JPH02167719A - 肉厚の大きく異なる部分を有する偏平容器の中空成形法 - Google Patents
肉厚の大きく異なる部分を有する偏平容器の中空成形法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は口部および肩部の肉厚が厚く、本体の肉厚は薄
くなっており、しかも偏平度が大きくかつ肉厚の大きく
異なる中空成形容器の製造方法に関するものである。
くなっており、しかも偏平度が大きくかつ肉厚の大きく
異なる中空成形容器の製造方法に関するものである。
〈従来の技術〉
口部および肩部の肉厚が厚く、本体の肉厚が薄い中空容
器、特に偏平な中空容器の製造は仲々困難であり良い方
法がない。 このような中空容器は以下に述べるような
方法で製造されている。
器、特に偏平な中空容器の製造は仲々困難であり良い方
法がない。 このような中空容器は以下に述べるような
方法で製造されている。
■ ｆ扁平パリソンとパリソンコントローラーとの組み
合せ法 ■ 横エクスパングー法（特開昭６１−１３４２２４号
） ■ シートブロー法 〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、上述した方法には以下に述べるような種々の問
題がある。
合せ法 ■ 横エクスパングー法（特開昭６１−１３４２２４号
） ■ シートブロー法 〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、上述した方法には以下に述べるような種々の問
題がある。
■法では、口部が偏平口形状となり、胴体部の肉厚の均
一化が難しい。 ■法では、胴体部の肉厚の均一化が難
しい。 ■法では、口部の肉厚化が難しい。
一化が難しい。 ■法では、胴体部の肉厚の均一化が難
しい。 ■法では、口部の肉厚化が難しい。
したがって、本発明の目的は、上述した従来技術の欠点
を解消し、肉厚の大きく異なる、すなわち、口部および
肩部の肉厚が厚く、本体の肉厚が薄い偏平な中空容器を
製造する方ｌ去を提供しようとするにある。
を解消し、肉厚の大きく異なる、すなわち、口部および
肩部の肉厚が厚く、本体の肉厚が薄い偏平な中空容器を
製造する方ｌ去を提供しようとするにある。
く課題を解決するための手段〉
すなわち、本発明は、溶融樹脂から肉厚の大きく異なる
部分を有する偏平容器を中空成形により製造するに際し
、 （ａ）溶融樹脂をダイヘッドから押出してパリソンを形
成させ、 （ｂ）該パリソンの下流側端部を閉塞し、（ｃ）パリソ
ンの内壁相互の接触を防ぐ程度にパリソン内に流体を送
入しながら厚内部を形成させ、 （ｄ）パリソンの温度がその樹脂の融点以上にある状態
で長さ方向へ１．１倍以上ドラフトし、 （ｅ）該パリソンの内外に圧力差を与えて膨張させるこ
とにより薄肉部分を形成させ、（ｆ）前記偏平容器の外
形に適合する凹窩部付きの分割金型を用いて、（ｅ）工
程で得られた膨張パリソンをその外縁が前記金型凹窩部
の外縁からハよ出すように分割金型で挟んで縁部を融着
させるとともに偏平化し、 （ｇ）前記金型に挟まれたパリソン内に加圧流体を送入
して金型凹窩部に密着させて何形することを特徴とする
肉厚の異なる部分を有する偏平容器の中空成形法を提供
するものである。
部分を有する偏平容器を中空成形により製造するに際し
、 （ａ）溶融樹脂をダイヘッドから押出してパリソンを形
成させ、 （ｂ）該パリソンの下流側端部を閉塞し、（ｃ）パリソ
ンの内壁相互の接触を防ぐ程度にパリソン内に流体を送
入しながら厚内部を形成させ、 （ｄ）パリソンの温度がその樹脂の融点以上にある状態
で長さ方向へ１．１倍以上ドラフトし、 （ｅ）該パリソンの内外に圧力差を与えて膨張させるこ
とにより薄肉部分を形成させ、（ｆ）前記偏平容器の外
形に適合する凹窩部付きの分割金型を用いて、（ｅ）工
程で得られた膨張パリソンをその外縁が前記金型凹窩部
の外縁からハよ出すように分割金型で挟んで縁部を融着
させるとともに偏平化し、 （ｇ）前記金型に挟まれたパリソン内に加圧流体を送入
して金型凹窩部に密着させて何形することを特徴とする
肉厚の異なる部分を有する偏平容器の中空成形法を提供
するものである。
中空成形容器の肉厚部分と肉薄部分との厚さの比が５倍
以上であるのがよい。
以上であるのがよい。
中空成形容器の偏平度（長径／短径）が２．５倍以上で
あるのが好ましい。
あるのが好ましい。
以下に本発明をさらに詳細に説明する。
本発明においては、中空成形容器の製造にあたり、一般
に用いられている押出機（ダイ）を用いる。 第１ａ図
ないし第１ｄ図は、ダイ１を用いて中空容器を製造する
工程を順次に示している。 ダイ１はダイより押し出さ
