JPS62138143A - 包被冷菓 - Google Patents

包被冷菓

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JPS62138143A
JPS62138143A JP60278685A JP27868585A JPS62138143A JP S62138143 A JPS62138143 A JP S62138143A JP 60278685 A JP60278685 A JP 60278685A JP 27868585 A JP27868585 A JP 27868585A JP S62138143 A JPS62138143 A JP S62138143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
frozen food
soybean protein
heat
frozen
Prior art date
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Pending
Application number
JP60278685A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Saito
西東 俊明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Oil Co Ltd
Original Assignee
Fuji Oil Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Oil Co Ltd filed Critical Fuji Oil Co Ltd
Priority to JP60278685A priority Critical patent/JPS62138143A/ja
Publication of JPS62138143A publication Critical patent/JPS62138143A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、蛋白膜、殊に大豆蛋白膜で包まれた新規な包
被冷菓に関する。
(従来の技術) 今日、冷菓の分野にもファツション性が要求されるよう
になり、アイスクリーム内にゼリーの小片を散在させた
もの、アイスクリームとシャーベットを一緒にしたもの
、或はアイスクリームをチゴコレートで被覆したもの等
、日に日に新規な構成、材料、色彩の製品が登場してい
る。しかし従来から存在する最中皮又はコーン入り冷菓
の形態は、大正末期の登場以来現在まで殆ど変化してい
ない。
ところで、これら最中皮やコーンは、澱粉質原料から焼
成されたものであるので、黄色乃至褐色の色調を帯びて
おり、従って、これを近代のファッション感覚にマツチ
した自由な色彩に着色するのは不可能である。加えて、
これらの被覆材料は耐水性に欠けており、保管中又は喫
食中に内部の冷菓の品温が上昇すると、湿潤、膨潤して
グニャグニャとなり、食感、強度共に低下するという欠
点がある。
(発明の目的) 本発明は、これまで包被冷菓用包材として利用されたこ
とのない大豆蛋白皮膜を利用することによって、新感覚
に溢れると共に、良好な食感を有し、しかも湿潤しても
膨潤したり又は強度低丁を生じたりすることのない皮膜
に包まれた新規な包被冷菓を提供するのを目的とする。
(目的達成のための手段) 以上の目的に従って、本発明の目的物は、大豆蛋白皮膜
で被覆された包被冷菓であることを特徴とする。ここに
大豆蛋白皮膜というのは、大豆蛋白を製膜性原料の主体
として用いた皮膜であって、豆乳から湿熱法により形成
された湯葉を包含する概念であるが、発明の目的上は、
分離大豆蛋白に可塑剤を加えて展延法で成膜したものが
より好ましい。この展延状大豆蛋白皮膜は、自体殆ど白
色であるため自由な着色が可能であること、ヒートシー
ル性があること、口溶けが良好で、違和感を与えないこ
と、耐水性があるため、アイスクリームなどの含水冷菓
に接して湿潤しても強度等の機能が損なわれないのみな
らず、むしろ適度に湿潤して食感が良好になること、耐
凍結性があること及び厚さ0.2 m+i以下の極薄と
しても充分な強度を失わないことなどの特徴のため、本
発明包被冷菓の外装材として極めて優れたものである。
以上の大豆蛋白皮膜は、好ましくは分離大豆蛋白を原料
として、これに水及び、その他必要に応じて、風味剤、
乳化剤、調味料、色素、香料などの添加物を加え、離型
性表面−Lに展延後、乾燥させることにより製造される
。この際、乾燥時間を短縮させるためには加熱を併用す
るのが望ましい。特に大規模な生産のためには、テフロ
