JPS6212913A - マルチトラツク磁気抵抗効果型磁気ヘツド - Google Patents
マルチトラツク磁気抵抗効果型磁気ヘツドInfo
- Publication number
- JPS6212913A JPS6212913A JP15017785A JP15017785A JPS6212913A JP S6212913 A JPS6212913 A JP S6212913A JP 15017785 A JP15017785 A JP 15017785A JP 15017785 A JP15017785 A JP 15017785A JP S6212913 A JPS6212913 A JP S6212913A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- layer
- tracks
- magnetic head
- shield
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は磁気抵抗効果型磁気ヘッドの構造に関し、特に
、複数のトラックを持つシールド付磁気抵抗効果型磁気
ヘッドのシールドの構造に関する。
、複数のトラックを持つシールド付磁気抵抗効果型磁気
ヘッドのシールドの構造に関する。
磁気記録媒体と磁気ヘッドとの相対速度が比較的遅い磁
気記憶装置用再生ヘッドとして磁気抵抗効果型磁気ヘッ
ド（以下ＭＲヘッドと称す）が用いられつつある。ＭＲ
ヘッドはその感度が磁気記録媒体との相対速度に依らず
、低速でも高感度が期待できるものである。通常、ＭＲ
ヘッドはその分解能を高めるため、磁気抵抗効果素子（
以下ＭＲ素子と称す）の両側に軟磁性体を配する構造が
とられる。このような構造は特開昭５０−５９０２３に
開示されており、第１図に示す如く、基板１の上のＭＲ
素子２の両側に絶縁層４を介して１対の磁気シールド層
３，３′が設けられている。複数のトラックを同時に再
生する装置ではこれらのＭＲ素子とシールド層の組がト
ラック数だけ配置される（第１図では２トラツクの場合
）。
気記憶装置用再生ヘッドとして磁気抵抗効果型磁気ヘッ
ド（以下ＭＲヘッドと称す）が用いられつつある。ＭＲ
ヘッドはその感度が磁気記録媒体との相対速度に依らず
、低速でも高感度が期待できるものである。通常、ＭＲ
ヘッドはその分解能を高めるため、磁気抵抗効果素子（
以下ＭＲ素子と称す）の両側に軟磁性体を配する構造が
とられる。このような構造は特開昭５０−５９０２３に
開示されており、第１図に示す如く、基板１の上のＭＲ
素子２の両側に絶縁層４を介して１対の磁気シールド層
３，３′が設けられている。複数のトラックを同時に再
生する装置ではこれらのＭＲ素子とシールド層の組がト
ラック数だけ配置される（第１図では２トラツクの場合
）。
ＭＲ素子２には、ＭＲ素子に電流を流してその抵抗変化
を電圧変化として検出するための電極５が設けられてい
る。磁気シールド層３，１２は検出する必要のない信号
磁界からＭＲ素子を遮へいすると共に、外来の雑音も遮
へいする役目を持つ。
を電圧変化として検出するための電極５が設けられてい
る。磁気シールド層３，１２は検出する必要のない信号
磁界からＭＲ素子を遮へいすると共に、外来の雑音も遮
へいする役目を持つ。
ところが一般に磁気シールド層は第１図で示す如く、絶
縁膜でおおわれているため電気的に絶縁されており、磁
気シールド層に入った雑音等はＭＲ素子との静電的、磁
気的結合によりＭＲ素子に漏洩しＳ／Ｎを低下させるも
とどなった。
縁膜でおおわれているため電気的に絶縁されており、磁
気シールド層に入った雑音等はＭＲ素子との静電的、磁
気的結合によりＭＲ素子に漏洩しＳ／Ｎを低下させるも
とどなった。
本発明の目的は、従来技術による、シールド付磁気抵抗
効果型磁気ヘッドの欠点を除去することにより、ノイズ
を低減して良好なＳ／Ｎが得られる磁気抵抗効果型磁気
ヘッドを提供することにある。
効果型磁気ヘッドの欠点を除去することにより、ノイズ
を低減して良好なＳ／Ｎが得られる磁気抵抗効果型磁気
ヘッドを提供することにある。
本発明は、磁気抵抗効果型磁気ヘッドを構成する磁気シ
ールド層を導体性の軟磁性層とし複数のトラックで一体
化して形成し、導体性を保つと共に、隣接トラックから
の信号の漏洩を防止するためにＭＲ素子間のシールドの
一部を除去して、隣接トラックからの信号の漏洩を防止
する。
ールド層を導体性の軟磁性層とし複数のトラックで一体
化して形成し、導体性を保つと共に、隣接トラックから
の信号の漏洩を防止するためにＭＲ素子間のシールドの
一部を除去して、隣接トラックからの信号の漏洩を防止
する。
以下、本発明の一実施例を図を用いて説明する。
第４図は、本発明による磁気ヘッドの一例を示す平面図
で、第５図は、第４図のＡ−Ａ’、Ｂ−Ｂ′での断面を
示す図である。ＭＲヘッドは、その動作特性を線形化し
、感度を向上させるため、ＭＲ素子２に適切なバイアス
磁界を印加する必要がある。そのための方法として、シ
ャントバイアス法、永久磁石によるバイアス磁界を印加
する方法等が公知であるが、本実施例ではシャントバイ
