JPS62137725A - 磁気記憶媒体の製造法 - Google Patents

磁気記憶媒体の製造法

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JPS62137725A
JPS62137725A JP27613685A JP27613685A JPS62137725A JP S62137725 A JPS62137725 A JP S62137725A JP 27613685 A JP27613685 A JP 27613685A JP 27613685 A JP27613685 A JP 27613685A JP S62137725 A JPS62137725 A JP S62137725A
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JP
Japan
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magnetic
film
glow discharge
thin film
examples
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Pending
Application number
JP27613685A
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English (en)
Inventor
Toru Nagaoka
徹 長岡
Satoru Ikeda
悟 池田
Yutaka Takeuchi
豊 武内
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Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イj厘朶上の利用分野 本発明は、磁気ディスク、磁゛気ドラムあるいは磁気テ
ープなど磁気記憶媒体の製造法に関する。
(ロ)従来の技術 近年、記録密度の向上のために、鉄、コバルト、ニッケ
ル又はこれらの合金からなる強磁性金JmN膜を真窒蒸
溜、スパッタリングまたはメッキなどの方法で基体上に
形成させた磁気記憶媒体が注目されている。これらの強
磁性金pA薄膜型の磁気記憶媒体は、尚f&f度記録性
には後れているが、^温高湿中で腐食し易いことが難点
である。腐食防止と耐摩耗性を兼ねて磁性金属薄膜の表
面1csi02、Al2O3、Cr2O3などの酸化物
の皮膜を形成する方法が提案されている。
(/1発明が解決しようとする問題点 しかしこれらの酸化物皮膜は耐摩耗性が未だ完全とはい
え丁、磁気ヘッドとの長時間の接触により媒体表面に傷
が生じやすい。1だ、前記皮膜は薄くすることがむすか
しく、皮膜が厚すぎると出力の低下?1ねく。
本発明は、1ilt摩耗性、電磁変撲%性および耐腐食
性のいずれにも優れた磁気記憶媒体を提供することを目
的とする。
に)問題点を解決するための手段 本発明者らは上記目的にそった磁気記憶媒体の製造法に
ついて極々検討を行なった結果、酸素を含む雰囲気中で
グロー放電することにより磁性金属薄膜表面を数化し、
その上に炭素質膜を形成することによって、耐摩耗性、
電磁久挾持性および耐)14−jl性のいずれにも優れ
た磁気記憶媒体が得られることを見出した。
すなわち本発明は、非磁性基体上に磁性金属薄膜を設け
、該薄膜の表面全酸素を含む雰囲気中でグロー放電する
ことにより酸化し、ついで、その上にスパッタリング法
により炭素質の換金形成することを特徴とする磁気記憶
媒体の製造法である。
以下、本発明について詳しく説明する。本発明で用いら
れる非磁性基体の材料としてはアルミニウム、アルミニ
ウム合金、銅、シリコンなどの非磁性金属又は合金、ガ
ラス、アルミナ、シリカなどのセラミックス、ABS樹
脂、ポリカーボネイト樹脂、ポリエステル樹脂などの合
成樹脂があげられる。これらの材料を円盤状、円筒状、
シート状等に成形したものを基体とする。
次に基体上に磁性金属薄膜を被覆する。該磁性体金属の
具体例としてはCo−N1−P%Co−P 。
Co−Ni 、 Co−Crなどが挙げられる。その被
覆方法龜亀解メッキ法、無11′Nメツキ法、スパッタ
リング法、真空蒸着法等が用いられる。
次に1磁性金属#膜の表面全グロー放電によって酸化す
る。グロー放電の操作は、o2あるいはo2’a−Ar
 、  He 、  Ne 、 Hzなどのガスで希釈
したものを放電容器内に入れ、その圧力を0.001〜
i Q torrとし、電極間に200〜2000Vの
直流あるいに、50〜60H2ていどの交流を印加する
か、又は200〜2000vで1Q Q kHz〜20
 MHzの高周波全印加する。この磁性層表面の酸化層
の厚みは、60〜100λ程度が適当である。