ン張りのエンドレスベルト又はドラムとドクターナイフ
による剥がし取り及びロールによる巻き取り「1段が採
用される。なお、皮膜は0.05 mm以[−21以内
の厚さを有するのが適当である。
fi工塑剤としては、例えばグリセリン、ソルビット、
エチレングライコール又はプロピレングライコール等の
多価アルコールが好適であるが、その多に使用は膜強度
を弱めるので、大豆蛋白に対し同量以下に留めるのが望
ましい。
水は、原料の展延が可能な範囲で任意の量を用いること
ができるが、通常大豆蛋白に対して4〜20倍の範囲に
在り、乾燥後では膜中約30%以下%である。
風味材としては、油脂、クリーム、ガナッシュ、植物性
クリーム、バター、マーガリン、チーズ、ジャム、果汁
、果肉ペースト、乾燥果汁、ナツツ粉末、ココナツツ末
、コーヒー、粉末チゴコレート、ココア、ビター、カカ
オマス、抹茶、昆布末、コーラ粉末、肉桂、ワニラ、ペ
パーミント、パプリカその他種々の香味性材料が目的に
応じて単独でまたは組合せて選択される。これら風味剤
の総量は、大豆蛋白、可塑剤及び水からなる基本配合に
対し20%以下であるのが好ましい。
調味料としては、甘味料、食塩、化学調味料等を用いる
ことができ、通常甘味性糖類により甘味付けされている
のが好適である。糖類の量は、昔通上の基本配合に対し
10%前後であるが、所望により、この糖類はマルトー
ル、キシリトール、ステビオサイド、レバウディオサイ
ドA、酵素処理ステビア配糖体、ジヒドロカルコン類、
ペリラルチン、アスパルテーム又はザッカリンなどの天
然又は合成4を味物質により桟付されることができる。
色素は天然又は合成のいずれがのものも用いることがで
き、展延状大豆蛋白皮膜は、自体殆ど白色であるため、
黄色、赤色、緑色、褐色その他自由な着色が容易である
その他、適当な賦形剤、例えば澱粉類、ガム質、カゼイ
ン等も大豆蛋白の有する製膜能、耐水性を防げない範囲
において使用することができる。
以上の如くにして作られた大豆蛋白を主材とする皮膜に
は、必要に応じ可食性インクによる印刷或は凹凸型を利
用するスタンピングを施すことができ、これらにより一
層ファッション性が向上する。
本発明においては、内部の冷菓が−1−の皮膜にょり全
体的に又は部分的に包まれる。最も普通の形状は、円筒
形をなす両端の開いた皮膜の内部に冷菓が充填されてい
る形式であるが、この場合、必要に応じ開口端面もヒー
トシールされて内部の冷菓が皮膜により完全に包被され
ていてもよい。尤もこれは例示であって、発明冷菓の構
造は勿論これらに制限される訳ではなく、例えば球状、
コーン状など任意の形状を備えることが可能である。
(発明の作用) 本発明は、多様性とファツション性に富み、日当りが良
好で、しかも耐水性に優れた皮膜により包まれた新規な
冷菓を提供する。また、皮膜自体多量生産が可能である
と共に、ヒートシール性を有するため、成形皮膜内部へ
の冷菓の充填も機械化し易いから、消費者のみならずメ
ーカーに対しても生産性向上の利益をもたらす。
(実施例) 以下、実施例により発明実施の態様を説明するが、例示
は勿論説明用のものであって、発明思想の内包・外延を
画するものではない。
[大豆蛋白皮膜の製造例] (社)ユ 水495部を高速カッター内に容れ、攪拌しながら、順
次、粉末状分離大豆蛋白(出願入会社製)100部、脱
脂粉乳30部、植物性硬化油82部、グリセリン20部
、D−ツルビー2ト粉末20部、砂糖53部及び香料1
部を添加し、ベース) Cp = 1.187cm3;
水分6131)を得た。
次いで、上のペーストを、テフロン製シート上に厚さ6
001−IIllとなるように展延し、該シー)・の両
面から温度95℃の熱風を8.5分間吹き付は乾燥させ
た。
以上の如くして成膜された皮膜は、平均膜厚180pm
、重量176g/m’  水分10%の柔軟な膜状体で
あった。この膜状体は、少なくとも一18°Cの冷凍庫
内に長期間保存しても変質しない。
件l 前例の配合において、更にイナゴジャム160部の攪拌
の最終段階で添加したところ、イチゴジャムの味と香気
とを有する美味な皮膜が得られた。
[大豆蛋白包被冷菓の製造例] 性ユ 上の蛋白皮膜の製造例1で得た皮膜を10c+w角の正
方形に裁断し、これを対向する二辺においてヒートシー
ル■して円筒体■とした。この円筒体■の内部にアイス
クリーム(IC)を充填したところ、第1図に図示した
ような円筒状の冷菓O)が得られた。
勉ヱ 上の蛋白皮膜の製造例1で得た皮膜を扇形に裁断後、そ
の対向する両辺をヒートシール■して円錐体■とした。
この円錐体@)の内部にアイスクリーム(IC)を充填
したところ、第2図に図示したような円錐形の冷菓■が
得られた。
鋏j 前例において、第3図の如く扇形の裁断片■の一方の円
