JPH0349886Y2 - - Google Patents

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JPH0349886Y2
JPH0349886Y2 JP7189385U JP7189385U JPH0349886Y2 JP H0349886 Y2 JPH0349886 Y2 JP H0349886Y2 JP 7189385 U JP7189385 U JP 7189385U JP 7189385 U JP7189385 U JP 7189385U JP H0349886 Y2 JPH0349886 Y2 JP H0349886Y2
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JP
Japan
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carriage
hammer
type
swinging
rack
Prior art date
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Expired
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JP7189385U
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English (en)
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JPS61186451U (ja
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Publication date
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  • Common Mechanisms (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は小型プリンタの印字機構に関し、より
詳しくは印字ハンマーの駆動部に関する。
(従来技術) 記録紙に沿つて走行するキヤリツジに活字輪と
ハンマーを搭載し、桁送りの都度走行方向に沿つ
て配設したラツクによりハンマーを揺動させて活
字輪上の指定された1つの活字を記録紙上に押圧
するようにしたプリンタ機構は、特開昭58−
24455号公報等において開示されている。
この種の装置は桁送りの行程において同時に印字
することができるため、高速印字に適している
が、反面、キヤリツジの復帰行程においてラツク
がハンマーを揺動させてしまうことになるため、
復帰時にはラツクをハンマーの移動領域外に退避
させなければならず、このためにソレノイド等の
部材が必要となつて機構を複雑にするほか、長期
に使用した場合には、部材間にガタが生じて印字
動作に支障をきたすといつた問題も生じる。
(目的) 本考案はかかる問題に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、復帰行程においてもハ
ンマーを作動させることのない構造簡単かつ作動
の確実な印字機構を提供することにある。
(目的達成のための手段) すなわち、本考案はかかる目的を達成すべく、
キヤリツジ上に支持され、かつ活字輪に作用して
その選択された1つの活字を内部から押圧する揺
動可能なハンマー部材に、その揺動面に対して直
角に揺動する揺動部材を枢支するとともに、この
揺動部材の一部を、走行方向終端側に上向き傾斜
案内面を設けた多数の歯を有するラツク部材に当
接させ、復帰走行時には揺動部材のみを揺動させ
てラツク部材上の歯を乗り越えさせるようにした
小型プリンタの印字機構にある。
(実施例) そこで、以下に本考案の詳細を図示した実施例
に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例をなす印字機構を示
したものであつて、図中符号1は、フレームに固
設されたガイドレールに走行可能に取付けられた
キヤリツジで、このキヤリツジ1には、その上面
に走行方向に対して垂直な軸2が一体的に突出形
成され、そこには活字輪3がスリーブ7を介して
回転可能に遊嵌されている。このスリーブ7には
また、走行方向に平行に配設された互いに逆方向
に回転する図示しない2条のウオームと噛合う活
字輪歯車6が取付けられていて、2つのウオーム
を同時に回転させることにより活字輪3に活字選
択のための回転を、一方のウオームを停止させる
ことにより活字輪歯車6を介してキヤリツジ1の
桁送りを、他方のウオームを停止させることによ
りキヤリツジ1のホームポジシヨンへの復帰走行
を行なわせるように構成されている。
ところで、このキヤリツジ1の一端には、一端
が活字輪3の上部に達する1つのハンマーレバー
8が軸9に回動可能に取付けられており、また、
このレバー8の先端に設けた凹孔10には、活字
輪3上に巻付けた活字ベルト4上の活字5をその
背面から外方へ突出させるためのハンマー11
が、活字輪3内においてそれと同一平面内で回動
し得るように取付けられている。
ところで、このハンマーレバー8には、その取
付け部付近に走行方向と直角に外方へ伸びる軸1
3が一体的に突出形成され、ここには揺動レバー
14が上下に揺動可能に取付けられていて、キヤ
リツジ1の走行方向に沿つてフレーム上に取付け
られたラツク15(第2図)に対し、桁送り行程
(図中左方への走行行程)においてはラツク15
の歯15aによりハンマーレバー8を活字5に向
けて水平に揺動させ、また図中右方向への復帰行
