JPS62134070A - 海苔および該海苔の製造方法 - Google Patents

海苔および該海苔の製造方法

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JPS62134070A
JPS62134070A JP60274219A JP27421985A JPS62134070A JP S62134070 A JPS62134070 A JP S62134070A JP 60274219 A JP60274219 A JP 60274219A JP 27421985 A JP27421985 A JP 27421985A JP S62134070 A JPS62134070 A JP S62134070A
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JP
Japan
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seaweed
oil
sheets
food
coated
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Eiko Horie
英光 堀江
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TOUKAIYA KK
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TOUKAIYA KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、湿りに対するシール性(換水性)に浸れた海
苔に関し、特に、寿司又はおにぎりなどに用いた場合に
、米およびネタから容易に吸水せず、長時間おいてら海
苔が湿り気を帯びに<<シたも販売する場合、作ってか
ら食べるまで時間が経過する持帰りの寿司、弁当などに
好適に用いられる乙のである。 従来の技術 従来、一般に提供されている海苔は、湿りを帯びやすく
、それ自体大気中に放置しておいた場合でも、短時間で
湿りを帯びて海苔特有のバッゾとした歯ごたえがなくな
る問題があった。特に、4司又はおにぎり等に用いた場
合、米および内部に入れるネタからの水分で直ぐに湿り
を帯び、1時間経過した時点で、海苔は湿気を含んで柔
らかくフニャとした感じになってしまう欠点があった。 よって、近時、広く浮灰している所謂持り帰り寿司屋で
は、海苔を使った寿司又はおにぎりなどを予め大量に作
り置きしておくことが出来ず、短時間で販売できる見込
みの少量しか作り置きできないが、この場合でも、短時
間の内に販売出来ないと商品価値がなくなることとなる
。よって、一般に注文を受けてから巻くことになるが、
その場合この海苔の湿りを防ぐため、寿司に巻く海苔だ
け密封シールに包んで販売し、食へる時に巻くようにし
たものらあるが、販売者側および購入者側のいずれも手
間がかかり、かつ、コスト高になる欠点があった。 」二足した理由等より、湿りに対するシール性に優れ、
寿司又はおにぎりなどに用いた場合に少なくとも2時間
以上の長時間経過しても湿りを帯びにくく、巻いた直後
と同一の状態に保持できるような、換水性に富んだ海苔
が要望されている。1発明の目的 本発明は上記した要望に応えるためになされたもので、
挨水性に優れ、寿司又はおにぎりに用いた場合に2時間
以」二経過してら湿りを殆ど帯びず、かつ、形(姿)、
色および硬さも変化しない海苔を提供せんとするもので
ある。 発明の構成 上記した目的を達成するために、本発明は、焼入工程の
前の乾燥させた海苔の表面全体に、無味、無臭および無
香の純イ(物性Mb脂に水素を添加して常温で硬化し、
融点か約lθ℃〜45°C程度となようにした食料硬化
油を、海苔の重量に対して10〜50%の重量比で、間
隙なく均一に塗布して海苔の湿りに対するシール層を設
け、該食料硬化油の塗布直後に素焼最適温度より幾分高
目の100’C−180℃の温度で8〜10秒程度の短
時間加熱して該食料硬化油により均一に焼き入れされる
と共に高級感のある黒味を帯びた焼色にすることを特徴
とするものである。 笈嵐剋 以下、本発明を図面に示す実施例により詳細に説明する
。 第1図に示す本発明に係わる海苔lは、素子し後に火入
れ乾燥した海苔2の表側および裏側の表面全体に、間隙
なく均一に食料硬化油3を塗布してシール層を設けてお
り、該食料硬化油3を塗布した直後に、通常の素焼最適
温度より幾分高目の温度で短時間焼き入れを行ったしの
である。 上記海苔lの製造方法を第2図を参照して説明すると、
