JPH067613Y2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH067613Y2
JPH067613Y2 JP4797488U JP4797488U JPH067613Y2 JP H067613 Y2 JPH067613 Y2 JP H067613Y2 JP 4797488 U JP4797488 U JP 4797488U JP 4797488 U JP4797488 U JP 4797488U JP H067613 Y2 JPH067613 Y2 JP H067613Y2
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JP
Japan
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screen
movable body
image sensor
image
light source
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Application number
JP4797488U
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JPH01151661U (ja
Inventor
孝一郎 坂本
正義 野田
重男 関口
重生 菊池
Original Assignee
東京電気株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、画像読取装置に関する。
従来の技術 従来、特開昭59−211376号公報に記載されてい
るように、画像が形成されたスクリーンを一方向に回転
させる過程で画像を光学的に読み取り、この読取信号を
電気信号に変換して複写するような電子黒板が最近市販
されている。
このような電子黒板の画像読取装置として、代表的な従
来例を第10図及び第11図に示す。まず、第10図に
示すものは、ローラ50に巻回されたスクリーン51を
光源52により照明し、ミラー53により反射されたス
クリーン51上の画像を集光レンズ54により収束して
イメージセンサ55に結像するものである。また、第1
1図に示すものは、スクリーン51の幅方向に沿うセル
フォックレンズ56と等倍のイメージセンサ57とを設
け、スクリーン51上の画像をセルフォックレンズ56
を通して等倍のイメージセンサ57に結像するものであ
る。
考案が解決しようとする問題点 しかし、第10図に示すものは、光源52とミラー53
と集光レンズ54とイメージセンサ55とを所定の配置
関係を保って光学ユニットを形成するが、光路長が長い
ので光学ユニットが大型化し、この光学ユニットの支持
構造を補強しない限り相互の位置が狂い易く調整が困難
で、製造コストが高くなる。しかも、光学ユニットは大
型であるため運搬も大変である。また、第11図に示す
ものは、光源52とセルフォックレンズ56とイメージ
センサ57とを近接配置させることができるので、光学
ユニットを小型化することができるが、スクリーン51
の画像を等倍でイメージセンサ57に結像するためにセ
ルフォックレンズ56等の長尺のレンズを必要とし、や
はりコストが高くなる。
問題点を解決するための手段 一対のローラに巻回されたエンドレスで幅広のスクリー
ンに照明用の光源を対向させて設け、前記スクリーンの
幅方向に沿って多数の光電変換素子が高密度に配列され
たイメージセンサを可動体で支持し、この可動体を前記
スクリーンに向けて付勢して支持機構により移動自在に
支持し、前記スクリーンの前記可動体と対向する位置で
前記スクリーンの内面を支える受け面を設け、前記イメ
ージセンサの両側に配置されるとともに前記可動体に回
転自在に支承されて外周の一部がこの可動体の表面から
突出する複数の回転体を設けた。
作用 スクリーン上の画像がイメージセンサに直接結像され
る。また、スクリーンが受け面に支えられ、スクリーン
方向に付勢された可動体はスクリーンと回転体との接触
により静止されるため、スクリーンの表面とイメージセ
ンサとのギャップが均一に維持され、これにより、幅広
のスクリーンを移動させても画像読取が正確になされ
る。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第9図に基づいて説
明する。第2図はフレーム1の水平断面図で、このフレ
ーム1の前面には大きな開口2が形成され、このフレー
ム1の両側には一方が駆動部(図示せず)に連結された
一対のローラ3,4が回転自在に支承され、これらのロ
ーラ3,4にはエンドレスで幅広のスクリーン5が巻回
されている。また、フレーム1の内部には光学ユニット
6が固定されている。
次に、この光学ユニット6の構造を第1図、第3図、第
4図に示す。スクリーン5の幅方向に沿う直管型の蛍光
灯による光源7を保持するユニット本体8には、この光
源7の両側に二本ずつ配置されてスプリング9により伸
張する支持機構であるプランジャ10の一端が固定され
ている。また、光源7に対向する透光部11が形成され
た可動体12がプランジャ10の他端に固定され、この
可動体12にはスクリーン5の幅方向に高密度で配列さ
れた光電変換素子14を透光部11に対向する透明基板
13に形成してなるイメージセンサ15が固定され、こ
れらの光電変換素子14と透明電極14aとは保護膜1
6により覆われている。さらに、可動体12にはイメー
ジセンサ15の両側に位置する窓17が複数個ずつ形成
され、これらの窓17から外周の一部を突出させたロー
ラ状の回転体18の軸部を回転自在に支承する軸受19
が可動体12に固定されている。これらの回転体18の
外周の一部が可動体12の表面から突出する突出量は、
スクリーン5の表面と光電変換素子14との間の所望の
