JP2005343451A - 燃料タンク及び燃料タンクの蒸気透過を減少する方法。 - Google Patents

燃料タンク及び燃料タンクの蒸気透過を減少する方法。 Download PDF

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Abstract

【課題】燃料と燃料蒸気の透過に対する耐性を向上した燃料タンクを提供する。
【解決手段】多層タンクを通過する燃料と燃料蒸気を減らす方法において、多層上張りが、該多層タンクのポリマー構造層上と、該タンクに形成された蒸気上張りシームの少なくとも一部を覆って配置される。該多層上張りは、蒸気バリアー材により形成された少なくとも一つのバリアー層を有する。該多層上張りは、ポリマー構造材で構成された少なくとも一つの構造層を有して、該多層タンクの一つ又は複数のポリマー構造層に適合する。該多層上張りは、タンクの成形中に、そこに圧力と熱を加えることにより、又は、タンク表面にその上張りを成形することにより、多層タンクのポリマー構造層に固定される。
【選択図】図1

Description

この発明は概して燃料タンクに関し、より詳しくは、多層燃料タンクを透過する蒸気を減少する方法に関する。
この出願は、2004年6月4日出願日の米国特許仮出願第60/576,977号の優先権を主張している。
多層ポリマー燃料タンクは、自動車産業において、頻繁に使用されている。何故ならば、そのタンクは、金属製燃料タンクに比較して、重量がより軽く、より柔軟性があり、製作費が安い。多層ポリマー燃料タンクのタンク壁は、典型的には、少なくとも二層の高密度ポリエチレン(HDPE)構造材と、それらの層間に配置されたエチレンビニール−アルコール−コポリマー(EVOH)製炭化水素バリア層とで構成される。燃料タンクは、例えば、その多層を二枚のシートの間に延設し、各シートを真空成形して、燃料タンクの二つの半体を形成し、燃料タンクの二つのシェル鋳型内にパリソンをブロー成形し、又は、この技術分野で知られた燃料タンクの他の製作方法で、作られる。燃料系統の構成部品、即ち、注入管、燃料ポンプ、通気弁、溶着キャップ、及び/又は、燃料レベルセンサは、タンクの一つ又は両半体内に配置され、又は、パリソン内の一つ又は複数開口内に配置される。燃料タンクの成形半体、又は、パリソンの開口は、互いに溶着され、及び/又は鋏まれて閉じられる。溶着した接合部又は鋏まれた領域は、タンク壁のシームを形成し、EVOHバリアー層はその領域で不連続層が生じ、そこに透過域が生じて、そこを通って、燃料蒸気がタンク壁を簡単に通過して、大気に逃げる。
多層タンクを通過する燃料と燃料蒸気を減らす方法が、該多層タンクのポリマー構造層上と、該タンクに形成された蒸気上張りシームの少なくとも一部に被さって、多層上張りを形成する。該多層上張りは、蒸気バリアー材により形成された少なくとも一つのバリアー層を有して、蒸気透過に対抗する。多層上張りは、ポリマー構造材で構成された少なくとも一つの構造層を有する。その構造層は、該多層タンクの一つ又は複数のポリマー構造層に適合する。多層上張りは、タンクの成形中に、そこに圧力と熱を加えることにより、又は、タンク表面にその上張りを成形することにより、多層タンクのポリマー構造層に固定される。
多層燃料タンクの現在好適な実施例は多層壁を具え、該多層壁は、少なくとも一つのポリマー構造層と、該多層壁内に形成された少なくとも一つのシームと、該多層壁に保持され該シームの少なくとも一部に被さって配置された多層上張りとを有する。該多層上張りは、耐蒸気透過性のバリアー材からなる少なくとも一つのバリアー層を有する。その多層上張りは更にポリマー構造材からなる少なくとも一つの構造層を有する。そのポリマー構造材は、該多層タンクの隣接するポリマー構造層に適合する。
この発明の目的・特徴・便宜性に関連して、燃料と燃料蒸気の透過に対し耐性を向上した燃料タンクが提供され、そのタンクは、丈夫で比較的簡明なデザインであり、製作が経済的であり、又、燃料タンクからの燃料と燃料蒸気透過を減らす方法が提供され、その方法は、タンクの製作が、比較的簡明であり、経済的・効率的である。
