JPS62135081A - 輪郭補正回路 - Google Patents

輪郭補正回路

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JPS62135081A
JPS62135081A JP60274942A JP27494285A JPS62135081A JP S62135081 A JPS62135081 A JP S62135081A JP 60274942 A JP60274942 A JP 60274942A JP 27494285 A JP27494285 A JP 27494285A JP S62135081 A JPS62135081 A JP S62135081A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテレビジ冒ン信号の信号処理回路に係り、特に
順次走査を行うテレビジ璽ン信号の輪郭補正回路に関す
る。
〔従来の技術〕
NTSC方式に用いられているインターレース走査は、
信号帯域をあまシ広く必要とすることなく、大画面フリ
ッカを避け、被写体の動きの再現性をあまり劣化させる
ことのない走査方式である。
しかし、このインターレース走査の為にラインフリッカ
を生じたり、粗い走査線構造が見えたりといった劣化を
生じ、したがって感覚的には、電気的に定めた走査線本
数の画質には見えず、実効的な走査線本数としては電気
的走査線本数の0.6〜0.7倍程度であるということ
はよく知られている。(例えば、「高品位テレビジョン
の画面方式・走査方式」、NHK技研月報、昭これに対
し、受信側で走査線を補間してやり、順次走査の信号と
して、その信号の映像を表示することによシ上記の劣化
を回避する装置が知られている。例えば、特開昭58−
77573号公報に見られる例では1画像の動きを検出
し、動きが小さいときは静止画としてフィールド間内挿
を行って補間走査線を作成し、また、動きが大きいとき
は動画であるとしてフィールド内内挿を行うといった、
動き適応型の処理を行っている。
これによシ、静止画に対しては解像度を向上させ、また
動画に対しては多線ボケのような劣化を生じないように
して、インターレース走査信号を順次走査信号に変換す
ることができる。
ところで、テレビジ璽ン受像機においては、通常、輝度
信号に輪郭補正が施される。例えば、特開昭60−19
365号公報に見られる例では、2二1インターレース
走査を行っている複合カラービデオ信号をアナログディ
ジタル変11%if順次走査変換回路により順次走査方
式に変換した後に、この複合カラービデオ信号から、く
し型フィルタにより垂直輪郭信号成分を分離した後、低
域通過フィルタを通して色度信号成分を除去することに
よ)、垂直輪郭信号を得るようにしたものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術では、入力した2:1インタ一レース走査
信号をまず順次走査信号に変換し、したがって回路の動
作速度が2倍となった信号について、輪郭補正を行って
いる。
NTSC信号を例にとると、サンプリング周波数を4倍
のfsc (fscは色副搬送波周波数で約58MH1
)として約14MHzであ)、したがって遅延回路とし
てのラインメモリや輪郭検出回路は約28Jr#zとい
う高速動作が要求されることになる。
一般に、この様な高速動作可能な素子は消費電力が大き
い為に集積化に向かず、また高価でもあった。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、低速動作可能な
回路構成をとることで順次走査信号に対する輪郭補正回
路の実現を容易にし、かつ輪郭補正回路と動き適応型の
走査線補間回路とを一体化してラインメモリを節約し、
これらKよシ低価格な輪郭補正回路を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、インターレース走査のテレビジ、ン信号を
入力信号として、この入力信号から補間走査線信号を作
成する走査線補間回路と、現走査線信号及び補間走査線
信号に対してそれぞれ輪郭補正処理を行う第1及び第2
の輪郭補正回路と、この第1及び第2の輪郭補正回路か
らの出力信号を入力して順次走査信号に変換する倍速変
換回路とで、順次走査信号に対する輪郭補正回路を構成
することKより達成される。
〔作用〕
走査線補間回路はインターレース走査のテレビジ、ン信
号を入力して補間走査線信号を作成する。このとき走査
線補間回路は、画像の動きが小さいならばフィールド間
補間処理を行い、動きが大きいならばフィールド内補間
処理を行って、補間走査線信号として出力するように動
作する。
第1の輪郭補正回路は現走査線信号に対して輪郭補正処
理を行う。
一方、第2の輪郭補正回路は補間走査線信号に対して輪
郭補正処理を行う。このとき、補間走査線信号に対する
輪郭補正用信号を、走査線補間回路中から得るようにし
て、ラインメモリを節約している。
倍速変換回路は、gIXl及び第2の輪郭補正回路から
出力される信号を人力し、時間軸をiに圧縮した後に、
順次走査信号の1水平走査周期毎に切換えて出力するこ
とで、順次走査信号を得ている。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
第1図において、1は入力端子、2は入力信号X、5.
22はラインメモリ、4は1H遅遅延量(XfL+t)
、5.14,18,23,26.30は加算回路、(S
 、 15 、 u 、 27は一倍の係数回路、7は
動画用のフィールド内補間用信号、8はフィールドメモ
リ、9は静止画用のフィールド間補間用信号、10は混
合回路、1]は補間走査線信号、12 、20は遅延回
路、 13は補間走査線に対する輪郭補正用信号、16
 、28は減算回路、17 、29は輪郭成分信号、1
9は輪郭補正済の補間走査線信号、21は現走査線信号
、25は現走査線に対する輪郭補正用信号、31は輪郭
補正済の現走査線信号、32 、33は時間軸圧縮回路
、Uは切換回路、35は出力端子である。
まず、補間走査線信号の作成について説明する。インタ
ーレース走査を、時間を横軸に、垂直方向を縦軸にとっ
て表すと第2図の様になる。
第2図において、丸印はインターレース走査における本
来の走査線を示す。
順次走査の信号に変換するために、第2図中で三角印で
示される補間走査線信号を作成する必要がある。第2図
で明らかな様に、補間走査線の位置は、現在よプ1フィ
ールド同期前のフィールドにおける本来の走査線の位置
と一致する。したがって、静止画像については、1フイ
ールド前の走査線を補間走査線として用いることKする
。一方、動画像の場合、前記のようなフィールド間補間
は一秒離れた2枚のフィールドを重ねることKなり、多
線ボケのような劣化を生じる。したがって動画像につい
ては、現在のフィールドの走査線のみを用い、フィール
ド内補間を行って補間走査線を得るようにする。
具体的には連続する2つの走査線信号の平均を求めてフ
ィールド内補間用の信号とする。
入力端子1から入力したディジタル信号の2=1インタ
一レース走査入力信号(Xユ)2を1H容1(1ffは
インターレース走査の1水平走査周期)のラインメモリ
3に入力して1H遅遅延量(X%+1)4を得る。この
11遅延信号4と入力信号2とを加算回路5に入力した
後、係数回路6で1倍し、フィールド内袖開用信号7を
得る。
一方、1H遅遅延骨4を262H容量のフィールトメそ
り8に入力し、フィールド間補間用信号(Xユ+263
) 9を得る。
混合回路loK上記のフィールド内補間用信号7とフィ
ールド間補間信号9を入力し、画像の動きの程度によシ
2つの入力信号の混合比を変えて出力する。このとき、
画像の動きの程度が小さいならばフィールド間補間用信
号90割合を多くし、動きの程度が大きいならばフィー
ルド内補間用信号7の割合を多くするように、混合比を
制御する。
以上のようにして、輪郭補正を行う前の補間走査線信号
1】を得る。一方、1H遅遅延骨4を遅延回路20に入
力し、輪郭補正を行う前の現走査線信号21を得る。遅
延回路20は、補間走査線信号11と現走査線信号21
とのタイミングを一致させるためであ)、混合回路10
における遅延量に相当する遅延量に選ぶ。
輪郭補正処理は、順次走査における連続した3本の走査
線信号を用いて行うようにする。このとき、本発明では
、処理速度を下げるために、補間走査線及び現走査線の
それぞれに対して並列に輪郭補正処理を行うようにして
いる。
補間走査線信号1】に対する輪郭補正は、第2図におけ
る、本来の走査線信号X、及びXn+1と、補間走査線
信号X、、ア+1を用い、以下の様に行う。
フィールド内袖開用信号7は、走査線信号X7とxf&
+1の平均値であるが、これを遅延回路12に入力し、
補間走査線信号11に対する輪郭補正用信号13を得る
。遅延回路12は補間走査線信号!】と輪郭補正用信号
13とのタイミングを一致させるためのものであシ、混
合回路lOにおける遅延量に相当する遅延量に選ぶ。
輪郭補正用信号13と補間走査線信号11とを加算回路
14に入力して2つの信号の和を求め、これを係数回路
15で一倍した後に減算回路16において、補間走査線
信号1】から減算して輪郭成分信号17を得る。この輪
郭成分信号1フを、加算回路18で補間走査線信号1】
と加算して、輪郭補正績の補間走査線信号19を得る。
以上によシ、輪郭補正績の補間走査線信号19は、次式
により表現される。
xn、n+1”c”ryn+1    (xyi、n+
1”丁(x3+Xn+1月3= 4Xr”2”n、n+
1  、”n+1一方、現走査線信号21に対する輪郭
補正は、第2図における本来の走査線信号Xユ+1と1
補間によって得几走査線イg号”rb、n+1及びXn
+1.+a+2を用い、以下の様に行う。
補間走査線信号(X−n、n+1)13と、これを1E
’J量のラインメモリ22で遅延して得た信号(Xn+
1゜ル+2)とを刀口算回路23に入力してオロを求め
係数回路詞で7倍して、現走査線信号21に対する輪郭
補正用信号部を得る。
輪郭補正用信号部と現走査線信号21とを加算回路拠に
入力して2つの信号の和を求め、これを係数回路27で
一倍した後に、減算回路部において、現走査線信号21
から減算して輪郭成分信号29を得る。この輪郭成分信
号29を、加算回路30で現走査線信号21と加算して
、輪郭補正績の現走査線信号31を得る。
以上により、輪郭補正績の現走査線信号31は、次式に
よシ表現される。
Xn+1”(”n+1    (Xn+1+2(xn、
w+1+xrL+1.rc+2)))”  4Xn、n
+1”2”n+1 4 Xn+1.r+2上記のように
して得た輪郭補正績の現走査線信号31と、輪郭補正績
の補間走査線信号19とを、それぞれ時間軸圧縮回路3
2 、33に入力し、時間軸をiに圧縮して出力する。
切換回路34は、時間軸圧縮後の1水平矩査同期ずなわ
ち順次走査の1水平走査周期毎に、時間軸圧縮回路32
及び33の出力を交互に読出すように切換える。
以上により、輪郭補正のされた順次走登信号を出力痛子
35に得ている。
なお、時間軸圧縮回路32 、33は、例えばラインメ
モリを用い、データの書込み速直に対して読出し速度を
2倍とすることにより容易に実現で^る。
本実施例によれば、現走査線信号と補間走査線信号のそ
れぞれに対して並列に輪郭補正処理を行っているので、
高速動作を必要とせず、回路の実現が容易となる。また
、補間走査線信号に対する輪郭補正用信号として、走査
線補間回路における動画用のフィールド内走査線補間信
号を用いているので、上記輪郭補正用信号を得るための
ラインメモリや加算回路、7倍の係数回路を減らすこと
ができる。
なお、本実施例における垂直軸方向のレンボンスは下式
で表現される。
H1zl=−−+ −Z−’ −−Z−”(Z−1は単
位遅延で順次走査の1水平走査周期) この特性図を第S図に示す。
本実施例では、画像の動きに応じて、フィールド間補間
用信号とフィールド内袖開用信号の混合比を制御して、
補間走査線信号を得ていたが、本発明はこれに限らない
前記2つの補間用信号を2値的に切換えて出力し、補間
走査線信号を得るようにしてもよい。
このとき、入力信号がスライドなどの静止画像のときは
、フィールド間補間によシ高解像度でライン7リツカ等
のない高画質の画像を得ることができる。また、動画像
に対しては、フィールド内補間信号に切換えることによ
シ、多線ボケのような劣化を生じることはない。
第4図において、36は切換回路である。本実施例では
、第1図における混合回路10が切換回路36に置換さ
れているだけであ)、とくに詳しい動作説明は省く。
上記の様にするならば、混合回路を省略できるので、回
路全体の構成金谷易にすることができる。
本発明による他の一実施例を第5図に示す。
第5図において、37は遅延量調整前の輪郭補正用信号
、38は遅延回路、39は補間走査線に対する輪郭補正
用信号、40 、48は2倍の係数回路、41 、45
 、49 、53は加算回路、42 、50は減算回路
、43 、51は輪郭成分信号、1.52は4倍の係数
回路、46 、54は7倍の係数回路、47は現走査線
に対する輪郭補正用信号、その他は第1図と同じである
本実施例では、輪郭補正のための演算に際して、演算結
果に対するまるめを最後に行うようにしている。
まず遅延回路間によって補間走査線信号1】とのタイミ
ングを一致させた、補間走査線に対する輪郭補正用信号
39と、補間走査線信号l)を2倍の係数回路40で2
倍した信号とを加算回路41で加算する。
補間走査線信号l】を4倍の係数回路aで4倍した後、
この信号から加算回路41の出力を減算回路42で減算
して得た輪郭成分信号43とを、加算回路45で加算す
る。そして加算回路45の出力を−倍の係数回路46で
7倍して、輪郭補正績の補間走査線信号19を得る。
現走査線信号に対する輪郭補正は次のように行う。まず
、現走査線信号用の輪郭補正用信号47と、現走査線信
号21を2倍の係数口ll!148で2倍した信号とを
加算回路49で加算する。次に。
現走査線信号21を4倍の係数回路52で4倍した後に
この信号と、この信号から加算回路49の出力を減算回
路50で減算して得た輪郭成分信号51とを加算回路5
3で71[1,1Nする。そして、加算回路53の出力
を一倍の係数回路シで7倍して、輪郭補正術の現走査線
信号31を得る。
本実施例では、演算結果に対するまるめを最後に行うよ
うにしているので、演算の過程では取扱うデータのbi
t数が増加し、刃口算回路41゜45 、49 、53
及び減算回路42 、50の回路規模は、第1図の実施
例と比較して若干大きくなるが、演算のまるめ誤差を少
なくでき、輪郭補正を正確に行うことができる。さらに
、係数回路40゜44 、48 、52としては特別な
(g回路を必要としない。
データの各bitを上位方向に1 bitずつシフトす
ることで2倍を、上位方向に2 bitずつシフトする
ことで4倍を得ることができる。
第6図に本発明による他の一実施例を示す。
これまでの実施例では、垂直軸方向のみの輪郭補正を行
っているが、本発明はこれに限らない。
本実施例では、水平及び垂直を軸とした2次元方向の輪
郭補正を行っている。
第6図において、 55 、56は水平軸方向の1次元
低域通過フィルタ(LPF )であシ、他は第1図と同
じである。
1倍の係数回路15から出力される信号を、水平方向の
1次元L P F 55に入力する。水平方向の1次元
L P F 55から出力される信号は、垂直軸及び水
平軸jf(LPFのかけられた2次元低域通過特性の信
号である。この信号を補間走査線信号l]よ)減算する
ことで、減算回路16の出力は2次元高域通過特性の信
号となり、2次元の輪郭成分信号17を得る。この2次
元の輪郭成分信号17を、補間走査線信号11と加算し
て、2次元の輪郭補正のされた補間走査線信号19を得
る。
また、現走査線信号21に対する2次元の輪郭補正回路
本、前記の補間走査線信号l】に対する2次元の輪郭補
正処理と同様であり、説明を省略する。
本実施例では、水平方向の1次元LPFを、垂直方向の
1次元LPFと縦続接続して用いるととkよ)、2次元
の輪郭補正を行うことを可能としている。
〔発明の効果〕
本発明によれば、順次走査信号に対する輪郭補正処理を
、低速動作の回路部分で行っているので、輪郭補正回路
の実現が容易となる。
さらに、垂直輪郭補正に必要な信号を走査線補間回路か
ら得ているので、回路規模を軽減でき、低価格な輪郭補
正回路を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は走査
線補間と輪郭補正を説明する模式図、第3図は輪郭補正
処理の特性図、第4図、第5図及び第6図は本発明の他
の一実施例のブロック図である。 3.22・・・ラインメモリ 8・・・フィールドメモ
リ5 、14 、18 、23 、26 、30 、4
1 、44 、45 、49 、53・・・加算回路 16 、2B 、 42 、50・・・減算回路6 、
15 、 u 、 27 、40 、44 、46 、
48 、52 、54 ・・・係数回路 12 、20 、38・・・遅延回路 1o・・・混合
回路34 、36・・・切換回路 32 、33・・・時間軸圧縮回路 55 、56・・・水平方向の1次元LPF〒5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、インターレース走査を行っているテレビジョン信号
    を入力し、順次走査信号に変換する際に、画像の動き情
    報により走査線補間回路の通過特性を制御する動き適応
    型信号処理回路において、現走査線信号を入力して補間
    走査線信号を作成する走査線補間回路と、現走査線信号
    を入力して輪郭補正を行う第1の輪郭補正回路と、補間
    走査線信号を入力して輪郭補正を行う第2の輪郭補正回
    路と、第1の輪郭補正回路の出力信号及び第2の輪郭補
    正回路の出力信号を入力して順次走査信号に変換する倍
    速変換回路とを設けたことを特徴とする輪郭補正回路。 2、特許請求の範囲第1項記載の輪郭補正回路において
    、第2の輪郭補正回路で用いる、補間走査線信号に対す
    る輪郭補正用信号を、走査線補間回路中から得るように
    したことを特徴とする輪郭補正回路。
JP60274942A 1985-12-09 1985-12-09 輪郭補正回路 Expired - Lifetime JPH0754966B2 (ja)

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