れて、パリソン２を膨張させるためのエアーノズル３を
有する。
に用いられている押出機（ダイ）を用いる。 第１ａ図
ないし第１ｄ図は、ダイ１を用いて中空容器を製造する
工程を順次に示している。 ダイ１はダイより押し出さ
れて、パリソン２を膨張させるためのエアーノズル３を
有する。
まず、第１ａ図に示すように、ダイ１より押し出された
溶融樹脂の薄いシートであるパリソン２はその下端２ａ
付近においてパリソンチャック４によりチャックされて
パリソンの下端が封止される。 これと同時にダイ１中
のエアーノズル３より所定量の圧縮エアーが供給され、
パリソンを少し、すなわちパリソンの内壁相互の接触を
防ぐ程度に膨らませる。 このときのパリソンの厚さは
完成する中空容器の口部、肩部などの肉厚部を構成する
のに必要な厚さである。 図面において、パリソンの存
在をよくわかるようにするために、パリソンは点線で示
す。
溶融樹脂の薄いシートであるパリソン２はその下端２ａ
付近においてパリソンチャック４によりチャックされて
パリソンの下端が封止される。 これと同時にダイ１中
のエアーノズル３より所定量の圧縮エアーが供給され、
パリソンを少し、すなわちパリソンの内壁相互の接触を
防ぐ程度に膨らませる。 このときのパリソンの厚さは
完成する中空容器の口部、肩部などの肉厚部を構成する
のに必要な厚さである。 図面において、パリソンの存
在をよくわかるようにするために、パリソンは点線で示
す。
第１ａ図に示すように少し膨らまされたパリソン２はそ
の上方部分において第１ｂ図に示すように分割金型であ
る先行移動金型５により挟まれる。 これによりパリソ
ン２は中空容器を構成する部分２Ｃと除去する部分２ｄ
とに分けられる。 この先行移動金型５は第１ｂ図に示
すように１対の金型５ａ、５ａで構成され、パリソン２
と接触する部分はパリソン２に所要の形状を与える形状
となっている。 第１ｂ図に示す例でいうと、上方部分
５ｂはパリソン２に中空容器の口部の形状を与える部分
であり、中央から下方の部分５Ｃはパリソン２に中空容
器の肩部の形状を与える部分となっている。 したがっ
て、上方部分５ｂ、５ｂ間は口部のための開口６となっ
ている。
の上方部分において第１ｂ図に示すように分割金型であ
る先行移動金型５により挟まれる。 これによりパリソ
ン２は中空容器を構成する部分２Ｃと除去する部分２ｄ
とに分けられる。 この先行移動金型５は第１ｂ図に示
すように１対の金型５ａ、５ａで構成され、パリソン２
と接触する部分はパリソン２に所要の形状を与える形状
となっている。 第１ｂ図に示す例でいうと、上方部分
５ｂはパリソン２に中空容器の口部の形状を与える部分
であり、中央から下方の部分５Ｃはパリソン２に中空容
器の肩部の形状を与える部分となっている。 したがっ
て、上方部分５ｂ、５ｂ間は口部のための開口６となっ
ている。
第１ｂ図に示すように、パリソン２が先行移動金型５に
より中空容器の口部、肩部の何形（成形）が終了したら
、パリソンが溶融状態にある間にすなわち、パリソンの
樹脂の融点以上にある状態で、第１ｃ図に示すように、
パリソンチャック４を中空容器の本体長さに相当する距
離下方に移動させてパリソンを引き伸ばす。
より中空容器の口部、肩部の何形（成形）が終了したら
、パリソンが溶融状態にある間にすなわち、パリソンの
樹脂の融点以上にある状態で、第１ｃ図に示すように、
パリソンチャック４を中空容器の本体長さに相当する距
離下方に移動させてパリソンを引き伸ばす。
このとき、パリソンのドローダウン速度に比べてより速
く一気に延伸すなわちドラフトする。 このドラフトと
同時にパリソン部分２ｃにはエアーノズル３より開口６
を経て圧縮エアーを吹き込み、パリソン部分２Ｃを所要
の程度膨らませる。 ドラフトは１．１倍以上になる
ように行う。 これは口部および肩部の肉厚が厚く、本
体の肉厚が薄い中空容器を得るためである。
く一気に延伸すなわちドラフトする。 このドラフトと
同時にパリソン部分２ｃにはエアーノズル３より開口６
を経て圧縮エアーを吹き込み、パリソン部分２Ｃを所要
の程度膨らませる。 ドラフトは１．１倍以上になる
ように行う。 これは口部および肩部の肉厚が厚く、本
体の肉厚が薄い中空容器を得るためである。
次いで、第１ｄ図に示すように、分割金型である後行移
動金型７を先行移動金型５に接触させて締める。 後行
移動金型７は１対の金型７ａ、７ａで構成され、パリソ
ン部分２Ｃと接触する部分は中空容器の本体（外形）の
形状を与えるような形状の凹窩部（キャビティ）７ｂを
有する。
動金型７を先行移動金型５に接触させて締める。 後行
移動金型７は１対の金型７ａ、７ａで構成され、パリソ
ン部分２Ｃと接触する部分は中空容器の本体（外形）の
