JPS62129291A - マルト−ス誘導体の製造方法 - Google Patents

マルト−ス誘導体の製造方法

Info

Publication number
JPS62129291A
JPS62129291A JP27025385A JP27025385A JPS62129291A JP S62129291 A JPS62129291 A JP S62129291A JP 27025385 A JP27025385 A JP 27025385A JP 27025385 A JP27025385 A JP 27025385A JP S62129291 A JPS62129291 A JP S62129291A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
maltose
crystalline
powder
derivative
purity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP27025385A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0723389B2 (ja
Inventor
Masakazu Mihashi
三橋 正和
Shuzo Sakai
堺 修造
Toshio Miyake
俊雄 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo KK
Original Assignee
Hayashibara Biochemical Laboratories Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hayashibara Biochemical Laboratories Co Ltd filed Critical Hayashibara Biochemical Laboratories Co Ltd
Priority to JP60270253A priority Critical patent/JPH0723389B2/ja
Priority to CA000523586A priority patent/CA1289953C/en
Priority to DE19863689997 priority patent/DE3689997T2/de
Priority to EP19860309325 priority patent/EP0225774B1/en
Publication of JPS62129291A publication Critical patent/JPS62129291A/ja
Publication of JPH0723389B2 publication Critical patent/JPH0723389B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H15/02Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures
    • C07H15/04Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures attached to an oxygen atom of the saccharide radical
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H13/00Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids
    • C07H13/02Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids by carboxylic acids
    • C07H13/04Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids by carboxylic acids having the esterifying carboxyl radicals attached to acyclic carbon atoms
    • C07H13/06Fatty acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H3/00Compounds containing only hydrogen atoms and saccharide radicals having only carbon, hydrogen, and oxygen atoms
    • C07H3/04Disaccharides

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 又1旦f’lJ J’D圀互 本発明は、マルトース誘導体の製造方法、とりわけ、結
晶性α−マルトースと反応性試薬とを無水条件下で反応
させることを特徴とするマルトース誘導体の製造方法に
関する。
従来技術 マルトースのエステル、エーテル、ハライド、含窒素誘
導体、含硫誘導体、配糖体などの誘導体は、食品添加物
、洗剤、医薬品、合成中間体あるいは酵素の定量用基質
として有用であり、近年、その需要が著しく高まってい
る。
例えば、マルトース脂肪酸エステルは、蔗糖エステルが