図中、IOは海苔搬送用のベルトコンベヤ、11はベル
トコンベヤlO上に1枚づつ海苔2を供給する海苔供給
機、12はコンベヤ10で搬送されて来る海苔2の表面
に食料硬化油3を塗布する油塗布装置、13は油を塗布
しtこ直後に焼き入れするための焼釜、14はコンベヤ
lOの下流端に設置したカウンター(数取装置)である
。 上記海苔供給機11に供給されている海苔2は、素子し
て水分を10%程度とした後、約80℃で2時間生保度
火入れ乾燥し、水分を2%程度とした乾燥海苔2である
。該海苔供給機11より海苔2を1枚づつ連続してコン
ベヤ10上に供給しており、該コンベヤlOとしてはス
ラットコンベヤ、金網コンベヤ、スラットコンベヤ等が
用いられる。 上記油塗布装置12は、コンベヤ10を挟んで上下に塗
布ローラー15.16を回転自在に配置しており、それ
ぞれ、搬送方向に2個づつ設置すると共に、上側のロー
ラー15上に更に上段ローラー17を設置し、2段状と
している。これら各1−;、  I+、  IA  I
71+志緒ルフギ・バ月9でカバーしている。上記ロー
ラー17の」二側には油点滴機20を設置して、ローラ
ー17に食料硬化油3を点滴し、ローラー■7の表面の
スポンジ18で油3を吸収させると共に、該浦3を当接
したローラー15へ、該ローラー15からローラー16
へと順次吸収させるようにしている。上記浦点滴機20
には貯蔵タンク21よりポンプ25てバイブ22を介し
て食料硬化油3を送給している。 該食料硬化油3として常温で硬化するものを用いており
、水油塗布装置I2では液状とした食料硬化油3を海苔
2の表面に塗布している。そのため、貯蔵タンク21か
ら塗布ローラー15.1Gまでの食料硬化油3をその融
点以上(例えば、39℃)に保持すべく、貯蔵タンク2
+、浦点滴機20内にヒータ(図示せず)設置して加熱
すると共に、パイプ22を保温カバーで囲繞し、かつ、
ローラー17.15.16の内部にヒータ23を設置し
て、食料硬化油3の硬化を防ぎ、液状に保持している。 上記油塗布装置12により、コンベヤ10上のiff苔
2の1−下男面に、ローラー15.16により食料硬化
油3を均一の厚さて、かつ漏れなく塗布している。該塗
布量は、後述する如く、海苔2の重量の10〜50%に
設定している。 」1記焼釜13は、油塗布装置12より下流位置に僅か
の間隔、例えば、30cmの間隔をあけて設置し、浦を
塗布した直後の未だ油が硬化していない状態の時に焼き
入れを行うようにしている。該焼釜13は、内部のl温
度を2008C〜400℃とするとともに、8〜10秒
間焼き入れを行うように、コンベヤ10の速度に対応し
てその長さを設定している。該焼釜13で、海苔2を通
常の素焼き温度より幾分高めの温度で、即ち、その表面
が1008C〜180℃となる程度に焼き入れしている
。該焼釜13で焼き入れされた海苔はカウンター14へ
と送給している。 上記食料硬化rd13としては、館記の如く、常l益(
約35℃以下)で硬化すると共に、無味、無臭および無
香で海苔2自体の味、臭い、香りを損なわない油脂が用
いられる。該油脂として、無味、無臭、無香の観点より
、大豆油、コーン油、ナタネ411、パーム浦等の純植
物性Ai脂を用いろと共に、これらの油脂は水素添加ず
ろ事により融点を10°C〜45°Cに設定し季節常温
に適した融点の純植物性油脂か用いられる。該食料硬化
油3は常温で硬化しているために、海苔に触っノこ際に
ヘトつかず、かつ、換水性を確実に保持出来るものであ
る。 上記食料硬化油3の塗布!nは、海苔2の重量に対して
の10〜50%の割合で塗布しており、例えば、海苔1
00枚(280g)に対して50〜100gの食料硬化
41j3を塗布するのか好ましい。(海苔1枚2.8g
に対して食料硬化油が0.5〜Ig)上記食料硬化油3
の海苔2に対する重量比を、10〜50%に限定するの
は、10%以下の少量にすると、塗布後に焼き入れした
際、色が素焼きと変わらず高級感のある黒味に変わりに
くいと共に、焼きむらが生じ易く、また、製品化して寿
司又はおにぎり等に使用した際、湿りか生じ易いと共に
形が崩れやすいからである。一方、50%以上の多mに
すると、焼き入れした際に海苔を浦で揚げような状態と
なり、かつ、製品化された海苔はヘタベタした手触りと
なると共に、海苔の表面か曲脂膜でくもり光沢がなくな
り、さらに風味が浦のかった味となる上に、硬くなって
寿司又はおにぎりなどで巻く時に折れ易くなるからであ
る。 上記食料硬化油3を塗布した直後に、上記したように、
焼き入れを行っている。該焼き入れ温度は、食料硬化油
3を塗布しているため、通常の素焼き温度より幾分高目
の温度で、海苔表面が1000C−180℃程度となる
温度に設定しており、かつ、8〜10秒程度の短時間で
行っている。上記温度を100℃〜180℃に、加熱時
間を8〜10秒に限定しているのは、180℃を越えて
10秒以上加熱すると、天ぷらで揚げたような状態とな
って風合を損なうこととなり、一方、100℃以下で8
秒以下とすると、食料硬化油3が海苔2の表面全体にム
ラ無く均一に流動しにくく、かつ、均一な焼き入れが為
されず、色も適宜の黒味に変色しないからである。 この焼入工程の前に、食料硬化油3の塗布を行っている
ため、該層を介して焼き入れが均一に行えると共に、色
か高級感のある黒味を帯びた焼色になる。 上記した本発明に係わる乾燥後の海苔2の表面に食料硬
化油3と塗布し、その直後に焼き入れした海苔lは、海
苔lの表面に常温で硬化している浦3の層を設けている
ため、該層か水ソール層となり湿りを帯びにくく、2時
間程度ではとんと湿りを帯びない。よって、形状および
寸法が変化しないと共に、色ら高級感のある黒味から変
化しない。
【実験例】
上記した本発明に係わる海苔と、従来提供されている海
苔とを用いて巻寿司を作り、’41り具合、色、形(姿
)、硬さの変化を時間の経過毎に調べてみた。内部に入
れろネタとしてイクラと胡瓜を使用した。 その結果は次ページに示す通りであり、従来提供されて
いる海苔の場合は、2時間経過すると、海苔は完全に湿
り、形が崩れて、食べる状態でフII(くなっている。 これに対して、本発明の海苔の場合は2時間経過してら
、巻いた時と同じ状態を保持し、海苔は水分を含まず、
形、色、硬さのいずれら変化しなかった。 効果 以上の説明より明らかなように、本発明に係わる海苔に
よれば、常温で硬化する食料硬化油を塗布して水シール
層を設けているため、長時間経過しても湿りを帯びにく
いと共に、色、形および硬さも変化しない。よって、特
に、寿司又はおにぎりを予め大量に作り置きしておく業
務用に最適に使用できるものである。かつ、色も食料硬
化油塗布後の焼入工程で高級感のある黒味に変色出来る
と共に、上記塗布する油として、無味、無臭および無香
のものを用い、かつ、塗布する浦の爪も海苔の風味を損
なわないように設定しているため、上記シール層を設け
ることによる問題は全くない。 さらに、製造工程において、乾燥海苔の表面に食料硬化
油を塗布した後に焼き入れを行うだけの簡単な工程であ
るため、コストをアップさせることなく安価に提供する
ことができる等の種々の利点を育するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる海苔の断面図、第2図は該海苔
の製造装置を示す概略図である。 l・・海苔    2・・乾燥海苔 3・・食料硬化油 IO・・コンベヤ  11・・海苔供給機12・・油塗
布装置 13・・焼釜 14・・カウンター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)乾燥させた海苔の表面全体に、常温で硬化すると
    共に無味、無臭および無香の食料硬化油を、海苔の重量
    に対して10〜50%の重量比で、間隙なく塗布して海
    苔の湿りに対するシール層を設け、該食料硬化油の塗布
    直後に素焼最適温度より幾分高目の温度で短時間加熱し
    て該食料硬化油による均一な被膜を形成させると共に通
    常の素焼海苔に比べ高級感のある黒味を帯びた焼色にし
    た海苔。
JP60274219A 1985-12-04 1985-12-04 海苔および該海苔の製造方法 Granted JPS62134070A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2813011A1 (fr) * 2000-08-18 2002-02-22 Fleury Michon Procede de fabrication d'aliments a la facon des sushis
JP2022027054A (ja) * 2020-07-31 2022-02-10 ハラダ製茶株式会社 味付け海苔の製造方法
EP4032410A4 (en) * 2019-09-19 2023-05-31 CJ Cheiljedang Corporation EDIBLE LEAF WITH SEAWEED AND PROCESS FOR THEIR PRODUCTION
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