JPS62136582A - 連続酸洗方法 - Google Patents
連続酸洗方法Info
- Publication number
- JPS62136582A JPS62136582A JP27506885A JP27506885A JPS62136582A JP S62136582 A JPS62136582 A JP S62136582A JP 27506885 A JP27506885 A JP 27506885A JP 27506885 A JP27506885 A JP 27506885A JP S62136582 A JPS62136582 A JP S62136582A
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- Japan
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- pickled
- acid solution
- acid
- jet
- pickling
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- Pending
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- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は金属材料、特に鋼板の連続酸洗方法に関する。
従来の連続酸洗装置の一例を第5図に示す。
第5図において、1は銅帯、2は酸タンク、3は酸液、
4a、4b、4c、4d、4eはガイドロールである。
4a、4b、4c、4d、4eはガイドロールである。
常温の鋼帯1は、図示しないペイオフリールから巻き出
された後、酸タンク2内の酸0.3に浸りながら走行す
る間に銅帯表面に生成していたスケールが酸液3によシ
酸洗されて除去され、脱スケールされた鋼帯1が酸タン
ク2よシ出て図示しない後工程に供給される。
された後、酸タンク2内の酸0.3に浸りながら走行す
る間に銅帯表面に生成していたスケールが酸液3によシ
酸洗されて除去され、脱スケールされた鋼帯1が酸タン
ク2よシ出て図示しない後工程に供給される。
連続酸洗装置は、銅帯表面が酸液と一定時間接触してい
ることが必要であるため、銅帯の走行速度が速い場合に
はそれに応じて長い酸タンクが必要である。
ることが必要であるため、銅帯の走行速度が速い場合に
はそれに応じて長い酸タンクが必要である。
ところで、酸タンクを短かくすることは、設備費や設置
スペースなどから、今日強く要望されているところであ
り、この酸タンクを短くするための工夫として、酸タン
ク浸漬前に鋼帯をメカニカルスケールブレーカ−に通し
てスケールに微細なりラックを生じさせてスケールを除
去しやすくしたり、酸タンク内で酸液の噴流を酸液に浸
漬した状態の銅帯に浴びせることにより反応時間を短く
したシして、それなりに成果を収めている。それでも酸
タンクの長さは50〜100mもの長さが必要であシ、
このような長い酸タンクは設置スペースも広く必要であ
り、酸タンクを短くするニーズが強い。
スペースなどから、今日強く要望されているところであ
り、この酸タンクを短くするための工夫として、酸タン
ク浸漬前に鋼帯をメカニカルスケールブレーカ−に通し
てスケールに微細なりラックを生じさせてスケールを除
去しやすくしたり、酸タンク内で酸液の噴流を酸液に浸
漬した状態の銅帯に浴びせることにより反応時間を短く
したシして、それなりに成果を収めている。それでも酸
タンクの長さは50〜100mもの長さが必要であシ、
このような長い酸タンクは設置スペースも広く必要であ
り、酸タンクを短くするニーズが強い。
本発明は、酸洗処理時間を短縮することができる連続酸
洗方法を提供することを目的とする。
洗方法を提供することを目的とする。
そして、本発明は、上記目的を達成する手段として、被
酸洗材を高温に加熱した後酸液を吹きつけるようにした
ものである。すなわち、本発明は被酸洗材を連続的に酸
洗するにあたり、酸液の大気圧下における沸点以上の温
度に被酸洗材を加熱したのち酸タンク内において被酸洗
材を酸液中に浸漬しない状態で被酸洗材に酸液の噴流を
吹きつけ、酸洗することを特徴とする連続酸洗方法であ
る。
酸洗材を高温に加熱した後酸液を吹きつけるようにした
ものである。すなわち、本発明は被酸洗材を連続的に酸
洗するにあたり、酸液の大気圧下における沸点以上の温
度に被酸洗材を加熱したのち酸タンク内において被酸洗
材を酸液中に浸漬しない状態で被酸洗材に酸液の噴流を
吹きつけ、酸洗することを特徴とする連続酸洗方法であ
る。
本発明を具体的に説明すると、本発明は酸タンク上流に
鋼帯を加熱するための加熱装置を備え、該加熱装置にて
銅帯分酸液の大気圧下における沸点以上の温度に加熱し
、しかる後銅帯を酸タンク内に導いて、被酸洗材を酸液
中に浸漬しない状態で被酸洗材に酸液の噴流を吹きつけ
て酸洗する。
鋼帯を加熱するための加熱装置を備え、該加熱装置にて
銅帯分酸液の大気圧下における沸点以上の温度に加熱し
、しかる後銅帯を酸タンク内に導いて、被酸洗材を酸液
中に浸漬しない状態で被酸洗材に酸液の噴流を吹きつけ
て酸洗する。
本発明によれば、銅帯に向かって噴出された酸液と鋼帯
とが接触した瞬間、沸点以下の温度の酸液と沸点以上の
温度の鋼帯とが接触するため、銅帯表面では、スケール
の微細なりラックに入りこんだ酸液の沸騰、蒸発に伴う
気体の急激な膨張により、スケールのはく離、新しいク
