JPH02215641A - ループ位置制御装置 - Google Patents

ループ位置制御装置

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Publication number
JPH02215641A
JPH02215641A JP3715189A JP3715189A JPH02215641A JP H02215641 A JPH02215641 A JP H02215641A JP 3715189 A JP3715189 A JP 3715189A JP 3715189 A JP3715189 A JP 3715189A JP H02215641 A JPH02215641 A JP H02215641A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
loop
reel
loop position
payoff reel
Prior art date
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Pending
Application number
JP3715189A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Watanabe
悟 渡辺
Yuji Todaka
戸高 雄二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP3715189A priority Critical patent/JPH02215641A/ja
Publication of JPH02215641A publication Critical patent/JPH02215641A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、種々の産業のプロセスライン等において、電
動機により駆動される各種リール・ローラに対して帯状
材料を巻き取り、または巻き戻しを行う際に、帯状材料
のあるセクションと次のセクションとの間において張力
の関係を無関係にするフリーループの位置制御装置に関
する。
【従来の技術】
電動機によりリールを駆動し、そのリールに巻きつけで
ある帯状材料を巻きもどして払い出す装置が知られてい
る。 第2図には従来のこの種の装置の要部を概略的に示して
おり、ペイオフリール12に巻きつけた帯状材料lOを
払い出し、デフロール14を介してフリーループ15を
一旦形成した後ピンチロール13により帯状材料10を
搬送するようになっている。このような搬送系において
、フリーループ15の位置制御を行う場合は、第3図に
示すような制御回路が用いられている。すなわち、ビン
チロール13は搬送速度設定器21で設定される指令速
度に、ピンチロール駆動用電動機16t)の速度を検出
する速度検出器17bからの出力を加算器26eで加算
し、その結果に基づいて速度調節器22bにより電動機
16bの速度が調節され運転される。 一方、ペイオフリール12は、ループ位置設定器24に
よる設定量にループ検出器18からの検出結果を加算器
26bで加算し、その加算結果に基づいて速度補正演算
器23で演算した速度補正値に速度変換器28からの出
力を加算器26aで加算し2、さらにペイオフリール駆
動用電動機16aの速度を検出する速度検出器17aか
らの出力を加算器26bで加算し、その結果に基づいて
速度調節器22aにより電動機16aの速度が調節され
運転される。外径演算器25では、電動機16aおよび
16bの速度検出器17aおよび17bからの出力に基
づいてペイオフリール12に巻きつけられている帯状材
料10の外径を演算し、速度変換器28はその演算した
外径と搬送速度設定器21による指令速度とに基づいて
速度変換を行う。 このように、ペイオフリール12の指令速度はループ検
出器18による補正量を搬送速度設定器21の指令速度
に加えたものとし、さらにペイオフリール12の外径演
算器25による外径によりペイオフリール12の電動機
16aの回転数を決めて制御していた。 一方、第4図に示す制御回路ではペイオフリール12の
外径演算を行わず、この場合には、ループ制御の補正量
をペイオフリール12の指令速度に加えるばかりではな
く、ループ位置が一定に制御できていない時には、搬送
速度設定器21のペイオフリール12に対する指令をポ
リJ、−人19等により設備作業員が調整するような方
法が知られている。 なお、第4図中、第3図と同じ参照数字は同じ構成部分
を示し7ており、説明は省略する。
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来のループ位置制御では、安定した
ループ位置を得るためには、ペイオフリール12の外径
を演算する外径演算器が必要となったり、外径演算を行
わない場合にはフリーループの上流側および下流側でロ
ール径が変化しないような駆動装置が必要となり、それ
らがない場合にはペイオフリール12に対する搬送速度
設定器21の指令速度を設備作業員がボリューム19等
により頻繁に調整しなければならないとい・う煩わしさ
があった。
【課題を解決するだめの手段】
上記の課題を解決するために、本発明ではループ検出量
を微分し従来のループ補正量に加えるための微分器を設
けたものである。
【作 用】
本発明に係るループ位置制御装置によれば、第1図に示
すような設備においてペイオフリール12の外径演算を
行わずにループ位置制御する場合に、第4図に示す従来
の制御系が2次系の振動系で不安定な系となるのに対し
、本発明を適用すれば、安定な系へと改善される。これ
は第5図に示すボード線図において従来の系(線31で
示す)がOdBにおいて勾配が40dB/deeとなり
不安定であるのに対して、本発明を適用した系(線32