アス法を用いた場合を実施例として述べる。
で、第５図は、第４図のＡ−Ａ’、Ｂ−Ｂ′での断面を
示す図である。ＭＲヘッドは、その動作特性を線形化し
、感度を向上させるため、ＭＲ素子２に適切なバイアス
磁界を印加する必要がある。そのための方法として、シ
ャントバイアス法、永久磁石によるバイアス磁界を印加
する方法等が公知であるが、本実施例ではシャントバイ
アス法を用いた場合を実施例として述べる。
基板１上にパーマロイ等の導電性軟磁性材料で第１のシ
ールド層３を形成した後、Ａｆｉ２０．。
ールド層３を形成した後、Ａｆｉ２０．。
ＳｉＯ２等の絶縁材の第１の絶縁層８を形成する。
次に、ＭＲ素子２（パーマロイ等）を形成した後、Ｔｉ
等の導電材料のバイアス膜９を形成する。次ニＡ Ｑ、
Ｏ，、Ｓ ｉ Ｏ，等の第２の絶縁層１０を形成する。
等の導電材料のバイアス膜９を形成する。次ニＡ Ｑ、
Ｏ，、Ｓ ｉ Ｏ，等の第２の絶縁層１０を形成する。
絶縁層８，１０にはスルーホール１１があけられ、第２
のシールド層１２と第１のシールド層３との導電性を確
保する。スルーホール上部にはＡｕ、ＡＱ、Ｃｕ等の導
電性材料で端子１３を形成し、最後にＡＱ２０．やＳｉ
Ｏ２等の保護層１４を形成した後、端子１３露出するま
でラッピング等にて加工する。上記構造によれば第一の
シールド層３と第２のシールド層１２とはスルーホール
を介して端子１３で電気的に接続されており、端子１３
を一定電位もしくは接地にすることによ゛ リシール
ド層に入った雑音を逃がし、ＭＲ素子に漏洩することを
防ぐことが可能となる。また、本シールド層には第４図
（ａ）に示す如く、ＭＲ素子の間の部分が幅Ｗ、深さＬ
にわたって除去されている。幅Ｗはシールド層に入った
磁束がこの部分で短絡しなければ良く広い方−が望まし
いが最低限シールド間隔（大よそ第５図で絶縁層８，１
０の厚みの和）あれば良く、通常、シールド間隔の３〜
５倍程度とれば良い。また深さＬは、トラック間のシー
ルドの導電性が確保できる限り大きい方が望ましいがＭ
Ｒ素子２の幅Ｈ以上あれば良く。
のシールド層１２と第１のシールド層３との導電性を確
保する。スルーホール上部にはＡｕ、ＡＱ、Ｃｕ等の導
電性材料で端子１３を形成し、最後にＡＱ２０．やＳｉ
Ｏ２等の保護層１４を形成した後、端子１３露出するま
でラッピング等にて加工する。上記構造によれば第一の
シールド層３と第２のシールド層１２とはスルーホール
を介して端子１３で電気的に接続されており、端子１３
を一定電位もしくは接地にすることによ゛ リシール
ド層に入った雑音を逃がし、ＭＲ素子に漏洩することを
防ぐことが可能となる。また、本シールド層には第４図
（ａ）に示す如く、ＭＲ素子の間の部分が幅Ｗ、深さＬ
にわたって除去されている。幅Ｗはシールド層に入った
磁束がこの部分で短絡しなければ良く広い方−が望まし
いが最低限シールド間隔（大よそ第５図で絶縁層８，１
０の厚みの和）あれば良く、通常、シールド間隔の３〜
５倍程度とれば良い。また深さＬは、トラック間のシー
ルドの導電性が確保できる限り大きい方が望ましいがＭ
Ｒ素子２の幅Ｈ以上あれば良く。
通常２〜３倍をとれば良い。実施例においては、シール
ド間隔２μｍ、ＭＲ素子の高さＨに１０μｍとしたので
Ｗ＝５μｍ、Ｌ＝２５μｍとじ電極１３を接地した。こ
のようにすることにより、外来ノイズをほとんど零に低
減すると共に、隣接トラックからの信号の漏洩を、第３
図の構造の場合の−に低減できた。
ド間隔２μｍ、ＭＲ素子の高さＨに１０μｍとしたので
Ｗ＝５μｍ、Ｌ＝２５μｍとじ電極１３を接地した。こ
のようにすることにより、外来ノイズをほとんど零に低
減すると共に、隣接トラックからの信号の漏洩を、第３
図の構造の場合の−に低減できた。
本実施例では、ＭＲ素子のバイアス法としてシャントバ
イアスの場合について述べたが、本発明の効果は他のバ
イアス法でも同様に得られることは明らかである。
イアスの場合について述べたが、本発明の効果は他のバ
イアス法でも同様に得られることは明らかである。
また、本実施例では、シールド層を矩形で除去したが第
４図、（ｂ）に示す如く三角形で、また同図（ｂ）に示
す如く曲線で示される形状で除去しても、同様の効果が
期待できることは明らかである。
４図、（ｂ）に示す如く三角形で、また同図（ｂ）に示
す如く曲線で示される形状で除去しても、同様の効果が
期待できることは明らかである。
さらに本実施例ではシールドからの端子は接地としたが
一定の直流電位、たとえばＭＲ素子２を差動型とした時
のセンタータップの電位としても同様の効果があること
は明らかである。
一定の直流電位、たとえばＭＲ素子２を差動型とした時
のセンタータップの電位としても同様の効果があること
は明らかである。
本発明によれば、複数のトラックを包含する磁気抵抗効
果型磁気ヘッドにおいて、導電性のシールド層に入って
来る外来ノイズを防止すると共に隣接トラックからの信
号の廻り込みを防止でき、かつ、高トラツク密度に対処
した実装が可能となる効果がある。
果型磁気ヘッドにおいて、導電性のシールド層に入って
来る外来ノイズを防止すると共に隣接トラックからの信
号の廻り込みを防止でき、かつ、高トラツク密度に対処
