径×1短径Yを
有する偏平容器である。
輸液容器1の胴部2は、上辺部3(図示の場合は上辺部
3が最下端に示されている)、左右の側辺部4,5及び
下辺部6(図示の場合は最上端に示されている)を備え
ている。
上辺部3には吊り下げ片7を連結している。吊り下げ片
7には吊り下げ用の穴8が形成されている。
下辺部6には排出部12が設【プられている。左右の側
辺部4,5には容器の中心軸Zに沿って折れ目11が形
成されている。折れ目11は中心軸Zに直角な横断面形
状において最も外側に突出しており、かつ折れ目11は
左右の側辺部4.5の残余の部分4a、5aよりも曲率
が大きく(半径が小さく〉形成されており、このために
、側辺部0 4.5の曲率が小さい残余の部分4.a、5aとの対比
で線状の外観を呈するものである。このような折れ目1
1は胴部2を成形する際に金型の型面を調整して形成し
てもよいし、胴部2を形成した後に胴部の側辺部4,5
だけをプレスして形成してもよいし、更には胴部2に内
容液を充填して、かつ排出部12を栓体14でシールし
た後に、側辺部4,5だけをプレスして形成してもよい
。上辺部3には容器の長径×に沿って折れ目13が形成
されている。
折れ目13は短径Yに平行な横断面形状において、最も
外側に突出しており、かつ折れ目13は上辺部3の残余
の部分3aよりも曲線が大きく(半径が小さく)形成さ
れており、このため上辺部3の曲率が小さい残余の部分
3aとの対比で線状の外観を呈するものである3、但し
、この実施例では折れ目13の外側に吊り下げ片7が連
結しているので折れ目13が呈する線状の外観は隠れて
いる。
このような折れ目13は胴部2を形成する際に1 金型の型面を調整して形成してもよいし、胴部2を形成
した後に胴部2の上辺部3だけをプレスして形成しても
よいし、更には胴部2に内容液を充填して、かつ排出部
12を栓体1/Iでシールした後に上辺部3だけをプレ
スして形成してもよい。
折れ目11及び13は曲率が小さいので胴部2が折れ目
11.13を折れ曲り部分として潰れることが容易であ
り、折れ目ii、13がない場合にくらべて胴部2の上
記の潰れに苅する剛性は低下する。
このように構成された輸液容器1においては、第4図に
示すように輸液容器1から内容液を111出〈輸液〉す
る場合に、輸液容器1を吊り下げ片7の穴8を利用して
吊り下げ、かつ排出部12をシルしている栓体14に注
出1115を刺し込んで内容液16を連通させ、内容液
16を注出する。
内容液16の排出に従って、輸液容器1は上部から徐々
に潰れていくが、このとき輸液容器の上辺部3及び左右
の側辺部4,5には折れ目11゜13が形成されている
ので、潰れに幻する剛性が2 小さく、第5図(a〉、第6図(a)に示す状態から第
5図(a〉、第6図(b)に示す状態に良好に潰れる。
従って、上辺部3、及び左右の側辺部4.5には内容液
16の残留は少なくなる。
なお、以上の実施例では折れ目が上辺部3、左右の側辺
部4.5のすべてに形成されているが、そのうちのいず
れの辺部にだ(プ設けても、相当の効果を発揮すること
ができる。
次に輸液容器の製造方法について説明するが、ここでは
第1図に示すような輸液容器1を製造する方法を例とし
て説明する。
まずブレブロー工程を行う。プレブロー工程は第7図に
示しパリソン107を形成リ−る工程であって、溶融樹
脂を環状のダイ(図示じず)から管状に押出しながらこ
のダイの中心を通り内外面を貫通する空気吹込み口から
この押し出した管内に空気を吹込み、このときの押し出
し速度に対する吹込み空気量を制御することにより径増
加部108、大径部111、径減少部112を軸 3 105方向に下方から上方へ向かって順次形成する。
しかる後にパリソン107を第8図、第9図、第10図
に示す金型32 (32a、32b)(7)間に入れ、
次いで金型32a、32bでパリソン107を挟んでブ
ローする本ブロー工程を行う。
ここに金型32は、短径方向く第8図において紙面に垂
直な方向)に離合するものであって、金型32の型面3
3の底部合せ目線3/lの少なくとも一部分34aがパ
