JPS63177902A - 縞鋼板の熱間仕上圧延方法 - Google Patents
縞鋼板の熱間仕上圧延方法Info
- Publication number
- JPS63177902A JPS63177902A JP832787A JP832787A JPS63177902A JP S63177902 A JPS63177902 A JP S63177902A JP 832787 A JP832787 A JP 832787A JP 832787 A JP832787 A JP 832787A JP S63177902 A JPS63177902 A JP S63177902A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holes
- roll
- striped
- steel plate
- checkered
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 30
- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims abstract description 30
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 title claims description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims abstract description 6
- 238000005098 hot rolling Methods 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 7
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 abstract description 4
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 abstract 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 3
- 239000010963 304 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 229910000851 Alloy steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910000589 SAE 304 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、縞鋼板の製造方法、特に、縞鋼板の熱間仕上
圧延方法に関するものである。
圧延方法に関するものである。
(従来の技術)
縞鋼板は第2図および第3図に平面図および断面図で示
すように鋼板lの表面に縞目突起2が所定のパターンで
形成されたもので、一般に、車両、建物等の階段、ステ
ップのすべり止め床用に使われている。
すように鋼板lの表面に縞目突起2が所定のパターンで
形成されたもので、一般に、車両、建物等の階段、ステ
ップのすべり止め床用に使われている。
従来、このような縞鋼板は、厚板の熱間圧延工程の仕上
げ段階での縞鋼板用仕上ロール3 (第4図参照)によ
る熱間仕上圧延に際し、ロール表面4に多数の縞目成形
用穴5 (本明細書において縞目穴と略称する)が研削
または切削加工によって彫刻された仕上ロールを用いて
強圧下で熱間仕上圧延することによって製造されている
。
げ段階での縞鋼板用仕上ロール3 (第4図参照)によ
る熱間仕上圧延に際し、ロール表面4に多数の縞目成形
用穴5 (本明細書において縞目穴と略称する)が研削
または切削加工によって彫刻された仕上ロールを用いて
強圧下で熱間仕上圧延することによって製造されている
。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、縞鋼板を仕上圧延する最終圧下スタンド
の圧下量は要求される縞目の高さΔh程度必要となるた
め、通常圧延よりもかなり高い圧下率の圧延となるのが
普通である。したがって、圧延に際し、ロールに彫られ
ている縞目穴の周壁肩部の角が割れたり、欠けたりする
ことが多く、特に、熱間強度の高いステンレス鋼、合金
鋼等による縞鋼板の製造に際し、また、板厚の薄いコイ
ル形状での製造に際して第4図にAで示すように、縞目
穴5の周壁6の肩部7の角が欠けてロールの損傷が著し
く、縞目穴の周壁肩部の角が欠損した場合には、縞目の
形状が不良となるためロールが使用不能となり、ロール
寿命が短かくなる問題や、ロール組替えによる作業能率
の低下の問題等があった。
の圧下量は要求される縞目の高さΔh程度必要となるた
め、通常圧延よりもかなり高い圧下率の圧延となるのが
普通である。したがって、圧延に際し、ロールに彫られ
ている縞目穴の周壁肩部の角が割れたり、欠けたりする
ことが多く、特に、熱間強度の高いステンレス鋼、合金
鋼等による縞鋼板の製造に際し、また、板厚の薄いコイ
ル形状での製造に際して第4図にAで示すように、縞目
穴5の周壁6の肩部7の角が欠けてロールの損傷が著し
く、縞目穴の周壁肩部の角が欠損した場合には、縞目の
形状が不良となるためロールが使用不能となり、ロール
寿命が短かくなる問題や、ロール組替えによる作業能率
の低下の問題等があった。
本発明は上述した縞鋼板用仕上ロールの縞目穴の欠損の
問題を解決しようとするものである。
問題を解決しようとするものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、鋼板の熱間圧延工程の最終段階において、ロ
ール表面に多数の縞目穴が所定のパターンで刻設された
縞鋼板用仕上ロールを用いて縞鋼板を製造するに際し、
第1図に示すように縞目穴5の周壁6の肩部7に曲率半
径Rの丸味がつけられた仕上ロールを用いて熱間仕上圧
延することを特徴とする。
ール表面に多数の縞目穴が所定のパターンで刻設された
縞鋼板用仕上ロールを用いて縞鋼板を製造するに際し、
第1図に示すように縞目穴5の周壁6の肩部7に曲率半
径Rの丸味がつけられた仕上ロールを用いて熱間仕上圧
延することを特徴とする。
(作 用)
本発明によれば、縞鋼板用仕上ロール30ロール表面4
の縞目穴5の全周壁6の肩部7を曲率半径R1またはチ
ャンファ−等によって角のないなだらかな形状に整えた
ことによって、圧延時に縞目穴5の周壁6の肩部7に従
来性じている応力集中を緩和し、軽減することができ、
これにより縞目穴の欠損を防止することができる。
の縞目穴5の全周壁6の肩部7を曲率半径R1またはチ
ャンファ−等によって角のないなだらかな形状に整えた
ことによって、圧延時に縞目穴5の周壁6の肩部7に従
来性じている応力集中を緩和し、軽減することができ、
これにより縞目穴の欠損を防止することができる。
また、種々の厚みの縞鋼板を圧延する場合、それぞれに
合つた設定をしないと、縞目が高くなりすぎて、縞目穴
を損傷しやすくなったり、縞目が低くて圧延材が不良と
なる。
合つた設定をしないと、縞目が高くなりすぎて、縞目穴
を損傷しやすくなったり、縞目が低くて圧延材が不良と
なる。
したがって、本発明によれば、縞鋼板用仕上ロールの圧
延荷重をロール入側板厚hlに対して制御し、これによ
って、縞目穴5の肩部7に作用する応力を必要最少比と
し、縞目穴の損傷を最少限にすることができ、良好な縞
目高さΔhを得ることができる。この縞目高さΔhは第
3図に示すようにロール入側板厚hlと仕上ロールによ
る圧延後の平坦部板厚h2との差にα=0.05〜0.