次いで、常法によりその表面酸化した磁性層上に、スパ
ッタリング法により、炭素質の膜を形成する。
(ホ)実施例 以下、実施例および比較例により本発明全具体的に示す
■実施例1〜4 メッキディスクの製造 直径95關、厚み1.5Bの鏡面研摩したアルミニウム
円板上に非磁性N1−Pを50μm厚さに無電解メッキ
した後、60μm厚さまで、鏡面研摩し、その表面を日
本カニゼン@〕のシューマセンシタイず−及びシューマ
アクテベータを使用して前処理を行なった。
ついで、無電解メッキ液を用い、メッキ条件−7,5、
液温75℃でco−Ni−P (Co : 80%、N
:15%、P:5%)の磁性膜to、1μmの厚さに設
けた。
なお、前記無電解メッキ液の組成は塩化コバル) (C
aCl2・6H20) 9−51 / t%塩化ニッケ
ル(NiC22・6H20)L9i/As 次亜リン酸
ソーダ(NaHPO2”N20 ) 6.3.9 / 
t 、塩化アンモニウム10.9&/l、クエン@5C
J、51/lおよびホウ酸31.5g/lであった。
磁性層の酸化 第1図は本実験に用いたグロー放亀装りの説明図である
。容器1は、容器台2の上に気密が保持されるように栴
成したもので、容器台2には、ガス供給口3及び排気ボ
ンデに接続された排気管4が設けられている。容器内の
A%L&5およびB電極6によって、グロー放電による
プラズマを発生させる。A電極5の下面に試験物体7を
取付ける。
試験物体には、At電極5同じ電圧を印加した。
なお、印加電圧が直流の場合には、At極をマイナス、
BIE極をプラスにした。B電極はアースに接続した。
前記メッキディスク’tA11極5の下面に取付け、表
1に示すガスを用い、ガス圧力をO−1torrとし、
表1に示す印加電圧、放電時間でグロー放電を行ない、
該ディスクの磁性金属薄膜の表面を酸化した。なお、表
1において〃とは13.56MHzの又a、ACとは5
0 Hz tT)交流、DCとは直流である。ここで得
られた磁性金属薄膜表面の酸化層の1嗅みは表1に示す
通りであった。
なお、酸化層の厚みの測定は次の辿り行なった。
すなわち、X線光奄子分元(xps、島津製作所(株)
ESCA−750タイ7′)を用いて、スパッタリング
全行ないながら、深さ方向のCo−3p軌道の光電子ビ
ーク(59,3eV )の敗北による化学シフト音調べ
、プラズマ処理なしサンダルと比戦し、その酸化層の岸
みを決定した。
炭素価膜の形成 次に、前記により表面が酸化された磁性金属薄膜を有す
るディスクの表面にスパッタリング法により厚さ500
人の炭素質膜を形成した。
スパッタリングは(株)徳山製作所製マグネトロン型ス
パッタリング装置(商品名「CFS−8ES J )を
用い、またターゲットとしては高純度カーボン(日立化
成(休)商品名[カーボンHCB−18J )を用いて
行なった。
評    1曲 得られた磁気ディスクについて次の通り評idI+?行
なった。
tit assテスト(コンタクト・スタート・ストラ
ダ・テスト) 固定ディスクPライブ装置金用(・て、ヘッドクラシュ
か発生する1でのサイクル数を測定した、なお、ヘッド
はl113M −3370タイプ(Mn−Zn−フェラ
イト製)を用い、ヘッド荷車は9.5#。
回転速度は36 [J Orpm 、 0N−OFFは
60秒サイクルで行なった。
このテストの結果は表1に示す通り、実施例1〜4いず
れも4万回以上であり、耐久性が優れていた。
(2)動摩擦係数 第2図に示す装置音用いて測定した。7は一気記憶媒体
、8はホルダー、9は磁気ヘッド、1゜は板バネ、11
は歪ゲージ、12はXYステージ、13はモーター、1
4は架台である。
なお、磁気ヘッドfl IBM −3370タイf(M
n−Zn−フェライト製)を用い、ヘッド荷1は9.5
9、相対速度は43 an / secの条件で行なっ
た。
この測定値は表1に示す通り、実施例1〜4いずれも0
.15であり、この値は磁気ディスクとして光分に使用
できる小さな値である。
(3)信号エラーが1個増加するまでの時間これは磁気
iピ憶媒体が鍋温、尚湿の環境に沃時mJ曾かれたとき
に腐食による欠陥がどのていど発生するかを評価するテ
ストである。
温度60℃、相対湿度80%RH環境下、時間経過ごと
に信号エラーを測定し、信号エラーが1個増加するまで
の時間を求ぬた。
なお、測定条件として、ヘッドu IBM −3370
タイプ(Mn−Zn−フェライト)、ディスク回転数は
3600rpm、ヘッド・トラック巾は20μm。
ヘッド・トラック・ピッチは20μm1ヘツド浮上h1
はO−3μm %記録密度は12,000 B、P、1
.、測定領域はr −22,0〜γ= 45.0朋、ス
ライス・レベルは65%であった。
第6図は夫り例1における測定値のグラフである。縦軸