リソン107の径増加部108上に位置しかつ金型32
の型面33の肩部合せ目線35の少なくとも一部分35
aがパリソン107の径減少部112上に位置する状態
でパリソン107を挟んで本ブローするものである。
ここで重要なことは、金型32の底部合せ目線34のパ
リソン107の径増加部108をピンチする部分34a
の近傍の型面には、その隣接中央寄り成形面33aより
も金型合仕面となす角度αを小さくされた緩斜面部36
a、36bを有することである。緩斜面部36a、36
bは共同して1/′I 渦状のQl1面を構成する。この渦状の型面は前述の折
れ目線13を形成するためのものである。
金型32はまた、胴部合せ目線37の近傍の成形面にも
、その隣接中央寄り成形面33bよりも金型合せ面どな
づ角度αを小さくされた緩斜面部38a、38bを右す
る。この緩斜面部38a。
38bは共同して渦状の型面を構成する3、この溝状の
型面は前述の折れ目線11を形成するためのものである
ここでパリソン107の径と金型の径との関係について
述べると、パリソン107の大径部111が金型32a
、32bにより短径方向に押し潰して挟まれた状態で本
ブロー工程を行うことににり肉厚の均一化をはかる必要
から、大径部111の径は金型の短径より大としなけれ
ばならないことは明らかであるが、一方、大径部111
の径の上限は金型32の胴囲の最大値の1.H8程度と
する。特に好ましい大径部111の径は、第9図に示づ
−ように大径部111の径が金型32の胴囲の最大値よ
り僅かに小ざくでパリソン5 107を金型32a、32bT−挟/υだ時、金型32
a  32bの緩斜面部38a、38bにはパリソン1
07が接しないが緩斜面部38a。
38bより中央寄りの成形面のほぼ全域にパリソン10
7が接し得るような径であって、この場合は第11図に
示すようにパリソン107の側辺部が緩斜面部38a、
38bで木ブ[1−1−稈によって更にブローされるこ
ととなり容器の中央寄り部分43よりも肉厚が薄く曲率
の大きい折れ目11が形成されここで折れdl]り易く
なり、容器の減容変形性が一層高まる。
以上説明した輸液容器1では容器の上辺部と側辺部とに
各々折れ目11.13の両方を形成したが一方の折れr
111或いは13だ(プを形成してしよい。
次にこの発明の輸液容器に内容液を充填したのち、折れ
目を形成する方法を第8図について説明する。
まず、胴部の横断面が長径と短径とを有する偏平図形で
ある袋壁の輸液容器1を用意し、これに6 内容液を充填して輸液容器詰101aどし、しかる後に
輸液容器詰101aの長径方向の側辺部を短径方向45
に近離する加熱体46で挟んで変形させて折れ目11を
形成し冷却固化して輸液容器詰101bを得る。なお、
折れ目11を形成する工程は、輸液容器詰101aをし
i〜ルトした後に行えば、熱効率が良く効果的である。
以上説明した輸液容器詰101bでは折れ目11を側辺
部に形成したが上辺部に形成してもよく、また側辺部と
上辺部の両方に形成してもよい。
[発明の効果] この発明の輸液容器1においては、内容液のtJ+出に
従って起る減容変形により、第5図、第6図に示すよう
に容器の辺部が良好に泊れ、内容液16の残液は非常に
少なくなり、600 CC容器において従来は50〜6
0CCであったものが10〜20CCとなる。
以上の説明から明らかな通り、この発明によれば偏平な
袋状の輸液容器において混注のための増7 容性が良く、内容液排出時の減容変形が一層容易に速や
かに一様になされて内容液の排出性が一層向上し、終局
的な内容液の残留を更に減少させることができる輸液容
器及びその製造方法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係わる輸液容器の正面図
、第2図は第1図におけるII−II部断面図、第3図
は第1図における■−■部断面断面図4図はこの発明の
輸液容器の使用状態を示す側面図、第5図は第4図に示
す輸液容器にお(プる減容変形の前後の側辺部の状態を
示す横断面説明図、第6図は第4図に示す輸液容器にお
