JPS6213366Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6213366Y2 JPS6213366Y2 JP19415481U JP19415481U JPS6213366Y2 JP S6213366 Y2 JPS6213366 Y2 JP S6213366Y2 JP 19415481 U JP19415481 U JP 19415481U JP 19415481 U JP19415481 U JP 19415481U JP S6213366 Y2 JPS6213366 Y2 JP S6213366Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current collector
- collector
- contact wire
- contact
- insulating cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 10
- 241000219122 Cucurbita Species 0.000 claims description 2
- 235000009852 Cucurbita pepo Nutrition 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 206010012411 Derailment Diseases 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、トロリ線と接触して走行する集電
子を備えたトロリ用集電装置の改良に関するもの
である。
子を備えたトロリ用集電装置の改良に関するもの
である。
まず、従来のトロリ線用集電装置を第１図、第
２図によつて説明する。これらの図中、１は断面
がほぼひようたん状のトロリ線、２はトロリ線１
外周面の一端部６を除いてその他端部から両側部
を覆つて一端部両側方に突出する絶縁カバー、３
はトロリ線１の一端部６に接触する集電子、４は
集電子３の保護ケース、５はトロリ線１を絶縁カ
バー２を介して構造体（図示せず）に取付けるた
めのハンガである。
２図によつて説明する。これらの図中、１は断面
がほぼひようたん状のトロリ線、２はトロリ線１
外周面の一端部６を除いてその他端部から両側部
を覆つて一端部両側方に突出する絶縁カバー、３
はトロリ線１の一端部６に接触する集電子、４は
集電子３の保護ケース、５はトロリ線１を絶縁カ
バー２を介して構造体（図示せず）に取付けるた
めのハンガである。
上述した各部からなるトロリ用集電装置は、集
電子３が保護カバー４に嵌合され、上記集電子３
がばね（図示せず）により所定の押圧力でトロリ
線１の円弧状に湾曲した一端部６に押付けられて
接触走行する。しかし、トロリ線１の布線精度誤
差や保護ケース４の走行中の揺れ、またトロリ線
１と集電子３の接触面が断面円弧状であること
で、集電子３にはトロリ線１の一端部６と接線方
向に向う分力が働くため、第３図に示すように、
集電子３が左，右どちらかに偏る。
電子３が保護カバー４に嵌合され、上記集電子３
がばね（図示せず）により所定の押圧力でトロリ
線１の円弧状に湾曲した一端部６に押付けられて
接触走行する。しかし、トロリ線１の布線精度誤
差や保護ケース４の走行中の揺れ、またトロリ線
１と集電子３の接触面が断面円弧状であること
で、集電子３にはトロリ線１の一端部６と接線方
向に向う分力が働くため、第３図に示すように、
集電子３が左，右どちらかに偏る。
この偏りは、トロリ線１と集電子３との接触面
が円弧状であることから、一たん生じると回復せ
ず、集電子３が絶縁カバー２の内側面と接触し
て、このカバー２で集電子３の側面が削られて偏
摩耗を起し、集電子３の寿命を正常な摩耗寿命に
比べて著しく低下させる。また、保護ケース４の
内側面と絶縁カバー２の外側面とが接触して、集
電子３の走行妨害となることがあり、さらに接触
圧が大きくなると集電子３の脱線事故につながる
危険があるという欠点があつた。
が円弧状であることから、一たん生じると回復せ
ず、集電子３が絶縁カバー２の内側面と接触し
て、このカバー２で集電子３の側面が削られて偏
摩耗を起し、集電子３の寿命を正常な摩耗寿命に
比べて著しく低下させる。また、保護ケース４の
内側面と絶縁カバー２の外側面とが接触して、集
電子３の走行妨害となることがあり、さらに接触
圧が大きくなると集電子３の脱線事故につながる
危険があるという欠点があつた。
この考案は、集電子と少なくとも一側面に、保
護ケースに一端部を固定したばね８によつて、耐
摩耗性のガイドを支持させることにより、上述し
た従来のものの欠点を解消して、集電子の偏摩耗
を防ぎ、長寿命で、しかも脱線の恐れのないトロ
リ用集電装置を提供することを目的としている。
護ケースに一端部を固定したばね８によつて、耐
摩耗性のガイドを支持させることにより、上述し
た従来のものの欠点を解消して、集電子の偏摩耗
を防ぎ、長寿命で、しかも脱線の恐れのないトロ
リ用集電装置を提供することを目的としている。
以下、この考案の一実施例を第４図、第５図に
よつて説明する。
よつて説明する。
第４図，第５図中、第１図，第２図と同一符号
は同一部分を示し、７，７ａは集電子３の両側面
と絶縁カバー２の突出部内側面との間に配置され
たガイドであり、８，８ａは一端部が集電子３の
保護ケース４底面に固定され、他端部が上記ガイ
ド７，７ａ末端部に固定されて、これらを集電子
３の両側面に押圧支持し、ガイド７，７ａをトロ
リ線２側に押付ける板状のばねである。また、上
記ばね７，７ａは、耐摩耗性にすぐれていると共
に、絶縁カバー２との相性がよい、ばね用ステン
レス鋼などの材料で作られている。
は同一部分を示し、７，７ａは集電子３の両側面
と絶縁カバー２の突出部内側面との間に配置され
たガイドであり、８，８ａは一端部が集電子３の
保護ケース４底面に固定され、他端部が上記ガイ
ド７，７ａ末端部に固定されて、これらを集電子
３の両側面に押圧支持し、ガイド７，７ａをトロ
リ線２側に押付ける板状のばねである。また、上
記ばね７，７ａは、耐摩耗性にすぐれていると共
に、絶縁カバー２との相性がよい、ばね用ステン
レス鋼などの材料で作られている。
上述したように、この実施例では、集電子３の
両側面に耐摩耗性のガイド７，７ａを設けたの
で、集電子３と絶縁カバー２との直接的接触を防
止し、また集電子３の長手方向の中心をトロリ線
１の長手方向中心に正しく合せることができる。
両側面に耐摩耗性のガイド７，７ａを設けたの
で、集電子３と絶縁カバー２との直接的接触を防
止し、また集電子３の長手方向の中心をトロリ線
１の長手方向中心に正しく合せることができる。
さらに、ガイド７，７ａはばね８，８ａによつ
て支持されているので、集電子３が摩耗するにし
たがつて後退し、この集電子３が摩耗限まで使用
することが可能である。
て支持されているので、集電子３が摩耗するにし
たがつて後退し、この集電子３が摩耗限まで使用
することが可能である。
なお、この実施例の上述した以外の構成、動作
は第１図、第２図に示すものと同様であるから説
明を省略する。
は第１図、第２図に示すものと同様であるから説
明を省略する。
この考案において、ガイドおよびばねは集電子
が偏るその一側面にだけ設けても効果があるが、
上記実施例のように集電子の両側面に設けること
が好ましい。
が偏るその一側面にだけ設けても効果があるが、
上記実施例のように集電子の両側面に設けること
が好ましい。
以上説明したとおり、この考案のトロリ用集電
装置は、集電子の少なくとも一側面に耐摩耗性の
ガイドを設けたので、集電子と絶縁カバーとの直
接的接触を防止することができ、また保護ケース
に固定したばねで上記ガイドを集電子の側面に支
持させたので、ガイドが集電子の先端部からの摩
耗と共に後退することと相まつて、従来のもので
は集電子の寿命が側面の偏摩耗で規制されていた
のが、集電子先端部の摩耗によつて規制される上
に、その摩耗限まで使用できて、集電子の長寿命
化が可能になり、さらに集電子の保護ケース内側
面と絶縁カバー外側面との接触による集電子の走
行妨害や脱線の防止もできるという効果がある。
装置は、集電子の少なくとも一側面に耐摩耗性の
ガイドを設けたので、集電子と絶縁カバーとの直
接的接触を防止することができ、また保護ケース
に固定したばねで上記ガイドを集電子の側面に支
持させたので、ガイドが集電子の先端部からの摩
耗と共に後退することと相まつて、従来のもので
は集電子の寿命が側面の偏摩耗で規制されていた
のが、集電子先端部の摩耗によつて規制される上
に、その摩耗限まで使用できて、集電子の長寿命
化が可能になり、さらに集電子の保護ケース内側
面と絶縁カバー外側面との接触による集電子の走
行妨害や脱線の防止もできるという効果がある。
第１図は従来のトロリ用集電装置を示す断面
図、第２図は同側面図、第３図は同集電子の偏摩
耗状態を示す断面図、第４図はこの考案の一実施
例によるトロリ用集電装置を示す断面図、第５図
は同集電子およびガイドの側面図である。 １……トロリ線、２……絶縁カバー、３……集
電子、４……保護ケース、５……ハンガ、６……
トロリ線の一端部、７，７ａ……ガイド、８，８
ａ……ばね。なお、図中同一符号は同一または相
当部分を示す。
図、第２図は同側面図、第３図は同集電子の偏摩
耗状態を示す断面図、第４図はこの考案の一実施
例によるトロリ用集電装置を示す断面図、第５図
は同集電子およびガイドの側面図である。 １……トロリ線、２……絶縁カバー、３……集
電子、４……保護ケース、５……ハンガ、６……
トロリ線の一端部、７，７ａ……ガイド、８，８
ａ……ばね。なお、図中同一符号は同一または相
当部分を示す。
Claims (1)
- 断面がほぼひようたん状のトロリ線１と、この
トロリ線１の一端部６と接触して走行する集電子
３と、上記トロリ線１外周面の他端部および両側
部を覆つて集電子３の両側方に突出する絶縁カバ
ー２とを備えたトロリ用集電装置において、上記
集電子３の少なくとも一側面に、集電子３の保護
ケース４に一端部を固定したばね８によつて、耐
摩耗性のガイド７を支持し、ガイド７を絶縁カバ
ー２の内側面と対向させて配置したことを特徴と
するトロリ用集電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19415481U JPS58103504U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | トロリ用集電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19415481U JPS58103504U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | トロリ用集電装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58103504U JPS58103504U (ja) | 1983-07-14 |
| JPS6213366Y2 true JPS6213366Y2 (ja) | 1987-04-07 |
Family
ID=30107482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19415481U Granted JPS58103504U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | トロリ用集電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58103504U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63202202A (ja) * | 1987-02-13 | 1988-08-22 | Matsushita Electric Works Ltd | 絶縁トロリ−の集電装置 |
-
1981
- 1981-12-29 JP JP19415481U patent/JPS58103504U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58103504U (ja) | 1983-07-14 |
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