本発明のこれら及び他の目的・特徴・優位性は、好適実施例の以下の詳細な記載、請求項の記載、添付図から明瞭に理解される。
図面を詳細に説明すると、図1〜3は燃料タンクアセンブリ10を図示している。燃料タンクアセンブリ10のタンクボディ12は、二つのシーム14、16を有するタンク壁26を具える。そこでは、タンク壁26の蒸気透過が、燃料タンク壁とシーム14、16の少なくとも一部を、非透過多層上張り上張り18で覆うことにより減少される。上張り18はバリアー材を有し、そのバリアー材は、燃料タンク壁、特にシーム14、16を通る、炭化水素燃料と燃料蒸気の透過を防ぎ又は略阻止する。上張り18は、テープ、細片、シート、又は他の適切な形で提供され、必要な寸法及び/又は形に切断又は形成されて、燃料タンクアセンブリ10の領域に形成された炭化水素透過シームを覆い、又は、タンク壁の必要な表面を覆う。上張り18は、燃料タンク成形過程中に、圧力と熱をそこに加えることにより、又は、タンクボディ12に上張り18を形成することにより、タンクボディ12に固定される。
図1に図示したように、上張り18は、シーム14をシールする細片に切断加工される。シーム14は、ピンチシームであり、タンクボディ12の二つの成形されたシェル又は半体20、22が互いに溶着された時に、形成される。図1に示すように、上張り18’が、円板に打抜加工されてシーム16をシールする。シーム16は、円形溶接シームであり、注入管24等の構成部品がタンクボディ12に溶着される時に、形成される。図1に示すように、上張り18’は、燃料タンクの必要な面域を覆うように打抜加工されて、タンク壁の蒸気透過に対する付加バリアーを提供する。無論、他の透過領域が燃料タンク内にある場合もある。例えば、ピンチシームが、燃料タンクを空洞円筒多層プラスチックパリソンから成形する時に、形成される。
タンクボディ12のタンク壁26は、好ましくは、3層以上の共押出層製である。図2に図示したように、タンク壁26は、5層からなり、それらは、最外側構造層30と、最内側構造層32と、その二つの構造層間に鋏まれたバリアー層28とである。バリアー層28の外側面34は、接着材製の第一接着層38により、最外側構造層30の内側面36に接着される。バリアー層28の内側面40は、接着材製の第二接着層44により、最内側構造層32の外側面42に接着される。タンク壁26は5層構造を使用しているが、本発明の方法を説明するために、例示しているだけであり、他の多層タンク壁構造と構成が使用され得て、例えば、3層、4層、6層又は他のタンク壁構成が使用され得る。
タンク壁26の構造層30、32は、適切なポリマー材から形成され、燃料タンクアセンブリ10の一体構造を提供する。典型的には、多層燃料タンクのタンク壁は、少なくとも一つの構造層、より一般的には2層以上の構造層を有する。図2に示すように、タンク壁26は2層の構造層30、32を有し、それらの一つ又は両方は、処理リサイクルポリマー材により形成されても良い。そのリクサイクルポリマー材は、基本的には、燃料タンクメーカーからの残材屑及び/又はスクラップ材の混合からなる。そのようなポリマー材は、粉砕再生材と言われる。構造層30、32の一つ又は両方は、未使用高密度ポリエチレン(HDPE)により形成され得る。ある燃料タンクでは、粉砕再生材又はリサイクル材製の中間層が、接着材層と内外構造層の一つとの間に、使用され得て、6層燃料タンク構造を提供する。
HDPEを含む構造層30、32は、燃料タンクに構造的に適しているが、それらの層は、炭化水素透過に対するバリアーとしては、乏しい特性である。バリアー層28は、タンク壁26の多層構造に組込まれて、炭化水素蒸気がタンク壁26を透過するのを妨げ又は多いに阻止する。多層タンク壁26のバリアー層28のための好適バリアー材は、比較的高価なエチレンビニールアルコールコポリマー(EVOH)であるので、この材料による非常に薄い層が構造層構造層30、32の間に組込まれ、接着層38、44を構成する接着材を使用して、構造層構造層30、32に接着される。燃料タンク構造に使用される適切な接着材は、ポリエチレン変化材又はこの技術で知られた他の接着材である。
