JPS62130900A - 電子黒板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、電子黒板に関する。

従来技術 近年、黒板面に筆記された文字、図形等の画像を読取り
、プリンタに出ノＪしてハードコピーが得られるように
したものがある。ここに、このような電子黒板としては
シート巻取り方式とスキャナ移動方式とがある。

第２図はシート巻取り方式の一般的な電子黒板の構成を
示すものである。まず、−Ｎｕにホワイトシートと称さ
れるシート１が巻取り軸２と繰出し軸３との間にガイド
軸４．５を介して張設され、巻取り軸２の駆動によりシ
ート１が順次巻取り移動するように設定されている。そ
して、巻取り軸２近傍にてシート１の筆記面は蛍光灯６
によりスリット露光される。このシート１からの反射光
がミラー７、レンズ８を介してＣＣＤ等のイメージセン
サ−９に結像されることにより、シート１面上の画像が
読取られ、プリンタに出力されてハードコピーが得られ
るものである。

ところが、このような従来の電子黒板によれば、読取り
光学系を構成するためのスペースをかなり必要とする。

そして、ミラー７やレンズ８の角度調整が画像に大きく
影響するにも拘らず、電子黒板の移動等に際して位置ず
れを生じやすい。又、シート１面を蛍光灯６により照明
して反射させるものであり、反射の際に光が減少するた
め、蛍光灯６に大きな光量が要求されることになる。

目的 本発明は、このような点に鑑みなされたもので、読取り
光学系の構成を簡素化して装置の小型・薄型化を図るこ
とができる電子黒板を得ることを目的とする。

構成 本発明は、上記目的を達成するため、巻取り駆動される
透明シート状の”筆記媒体を設け、この筆記媒体上に筆
記された画像を光電変換して読取る読取り光学系を設け
るとともに、前記筆記媒体の裏面を受けてこの筆記媒体
に平坦部を形成する不透明なハードボードを設けたこと
を特徴とするものである。

以下、本発明の一実施例を第１図に基づいて説明する。

まず、前面に開口部１０を有する箱状の筐体１１が設け
られている。このような筺体１１内には駆動ローラ１２
と従動ローラ１３，１４との間に掛は渡した無端状の筆
記媒体としての透明シート１５が設けられている。そし
て、前記開口部１ｏに対応する透明シート１５の裏面に
は白色又は他の色に着色されたハードボード１６が密着
状態で位置固定されて設けられている。又、二のハード
ボード１６を避けた位置にて前記透明シート１５上に筆
記された文字、図形等の画像を光電変換して読取る読取
り光学系１７が設けられている。より具体的には、透明
シート１５を従動ローラ１３，１４の外から直角に露光
する蛍光灯１８と透明シート１５を透過した光像を結像
させるレンズ１９と結像を受けて光電変換するＣＣＤ等
のイメージセンサ−２ｏとにより構成された透過型のも
のであり、その光路はハードボード１６と平行状態で直
線的に設定されている。一方、筐体１１の適当な位置又
は外部には記録媒体供給装置２１から供給される記録媒
体（例えば、感熱紙）２２上に記録を行なう印字ヘッド
（例えば、サーマルヘッド）２３を備えたプリンタ２４
が設けられ、１狗記イメージセンサ−２０からの読取り
画像信号が制御回路２５を介して人力されるように設定
されている。

このような構成において、まず、透明シート１５上への
文字、図形等の書き込みは筐体１１の開口部】Ｏから露
出している部分に対して行なわれる。この際、この部分
の透明シート１５は裏面がハードボード１Ｇにより受け
られて平坦部２６が形成されているので、筆記具による
筆記に際して透明シート１５に撓わみを生ずることがな
く、筆記しやすいものとなる。これは透明シート１５上
に筆記した事項を拭き消す場合であっても同様である。

又、透明シート１５に対する筆記であっても、裏面には
不透明なハードボード１６が存在するので両者を合わせ
れば第２図の場合のホワイトシートと同様になり、筆記
内容が見やすいものとなる。更には、内部構造まで見え
ることがなく、体裁のよいものとなる。

このようにして透明シート１５上に筆記された画像につ
いてハードコピーを要する場合には、コピー釦を押すこ
とにより、駆動ローラ１２により透明シート１５が矢印
で示すように左方向に順吹巻取り移動する。この移動の
際に、透明シート１５は蛍光灯１８により露光され、こ
の透明シート１５を透過した光がレンズ１９によりイメ
ージセンサ−２０に結像される。つまり、画像の有無が
透過光の有無としてイメージセンサ−２０により検知さ
れ、光電変換されて制御回路２５に出力される。そして
、この制御回路２５ではイメージセンサ−２０からの読
取り信号を−Ｈメモリに格納した後又は直接的に印字ヘ
ッド２３に出力して、記録媒体２２に対して透明シート
１５上の画像のハードコピーを行なう。

このように、本実施例では筆記媒体として透明シルト１
５を用いているので、読取り光学系１７としても透過型
で直線配列構成のものとすることができ、単純にして高
性能の光学系とすることができ、装置（筐体１０）の小
型・薄型化が図れる。

又、このような光学系によれば単純であるので、装置の
移動や衝撃に対しても強い電子黒板とすることができる
。

効果 本発明は、上述したように透明シート状の筆記媒体を用
いたので、その読取り光学系としても透過型で直線状配
列のものとして構成することができ、単純にして高性能
化を図ることができるとともに、装置全体も小型・薄型
化を図ることができ、又、巻取り移動する筆記媒体の裏
面に対しては平坦部を形成する不透明なハードボードが
設けられているので、透明シート上への筆記作業性や筆
記内容の消去作業性を向−１ニさせることができ、がっ
、筆記内容を見やすいものとすることができるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す概略平面図、第２図は
従来例を示す概略平面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 巻取り駆動される透明シート状の筆記媒体を設け、この
   筆記媒体上に筆記された画像を光電変換して読取る読取
   り光学系を設けるとともに、前記筆記媒体の裏面を受け
   てこの筆記媒体に平坦部を形成する不透明なハードボー
   ドを設けたことを特徴とする電子黒板。