JPS62129575A - 内燃機関の点火制御装置 - Google Patents

内燃機関の点火制御装置

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JPS62129575A
JPS62129575A JP27030885A JP27030885A JPS62129575A JP S62129575 A JPS62129575 A JP S62129575A JP 27030885 A JP27030885 A JP 27030885A JP 27030885 A JP27030885 A JP 27030885A JP S62129575 A JPS62129575 A JP S62129575A
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signal
ignition
date
terminal
output
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JP27030885A
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English (en)
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Tokihiro Tsukamoto
塚本 時弘
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内燃機関の点火制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、ガソリンエンジンでは、その気筒内の燃焼室
内に火花放電部が露出するように点火プラグが設けられ
ており、所要の点火制御装置によって所要の点火時期(
例えばMBT)で点火が行なわれるようになっている。
r  Ml’In+LtAI/ak l  &  : 
 L −J−?−)+1111S jf )しかしなが
ら、このような内燃機関では、1@焼サイクル中に1回
の点火(放電)しか行なわないので、例えばエンジン始
動時(特に低温始動時)やアイドル運転時のごとき低速
低負荷時において、失火(ミスファイア)を起こしやす
く、これにより始動性能が悪くなったりHC排出量が多
くなったりするという問題点がある。
本発明は、このような問題点を解決しようとするもので
、複数回点火を行なわせることにより、失火率の減少を
はかった、内燃機関の点火制御装置を提供することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このだめ、本発明の内燃機関の点火制御装置は、気筒に
点火プラグを有する内燃機関において、同内燃機関の圧
縮行程の後半から次の爆発行程にかけての所要の時間内
に上記点火プラグに複数回の点火を所要の時間間隔をあ
けて行なわせる点火制御手段が設けられたことを特徴と
している。
〔作 用〕
ト述の木墾明の内燃機関の、σ大制御装置では、点火制
御手段の作用により、内燃機関の圧線τ〒程の後半から
次の爆発行程にかけての所要の時間内に点火プラグに複
数回の点火を所要の時間間隔をあけて行なわせることが
なされる。これにより失火率が大幅に減少する。
〔実施例〕
以下、図面により本発明の実施例について説明すると、
第1〜3図は本発明の第1実施例としての内燃機関の点
火制御装置を示すもので、第1図はその1気筒分の放電
点火系を示す概略構成図、第2図は本装置を有するガソ
リンエンジンの全体慨略枯成を示す俣式図、+53図(
a)〜((1)はいずれもその作用を説明するためのタ
イミングチャートである。
第2図に示すごとく、このガソリンエンノン2は直列4
気筒エンジンとして構成され、各気筒には、点火プラグ
4が各気筒の燃焼室内に火花放電部が露出するように取
り付けられている。
ところで、このガソリンエンジン2の放電点火系は低圧
配電方式(無配電方式)を採用しでいるので、各点火プ
ラグ・1ごとにイグニッションコイル6が接続されてお
り、各イグニッションフィル6は点火制御部8を介して
点火装置10に接続されている。
点火装置10は、基準信号発生器12.負荷センサ14
9回転数センサ16.水温センサ18.その他のセンサ
類20からの信号を受け、各気筒ごとにそれぞれ最適の
点火時期信号[この信号は例えばM B T時期にOF
F信号(オフ信号)として出される]を4ビツト出カラ
インのそれぞれから出すように構成されており、このよ
うな点火装置10は従来より公知のものである。
ここで、基準信号発生器12はクランク角度180゜ご
とに基帛信号を発生するもので、負荷センサ14はエン
ノン負荷を例えばスロットル開度やマニホルド圧力や吸
入空気量として検出するもので、回転数センサ16はエ
ンジン回転数を検出するもので、水温センサ18は冷却
水温を検出するものである。なお、回伝数センサ16は
基準信号発生器12で代用することもできる。また、基
準信号発生器12でクランク角度1°ごとの信号やその
他」二死点前後所要角度ごとの信号等も検出することが
できる。
また、この点火装置10は、各イグニッションフィル6
への最適な通電開始タイミングを設定する通電角信号(
この信号はエンジン回転数によって出力される時期が変
動するが例えば−L死点前90”付近でON信号(オン
信号)として出される]を同じく4ビツト出カラインの
それぞれから出力するようにも構成されている。この+
茂能も公知である。
すなわち、基準信号発生器12からは第3図(a)に示
すように時刻tlLllLlo’ !・・ごとに基鵡パ
ルス信号S1□が出力され、これを受けて点火装置10
の1出力端からは第31.;gl(b)に示すようなツ
ユ火制御イ3号S1..が出力される。したがって、こ
の+53しl(+1)に示す例においては時刻LIOI
LI。′がイグニッションコイル6への通上開始時期で
あり、時刻tlllし11′が、α火時期(例えばM1
3Tのところ)である。
さらに、点火装置10からの出力は各点火制御用ごとに
同じ構成のものが用いられ、ORデート22、パワート
ランジスタ24.遅れ時間設定回路26、ドエル信号発
生回路28およびゲート回路30をそなえている。
まず、ORデート22は2つの入力端を有しており、そ
の1つの入力端に点火Vt置10がらの出力を受けるよ
うになっている。また他の入力端にはデート回路30か
らの出力が入力されるようになっている。
パワートランジスタ24はイグニッションコイル6を含
む充放電回路のためのスイッチング素子として機能する
もので、そのベース端(制御端)がORデート22の出
力端に接続されて、パワートランジスタ24/l’ON
するとイグニッションコイル6にM積されたエネルギー
が放電され、パワートランジスタ24がOFFになると
イグニッンタンコイル6ヘエネルギーが充電されるよう
になっている。
したがって、点火装置10から+53図(I))に示(
時刻t1゜+L+*’ )で充電が開始され、信号31
Gの立下がり(時刻tz+jz’ )で放電即ち、α火
が行なわれるのである。
また、遅れ時間設定回路26は、7α人装置10からの
出力310を受は信号Slの立下がりを検知して所要時
間幅TLのパルス信号S26を出力するもので、ワンシ
ョットマルチバイブレータ等で構成される。なお、この
時間幅TLは点火プラグ4の放電が完了するのに十分な
時間(この時間はアーク持続時間により決まりイグニッ
ションコイル6の2次測定数によって変えうるが一般に
1.5〜2ms以下である)が選ばれる。従って、この
遅れ時間設定回路26からの出力82Gはf53図(c
)のようになる。
さらに、遅れ時間設定回路26からの出力S 26はド
エル信号発生回路28へ入力される。このドエル信号発
生回路28も、遅れ時間設定回路26同様ワンシヨツト
マルチバイブレータ等で構成され、信号82Gの立下が
りを検知して所要時間幅TDのパルス信号32Bを出力
するものである。なお、この時間幅TDはドエル時間と
呼ばれるもので、充電時間に相当し、例えば・tサイク
ル4気筒式エンノンでは約4msあればよい。従ってこ
のドエル信号発生回路28がらの出力S28は第3図(
d)のようになる。
デート回路30は、RC回路、比較器、ANDデート等
をそなえて成り、点火装置10がらのエンノン回転数情
報(信号S l(lがこの情報をもっている)を受はエ
ンジン回転数が低いうちはドエル信号発生回路28がら
