JPS6213584A - 鋼帯のカテナリ−制御方法 - Google Patents

鋼帯のカテナリ−制御方法

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Publication number
JPS6213584A
JPS6213584A JP15184185A JP15184185A JPS6213584A JP S6213584 A JPS6213584 A JP S6213584A JP 15184185 A JP15184185 A JP 15184185A JP 15184185 A JP15184185 A JP 15184185A JP S6213584 A JPS6213584 A JP S6213584A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel strip
speed
catenary
loop
control
Prior art date
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Pending
Application number
JP15184185A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Kawashima
川島 美典
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Publication of JPS6213584A publication Critical patent/JPS6213584A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、連続酸洗ライン等でマグネット式の鋼帯検
出装置をカテナリー制御に使用する鋼帯のカテナリー制
御方法に関する。
〔従来の技術〕
一般に、連続酸洗ライン等のマグネット式の鋼帯検出装
置をカテナリー制御に使用するときには、鋼帯が制御範
囲を逸脱してしまうような現象が見られた。この現象は
、薄物鋼帯(通常2.0〜2.3鶴)を高速で酸洗して
いるときに発生している。
この現象を回避するために、従来は、オペレータが綱帯
のループ量を監視して制御範囲を外れるようなループが
発生すると、オペレータが酸洗スピードを低下させて安
定なカテナリーを作るように操作をしていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来例にあっては、オペレータが常
時鋼帯のループ量を監視して、制御範囲を外れる現象が
生じたときに、酸洗スピードを低下させる手動操作を行
うようにしていたので、その操作が煩わしいと共に、制
御範囲を外れた現象が生じてから酸洗ラインスピードを
低下させて安定状態に移行させるまでに時間遅れを生じ
、正確なカテナリー制御を行うことができないという問
題点があった。
そこで、この発明は、上記従来例の問題点に着目してな
されたものであり、連続酸洗ライン等において、ライン
速度に応じてカテナリー量の指令値を補正することによ
り、制御範囲を逸脱するような現象を防止して正確なカ
テナリー制御を行うことが可能な鋼帯のカテナリー制御
方法を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この発明は、連続酸洗ライ
ン等でマグネット式の銅帯検出装置を使用して鋼帯のカ
テナリー制御を行う鋼帯のカテナリー制御方法において
、前記鋼帯のライン速度を速度検出器で検出し、該銅帯
のライン速度に応じてカテナリー量の指令値をテーパー
状に変化させるテーパーカテナリー関数発生装置で補正
することにより、安定したカテナリー制御を行うことを
特徴とする。
〔作用〕
この発明においては、連続酸洗ライン等でマグネット式
の鋼帯検出装置を使用して鋼帯のカテナリー量を行う鋼
帯のカテナリー制御方法において、鋼帯のライン速度を
速度検出器で検出し、その速度検出値に応じてテーパー
カテナリー関数発生装置でカテナリー量の指令値をテー
パー状に変化させて補正することにより、鋼帯のループ
量を適正値に維持して、制御範囲の逸脱を自動的に防止
し、もって安定なカテナリー制御を行うことができる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明を適用し得る連続酸洗ラインの概略構
成図、第2図はこの発明に適用し得るカテナリー制御を
行うブロック線図である。
第1図において、1は酸洗槽であって、中間部にダムス
キッドと称されるセラミック製の仕切り2によって2つ
の液室1a、lbに画成されており、各液室1a、Ib