ラックの発生がおこり、さらに酸液の噴流がはく離した
スケールを洗い流し、あるいは反応済の酸液が新しい酸
液と入れ替わって反応を促進することにより、酸洗処理
時間が短くて済む。
とが接触した瞬間、沸点以下の温度の酸液と沸点以上の
温度の鋼帯とが接触するため、銅帯表面では、スケール
の微細なりラックに入りこんだ酸液の沸騰、蒸発に伴う
気体の急激な膨張により、スケールのはく離、新しいク
ラックの発生がおこり、さらに酸液の噴流がはく離した
スケールを洗い流し、あるいは反応済の酸液が新しい酸
液と入れ替わって反応を促進することにより、酸洗処理
時間が短くて済む。
なお本発明による噴流方法によれば従来性なわれている
酸液中での噴流にくらべて、噴流が酸液中で減衰しない
ため噴流効果が大きく、また銅帯を酸液中に浸漬しない
ため必要な酸液の量が少くて済むという長所がある。
酸液中での噴流にくらべて、噴流が酸液中で減衰しない
ため噴流効果が大きく、また銅帯を酸液中に浸漬しない
ため必要な酸液の量が少くて済むという長所がある。
本発明の実施例を第1図、第2図に示す。第1図は酸タ
ンクの上流に加熱装置を備えた例で、1は鋼帯、2は酸
タンク、3は酸液、4a 、 Ab。
ンクの上流に加熱装置を備えた例で、1は鋼帯、2は酸
タンク、3は酸液、4a 、 Ab。
4c 、 4dはガイドロール、Aa、6bは電気式あ
るいは熱風式等の加熱装置である。鋼帯1は加熱装置6
a、Abによって酸液の大気圧における沸点以上の温度
に加熱されたのち、酸タンク2に導かれる。酸タンク2
では鋼帯1は酸液3に浸漬しておらず、ガイドロール4
a、4JAc、46に保持された状態で、ノズk 11
a、11b、11c、asses、11]、から鋼帯1
の両面に図示しないポンプによって供給された酸液3の
噴流を浴びて酸洗処理される。
るいは熱風式等の加熱装置である。鋼帯1は加熱装置6
a、Abによって酸液の大気圧における沸点以上の温度
に加熱されたのち、酸タンク2に導かれる。酸タンク2
では鋼帯1は酸液3に浸漬しておらず、ガイドロール4
a、4JAc、46に保持された状態で、ノズk 11
a、11b、11c、asses、11]、から鋼帯1
の両面に図示しないポンプによって供給された酸液3の
噴流を浴びて酸洗処理される。
第2図は、他の実施例で、加熱装置として加熱水タンク
を備えたものである。第2図における加熱水タンク7は
密閉型であり、加熱水タンク7における鋼帯1の出入口
にはそれぞれ1対のシールロール9a、9bおよび9c
、 9dを設置してあり、加熱水タンク7の内部と外
界との開口部隙間を小さくおさえて、加熱水タンク7内
を高圧に保持しながら連続的に鋼帯1が走行可能にしで
ある。加熱水タンク7内には高温の加圧水8を封入しで
ある。10a、10b、10cはガイドロールである。
を備えたものである。第2図における加熱水タンク7は
密閉型であり、加熱水タンク7における鋼帯1の出入口
にはそれぞれ1対のシールロール9a、9bおよび9c
、 9dを設置してあり、加熱水タンク7の内部と外
界との開口部隙間を小さくおさえて、加熱水タンク7内
を高圧に保持しながら連続的に鋼帯1が走行可能にしで
ある。加熱水タンク7内には高温の加圧水8を封入しで
ある。10a、10b、10cはガイドロールである。
酸タンク部の他の実施例として第3図および第4図を示
す。第3図は鋼帯1の上面および下面に相対して近接す
るシールド板12a、12b、12c。
す。第3図は鋼帯1の上面および下面に相対して近接す
るシールド板12a、12b、12c。
・・・・・121を有し、該シールド板と鋼帯1との間
に酸液の流路を形成し、ノズル11a、11bg11c
。
に酸液の流路を形成し、ノズル11a、11bg11c
。
・・・・・111から噴出された酸液が該流路を通って
流れるため、酸液と鋼帯1との接触時間が長く、かつ#
I液の鋼帯1に対する速度が減衰せずに保持されるため
、酸洗反応が効率的に行なわれる。
流れるため、酸液と鋼帯1との接触時間が長く、かつ#
I液の鋼帯1に対する速度が減衰せずに保持されるため
、酸洗反応が効率的に行なわれる。
第4図は鋼帯1を囲うように形成されたボックスシール
ド13a、13b、・・・・・ を有し、該ボックスシ
ールドと鋼帯1との間に酸液の流路を形成するようにな
したもので、第3図の場合にくらべて、銅帯の横方向へ
の酸液の流出が無いので酸液効果がさらに大きくなる。
ド13a、13b、・・・・・ を有し、該ボックスシ
ールドと鋼帯1との間に酸液の流路を形成するようにな
したもので、第3図の場合にくらべて、銅帯の横方向へ
の酸液の流出が無いので酸液効果がさらに大きくなる。
本発明による酸洗装置によれば、鋼帯に酸液の噴流が浴
びせられた瞬間に、銅帯表面ではスケールの微細なりラ
ックに入りこんだ酸液の沸」、蒸発に伴う気体の急激な
膨張により、スケールのはく離、新しいクラックの発生
がおこシ、さらに噴流がこれを洗い流すため酸洗時間が
短くなる。本発明者等の実験によれば、非加熱、無噴流
の従来の酸洗処理にくらべて本発明にょる酸洗処理時間
は約1/3に短縮される。
びせられた瞬間に、銅帯表面ではスケールの微細なりラ
ックに入りこんだ酸液の沸」、蒸発に伴う気体の急激な
膨張により、スケールのはく離、新しいクラックの発生
がおこシ、さらに噴流がこれを洗い流すため酸洗時間が
短くなる。本発明者等の実験によれば、非加熱、無噴流
の従来の酸洗処理にくらべて本発明にょる酸洗処理時間
は約1/3に短縮される。
第1図〜第4図は本発明の実施例である酸洗方法に適し