の信号S 28の通過を許容し、この46号SzaをO
Rゲート22へ供給するが、エンジン回転数がある程度
高くなるとく例えば1200rpm以上になると)、ド
エル信号発生回路28がらの信号5211の通過を遮断
するものである。
なお、第2図中の符号32は吸気通路、34は排気通路
を示している。
上述の構成により、点火装置10の各出力端からはMB
Tのための信号SIOが順次出力されるので、ORデー
ト22を介してパワートランジスタ24がOFF状態と
なり、これにより点火プラグ4がf53図(b)の時刻
tz+Lz′で点火する。このとき点火装置10からの
信号S、。は遅れ時間設定回路26へも同時に供給され
ているので、遅れ時間設定回路26からは1ffi3図
(e)に示すタイミングでパルス信号S 26がドエル
信号発生回路28へ出され、これを受けたドエル侶号発
生回路28は第3図(d)で示すタイミングでドエル信
号82Bを出力する。これによりエンジン回転数が低い
うちは、信号82Bがデート回路30.ORデート22
を通過してパワートランジスタ24をOFFにするので
、この時点[f53図(d)にt+3*t13’で示す
時点]で1A度点火プラグ4が点火する。なお、このと
きイグニッションコイル6を含む回路の充電は第3図(
C)、(d)に時刻t121t12’で示す時点で開始
されているので、放′Iti(点火)時点[第3図(d
)に時刻Ll:NL+:1′で示す時点1では十分充電
されている。
このように、圧縮行程の後半から次の爆発行程にかけて
の所要の時間内に、所要の時間間隔をあ大幅に減少し、
始動性能、振動性能、徘がス性能等を含めたエンジン性
能が向上するほか、アイドル時の燃費も節約できる。
なお、エンジン回転数が設定値(この設定値は比較器へ
基準信号として入力されているもので例えば1200r
p+n相当である。)よりも高くなると、デート回路3
0が作動するため、ドエル信号発生回路28からの出力
の通過を遮断し、これによI)点火プラグ4はM B 
Tのための点火タイミングで1燃焼サイクル中に1回の
割合で点火する。すなわちこの場合は多重点火はなされ
ない。
なお、エンノン回転数が高いところでの運転中は失火率
が小さく失火による問題が少ないので、多重点火をしな
くてもよいのである。
@4〜9図は本発明の第2実施例としての内燃機関の点
火制御装置を示すもので、第4図はその電気回路図、第
5図は本装置を有するガソリンエンジンの全体構成を示
す模式図、第6図(a)〜(【n)はいずれもその作用
を説明するためのタイミングするための70−チャート
であり、第・1〜9図中、第1〜3図と同じ符号はほぼ
同様の部分を示している。
この第2実施例にかかるガソリンエンジン2も、直列・
1気筒エンジンとして構成され、各気筒には、135図
に示すごとく、点火プラグ4が各気筒の燃焼室内に火花
放電部が露出するように取り付けられている。
そして、このガソリンエンジン2の放電点火系はディス
) l)ピユータ36を使用して各気筒へ1代入信号を
分配する高圧配電方式を採用しているので、各点火プラ
グ4はディストリビュータ36を介し共通のイグニッシ
ョンコイル6に接続されている。
そして、二のイグニ・7シヨンコイル6はその1次側を
パワートランジスタ24に接続されている。
ところで、がソリンエンジン2の圧縮行程の後半から次
の爆発行程にかけての所要時間内に点火プラグ4に複数
回の点火を所要の時間間隔をあけて行なわせる点火制御
手段ICMの機能を有するコントローラ38が設けられ
ており、このためにこのコントローラ38は、第4図に
示すごとく、インタフェース40 、Cl−’ U42
 、 I< A M4:lΔ、 ROM4313、ハー
ド回路から成る。α大制御回路44等をそなえて構成さ
れている。
また、このコントローラ3Bへは、負荷センサとしての
エア70−センサ14A、土兄煮繭90’パルス発生器
12A、上死点前10”パルス発生器12B、クランク
角1°パルス発生器12C,11死、α後20°パルス
発生器12D、クロック469回転数センサ1G、水温
センサ18.アイドルスイッチ48、/ツクセンサ50
等からの信号が入力されている。
ここで、負荷センサ14は吸気通路32のエアクリーナ
52の近傍に設けられて吸入空気量をカルマンパルスと
して検出するもので、土兄点曲90゜パルス発生612
Aは土兄、α曲90°になるとパルス信号(基準信号)
を出力するもので、上死点前10°パルス発生312B
は土兄、α前10°になるとパルス信号を出力するもの
で、クランク角1゜パルス発生器12Cはクランク角1
°ごとにパルス信号を出力するもので、上死点後20°
パルス発生器12Dは上死点後20°になるとパルス信
号を出力するものである。また、タロツク・16は所定
時間ごとにクロック信号を出力するもので、アイドルス
イッチ48はスロットル弁54がアイドルIJ!1度に
なるとON、それ以外でOFFとなるスイッチで、ノッ
クセンサ50はシリングブロック等に設けられてエンジ
ンノッギング現象を検出するものである。
ところで、コントローラ38のCPU42へは、エア7
0−センサ14Ae 土兄点曲<)0°ハルス発生器1
2A、−ヒ死点前10°パルス発生器12B。
回転数センサ16.水温センサ18.アイドルスイッチ
4 s + / ツクセンサ50等からの信号が入力さ
れるようになっているが、更にCPtJ42は上記のセ
ンサからのデータのはかRAM43Δ、ROM、13 
r3からのプログラムやデータを読み込んで、そのメイ
ンルーチン機能により、多重放電点火を応じて点火回@
、S [1を決定することを含む)、点火遅角’fff
、 Rcの決定1通電角Caの決定等を行なうものであ
る。
次に、このCl” U 42で行なわれる上記のメイン
ルーチン(茂能につき、第7図に示す70−チャートを
用い一〇簡1it−に説明する。すなわちまず吸入空気
量A、エンジン回転数N、冷却水温′l″唱アイドルス
イッチ情fllId、ノック情報Kn等の運転状態が1
読み込まれ(ステップAI)、人にエンジン始動中かど
うかが1′す断される(ステップA 2 )。もし始U
J中であるなら、点火遅角風1teを始動11.7用の
らのr<stとおき(ステ・ンプl〜3)、ステップA
4でTW< i’ s(T 3:設定値)かどうかがI
’ll断される。もし低温時の場合は、ステップA4で
YESルートをとり、多重放電点火用のフラグをに=1
とする(ステップA5)。
その後は、ステップA7でエンジン回転数Nに応じて通
電角Cuを設定し、必要に応じステップA8でエンジン
回転数Nに応じた点火回数Soをjl) ’、:’ l
   フ子、、、 フ1Δ1 −− T;! 7、  
f・+?s八七へlしi!1. T mが低くない場合
は、多重放電点火用の7ラグは立てない。すなわちに=
0のままとする(ステップA4.A6参照)。
また、始動後は、ステップA2でNoルートをとるが、
その後はステップ八5〕でアイドル時用・7チONかど
うかが判断される。もしアイドルスイッチがONであれ
ば、ステップA9でYESルートをとって、ステップA
 1 (1′cエンジン回転数Nがある値N。(この値
はアイドル回転数値よりも大きい値である)よりも大き
いがどうかを判断する。
もしN>N、でない場合、即ちアイドル運転時である場
合は、ステップAllで多重放電点火用の7ラグをに=
1とし、ステップA12で点火遅角HReをアイドル時
用のものRidとおき、以下ステップA7.A8の処理
を続ける。
なお、ステップA10でYESの場合、即ち減速中の場
合は、ステップA13でに=Oとおき、ステップA14
で点火遅角量Reを減速時用のものRdcとおき、以下
ステップA?、A8の処理を続ける。
また、アイドルスイッチOFFの場合、即ちアイドル運
転時や減速時でない場合は、ステップA9でNoルート
をとり、ステップA15で吸入空気量AがA。(このA
。はある負荷値に対応する)よりも小さいかどうがが判
断される。もし小さければ、即ちAHA。であれば、ス
テップΔ1Gでエンジン回転数Nがある程度(例えば1
200rp+o)大きいかどうかが判断され、もしそう
でなければステップA18で7ラグをに=1とする。一
方、ステップΔ15でNo、ステップA16でYESの
場合は、ステップA17でに=0にされる。
そして、ステップA17.A18のあとは、ステップA
19でA/N、N(即ちエンノン負荷、エンノン回転数
)に応じた点火遅角量がRanとして設定される。
また、その後ステップA 20でノック状態がどうか(