ギャップに対応して設定されている。このギャップと
は、この実施例においては0.4ないし0.6mmであ
る。さらに、可動体12に対向してスクリーン5の内面
を支える受け面20がユニット本体8に形成されてい
る。
このような構成において、画像はフレーム1の開口2か
ら露出するスクリーン5の部分に筆記される。ローラ
3,4がスクリーン5とともに駆動されると筆記された
画像が光学ユニット6を通過する過程で読み取られる。
すなわち、スクリーン5は透光部11から透光される光
源7の照明光を受けて反射し、各光電変換素子14はス
クリーン5の画像情報に対応する光量を受光してそれぞ
れ光量に応じた電流を出力する。これらの出力は図示し
ないが公知のA/D変換器によりデジタル信号に変換さ
れてメモリに格納され、このメモリのデータをプリンタ
に呼び出して印字するものである。
このように、スクリーン5の幅方向に沿って多数の光電
変換素子14が高密度で配列されたイメージセンサ15
を、スクリーン5に近接して配置することにより、スク
リーン5の画像が直接イメージセンサ15に結像され
る。これにより、スクリーン5の画像を反射するミラー
やスクリーン5の画像をイメージセンサ上に結像する長
尺のレンズ等を不要とすることができ、したがって、光
学ユニット6の構造を小型化するとともに、コストダウ
ンを図ることができる。
また、イメージセンサ15が保持された可動体12は、
プランジャ10によりスクリーン5側に付勢されて移動
自在に支持されて受け面20で支えられたスクリーン5
と回転体18との当接により静止されるが、イメージセ
ンサ15の両側に回転体18が配列されているため、ス
クリーン5に対して可動体12と透明基板13とが平行
に維持されるとともに、スクリーン5と光電変換素子1
4とのギャップが調整作業を伴うことなく0.4ないし
0.6mmの小さな許容範囲に維持される。
第7図はモノラル画像の白黒の光信号を表わしたもので
あるが、これに対応して第8図に示すようにイメージセ
ンサ15が電気信号を出力する。この電気信号の出力を
iとすると、Modulation Transfer
Function(MTF)は次式で表される。
そして、スクリーン5と画素密度2画素/mmで配列され
た光電変換素子14との間のギャップを0.1の間隔で
変えた時のイメージセンサ15への入射光量及びMTF
の値を計算した結果が第9図に示すグラフである。この
結果、スクリーン5と光電変換素子14との間のギャッ
プは0.4ないし0.6mmが適切であることが確認され
た。このスクリーン5と光電変換素子14との間のギャ
ップは調整作業を伴うことなく回転体18とスクリーン
5との当接により自動的に設定される。
また、ローラ状の回転体18がスクリーン5上を転動す
るため、第5図に示すように外周に螺旋状の突条21を
形成することにより、画像上に対する回転体18の接触
面積を小さくすることができる。この接触によりスクリ
ーン5上の画像の一部に突条21の痕跡が付く。この痕
跡は僅かではあるが隣接する文字等の画像の上に直線上
に突条21の痕跡が付くと筋として認識され、これによ
り画像の汚点としてイメージされかねる。しかし、突条
21の螺旋状に形成されているため、第6図に仮想線2
2をもって示すように、スクリーン5上における突条2
1の痕跡は螺旋状に付く。これにより、隣接する文字毎
に突条21の痕跡が付く位置が異なり、痕跡そのものが
目立ち難い。しかも、実際にはスクリーン5上の画像は
印字用紙の大きさに応じて縮小されて印字されるため、
印字品質が損なわれる実感は与えられない。
前記実施例において、光学ユニット6をローラ3,4の
間におけるスクリーン5の平坦部分に対向させたが、光
学ユニット6をローラ3,4の一方の外周面上のスクリ
ーン5の屈曲面に対向させても良い。この場合は、ロー
ラ3又は4自身の外周面をもってスクリーン5の内面を
支える受け面とするものである。
考案の効果 この考案は上述のように構成したので、スクリーン上の
画像がこれに近接するイメージセンサに直接結像され、
また、スクリーンが受け面に支えられ、スクリーン方向
に付勢された可動体はスクリーンと回転体との接触によ
り静止されるため、スクリーンの表面とイメージセンサ
とのギャップが自動的に均一に設定され、これにより、
原画に忠実な読み取りがなされ、さらに、組立調整作業
が不要となり、スクリーンの画像を反射するミラーや長
尺のレンズ等を光学ユニット系から除去することができ
るため、構造の小型化と簡略化とが図られ、さらに、ス
クリーンに接触される回転体として外周に螺旋状の突条
が形成されたローラ状の回転体が用いられることによ
り、スクリーンの画像に対する回転体の接触の痕跡が目
立たなくなる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図はこの考案の一実施例を示すもの
で、第1図は光学ユニットを拡大した水平断面図、第2
図はフレームの内部構造を示す水平断面図、第3図は光
学ユニットを背面より見た斜視図、第4図は光学ユニッ
トにおけるイメージセンサと回転体との配列状態を示す
縦断正面図、第5図は回転体を拡大して示す正面図、第
6図はスクリーン上の画像に対する突条の痕跡を拡大し
て示す平面図、第7図は原画の光信号を示す説明図、第
8図はイメージセンサの出力を示す説明図、第9図はス
クリーンとイメージセンサとの間のギャップに対するイ
メージセンサへの入射光量及びMTF値の変化を示すグ
ラフ、第10図及び第11図は従来の電子黒板の画像読
取装置を示す斜視図である。 1……フレーム、2……開口、3,4……ローラ、5…
…スクリーン、7……光源、10……支持機構、11…
…透光部、12……可動体、14……光電変換素子、1
5……イメージセンサ、18……回転体、20……受け
面、21……突条