形状を与えるような形状の凹窩部（キャビティ）７ｂを
有する。
後行移動金型７により膨張したパリソンを挟み込むとき
には、膨張したパリソンの外縁が金型７の凹窩部７ｂの
外縁からハミだすようにして挟み込むのがよい。 この
逆に、膨張したパリソンの外縁を金型７の凹窩部７ｂに
内包し、この後工程で行なうパリソンのさらなる膨張に
より凹窩部に密着させるようにすると、得ようとする中
空容器の本体の形状が少しでも複雑になってきたとき、
全ての外縁が均等に金型凹窩部に接触して密着しなくな
るので好ましくない。 また、この場合には、中空容器
の偏平度（すなわち、容器本体の断面の長径／短径の比
、すなわち第４図におけるＡ／Ｂ ）が大きくなるにつ
れて、パリソンを凹窩部内で膨張させると、まず短径を
構成するパリソン部分が凹窩部に先に接触し、徐々に長
径を構成するパリソン部分が凹窩部に接触していくため
に、パリソン全体にわたって均等な膨張が行われず、パ
リソンの肉厚に不均等を生じ、中空容器の信頼性および
多生りが低下してしまう。
には、膨張したパリソンの外縁が金型７の凹窩部７ｂの
外縁からハミだすようにして挟み込むのがよい。 この
逆に、膨張したパリソンの外縁を金型７の凹窩部７ｂに
内包し、この後工程で行なうパリソンのさらなる膨張に
より凹窩部に密着させるようにすると、得ようとする中
空容器の本体の形状が少しでも複雑になってきたとき、
全ての外縁が均等に金型凹窩部に接触して密着しなくな
るので好ましくない。 また、この場合には、中空容器
の偏平度（すなわち、容器本体の断面の長径／短径の比
、すなわち第４図におけるＡ／Ｂ ）が大きくなるにつ
れて、パリソンを凹窩部内で膨張させると、まず短径を
構成するパリソン部分が凹窩部に先に接触し、徐々に長
径を構成するパリソン部分が凹窩部に接触していくため
に、パリソン全体にわたって均等な膨張が行われず、パ
リソンの肉厚に不均等を生じ、中空容器の信頼性および
多生りが低下してしまう。
特に、中空容器の偏平度（第４図におけるＡ／Ｂ）が２
．５倍以上になってくると、上記現象が顕著になってく
るので、Ａ／Ｂが２．５倍以上の偏平度の中空容器を製
造するときに本発明は顕著な効果を発揮する。
．５倍以上になってくると、上記現象が顕著になってく
るので、Ａ／Ｂが２．５倍以上の偏平度の中空容器を製
造するときに本発明は顕著な効果を発揮する。
この金型の型締と同時にあるいはその直後にエアーノズ
ル３より開口６を経てパリソン部分２ｃに圧縮エアーを
吹き込み、製品形状に何形する。 このようにして、パ
リソン部分２ｃが後行移動金型７により圧縮エアーの作
用により何形されたら、冷却する。
ル３より開口６を経てパリソン部分２ｃに圧縮エアーを
吹き込み、製品形状に何形する。 このようにして、パ
リソン部分２ｃが後行移動金型７により圧縮エアーの作
用により何形されたら、冷却する。
冷却が終了したら、先行移動金型５および後行８動金型
７を開くと、第１ｄ図に示すような中空容器８が得られ
る。 中空容器８は先行移動金型５の５ｂおよび５０部
分により成形された口部９および肩部１０を有し、後行
移動金型７により成形された本体１１を有する。 口部
９および肩部１０は先行移動金型５内にあってドラフト
されていないから厚肉となっているのに対し、本体１１
は後行移動金型７に適合するようにドラフトされている
から薄肉となっている。 このようにして、口部、肩部
が厚肉であり、本体が薄肉である中空容器が得られる。
７を開くと、第１ｄ図に示すような中空容器８が得られ
る。 中空容器８は先行移動金型５の５ｂおよび５０部
分により成形された口部９および肩部１０を有し、後行
移動金型７により成形された本体１１を有する。 口部
９および肩部１０は先行移動金型５内にあってドラフト
されていないから厚肉となっているのに対し、本体１１
は後行移動金型７に適合するようにドラフトされている
から薄肉となっている。 このようにして、口部、肩部
が厚肉であり、本体が薄肉である中空容器が得られる。
中空容器８を構成しないパリソン部分２ｄおよび下端部
分２ａならびに後行移動金型以上まれたパリソンの外縁
部分は除去される。 これにより中空容器の完成品が得
られる。 この製品の肉厚部と薄肉部の比は５倍以上あ
るようにすることができる。 従来法ではむずかしかっ
たが、本発明法では簡単にこのような比にすることがで
きる。
分２ａならびに後行移動金型以上まれたパリソンの外縁
部分は除去される。 これにより中空容器の完成品が得
られる。 この製品の肉厚部と薄肉部の比は５倍以上あ
るようにすることができる。 従来法ではむずかしかっ
たが、本発明法では簡単にこのような比にすることがで
きる。