即ちKn>Ks:Ksはあるしきい値)が?lI断され
、ノック状態であれば、YESルートをとって、ステッ
プA21で点火遅角量RcをRan十Rknとして設定
し、ノック状態でなければ、Noルートをとってステッ
プA22で点火遅角量ReをRanのままにする。その
後はステップAT、A8の処理を続いて行なう。
なお、低温始動時のみならず、その他の温度での始動時
においても、多重放電点火を行なうよう1こしてもよい
。この場合は、ステップA4.A6は省略され、第7図
に鎖線で示すようにステップA3の次にステップA5の
処理がなされる。
このようにして、(低温)始動時、アイドル時、アイド
ル時以外の低速低負荷時に多重放電用の7ラグが立てら
れるので、これらの運転時に多重放電が実行される。ま
た、3 T!ll運転状態に応じrこ点火遅角量が設定
されるとともに、エンノン回転数に応じた通電角Caや
点火回数Snが設定されるのである。
そして、このCPt142からの制御信号は、第4図に
示すごとく、点火制御回路4 =iを描成するR3型7
リノプ70ノブFF1.FF2.FI’3のセラ)Q子
(S端子)あるいはりセラ) SQ子(R端応じP7(
)へ出力されるようになっている。なお、プリセットカ
ウンタPi、P2(P3)へはパスライン56を介して
供給される。
プリセットカウンタP1は点火時期タイミング、即ちパ
ワー1ランジスタ24のo r;’ t−タイミングを
セ・ノドするもので、このため入力側をANDデート5
8を介しクランク角1゛パルス発生器12Cおよび7リ
ンプ70ンプFF2のQ端子に接続さtしている。
上述のごとくブリセントカウンタP1の出力S【・1は
点火時期タイミングを有しているので、この出力は01
1デート84を介し7リツプ70ンプFF6のR端子に
供給されるようになっている。
なお、7リツプ70ツブFF6のQ端子はパワー1ラン
ジスタ24のベース端に接続されている。
従って、プリセットカウンタP1からイ計号SPlが出
ると、7リノプフロソプFF6の1子がローレベル(以
下「I−レベル」という)1こなるため[第6図(p)
の信号81「6の波形図参照1、パワートラン火が行な
われる。
なお、プリセットカウンタP1は点火のための信号を出
した時点でクランク角1°パルス発生器12Cからの入
力を遮断するために、フリップ70ツブFF2の1子へ
プリセットカウンタP1の出力を供給するよう覧こなっ
ている。
プリセットカウンタP2は通電角(閉角度)タイミング
、即ちパワートランジスタ24のONタイミングをセッ
トするもので、このため入力側をANDデー160を介
しクランク角1°パルス発生器12ct;よび7リツプ
70ツブFF3のQ端子・1こ接続−されている。
上述のごとくプリセットカウンタP2の出力SPIはパ
ワートランジスタ24のONタイミングを有しているの
で、この出力はORデート8Gを介し7リツプ70ツブ
FF6のS端子に供給されるようになっている。従って
、プリセットカウンタP2から信号SP2が出ると、7
リツプ70ツブFF6のQ端子がハイレベル(以下rH
レベル」といつ)になるためし第6図(e)の信号sr
’r’6の波形図参照1、パワートランジスタ24がO
Nとなって、イグニ。
ジョンフィル6へのチャージが開始される。
なす5、ブリセットカウンタP2は通電の信号を出した
時点でクランク角1°パルス発生器12CかC)の人力
を遮断するために、フリップ70ツブFF3のR端子へ
ブリセ・ントカウンタP2の出力を供給するようになっ
ている。
これにより従来と同じようなタイミングでMIIITの
ところで点火プラグ4の点火が行なわれるととも1こ、
イグニッションフィル6のチャージに必要な時間、パワ
ートランジスタ24がOFF’状態にされる。
ところで、点火制御回路44は多重放電点火のための回
路をそなえているが、この回路は、2つのフリーラニン
グタイプのカウンタ88 、 り 0をそなえている。
カウンタ88は前述の第1実施例における遅れ時間設定
回路26に相当するもので、点火プラグ4の放電が完了
するのに十分な時間TLを設定するものである。
カウンタ90は前述の第1実施例におけるドエル信号発
生回路28に相当するもので、点火プラグ4を充電する
時間(ドエルロy間)Toを設定するものである。
また、カウンタ88へは、A N Dデート66゜62
を発してクロック46からのクロック信号が入力されう
るようになっており、更にカウンタ90・\はANL]
5’−) 68.62を介してクロック46からのタロ
ツク信号が入力されうるようになっている。
ここで、A N L’)デート62は、1燃焼サイクル
中の第1回点火n、νにデートを開き、通電開始時また
は上死点後20°を経過するとデートを閉じるもので、
このためまずANDデート62はフリップ70ツブFF
4のQ端子からの信号をクロ・2り信号とともに受ける
ようになっている。そして、7リツブフロソプFF4は
そのS端子がブリセントカウンタP1の点火時期’+l
′19uをもつ出力Sf’+を受け、そのR端子がO[
(デート78を介してプリ力SP2および上死点後20
゛パルス発生器12Dからの信号S1□Dを受けるよう
になっている。
ANDデート66はカウンタ88に接続されリセット信
号S70を出すリセット用ANDデート70とともに遅
れ時間T、を制御するものであり、へNDデート68は
カウンタ90に接続されリセット信号S7゜を出すリセ
ット用ANDデート72ととらにドエル時間TDを制御
するものであり、このためにANDデート66はフリッ
プ70ツブFF7のQ端子がらの信号をANDデート6
2からの出力とともに受け、AN+)ゲート68は7リ
ツプ70ツブFF7のQ端子からの信号をANDデート
62からの出力とともに受けるようになっている。
なお、フリップ70ツブFF7はそのR端子がカウンタ
88のQ端子からの信号S gsを受け、そのS:4子
がORデート82を介してカウンタ90のQ端子からの
信号sqoまたはプリセットカウンタP1からの信号S
Plを受けるようになっている。
また、ANDデー) 70.72は3人力型ANDへは
、カウンタ88のQ端子からの出力、インバータ92を
介したブリセットカウンタP1からの信号SP+(即ち
この信号SPlは信号SPlを反転した信号)およびイ
ンバータ94を介したプリセットカウンタP2からの信
号5P2(即ちこの信号Sr2は信号SP2を反伝した
信号)が入力され、ANDデート72へは、カウンタ9
0のQ端子からの出力、インバータ92を介したプリセ
ットカウンタP1からの信号S Illおよびインバー
タ94を介したプリセットカウンタP2がらのイボ号S
F’2が入力されている。
さら1こ、カウンタ88のQ端子1土ANDデート76
の一入力端に接続されるとともに、カウンタ90のQ端
子はANDデート74の一入力端に接続されている。
なお、これらのANDデー) 74.7 Gの他入力端
は7リツプ70ツブFF5のQrJ子に接続され、7リ
ツプ70ツブFF5のQ端子からの信号5FF5を受け
るようになっている。この7リツプ70ツブFF5は信
号SP、の立上がりにやや遅れて(この遅れは時間TL
よりも短い)、プリセット(ご号S FFSをANDデ
ート74.7 (3へ出力するもので、このため71J
7プ70ツブFF5のS端子にはANDデート64を介
し遅延回路96が接続されている。またこの遅延回路9
6はプリセフ)カウンタP1がらの信号SPIの立上が
りでトリがされるようになっている。さらに、ANDデ
ート64の他入力端は7リツプ70ツブFFIのQi子
に接続されている。また、フリップ70ツブFF5のR
端子はORデート80を介しプリセットカウンタP2が
らの信号SP2または上死点後20’パルス発生器12
Dからの信号512Dを受けるようになっている。
上述のANDデート74.76の各出力端はORデー)
84,8.6に接続されている。ここでORデート84
はその他にプリセットカウンタP1からの点火時期信号
SPIを受け、出力を7リツプ70ツブFF6のR端子
へ出すようになっている。
また、ORデート86はその他にプリセットカウンタP
2からの通電角信号SP2を受け、出力を7リツプ70
ツブFF(5のS端子・\出すようになっている。
なお、上死点Mfi90’パルス発生器12Aからの信
号S12△、プリセットカウンタP1からの信号S 、
1 、 、ANDデート70からの信号8701カウン
タ88のカウント数、カウンタ88かC]の信号S8.