図1に関して説明したように、タンクボディ12は、二つの予成形された燃料タンクシェル又は半体20、22を互いに溶着して製作される。燃料タンクの半体20、22は、タンク壁26の多層を共押出して、別々に成形される。各半体20、22は、ブロー成形、真空成形、又は他の適切なタンク成形方法により成形される。燃料タンクアセンブリ10の他の構成品は、例えば注入管24、燃料ポンプ(非図示)、ベント弁、溶着キャップ、及び/又は、燃料レベルセンサ(それらは図1に図示されている)は、タンクボディ12の内側又は外側適切領域に溶着、又は組付、又は配置される。その後、タンクボディ12の二つの半体20、22は、それらの周縁を互いに結合して連結され、共に熱溶着される。一又は複数回の熱溶着サイクルが、半体20、22の結合した縁の全周縁に適用されて、シーム14を形成する。
図3に示すように、溶着したシーム14は、タンクボディ12の半体20内のタンク壁26’の構造層30’を、タンクボディ12の半体22内のタンク壁26”の構造層30”に結合して、単一の連続構造層を形成し、図1に示すように、タンク壁26の構造層30にする。再び、図3に言及すると、半体20、22の各構造層30’、30”の下に位置するバリアー層28’、28”は、半体20、22を共に溶着した後では、完全には結合せず、シーム14の少なくとも一部に沿って間隙または透過域48として残る。透過域48の寸法は、タンク壁26と上張り18との多層の厚さに比べて、図3では誇張している。典型的には、透過域48は大変小さく、しかし、炭化水素が、かなりの流量で、シーム14を通って透過する大きさである。これは、円筒パリソンを共押出し成形して形成したブロー成形タンクでは、少なくとも部分的には起こることである。しかし、注目すべきは、二つ以上の鋳型を合わせて成形される真空成形タンクでは、透過域48はもっと大きいことである。何故ならば、バリアー層の間の領域がより大きいからである。以下に記載する適切な方法では、燃料タンクの製作において形成される溶着又はピンチシームを覆い及び/又はシールし、又、バリアー層または薄いバリアー層を有する燃料タンクの領域を含む燃料タンクの他の部分を覆い及び/又はシールし、又は、必要に応じて別の部分をシールする。
図1示すように、燃料タンクの蒸気透過を阻止する方法の現在好適なある実施例では、一片の多層上張り18をタンクボディ12に適用し、その上張り18を蒸気透過シームに沿って被せて、燃料及び燃料蒸気透過シールを形成する。そのシームは、例えば、シーム14又は構成品溶着シーム16である。図3に示すように、一枚の上張り18は、5層であり、それらは、最外側構造層52と、最内側構造層54と、それら二つの構造層に鋏まれた蒸気バリアー層50とである。この構成は、基本的には、図2に示すタンク壁26の5層構造と同じである。図3に示すように、蒸気バリアー層50の外側面56は、接着材からなる第一接着層60によって、最外側構造層52の内側面58に接着される。更に、蒸気バリアー層50の内側面62は、接着材からなる第二接着層66により、最内側構造層54の外側面64に接着される。
上張り18の蒸気バリアー層50は、好ましくは、EVOH、又は、他の適切な炭化水素用バリアー材からなる。構造層52、54は、この技術分野で知られた任意数の適切な他構造材からなっても良い。上張り18の最内側構造層54は、好ましくは、タンク壁26の構造層30に適合する(例えば、溶着又は接着可能)構造材からなる。大抵の多層燃料タンクの最外側層の構造部材は、HDPEを含むので、大抵の他の材料には化学的に接着しない。上張り18の最内側構造層54も、好ましくは同様にHDPEからなる。これにより、熱処理又は他の接着過程で、上張り18とタンクボディ12との接着を促進する。上張り18の最外側構造層52は、任意の適切な構造材を含んでも良い。一例として、図3に示した上張り18では、最外側構造層52は、発泡又はブロー剤を含むポリエチレンからなる。この材料成分は、上張り18が裂けるのを防ぎ、更に、上張り18の表面強度を増して、上張り18が適用されるシーム14を外環境から保護し構造的に補強する。
