JPS6213576B2 - - Google Patents

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JPS6213576B2
JPS6213576B2 JP57030905A JP3090582A JPS6213576B2 JP S6213576 B2 JPS6213576 B2 JP S6213576B2 JP 57030905 A JP57030905 A JP 57030905A JP 3090582 A JP3090582 A JP 3090582A JP S6213576 B2 JPS6213576 B2 JP S6213576B2
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JP
Japan
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defrosting
current
heat exchanger
switching valve
outdoor
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JP57030905A
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JPS58148335A (ja
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Yoshuki Noda
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Sharp Corp
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Publication date
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Publication of JPS6213576B2 publication Critical patent/JPS6213576B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D21/00Defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water
    • F25D21/02Detecting the presence of frost or condensate

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、空気調和機の除霜制御回路に関し、
特にヒートポンプ式の空気調和機において、室外
熱交換器への着霜の程度を簡単かつ確実に検出で
きるようにすることを目的とする。
<従来技術> 先ず、セパレート型の空気調和機の一般的構成
について説明すると、これは室内ユニツトと室外
ユニツトとに分かれ、次のように構成されてい
る。即ち、第1図において、1は冷媒を圧縮する
圧縮機で、該圧縮機1から吐出された冷媒は、冷
房運転時には実線、暖房運転時には破線の如く切
換弁としての四方弁2により夫々切替えられる。
そして冷媒は、冷房運転時には室外熱交換器3に
送られ、室外送風機4の送風により冷却されて凝
縮し、減圧器5で減圧された後、室内熱交換器6
に入り蒸発して冷却作用を行ない、室内送風機7
の送風により冷房運転を行なう。一方、暖房運転
時には、四方弁2が破線の如く切換わり、圧縮機
1→室内熱交換器6→減圧器5→室外熱交換器3
→圧縮機1と冷媒が流れて暖房運転を行なう。
第2図は従来の空気調和機の制御回路を示し、
8,8′は電源、9はマイクロコンピユータを利
用した電子制御回路ユニツトで、リレー出力9a
〜9dを有し、リレー10で室内送風機7を、リ
レー11で圧縮機1を、リレー12で室外送風機
4を、リレー15で四方弁2とタイマーデイアイ
サ17を夫々制御する。タイマーデイアイサ17
は接点17a,17bと感温筒18とタイマーデ
イアイサ19とを有し、感温筒18の温度がある
温度以下になれば、タイマモータ19で駆動され
るカムにより一定周期で接点が17bに切換わ
る。これは、外気温が低温時(約3℃以下)であ
れば、徐々に室外熱交換器3に着霜が始まり、室
外熱交換器3のフインの間が目詰りし、熱交換率
が悪くなり、暖房能力が低下し、室温を設定温度
に保てなくなるので、除霜運転を行なつて霜を取
り除いて暖房能力を回復させるためである。すな
わち感温筒18は室外熱交換器3の温度を検出す
ることにより暖房運転時の着霜を予想し、カムに
より接点を17bに切換えて四方弁2をOFFし
て、冷媒サイクルを除霜サイクルに切換えると共
に、17bでリレー13を動作させ接点14を
OFFし、室外送風機4を停止して除霜運転を行
なう。
<発明が解決しようとする問題点> しかし、このような制御回路においては、従
来、タイマーデイアイサ17を使用する必要があ
り、これが高価なものであるため、空気調和機の
制御回路全体として非常に高価なものとなると云
う問題があつた。
また、室外熱交換器3の着霜そのものを検出す
ることは非常に難しく、特に第2図の従来例では
室外熱交換器3の温度のみで行なつているので、
室外の湿度が低い場合等、着霜がなくとも除霜運
転に入るので、無駄な電力を消費するものであつ
た。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、タ
イマーデイアイサ等を使用せずに、極く簡単な構
成によつて、確実な除霜制御を行なえる除霜制御
回路を提供するものである。
<問題点を解決するための手段> 本発明は、上記問題点を解決するために、第6
図ないし第10図の如く、圧縮機1、切換弁2、
室外熱交換器3、減圧器5、室外熱交換器6を順
次接続してなるヒートポンプ式冷媒サイクルを備
えると共に、室外熱交換器用の室外送風機4およ
び室内熱交換器用の室内送風機7が設けられ、前
記切換弁2の切換によつて冷媒サイクルを暖房サ
イクルおよび冷房、除霜サイクルのうちの一方に
切換制御される空気調和機において、暖房運転時
に圧縮機電流を検出する電流検出回路32と、該
電流検出回路32の出力信号により前記切換弁を
冷房除霜サイクルに切換える信号を出力するマイ
クロコンピユータ23とを具えている。
そして、マイクロコンピユータ23は、前記切
換弁2を切換制御する切換弁制御手段23Aと、
前記室外送風機4を運転制御する室外送風機制御
手段23Bと、暖房運転開始時および除霜終了時
から所定時間T1経過後に室外送風機4を一定時
間T3停止し又は低回転数で運転する信号を室外
送風機制御手段23Bに出力し室外送風機4の停
止または低回転数運転直前の電流検出回路32か
らの電流データと再運転直前の電流検出回路32
からの電流データとの電流変化巾ΔAを基準値
Axと比較する電流サンプリング手段23Cと、
該電流サンプリング手段23Cの演算結果に基づ
き前記変化巾Δが基準値Axよりも小のとき前記
切換弁制御手段23Aに除霜開始信号を出力し変
化巾ΔAが基準値Axよりも大のとき前記電流サ
ンプリング手段23Cにサンプリング繰返し信号
を出力する除霜制御手段23Dとが有せしめられ
ている。
<作用> 本発明において、暖房運転時の切換弁2の切換
によつて冷媒サイクルは暖房サイクルから冷房除
霜サイクルに切換制御され、冷媒は圧縮機から室
外熱交換器3を通り室内熱交換器6を経て圧縮機
1に戻る。この暖房運転時に、マイクロコンピユ
ータ23は、暖房運転開始時および除霜終了時か
ら所定時間T1経過するまで除霜を禁止し、その
後、電流サンプリング手段23Cによつて、室外
送風機4を一定時間T3停止し又は低回転数で運
転する。この間に電流検出回路32から室外送風
機4の停止または低回転数運転直前の電流データ
と再運転直前の電流データとを入力しその変化巾
ΔAを基準値Axと比較する。
この電流サンプリング手段23Cの演算結果、
検出電流変化巾ΔAが基準値Axよりも大のとき
前記電流サンプリング手段23Cにサンプリング
繰返し信号を出力し、電流変化巾が設定値Axよ
りも小さくなるまで暖房運転を続ける。そして、
検出電流変化巾ΔAが基準値Axよりも小のとき
前記切換弁制御手段23Aに除霜開始信号を出力
する。
このように、圧縮機電流の電流変化値で室外熱
交換器の着霜を検出しているので、着霜の程度を
確実に検出でき、不必要な除霜を回避できる。
<実施例> 以下、図示の実施例について本発明を詳述す
る。第3図は本発明制御回路の一実施例を例示す
るものであり、第2図と同一構成部品は同一符号
で示す。
図示の如く、本発明空気調和機は、圧縮機1、
切換弁2、室外熱交換器3、減圧器5、室内熱交
換器6を順次接続してなるヒートポンプ式冷媒サ
イクルを備えると共に、室外熱交換器用の室外送
風機4および室内熱交換器用の室内送風機7が設
けられ、前記切換弁2の切換によつて暖房サイク
ルおよび冷房除霜サイクルのうちの一方に切換制
御される。
第3図において、20は圧縮機1に流れる電流
を検出する変流器で、リレー11に直列に接続さ
れ、その信号は後述の電流検出回路32に入力さ
れる。
第4図は電子制御回路ユニツト9の詳細図を示
し、22,22′は直流電源端子で、その端子2
2がプラス側、端子22′がグラウンド側であ
る。23は前記切換弁を冷房除霜サイクルに切換
える信号を出力する一般的なワンチツプマイクロ
コンピユータで、内部にプログラムROM、デー
タRAM,ALU等を有し、基準クロツクに同期し
てプログラムROM内の命令を順次読み出して解
析実行を行ない、入力ポートからデータを読み込
み、又出力ポートからデータを出力するものであ
る。その各入力ポートはINnで、出力ポートは
OUTnで夫々示す。
そして、マイクロコンピユータ23は、前記切
換弁2を切換制御する切換制御手段23Aと、前
記室外送風機4を制御する室外送風機制御手段2
3Bと、暖房運転開始時および除霜終了時から所
定時間T1経過後に室外送風機4を一定時間T
3′停止する信号を前記室外送風機制御手段に出
力し室外送風機4の停止または低回転数運転直前
の電流検出回路32からの電流データと再運転直
前の電流検出回路32からの電流データとの電流
変化巾ΔAを基準値Axと比較する電流サンプリ
ング手段23Cと、該電流サンプリング手段23
Cの演算結果に基づき前記変化巾ΔAが基準値
Axよりも小のとき前記切換弁制御手段23Aに
除霜開始信号を出力し大のとき前記電流サンプリ
ング手段23Cにサンプリング繰返し信号を出力
する除霜制御手段23Dとが有せしめられてい
る。
また除霜制御手段23Dは、暖房運転開始時お
よび除霜終了時から所定時間T1経過するまで電
流サンプリングを禁止する信号を室外送風機制御
手段23Bおよび電流サンプリング手段23Cに
出力する機能と、電流変化巾ΔAが基準値Axよ
りも小のときに電流サンプリング終了時から所定
時間(T4―T3)経過後に切換弁制御手段23
Aに除霜開始信号を出力する機能が有せしめられ
ている。さらに、マイクロコンピユータ23は、
設定時間T1〜T5を設定するタイマー手段23
E手段が有せしめられている。
第4図において、24は運転スイツチ、25は
冷房、暖房切換スイツチで、ONで暖房、OFFで
冷房である。26はその他のスイツチ、27は各
スイツチの入力プルダウン抵抗である。28は室
温検出用のサーミスタで、A/D変換器29でデ
イジタル値に変換され、入力ポートIN4に入力
される。30は室温設定用のボリウムで、A/D
変換器31でデイジタル値に変換して入力ポート
IN5から入力する。なお電流を検出する変流器
20の出力は、A/D変換器32でデイジタル値
に変換して入力ポートIN6に入力する。33は
室外熱交換器3の温度を検出するサーミスタで、
A/D変換器34でデイジタル値に変換して入力
ポートIN7に入力する。35は基準クロツク発
振回路である。36はドライバーアレー(4個)
で、リレー9a〜9dを駆動する。
次に前記電流検出回路32の詳細について第5
図で説明する。38はバツフア群、39はR―
2R形D/A変換回路部で、39aはそのアナロ
グ出力部、40はダイオード、41はコンデン
サ、42,43,45は抵抗、44は電圧比較
器、44aはその出力である。まず電流C20は
変流器20で電圧に変換され、ダイオード40で
整流され、コンデンサ41、抵抗42,43で平
滑整形され、電圧比較器44のプラス端子に入力
され、この電圧比較器44には電流C20に比例
した電圧が印加さている。
一方マイクロコンピユータ23からのデイジタ
ルデータ37(第4図ではわかりやすくするため
省略している。)の8ビツトパラレル出力が
“00000000”〜“11111111”すなわち00H〜FFH
までの256通りがダイナミツクで順次出力されて
おり、その出力がバツフア群38が増巾され、R
―2R形D/A変換部39に入力され、D/A変
換部39のデイジタルデータ37からの出力テー
タに応じたアナログ電圧がアナログ出力部39a
に発生する。アナログ出力部39aは電圧比較器
44のマイナス端子に接続されている。
以上の構成により、まずマイクロコンピユータ
23のデイジタルデータ37から00Hを出力し、
入力ポートIN6をチエツクして「H」レベルで
あれば、デイジタルデータ37を1ビツト増加
し、また入力ポートIN6をチエツクする。その
ように順次くり返して入力ポートIN6が「H」
から「L」に切換つた時、すなわちプラス端子電
圧<マイナス端子電圧となつた時点のデイジタル
データ37のデータが電流C20の値に対応する
データとなるわけで、常に電流C20の値をマイ
クロコンピユータ23で検出できる。
次に上記構成における動作について説明する
と、スイツチ25をONしておいてから運転スイ
ツチ24を押すと、暖房運転となり、入力ポート
IN4の室温データと入力ポートIN5の設定デー
タとを比較して、室温の方が低ければ出力ポート
OUT1〜OUT4を全てONし、リレー9a〜9
dを動作させて、室内、室外送風機7,4及び圧
縮機1を運転する。同時に運転時間をカウントし
て除霜を制御するタイマー(マイクロコンピユー
タ23内のソフトウエアタイマー)がカウントを
開始する。
そして、暖房運転中に、室外送風機4を一定時
間だけ停止し、その停止直前と再運転直前とに変
流器20に流れる圧縮機1の電流変化を測定し、
その変化巾ΔAにより着霜量を予測して除霜制御
を行なうようにしている(以下これを電流サンプ
リングと云う)。
この時の動作を第6図で説明すると、まずA点
で暖房運転を開始(室外気温は0℃付近とする)
し、しばらくすると室外熱交換器3に着霜が始ま
り、この室外熱交換器3の温度が少しづつ低くな
つてくる。そこで、B点(時間T1経過点)で前
述の電流サンプリングを行なつて着霜の程度を予
測する。まず、B点で暖房運転を継続しながら、
室外送風機3をC点まで停止し、B点とC点の電
流値を読み込んでその差を計算し、その大きさに
よつて除霜が必要かどうかを判定する。第6図の
B―Cの電流サンプリングは、第7図のaの如く
変化巾が少し大きいので、除霜不要と判断し、そ
のまま暖房運転を続ける。
そして、このB―の電流サンプリング室外熱交
換器3の温度=蒸発温度が低下して徐々に回復し
て来るので、これが完全に回復したB点からT2
経過点であるD点で再度電流サンプリングを行な
う。この時の変化巾は7図のbのようになつた
が、まだ変化巾が大きく、除霜を必要とする所ま
では着霜していない。ただしB点よりは着霜がく
なつて来ている。
そこでさらにD点からT2経過点であるF点で
電流サンプリングを行なうと、その変化巾が第7
図のcのように小さくなつたので、除霜が必要と
判断して、そのまましばらく暖房運転を続けてか
ら、H点で除霜運転を行ない、I点で終了して暖
房運転に戻る。
この場合、電流サンプリング終了のG点ですぐ
除霜に入つてもよいが、G点では、室外熱交換器
3の温度がかなり下がつて蒸発圧力が低くなり、
室内熱交換器6の凝縮圧力との差圧が大きいの
で、そのまま除霜に入つて四方弁2を切換える
と、切換時に大きな冷媒音が出るため、しばらく
運転して蒸発圧力を上昇させてから除霜運転を行
なう方が冷媒音を小さくできる。
次に除霜終了からT1経過後のJ点で電流サン
プリングを行なうと、この時の電流の変化巾が第
7図のc程度しか変化しないので除霜が必要と判
断して、しばらくしてL点で除霜運転を開始しM
点で終了する。
このように、暖房運転スタートから時監T1は
除霜禁止とし、その後電流サンプリングをT2の
周期で行なつて、除霜が必要な着霜量になるま
で、すなわち電流変化巾ΔAが設定値Axより小
さくなるまで暖房運転を続けるものである。
除霜の終了については、本例の着霜検出方法で
あれば除霜に入る場合の着霜量をほぼ一定にでき
るので、時間制御で行なうことができる。
以上の制御を第8図のフローチヤートで説明す
る。このフローチヤートは、空気調和機の制御プ
ログラムの内、本発明に係る要点部分を示す。ま
ず、IMから入つて<1>でタイマーAをカウン
トし、<2>でフラグCをチエツクする。そし
て、このフラグCがセツトされていなければ、
NOで次の<3>に行つてフラグBをチエツク
し、このフラグBがセツトされていなければ、同
様にNOで次の<4>に行きフラグAをチエツク
する。このフラグAがセツトされていなければ、
NOで次の<5>に行つてタイマーAが時間T1
経過したか否かをチエツクし、NOならそのまま
リターンするので、タイマーAがT1になるまで
は、そのままタイマーAのカウンタトを続けるこ
とになる。これが第6図のタイムチヤートA点か
らB点及びI点からJ点の間である。
そのうちタイマーAがT1になれば、<5>で
のタイマーAのチエツクでT1経過した時、その
YESで<6>に行つてタイマーAをクリアー
し、フラグAをセツトし、<7>に行つてRAM・
A、RAM・B、RAM・Cを夫々クリアーした
後、<8>で電流測定のサブルーチンをコールす
る。
電流測定のサブルーチンは、第9図のフローチ
ヤートの通りで、INから入つて<11>でRAM・
Cに00Hを入れて、デイジタルデータ37から8
ビツトで出力し、<13>でRAM・CがFFHか否
かをチエツクし、FFHでなければ<14>で入力
ポートIN6をチエツクして、「L」レベルになつ
ているか否かを調べ、「L」なら電圧比較器44
が動作して電流検出終了ということになり、
YESでリターンする。「H」レベルのままであれ
ば、NOで<15>に行つてRAM・Cの内容をプラ
ス1し、01Hをデイジタルデータ37から出力
し、前と同じように入力ポートIN6をチエツク
し、「L」レベルになるまでRAM・C=デイジタ
ルデータ37から出力するデータを順次1づつ増
やしてFFHまで続ける。このサブルーチンから
リターンした時のRAM・Cの内容が検出した電
流データである。
リターンして第8図のフローチヤート<9>に
戻つて、RAM・Cの内容をRAM・Aに入れ直
し、<10>でフラグBをセツトしてOTする。次
にINした時は、フラグBがセツトされているの
で、<3>でフラグBセツトYESとなり、<16>
に入る(第6図のタイムチヤートでB点)。そし
て<16>でタイマーAがT3経過したか否かをチ
エツクし、NOならOUT4をOFF(室外送風機4
をOFF)してOUTする。
メインプログラムでは、フラグBがセツト中は
OUT4をONさせないような処理を行なつてお
く。
次にタイマーAがT3経過したら<16>の
YESで<18>で電流測定サブルーチンをコール
し、電流データをRAM・Cにセツトしてリター
ンする。次に<19>でRAM・Cの内容をRAM・
Bに移す。次に<20>でRAM・A―RAM・Bを
計算してRAM・Cに記憶させる。
次に<21>でRAM・Cの内容をチエツクし、
基準値Axより小さければ、そのYESで<22>で
フラグCをセツトして<23>に入る(除霜必要と
判断)。基準値Axと同じか又は大きければ、NO
で<23>にジヤンプする(除霜不要)。<23>でフ
ラグBをリセツトし、<24>でOUT4をON(室
外送風機4をON)してOUTする。これが第6図
のタイムチヤートのC点である。
次にINに入る時は、除霜ならフラグCセツ
ト、除霜不要ならフラグB,Cリセツトであるの
で、まず除霜不要であれば、INから<4>まで
行つて、フラグAセツトYESで<25>に入つ
て、タイマーAがT2経過するまで待つて、T2
経過したら<6>に入つて前回と同じ動作を繰り
返す。すなわち、電流サンプリングを行なつて除
霜が必要と判定するまでT2の周期で電流サンプ
リングを繰り返す。
除霜が必要と判定すれば、フラグCがセツトさ
れるので、INから入つて<26>でタイマーAが
T4経過するまで待つて、T4経過したらYES
で<27>に行つて(タイムチヤートのH点)、<27
>でタイマーB(除霜時間T5カウント用タイマ
ー)をカウントして、<28>でOUT1,3,4を
OFF(室内、室外送風機及び四方弁をOFF)
し、<29>でタイマーBがT5経過するまで待つ
て、T5経過したら(タイムチヤートのI点)
YESで<30>に行つて、OUT1,3,4をONし
(室内、室外送風機7,4及び四方弁2をON)、<
31>でフラグA,B,Cをリセツトし、タイマー
A,Bをクリアーして初期状態に戻る。メインプ
ログラムでは、フラグCがセツトされている間
は、OUT1,3,4をONさせないような処理を
行なつておく。