した実装が可能となる効果がある。
第１図は従来技術によるＭＲヘッドの問題点を説明する
ためのＭＲヘッドの斜視図、第２図は本発明の一実施例
を説明するための図、第３図は第２図のＡ−Ａ’、Ｂ−
Ｂ’での断面図である。
ためのＭＲヘッドの斜視図、第２図は本発明の一実施例
を説明するための図、第３図は第２図のＡ−Ａ’、Ｂ−
Ｂ’での断面図である。
Claims (1)
- １、磁気抵抗効果素子の両側に絶縁体を介して、一対の
導電性の磁気シールド部材を設けてなるトラックを複数
個で構成するマルチトラック磁気抵抗効果型磁気ヘッド
において、前記一対の磁気シールドの部材を、複数のト
ラックで一体として導電性を確保すると共に、前記トラ
ック間でシールド層の一部を除去すると共に、該一対の
磁気シールドの部材より引出される外部回路と接続する
ための端子を有し、該端子を接地を含む一定直流電位と
したことを特徴とするマルチトラック磁気抵抗効果型磁
気ヘッド。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15017785A JPH0719341B2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | マルチトラツク磁気抵抗効果型磁気ヘツド |
| US06/828,349 US4802043A (en) | 1985-03-25 | 1986-02-11 | Magneto-resistive head for protecting against output spike noises |
| DE19863604720 DE3604720A1 (de) | 1985-03-25 | 1986-02-14 | Magnetwiderstandskopf |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15017785A JPH0719341B2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | マルチトラツク磁気抵抗効果型磁気ヘツド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6212913A true JPS6212913A (ja) | 1987-01-21 |
| JPH0719341B2 JPH0719341B2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=15491184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15017785A Expired - Lifetime JPH0719341B2 (ja) | 1985-03-25 | 1985-07-10 | マルチトラツク磁気抵抗効果型磁気ヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0719341B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0694911A2 (en) * | 1994-07-29 | 1996-01-31 | Sony Corporation | Magnetic resistance type magnetic head and composite type magnetic head for recording/reproducing, and production method for the same |
| EP0821348A2 (en) * | 1996-07-25 | 1998-01-28 | Read-Rite Corporation | Decoupled magnetic head |
| US7206172B2 (en) * | 2004-02-20 | 2007-04-17 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Electrical lapping guide embedded in a shield of a magnetic head |
| US7773347B2 (en) | 2006-03-29 | 2010-08-10 | Tdk Corporation | Electrostatic protection for a magnetic tape head having multiple MR read elements |
-
1985
- 1985-07-10 JP JP15017785A patent/JPH0719341B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0694911A2 (en) * | 1994-07-29 | 1996-01-31 | Sony Corporation | Magnetic resistance type magnetic head and composite type magnetic head for recording/reproducing, and production method for the same |
