JPS62132663A - インクリボンカセツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はインクリボン力セッ゛トに係り、さらに詳しく
は回動レバーの一端に巻き取りギヤを備えたインクリボ
ンカセットに関するものである。

［従来の技術］ 各種のプリンタにおいては、インクリボンを走行自在に
収容したインクリボンカセットが着脱自在に取り付けら
れている場合が多い。

このようなインクリボンカセット内には、未使用のイン
クリボンを巻き付けられたリボン供給用のハブと、使用
済みのインクリボンを巻き取る巻き取り用のハブとが設
けられている。

そして、巻き取り用のハブは、回動レバーの先端部に取
り付けられた巻き取りギヤに常時接している。

モして回動レバーは、巻き取り用のハブに巻き付けられ
た使用済みのインクリボンの巻き径が大きくなるに従い
、巻き取り用のハブから離れるようにスプリングにより
附勢されている。

［発明が解決しようとする問題点］ 上述したような構造を採用すると、回動レバーはその一
端を回動自在に軸承された構造となっているだけであり
、回動レバーの先端が上下に変位したすし、巻き取り用
のハブに巻き付けられるインクリボンに巻き乱れが生じ
てしまうという問題点があった。

［問題点を解決するための手段］ 本発明においては上述した問題点を解決するために、回
動レバーの基端を軸承する軸の上端に突片を設け、この
突片により回動レバーの基端の上面をおさえる構造を採
用した。

［作　用］ 上述したような構造を採用すると、突片により回動レバ
ーの基端の上面が常におさえられているため、回動レバ
ーの浮き」二がりを防止することができ、使用済みのイ
ンクリボンの巻き乱れが生じない。

［実施例］ 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。

第１図〜第３図は本発明の一実施例を説明するもので、
第３図には本発明が適用される記録装置の一例としてタ
イプライタな示しである。

第３図において符号ｌで示すものは制御部で、−上面に
はキーボードが、内部には制御回路が収容されている。

この制御部ｌの後方には、記録部２が設けられている。

記録部２にはプラテン３．キャリッジ５．キャリッジの
駆動手段６等が設けられており、キャリッジ５には活字
ホイール８．ハンマ９及び着脱自在なインクリボンカセ
ット７が設けられている。

インクリボンカセット７は第１図及び第２図に示すよう
に構成されている。

このインクリボンカセ・ント７は」二ケース７ａと下ケ
ース７ｂとから構成されており、左右の腕７ｃ、７ｄを
有する。

インクリボンカセット７内には未使用のインクリボン４
が巻き付けられた供給用のハブ４ａが回転自在に軸承さ
れており、ここから引き出されたインクリボンは腕７ａ
から腕７Ｃへ導かれるガイドローラ７ｅに接して、巻き
取り用のハブ１３に巻き取られる。

この巻き取り用のハブ１３は下ケース７ｂに突設された
ピン７ｆに回転自在に軸承されており、その下面は下ケ
ース７ｂ上に突設されたリブ７ｇ上に接している。

一方、ハブ１３の近傍において、下ケース７ｂ上にはピ
ン１０が突設されており、このピン１０の上端部には対
向した位置に突片１０ａが水平に突設されている。

これら突片１０ａ、１０ａを結ぶ直線は後述する回動レ
バーの回動範囲外にある。

一方、符号１１で示すものは回動レバーで、合成樹脂等
から一体成形されており、その軸線方向に沿って長孔１
２が形成されており、その中央部には前記ピン１０が嵌
合される膨出部１２ａが形成されている。

こり長孔１２中には前記突片１０ａ、ｌｏａが嵌合され
る。

又、この回動レバー１１の下側において比較的大直径の
中間ギヤ１４が前記ピン１０に対して回転自在に嵌合さ
れている。

中間ギヤ１４もその中心部に突片１０ａ。

１０ａが嵌合される長孔１５が形成されており、その中
心部にはピン１０が回転自在に嵌合される膨出部１５ａ
が形成されている。

中間ギヤ１４と回動レバー１１の長孔１５゜１２中に突
片１０ａ、１０ａを嵌合させると、突片１０ａは夫々回
動レバー１１の−り面に接する状態となる。

従って、長孔１２の軸線方向と、突片１０ａ。

１０ａを結ぶ直線が交差するように回動レバー１１を回
動させると、回動レバー１１の基部は突片１０ａ、１０
ａに押えられて浮きあがることはない。又、中間ギヤ１
４は回動レバー１１に押えられてピン１０から抜は出さ
ない。