溶解性並びに乳化力においてやや難点があることに加え
て、近年その生理的影響について幾多の警告的指摘がな
されていることから、より安全かつより高活性の界面活
性剤として注目をあびている。
また、Y、旧shikawa et al、、Chem
ical  andPharmaceutical B
ulletin、第29巻、第2号、第505〜513
頁(1981年)には、マルトースとステアリン酸、バ
ルミチン酸、ミリスチン酸などの脂肪酸を塩酸−ピリジ
ン混合浴1夜中で反応させて得られるマルトースのモノ
及びポリ脂肪酸エステルが抗癌作用を示すことが報告さ
れ、抗腫瘍剤あるいは抗癌剤としての用途が期待されて
いる。
一方、マルトースエーテルも、低級アルキルとのエーテ
ルは合成中間体として、また炭素数8〜25の高級アル
キルとのエーテルは、安全かつ高活性な洗剤用界面活性
剤として注目をあびてきている。
これらマルトース誘導体は、例えば、特開昭59−51
99号公報、特開昭60−48992号公報あるいはR
,Khan、 Advances in Carboh
ydrate CheIIlis−try and B
iochemistry、第39巻、第213−278
頁(1981年)などから明らかなように、通常、無水
マルトースと反応性試薬とを無水条件下で反応させて製
造され、得られるマルトース誘導体の収量並びに品質は
、いかに反応系から水分を除去するかにかかっている。
しかし、マルトースが、通常、5.5−6.5 w/w
%の水分を含むことから、そのまま使用し得る反応には
自ずと限度があり、敢えて反応に供しても不満足な結果
しか得られなかった。
そのため、これまでは反応に先立ってマルトースを無水
状態にまで乾燥させていたが、マルトース自体極めて吸
湿性が高いうえ、β−マルトース含水結晶の結晶水は容
易には除去し得ないものであり、厳重に管理していても
反応系へのある程度の水分混入は避けられず、高品質の
マルトース誘導体を高収量かつ安定して製造することは
極めて困難な状況にあった。
発Iが解決しようとする問題点 本発明者は、これら従来方法の欠点を解消し、高品質の
マルトース誘導体を高収量かつ安価に製造することを目
的に鋭意検討した。
問題1.を解決するための手段 その結果、結晶性α−マルトース、とりわけ、光学異性
体α−マルトース含量が55 v/w X以上の結晶性
マルトースと反応性試薬とを無水条件下で反応きせるこ
とにより、高品質のマルトース忽導体を高収量かつ安定
して製造し得ることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、マルトースと反応性試薬とを無水
条件下で反応させてマルトース誘導体を製造する際、そ
のマルトースが結晶性α−マルトースであることを特徴
とするマルトース誘導体の製造方法を要旨とするもので
ある。
結晶性α−マルトースは、従来、反応に使用されてきた
非晶質マルトースやβ−マルトース含水結晶とは相違し
て結晶水を持たずして、しかも実質的に難吸湿性であり
、その外界との平衡水分も容易に除去し得る程度である
ので、非晶質マルトースやβ−マルトース含水結晶では
欠かすことのできなかった乾燥工程を大幅に短縮また(
よ省略することすらできることが判明した。
土た、結晶性α−マルトースは、流動性に富むことに加
えて、各種有機溶媒によく馴染み、場合によってはそれ
らに容易に溶解することから、製造工程を極めて円滑化
し得ることも判明した。
特に、ある種のエステル化反応やエーテル化反応におい
ては、結晶性α−マルトースの使用によりほぼ理論値で
エステルやエーテルを製造し得ることも見出した。
本発明でいう、マルトース誘導体とは、マルトースと反
応性試薬とを無水条件下で反応させて得られるマルトー
ス誘導体全般を意味する。
言い替えれば、本発明でいうマルト−ス誘導体とは、反
応系内の水分が試薬の反応性を低下させたり、あるいは
望ましくない副反応を起こしたり主反応を阻害したりし
て、マルトース誘導体の収量や品質の低下やその製造コ
ストの高騰を招くような化学反応により製造されるマル
トース誘導体を意味するものである。
そのようなマルトース誘導体の例としては、例えば、R
,Khan、 Advances in Carboh
ydrate Chem−istry and Bio
chemistry、第39巻、第213−278頁(
1981年)あるいはG、R,Ames、 Chemi
cal Re−views、第60巻、第541頁(1
9(50年)に記載されているような、エステル、エー
テル、ハロゲン化物、含窒素誘導体、含硫誘導体、カル
ボン酸菖導体などが挙げられる。
従って、本発明でいう反応性試薬とは、無水条件下で結
晶性α−マルトースと反応させてこれら誘導体を生成す
る酸、塩基、アルコール、アルデヒド、ケトン、ハロゲ
ン、アミン、シアン、ニトリル、オキシラン、イソシア
ネートおよびそれらの反応性誘導体の一種もしくは二種
以上を意味するものである。
本発明で使用する結晶性α−マルトースとしては、結晶
性α−マルトース粉末が好適である。
本発明者等は、本発明に先立って結晶性α−マルトース
の製造方法について研究した。
まず、結晶性α−マルトースを製造するための原料マル
トースについて、詳細に検討を加えた結果、固形物当り
85 v/w%以上の高純度マルトースが好適であるこ
とを見出した。
この原r3+の高純度マルトースは、市販のβ−マルト