で示す)は、OdBにおける勾配が20dB/decと
なり調整可能なことから明らかである。
【実施例】
次に本発明に係るループ位置制御装置の一実施例につき
第1図を参照しながら以下に説明する。 図中、第3図および第4図と同じ参照数字は同じ構成部
分を示しており、帯状材料10をペイオフリール12か
ら払い出し途中で一旦フリールーブ15を形成した後ピ
ンチロール13で搬送する場合に、フリーループ15の
位置を一定に保つため、ペイオフリール12およびピン
チロール13を駆動する電動機16a、16bの速度制
御を行う制御系の系統図である。 搬送速度設定器21による指令速度にて、ピンチロール
13を運転している時、フリーループ15に設置してい
るループ検出器18により検出したループ量に基づいて
ピンチロール13に対するペイオフリール12の速度補
正量を速度補正演算器23により算出し、第3図に関し
て説明したような処理を経てペイオフリール12の指令
速度を決める。さらに、加算器26aにおいて、速度補
正量にループ検出量を微分器27により微分した量も加
え、ペイオフリール12の電動機16aの速度を制御し
ている。その結果、ゲイン特性は、第5図に線32で示
すように、OdBにおいて勾配が20dB/decとな
り、安定な系への改善がなされ、調整可能となる。 ここで上記のようなゲイン特性が得られる理由を簡単に
説明する。 いま第1図の制御系の太線に着目して必要な部分のみを
抽出してブロック線図に表わすと第6図のようになる。 第6図において、第1図と同じ参照数字は同じ構成部分
を示しており、33は回転数から速度への変換伝達関数
、34は速度からループ長への変換伝達関数である。 第6図において破線で囲った部分が、二次系の振動系と
なる。また速度調節器22aは、破線で囲った部分に比
べ応答速度が十分に速いので1として考えると、−点鎖
線で囲った部分の伝達関数は、微分27がない場合は、 S     S     S冨 となり、そのゲイン特性は、第5図の線31のようにな
る。 一方、微分器27がある場合は、 S:      1     1 となり、そのゲイン特性は、第5図の線32のようにな
り、安定な系に改善される。
【発明の効果】
本発明によれば第1図に示すような搬送系において、フ
リーループ15の上流側に帯状材料を搬送するための駆
動ロールがなくても安定したループ位置制御が可能とな
る。またペイオフリール12の外径を演算する複雑な回
路がなくても安定したループ位置制御が可能となる。さ
らに、従来設備作業員がボリューム等によってペイオフ
リール12の速度を調整していたがそれもほとんど必要
なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるループ位置制御装置の一実施例の
概略線図、第2図は本発明を通用する搬送系の概略線図
、第3図はペイオフリールの外径演算を行った場合の従
来の制御回路図、第4図はペイオフリールの外径演算を
行わない場合の従来の制御回路図、第5図は簡略化の為
マイナーループである速度調節系の伝達関数を1とした
場合のボード線図、第6図は本発明によるループ位置制
御のゲイン特性を説明するブロック線図である。 10−・−帯状材料      12・・−ペイオフリ
ール13・−・ピンチロール    14−デフロール
15−・フリーループ    16a、16b −・電
動機17a、17b −・速度検出器  18−・ルー
プ検出器19・・・ボリューム 21−・・搬送速度設定器 23・・−・速度補正演算器 25・・−外径演算器 22a、22b ・−速度調節器 24−ループ位置設定器 26a j b i C* d −・加算器藁1図 第4習 (’cu8〕 晃5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)電動機により駆動されるリールからまたは該リール
    にフリーループを介して帯状材料を払い出すかまたは巻
    きつける搬送系において、帯状材料の搬送速度を設定す
    る搬送速度設定器と、フリーループの位置を検出するル
    ープ位置検出器と、ループ位置検出量を微分する微分器
    と、前記搬送速度設定器により設定された搬送速度に前
    記微分器の出力を加算する加算器とを備え、該加算器の
    出力をループ制御補正量として前記電動機に供給するこ
    とを特徴とする帯状材料搬送系のループ位置制御装置。
JP3715189A 1989-02-16 1989-02-16 ループ位置制御装置 Pending JPH02215641A (ja)

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JP3715189A JPH02215641A (ja) 1989-02-16 1989-02-16 ループ位置制御装置

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JP3715189A JPH02215641A (ja) 1989-02-16 1989-02-16 ループ位置制御装置

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Publication Number Publication Date
JPH02215641A true JPH02215641A (ja) 1990-08-28

Family

ID=12489609

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3715189A Pending JPH02215641A (ja) 1989-02-16 1989-02-16 ループ位置制御装置

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