程には、歯15aのエンドポジシヨン側上面に設
けた上向き斜面15bにより揺動レバー14のみ
を上下に揺動させるように構成されている。
なおこの実施例では、さらに活字輪3として数
字用と記号用の2つの活字輪3a,3bがスリー
ブ7上に取付けられ、これらを選択的に印字位置
へシフトすべく、活字輪3と活字輪歯車6との間
に緩く嵌められた板状のシフトレバー16によつ
て支持するとともに、このシフトレバー16をキ
ヤリツジ1上の軸2を挟んでその両側に設けた互
いに逆向きの上向き傾斜面17を有する台形状の
ガイド18上に載置した上、ホームポジシヨンの
2,3桁手前に設けた図示しないフレーム上の突
部に突当たらせることにより左右に回動させて、
キヤリツジ1がホームポジシヨン近傍を通過する
都度、このシフトレバー16を走行方向に応じて
上下動させ、2つの印字輪3a,3bの一方を選
択的に印字位置へ対向させるように構成したもの
であり、図中符号20はシフトレバー16上に設
けたインクローラを示している。
このように構成された装置において、互いに逆
向きに回転する2条のウオームを記録信号に応じ
て回転させ、キヤリツジ1をその位置に停止させ
たまま活字輪歯車6を介して指定された活字5が
記録紙s面と対向するまで活字輪3を図中矢印方
向に回転させた後に一方のウオームを停止させ
る。これにより、活字輪歯車6は停止したウオー
ム上を転動しつつ活字輪3を図中時計方向に回動
させながらキヤリツジ1を左方向へ1桁分走行さ
せるが、この走行に伴つて、揺動レバー14はラ
ツク15の歯15aにより押上げられ、軸13を
介してこれと一体となつたハンマーレバー8を反
時計方向に回動し、その先端のハンマー11を指
定された活字5の背面に押当ててこれを記録紙面
に当接させて印字を行なう(第3図a)。
以上の各動作が進行し、キヤリツジ1がエンド
ポジシヨンに達するか、もしくはその途中におい
て行替えの必要が生じると、つぎに指令信号に応
じて他方のウオームを停止させる。
これにより、活字輪歯車6はさきと逆の回転駆
動力を受け停止したウオーム上を転動し、これと
一体のキヤリツジ1を待期位置へと図中右方へ走
行させるが、この走行に伴つて、揺動レバー14
はラツク15の歯15aのエンドポジシヨン側
(図中左側)に設けた上向き斜面15bに案内さ
れつつ、ハンマーレバー8から外方に突出した軸
13を支点として上下に揺動を繰返し、ハンマー
レバー8を回動させることなくラツク15の歯1
5aを次々に乗り越えてキヤリツジ1とともにホ
ームポジシヨンへと復帰する。
(効果) 以上述べたように本考案によれば、キヤリツジ
上で揺動するハンマー部材に、その揺動面と直角
に揺動する揺動部材を枢支し、その先端を、走行
方向終端側に上向き傾斜案内面を設けたラツク部
材上の歯に当接させるようにしたので、ラツク部
材をプリンタ本体上に一体的に固定する構成を採
つているにも関わらず、ハンマー部材を揺動させ
ることなくキヤリツジの復帰を可能とし、ラツク
部材を移動させるための部材を不要となして機構
を大幅に簡素化することができると同時に、ラツ
ク部材の正確かつ強固な位置決めを可能となし
て、長期にわたるハンマーの正確な作動を確保す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す印字機構の分
解斜視図、第2図はその上面図、第3図a,bは
桁送り時及び復帰時におけるハンマーの動きを示
す説明図である。 1……キヤリツジ、3……活字輪、8……ハン
マーレバー、11……ハンマー、14……揺動レ
バー、15……ラツク、15b……上向き傾斜案
内面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤリツジ上に支持され、かつ活字輪に作用し
    てその選択された1つの活字を内部から押圧する
    揺動可能なハンマー部材に、その揺動面に対して
    直角に揺動する揺動部材を枢支するとともに、該
    揺動部材の一部を、走行方向終端側に上向き傾斜
    案内面を設けた多数の歯を有するラツク部材に当
    接させたことを特徴とする小型プリンタの印字機
    構。
JP7189385U 1985-05-15 1985-05-15 Expired JPH0349886Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7189385U JPH0349886Y2 (ja) 1985-05-15 1985-05-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7189385U JPH0349886Y2 (ja) 1985-05-15 1985-05-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61186451U JPS61186451U (ja) 1986-11-20
JPH0349886Y2 true JPH0349886Y2 (ja) 1991-10-24

Family

ID=30609791

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JP7189385U Expired JPH0349886Y2 (ja) 1985-05-15 1985-05-15

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JPS61186451U (ja) 1986-11-20

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