7リツプ70ツブFF5のQ端子からの信号S「「、。
ANDデート72からの信号S7□、カウンタ90のカ
フ21敗、カウンタ90からの信号S、。、上死点後2
0°パルス発生器12Dからの信号S +2Dfプリセ
ツトカウンタP2からの信号S1・2,7リツプ70ツ
ブFF6のQ端子からのイコ号S FI’G+イグニッ
ションコイル6の1大電流r+cの各波形およびタイミ
ングを示すと、それぞれff、 6図(、)〜(+0)
のようになる。
なお、エンジン回転数Nに応じて多重点火回数811(
このSoは最初にプリセットカウンタP1から出される
信号による点火の回数は除いである)をi没定する場合
は、f:54図に鎖線で示すごとくブカウンタP3はC
PU42から多重点火回数Sn情報を受けこの値Snを
セットし、カウンタ90のQ端子からの出力S 911
を受はパルス数をカウントし、所要回数Snになると、
出力をORデート78やORデート80へ出力する。こ
れによりエンジン回転数Nに応じた回数だけ多重点火が
行なわれると、その後の多重点火が停止される。この場
合上死点後20°パルス信号512Dとプリセットカウ
ンタP3からの出力との画情報に基づいて点火回数を制
限してもよい。
ここで、エンノン回転数N (rpu)に応じた点火回
数Snとしては、例えばN<150のときは5n=10
゜150KN<300のときはSn= 5 、300<
 N <600のときはSn= 3 、600< N 
<1200のときは5n=1゜N≧1200のときは5
n=0のように設定される。
なお、第5図中の符号144.146は電磁式燃料噴射
弁、148はスロットル弁54のアイドル開度を調整す
るための7クチエエータ(モータ)を示している。
つき説明する。まず、CPU42に各種センサ信号が入
力されるが、CPU42はこれらの情報から第7図に示
すメインルーチンを実行し、%I放電点火を行なうべき
かどうかという’I’11断(エンジン回転数Nに応じ
て点火回数Snを決定することを含む)2点火遅角量R
eの決定1通電角C11の決定等がなされる。
そして、低温始動時や低速低負荷時は多重放電ツユ火を
行なうべきflI断を行ない、それ以外では行なわない
旨の判断を行なう。
ここで低温始動時に多重放電点火を行なうのは次の理由
による。すなわち、低温始動時は、気筒へ供給された燃
料が圧縮行程で一部気化し、点火プラグ4付近に可燃限
界内の混合気がきたとき1こ火花が出れば火炎核ができ
、火炎伝播するに十分なエネルギーになったときに着火
するわけであるので、この機会を多重放電させることに
より増すことができるからである。また、適正な点火時
期よりも遅(着火することにより自刃運転可能な筒内圧
を発生できなくとも、点火プラグ4の温度。
燃焼室壁面温度を上昇させることができ、また残留ガス
温度ら高(なるので、次の点火時の燃料の気化や着火に
有利となるからである。
また、低速低負荷時(アイドル時)に多重放電点火を行
なうのは次の理由による。すなわち低速低負荷時、特に
アイドル時においては、吸入空気風に対し、残留〃ス皿
が多い(内部IEGRの)ため失火しやす(、これによ
り燃焼の変動が大きく、その結果1−I C排出量が増
大するため、失火を防ぐ心変性が大きいからである。
特にアイドル時の燃費向上のためアイドル進角で上死点
前(BTDC)15−20” と進めたものでは失火が
発生しやすいので、他の時点で更に、I五人することが
効果が大きいためである。なお、次の点火時期として上
死点(TI)C)付近の点火時期を採用すれば失火率が
少ないようである。
このようにして、最小燃費の、−χ火時期と失火率の小
さい点火時期で火花をだせばHCも低減できるはずであ
る。
ところで、CPtJ 42が上死点前90°パルス発生
器12Aからの42号S 12八を受けると、第8図に
示す上死点前90′″パルス割込みルーチンがスタート
するが、このルーチンでは、まずステップB1でプリセ
ットカウンタP1に点火遅角量Reがセットされ、つい
てフラグかに=1であるかどうかが判断される(ステッ
プB2)。
もし、多重放電点火すべきとき(K=1のとき)は、ス
テップB2でYESルートをとって7リツプフロツプF
FIのS端子へセット43号が出力され(ステップB3
)、多重放電点火不要のとき(K=0のとき)は、ステ
ップB2でNoルートをとってフリップ70ツブFFI
のR端子・\リセット信号が出力される(ステップB4
)。
そして、その後は必要に応じプリセットカウンタP3に
点火回数Soをセットしくステップl35)、7リツプ
70ツブFF2の8端子ヘセ・7143号が出力される
(ステップB6)。
また、Cr”tJ42が上死点Mij 10°パルス発
生器12Bからの信号を受けると、fjS9図に示す上
るが、このルーチンでは、まずステップC1でプリセッ
トカウンタP2に通電角Caがセッシされ、更にステッ
プC2で7リツプ70ツブFF3のS端子にセット11
号が出力される。
なお、i8.9図に示す各ルーチンは第7図に示すメイ
ンルーチンに優先して割込み実行されるものである。
今、多重放電点火すべきと、CPU・t2が′1′1断
した場合を考えると、CPU42から7リツプ70ツブ
FFIのS端子へセット信号が出されるから、7リツプ
70ツブ[”FlのQ端子がIIレベルになり、AND
デート64がプリセットされる。
このときCPtJ 42は現在のエンジン運転状態に応
じた点火遅角量Re情報をプリセットカウンタP1にセ
ットしているので、上死点、′I;j90°パルス発生
器12Aから信号512AがCPU42へ入力されると
、これと同時に7リツプ70ツブF[’2ヘセット信号
が送られる。これによりクランク角1°パルス発生器1
2Cからのパルス信号がくるリセットカウンタP1でこ
のクランク角1°パルス発生器12Cからのパルス信号
数がカウントされる。このカウントの結果所要の点火遅
角ff1Reのところまでくると、プリセットカウンタ
P1は信号SP1を出力する。これによりこの信号S+
’+はANDデート74を通じ7リツプ70ツブFF6
のR端子ヘリセット信号として供給されるので、7リン
ブ70・ンブFFGのQ端子はLレベlしになる。その
結果既に第6図(1)において時刻t2+th+’のと
ころでONtでいたパワートランジスタ24がOFFし
て点火プラグ4で放電が行なわれるのである[第6図(
1)の時刻し2□fL22’の時点参照1゜なおこの点
火時期はM B Tのところである。
ところで、プリセットカウンタI)1から信号Sr’+
が出力されると、この信号SP+は、7リツプ70ツブ
FF6のリセット用ORデート84のほか、フリップ7
0ツブF F 2のr[l子、7リツプ70ツブFF4
のS端子、7リツプ70ツブFF7のセット用ORデー
ト82.フリップ70ツブFF5セツト用ANDゲート
64のプリセットのための遅延回路96へも供給され、
更にこの信号SPIはインバータ92を介してA N 
L’)デート70.72へも供給される。これにより7
リツプ70ツブFF2のQ端子がLレベルになり、7リ
ツプ70ツブFF4のQrJ了−力弓■レベル(こなっ
て、ANDゲート62がプリセ・ントされ、7す・ンプ
70・ンプ[’F7のQ端子が1■レベルになって、A
NDデート6Gがプリセットされ、ANDデート64が
所要の遅延時間(例えば1m5)後にプリセットされる
この状態で、クロック46からクロック信号がANDデ
ート62へ供給されると、このクロック信号はANDデ
ート62を通過し、更にANDデート66をも通過して
、力瞥ンンタ88ヘカウント信号としで供給される。そ
の後カウンタ88が遅れ時間TL相当分までカウントす
ると、カウンタ88のQ端子がlレベルになる。
そして、このlレベルの信号5118はANDデート7
6へ供給されるが、このとき7リツプ70ツブFF5か
らはANDゲート76をプリセットするためのlレベル
信号が出力されているので、信号S68はANDデート
76、ORデート86を通過して7リツプ70ツブFF
6のS端子へ供給される。これにより7リツプ70ツブ
FF6のQ!子がI(レベルになり、パワートランジス
タ24がONするため、イグニッションコイル6の充電
が開始される[第6図(1)の時刻h3+L23’のと
ころ参照1゜ なお、カウンタ88のQ端子がlレベルになると同時に
カウンタ88のQ端子はLレベルになるから、ANDデ
ート70の出力S7.lレベルになって、カウンタ88
がリセットされる。そして、カウンタ88のQ端子がl
レベルになると同時に7す7プ70ツブFF7かリセッ
トされて、ANDデート6Gはデートを閉じ、ANDデ
ート68がデートを開く状態となるため、分度はクロッ
ク信号はANDデー)62.68を通過してカウンタ9
0ヘ力ウント信号として供給される。その後カウンタ9
0がドエル時間T1.l相当分までカウントすると、カ
ウンタ90のQ 端T−がtlレベルになる。