ース含水結晶を使用してもよいし、常法に従って澱粉を
糖化して調製してもよい。
高純度マルトースを澱粉から調製する方法としては、例
えば、特公昭56−11437号公報、特公昭56−1
7078 号公報などに開示されている糊化または液化
澱粉にβ−アミラーゼを作用させ、生成する固形物当り
85ν/w%以上の高純度マルトースであればよく、そ
れが、例えば、市販のβ−マルトース含水結晶であって
も、また、常法に従って、澱粉を糖化して調製したもの
であってもよい0 あるいは、例えば、特公昭56−11437号公報、特
公昭56−17078号公報などに開示されている糊化
または液化澱粉にβ−アミラーゼを作用させ、生成する
マルトースを高分子デキストリンから分離し、高純度マ
ルトースを採取する方法、または、例えば、特公昭47
−13089号公報、特公昭54−3938号公報など
に開示きれている糊化または液化の粉にイソアミラーゼ
、プルラナーゼなどのIE1扮枝切り酵素とβ−アミラ
ーゼとを作用させて高純度マルトースを採取する方法な
どがある。
更に、これら方法で得られる高純度マルトースに含まれ
るマルトトリオースなどの夾雑糖類に、例えば、特公昭
56−28153号公報、特公昭57−3356号公報
、特公昭56−28154号公報などに開示されている
酵素を作用させてマルトースを生成するか、ざらには、
例えば、特開昭58−23799号公報などに開示きれ
ている塩型強酸性カチオン交換(5(脂を用いるカラム
分画法により夾雑糖類を除去するなどの方法によりマル
トース純度を更に高めることも好都合である。また、こ
の分画法は、固定床方式、移動床方式、擬似移動床方式
であってもよい。
このようにして得られる固形物当り85 w/w%以上
の高純度マルトースから結晶性α−マルトースを製造す
るには、例えば、これら高濃度マルトースを水分約10
 w/wχ未満の高純度シラツブとし、これに結晶性α
−マルトースの種晶を約0゜01〜20 w/w%共存
せしめ約40〜140℃で助晶し、光学異性体α−マル
トースの含量が48 v/w%を越えるマスキットとし
、例えば、分蜜方法、ブロック粉砕方法、加圧造粒方法
、流動造粒方法、噴霧乾燥方法などの公知の粉末化、熟
成、乾燥法により、例えば、粉末、顆粒、短円筒などの
適宜形状とした光学異性体α−マルトース含量を更に高
め、望ましくは55 w/w%以上とした結晶性α−マ
ルトースを採取すればよい。
このようにして得られる結晶性α−マルトースは、通常
、水分含ffi 1 w/v%未満の実質的にyπ吸湿
性の粉末である。また、その融点は、β−マルトース含
水結晶の121〜125℃ よりはるかに高く、130
℃以上、とりわけ、光学異性体α−マルトース含量が6
0 w/w%以上の結晶性α−マルトース粉末の場合に
は、約140℃以上で、粘着、団結の懸念もなく流動性
良好な結晶性粉末となり、マルトース誘導体の製造に極
めて有利に使用することができる。
この結晶性マルトースと反応性試薬とを無水条件下で反
応させてマルトース誘導体を製造するには、まず、結晶
性α−マルトースをメタノール、エタール、イソプロピ
ルアルコール、イソアミルアルコール、t−ブチルアル
コール、アセトン、ジメチルスルホキシド、アセトニト
リル、N、N’−ジメチルホルムアミド、N−イソプル
ピルホルムアミド、N−メチルピロリドン、■−ホルミ
ルモルホリン、ヘキサメチルホスホリックトリアミド、
テトラヒドロフラン、ジオキサン、ピリジンなどの有機
溶媒に溶解または@濁させ、その溶液ないし懸濁液に試
薬と、必要に応じて、触媒を共存せしめ、公知の方法に
準じて無水条件下で反応させれぼよい。もちろh、試薬
自体あるいは触媒が溶媒としても機能する場合にはこの
ような溶媒の全部もしくは一部を省略することができる
本発明によるマルトース誘導体の製造を2〜3具体的に
挙げれば、例えば、酢酸エステル等の有機酸エステルは
、結晶性α−マルトース溶液に酸無水物と、例えば、ピ
リジンあるいはH,N’−ジメチルアニリンなどの塩基
性触媒の共存下で反応させることによって製造すること
ができる。
安息香酸エステルや炭酸エステル、硫酸エステル、燐酸
エステル等の無機酸エステルは、結晶性α−マルトース
と対応する酸ハロゲン化物とを、例えば、とリジンある
いはN、N’−ジメチルアニリンなどの塩基性触媒の存
在下で反応させることによって製造することができる。
脂肪酸エステルの場合には、例えば、炭酸アルカリ、水
酸化アルカリ、アルカリアルコラード、第4級アミンア
ルコラードなどの塩基性触媒の存在下、脂肪酸の低級ア
ルコールエステルと結晶性α−マルトースとを加熱、か
つ反応により生成する低級アルコールを反応系外に除去
しなから反応させてエステル交換させるか、あるいは対
応する脂肪酸のハロゲン化物もしくはチアシリチオン脂
肪酸アミドやp−ニトロフェニル脂肪酸エステルなどの
ようなエステル化試薬を塩基性触媒の存在下で反応きせ
ることにより製造することがでざる。
食品添加物、栄養輸液あるいは抗腫瘍剤としての用途が
期待されているマルトースラウリン酸エステル、マルト
ースオレイン酸エステル、マルトースステアリン酸エス
テル、マルトースリノール酸エステル、マルト−スリル
シン酸エステル、マルトースパルミチン酸エステル、マ
ルトースミリスチン酸エステルなどの脂肪酸エステルは
、いずれもこの方法により製造することができる。
合成中間体あるいは一般用洗剤に有用な各種エーテル誘