、横軸ともに対数目盛である。この@線を図の辿り、下
方に外伸し、信号エラーの卑加蛍が1の脚との叉点にお
ける時間を読み、信号エラーか1個増加するまでの時間
か1060Hrとなった。実施例2〜4とも、同様にし
て信号エラーか1個増加する1での時間を求めた。この
時間は表1に示す通り、実施例1〜4とも900 Hr
以上であり、実用上満是すべき時間であった。
■比較例1 炭素′Jt膜の形成全行なわなかった外は実施例1と同
じ条件で磁気ディスクを製造した。この磁気ディスクに
ついて評1d[lを行なったところ、表1に示す通り、
C8Sテストの耐久回数は小さく、また、動摩擦係数は
大きく、実用に耐えないと判断された。信号エラーが1
個増加するまでの時間は測定しながった。
■比較例2 実施例1〜4と同じ(磁性層を設けたが、グロー放電に
よる磁性層表面の酸化を行なわ丁、その表面に炭素質膜
を形成させた。この磁気ディスクについて評価を行なっ
たところ、表1に示す通り、信号エラーが1個増加する
までの時間かいちじるしく短かくなった。このことから
、この磁気ディスクは腐食による欠陥が発生しやすいも
のであることが明らかである。
■実施例5〜8 ・ 実施例1〜4、比較例1〜2と同じ条件でアルミニウム
円板上に非磁性N1−P f無電解メッキした後、腕面
研摩した。
(株)捻出製作所スパッタリング装置(商品名CFS−
8ES ) ’lil”用い、ターゲットとして真空冶
金(株)製高純度溶解クロムにより、前記鏡面研屋後の
アルミニウム円板上に厚さ4000人のクロム層を形成
した。なお、このときのスパッタリング条件はアルゴン
ガス圧61口X I D−2torr 、スパッタ電圧
DC−353Vであった。
つぎに、同装置を用い、ターデッドとして真空冶金(株
)製コバルト・ニッケル合金(コバルトトニッケルの原
子比は80:20)により、前記クロム層形成後のアル
ミニウム円板上に厚さ800人のコバルト・ニッケル合
金からなる磁性層を形成した。なお、このときのスパッ
タリング条件はアルゴンガス圧3.OX 10”” t
orr 、スパッタ電圧DC−450Vであった。
以下、実施例1〜4と同じ条件で磁性層の表面の酸化を
行ない、ついで、その上に炭素質膜を形成させた。この
ようにして得られた磁気ディスクについて、実施例1〜
4と同じ評価を行なった。
その結果、表1に示す通り、C8Sテスト、動摩募係数
および信号エラーが1個増加するまでの時間ともに後れ
た結果が得られた。とくに、信号エラーが1個増加する
までの時間は、実施例1〜4よりも長くなる傾向が見ら
れた。
比較例6 炭素質膜の形成を行なわなかった外は実施例5と同じ条
件で磁気ディスク全製造した。この磁気ディスクについ
て評価を行なったところ、表1に示す通り、C8Sテス
トの耐久回数が小さく、また、勤摩僚係数が大きく、実
用に耐えないと判断された。信号エラーか1個増加する
までの時間は測定しなかった。
比較例4 実施例5〜8と同じく磁性層を設けたが、グロー放電に
よる磁性層表面の酸化を行なわす、その表面に炭素質膜
を形成させた。この磁気ディスクについて評価を行なっ
たところ、表1に示す通り、信号エラーか1個増加する
1での時間かいちじるしく短かくなった。このことから
、この磁気ディスクは腐食による欠陥が発生しやすいも
のであることが明らかである。
(発明の効果フ 本発明方法によれは耐腐食性に後れて長期間使用でき、
また、磁気ヘッドとの#擦が小さくて耐久性に含む磁気
記憶媒体が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はグロー放電装置の説明図、第2図は動摩擦係数
測定装置の説明図、第6図は信号エラーか1個垢加する
までの時間を求めろ方法を示すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 非磁性基体上に磁性金属薄膜を設け、該薄膜の表面を酸
    素を含む雰囲気中でグロー放電することにより酸化し、
    ついで、その上にスパツタリング法により炭素質の膜を
    形成することを特徴とする磁気記憶媒体の製造法。
JP27613685A 1985-12-10 1985-12-10 磁気記憶媒体の製造法 Pending JPS62137725A (ja)

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JP2005343451A (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Ti Group Automotive Systems Llc 燃料タンク及び燃料タンクの蒸気透過を減少する方法。

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