JPS6036467Y2 - タイプライタ−の印字素子シフト装置 - Google Patents

タイプライタ−の印字素子シフト装置

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Publication number
JPS6036467Y2
JPS6036467Y2 JP2074380U JP2074380U JPS6036467Y2 JP S6036467 Y2 JPS6036467 Y2 JP S6036467Y2 JP 2074380 U JP2074380 U JP 2074380U JP 2074380 U JP2074380 U JP 2074380U JP S6036467 Y2 JPS6036467 Y2 JP S6036467Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
shift
cam
printing element
cam surface
rotating member
Prior art date
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Expired
Application number
JP2074380U
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JPS56123244U (ja
Inventor
尚夫 倉地
武男 伊藤
進 葛谷
博 小野田
Original Assignee
ブラザー工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野及び考案の目的 この考案は多数の文字が第1及び第2の群に分割配備さ
れた単一の印字素子を有し、その印字素子を適宜シフト
動作させることにより、いずれかの群を選択してプラテ
ンに対応させるようにしたタイプライタ−に関するもの
であって、その目的は前記のシフト動作を常に確実に行
わせて、正確な文字選択を行い得るようにした印字素子
シフト装置を提供することにある。
実施例 以下、この考案を具体化した一実施例を図面に基ツいて
説明すると、タイプライタ−のフレーム(図示しない)
の一部に支持され、モータ等の駆動源(図示しない)に
作動連結された駆動軸1には、外周をカム面2とした駆
動カム部材3が偏心状に固定されるとともに、その駆動
カム部材3と隣接してバックストップ部材4が固定され
、そのバックストップ部材4の外周には180度の間隔
をもって一対の三角形状突起5が一体形成されている。
そして、前記駆動軸1は、タイプライタ−前面側のシフ
トキー6が押下げ操作されることにより、180度回動
されて、前記駆動カム部材3及びバックストップ部材4
が第1図に示す原位置から第3図に2点鎖線で示す作動
位置に回動され前記シフトキー6の押下げ操作が解除さ
れることにより、第1図の原位置に回動復帰されるよう
になっている。
又、単一の印字素子としての印字ヘッド50はその外周
に多数の活字を有し、第5図に示すようにその活字群は
小文字群よりなる第1の群51と、大文字群よりなる第
2の群52とに分割配備されている。
この両群51,52の選択は印字ヘッド50の横回動運
動(ローティト選択運動)により行われる。
前記駆動カム部材3の近傍位置には、従動レバー7がそ
の中間部において軸8により回動可能に支持され、その
従動レバー7の一端部には駆動カム部材3を包囲するよ
うに2叉状様合部9が形成されており、常にはスプリン
グ11の付勢力により、その保合部9の一方の脚部10
が駆動カム部材3のカム面2に係合するとともに、他方
の脚部12と前記カム面2との間にわずかな間隙が形成
されるようになっている。
従って、駆動カム部材30180度ごとの回動によって
、従動レバー7は第1図に示す位置と、第3図に2点鎖
線で示す位置とに回動される。
なお、カム面2と脚部12との間の前記間隙は、駆動カ
ム部材3の回動初期における駆動カム部材3及び駆動軸
1に対する摩擦トルクを回避するためのものである。
前記両脚部10.12間にはスプリング13が設けられ
、そのスプリング13は、前記駆動カム部材3が前記原
位置及び作動位置にあるときに、前記バックストップ部
材4の一方の突起5に係合して、駆動カム部材3及び駆
動軸1の妄動を防止するようになっている。
前記従動レバー7のスプリング11側端部には軸14に
より連結杆15の一端部が連結されている。
プラテン16は、固定位置のキャリッジレール17上を
移動可能なキャリッジ18上に支持されている。
前記キャリッジレール17の底板部19の下面には、第
2図に示すように、軸20によりほぼ扇形状の回動部材
21が回動可能に支持され、前記連結杆15の他端部が