導体は、結晶性α−マルトースと過剰量の適宜鎖長のア
ルコールとを、例えば、硫酸、塩酸、燐酸、亜燐酸、p
−トルエンスルホン酸、三弗化曙素などの酸触媒の存在
下、加熱かつ反応により生成する水を反応系外に除去し
なから反応させることによって製造することができる。
また、合成中間体として有用なハロゲン化物や含硫請導
体は、それぞれ結晶性α−マルトースとp−塩化スルフ
リルや各種含燐試薬とを無水条件下でハロゲン化させた
りp−t−ルエンスルホニル化きせることによって製造
することができる。
加えて、マルトースを出発物質とする有用な誘導体の製
造に際してのマルトースのヒドロキシル基や活性アルデ
ヒド法の保護、あるいは分析に先立ってのトリチル化な
どの誘導体化なども本発明により極めて容易に行うこと
ができるのである。
以下、実験例により本発明を説明する。
実91.  原料マルトースの比較 原!:1マルトースは、第1表に示した林原株式会社製
造の各種澱粉糖商品を使用した。
商品名マルスター[F]、Hドア5などのシラツブ品の
場合には、そのまま蒸発釜にとり、aシ圧下で煮詰めて
水分4.5 w/vχとした。
商品名サンマルト■、マルトース1(、マルトース11
11、マルトースHII IIなどのβ−マルトース含
水結晶などの粉末品の場合には、少量の水で、加熱溶解
し、次いで蒸発釜にとり、減圧下で煮詰めて水分4.5
 w/wχとした。
このようにして得られた水分約4.5 w/w%の高濃
度シラツブを助晶機に移し、これに予め、高純度β−マ
ルトース含水結晶(マルトースH)III)の約50 
w/wχ熱メタノール溶液から品出採取した結晶性α−
マルトースを、種晶として2 w/wχ加え、120℃
で20分間撹拌助品し、次いでアルミ製バットに取り出
し、90℃で16時間熟成させブロックを調製した。次
いで、室温まで冷却し粉砕して水分含M 1 w/wχ
未満の粉末品を得た。これら粉末品を用いて、C,C,
Sweeley et al、、Jour−nal o
f American Chemical 5ocie
ty、第85巻、第2497〜2507頁(1963年
)に記載されている方法に準じてガスクロマトグラフィ
ーを行ない、マルトース中の光学異性体α−マルトース
の含量を求め、また、F、H,5todola et 
al、、Journa! ofAn+erican C
hemical 5ociety1第78巻、第251
4−2518頁(1956年)に記載されている方法に
準じてX線回折装置(理学電機株式会社製造、商品名ガ
イガーフレックスRAD−II B、 CuKa線使用
)を用いて粉末X線回折を行ない結晶の有無を調べた。
結果は第1表に示す。そのX線回折図形を第1〜5図に
示す。第1図はα−マルトース含量48 w/w%であ
る非晶質粉末の、第2図はα−マルトース含it 55
.6 w/w %である結晶性粉末の、第3図はα−マ
ルトース含量旧、4 w/v%でアル結晶性粉末の、第
4図はα−マルトース含ff1G8゜7 w/w%であ
る結晶性粉末の、第5図はα−マルトース含量?4.2
 w/wχである結晶性粉末のX線回折図形である。な
お、対照実験として、β−マルトース含水結晶(マルト
ースII II 11 )を水に加熱溶解し、減圧乾燥
粉末化した非晶質粉末のX線回折を行ったところ、第1
図と同じX線回折図形が得られ、また、原料のβ−マル
トース含水結晶(マルトース+11111)粉末のX線
回折では、第6図のX線回折図形が得られた。
第1表の結果から明らかなように、X線回折により新な
結晶の析出が認められたものは、光学異性体α−マルト
ースの含量が55 w/v%以上を示、その原にlマル
トースとしては、マルトース含量か固形物当り85 w
/w%以上必要であることが判明した。
実験2.  メチルマルトシドの生成に及ぼす原料マル
トースの影響 実験1で調製したテストNo、6の結晶性α−マルトー
ス1ザ品5gを2.5χ塩酸−メタノール 50IIl
l  と共に湿気を断って18時間加熱還流した。反応
終了後、反応混合物中のメチルマルトシドをN。
W、Il、 Cheejhan and  P、 Si
rimanne、 CarbohydrateRese
arch 、第96巻、第126−128頁(1(+8
1年)に記4IJiきれている高速液体クロマトグラフ
ィー法に準じて定量した。
生成したメチルα−マルトシドとメチルβ−マルトシド
との合計収率(χ)を使用した標品中のマルトース含量
による理論値に基づいて計算したところ、約65χの収
率でメチルマルトシドが生成していることが判明した。
その後、反応混合物を分液して未反応のマルトースと試
薬を除去し、有機溶媒層を濃縮したところ約62Xの収
率でメチルマルトシドを得られ、一方、水層中には約2
7%のマルトースが未反応で回収された。
テストNo、8の非晶質無水マルトース標品について同
様に試験したところほぼ同じ成績が得られたが、マルト
ースHII Ilを同様に反応させ、得られた着色の著
しい反応混合物中のメチルマルトシドを処理したところ
メチルマルトシド収率ならびにマルトース回収量は、そ
れぞれ約25%および約35Xであった。
これらの結果から明らかなように、結晶性α−マルトー
スを使用した系にわいてはメチルマルトシドの収量が著
しく高く、非晶質の無水マルトースを使用した場合と同
等の結果が得られることが判明した。
一方、β−マルトース含水結晶を使用した系においては
反応物の着色が激しく、メチルマルトシドの収率も未反
応マルトースの回収率も劣っていた。
実験3.  オクタアセチルマルトシドの生成に及ぼす
原t8Iマルトースの影響 無水酢酸50 E と乾燥ピリジン65 g との混合
溶液を0℃に冷却し、実験1で調製したテストN o 
、 6の結晶性α−マルトース標品を3gを加えた。標
品が溶けるまで0℃でかきまぜ、その後室温にて18時
間放置した。反応液をかきまぜなから氷水中に注ぎ、し
ばらく放置して分液し、有機溶媒層をet縮して約7g
のオクタアセチルマルトシドを得た。
オクタアセチルマルトシドの収率(%)を使用した標品
中のマルトース含量により理論値に基づいて計算したと
ころ、はぼ理論値でオクタアセチルマルトシドが生成し
ていることか判明した。
テストNo、8の非晶質マルトース標品について同様に
試験したところほぼ同じ成績が得られたが、マルトース
HH)Iを同様に反応させ、得られた反応混合物中のオ
クタアセチルマルトシドを処理したところ、その収率は
約65χに過ぎなかった。
ざらに、テストNo、6の結晶性α−マルトース標品お
よびテストNo、8の非晶質無水マルトースを周囲条件
下で2時間放置した後、同様に反応させたところ、前者
の標品では放置前とほぼ同じ成績が得られたのに対して
、後者の標品ではオクタアセチルマルトシドの収率は約
38%に低下した。
これらの結果から明らかなように、結晶性α−マルトー
スを使用した系に於ては、オクタアセデルマルトシドの
収量が、β−マルトース含水結晶を使用する場合と比較
して著しく高く、非晶質の無水マルトースを使用した場
合と同等の結果が得られることが判明した。
このように、本発明により、結晶性α−マルトースを無
水条件下で反応性試薬と反応させることにより、細心の
注意を払って調製した非晶質の無水マルトースを使用す
る場合と同等の成績を極めて容易に得ることができるの
である。
また、結晶性α−マルトースは、取り扱う上で実質的に
難吸湿性であり、無水条件下で反応性試薬と反応させて
マルトース誘導体を大量生産するには極めて有利である
次に、結晶性α−マルトースの製造例を2〜3示す。
参考例 1 馬鈴薯澱粉1重量部と水10.1%量部との懸濁液に市
販の細菌液化型α−マミラーゼを加え90℃に加熱糊化
し、直ちに130℃に加熱して酵素反応を止め、DE約
0.5の液化液を得た。このV粉液化液を55℃ まで
急冷してシュードモナス・アミロデラモサ(Pseud
omonas amyloderamosa) ATC
C21262の培養液から調製したイソアミラーゼ(E
C3,2,1,68)を澱粉瓦当り100単位と、大豆
由来のβ−アミラーゼ(EC3,2,1,2)  (長
瀬産業99製、商品名n 1500 )を同じ<50単
位とを加えpH5,0に保って40時間糖化し、マルト
ース含量が固形物当り92.5 w/v Xの高純度マ
ルトース液を得、これを活性炭で脱色し、イオン交換樹
脂で脱塩精製した。本マルトース溶液を濃度75χに濃
縮した後、助晶缶にとり、β−マルトース含水氷結晶粉
末種晶1 v/vχを加え40℃ とし、ゆっくり撹拌
しつつ徐冷して、2日間を要して30℃ まで、下げ、
バスケット型遠心機で分蜜し、結晶を少量の水でスプレ
ーし洗浄して純度99 、0%の高純度β−マルトース
含水結晶を得た。
このようにして得られた高純度マルトースを少量の水で
加熱溶解し、次いで蒸発釜にとり、減圧化で煮詰め、水
分5.5 v/w Xのシラツブとした。
次いで、助晶機に移し、これに実験1、テストNo、6
の方法で得た結晶性α−マルトースをシラツブ固形物当
り1 w/v X加え、100℃で5分間撹拌助晶し、
次いで、プラスチック製バットに取り出し、70℃で6
時間晶出熟成させてブロックを調製した。
次いで、本ブロックを切削機にて粉砕し、流動乾燥して
、光学異性体α−マルトース含量が73,3W/V%の
結晶性α−マルトース粉末を、原料の高純度β−マルト
ース含水氷結晶対して約92 v/w %の収率で得た
参考例 2 参考例1の方法で調製したマルトース含量が固形物当り
92.5 w/wχの高純度マルトース水溶液を、水分
20 v/w %に減圧iamt、、次いで噴霧乾燥塔
の上部より高圧ポンプにてノズルから噴霧し、100℃
の熱風にて乾燥しつつ、乾燥塔底部の移動金網コツベア
上で、予め、流動させている結晶性α−マルトース粉末
上に落下させ、コンベアの下より70℃ の1風を送り
つつ、乾燥塔外に徐々に移動させ、60分を要して取り
出した粉末を熟成基に充填して70℃の温風を通気しつ
つ4時間品出熟成させて、光学異性体α−マルトース含
量が66.2 w/w %の結晶性α−マルトース粉末
を原料の高純度マルトースに対して約94%の収率で得
た。
参考例 3 コーンスターチ2重量部と水10重量部との懸濁液に、
市販の細菌液化型α−アミラーゼを加え、90℃に加熱
糊化した後、130℃に加熱して酵素反応を止め、DE
約2の液化液とし、この澱粉tff化イ夜を55℃に急
冷してシュードモナス・アミロデラモサ(Pseudo
monas amyloderamosa) ATCC
21262の培養液から調製したイソアミラーゼ(EC
3,2,1,63)を澱扮瓦当り 120単位と、大豆
由来のβ−アミラーゼを同じ<30単位とを加え、pl
+ 5゜0に保って36時間糖化し、参考例1と同様に
精製して、マルトース含量が88.6 w/w%の高純
度マルトース溶液を得、次いで、減圧濃縮して水分3.