| EP0694911A3 (en) * | 1994-07-29 | 1996-04-24 | Sony Corp | Magnetic resistance and composite type magnetic head for recording and reproducing, manufacturing method therefor |
| EP0821348A2 (en) * | 1996-07-25 | 1998-01-28 | Read-Rite Corporation | Decoupled magnetic head |
| EP0821348A3 (en) * | 1996-07-25 | 1998-03-04 | Read-Rite Corporation | Decoupled magnetic head |
| US7206172B2 (en) * | 2004-02-20 | 2007-04-17 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Electrical lapping guide embedded in a shield of a magnetic head |
| US7773347B2 (en) | 2006-03-29 | 2010-08-10 | Tdk Corporation | Electrostatic protection for a magnetic tape head having multiple MR read elements |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0719341B2 (ja) | 1995-03-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3814863A (en) | Internally biased magnetoresistive magnetic transducer | |
| US4802043A (en) | Magneto-resistive head for protecting against output spike noises | |
| US3967368A (en) | Method for manufacturing and using an internally biased magnetoresistive magnetic transducer | |
| US5218497A (en) | Magnetic recording-reproducing apparatus and magnetoresistive head having two or more magnetoresistive films for use therewith | |
| US3813692A (en) | Internally biased magnetoresistive magnetic transducer | |
| JP3544382B2 (ja) | 磁気抵抗トランスデューサ | |
| JPS6212913A (ja) | マルチトラツク磁気抵抗効果型磁気ヘツド | |
| JPS62287412A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPS58166527A (ja) | 磁気抵抗効果ヘツド | |
| JPH0341890B2 (ja) | ||
| JPS5987617A (ja) | 薄膜磁気ヘツド | |
| JP3609104B2 (ja) | 磁気抵抗効果型薄膜ヘッド | |
| JPH06223333A (ja) | 磁気抵抗効果再生ヘッド | |
| JPS62159317A (ja) | 磁気抵抗効果型磁気ヘツド | |
| JPH02187912A (ja) | 磁気抵抗効果型再生ヘッド | |
| JP3537380B2 (ja) | 磁気ヘッド及び磁気再生装置 | |
| JPH0760497B2 (ja) | 磁気ヘツド装置 | |
| JPS5916123A (ja) | 薄膜磁気ヘツド | |
| JPH04123307A (ja) | 磁気抵抗効果型ヘッド | |
| JPS61255525A (ja) | マルチトラツク磁気抵抗型磁気ヘツド | |
| JPH05159247A (ja) | 磁気抵抗効果ヘッド | |
| JPH01296422A (ja) | 磁気抵抗効果型ヘッド | |
| JPS6050712A (ja) | 磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッド | |
| JPS641849B2 (ja) | ||
| JPH06267027A (ja) | 磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッド |