JPS62135190A

JPS62135190A - 給油装置

Info

Publication number: JPS62135190A
Application number: JP26680185A
Authority: JP
Inventors: 遠藤　景三
Original assignee: Tokyo Tatsuno Co Ltd
Current assignee: Tokyo Tatsuno Co Ltd
Priority date: 1985-11-26
Filing date: 1985-11-26
Publication date: 1987-06-18
Anticipated expiration: 2010-01-25
Also published as: JPH075159B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、自動車のガソリン給油所に設置する給油装置
で、ヘーパー処理を行うものの改良に関する。

〔従来の技術〕

かかる給油装置において、給油時に自動車等の燃料タン
クから排出されるベーパーは従来種々の方法で回収され
ているが、その−例として給油ノズルの近傍に一端を開
口したベーパー吸引管にブロワ−を配設し、給油ノズル
の掛外しに連動させてブロワ−のモーターを回転させ、
給油時にはベーパーが必ず強制的に回収されるようにし
たちのがある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような方法は、各給油装置毎にブロワ−が配設され
る場合は問題がないが、給油所には給油装置が通常は複
数台設置されることから、複数台の給油装置に１台のブ
ロワ−を共用するようにした場合は、各給油装置がベー
パー吸引管で連結されることとなり、その結果、ブロワ
−の回転時に他の給油装置側から空気を吸込んでベーパ
ーの吸込力が弱まり回収能力が低下するおそれがある。

本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、複数台の
給油装置で１台のブロワ−を共用する場合でも、吸込開
始時にベーパー吸込力が低下することなく、しかも安価
に安全が確保される給油装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は前記目的を達成するため、給油ノズルに設ける
ベーパー吸引管に、給油ノズルの掛外しに連動して開閉
する弁を設けることを要旨とするものである。

〔作用〕

本発明によれば、給油ノズルを外すと、これに連動して
ベーパー吸引管に設けた弁が開き、給油時に発生するベ
ーパーが回収される。よって、ブロワ−は常時作動状態
にしておくことができ、１台のブロワ−を複数台の給油
装置に共用しても吸込開始時に吸込力が低下しない。

〔実施例〕

以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明の給油装置の実施例を示す縦断正面図、
第２図は同上要部の縦断側面図で、図中１は給油装置を
示し、給油装置１は一例として固定式のものを示したが
、これは周知なごとくアイランド２上に立設する外装ケ
ース３内に、地下タンク４に連通ずる給油管５を配設し
、該給油管５の途中に給油ポンプ６及び流量計７を設け
、給油ポンプ６に給油モーター８を連結したものである
。

そして、給油管５の端はケース３外で先端に給油ノズル
１０を有する給油ホース９に連結され、ケース３の側部
には該給油ノズル１０を掛けるノズル掛、け１３を設け
、その近傍に給油ノズル１０の掛は外しで作動するノズ
ルスイッチ１１を設けた。図中１２は、流量計７に連動
する給油量表示計である。

このような給油装置１において、第２図に示すように給
油ノズル１０のノズル先端１０ａの少し手前にベーパー
吸引管１４の一端を開口する。そして、このベーパー吸
引管１４を外装ケース３内に取込み、該ベーパー吸引管
１４の途中で前記ノズルスイッチ１１の近くに弁１５を
設け、給油ノズル１０の掛は外しで揺動するレバー２３
に連動する杆２４にノズルスイッチ１１のレバー１６お
よび弁１５のレバー２５を連結し、弁１５の開閉とノズ
ルスイッチ１１のオンオフとが連動するようにした。

他の給油装置１°にも同様にして途中に弁１５′を設け
たベーパー吸引管１４°を設け、これらベーパー吸引管
１４．１４“を管２０で連結し、管２０途中に吸引用の
ブロワ−１７を取付け、管２０の端は地下タンク４また
はベーパー処理装置（図示せず）に連結した。図中１８
はブロワ−１７駆動用のモーターを示す。

そして、このブロワ−１７は第４図のブロワ−の配線図
に示すように各給油装置毎のノズルスイッチ１１．１１
　’と給油モーター８．８′との直列接続回路に、ブロ
ワ−１７のモーター１８を並列に接続し、メインスイッ
チ１９に接続した。

次に使用法及び動作について説明すると、給油所の開店
時に充電源であるメインスイッチ１９を閉じれば、ブロ
ワ−１７のモーター１８に通電され、ブロワ−１７が駆
動を開始する。そして、このブロワ−１７はメインスイ
ッチ１９が閉じられている給油所の開店中は回り続ける
。

ところで給油を行うには給油ノズルｌＯをノズル掛け１
３から外すとレバー２３が揺動し、杆２４が右方へ１８
　ｉ１＋　Ｌ、、レバー１６．２５が回動する。これに
よりノズルスイッチ１１が閉じて給油モーター８に通電
され給油ポンプ６が始動し、給油量表示計１２が帰零さ
れる。同時に弁１５が開き、ベーパー吸引管１４と管２
０とが連通し、第３図に示すように給油ノズル１０のノ
ズル先端１０ａを自動車等の燃料タンク２１の給油口に
挿入しバルブを開けば給油ポンプ６の作用で地下タンク
４から吸い上げられた油は燃料タンク２１内に吐出され
る。その際、燃料タンク２１からヘーパーが排出される
が、このヘーパーは既に作動しているブロワ−１７の吸
引力によりベーパー吸引管１４、管２０を通って地下ク
ンク４あるいはヘーバー処理装置へと回収される。

他の給油装置１°についても同様にして、給油を行うた
めに給油ノズル１０′をノズル掛け１３′から外せば、
ノズルスイッチ１１’が閉し、これと連動して弁１５′
が開き、ブロワ−１７の働きで燃料クンク２１から排出
されるベーパーはベーパー吸引管Ｉ４へと吸込まれる。

一方、流量計７で計測された給油量は給油量表示計１２
に表示され、給油終了後給油ノズル１ｏをノズル掛け１
３に戻せばレバー２３、杆２４が戻すノズルスイソチ１
１が閉じ、給油モーター８が停止すると同時に弁１５が
閉じる。なお、この際、弁１５は閉じるが、ブロワ−１
７のモーター１８は作動し続ける。

なお、前記実施例は給油装置が複数設けられる場合につ
いて説明したが、第５図に示すように給油装置が１台の
みの場合にも適用でき、この場合は回収されるベーパー
は常に１台分で少量であるから、図示のように大気中へ
開放してもよい。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明の給油装置は、ベーパーを回収
しない時にもブロワ−を作動させておくことができるの
で、ベーパーの吸収開始時に吸込力が弱まることがなく
、また吸引開始終了を弁を開閉することで行うようにし
たから構造が簡単で安（西に装造できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の給油装置の実施例を示す縦断正面図、
第２図は同上要部の縦断側面図、第３図は給油ノズル部
分の側面図、第４図はブロワ−の配線図、第５図は他の
例を示す縦断正面図である。１．１°・・・給油装置　　２．２′・・・アイランド
３．３′・・・外装ケース　４・・・地下タンク５．５
′・・・給油管　　　６．６′・・・給油ポンプ７．７
′・・・流量計　　　８．８′・・・給油モーター９．
９′・・・給油ホース　１０．　ｔｏ’・・・給油ノズ
ル１０ａ、ｌｏａ　’・・・ノズル先端１１１１’・・・ノズルスイッチ１２、１２’　・・・給’ｔ＋ＩＩＩ’ｔ；Ｊ表示計１
３、１３’・・・ノズル掛け　１４．１４“・・・ベー
パー吸引管１５、１５’・・・弁　　　　　１６・・・
レバー１７・・・ブロワ−１８・・・モーター１９・・
・メインスイッチ　　２０・・・管２１・・・燃料タン
ク　　　　　２３・・・レバー２４・・・杆　　　　　
　　　２５・・・レバー出願人　　　株式会社東京タツ
ノ第２図第３図　　　１５・ｒ

Claims

【特許請求の範囲】

給油ノズルに設けるベーパー吸引管に、給油ノズルの掛
外しに連動して開閉する弁を設けたことを特徴とする給
油装置。