そして、このト■レベルの信′+S、。はA N Dデ
ート74へ供給されるが、このとき7リツプ70ツブF
F5からはANDデート74をプリセットするためのI
Iレベル信号が出力されているので、信号S、、1.t
ANDデー) 74.ORデー184を通過して7リツ
プ70ツブFF6のR端子へ供給される。これ(こより
7リンブ70ツブFF6のQi子がLレベルになり、パ
ワートランジスタ24がOFFするため、点火プラグ4
で放電が行なわれる[第〔;図(1)の時刻L24の時
点参照]。
このとき、カウンタ90のQ端子が11レベルになると
同時にカウンタ90のQ端子はLレベルになるからカウ
ンタ90はリセットされる。
また、カウンタ90のQi子がlレベルになると同時に
7リツプ70ツブFF7がセットされるため、ANDデ
ート68がデートを閉じANDデート66が再度デート
を開(状態になるため、再度クロック信号はカウンタ8
8ヘ力ウント信号として供給される。これにより上記の
場合と同様にしてこのカウント開始後遅れ時開TL相当
分カウントすると、第6図(1)に時刻t2sで示すと
ころで7リツプ70ツブFF6がセット状態となって、
イクニノシaンコイル6の充電が開始され、更にこのと
きからドエル時間′rD相当分カウンタ90でカウント
されると、第6図(1)に時刻t26で示すところで7
リツプ70ツブFF6がリセット状態となって、点火プ
ラグ4で放電点火される。
このようにして、M B T時点での点火後、複数回放
電点火がなされ、これt二より失火率が大幅1こ減少す
るのであるが、圧縮行程から次の爆発行程・\入って、
土兄人気後20°になったところで、上死点後20°パ
ルス発生器12Dから信号S 12Dが出力されるので
、7リツプ70ノブFF5がリセットされ、これによl
) A N Dデー) 74.76のデートが閉じられ
る。その結果ANDデート74゜76を通る多重放電、
α火のための信号が遮断され、その後の放電烈火が中止
される。
なお、上死点前10°のところになった時点で通電角設
定のためのルーチンが割込み作動する。
すなわちプリセットカウンタP2に通電角データCaが
セットされるとともに、7リツプ70ツブ60がプリセ
ットされてプリセットカウンタP2ヘクランク角1′パ
ルス発生器12Cからのパルス信号が供給される。そし
てプリセットカウンタP2は設定された通電角数までカ
ウントすると、信号Sp2[ff16図(k)参照]を
出力する。
この信号ST’2はフリップ70ツブFl’3のR端子
へ送られるので、プリセットカウンタP2へのクランク
角1”パルス信号の入力がANDデート60で遮Iff
される一方、信号SP2は、7リツプ70ツブI’F4
のリセット用ORデー)78.7リツプ70ツブFF5
のリセット用ORデート80へ供給されるとともに、イ
ンバータ94を介してAND5/−) 70.72へ供
給される。これにより、ANDデート62,74.76
のデートが閉じるとともに、カウンタ88.90がリセ
ットされる。すなわち多重放電点火機能を停止させるこ
とが行なわれる。
また、CPU42が多重放電点火不要と判断した場合は
、フラグ状態はに=Oであるから、7りンブ70ツブF
FIはリセット状態にされ、これによりANDAI/−
F74.76のデートは閉じたままとなる。その結果カ
ウンタ88,90からの多重放電点火のための信号は7
リツプ70ツブFF6へは供給されず、多重放電点火は
行なわれない。
すなわちこの場合はプリセットカウンタP1がら点火時
期制御信号SPlが出力されると点火され、プリセット
カウンタP2から信号SP2が出力されると次期の点火
のためイグニッシシンコイル6の充電が開始されるので
ある。
なお、プリセットカウンタP3を設けた場合は、プリセ
ットカウンタP3はカウンタ90からの(i号Ssoを
受けるたびにカウントし、設定されたカウント数(これ
はエンジン回転数Nに応じて予め決められている)にな
ると、プリセットカウンタP3からの出力が7リツプ7
0ツブFF4リセツトj11のORデート78.フリッ
プフロップFF5リセツト用のORデート80へ送られ
るため、ANDデー) 62.74.76のデートが閉
じられSnには最初の点火弁は入っていない)だけ点火
プラグ4を多重放電点火させると、この多重放電点火が
停止される。
従って、この実施例では、mf述の第1実施例のものと
ほぼ同様の効果ないし利点が得られるほか、エンジン回
転数に応じて決められた回数で点火が行なわれる(プリ
セットカウンタP3を設けなくても自動的にそうなる)
ので、失火の可能性を効果的に減少でき、無駄な点火を
少なくしながらエンジン性能の向上に″”jf ’5.
するものである。
第10.11図は本発明の第3実施例としての内燃磯関
の点火制御装置を示すもので、第10図はその電気回路
図、Iii図(a)〜(f)はいずれもその作用を説明
するためのタイミングチャートであり、第10.11図
中、第1〜9図と同じ符号はほぼ同様の部分を示してい
る。
このfjS3天施例にがかる〃ゾリンエンジン2も、直
列4ffCf2エンノンとしてf1η成され、各気筒に
は、第5図に示すものと同様に、点火プラグ4が各気付
けられている。
そして、このガソリンエンジン2の放電点火系もディス
トリビュータ36を使用して各気筒へ、+、7゜入信号
を分配する高圧配電方式を採用しているので、各点火プ
ラグ4はディストリビュータ36を介し共通のイグニッ
ションコイル6に接続されている。
そして、このイグニッションコイル6はその1次側をパ
ワートランジスタ24に接続されている。
ところで、ガソリンエンジン2の圧縮行程の後半から次
の爆発行程にかけての所要時間内に点火プラグ4に2回
の1代入(1回口はMBTのところで点火、2回口は上
死点のところで点火)を所要の時間間隔をあけて行なわ
せる点火制御手段ICM’の機能を有するコントローラ
38′が設けられており、このためにこのコントローラ
38′は、第10図に示すごとく、インタフェース40
 、CP U42、RAM43A、ROM43B、バー
1’回路カラ成る点火制御回路44′等をそなえで構成
されている。
また、このCP U 42−\は、エア70−センサ1
4A、上死点前90°パルス発生器12A、上死点前1
0°パルス発生器12B、クランク角1°パルス発生器
12C,アイドルスイッチ48.ノンクセンサ50等か
らのQ号が入力されている。また、点火制御回路44′
へは上死点パルス発生器12Eからの信号512E等が
入力されている。
ここで、上死点パルス発生器12Eは上死点になるとパ
ルス信号(基準信号)を出力するものである。
さらに、コントローラ38′のCPU42へは、上記の
センサがらのデータのほがRAM43A。
ROM43Bからのプログラムやデータを読み込んで、
多重放電点火をすべきがどうがというtq断、点火遅角
量Reの決定9通電角Caの決定等をfjS2実施例と
同様にして行なうものである(第7図参照)。
そして、このCPU42からの制御信号は、第10図に
示すごとく、点火制御回路44′を枯威するR8型7リ
ツプ70ツブFFI 1.FFI 2゜FF13の七7
ト端子(S端子)あるいはリセット端子(R端子)およ
びプリセットカウンタPL、P2へ出力されるようにな
っている。なお、プリセット力・ンンタP1.P2へ1
±パスライン56を介して供給される。
プリセットカウンタP1は、α火時期タイミング、即ち
パワートランジスタ24のOFFタイミングをセットす
るもので、このため入力側をANDデー)102を介し
クランク角1°パルス発生器12Cおよび7リツプ70
ツブFF12のQ端子に接続されている。
上述のごとくプリセットカウンタP1の出力S P+は
点火時期タイミングを有しているので、この出力はOR
デート112を介し7リツプ70ツブFF16のR端子
に供給されるようになっている。なお、7リツプ70ツ
ブFF16のQ端子はパワートランジスタ24のベース
端に接続されている。従って、プリセットカウンタP1
から信号SP+が出ると、7リツプ70ツブFF1Gの
Q端子の波形図参照]、パワートランジスタ24が01
7Fとなって、点火プラグ4で点火が行なわれる。
なお、ブリセ・ントカウンタP1はノニ(火のための信
号を出した時点でクランク角1°パルス発生器12Cか
らの入力を遮断するために、フリップ70ツブI’F1
2のR端子・\プリセットカウンタP1の出力が供給さ
れるようになっている。
プリセットカウンタP2は通電角(閉角度)タイミング
、即ちパワートランジスタ24のONタイミングをセッ
トするもので、このため入力側をANDデー) 104
を介しクランク角1°パルス発生器12Cおよび7リツ
プ70ツブFF13のQ端子に接続されている。
上述のごとくプリセットカウンタP2の出力SMはパワ
ートランジスタ24のONタイミングを有しているので
、この出力はORデー1114を介し7リツプ70ツブ
