JPS62134104A - 厚鋼板の圧延方法 - Google Patents

厚鋼板の圧延方法

Info

Publication number
JPS62134104A
JPS62134104A JP27296185A JP27296185A JPS62134104A JP S62134104 A JPS62134104 A JP S62134104A JP 27296185 A JP27296185 A JP 27296185A JP 27296185 A JP27296185 A JP 27296185A JP S62134104 A JPS62134104 A JP S62134104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rolling
rolling material
temperature
thick steel
hot rolling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27296185A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Ooka
大岡 俊之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP27296185A priority Critical patent/JPS62134104A/ja
Publication of JPS62134104A publication Critical patent/JPS62134104A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)5産業上の利用分野 本発明は、製品採取の歩留を向上させることのできる厚
鋼板の圧延方法に関するものである。
(ロ)従来技術 厚鋼板の熱間圧延においては、圧延材の先端部、および
後端部では、通常温度低下が生じやすい。
また、圧延機によシ圧延材の板厚を制御する場合、通常
AGC(Automatic Gage Contro
l )  システムを用いているが、圧延材が圧延機に
噛み込んだ後しばらく経過してから制御を開始するため
、先端部ズは温度低下も加わって板厚の変動が生じやす
い。
また、刀口熱スラブの圧延が開始される場合には、スラ
ブの温度分布(特に上下面の温度差)により、圧延途中
での上下面の変形抵抗が異なるために、まくれ込みが発
生する。これは、例えば、通常上面の温度が高いため、
第2図に示すようなメタル・フローが生じ、スラブのエ
ツジ部上面であった箇所が圧延後においては下面の方へ
まわり込んでしまい、製品取りを行う場合には、その部
分はクロップとして捨てなければならない。
さらに、クラツド鋼板においては、先端部および後端部
で温度低下が生じると、母材と合せ材との変形抵抗の割
合が変化する(第3図)。全体の板厚が均一になるよう
に圧延しているため、その部分では、母材と合せ材との
板厚の割合(クラツド比)が変化してしまい、冷却後、
切断を行う場合には、製品取りから外され、歩留低下を
招いている。
従来、これらの問題を解決する対策は少なく、これまで
あまり有効な方法はなかった。例えば、まくれ込み防止
のために、加熱炉の上下の設定温度を変化させ、下部R
n熱帯の温度を上げるという方法がある。
しかし、この方法では、燃料を余分に消費し、燃料原単
位の悪化を招く。さらに、加熱炉内でのスケール発生量
が多くなり、しかも厚いスケールが発生するため、圧延
時にこのスケールを地肌に押し込んでしまい、アバタと
呼ばれる疵が発生する。
幅出し圧延の途中でエツジングを実施し、再び圧延を行
うことによって、まくれ込みを防止する方法(特開昭5
7−168705号公報)がある。
この方法においては、幅出し中に一旦エツジャをかけた
後再びスタンドへ戻して幅出しを実施するために、1本
のスラブの幅出しに要する時間が増加し、圧延能率(P
/H)が犬きく低下する。
さらに、クラツド鋼の板厚変化に対しては、先後端部の
み上下ロールの周速を変化させる異周速圧延も考えられ
る。この場合には、非常に狭い領域に対して厳密な制御
が必要になり、そのための設備費用が大きくなる。また
、異周速圧延を行うことによって、先後端部の反りを増
大させるため、あまり実用的ではない。
()→発明が解決しようとする問題点 本発明が解決しようとする問題点は、厚鋼板の熱間圧延
において、歩留の向上を図ることにある。
(→問題点を解決するための手段 本発明の厚鋼板の圧延方法は、熱間圧延のバス間または
熱間圧延機列のスタンド間において、熱間圧延材の先後
端部のうちの少なくとも一方を750℃以上に再加熱す
ること、次いで圧延を続行することによって、上記問題
点を解決している。
(ホ)実施例 第1図を参照して、本発明の厚鋼板の圧延方法について
説明する。
4重式圧延機1によシ圧延された圧延材2は、テーブル
・ローラ3により搬送され誘導加熱装置4によシ片面刀
ロ熱を実施する。
なお、この場合に、両面刃口熱をするときは、加熱装置
4を圧延材2の両面側に設置して行う。また、この再加
熱はオンラインに限らずオフラインで実施してもよい。
まくれ込みを防止するために、圧延材2の上面と下面の
温度を測定して温度差を求め、その温度差に応じて誘導
加熱装置4により圧延材2の下面を加熱し、温度差を減
小させる0 クラッドの板厚比を均一にする場合には、圧延材の温度
を幅方向および長手方向に測定し、上下面より、温度の
低い部分に対して加熱し、均一温度とする。
(へ)具体的実施例1 通常の40キロ鋼(SS41)、厚み212間X幅18
00++tmX長さ3600mmのスラブを厚み24.
0朋×幅3800朋×長さ15000朋の厚鋼板に圧延
する。
a)デスケーリング後のスラブ温度(上面11000C
下面1060℃)で圧延を実施したところ、先端部下面
および幅方向のエツジより80mmのところにまくれ込
みが発生した0b)同じように加熱されたスラブを厚み
158mmx幅2290朋×長さ3800朋まで圧延し
た後、誘導加熱装置によって再刃口熱を実施し上面を1
060℃から1080℃までに、また下面を1030°
Cから1070℃壕でに刃口熱し、さらに圧延を続行し
た。
この結果、まくれ込みはまったく発生しなかった。
(ト)具体的実施例2 α)下面に通常の40キロ鋼(SS 41 )、上面に
5US30=la’張り合わせたクラツド材を20.0
.mmに圧延した場合の長手方向の温度差および、40
キロ鋼とSUS 304の板厚分布を第4図に示す。
b)同サイズのクラツド材に対して、再加熱を実施し、
温度もほぼ均一にして圧延を終了した。その場合の温度
差および40キロ鋼とSUS 304の板厚分布を第5
図に示す。
これより明らかに、板厚分布の均一な部分が犬きくなり
、製品の特数可能な領域が7.4係増力口した。
(チ)効 果 本発明の方法によれば、燃料原単位を向上し、製品の表
面疵発生を防止し、製品採取の歩留向上を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法の概略説明図。第2図は従来法に
よるまくれ込みの成形過程を示す説明図。 第3図はクラツド鋼の温度と変形抵抗との関係を示すグ
ラフ。第4図はクラツド鋼の板厚および温度分布を示す
グラフ。第5図は再加熱後の厚鋼板の板厚および温度分
布を示すグラフ。 1:4型式圧延機   2:圧延材 3:テーブル・ローラ 4:誘導加熱装置特許出願人 
住友金属工業株式会社 (外5名) (E)   (=二二−−二=====二二===]湿
 崖 (’C) 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱間圧延のバス間または熱間圧延機列のスタンド間にお
    いて、熱間圧延材の先後端部のうちの少なくとも一方を
    750℃以上に再加熱すること、次いで圧延を続行する
    ことからなる厚鋼板の圧延方法。
JP27296185A 1985-12-04 1985-12-04 厚鋼板の圧延方法 Pending JPS62134104A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27296185A JPS62134104A (ja) 1985-12-04 1985-12-04 厚鋼板の圧延方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27296185A JPS62134104A (ja) 1985-12-04 1985-12-04 厚鋼板の圧延方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62134104A true JPS62134104A (ja) 1987-06-17

Family

ID=17521199

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27296185A Pending JPS62134104A (ja) 1985-12-04 1985-12-04 厚鋼板の圧延方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62134104A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04297589A (ja) * 1991-03-25 1992-10-21 Nippon Steel Corp 薄鋼板の酸洗方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04297589A (ja) * 1991-03-25 1992-10-21 Nippon Steel Corp 薄鋼板の酸洗方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62158825A (ja) 熱間圧延鋼板の冷却方法
CN105521996A (zh) 一种镁合金带材热辊加热轧制装置及方法
KR900002504B1 (ko) 2층 클래드 금속판의 휘어짐 교정 방법
JPS62134104A (ja) 厚鋼板の圧延方法
JP3329186B2 (ja) 熱延鋼帯の圧延方法および装置
JP3284913B2 (ja) 熱延鋼帯の圧延方法
JP3855429B2 (ja) 熱延鋼帯の圧延方法
JPH11290946A (ja) 厚鋼板の矯正方法
JP3135282B2 (ja) 薄板連鋳法
JP3371686B2 (ja) 熱延鋼帯の圧延方法
JP3582517B2 (ja) 熱延鋼帯の製造方法
JP3558010B2 (ja) 鋼板の製造方法
JPS6245403A (ja) 圧延材の反り防止方法
JP3238569B2 (ja) 熱延鋼板の捲取温度制御方法
JP3692904B2 (ja) 熱間仕上圧延機のセットアップ方法
JP2001321812A (ja) 熱間圧延方法および熱間圧延装置
JP3942285B2 (ja) 熱間圧延方法および熱間圧延設備
JPH06154806A (ja) 熱延ストリップの走間板厚変更圧延方法
JPH0351482B2 (ja)
JP2792445B2 (ja) 鋼板の四周疵防止熱間圧延方法
JPH11129018A (ja) デスケーリング方法及び装置
JP3327231B2 (ja) 圧延材の誘導加熱方法およびその装置
JPH01321009A (ja) 熱間シートバーの圧延方法
JPH01321010A (ja) 熱間シートバーの加熱方法
JPS6174707A (ja) クランプ装置