で酸洗液の酸濃度が異なるように選定されている。
そして、この酸洗槽1内に鋼帯3が、酸洗槽1の入側及
び出側に配設されたプライドルロール4゜5によって移
送速度を調節されて移送され、各液室1a及びlb内で
所定のループを形成するように穆H卸されている。
鋼帯3のループ量(カテナリー量)は、液室1aの底部
に設けられたマグネット式の銅帯検出器6によって検出
される。
そして、各プライドルロール4,5が第2図のブロック
線図によって鋼帯3が所定のループ量を確保すべく駆動
制御される。
すなわち、銅帯検出器6の検出値とループ量を設定する
ループ量設定回路7からのループ量指令値との偏差と、
プライドルロール5の速度検出値に基づく鋼帯の移送速
度即ちライン速度が供給されたテーパーカテナリー関数
発生装置8からの補正指令値との偏差を自動ループ制御
装置9に供給する。
ここで、テーパーカテナリー関数発生装置8は、本発明
者の実験によると、ライン速度とループ量の目標から離
れる大きさとの関係は、第3図に示すようになり、ライ
ン速度が高速になるにつれてループ量が目標値より離れ
て鋼帯3がおどってしまい制御不能となることが確認さ
れ、これを未然に防止するために、ライン速度に反比例
する補正ループ指令値を出力するための補正値を出力す
る。
すなわち、プライドルロール5の回転速度をタコジェネ
レータ10で検出し、その検出値とプライドルロール5
の直径とを速度演算回路11で乗算してライン速度を算
出し、このライン速度に応じて関数発生装置8で、ルー
プ指令値(カテナリー指令値)の補正量を算出し、これ
を前記マグネット式鋼帯検出器6のループ量検出値とル
ープ量指令値との偏差に加算することにより、第4図に
示すように銅帯速度V (m/m1n)に対して反比例
するテーパ状の特性曲線りに基づいてループ指令値を選
定する。したがって、ライン速度が速いときには、ルー
プ指令値を深くし、逆にライン速度が遅いときには、ル
ープ指令値を浅くするように制御し、これにより一定の
ループ深さを維持することが可能となる。
そして、以上のようにして形成したループ指令値を自動
ループ制御装置9に出力することにより、この自動ルー
プ制御装置9からプライドルロールの速度指令補正値が
出力される。
この速度指令補正値は、入側プライドルロール4の回転
速度を制御する速度制御系に供給される。
この速度制御系は、各プライドルロール4,5の速度指
令値が速度設定回路12から入力されると共に、プライ
ドルロール4の回転軸に連結された速度検出器としての
タコジェネレータ13からの速度フィードバック信号及
び前記自動ループ制御装置9からの補正速度指令値が供
給された比較器14と、この比較器14から出力される
各入力信号の偏差が供給される自動速度制御装置15と
、この自動速度制御装置15から出力される速度制御信
号をモータ駆動用電流値に変換するサイリスク等を含ん
で構成されるモータ駆動回路16とを備え、モータ駆動
回路16から出力される駆動電流によってプライドルロ
ール4を回転させるモータ17が回転駆動される。
一方、前記速度設定回路12から出力される速度指令値
が出側プライドルロール5の速度を制御する速度制御系
に供給される。この速度制御系は、速度設定回路12か
らの速度指令値と、プライドルロール5の速度を検出す
る前記タコジェネレータlOからの速度フィードバック
信号が供給された比較器18と、この比較器18から出
力される偏差信号が供給された自動速度制御装置19と
、この自動速度制御装置19から出力される速度制御信
号をモータ駆動電流に変換して出力するサイリスク等を
含んで構成されるモータ駆動回路20とを備え、モータ
駆動回路20から出力される駆動電流を出側プライドル
ロール5の駆動モータ21に供給してこれを回転駆動す
る。
したがって、出側プライドルロール5は、速度設定回路
12からの速度指令値に基づき一定速度で回転駆動され
、他方、入側プライドルロール4は、速度設定回路12
からの速度指令値に、ループ量検出器で検出したループ
検出量にループ指令値とテーパーカテナリー関数発生装
置8からの補正量を付加したループ補正“量を付加する
ことにより、ループの変化量分だけ入側プライドルロー
ル4の速度を調節してループ量が一定になるように制御
している。
このように、入側プライドルロール4の速度を速度指令
値に加える補正量を、一定速度に制御されている出側プ
ライドルロール5の速度を検出し、その速度検出値に応
じたループ補正量を関数発生装置8から発生させ、これ
をループ指令値とマグネット式鋼帯検出器6からの検出
値の偏差に加算することにより、ライン速度に拘らずル
ープ量を一定値に安定制御することが可能となる。