軸22によりこの回動部材21の中間部に連結されてい
る。
従って、この回動部材21は、前記従動レバー7の回動
により連結杆15を介して左右に回動され、従動レバー
7が第1図の原位置にあるときには、第2図及び第4図
に2点鎖線で示すように第1の位置に回動され、従動レ
バー7が第3図に2点鎖線で示す作動位置にあるときに
は、第4図に実線で示す第2の位置に回動される。
前記回動部材21の末広側周縁にはカム部23が形成さ
れ、そのカム部23には、回動部材21の回動中心から
の距離が連続的に増大する第1のカム面24と、その第
1のカム面24の最大径部と連続−前記回動中心からの
距離がその最大径部と等しい第2のカム面25と、その
第2のカム面25と連続するストッパ部26とが形成さ
れている。
なお、回動部材21の一側には前記連結杆15の下面を
支持する突出片27が一体形成されている。
前記回動部材21の一例上方において、キャリッジレー
ル17の底板部19下面には軸28により停止部材29
が回動可能に支持され、その一側に設けられた段付きね
じ30とキャリッジレール17に形成された長孔31の
作用による任意の回動位置に微調整して固定し得るよう
になっている。
この停止部材29の一側縁には回動中心からの距離が連
続的に変化する停止カム面32が形成されている。
前記回動部材21のカム部23の近傍位置において、前
記キャリッジレール17の底板部19下面には、軸33
によりシフト部材34がその一端部において回動可能に
支持されている。
このシフト部材34の一端部は断面コの字状をなし、上
板部36の先端には長孔35が透設されるとともに、下
板部38の内側面には前記カム部23に係合可能なフォ
ロワーピン37が突設され、後述するスプリングのばね
力によって前記カム部23に圧接されている。
従って、回動部材21の回動にともない、カム部23の
作用によりシフト部材34が軸33を中心に回動され、
第2図に示すように、回動部材21が第1の位置にある
ときには、このシフト部材34が第1のシフト位置に回
動され、その上板部36の周縁が前記停止部材29の停
止カム面32に係合してその位置で位置決めされる。
又、回動部材21が第4図に示す第2の位置にあるとき
には、フォロワーピン37と第2のカム面25との係合
により、シフト部材34が第2のシフト位置まで回動さ
れ、その位置で位置決めされる。
前記シフト部材34の長孔35には段付きねじ39が挿
入されて、その上端部のねじ部40においてナツト41
により移動調整可能に固定されている。
前記段付きねじ39の大径部42にはプーリカバー43
が、又その大径部42の下部の小径部44にはプーリ4
5がそれぞれ回動可能に支持されている。
前記プーリカバー43の上面外周の一部にはピン46が
植設され、前記シフト部材34の上板部36の周縁に形
成した2叉部47に移動可能に嵌入されている。
前記プーリ45の周面には印字ヘッド50と、前記ロー
ティト選択機構との間に張設された伝達ワイヤ48が周
回され、ローティト選択機構の作動が印字ヘッド50に
伝達されるようになっている。
この伝達ワイヤ48には印字ヘッド50部に設けられた
スプリング(図示しない)のばね力が作用しており、そ
のばの力により前記シフト部材34がプーリ45を介し
て第2図の時計方向に回動付勢され、常にはそのフォロ
ワーピン37が前記カム部23に係合されるようになっ
ている。
そして、シフト部材34が第2図に示す第1のシフト位
置にあるときには、印字ヘッド50は第1の゛群51が
プラテン16に対向する原位置に保持され、シフト部材
34が第4図に示す第2のシフト位置に回動されたとき
には、伝達ワイヤ48が引かれて印字ヘッド50は第2
の群52がプラテン16に対向するシフト位置まで回動
されるようになっている。
次に、このように構成された印字素子シフト装置の作用
を説明する、さて、第1図はシフトキー6が押下げ操作
を受けていない状態を示している。
この状態においては駆動カム部材3が原位置に保持され
ており、連結杆15を介して回動レバー21が第2図に
示す第1の位置に保持され、停止部材29との係合によ
りシフト部材34が第1のシフト位置に保持され、伝達
ワイヤ48を介して印字ヘッド50が原位置に保持され
ている。
この状態において、シフトキー6を押下げ操作すると駆
動カム部材3が180度回動されて従動レバー7が第3
図の2点鎖線で示す位置に回動され、連結杆15を介し
て回動部材21が第4図に示す第2の位置に回動される
このためフォロワーピン37が第2のカム面25と係合
して、シフト部材34が第2のシフト位置に回動され、
伝達ワイヤ48がプーリ45により引かれて印字ヘッド
50がシフト位置まで回動される。
そして、この状態にて印字キー(図示しない)を押下げ