多層上張りが使用できる他の代表的例が本発明の方法に使用され、その上張りは、限定するわけではないが、3層又は5層構造である。例えば、蒸気バリアー層50は、例えば、アルミニューム等の金属製バリアー片又は層で置換されても良い。ある好適実施例による適切多層上張りは、ユニパック(Unipac)社から市場で得られる、ポリエステル−ポリエチレン−アルミニューム−ポリエステル−ポリエチレンの5層上張りを含む。別の適切多層上張りは、ポリエチレン−接着材−EVOH−接着材−ポリエチレンの5層上張り、又は、ポリエチレン−接着材−金属−接着材−ポリエチレンの5層上張り、又は、他の同様な上張りを含む。そのような多層上張りは、薄いロール又は広幅シートとして利用されて、必要な寸法と形に切断される。
ポリマーバリアー層と金属バリアー層のどちらを選択するかは、上張り18をタンクボディ12に接着する方法に影響される。ポリマーバリアー層を含む上張りは、物理的加熱方法で、例えば、加熱ロールで、タンク壁26に接着される。一方、金属バリアー層を含む上張りは、電気加熱方法、例えば誘導により、タンクボディ12に接着される。これらの方法は、後で、より詳細に説明される。
多層燃料タンクボディ内に形成された溶着又はピンチシームをシールする前に、シームは、ピンチ又は溶着処理の間に形成された荒い縁を処置する。たとえば、燃料タンクボディの二つの半体間にピンチシームを形成する時に、又は、円筒押出パリソンの一端を鋏んで閉じる時に、縁ばりが形成される。縁ばりは、ポリマー材の比較的鋭利な突起であり、その突起は、ピンチシームの周縁の全て又は一部に続いていて、好ましくない。何故ならば、それは、上張りがそこに適用されると、それを裂いて又は切って、又は、上張りのタンクへの密着を妨げて、蒸気シールを阻害し弱める。
縁ばりを除いて、シーム14を円滑にするために、予処理が実施される。ある予処理ステップでは、炎を、例えば炎先端を縁ばりに、シーム14の周縁に沿って当てて、縁ばりを除いて、シーム14を円滑にする。炎は連続的に適用されて、又は、炎が周期的に適用されて、縁ばりが除かれ、例えば、構成品の溶着シームにより形成される他の非円滑面も、又、炎で処置される。その予処理ステップを使用する便宜性は、溶着シームの表面を円滑にして蒸気シール効果を向上させることの外に、HDPE面をイオン化することもあり、その面により接着性を持たせる。このように、上張り18のHDPEの最内側構造層54は、タンク壁26への接着が向上して、上張り18のそこへの接着を向上させる。
本発明の好適様態に従って、上張り18に圧力と熱を適用して燃料タンクの溶着シームの上に良好蒸気シールを形成することは、図4〜9の幾つかに示すように、種々の方法で実施される。これらの方法に限られず、他の方法が採用され得ることは明白である。図4〜8に示す方法は、シーム14のシールに関して図示していて、図9に示す方法は、タンクボディ12の任意に選択した面域のシールに関して図解している。しかし、図4〜9に示す方法の任意のものが、タンクボディ12の任意のシーム又は任意の選択表面域をシールするために使用され得る。
上張りを燃料タンクに使用する場合に、シーム14の形状に合うように、適切な炭化水素蒸気シールを形成する大きさにするように、材料片を切断加工して、多層上張り18が準備される。図4〜6に示すように、上張り18はタンク壁26に適用されて、加熱装置を使用してタンク壁26の構造層30上に上張り18をプレスロールする。一般的には、適切なシールを形成するために上張り18に加える熱は、約200℃から約270℃である。図4〜6に関連して、図3に言及すると、接着部が上張り18の最内側構造層54とタンク壁26の構造層30との間に形成され、5psi以上の圧力を加熱域に加えて、上張りの構造層への係合を促進して強化される。