FF16のS端子に供給されるようになっている。従っ
て、プリセットカウンタP2から信号S、ユが出ると、
7リツプ70ップ図(e)の信号S目・16の波形図参
照]、パワートランノスタ24がONとなって、イグニ
ッションコイル6へのチャージが開始される。
なお、プリセットカウンタP2は通電の0号を出した時
点でクランク角1°パルス発生器12Cからの入力を遮
断するために、7す・/プ70ツブFF13のR端子へ
プリセットカウンタP2の出力を供給するようになって
いる。
これにより従来と同じようなタイミングでMINTのと
ころで点火プラグ4の点火が行なわれるとともに、イグ
ニッションコイル6のチャージに必要な時間、パワート
ランノスタ24がOFF状態にされる。。
ところで、点火制御回路44′は多重放電点火のための
回路をそなえているが、この回路は、2つの遅延回路9
8,100をそなえでいる。
遅延回路98は前述の第1,2実施例における遅れ時間
設定回路26やカウンタ88に相当する機能を有するも
ので、点火プラグ4の放電が完了するのに十分な時間T
Lを設定するものである。
遅延回路100は前述の第1,2実施例におけるドエル
信号発生回路28やカウンタ90に相当する機能を有す
るもので、点火プラク4を光電する時間(ドエル時間)
TDを設定するものである。
遅延回路98はANDデート106からの(W号を受は
トリがされ時間TL後に信号を出してORデート114
を介してフリップフロップFF16をセットしたり遅延
回路100をトリ〃したりする。なお、ANDデート1
06は7リツプフロツプFFIIのQ!子高出力よびプ
リセットカウンタP1からの信号SPlを受けるように
なっている。
また、遅延回路100はトリがの後、ドエル時fill
 T o後に7リツプ70ツブFF15のS端子へHレ
ベル信号を出すようになっているが、7リツプ70ツブ
F F15のQ端子はANDゲート108の一入力端に
接続されているので、遅延回路100からHレベル信号
が出されると、ANDデート108はプリセット状態と
なる。
ANDデート108は7リツプ70ツブFF15のQ端
子からの信号のほか7リツプ70ツブFF14のQ端子
からの信号を受けるようになっている。
7リンプ70ンプFF14はそのS端子に上死点パルス
発生器12Eからの信号512Eを受けるとともにその
R端子にANDデート108からの出力信号を受けるよ
うになっている。
さらに、A N L’)デート108の出力は7リツプ
70ツブFF15の[(端子、ANDデート110の一
入力端へ供給されるようになっているが、更にANDf
−) 110の他入力端へは7リツプ70ツブFFII
のQ端子からの出力も入力されるようになっている。そ
して、ANDデート110の出力はORデート112の
他入力端へ供給されるようになっている6 なお、上死点前90°パルス発生器12Aからの信号S
12^、プリセットカウンタP1がらの信号S、、I上
死点パルス発生器12Eがらの信号S +2[:+プリ
セットカウンタP2からの信号S p2+7リツプ70
ツブFF16のQ端子からの信号S FF161イグニ
ツシヨンコイル6の1大電流I+aの各波形+! ) 
1!ダメ: ’7/f I、e+ k  Q h J/
 h 酢11 F71/−)へ・(f)のようになる。
次に、このfjS3実施例の装置についての作用につき
説明する。まず、CPU42に各種センサ信号が入力さ
れるが、CPU42はこれらの情報から第7図に示すも
のとほぼ同じメインルーチンを実行し、多重放電点火を
行なうべきかどうかといつfJ断断点点火遅角量Re決
定1通電角Caの決定等がなされる。
そして、低温始動時や低速低負荷時は多重放電点火を行
なうべき1゛q断を行ない、それ以外では行なわない旨
の判断を行なう。
さらに、CPU42が上死点前90°パルス発生器12
Aからの信号S12八を受けると、第8図に示すものと
ほぼ同じ土兄点曲90°パルス割込みル−チンがスター
トするが、このル−チンでは、まずプリセットカウンタ
P1に点火遅角量Rcがセントされ、ついでフラグかに
=1で才、るかどうかが1゛す断される。
もし、多重放電点火すべきとき(K=1のとき)信号が
出力され、多重放電点火不要のとき(K=0のとき)は
、7リツプ70ツブFFIIのR端子ヘリセノHH号が
出力される。
また、CPU42が土兄烈前10°パルス発生器12B
からの信号を受けると、第9図に示すものとほぼ同様の
上死点前10°パルス割込みルーチンがスタートするが
、このルーチンでは、まずプリセットカウンタP2に通
電角Caがセットされ、7リツプ70ツブFF13のS
端子にセット信号が出力される。
なお、第8.9図に示すものとほぼ同様の各ルーチンは
@7図に示すものとほぼ同様のメインルーチンに優先し
て割込み実行されるものである。
今、2回放電点火すべきと、CPU42が判断した場合
を考えると、CPtJ 42から71J2プ70ツブF
FIIのS端子へセット信号が出されるから、7リンプ
70ツブFFIIのQ端子がI4レベルになり、AND
デート106がプリセットされる。このときCPtJ 
42は現在のエンノン運転状態に応じた点火遅角ff1
Re情報をプリセットカウンタP1にセノトシているの
で、上死点1ijj90゜パルス発生器12Aから信号
512AがCPtJ42・\入力されると、これと同時
に7リツプ70ツブFF12ヘセノト信号が送られる。
これによりクランク角1“パルス発生器t2cからのパ
ルス信号がくるたびにANDデー)102がデートを開
くためプリセットカウンタP1でこのクランク角1゜パ
ルス発生器12Cからのパルス信号数がカウントされる
。このカウントの結果所要の点火遅角量Reのところま
でくると、プリセット力ツンタP1は信号Sp+を出力
する。これによりこの信号SP1はORデート112を
通じ7リツプ70ツブFF16のR端Tヘリセット信号
として供給されるので、7リツプ70ツブFF1GのQ
Q子はLレベルになる。その結果既に第11図(e)に
おいて時刻t3゜のどころでONしていたパワートラン
ジスタ24がOFFして点火プラグ4で放電が行なわれ
るのである[第11図(e)の時刻t32の時点参照]
。なおこの点火時期はMBTのところである。
ところで、プリセットカウンタP1から信号SF’+が
出力されると、この信号SPIは7リツプ70ツブFF
16のリセット用ORデート112のほか、フリップ7
0ツブFF12のR端子、ANDデート106へも供給
される。これにより7リツプ70ツブ[’F12のQ端
子がI4レベルになり、ANDデート106がデートを
ひらく。
これによりプリセットカウンタP1のカウントが停止さ
れるとともに、遅延回路98がトリがされる。その結果
遅延回路98は時間TL後に遅れ信号をORデート11
4と遅延回路100に出力する。すると7リツプ70ツ
ブI’r”1Gがセット状態となって、パワートランジ
スタ24がONし、イグニッション2イル6への充電が
開始されるとともに[第11図(e)の時刻h3で示す
ところ参照1、遅延回路100がトリガされる。遅延回
路100がトリがされると、その後ドエル時間TD後に
ドエル(バリを7リノプ70ツブFF”lGのS端子−
に出力されるが、これにより7リツプ70ツブF F 
15がセット状態になるため、フリップ70ツブFF1
5がプリセント状態になる。
その後上死点にくると、上死点パルス発生器12Eから
(U ”:f S I 2 Eが出力され、これにより
7リツプ70ツブFF14がセット状態になって、7リ
ツプ70ツブFF14からのHレベル信号が八NI)デ
ー) 108,110.ORデート112を経て7リツ
プ70ツブFF16の[く端子へ供給される。
このときANDデート108,110は他の一人力Qへ
[(レベル信号が入っているプリセット状態になってい
る。これにより第11図に時刻t、4で示すところで、
7リツプ70ツブFF”1GのQ端子がLレベルにおち
、その結果点火プラグ4での放電が行なわれる。
このようにして、MBT時点での点火後、更に上死点の
ところで放電点火がなされ、これにより失火率が大幅に
減少するのであるが、圧縮行程から人の爆発行程へ入っ
て、上死点後10°になったところで、上死点前10゛
パルス発生器12Bから信号が出力される。その結果ブ
リセットカウもに、フリップフロップl’F13がセン
トされる。
その結果ANDデート104がブリセントされてプリセ
ットカウンタP2ヘクランク角1°パルス発生器12C
からのパルス信号が供給される。そしてプリセットカウ
ンタP2は設定された通電角数までカウントすると、信
号SP2[第11図(d)参照1を出力する。
この信号SP2は7リツプ70ツブFF13のR端子へ
送られるので、プリセットカウンタP2へのクランク角
1°パルス信号の入力がANDデート104で遮断され
る一方、信号S、2は、7リツプ70ツブFF1Gのセ
ット用ORデート114へ供給される。これによ1)パ
ワー1ランノスタ24がONしてイグニッションコイル
6への充電が開始され、次の放電にそなえるのである。
また、CPU42が2回放電点火不要と判断した場合は
、フラグ状態はに=0であるから、7リツプ70ツブF
FIIはリセット状態にされ、これによりANDゲート
106はプリセットカウンタP1からの信号SPlが入
ってきてもデートはひらかない。その結果遅延回路98
はトリ、/7′されないので、その後の遅延回路100
の作動もない。これによりだとえMI3Tの後上死点位
置になっても、点火プラグ4からの放電点火はなされな
い。
従って、この′53実施例でも、始動性能、排ガス性能
等のエンジン性能の向上やアイドル時の燃費向上をはか
れるほか、最も着火しやすい上死点で2回目の点火が行
なわれるので、失火率を更に下げることができる。
第12.13図は本発明の第4実施例としての内燃機関
の点火制御装置を示すもので、112図はその電気回路
図、第13図(a)〜(d)はいずれもその作用を説明
するためのタイミングチャートであり、第12.13図
中、第1〜11図と同じ符号はほぼ同様の部分を示して
いる。
この14実施例は、前述のfjS1実施例のものに加え
、エンジン回転数に応じ点火回数を変えうる機能を付加
したものであり、この第4実施例にかかるガソリンエン
ノン2も直列4気筒エンジンとして構成され、各気筒に
は、点火プラグ4が各気筒の燃焼室内に火花放電部が露
出するように取り付けられている。
さらに、このガソリンエンジン2の放電点火系として、
前述の第1実施例同様、低圧配電方式(無配電方式)が
採用されているので、各点火プラグ4ごとにイグニッシ
ョンコイル6が接続されており、各イグニッションフィ
ル6は点火制御部8′を介して点火装置10に接続され
ている。
点火装置10は、基準信号発生器12.負荷センサ14
1回転数センサ1G、水温センサ18.その他のセンサ
類20からの信号を受け、各PA筒ごとにそれぞれ最適
の点火時期信号(この信号は例えばMBT時期にOFF
信号として出される)を4ビア)出力ラインのそれぞれ
から出すように構成されており、このような点火装置1
0は前述のとおり従来より公知のものである。
また、この点火装置10は、各イグニッションコイル6
・\の最適な通電開始タイミングを設定する通電角信号
(この信号はエンジン回転数に上って付近でON信号と
して出される)を同じく4ビツト出カラインのそれぞれ
から出力するようにも構成されている。この機能も前述
のとおり公知である。
すなわち、基準信号発生器12からは第13図(it)
に示すように基帛パルスイ3号S 12が出力され、こ
れを受けて点火装置10の1出力端からは第13図(b
)に示すような点火制御信号S、。が出力される。した
がって、この第13図(1))に示す例においては時刻
し、。がイグニッションコイル6・\の通電開始時期で
あり、時刻14+が点火時期(例えばMDTのところ)
である。
さらに、点火VC置10からの出力は各点火制御部)3
′へ入力されるが、各点火制御部8′は、各気筒ごとに
同じ構成のものが用いられ、ORデート22.パワート
ランジスタ24.遅れ時間設定回路27.ドエルイ3号
発生回路29.信号繰返し発生制御回路142および計
数・コントロール回路31等をそなえ′Cいる。
のと同様2つの入力端を有しており、その1つの入力端
に点火装置10からの出力を受けるようになっている。
また他の入力端にはデート回路31からの出力が入力さ
れるようになっている。
パワートランジスタ24は前述の各実施例同様、イグニ
ッションコイル6を含む充放電回路のためのスイッチン
グ素工として手戊1氾するもので、そのベース端(制御
端)が○Rデート22の入力端に接続されて、パワート
ランジスタ24がONするとイグニ・ンションコイル6
1こ畜干貞されたエネル¥−がJ&電され、パワートラ
ンジスタ24がOF[’になるとイグニッションコイル
6・\エネルギーが充電されるようになっている。
したがって1.「ユ人装置10から第13図(b)に示
す信号S IQの立上がり(n、7刻L<Jで充電が開
始され、信号S、。の立下がり(時刻L41)で放電即
ち点火が行なわれるのである。
また、遅れ時開設定回路27は、点火装置10からの出
力S 1oをインバータ138およびORデー)134
を介して受は信号S IGの立下がりを検知して所要時
間幅′FLのパルス信号S 2’lを出力するもので、
ワンショットマルチバイブレータ等で構成される。
さらに、遅れ時間設定回路27からの出力S27はドエ
ルイg号発生回路2つへ入力される。このドエル信号発
生回路2つも、遅れ時間設定回路27同様ワンシaツト
マルチバイブレータ等で構成され、信号S27の立下が
りを検知して所要時間幅TDのパルス信号82gを出力
するものである。
計数・コントロール回路31はD/A変換器116゜A
/D変換器118.比較器120.レジスタ122゜カ
ウンタ124.ディジタル式比較器12G、ORデート
132等をそなえて構成されている。
ここで、D/A変換器116は点火装置10カ・らのエ
ンジン回転数情報(信号S l 11がこの情報をもっ
ている)をアナログ信号に変換するもので、このD/A
変換器116からのアナログ信号はA/D変換器118
および比較器120へ出力される。
比較器120はエンジン回転数1200r四相当の基準
電圧Vsをプラス端から受けD/A変換器116からの
(、T号V^をマイナス端から受けて、Vs>V^の間
はHレベル信号をANDデート129の一入力端へ出し
、Vs≦■^でLレベル信号を同じくANDデート12
9の一入力端へ出すものである。
また、A/D変換器118はD/A変換器116からの
アナログ値に応じステップ値(例えば10゜5.3,1
.0等)をレジスタ122へ出力するもので、レジスタ
122はA/D変換器118からのステップ値をセット
するものである。
ディジタル式比較器126はレジスタ122からのプリ
セット値とカウンタ124からのカウント値とを比較し
てカッント値がプリセット値になると、トIレベルイJ
号を出力するものである。このディジタル式比較器12
6からの信号はカウンタ124リセツト用ORデーF〕
32へ供給されるとともに、信号繰返し発生制御回路1
42の7リツプ70ツブFF41のR端子へ供給される
ようになっている。
なお、ANDデート129の他入力端はドエルなってい
る。
これにより、計数・コントロール回路31は、エンジン
回転数120Or四以上でドエル信号発生回路29から
の信号S 29をカントするとともに、エンジン回転数
Nの値に応じて多重点火回数Snを設定しコントロール
する機能をもっことになる。
ここでエンジン回転数N(rpu+)と多重点火回数S
nとの関係は、前述の例を使えば、N < 150で1
0回。
1505 N < 300テ5回、 300.<N60
0テ3回、[300<N < 1200で1回、N≧1
200で0回のようになっている。信号繰返し発生制御
回路142は、フリップ70ツブFF41.ANDデー
)128,130゜インバータ136.微分回路140
.ダイオード等をそなえて構成されている。
こ、:で、7リツプフロツプI’F41は、その■く端
子にディジタル式比較器126からの信号を受けるとと
もに、そのS端子にANDデート128からの信号を受
け、そのQ端子がらANDf−)130へ出力を出すと
ともに、そのQ端子からORANDデート128は比較
器120がらの出力!5よびインバータ138からの)
話力をそれぞ!し受けるもので、ANDデー) 1 :
’I Oは7リツプ70ツブFF41のQ端子がらの出
力お上びドエル信号発生回路2つからの出力でインバー
タ136で反1賦され微分回路140で微分されダイオ
ードを通過してきた出力をそれぞれ受けるものである。
上述の構成により、点火装置10の各出力端からはMB
Tしための信号S 10が順次出力されるので、ORデ
ート22を介してパワートランジスタ24がO[;” 
r’状悠となり、これにより点火プラグ4が第13図(
I〕)の時刻t41で点火する。このとき点火装置10
からの信号Sloはインバータ138を痒し遅れ時間設
定回路27へも同時に供給されているので、遅れ時開設
定回路27からは第1回日のワンショットパルス信号が
ドエル信号発生回路29へ出力される。
これを受けたドエル信号発生回路2つは11回口のドエ
ル信号S29を出力する。これによりエンノン回転数が
IZOOrp+Jりち低いうちは、信9329がA N
 +)デート129!;よびORデート22を通過して
パワー1ランノスタ24をOFFにするので、この時点
で1万度点火プラグ4が点火する。
ところで、ドエル信号発生回路29がらの出力はインバ
ータ136.微分回路1=lO,グイオー1−を介し正
パルスとしてAND’l’−1130−\入力されるが