以上でタイムチヤートA点からI点まで説明し
たわけであるが、I点からM点までも同様であ
る。
なお電流サンプリングの時間T3については、
長いほど電流変化巾が大きくなり検出しやすくな
るが、第6図で示す通り、室外熱交換器の温度=
蒸発温度が低下してあまり好ましくないので、双
方のバランス点で決定される。概略MIN20秒から
MAX60秒程度が適当である。また周期T2につ
いては、時間T3プラス、蒸発温度が回復するま
での時間が必要であるが、概略MIN10分程度であ
る。
上記実施例の説明では、電流検出を圧縮機電流
のみの検出で行なつたが、圧縮機1と他の電流と
を加えて検出しても同様である。また室外送風機
3を完全程止して電流変化を測定したが、低速で
運転を続けていても測定可能である。ただし変化
巾は小さくなる。
<発明の効果> 以上実施例に説明したように、本発明除霜制御
回路であれば、室外熱交換器用送風機を一定時間
停止、又は低回転数で運転した時、圧縮機電流の
電流変化値を電流検出回路で検出するようにして
いるので、室外熱交換器への着霜の程度を確実に
検出できると共に、電流変化巾で判定するため、
その絶対値には影響を受けず、周波数の差、電圧
変動、運転負荷条件変化等により絶対値が変化し
ていても、電流サンプリングの時間中に極端な変
動がないかぎり、問題なく検出できる等、実用性
効果の大なるものである。
また上記実施例の如く、電流サンプリングの結
果、検出電流値の変化巾が基準値よりも小のと
き、すぐ除霜に入ることなく、しばらく運転して
蒸発圧力を上昇させてから除霜運転を行なうよう
構成すれば、室外熱交換器の蒸発圧力と室内熱交
換器の凝縮圧力との差圧が小さくなるので、切換
弁の切換時に冷媒音を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は空気調和機の構成図、第2図は従来の
制御回路図、第3図ないし第9図は本発明の一実
施例を示し、第3図は制御回路図、第4図及び第
5図は要部の詳細回路図、第6図は除霜制御のタ
イムチヤート、第7図は電流サンプリング時の変
化曲線図、第8図及び第9図はフローチヤート、
第10図はマイクロコンピユータの機能ブロツク
図である。 1:圧縮機、2:四方弁、3:室外熱交換器、
4:室外送風機、5:減圧器、6:室内熱交換
器、7:室内送風機、9:電子制御回路ユニツ
ト、20:変流器、23:ワンチツプマイクロコ
ンピユータ、32:電流検出回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 圧縮機、切換弁、室外熱交換器、減圧器、室
    内熱交換器を順次接続してなるヒートポンプ式冷
    媒サイクルを備えると共に、室外熱交換器用の室
    外送風機および室内熱交換器用の室内送風機が設
    けられ、前記切換弁の切換によつて冷媒サイクル
    を暖房サイクルおよび冷房除霜サイクルのうちの
    一方に切換制御される空気調和機において、暖房
    運転時に圧縮機電流を検出する電流検出回路と、
    該電流検出回路の出力信号により前記切換弁を冷
    房除霜サイクルに切換える信号を出力するマイク
    ロコンピユータとを具え、該マイクロコンピユー
    タは、前記切換弁を切換制御する切換弁制御手段
    と、前記室外送風機を運転制御する室外送風機制
    御手段と、暖房運転開始時および除霜終了時から
    所定時間経過後に室外送風機を一定時間停止し又
    は低回転数で運転する信号を室外送風機制御手段
    に出力し室外送風機の停止または低回転数運転直
    前の電流検出回路からの電流データと再運転直前
    の電流検出回路からの電流データとの電流変化巾
    を基準値と比較する電流サンプリング手段と、該
    電流サンプリング手段の演算結果に基づき前記変
    化巾が基準値よりも小のとき前記切換弁制御手段
    に除霜開始信号を出力し変化巾が基準値よりも大
    のとき前記電流サンプリング手段にサンプリング
    繰返し信号を出力する除霜制御手段とが有せしめ
    られたことを特徴とする空気調和機の除霜制御回
    路。
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