図4に示すように、好ましくは、高温ローラ68を使用して、ピンチシーム(非図示)に沿って上張り18の頂面73に熱と圧力を同時に適用して、上張り18はタンク壁26に接着される。高温ローラ68は、熱を与えて、その熱は上張り18の多層構造を通って伝達し、約200℃から約270℃の温度で効果的に加熱して、上張り18の最内側層(非図示)とタンク壁の係合層30’、30”の間の、即ち、上張り18とタンク壁26の構造層30との間の接着層を強化する。その後、加圧ローラ70が高温ローラ68に続いて使用されて、上張り18とタンク壁26の構造層30との接着部を強化する。置換的に、図5に図示されているように、接着部が、二つの高温ローラ68を使用して上張り18とタンク壁26との間に形成され、一方のローラは、タンク壁26の構造層30を加熱し、もう一方のローラが、上張り18の最内側層(非図示)を加熱する。又は、前述の予炎加熱が十分な熱を提供して、上張りをタンク壁に接着し、その後必要なだけ圧力が加えられる(非図示)。金属バリアー層を含む多層上張りに対しては、誘導加熱を使用し、その加熱装置は、図6内に一般的に図示したように、誘導コイル72でも良い。
別の接着方法が、図7、8に例示するように、溶着又はピンチシームに沿って、上張り18をタンク壁26に接着するために使用される。図7に示すように、予め切断加工された上張り18は、溶着シーム上に置かれ、そして、タンク壁26の形に倣った予成形された形状の加熱シート74が、その上に置かれる。加熱プレート74は、加熱具と加圧具の両方として作用して、上張り18をシーム14に沿って適切にシールする。
図8に図示したように、予成形された加熱マニホールド鋳型又は加熱マットは、タンク壁26の形を倣った形状を有し、上張り18上に置かれ、好ましくは、それらの間に、数ミリメータの間隙76を残す。プラスチック射出成形プレス78による約50psiの比較的低い圧力が、上張りに適用されて、上張り18をタンク壁26の構造層30に最初接着する。その後、溶融プラスチックが、好ましくはポリエチレンを基礎とした高温溶融点を有する樹脂が、間隙に注入されて、上張りを加熱して、それをタンク壁26の表面に接着する。プラスチック層77が上張り18上に残り、上張り18上に保護バリアー又はシールドを提供する。
多層上張り18は、燃料タンクの成形過程で、上張り18を燃料タンクに挿入成形等で成形して、タンク壁26の表面に接着され得る。上張り18は、タンク壁26を通過する蒸気透過に対して付加的バリアーとして機能する。図9に示すように、多層上張りのシート又はピース上張り18’が打抜加工されて、タンクボディ12の頂面よりも少しだけ小さい寸法にする。多層上張り18’が、鋳型92の空洞90内に、空洞90の底面94等の必要面に置かれ、例えば、真空引き(非図示)、又は、他の適切な手段で、位置保持される。図9に示すように、上張り18は、必要な寸法に切断加工されて、上張り18は、図10に示すように、タンクボディ12の必要面域を覆い、又は、図1に示すように、タンクボディ12の頂面に配置された上張り18’の切欠部に配置される。
置換的に、図11、12に示すように、上張り18”が凹形又は他の形状をしていて、上張り18”を燃料タンクの対応箇所に適用されることを促進する。上張り18、18’、18”は燃料タンクの一つ又は複数の角の周り又は角上に延設される。そこでは、タンクが形成されるときに、燃料タンクバリアーが、延ばされて、隣接域より薄くなるからである。上張り18、18’、18”は、成形時には貫通孔を有して、上張りとタンクの間に捕捉される空気を逃がし、真空成形、ブロー成形、又は公知の燃料タンク成形方法により、タンクボディ12に成形される。
上張り18、18’、18”は、特別の形状の外形面に形成されて、燃料タンクシェルに合うように成形され、更に、孔又は切り欠き(非図示)に対応し、給油管や燃料モジュール接続品等の他の部品を、燃料タンクに溶着する。又、上張り18、18’、18”は、平坦又はカップ形状にかかわらず、燃料タンクシェルの色々な面域を覆うように変えられる。上張り18は、タンクボディ12のより大きい面域を覆うことができ、図1に示したシーム14、16のように、ピンチ又は構成品溶着シームに関して、同様に蒸気透過が減少できる。