操作すると大文字による印字が行われる。
その後シフトキー6の押下げ操作を解除すると、駆動カ
ム部材3が原位置に復帰して従動レバー7が復帰し、回
動部材21が第1の位置に復帰して、印字ヘッド50部
のスプリングにより伝達ワイヤ48、プーリ45を介し
て、シフト部材34が停止部材29の停止カム面32に
係合する第1のシフト位置まで回動復帰される。
このように、シフトキー6の押下げ操作により、このシ
フト装置が確実に作動して印字ヘッド50がシフト動作
し、その後シフトキー6の押下げ解除により印字ヘッド
50は原位置に復帰される。
又、印字ヘッド50の各位置における正確な位置決めは
、まずシフト部材34が第4図に示すように第2の位置
にある回動部材21の第2のカム部25と、第2のシフ
ト位置にあるシフト部材34のフォロワーピン37との
係合により位置決めされた状態においてシフト部材34
に対するプーリ45の取付位置を調整することによって
印字ヘッド50のシフト位置を決定し、その後シフト部
材34の上板部36と停止部材29の停止カム面32と
の係合位置を調整することによって印字ヘッド50の原
位置を決定するように行われる。
考案の効果 以上実施例で例示したように、この考案は駆動カム部材
によって回動される回動部材の周縁にカム部を設け、そ
のカム部の作用により印字素子をシフト動作させるとと
もに、そのカム部及び微調整可能な停止部材により、前
記印字素子をシフト位置及び原位置においてそれぞれ位
置決めするように構成したことにより、シフト動作を常
に確実に行わせて正確な文字選択を行い得るとともに、
その各位置において正確な位置決めを行い得る優れた効
果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化したシフト装置の一部切断側
面図、第2図は同じく一部切断平面図、第3図は駆動カ
ム部の構成を拡大して示す一部切断側面図、第4図はシ
フト部材部の構成を拡大して示す一部切断平面図、第5
図は文字群を示す印字ヘッドの平面図である。 駆動カム部材3、シフトキー6、プラテン16、回動部
材21、カム部23、第1のカム面24、第2のカム面
25、停止部材29、シフト部材34、フォロワーピン
37、プーリ45、伝達ワイヤ48、印字ヘッド50、
第1の群51.第2の群52゜

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 多数の文字を第1及び第2の群51.52に分割して配
    備した単一の印字素子50を有し、その印字素子50を
    適宜シフトし、いずれかの群51.52を選択してプラ
    テン16に対応させるようにしたタイプライタ−におい
    て、 シフトキー6と、 常に原位置に保持され、前記シフトキー6の操作に基づ
    いて作動位置に回動する駆動カム部材3と、 その駆動カム部材3が原位置にあるとき第1の位置に保
    持され、前記駆動カム部材3が作動位置にあるとき第2
    の位置に回動させられるとともに、周縁の一部にカム部
    23が設けられた回動部材21と、 前記カム部23は少なくとも回動部材21の回動中心か
    らの距離が連続的に増大する第1のカム面24と、その
    第1のカム面24の最大径部と連続し、回動中心からの
    距離がその最大径部と等しい第2のカム面25とを有す
    ることと、 前記回動部材21のカム部23に常時圧接されるフォロ
    ワ一部37を有し、前記回動部材21が第1の位置にあ
    るとき第1のシフト位置に位置決めされ、前記回動部材
    21が第2の位置にあるとき前記カム部23の第2のカ
    ム面25と係合するフォロワ一部37によって第2のシ
    フト位置に位置決めされるシフト部材34と、 そのシフト部材34を第1のシフト位置に位置決めする
    ためシフト部材34が係合する位置調整可能な停止部材
    29と、 前記シフト部材34の移動を前記印字素子50に伝達し
    、印字素子50の各群51.52を前記プラテン16と
    対応させる伝達手段45.48とより樹皮したことを特
    徴とするタイプライタ−の印字素子シフト装置。
JP2074380U 1980-02-20 1980-02-20 タイプライタ−の印字素子シフト装置 Expired JPS6036467Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS56123244U JPS56123244U (ja) 1981-09-19
JPS6036467Y2 true JPS6036467Y2 (ja) 1985-10-29

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