このような中空容器を製造する樹脂としては、押出可能
であればいかなるものでもよいが、ポリプロピレン、ポ
リエチレン、ＴＰＸ等が好適に用いられるが、その他汎
用樹脂全てを用いることができる。 透明性の良い容器
の成形のためには、Ｍ Ｆ Ｒ（Ｍｅｌｔ Ｆｌｏｗ
Ｒａｔｅ） （測定法ＡＳＴＭＤ−１２３８）は高い方
がよい。 本発明の方法ではＭＦＲの高い原料でも成形
が可能である。 ポリプロピレンはＭＦＲが１０ ｇ／
ｌ ０ｍ１ｎ以下であるのが好ましい。
であればいかなるものでもよいが、ポリプロピレン、ポ
リエチレン、ＴＰＸ等が好適に用いられるが、その他汎
用樹脂全てを用いることができる。 透明性の良い容器
の成形のためには、Ｍ Ｆ Ｒ（Ｍｅｌｔ Ｆｌｏｗ
Ｒａｔｅ） （測定法ＡＳＴＭＤ−１２３８）は高い方
がよい。 本発明の方法ではＭＦＲの高い原料でも成形
が可能である。 ポリプロピレンはＭＦＲが１０ ｇ／
ｌ ０ｍ１ｎ以下であるのが好ましい。
押出装置は任意のものを用いることができる。 パリソ
ンのドローダウンを押えるためには、ダイの径は大きい
ものがよい。 また、パリソンのスウェルを大きくする
ときには、小さなダイを使用するのがよい。
ンのドローダウンを押えるためには、ダイの径は大きい
ものがよい。 また、パリソンのスウェルを大きくする
ときには、小さなダイを使用するのがよい。
押出、金型、の開閉、パリソンの成形など操作上などに
留意すべきである。
留意すべきである。
次に本発明法と従来法により得られる中空容器について
簡単に述べる。
簡単に述べる。
従来法は、第２ａ図に示すように首部２ｏの肉厚をとる
と胴部２１の肉厚バランスが第２ｂ図のように肉厚部２
１ａと肉薄部２１ｂができるようになる。 そのため普
通ブリブローを行なうが、ブリブローでは首部の肉厚が
うすくなる。
と胴部２１の肉厚バランスが第２ｂ図のように肉厚部２
１ａと肉薄部２１ｂができるようになる。 そのため普
通ブリブローを行なうが、ブリブローでは首部の肉厚が
うすくなる。
本発明法は、首部２０を首部スライド金型で規制し、胴
部２１を延伸しながらプリブローする。 よって、首部
２０は厚く、胴部２１は均一に薄くなり、第３ｂ図に示
すように、肉厚バランスがよい。
部２１を延伸しながらプリブローする。 よって、首部
２０は厚く、胴部２１は均一に薄くなり、第３ｂ図に示
すように、肉厚バランスがよい。
〈実施例〉
以下に本発明を実施例に基づき具体的に説明する。
第４図に示す形状および寸法の容器を本発明法および従
来のダイレクト法により成形した。
来のダイレクト法により成形した。
ダイレクト法とはパリソンを後行移動金型以上に押出し
、先行移動金型５と後行移動金型７を同時に型締めして
行う成形法である。 金抱は偏平度４．７の偏平容器形
状である。
、先行移動金型５と後行移動金型７を同時に型締めして
行う成形法である。 金抱は偏平度４．７の偏平容器形
状である。
原料としては、ＭＦＲが５ｇ／１０ｍ１ｎのポリプロピ
レンＦ６５２を用いた。
レンＦ６５２を用いた。
押出しは、ダイ／コアが７０ ／ ６４ ｍ ｍφのも
のを用い、ダイヘッド２２０℃、スクリュー回転数６Ｏ
ｒｐｍ％Ｌ／Ｄ＝２２、スクリュー径５０ｍｍで行い、
ドラフトはストローク２４０ｍｍ、速度１４ ｍ ｍ
／ Ｓ ａ Ｃで行い、プリブロー４００角／ ｈ ｒ
で２秒、本ブローは６ ｋｇｆ／ｃ１１１”で１５秒行
い、冷却を２０秒で行い、４０ｇの成形品を得た。
のを用い、ダイヘッド２２０℃、スクリュー回転数６Ｏ
ｒｐｍ％Ｌ／Ｄ＝２２、スクリュー径５０ｍｍで行い、
ドラフトはストローク２４０ｍｍ、速度１４ ｍ ｍ
／ Ｓ ａ Ｃで行い、プリブロー４００角／ ｈ ｒ
で２秒、本ブローは６ ｋｇｆ／ｃ１１１”で１５秒行
い、冷却を２０秒で行い、４０ｇの成形品を得た。
両法で得られた中空容器について、首部２０および胴部
２１の種々の部位の肉厚分布を調べた。 その結果を、
本発明法については第１表に従来のダイレクト法につい
ては第２表に示す。
２１の種々の部位の肉厚分布を調べた。 その結果を、
本発明法については第１表に従来のダイレクト法につい
ては第２表に示す。
また、両法について、中空容器の首部および胴部につい
ての肉厚比を第３表に示し、胴部円周方向の肉厚分布の
解析結果を第４表に示す。
ての肉厚比を第３表に示し、胴部円周方向の肉厚分布の
解析結果を第４表に示す。
第３表から、本発明法によれば、口部、肩部（首部）と
本体（胴部）との肉厚比を大きくとることができ、また
第４表から、胴部の肉厚のバラツキを小さくすることが
できることがわかる。
本体（胴部）との肉厚比を大きくとることができ、また
第４表から、胴部の肉厚のバラツキを小さくすることが
できることがわかる。
〈発明の効果〉
以上詳述したように、本発明法によれば、従来法に比べ
て首部と胴部の肉厚比を簡単な方法で大きく、また自在
に変化させてとることができ、胴部の肉厚を均一に薄く
することができる。
て首部と胴部の肉厚比を簡単な方法で大きく、また自在
に変化させてとることができ、胴部の肉厚を均一に薄く
することができる。
第１ａ図、第１ｂ図、第１ｃ図および第１ｄ図は本発明
方法の各工程の状態を示す線図である。 第１ｅ図は上
記工程を経て得られた製品の線図である。 第２ａ図および第２ｂ図は従来法により得られる中空容
器のそれぞれ首部および胴部の断面図である。 第３ａ図および第３ｂ図は本発明法により得られる中空
容器のそれぞれ首部および胴部の断面図である。 第４図は実施例において製造する中空容器の形状および
寸法を示す線図である。 符号の説明 １・・・ダイ、 ３・・・エアーノズル、 ５・・・先行移動金型、 ７・・・後行移動金型、 ９・・・口部、 １１・・・本体、 ２１・・・肩部 ２・・・パリソン、 ４・・・チャック、 ６・・・開口、 ８・・・中空容器、 １０・・・肩部、 ２０・・・首部、 特許出願人 三井石油化学工業株式会社代 埋 人
弁理士 渡 辺 望 稔同 弁理士
三 和 晴 子 ＦＩＧ、１ｄ ＦＩＧ、ｌｅ
方法の各工程の状態を示す線図である。 第１ｅ図は上
記工程を経て得られた製品の線図である。 第２ａ図および第２ｂ図は従来法により得られる中空容
器のそれぞれ首部および胴部の断面図である。 第３ａ図および第３ｂ図は本発明法により得られる中空
容器のそれぞれ首部および胴部の断面図である。 第４図は実施例において製造する中空容器の形状および
寸法を示す線図である。 符号の説明 １・・・ダイ、 ３・・・エアーノズル、 ５・・・先行移動金型、 ７・・・後行移動金型、 ９・・・口部、 １１・・・本体、 ２１・・・肩部 ２・・・パリソン、 ４・・・チャック、 ６・・・開口、 ８・・・中空容器、 １０・・・肩部、 ２０・・・首部、 特許出願人 三井石油化学工業株式会社代 埋 人
弁理士 渡 辺 望 稔同 弁理士
三 和 晴 子 ＦＩＧ、１ｄ ＦＩＧ、ｌｅ
Claims (3)
- （１）溶融樹脂から肉厚の大きく異なる部分を有する偏
平容器を中空成形により製造するに際し、 （ａ）溶融樹脂をダイヘッドから押出してパリソンを形
成させ、 （ｂ）該パリソンの下流側端部を閉塞し、 （ｃ）パリソンの内壁相互の接触を防ぐ程度にパリソン
内に流体を送入しながら厚肉部を形成させ、 （ｄ）パリソンの温度がその樹脂の融点以上にある状態
で長さ方向へ１．１倍以上ドラフトし、 （ｅ）該パリソンの内外に圧力差を与えて膨張させるこ
とにより薄肉部分を形成させ、 （ｆ）前記偏平容器の外形に適合する凹窩部付きの分割
金型を用いて、（ｅ）工程で得られた膨張パリソンをそ
の外縁が前記金型凹窩部の外縁からハミ出すように分割
金型で挟んで縁部を融着させるとともに偏平化し、 （ｇ）前記金型に挟まれたパリソン内に加圧流体を送入
して金型凹窩部に密着させて付形することを特徴とする
肉厚の異なる部分を有する偏平容器の中空成形法。 - （２）中空成形容器の肉厚部分と肉薄部分との厚さの比
が５倍以上であることを特徴とする請求項１に記載の偏
平容器の中空成形法。 - （３）中空成形容器の偏平度（長径／短径）が２．５倍
以上である請求項１または２に記載の偏平容器の中空成
形法。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1085297A JP2636040B2 (ja) | 1988-07-22 | 1989-04-04 | 肉厚の大きく異なる部分を有する偏平容器の中空成形法 |
| US07/381,242 US5002718A (en) | 1988-07-22 | 1989-07-18 | Method of blow molding a flat container having portions with greatly varying wall thickness |
| MYPI89000986A MY108556A (en) | 1988-07-22 | 1989-07-20 | Method of blow molding a flat container having portions with greatly varying wall thicknesses. |
| DE68919767T DE68919767T2 (de) | 1988-07-22 | 1989-07-21 | Verfahren zum Blasformen eines flachen Behälters mit Teilen verschiedener Wandstärken. |
| AT89307436T ATE115036T1 (de) | 1988-07-22 | 1989-07-21 | Verfahren zum blasformen eines flachen behälters mit teilen verschiedener wandstärken. |
| CA000606395A CA1328155C (en) | 1988-07-22 | 1989-07-21 | Method of blow molding a flat container having portions with greatly varying wall thicknesses |
| EP89307436A EP0352130B1 (en) | 1988-07-22 | 1989-07-21 | Method of blow-moulding a flat container having portions with differing wall thicknesses |
| KR1019890010430A KR920007036B1 (ko) | 1988-07-22 | 1989-07-22 | 부위별 벽두께 편차가 큰 편평용기의 블로우 성형방법 |
| CN89107301A CN1025991C (zh) | 1988-07-22 | 1989-07-22 | 模制扁平容器的吹塑成型方法 |
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|---|---|---|---|
| JP63-183054 | 1988-07-22 | ||
| JP18305488 | 1988-07-22 | ||
| JP1085297A JP2636040B2 (ja) | 1988-07-22 | 1989-04-04 | 肉厚の大きく異なる部分を有する偏平容器の中空成形法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02167719A true JPH02167719A (ja) | 1990-06-28 |
| JP2636040B2 JP2636040B2 (ja) | 1997-07-30 |
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|---|---|---|---|
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| KR (1) | KR920007036B1 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPH08142167A (ja) * | 1994-11-24 | 1996-06-04 | Nissho Corp | 輸液容器の製造方法 |
| JP4357183B2 (ja) * | 2003-02-14 | 2009-11-04 | 大成化工株式会社 | 積層剥離ボトル及びその製造方法 |
| JP4721138B2 (ja) * | 2004-09-17 | 2011-07-13 | 東洋製罐株式会社 | ポリエステル樹脂からなる扁平容器 |
| CN108115921B (zh) * | 2018-01-30 | 2023-09-05 | 广州大学 | 吹瓶机的封口装置 |
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| US3012286A (en) * | 1959-03-25 | 1961-12-12 | Owens Illinois Glass Co | Method of making plastic articles |
| US3311684A (en) * | 1963-09-03 | 1967-03-28 | Owens Illinois Inc | Method for blow molding thermoplastic articles |
| FR1414333A (fr) * | 1963-11-13 | 1965-10-15 | Monsanto Co | Perfectionnements à la fabrication d'objets en matière thermoplastique |
| US3362043A (en) * | 1964-12-09 | 1968-01-09 | Owens Illinois Inc | Apparatus for making plastic articles |
| US3425090A (en) * | 1966-04-04 | 1969-02-04 | Phillips Petroleum Co | Parison prepinching and preblowing apparatus |
| FR1517746A (fr) * | 1966-08-04 | 1968-03-22 | Mecaplast Sa | Perfectionnement au procédé de formation du col d'un corps creux, lors de l'extrusionsoufflage de matières thermoplastiques et dispositif pour sa mise en oeuvre |
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| US3899279A (en) * | 1974-08-15 | 1975-08-12 | Phillips Petroleum Co | Blow molding apparatus |
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| JPS5887025A (ja) * | 1981-11-19 | 1983-05-24 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 容器の製造法 |
| JPS592818A (ja) * | 1982-06-30 | 1984-01-09 | Katashi Aoki | 延伸吹込成形方法 |
| JPS5922712A (ja) * | 1982-07-28 | 1984-02-06 | Ushigoro Sumitomo | 割型による成形物のバリ取りを容易にする成形方法及びそれに使用する割型 |
| JPS61134224A (ja) * | 1984-12-04 | 1986-06-21 | Kyoraku Co Ltd | 薄肉中空容器の製造方法 |
| DE3702844C2 (de) * | 1986-01-31 | 1996-05-23 | Fischer Rainer | Verfahren und Extrusionsblasmaschine zur Herstellung von Flachflaschen |
| JPS6342834A (ja) * | 1986-08-08 | 1988-02-24 | Kitai Seisakusho:Kk | 容器の成形方法 |
| DE3704266A1 (de) * | 1987-02-12 | 1988-08-25 | Ossberger Turbinen | Vorrichtung zum herstellen eines kunststoff-hohlkoerpers mit einer ringduese |
-
1989
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- 1989-07-22 KR KR1019890010430A patent/KR920007036B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1989-07-22 CN CN89107301A patent/CN1025991C/zh not_active Expired - Fee Related
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| JPH06285956A (ja) * | 1993-03-31 | 1994-10-11 | Kyoraku Co Ltd | チューブ容器およびその製造方法 |
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|---|---|
| US5002718A (en) | 1991-03-26 |
| DE68919767D1 (de) | 1995-01-19 |
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| MY108556A (en) | 1996-10-31 |
| CA1328155C (en) | 1994-04-05 |
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| CN1025991C (zh) | 1994-09-28 |
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