5 w/wχのシラツブとした。
次いで、助晶機に移し、これに参考例2の方法で得た結
晶性α−マルトースを、シラツブ固形物当り2.5 w
/wχ加え、120℃で10分間撹拌助晶し、次いで、
アルミ製バットに取り出し、70℃で18時間品出熟成
させ、以後、参考例1 と同様に粉砕、乾燥し、光学異
性体α−マルトース含量が63.9 w/w Xの結晶
性α−マルトース粉末を、原料の高純度マルトースに対
して約94%の収率で得た。
参考例 4 マルトース含有M 79.6 v/wχの澱粉糖液(林
原株式会社製造、商品名HH−75)を濃度45 w/
w %水溶液にして原糖液とした。分画用樹脂は、アル
カリ金属型強酸性カチオン交換1J脂(東京有機化学工
業社H’S、商品名XT−1022E、 Na+型)を
使用し、内径5.4 cmのジャケット付ステンレス製
カラムに水v!、濁液状で充填した。この際、樹脂店長
5mのカラム4本に充填し、その液が直列に流れるよう
にカラム4本を連結して樹脂層全長20 mとした。
カラム内温度を55℃に維持しつつ、原糖液を41脂に
対して5 v/v !  加え、これに55℃ の温水
をSV 0.13の流速で流して分画し、マルトース高
含有画分を採取し、マルトース含量固形物当り’)4.
4 w/vχの高純度マルトース溶液を得た。
上述の分画処理を20回行って集めた高純度マルトース
溶液をdシ圧濃縮して水分4.Ow/wχのシラツブと
し、助晶機に移し、参考例2の方法で得た結晶性α−マ
ルトースをシラツブ固形物当り2゜Ow/w%加え、1
10℃で20分間撹拌助晶し、次いで、スクリュー型押
出造粒機にかけて顆粒状粉末とし、乾燥室に移し80℃
の熱風で2時間乾燥させなから晶出熟成させ、光学異性
体α−マルトース含量が(59,2w/w %の結晶性
α−マルトース粉末を、原料の高純度マルトースに対し
て約93χの収率で得た。
以下、2〜3の実施例と本発明の優れた効果について説
明する。
実施例 1. マルトースリノール酸エステル参考例1
の方法で調製した結晶性α−マルトース粉末10 g 
を無水ピリジン200 ml に!!濁させ、アルゴン
気流下、室温にて、チアシリチオン−リノール酸アミド
4gを無水ピリジン5 ml  と共に加えた。つづい
て油性水素化ナトリウム(60X) 85mgを添加し
、室温下で2時間反応させた。この反応液に塩化アンモ
ニウム飽和水溶液ヲ1.5 ml添加した後、ピリジン
を減圧留去した。残渣を熱アセトン200 ml に懸
濁させ、不溶部を濾別し、濾液からアセトンを留去し残
渣8.5gを得た。これをシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーにより精製しマルトースリノール酸エステル5
.3gを得た。
本旨は、無味、無臭の安全がっ高活性な非イオン性界面
活性剤として飲食物、化粧品、医薬品、化学品などに有
利に使用することができる。
なお、対照として、純度99.oχの高純度β−マルト
ース含水結晶を同様に反応させたところ2.3gのマル
トースリノール酸エステルがtRられたにすぎず、製品
の着色も激しかった。
実施例 2. マルトースミリスチン酸エステル参考例
2の方法により調製した結晶性α−マルトース粉末22
0gをN、N’−ジメチルポルムアミド800 ml 
に1容解し、これにミリスチン酸メヂルエステル60 
g と炭酸カリウム4gとを加え、100〜200 m
allHの減圧下でよくかきまぜなから85〜95℃に
加熱した。24時間後、減圧下にて反応液から溶媒を留
去し、残渣をアセトン300 ml づつ2回浸漬し、
浸出液を濃縮し、ベンゼン、石油エーテルで洗浄して得
られる粘性の油状体を再びアセトン3001に浸漬した
。この浸出液を氷冷し析出する沈のをアセトンから採取
、乾燥してマルトースミリスチン酸エステル310gを
得た。
本旨は、無味、無臭の非イオン性界面活性剤として、飲
食物、化粧品、医薬品、化学品などに有利に使用し?3
る。
対照として、純度99.Ov/wχのβ−マルトース含
水結晶を同様に反応させたところ、僅かQOgの着色の
著しいマルトースミリスチン酸エステルが得られたにす
ぎなかった。
実施例 3、 マルトースドデシルエーテルn−ドデカ
ノール390gを反応容器にとり、125℃に加熱した
。これにp−トルエンスルホン酸1 gを触媒として添
加し、容器内圧力を5〜10 mm11gに減圧した。
つづいて参考例3の方法で調製した結晶性α−マルトー
ス粉末100g とn−ドデカノール130g との均
一な懸濁液を別途調製し、反応容器内に毎分2.3gの
速度で100分間にわたって添加し゛た。ついで、反応
混合物を飽和炭酸ナトリウム溶液で中和後、未反応アル
コールを留去して、マルトース2.2χおよびマルトー
スドデシルエーテル79.9%を含有する組成物を収率
約97.8%で得た。
本品は、安全かつ活性な界面活性剤として洗濯用洗剤、
台所用洗剤、シャンプーなどの洗剤に有利に使用するこ
とができる。
対照として、純度88.6 w/wχのβ−マルトース
含水結晶を同様に反応させたところ、マルトース35χ
およびマルトースドデシルエーテル27.8χを含有す
る着色した組成物が得られたにすぎなかった。
実施例 4. マルトースラウリン酸エステル参考例4
の方法で調製した結晶性α−マルトース、およびミリス
チン酸メチルエステルに代えてラウリン酸メチルエステ
ルを使用した以外、実施例2と同様に反応させてマルト