15mmを加えた値で定まり、板厚h2および縞目高さ
Δhは自社規格等によって決定されている。上記のαは
材料が縞目穴に押し込まれることによって盛り上がる量
である。
延荷重をロール入側板厚hlに対して制御し、これによ
って、縞目穴5の肩部7に作用する応力を必要最少比と
し、縞目穴の損傷を最少限にすることができ、良好な縞
目高さΔhを得ることができる。この縞目高さΔhは第
3図に示すようにロール入側板厚hlと仕上ロールによ
る圧延後の平坦部板厚h2との差にα=0.05〜0.
15mmを加えた値で定まり、板厚h2および縞目高さ
Δhは自社規格等によって決定されている。上記のαは
材料が縞目穴に押し込まれることによって盛り上がる量
である。
ス」1は
プラネタリ−ミルラインにおいて、最終仕上スタンドの
プラニソシングミルのワークロールとしてロール表面に
縞目穴を彫刻して各縞目穴の全周壁の肩部に0.1〜2
111mの曲率半径Rをつけて角のないなだらかな形状
とした縞目鋼板用仕上ロールを用いて、縞目鋼板を熱間
圧延した。
プラニソシングミルのワークロールとしてロール表面に
縞目穴を彫刻して各縞目穴の全周壁の肩部に0.1〜2
111mの曲率半径Rをつけて角のないなだらかな形状
とした縞目鋼板用仕上ロールを用いて、縞目鋼板を熱間
圧延した。
幅1050mmのSUS 304ステンレス鋼板のロー
ル入側板厚り、は5.6mm 、仕上ロールで圧延した
後の平坦部板厚h2は4.5mm 、縞目高さΔhは1
.2mmで、圧延荷重は780 kg/mmであった。
ル入側板厚り、は5.6mm 、仕上ロールで圧延した
後の平坦部板厚h2は4.5mm 、縞目高さΔhは1
.2mmで、圧延荷重は780 kg/mmであった。
この実施例では、SUS 304ステンレス鋼板を25
0ton以上圧延して縞鋼板を製造しても仕上ロールの
縞目穴に欠損が生じなかった。
0ton以上圧延して縞鋼板を製造しても仕上ロールの
縞目穴に欠損が生じなかった。
(発明の効果)
本発明の効果を確認するため、周壁肩部が角を有する縞
目穴をロール表面に彫刻した仕上ロールを用いて従来方
法により上述した同一条件で5US304ステンレス鋼
板を圧延して比較テストを行った結果、120ton圧
延時に仕上ロールの縞目穴に欠損が発生した。
目穴をロール表面に彫刻した仕上ロールを用いて従来方
法により上述した同一条件で5US304ステンレス鋼
板を圧延して比較テストを行った結果、120ton圧
延時に仕上ロールの縞目穴に欠損が発生した。
これから明らかなように、本発明によれば、ロール寿命
が著しく伸び、熱間強度の高いステンレス鋼、合金鋼に
よる縞鋼板の生産が可能となった。
が著しく伸び、熱間強度の高いステンレス鋼、合金鋼に
よる縞鋼板の生産が可能となった。
第1図は本発明により使用される縞鋼板用仕上ロールの
ロール表面に彫刻された縞目穴の断面図、第2図は縞鋼
板の部分平面図、 第3図は第2図のm−m線上の断面図、第4図は従来の
縞目穴の断面図である。 1・・・縞鋼板 2・・・縞目突起3・・・
縞鋼板用仕上ロール
ロール表面に彫刻された縞目穴の断面図、第2図は縞鋼
板の部分平面図、 第3図は第2図のm−m線上の断面図、第4図は従来の
縞目穴の断面図である。 1・・・縞鋼板 2・・・縞目突起3・・・
縞鋼板用仕上ロール
Claims (1)
- 1、鋼板の熱間圧延工程の最終段階において、ロール表
面に多数の縞目穴が所定のパターンで刻設された仕上ロ
ールを用いて縞鋼板を製造するに際し、縞目穴の全周壁
肩部が曲率半径R、チャンファー等により角をなくして
なだらかな形状とした仕上ロールを用いることを特徴と
する縞鋼板の熱間仕上圧延方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP832787A JPS63177902A (ja) | 1987-01-19 | 1987-01-19 | 縞鋼板の熱間仕上圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP832787A JPS63177902A (ja) | 1987-01-19 | 1987-01-19 | 縞鋼板の熱間仕上圧延方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63177902A true JPS63177902A (ja) | 1988-07-22 |
Family
ID=11690087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP832787A Pending JPS63177902A (ja) | 1987-01-19 | 1987-01-19 | 縞鋼板の熱間仕上圧延方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63177902A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0890003A (ja) * | 1993-05-21 | 1996-04-09 | Masao Suzuki | 縞付き鋼板製造方法 |
FR2747948A1 (fr) * | 1996-04-29 | 1997-10-31 | Pechiney Rhenalu | Tole metallique gravee a motif repetitif |