、このときANDデー) 12 BからはIfレベルが
出力されているので、7リツプ70ツブFド41のQ端
子がらもI−ルベルが出力されており、これによりA 
N Dデート130がらはI(レベル41号が出力され
る。その結果ドエル信号発生回路21〕からの立下がり
タイミングで遅れ時間設定回路27から2回口のパルス
信号が出力され、これを受はドエル信号発生回路29が
ら2回口のドエル(i号が出力されるので、点火プラグ
・1がニジ同口の点火を行なう。同様にして、J l 
41 S回目のドエル信号が出ると、214+5g6回
目の点火が実行される。このときカッンタ124によっ
てドエル(??号の立上がりタイミングでドエル信号数
がカウントされているが、午エンノン回転数が150〜
300rp+nの開にあるとすると、レジスタ122に
は点火回数5回分のプリセット値がセットされているの
で、カウンタ124のカウント数が5になると、ディノ
タル式比較器126からはORデート132およびフリ
ップ70ツブFF41のR端子へI■レベル信号が出力
される。これによりANDデート130のデートが閉じ
、遅れ時間設定回路27のトリが信号の供給が停止され
るので、6回口のドエル信号は発生しない。
なお、7リツプ70ップドF41はこれによりリセット
状態となるので、これ以降、次のMI3T時期(13号
S 1.における次の立上がり時期)になるまて゛、O
Rデート132を通じカウンタ124はた乏ずリセット
がか(すられている。
このように、圧縮行程の後半から次の煤9発行程にかけ
ての所要の時間内に、所要の時間間隔をあけて点火プラ
グ4が複数回点火士るので、失火率が大幅に減少し、始
動性能、振動性能、徘〃ス性能等を含めたエンノン性能
が向」ユする等、+itr述の各なお、エンジン回転数
が設定値(この設定値は比較器120へ基準信号Vsと
して入力されているもので、1200rpm相当である
。)よりも高くなると、比較器120がLレベルになる
ため、ドエル信号発生回路29からの出力の通過をAN
Dデート129で遮断し、これにより点火プラグ4はM
BTのための点火タイミングで1燃焼サイクル中に1回
の割合で、1ユ火する。すなわちこの場合は多重点火は
なされない。
このようにエンジン回転数が高いところでの運転中は失
火率が小さく失火による問題が少ないので、多重点火を
しなくてもよいのである。
なお、前述の各実施例において、上死点+iij 90
゜パルス発生間隔からエンノン回転数に応じた周期時間
を演休し、この周期データに基づき点火制御を行なって
もよい。この方式を周期演算方式ということにするが、
この周期演算方式を用いれば、クランク角1゛パルス発
生器12Cを省略することができ、コストの紙庫化に寄
与できる。
口の点火時に限らず2回口以降の点火時も含む)に筒内
で火炎が伝播したかどうかを検出して、もし火災伝播が
検出されると、CPUが多重放電点火すべきと判断して
いる場合でも、それ以降の多重放電点火をやめるように
制御することもできる。
さらに、本v装置は、4サイクル式のガソリンエンノン
のほか、2サイクル式のものや、その他の点火プラグ付
き内燃機関にもほぼ同様にして適用できるものである。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の内燃機関の点火制御装置
によれば、気筒に点火プラグを有する内燃機関において
、同内燃機関の圧縮行程の後半から次の爆発行程にかけ
ての所要の時間内に上記点火プラグに複数回の点火を所
要の時間間隔をあけて行なわせる点火制御手段が設けら
れるという簡素な構成で、内燃機関の圧縮行程の後半か
ら次の爆発行程にかけての所反時間内に複数回の点火を
所要の時間間隔をあけて行なわせることができるので、
失火率の大幅な減少をはかることができ、アイドル時の
燃費の向−Lをはかtしるほか、始つJ性能、振動性能
、徘〃ス性能等の各種のエンノン性能について好ましい
結果をもたらすことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明のfjS1′X、施例としての内燃
機関の点火制御装置を示すもので、第1図はその1気筒
分の放電点火系を示す概略構成図、第2図は本装置を有
するガソリンエンジンの全体概略(1カ成を示す模式図
、第3図(a)〜(d)はいずれもその作用を説明する
ためのタイミングチャートであり、第4〜9図は本発明
の第2実施例としての内燃機関の点火制御装置を示すも
ので、第・1図はその電気回路図、0′s5図は本装置
を有するガソリンエンノンの全体構成を示す模式図、第
6図(、)〜(lII)はいずれもその作用を説明する
ためのタイミングチャート、17〜9図はいずれもその
作用を説明するための70−チャートであり、第10.
11図は本発明の第3実施例としての内燃機関の点火制
御装置を示すもので、第10図はその電気回路図、第1
1図(a)〜(f)はいずれもその作用を説明するため
のタイミングチャートであり、第12.13図は本発明
の第4実施例としての内燃機関の点火制御装置を示すも
ので、@12図はその電気回路図、第13図(a)〜(
d)はいずれもその作用を説明するだめのタイミングチ
ャートである。 2・・ガソリンエンジン、4・・点火プラグ、6・・イ
グニッションフイノ呟 8.8′ ・・点火制御部、1
0・・点火装置、12・・基壁信号発生器、12八・・
上死点i’+?j90°パルス発生器、12B・・上死
点+i7i 10°パルス発生器、12C・・クランク
角1°パルス発生器、12D・・上死点後20°パルス
発生器、12E・・上死点パルス発生器、14・・負荷
センサ、14A・・エア70−センサ、16・・回転数
センサ、18・・水温センサ、20・・センサ類、22
・・ORデート、24・・パワートランジスタ、2 G
、27・・遅れ時間設定回路、28.29・・ドエル信
号発生回路、30・・ゲート回路、31・・計数H* 
 ’/  L  n −n−石HMCQ  9− − 
nB’、T:山m’ta。 ・排気通路、36・・ディストリビュータ、38゜38
′ ・・コントローラ、40・・インタフェース、42
・・CPU、43A・・RA M、43B・・ROM、
44.44’  ・・点火制御回路、46・・クロック
、48・・アイドルレスインチ、50・・7ツクセンサ
、52・・エアクリーナ、54・・スロットル弁、56
・・パスライン、58〜76−− ANDデー )、7
8−86−−OR?−)、88.90・・カウンタ、9
2.94・・インバータ、96〜100・・遅延回路、
102〜110・・ANDデート、112,114・・
ORデー1.116・・l’) / A変換器、118
・・A/D変換器、120・・比較器、122・・レジ
スタ、124・・カウンタ、126・・ディノタル式比
較器、128.129,130・・ANDデート、13
2゜134・・ORデート、136,138・・インバ
ータ、140・・微分回路、142・・イd″;3′繰
返し発生制御回路、144,14G・・電磁式燃料噴射
弁、148・・アクチュエータ、FFI〜FF 41・
・7リツプ70.プ、ICM、ICM’  ・・点大割
up−F、段、PI、P2.?3・・プリセ、21カウ
ンタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 気筒に点火プラグを有する内燃機関において、同内燃機
    関の圧縮行程の後半から次の爆発行程にかけての所要の
    時間内に上記点火プラグに複数回の点火を所要の時間間
    隔をあけて行なわせる点火制御手段が設けられたことを
    特徴とする、内燃機関の点火制御装置。
JP27030885A 1985-11-30 1985-11-30 内燃機関の点火制御装置 Pending JPS62129575A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62135669A (ja) * 1985-12-10 1987-06-18 Nippon Denso Co Ltd 点火プラグ燻り防止式エンジン点火装置
US6176216B1 (en) 1997-09-11 2001-01-23 Denso Corporation Ignition control for fuel direct injection type engine
JP2008255793A (ja) * 2007-03-30 2008-10-23 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の点火制御装置
JP2015212528A (ja) * 2014-05-07 2015-11-26 ダイヤモンド電機株式会社 内燃機関用の点火システム

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