図13に示すように、構成品溶着シームも又、多層上張りによりシールされる。図13を説明すると、注入管24はネック82とフランジ84とを有し、その両方は、ポリエチレン製であり、一般的には、炭化水素蒸気の透過に対しては耐性が低い。構成品溶着シーム16は、フランジ84の底面86とタンク壁26の構造層30の上面46との間に在る。図1に明瞭に図示したように、多層上張り18は、円形板に打抜成形されて、中央に形成された孔87(図13に示す)を有し、注入管24のネック82を収容する寸法である。円形板は、注入管24のフランジ84を径方向に囲む大きさのボディ88を有する。前述の方法と同じ方法を使用して、多層上張りに使用されるバリアー材により、上張り18が、燃料タンクに接着され又は取りつけられて、シーム16をシールする。上張りは又、燃料タンクに取りつけ又は保持される他の構成品、例えば、燃料タンクを覆い連結されるフランジを有する通気弁や燃料ポンプモジュールに、使用される。上張りは又、燃料タンク内で孔を閉じるプラグ又はキャップ、又は、他の必要な箇所で、燃料系統又は燃料タンクに関連する管、チュ−ブ、又は他の金物等を覆う。
前述のように、多層上張り18は、例として、ロール又はシート材として提供される。図1に示すようなピンチシーム14のような直線ピンチシームのためには、上張りロールが比較的薄い平らな片を提供して、ピンチシーム14を適切に覆って適切な炭化水素蒸気シールを形成する。しかし、時には、燃料タンクは幾らか入組んでいて、図14に示すように、入組んだ形のピンチシーム80を有する。入組んだ形のピンチシーム80に、直線縁多層上張りを適用することは難しい。そのような場合に、シーム14はロールでなく、シートとして提供されても良く、入組んだ形のピンチシーム80に合う形に打抜加工されて、シールされる領域を適切に覆う。この方法は、普通は円形である構成品溶着シームをシールするために、例えば、図1、13に示すように、タンクボディ12に注入管24を溶着すると形成されるシーム16に、使用され得る。この方法又、図9に示す比較的平らな上張り18’を、又は、図11に示す入り組んだ上張り18”を使用して、タンクボディ12の面をシールするのに使用され得る。
従って、多層ポリマー燃料タンク内に形成されたピンチ又は溶着シームに生じる透過域は、シーム域にある隣り合うバリアー層のギャップを覆う多層上張り又はピースにより覆われて、燃料タンクを通って炭化水素蒸気が透過するのを防ぎ又は減少する。又、タンクボディ12は、より大きい片の上張り18で覆われても良く、タンク壁26を通る蒸気透過に対抗する付加バリアーを提供する。この方法は、市場で入手可能な材料で実施でき、比較的安価に可能である。
ここで開示した本発明の形態は、現在好適な実施例であるが、ここでは、本発明の同等の形態・変化例の全てを説明することを意図していない。例えば、術語“上張り”は、覆い又はシートに限定する意図はなく、更に、タンクの外面に配置するだけでなく、タンクの内面にも同様に配置されても良い。ここで使用した術語は、単に説明のためのものであり、発明を限定するものではなく、種々の変化例が、本発明の範囲内で可能であることは明らかである。
組立てた多層燃料タンクの一部の斜視図であり、構成品溶着シームと、ピンチシームと、多層上張りにより部分的にシールされたタンクボディの表面とを図示している。 図1の線2−2に概して沿って見た部分断面図である。 図1の線3−3に概して沿って見た部分断面図である。 一つの圧縮ローラと高温ローラとを使用して、その燃料タンクに固定される多層上張りの説明図である。 複数圧縮ローラと高温ローラとを使用して、その燃料タンクに固定される多層上張りの説明図である。 複数圧縮ローラと誘導コイルとを使用して、その燃料タンクに固定される多層上張りの説明図である。 加熱プレートを使用して、その燃料タンクに固定される多層上張りの説明図である。 加熱マニホールド鋳型と射出成形装置とを使用して、その燃料タンクに固定される多層上張りに関する説明図である。 