た装置の構成図であって、この内筒1図は酸タンクの上
流に加熱装置を備えたもの、第2図は加熱装置として加
熱水タンクを備えたもの、第3図は銅帯の上面および下
面にシールド板を配設した酸タンク部からなるもの、第
4図は銅帯を囲うように形成されたボックスシールド構
造の酸タンク部からなるものである。第5図は従来の酸
洗装置の構成図である。 復代理人 内 1) 明 復代理人 萩 原 亮 − 復代理人 安 西 篤 夫
た装置の構成図であって、この内筒1図は酸タンクの上
流に加熱装置を備えたもの、第2図は加熱装置として加
熱水タンクを備えたもの、第3図は銅帯の上面および下
面にシールド板を配設した酸タンク部からなるもの、第
4図は銅帯を囲うように形成されたボックスシールド構
造の酸タンク部からなるものである。第5図は従来の酸
洗装置の構成図である。 復代理人 内 1) 明 復代理人 萩 原 亮 − 復代理人 安 西 篤 夫
Claims (1)
- 被酸洗材を連続的に酸洗するにあたり、酸液の大気圧下
における沸点以上の温度に被酸洗材を加熱したのち酸タ
ンク内において被酸洗材を酸液中に浸漬しない状態で被
酸洗材に酸液の噴流を吹きつけ、酸洗することを特徴と
する連続酸洗方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27506885A JPS62136582A (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | 連続酸洗方法 |
EP86730180A EP0225273B1 (en) | 1985-12-06 | 1986-11-03 | Continuous picklung method and apparatus |
DE8686730180T DE3669898D1 (de) | 1985-12-06 | 1986-11-03 | Verfahren und vorrichtung zum kontinuierlichen beizen. |
BR8605681A BR8605681A (pt) | 1985-12-06 | 1986-11-17 | Processo de decapagem continua e aparelho de pre-tratamento para decapagem continua |
AU65501/86A AU594988B2 (en) | 1985-12-06 | 1986-11-18 | Continuous pickling method and apparatus |
KR860010118A KR870006236A (ko) | 1985-12-06 | 1986-11-28 | 연속산 세척방법 및 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27506885A JPS62136582A (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | 連続酸洗方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62136582A true JPS62136582A (ja) | 1987-06-19 |
Family
ID=17550390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27506885A Pending JPS62136582A (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-09 | 連続酸洗方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62136582A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04247889A (ja) * | 1990-12-25 | 1992-09-03 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 横型酸洗装置 |
EP1672096A1 (de) * | 2004-12-14 | 2006-06-21 | Voest-Alpine Industrieanlagenbau GmbH & Co. | Beizeinrichtung und Verfahren zum kontinuierlichen Beizen eines Metallbandes |
-
1985
- 1985-12-09 JP JP27506885A patent/JPS62136582A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04247889A (ja) * | 1990-12-25 | 1992-09-03 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 横型酸洗装置 |
EP1672096A1 (de) * | 2004-12-14 | 2006-06-21 | Voest-Alpine Industrieanlagenbau GmbH & Co. | Beizeinrichtung und Verfahren zum kontinuierlichen Beizen eines Metallbandes |
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