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に開口が形成された偏平なフレーム
    と、このフレームの両側に配置されて一方が駆動部に連
    結された一対のローラと、これらのローラに巻回された
    エンドレスで幅広のスクリーンと、前記フレームに内蔵
    されて前記スクリーンの表面に対向する照明用の光源
    と、前記スクリーンの幅方向に沿って多数の光電変換素
    子が高密度に配列されたイメージセンサと、前記光源に
    対向された透光部を有して前記イメージセンサを前記ス
    クリーンの表面に近接させて支持する可動体と、この可
    動体を前記スクリーンに向けて付勢して移動自在に支持
    する支持機構と、前記可動体に対向されて前記スクリー
    ンの内面を支える受け面と、前記イメージセンサの両側
    に配置されるとともに前記可動体に回転自在に支承され
    て外周の一部がこの可動体の表面から突出する複数の回
    転体とよりなることを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】回転体として外周面に突条が螺旋状に形成
    されたローラ状の回転体を用いたことを特徴とする請求
    項1記載の画像読取装置。
JP4797488U 1988-04-08 1988-04-08 画像読取装置 Expired - Lifetime JPH067613Y2 (ja)

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JP4797488U JPH067613Y2 (ja) 1988-04-08 1988-04-08 画像読取装置

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JP4797488U JPH067613Y2 (ja) 1988-04-08 1988-04-08 画像読取装置

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Publication Number Publication Date
JPH01151661U JPH01151661U (ja) 1989-10-19
JPH067613Y2 true JPH067613Y2 (ja) 1994-02-23

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JP4797488U Expired - Lifetime JPH067613Y2 (ja) 1988-04-08 1988-04-08 画像読取装置

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