因に、テーパーカテナリー関数発生装置8からのループ
補正量を付加しないものとすると、入側プライドルロー
ル4の速度制御系は、一般にP調節器(比例調節器)、
又はPD調節器(比例微分調節器)を使用して制御遅れ
を生じないようにしているものであるが、現状の制御系
では、第3図に示すように、高速走行時にループが乱れ
、制御不能になるという現象が発生しており、ループが
ハンチングしている。この原因は明らかではないが、制
御系の応答性の問題であると思われる。
しかしながら、上記したこの発明によると、第4図に示
すように、銅帯の移送速度に応じてル、−プ指令値をテ
ーパー状に変化させることにより、ライン速度に拘らず
安定したループ制御を行うことができる。
なお、上記実施例においては、出側プライドルロール5
の回転速度を一定値に維持し、入側プライドルロール4
の回転速度を補正することにより、ループ量(カテナリ
ー量)を安定に制御する場合について説明したが、これ
に限定されるものではなく、入側プライドルロール4を
一定回転速度に制御し、出側プライドルロールをループ
量に応じて制御するようにしてもよい。
また、上記実施例においては、この発明を連続酸洗ライ
ンに適用した場合について説明したが、これに限らず、
他の鋼板をループ状にしたカテナリーを形成する場合に
この発明を適用し得るものである。
〔発明の効゛果〕
以上説明したように、この発明によれば、連続酸洗ライ
ン等でマグネット式の銅帯検出装置を使用して鋼帯のカ
テナリー制御を行う鋼帯のカテナリー制御方法において
、前記鋼帯のライン速度を速度検出器で検出し、該速度
検出器の速度検出値に基づきテーパーカテナリー関数発
生装置で、カテナリー量の指令値をテーパー状に変化さ
せて補正するようにしたので、鋼帯の移送速度に拘らず
カテナリー量の制御範囲を逸脱することなく安定に制御
することができ、制御範囲を逸脱したときに行う手動介
入による煩わしい操作を省略することができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用し得る連続酸洗ラインの概略構
成を示す断面図、第2図はこの発明に適用し得る制御系
を示すブロック線図、第3図及び第4図は夫々この発明
の詳細な説明に供するライン速度とループ量オフセント
値との関係及びライン速度とループ指令値との関係を示
す特性曲線図である。 図中、1は酸洗槽、3は鋼帯、4は入側ブライドルロー
ル、5は出側プライドルロール、6はマグネット式鋼帯
検出器、8はテーパカテナリー関数発生装置、9は自動
ループ制御装置、10はタコジェネレータ、11は鋼帯
速度演算器、12は速度設定回路、14は自動速度制御
装置、15はモータ駆動回路、16はモータ、17は自
動速度制御回路、18はモータ駆動回路、19はモータ
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 連続酸洗ライン等でマグネット式の鋼帯検出装置を使用
    して鋼帯のカテナリー制御を行う鋼帯のカテナリー制御
    方法において、前記鋼帯のライン速度を速度検出器で検
    出し、該速度検出器の速度検出値に基づきテーパーカテ
    ナリー関数発生装置で、カテナリー量の指令値をテーパ
    ー状に変化させて補正することにより、安定したカテナ
    リー制御を行うことを特徴とする鋼帯のカテナリー制御
    方法。
JP15184185A 1985-07-10 1985-07-10 鋼帯のカテナリ−制御方法 Pending JPS6213584A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH067654U (ja) * 1991-11-27 1994-02-01 エアリバー株式会社 モップ用集塵装置
CN104060288A (zh) * 2014-06-24 2014-09-24 安徽精诚铜业股份有限公司 一种新型铜带自动调整酸洗线及其调整方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH067654U (ja) * 1991-11-27 1994-02-01 エアリバー株式会社 モップ用集塵装置
CN104060288A (zh) * 2014-06-24 2014-09-24 安徽精诚铜业股份有限公司 一种新型铜带自动调整酸洗线及其调整方法
CN104060288B (zh) * 2014-06-24 2016-08-24 安徽楚江科技新材料股份有限公司 一种铜带自动调整酸洗线的调整方法

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