JPS6213681Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6213681Y2 JPS6213681Y2 JP19291781U JP19291781U JPS6213681Y2 JP S6213681 Y2 JPS6213681 Y2 JP S6213681Y2 JP 19291781 U JP19291781 U JP 19291781U JP 19291781 U JP19291781 U JP 19291781U JP S6213681 Y2 JPS6213681 Y2 JP S6213681Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- hardness
- rolls
- backup
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 8
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007373 indentation Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000004901 spalling Methods 0.000 description 1
Description
本考案は、多段圧延機のロール表面疵防止に関
する。 多段圧延機、例えば図に示す如きロール配置の
20段圧延機においては、各ロールの硬度を、ワー
クロール1〉第1中間ロール2〉第2中間ロール
3〉バツクアツプロール4の如く、ワークロール
1に最高硬度を持たせ、該ワークロール1の外側
ロールの硬度を順次低下させることにより、圧延
時のかみ込み異物を、できるだけ外側ロールに負
荷させ、上記かみ込み異物によるロール表面凹状
疵の、圧延帯鋼5への凸状疵としての転写を防止
するようにしている。 しかしながら、上記従来の硬度構成の場合に
は、バツクアツプロール4に比較的多くの押込疵
が発生する。該疵の即圧延帯鋼5に転写されるこ
とは無いが、他のロール上にスポーリングを誘発
させる原因となる為、数箇月毎に研磨を行う必要
があるが、バツクアツプロール4は、ロール胴長
方向に数分割され、一本の中芯軸をサドル保持さ
れた構成となつている為、他のロールの場合に比
し研磨費用が著るしく高価であり、バツクアツプ
ロール4の組替に際しては、他のロール全て引出
さねばならない為、他のロール即ち第1及び第2
中間ロール3の組替の場合に比し、多大の時間と
労力を要するという欠点があつた。 本考案は、上記従来の欠点を除去する為になさ
れたもので、バツクアツプロールのロール硬度を
高くすることにより、かみ込異物を、組替の容易
な中間ロールに負荷させるようにした多段圧延機
を提供することを目的とする。 即ち、本考案においては、ロール硬度を、ワー
クロール1〉第1中間ロール2〉第2中間ロール
3〈バツクアツプロール4、の硬度パターンと
し、かつバツクアツプロール4の硬度を、少くと
も第1中間ロール2の硬度と同程度まで高くす
る。 本考案の趣旨からは、ロール価格が上昇する
が、バツクアツプロール4の硬度を、第1中間ロ
ール2の硬度より高くしてもよいことは勿論であ
る。下表に、本考案を実施した多段圧延機の硬度
パターン例を従来の硬度パターン例と比較して示
す。
する。 多段圧延機、例えば図に示す如きロール配置の
20段圧延機においては、各ロールの硬度を、ワー
クロール1〉第1中間ロール2〉第2中間ロール
3〉バツクアツプロール4の如く、ワークロール
1に最高硬度を持たせ、該ワークロール1の外側
ロールの硬度を順次低下させることにより、圧延
時のかみ込み異物を、できるだけ外側ロールに負
荷させ、上記かみ込み異物によるロール表面凹状
疵の、圧延帯鋼5への凸状疵としての転写を防止
するようにしている。 しかしながら、上記従来の硬度構成の場合に
は、バツクアツプロール4に比較的多くの押込疵
が発生する。該疵の即圧延帯鋼5に転写されるこ
とは無いが、他のロール上にスポーリングを誘発
させる原因となる為、数箇月毎に研磨を行う必要
があるが、バツクアツプロール4は、ロール胴長
方向に数分割され、一本の中芯軸をサドル保持さ
れた構成となつている為、他のロールの場合に比
し研磨費用が著るしく高価であり、バツクアツプ
ロール4の組替に際しては、他のロール全て引出
さねばならない為、他のロール即ち第1及び第2
中間ロール3の組替の場合に比し、多大の時間と
労力を要するという欠点があつた。 本考案は、上記従来の欠点を除去する為になさ
れたもので、バツクアツプロールのロール硬度を
高くすることにより、かみ込異物を、組替の容易
な中間ロールに負荷させるようにした多段圧延機
を提供することを目的とする。 即ち、本考案においては、ロール硬度を、ワー
クロール1〉第1中間ロール2〉第2中間ロール
3〈バツクアツプロール4、の硬度パターンと
し、かつバツクアツプロール4の硬度を、少くと
も第1中間ロール2の硬度と同程度まで高くす
る。 本考案の趣旨からは、ロール価格が上昇する
が、バツクアツプロール4の硬度を、第1中間ロ
ール2の硬度より高くしてもよいことは勿論であ
る。下表に、本考案を実施した多段圧延機の硬度
パターン例を従来の硬度パターン例と比較して示
す。
【表】
バツクアツプロール4の再研磨までの寿命は、
該表の従来例の場合、約800時間であつたが、本
考案の硬度パターンで上表に示す硬度を持たせた
場合には約1200時間まで伸びた。 このように本考案によれば、バツクアツプロー
ルの硬度が少なくとも第1中間ロール並みに高く
なつているから、かみ込み異物に対する負荷分担
が軽減されて寿命即ち組替サイクルが従来に比し
て大幅に長くなり、この結果従来よりも生産性を
向上せしめることが可能となるだけでなく、バツ
クアツプロールはペアリング構造を有し非常に高
価なものであるから、そのランニングコストを従
来に比して著るしく低減することができる。
該表の従来例の場合、約800時間であつたが、本
考案の硬度パターンで上表に示す硬度を持たせた
場合には約1200時間まで伸びた。 このように本考案によれば、バツクアツプロー
ルの硬度が少なくとも第1中間ロール並みに高く
なつているから、かみ込み異物に対する負荷分担
が軽減されて寿命即ち組替サイクルが従来に比し
て大幅に長くなり、この結果従来よりも生産性を
向上せしめることが可能となるだけでなく、バツ
クアツプロールはペアリング構造を有し非常に高
価なものであるから、そのランニングコストを従
来に比して著るしく低減することができる。
図は:20段圧延機のロール配置を示す図であ
る。 図において、1はワークロール、2は第1中間
ロール、3は第2中間ロール、4はバツクアツプ
ロール。
る。 図において、1はワークロール、2は第1中間
ロール、3は第2中間ロール、4はバツクアツプ
ロール。
Claims (1)
- ロール硬度パターンが、ワークロール〉第1中
間ロール〉第2中間ロール〈バツクアツプロール
であり、少くとも上記第1中間ロールとバツクア
ツプロールのロール硬度が同程度であることを特
徴とする多段圧延機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19291781U JPS6213681Y2 (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19291781U JPS6213681Y2 (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57116302U JPS57116302U (ja) | 1982-07-19 |
JPS6213681Y2 true JPS6213681Y2 (ja) | 1987-04-08 |
Family
ID=29996229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19291781U Expired JPS6213681Y2 (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6213681Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-12-26 JP JP19291781U patent/JPS6213681Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57116302U (ja) | 1982-07-19 |
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