ける減容変形の前後の上辺部の状態を示す縦断面説明図
、第7図はこの発明の輸液容器の製造方法で用いるパリ
ソンを示す縦断面図、第8図は金型とパリソンとの関係
を示す説明図、第9図は金型どパリソンとの関係を示し
、左半図は本ブロー工程前の状態を、右半図は本ブロー
工程後のvS態をそれぞれ示す横断8 面図、第10図は第8図にお【ブるへ部拡大図、第11
図は第9図におけるA部拡大図、第12図はこの発明の
他の実施例に係わる輸液容器の製造方法を示す横断面説
明図、第13図は従来の製型偏平輸液容器をの上辺部の
減容変形前後の状態示す縦断面説明図、及び第14図は
従来の製型偏平輸液容器における減容変形の前後の状態
を示す横断面説明図である。 1・・・輸液容器、  2・・・胴部、3・・・上辺部
、  禰・・・左側辺部線、5・・・右側辺部線、  
6・・・下辺部、7・・・吊り下げ片、  8・・・穴
、11・・・折れ目、  12・・・排出部、13・・
・折れ目、  14・・・栓体、15・・・注出側、 
 16・・・内容液、X・・・長径、  Y・・・短径
、  Z・・・中心軸、32・・・金型、  33・・
・型面、34・・・底部合せ目線、  35・・・肩部
合せ目背線、105・・・軸、  107・・・パリソ
ン、9 O8・・・径増加部、 1・・・大径部、 2・・・径減少部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)胴部の横断面が長径と短径とを有する偏平図形を
    なし、上辺部と下辺部と左右の側辺部をもつ袋状容器の
    前記上辺部に吊り下げ部を設け、前記下辺部に排出部を
    有する輸液容器であって、前記上辺部及び左右の側辺部
    のうちの少なくともいずれかに他の部分より曲率が小さ
    い折れ目を辺部の長手方向に沿って形成してなることを
    特徴とする輸液容器
  2. (2)胴部の横断面が長径と短径とを有する偏平図形で
    ある袋型の輸液容器の製造方法であって、軸方向下方か
    ら上方へ向かって径が増加する径増加部と径が前記短径
    より大きくほぼ一定である大径部と及び径が減少する径
    減少部とを一続きに順次接続させて備えかつ横断面が円
    環状であるパリソンを形成するプレブロー工程としかる
    後に前記パリソンを前記短径方向に離合する金型により
    該金型の成形面の底部合せ目線の少なくとも一部分が前
    記径増加部上に位置しかつ肩部合せ目線の少なくとも一
    部分が前記径減少部上に位置する状態で挟んでブローす
    る本ブロー工程とを含む輸液容器の製造方法において、
    前記金型として前記底部合せ目線のうちの前記径増加部
    を挟む部分の合せ目線近傍成形面若しくは胴部合せ目線
    近傍成形面にその隣接中央寄り成形面よりも金型合せ面
    となす角度の小さい緩斜面部を有する金型を用いること
    を特徴とする輸液容器の製造方法
  3. (3)前記プレブロー工程において形成する前記パリソ
    ンの前記大径部の径は前記輸液容器の最大胴囲より小さ
    くかつ前記本ブロー工程において用いる金型は胴部合せ
    目線近傍成形面に前記緩斜面部を有するものであること
    を特徴とする請求項第2項記載の輸液容器の製造方法
  4. (4)胴部の横断面が長径と短径とを有する偏平図形で
    ある袋型の輸液容器に輸液を充填した後に前記輸液容器
    の底部若しくは前記長径方向の側端部を前記短径方向に
    近離する加熱体で挟んで変形させて隣接中央寄り容器壁
    よりも長径方向の縦断面となす角が小さい緩斜面部を形
    成することを特徴とする輸液容器の製造方法
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JPS6227959A (ja) * 1985-07-31 1987-02-05 キヨ−ラク株式会社 輸液用プラスチツク容器
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