ースラウリン酸エステル260gを得た。
本品は、飲食物、化粧品、医薬品、−化学品などに有利
に使用することができる。
対照として、純度94.4 v/v%のβ−マルトース
含水結晶を同様に反応させたところ、70gの着色した
マルトースラウリン酸エステルが得られたに過ぎなかっ
た。
実施例 5. シアヌル誘導体 参考例1の方法により調製した結晶性α−マルトース粉
末2gを触媒量のピリジンを含有する塩化シアヌルの5
 v/vχ 11.N’−ジメチルホルムアミド溶液2
0膿1に懸濁させ、室温下で3時間反応させた。反応混
合物を濾過し、残渣をアセトン洗浄した後、乾燥きせた
得られたマルトースシアヌル誘導体と高度に精製した破
傷風トキシン液とを特公昭57−8090号公報に記載
されている方法に従って反応させ、反応混合物を遠心分
離し、その上清をイオン交換クロマトグラフィーおよび
ゲル濾過により破傷風トキシン−マルトース結合画分を
採取し、これを精密濾過して破傷風トキソイドワクチン
を得た。収率は、使用したトキシン蛋白質当り約85χ
であった。
対照として、純度99.Ov/v %のβ−マルトース
含水結晶を同様に反応させ、処理したところ、使用した
トキシン蛋白質当り約5zの収率で破傷風トキソイドワ
クチンが得られたにすぎなかった。
又豆旦羞困 叙上のように、本発明は、結晶性α−マルトースと反応
性試薬とを無水条件下で反応させることにより、従来の
非晶質マルトースやβ−マルトース含水結晶などでは容
易に得られなかった高品質のマルトース誘導体を高収量
で製造することを可能ならしめるものである。
結晶性α−マルトースは、β−マルトース含水結晶のよ
うに結晶水をもたないので、非晶質マルトースやβ−マ
ルトース含水結晶では不可欠な乾燥工程を著しく短縮、
場合によっては省略することざえ可能となり、マルトー
ス誘導体の製造コストを大幅に下げることができるもの
である。
また、結晶性α−マルトースは、各種有m溶媒によく馴
染み反応性試薬の攻撃を受けやすいことから、従来のマ
ルトースの反応を多様化させるものである。
か(して、本発明により、食品添加物、生理活性物質、
化学品、合成中間体などとして、あるいは化粧品、医薬
品などにおいて有利に使用することのできる高品質のマ
ルトース誘導体を大量かつ安価に製造することができる
ものである。
さらに、本発明は、マルトース自身の分析に先立ち、そ
の誘導体化が要求されるような場合にも極めて有利に実
施し得るものであり、分析を迅速かつ正確にするという
実益をも有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、α−マルトース含ffi 48.Ov/wχ
である非晶質粉末のX線回折図形を示す。 第2図は、α−マルトース含j! 55.Q v/w%
である結晶性粉末のX線回折図形を示す。 第3図は、α−マルトース含量a1.4 w/vχであ
る結晶性粉末のX線回折図形を示す。 第4図は、α−マルトース含M 68.7 w/v X
 テある結晶性粉末のX線回折図形を示す。 第5図は、α−マルトース含量74.2 w/w Xで
ある結晶性粉末のX線回折図形を示す。 第6図は、β−マルトース含水氷結晶マルトース HH
)I )粉末のX線回折図形を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マルトースと反応性試薬とを無水条件下で反応さ
    せてマルトース誘導体を製造する際、そのマルトースが
    結晶性α−マルトースであることを特徴とするマルトー
    ス誘導体の製造方法。
  2. (2)結晶性α−マルトースが、光学異性体α−マルト
    ースを55w/w%以上含有していることを特徴とする
    特許請求の範囲第(1)項に記載のマルトース誘導体の
    製造方法。
  3. (3)結晶性マルトースが、固形物当り85w/w%以
    上のマルトースを含有する高純度マルトースから晶出さ
    せたものであることを特徴とする特許請求の範囲第(1
    )項または第(2)項に記載のマルトース誘導体の製造
    方法。
  4. (4)マルトース誘導体がエステルであることを特徴と
    する特許請求の範囲第(1)項、第(2)項または第(
    3)項に記載のマルトース誘導体の製造方法。
  5. (5)マルトース誘導体がエーテルであることを特徴と
    する特許請求の範囲第(1)項、第(2)項または第(
    3)項に記載のマルトース誘導体の製造方法。
JP60270253A 1985-11-30 1985-11-30 マルト−ス誘導体の製造方法 Expired - Fee Related JPH0723389B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60270253A JPH0723389B2 (ja) 1985-11-30 1985-11-30 マルト−ス誘導体の製造方法
CA000523586A CA1289953C (en) 1985-11-30 1986-11-21 Process for preparing derivatives of maltose
DE19863689997 DE3689997T2 (de) 1985-11-30 1986-11-28 Verfahren zur Herstellung von Maltose-Derivaten.