弧部に接してフラップ■を設け、これを6の対向辺(θ
a、8a)において溶接して蓋付円錐体(4′)を形成
させた。次いで、この円錐体(4′)の内部にアイスク
リーム(IC:)を充填後、フラップ(7)を折曲げて
閉ざすことにより、第4図に示す蓋付冷菓(5゛)が得
られた6ト 製造例1で得られたペーストを第5図及び第6図に示す
球形のキャビティ(12)を備える割型(11)内に入
れ、そのほぞ部(13)を回転磁性ホルダー(14)内
へ嵌着後、熱X管(15)から送風しつつ回転させた。
乾燥後、得られた球形皮膜■のノズル部■よりその内部
にアイスクリームを注入し、次いで加熱された一対のブ
レード(図示せず)を用いて、前■の根元部分を加熱し
つつ挟み切ると、第7図に示す殆ど球状の冷菓(1o)
が得られた。
[比較例] ゴー犯例1で得た冷菓工と、市販本湯葉(水分59.1
%)で被覆した冷菓■とを一18℃で3日間保存後、そ
れらの凍結耐性及びと食感を比較したところ、次表の結
果が得られた。
(発明の効果) 本発明は、以上説明した新規かつ有用な冷菓を提供しう
る結果を通じて、国民の食生活に寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による冷菓の一例の斜視図、第2図は
、本発明冷菓の他の例を示す斜視図、第3図は、発明冷
菓の更に他の例における皮膜の展開図、第4図は、第3
図の皮膜で包被された冷菓の斜視図、第5図は、発明の
なお別の例である球状包被冷菓を製造するための金型の
縦断面図、第6図は、第5図、線x−xに沿う矢視横断
面図、第7図は、前二図の金型による完成した冷菓の側
面図である。図中の主要な符号の意味は以下の通り:□ に円筒状冷菓、2:1の円筒形皮膜、3:2のホードシ
ール部、4:円錐形皮膜、4゛二蓋付円錐形皮膜 5:
円錐形冷菓、5゛:蓋付円錐形冷菓 6:扇形裁断片、
7:6のフラップ片辺部、8:球状皮膜 9:8のノズ
ル部、10:球形皮膜; 11:10製造用割型、12:11のキャビティ、13
:11のほぞ部、14:回転磁性ホルダー、15:送風
管; 工Cニアイスクリーム。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主体の冷菓部分が、大豆蛋白皮膜で被覆されてい
    ることを特徴とする包被冷菓。
  2. (2)皮膜が可塑剤を含む特許請求の範囲第1項記載の
    包被冷菓
  3. (3)皮膜が、味付け及び/又は着色されている特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載の包被冷菓。
  4. (4)皮膜が、展延法により形成されたものである特許
    請求の範囲第1項から第3項のいずれかに記載の包被冷
    菓。
JP60278685A 1985-12-10 1985-12-10 包被冷菓 Pending JPS62138143A (ja)

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JP60278685A JPS62138143A (ja) 1985-12-10 1985-12-10 包被冷菓

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JP60278685A JPS62138143A (ja) 1985-12-10 1985-12-10 包被冷菓

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JPS62138143A true JPS62138143A (ja) 1987-06-20

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ID=17600742

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JP60278685A Pending JPS62138143A (ja) 1985-12-10 1985-12-10 包被冷菓

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013081460A (ja) * 2011-10-06 2013-05-09 Givaudan Sa フレーバー剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013081460A (ja) * 2011-10-06 2013-05-09 Givaudan Sa フレーバー剤

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