一方、回動レバー１１の先端部近傍の上面には立ち上っ
た状態で筐体部１６が一体的に設けられている。

筐体部１６と回動レバー１１の対向する位置には奥側が
円形に形成された切欠部１６ａ、ｌｌａが形成されてい
る。

下側に位置する切欠部１１ａ中には軸１７が回転自在に
軸承される。軸１７の下端には前記中間ギヤ１４と噛合
するピニオンギヤ１８が一体的に形成されている。

又、軛１１７の上端部にはピン１７ａが形成されており
、これと同志−Ｌに段部１７ｂが形成されている。

この段部１７ｂには薄肉の送りギヤ１９が嵌合固定され
る。

一方、筐体部１６の切欠部１６ａ中には軸２０の−）一
端が回転自在に嵌合され、この軸２０は送りギヤ１９を
挟んで前記軸１７に連結され、一体化される。

又、回動レバー１１の先端部と下ケース７ｂ上において
、前記供給用の／＼ブ４ａ側に寄った位置に突設された
ピン７ｈとの間にはスプリング２１が張架されている。

従って、回動レバー１１はスプリング２１により巻き取
り用の／＼ブ１３側に向って回動習性を与えられており
、送りギヤ１９はハブ１３に巻き付けられたインクリボ
ンに常に押し付けられている。

なお、インクリボン４は回動レバー１１の筐体部１６の
外周面に沿ってハブ１３側に導かれる。

一方、下ケース７ｂの角部には透孔７１が形成されてお
り、この透孔７１中には軸２２の下端が回転自在に軸承
されている。

軸２２の下端部には前記中間ギヤ１４と噛合するギヤ２
３が一体的に設けられている。

又、軸２２の上端部には外部から操作できる手動用のノ
ブ２４が一体的に設けられている。

又、回動レバー１１の先端部の回動軌跡に沿って円弧状
にガイド板２５が下ケース７ｂと一体的に設けられてお
り、回動レバー１１の先端部がガイド板２５の下面に接
している。

次に、以上のように構成された本実施例の動作について
説明する。

回動レバー１１はスプリング２１によって第１図中時計
方向への回動習性を与えられているため、送りギヤ１９
はハブ１３に巻き付けられたインクリボン４に接してい
る。

この状態でインクリボンカセット７がキャリッジ上に装
着される。

キャリッジに装着されると、図示を省略した駆動軸が軸
２２の下側から嵌合し、軸２２を回転させ、キャリッジ
の走行に従って中間ギヤ１４を介してギヤ１８が回転さ
れるため、これと一体の送りギヤ１９が回転され、ハブ
１３に巻き付けられたインクリボンに食い込み、使用済
みのインクリボンをハブ１３に巻き取る。

一方、ハブ１３に巻き付けられたインクリボンの巻き径
が大きくなると回動レバー１１はスプリング２１の引張
力に抗して第１図中反時計方向に回動する。

この回動時において、回動レバー１１はその基部をピン
ｌＯの突片１０ａ、１０ａによって押えられており、か
つ回動レバー１１の先端部はガイド板２５の下側に位置
しているため、回動レバー１１はぶれることなく回動す
る。

従って、インクリボン４を常に一定の位置で巻き取るこ
とになり、巻き乱れが生じることがない。

なお、上述した実施例にあっては回動レバー１１の先端
部をガイド板２５によって押えた状態で案内する構造を
採用したら、回動レバー１１を比較的剛性の高い材質か
ら構成すれば突片１０ａ、１０ａだけでも回動レバーの
ぶれを防止することができる。

更に、上述した実施例においては突片の形状を四辺形の
ものとして例示したが、その形状は任意であり、回動レ
バーを押圧支持できる構造であればどのような形状でも
よい。

また、ガイド板２５の形状も図示の構造のものに限らす
回動レバーの先端部がはいる溝を有するもの等信の構造
を採用することができる。

［効　果］ 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ハブ
に巻き付けられたインクリボンに接する送りギヤを有す
る回動レバーの基部を回動レバーを軸承するピンに設け
られた突片によって押えた構造を採用しているため、回
動レバーにぶれが生じることがなく巻き取られるインク
リボンに巻き乱れが生じることがない。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を説明するもので、第１図はイン
クリボンカセットの一部破断乎面図、第２図は要部の分
解斜視図、第３図はタイプライタの斜視図である。 ４・・・インクリボン ７・・・インクリボンカセット

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）インクリボンが巻き付けられた供給用のハブと、イ
   ンクリボンを巻き取るハブと、一端を回動自在に軸承さ
   れ、他端にリボン送りギヤを有し、このリボン送りギヤ
   が巻き取り用のハブに向って常時押圧される方向へ回動
   力を与えられた回動レバーを備えたインクリボンカセッ
   トにおいて、前記回動レバーの支軸の先端に突片を設け
   、この突片によって回動レバーの基端を押圧支持したこ
   とを特徴とするインクリボンカセット。 ２）回動レバーの先端を案内するガイド板をカセットと
   一体に設けたことを特徴とする特許請求の範囲第１項に
   記載のインクリボンカセット。