EP19860309325 EP0225774B1 (en) 1985-11-30 1986-11-28 Process for preparing derivatives of maltose

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60270253A JPH0723389B2 (ja) 1985-11-30 1985-11-30 マルト−ス誘導体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62129291A true JPS62129291A (ja) 1987-06-11
JPH0723389B2 JPH0723389B2 (ja) 1995-03-15

Family

ID=17483668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60270253A Expired - Fee Related JPH0723389B2 (ja) 1985-11-30 1985-11-30 マルト−ス誘導体の製造方法

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0225774B1 (ja)
JP (1) JPH0723389B2 (ja)
CA (1) CA1289953C (ja)
DE (1) DE3689997T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100387305B1 (ko) * 1994-11-30 2003-12-18 가부시끼가이샤 하야시바라 세이부쓰 가가꾸 겐꾸조 트레할로오스유도체제조방법

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016130981A1 (en) 2015-02-13 2016-08-18 Mars, Incorporated Pet food feeding system

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6048992A (ja) * 1983-08-25 1985-03-16 Terumo Corp オリゴ糖脂肪酸エステルおよびそれを用いた輸液剤

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6048992A (ja) * 1983-08-25 1985-03-16 Terumo Corp オリゴ糖脂肪酸エステルおよびそれを用いた輸液剤

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100387305B1 (ko) * 1994-11-30 2003-12-18 가부시끼가이샤 하야시바라 세이부쓰 가가꾸 겐꾸조 트레할로오스유도체제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
CA1289953C (en) 1991-10-01
EP0225774A2 (en) 1987-06-16
JPH0723389B2 (ja) 1995-03-15
DE3689997D1 (de) 1994-09-01
EP0225774A3 (en) 1989-01-11
EP0225774B1 (en) 1994-07-27
DE3689997T2 (de) 1995-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100411636B1 (ko) 결정성말티톨및이를함유하는함밀결정의제조방법
EP0937733B1 (en) A method for the continuous manufacture of anhydrous crystalline maltitol and a manufacturing apparatus therefor
JPH0644874B2 (ja) シュクラロースの製造方法
JP2013028641A (ja) マルチトール強化生成物の製造方法
CA2801258C (en) Process for manufacturing tagatose and glucose
JPH0579316B2 (ja)
JPS63297394A (ja) マルト−ス粉末の製造方法
CN112920235A (zh) 一种异麦芽酮糖醇的制备方法
JPS62129291A (ja) マルト−ス誘導体の製造方法
KR100508724B1 (ko) 트레할로오스및당알코올의제조방법
KR20010093079A (ko) L-아라비노즈로부터 고 순도의 l-리보즈를 제조하는 방법
JPS6147495A (ja) マルトペンタオ−ス結晶とその製造方法
JPH07102144B2 (ja) 分岐オリゴ糖シラツプの連続的製造方法
EP0314959B1 (en) Selective hydrolysis
JPH0134998B2 (ja)
JPH0427818B2 (ja)
UA148873U (uk) Спосіб одержання мальтози
JP2002153295A (ja) β−1,4−ガラクトシルマルトースの連続的製造方法
KR820001416B1 (ko) 전분으로부터 결정형 포도당과 다종 저급당류당밀을 제조하는 방법
JPH01139592A (ja) イソプリメベロースの製造方法
JP2021187783A (ja) 脂肪族グリコシド化合物又は糖脂肪酸エステル化合物の製造方法
JPH01146890A (ja) 高純度イソマルトースの製造方法
JPH04149189A (ja) D―アルトロースの製造方法
JP2003153700A (ja) マスキットの粘度低減方法ならびにその用途
JPH0680685A (ja) セリン長鎖アルキル誘導体を疎水部とするo−グリコ シド型糖脂質

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees