JPS621285B2 - - Google Patents
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- JPS621285B2 JPS621285B2 JP55182907A JP18290780A JPS621285B2 JP S621285 B2 JPS621285 B2 JP S621285B2 JP 55182907 A JP55182907 A JP 55182907A JP 18290780 A JP18290780 A JP 18290780A JP S621285 B2 JPS621285 B2 JP S621285B2
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- mixing
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F31/00—Mixers with shaking, oscillating, or vibrating mechanisms
- B01F31/56—Mixers with shaking, oscillating, or vibrating mechanisms having a vibrating receptacle provided with stirring elements, e.g. independent stirring elements
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Crushing And Grinding (AREA)
- Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は粉粒体の混合、粉砕を行う処理装置に
係わり、処理工程の省力化、省エネルギー化、合
理化に優れた装置に関する。
係わり、処理工程の省力化、省エネルギー化、合
理化に優れた装置に関する。
従来より、粉粒体の混合、粉砕装置として、
種々のタイプの装置が利用されているが、多品種
少量生産と微粉体の混合に適するものを選択する
と、現在のところ、高速流動型の装置、例えばス
ーパーミキサー、ヘンシエルミキサーが有効とさ
れており、実際に利用されている。高速流動型の
装置は容器内に設けられた、旋回駆動軸に取付ら
れた撹拌羽根を高速回転させて、粉体の混合を行
う装置である。しかし、この装置では洗浄におい
て、撹拌羽根を取り出して行わなければ完全な洗
浄が不可能であるだけでなく、取り外しが困難で
ある。また、混合が主として回転によつてのみな
されるため、駆動にかなりの負荷がかかる。
種々のタイプの装置が利用されているが、多品種
少量生産と微粉体の混合に適するものを選択する
と、現在のところ、高速流動型の装置、例えばス
ーパーミキサー、ヘンシエルミキサーが有効とさ
れており、実際に利用されている。高速流動型の
装置は容器内に設けられた、旋回駆動軸に取付ら
れた撹拌羽根を高速回転させて、粉体の混合を行
う装置である。しかし、この装置では洗浄におい
て、撹拌羽根を取り出して行わなければ完全な洗
浄が不可能であるだけでなく、取り外しが困難で
ある。また、混合が主として回転によつてのみな
されるため、駆動にかなりの負荷がかかる。
一方、洗浄が簡単で、多品種少量生産に適した
混合装置として、振動を利用した装置が利用され
ている。この装置では容器本体の交換、入換えが
容易なため(チエンジ缶方式)、多品種少量生産
に適した装置と言える。しかしながら、“ダマ”
と称される0.1mm〜20mm径の粉粒体のかたまりを
有する粉体や、凝集性のある粉粒体では全体的混
合はできるが、ダマのない、凝集のない混合は困
難である。容器内にボールを導入することによ
り、粉砕、解砕ができるが、必ずしも良好な混
合、粉砕とは言えず、ボールの後処理の問題が生
じ、振動を利用した装置の長所である洗浄が容易
で、多品種少量生産に適するということが生かさ
れなくなつてしまう。
混合装置として、振動を利用した装置が利用され
ている。この装置では容器本体の交換、入換えが
容易なため(チエンジ缶方式)、多品種少量生産
に適した装置と言える。しかしながら、“ダマ”
と称される0.1mm〜20mm径の粉粒体のかたまりを
有する粉体や、凝集性のある粉粒体では全体的混
合はできるが、ダマのない、凝集のない混合は困
難である。容器内にボールを導入することによ
り、粉砕、解砕ができるが、必ずしも良好な混
合、粉砕とは言えず、ボールの後処理の問題が生
じ、振動を利用した装置の長所である洗浄が容易
で、多品種少量生産に適するということが生かさ
れなくなつてしまう。
本発明は振動を利用した粉粒体の処理装置の長
所を生かしつつ、かつ振動を利用した粉粒体の処
理装置の問題点であるダマのある粉粒体や凝集性
のある粉粒体に対しても混合、粉砕が十分に行
え、ダマのない、凝集体のない混合、粉砕ができ
る処理装置を目的とする。
所を生かしつつ、かつ振動を利用した粉粒体の処
理装置の問題点であるダマのある粉粒体や凝集性
のある粉粒体に対しても混合、粉砕が十分に行
え、ダマのない、凝集体のない混合、粉砕ができ
る処理装置を目的とする。
つまり、本発明の粉粒体の処理装置は、原料の
流動性のある粉粒体を容器内へ計量投入し、振動
力により原料を流動混和させ、容器内に設けられ
た実質的に垂直な旋回駆動軸に取付けられた、従
来の高速流動型の処理に用いられている撹拌羽根
より小さい水平な板状または棒状の撹拌羽根で高