CN107626749A (zh) * | 2016-07-18 | 2018-01-26 | 鞍钢股份有限公司 | 一种薄规格花纹板平整方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS544822A (en) * | 1977-06-15 | 1979-01-13 | Nippon Steel Corp | Method of making rapiddcooling and solidifying material having irregular shaped cross section |
JPS629706A (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-17 | Kawasaki Steel Corp | 模様付き金属材圧延用ロ−ル |
-
1987
- 1987-01-19 JP JP832787A patent/JPS63177902A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS544822A (en) * | 1977-06-15 | 1979-01-13 | Nippon Steel Corp | Method of making rapiddcooling and solidifying material having irregular shaped cross section |
JPS629706A (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-17 | Kawasaki Steel Corp | 模様付き金属材圧延用ロ−ル |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0890003A (ja) * | 1993-05-21 | 1996-04-09 | Masao Suzuki | 縞付き鋼板製造方法 |
FR2747948A1 (fr) * | 1996-04-29 | 1997-10-31 | Pechiney Rhenalu | Tole metallique gravee a motif repetitif |
CN107626749A (zh) * | 2016-07-18 | 2018-01-26 | 鞍钢股份有限公司 | 一种薄规格花纹板平整方法 |
CN107626749B (zh) * | 2016-07-18 | 2019-03-22 | 鞍钢股份有限公司 | 一种薄规格花纹板平整方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0498733A2 (en) | Method of rolling steel shapes | |
CA1227957A (en) | Method of rolling rails | |
KR100912152B1 (ko) | 링 기어용 평선의 제조 방법 | |
JPS63177902A (ja) | 縞鋼板の熱間仕上圧延方法 | |
JP3933325B2 (ja) | 圧延機 | |
JP2992392B2 (ja) | 圧延機 | |
JPH07284801A (ja) | H形鋼の圧延方法 | |
JPS60250806A (ja) | 熱間圧延法 | |
SU1311804A1 (ru) | Способ зачистки заготовок | |
SU1678470A1 (ru) | Способ прокатки сталей с повышенным окалинообразованием | |
JP3339457B2 (ja) | H形鋼の高精度圧延方法 | |
SU1560335A1 (ru) | Гор чекатаный предчистовой овальный профиль дл получени круглой заготовки | |
JP7003841B2 (ja) | H形鋼の製造方法 | |
JPS6213681Y2 (ja) | ||
KR101242907B1 (ko) | 압연기용 백업롤 | |
JPH0440081B2 (ja) | ||
SU1752457A1 (ru) | Способ прокатки толстых листов | |
SU929254A1 (ru) | Способ прокатки сталей с повышенным окалинообразованием | |
JPH04251603A (ja) | フランジを有する形鋼のユニバーサル圧延機 | |
JPS6213201A (ja) | 溶融亜鉛めつきエンボス鋼板の製造方法 | |
JPH02112801A (ja) | フランジ付き形鋼のユニバーサル圧延方法と圧延機 | |
JPS62263801A (ja) | 中心偏りの小さなh形鋼の圧延方法およびh形鋼用ユニバ−サル圧延機 | |
SU1214270A1 (ru) | Способ настройки стана дл формовки гофрированных профилей | |
JP2577660B2 (ja) | 溝形鋼の熱間圧延方法 | |
JPH05177218A (ja) | 圧延機 |