燃料タンクのシェル又は半体を成形する鋳型の斜視図であり、その鋳型の空洞内に、平らな上張りの打抜ピースが配置され、該上張りは、燃料タンク成形過程で、燃料タンクシェルボディの面に取付けられる。 燃料タンクのシェル又は半体の斜視図であり、そのシェルは、その表面に成形される図9の多層上張りを有する。 別の実施例の多層上張り打抜ピースの斜視図であり、その上張りは燃料タンク成形過程で、燃料タンクシェルボディの面に対応又は適合する。 図11の多層上張りの斜視図であり、その上張りは燃料タンクシェルの面に取付けられている。 図1の線13−13に概して沿って見た部分断面図であり、多層ポリマー燃料タンクの注入管を図示している。 多層燃料タンクの角の破断断面図であり、多層上張りにより覆われた入組んだピンチシームの一部を図示している。
符号の説明
10 燃料タンクアセンブリ
12 タンクボディ
14 シーム
16 シーム
18、18’、18” 上張り
20、22 半体
24 注入管
26、 26’、 26” タンク壁
28、28’、28” バリアー層
30、 30’、 30” 構造層
32 構造層
34 外側面
36 内側面
38 第一接着層
40 内側面
42 外側面
44 第二接着層
46 上面
48 透過域
50 蒸気バリアー層
52 最外側構造層
54 最内側構造層
56 外側面
58 内側面
60 第一接着層
62 内側面
64 外側面
66 第二接着層
68 高温ローラ
70 加圧ローラ
72 誘導コイル
73 頂面
74 加熱プレート
76 間隙
77 プラスチック層
78 成形プレス
80 ピンチシーム
82 ネック
84 フランジ
86 底面
87 孔
88 ボディ
90 空洞
92 鋳型
94 底面

Claims (11)

  1. 多層タンクを通って燃料蒸気が透過するのを減らす方法であって、該多層タンクは少なくとも一つのポリマー構造層を有し、該方法は、
    上張りを形成する工程を具備し、
    該上張りは、燃料蒸気の透過を防ぐバリアー材と、構造部材とを有し、該構造部材は該多層タンクの少なくとも一つのポリマー構造層に適合し、
    該多層タンクの少なくとも一つのポリマー構造層の少なくとも一部を覆って該上張りを配置する工程とを具備した、上記方法。
  2. 前記上張りを配置する工程が、前記多層タンク内に形成された蒸気を透過するシームの少なくとも一部を覆って前記上張りを配置することを含む、請求項1記載の方法。
  3. 前記上張りは、バリアー層を含む多層を含み、該バリアー層は、前記バリアー材から形成され、前記構造材から形成された内側及び外側構造層の間に配置された、請求項1記載の方法。
  4. 前記上張りの前記バリアー材はポリマーである、請求項1記載の方法。
  5. 前記上張りの前記バリアー材は金属である、請求項1記載の方法。
  6. 前記多層タンクと前記上張りの一つ又は両方を加熱して、前記上張りの前記構造材と、前記多層タンクの前記少なくとも一つのポリマー構造層との間の接着を促進する工程を含む、請求項1記載の方法。
  7. 前記上張りに圧力を加えて、前記上張りの前記構造材と、前記多層タンクの前記少なくとも一つのポリマー構造層との間の接着を促進する工程を含む、請求項1記載の方法。
  8. 前記上張りに熱と圧力を加えて、前記上張りの前記構造材と、前記多層タンクの前記少なくとも一つのポリマー構造層との間の接着を促進する工程を含む、請求項1記載の方法。
  9. 前記タンクの成形過程に、前記上張りを、前記多層タンクの前記ポリマー構造層の少なくとも一部に形成する工程を含む、請求項1記載の方法。
  10. 前記上張りに被せて、プラスチック保護層を設ける工程を含む、請求項1記載の方法。
  11. 前記上張りに被せて材料を射出成形し圧力を加えて、前記上張りの前記構造材と、前記多層タンクの前記少なくとも一つのポリマー構造層との間の接着を促進する工程を含む、請求項1記載の方法。
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