速撹拌することにより、その撹拌に伴う摩砕効果
でダマ等を粉砕、解砕し、十分に混合する粉粒体
の処理装置である。
流動性のある粉粒体を容器内へ計量投入し、振動
力により原料を流動混和させ、容器内に設けられ
た実質的に垂直な旋回駆動軸に取付けられた、従
来の高速流動型の処理に用いられている撹拌羽根
より小さい水平な板状または棒状の撹拌羽根で高
速撹拌することにより、その撹拌に伴う摩砕効果
でダマ等を粉砕、解砕し、十分に混合する粉粒体
の処理装置である。
次に本発明を図面により説明する。図面は本発
明の1実施態様であり、本発明はこの図面のみに
制限されるものではない。第1図は断面図であ
る。振動装置1上に設けられた円筒状容器2の内
部に旋回駆動軸5に取付けられた撹拌羽根4を入
れる。第1図では容器2の天井面に蓋3が設けら
れている。撹拌羽根4は内容物である粉粒体の量
等に応じて上下できるように、また、取り外しの
ため左右に移動できることが好ましい。撹拌羽根
4を有する旋回駆動軸5を1台に限らず、2台以
上設けることも可能である。旋回駆動軸5は駆動
装置6により駆動される。駆動装置6は支持軸7
により、支持される。
明の1実施態様であり、本発明はこの図面のみに
制限されるものではない。第1図は断面図であ
る。振動装置1上に設けられた円筒状容器2の内
部に旋回駆動軸5に取付けられた撹拌羽根4を入
れる。第1図では容器2の天井面に蓋3が設けら
れている。撹拌羽根4は内容物である粉粒体の量
等に応じて上下できるように、また、取り外しの
ため左右に移動できることが好ましい。撹拌羽根
4を有する旋回駆動軸5を1台に限らず、2台以
上設けることも可能である。旋回駆動軸5は駆動
装置6により駆動される。駆動装置6は支持軸7
により、支持される。
第2図は撹拌羽根4の斜視図である。
撹拌羽根4は棒あるいは板状のいずれの形状で
もよいが、振動装置1による原料粉粒体の流れを
大きく乱さない形状であることが好ましい。この
様な形状として、撹拌羽根4の断面形状が円、正
方形、長方形、六角形、三角形等が挙げられる。
撹拌羽根4の枚数は1〜5枚が適当でである。撹
拌羽根の外径、すなわち長さは容器内径の1/15〜
1/3が良い。1/15未満だと必要混合状態を得るた
めの時間がかかり過ぎ、1/3を超えると振動によ
る流動状態をみだし、羽根洗浄もやりにくくな
る。駆動軸5の回転数は直径で異なるが、100〜
10000rpmである。
もよいが、振動装置1による原料粉粒体の流れを
大きく乱さない形状であることが好ましい。この
様な形状として、撹拌羽根4の断面形状が円、正
方形、長方形、六角形、三角形等が挙げられる。
撹拌羽根4の枚数は1〜5枚が適当でである。撹
拌羽根の外径、すなわち長さは容器内径の1/15〜
1/3が良い。1/15未満だと必要混合状態を得るた
めの時間がかかり過ぎ、1/3を超えると振動によ
る流動状態をみだし、羽根洗浄もやりにくくな
る。駆動軸5の回転数は直径で異なるが、100〜
10000rpmである。
混合および粉砕する場合、2種以上の微粉末を
容器2に計量投入し、これら混合物は振動装置1
により流動化され、第1図の点線の如く運動す
る。その中に第1図の如く高送撹拌羽根4がセツ
トされ、この流れを切る形で撹拌羽根4が回転
し、その時の撹拌羽根4と粉体の間の衝撃、摩砕
効果により微粉末の凝集体は破壊され、非常に均
一な混合ができる。
容器2に計量投入し、これら混合物は振動装置1
により流動化され、第1図の点線の如く運動す
る。その中に第1図の如く高送撹拌羽根4がセツ
トされ、この流れを切る形で撹拌羽根4が回転
し、その時の撹拌羽根4と粉体の間の衝撃、摩砕
効果により微粉末の凝集体は破壊され、非常に均
一な混合ができる。
本発明に係わる装置は多品種少量生産における
高速流動型混合装置に比較し動力で1/10以下にな
り、省エネルギーである。容器は交換式になり、
高速流動型混合装置に比べ装置台数が少なくて済
む。すなわち、高速流動型混合装置での作業は混
合の時間よりも仕込み、洗浄に多くの時間がかか
り、例えば、混合を10分間、仕込み20分間、洗浄
30分間とすると、60分間中、50分間はスーパーミ
キサーなどの高速流動型混合装置は交換式でない
ため使えない。本発明の装置ではチエンジ缶方式
(交換式)となるため、混合着脱に30分間要した
とすると、60分間で2バツチ処理でき、2倍の件
数を処理できる。かつ、撹拌羽根の取り外しが容
易なため、洗浄が非常に容易となり、洗浄作業も
短縮化、自動化できる。従つて、多品種少量生産
における混合、粉砕装置としては最適である。
高速流動型混合装置に比較し動力で1/10以下にな
り、省エネルギーである。容器は交換式になり、
高速流動型混合装置に比べ装置台数が少なくて済
む。すなわち、高速流動型混合装置での作業は混
合の時間よりも仕込み、洗浄に多くの時間がかか
り、例えば、混合を10分間、仕込み20分間、洗浄
30分間とすると、60分間中、50分間はスーパーミ
キサーなどの高速流動型混合装置は交換式でない
ため使えない。本発明の装置ではチエンジ缶方式
(交換式)となるため、混合着脱に30分間要した
とすると、60分間で2バツチ処理でき、2倍の件
数を処理できる。かつ、撹拌羽根の取り外しが容
易なため、洗浄が非常に容易となり、洗浄作業も
短縮化、自動化できる。従つて、多品種少量生産
における混合、粉砕装置としては最適である。
本発明の装置は粉粒体状の原料であるなら、ほ
とんど適用できる。また液状物質も15重量%以内
の範囲で添加することも可能である。なお、15重
量%を超えると容器の壁に付着し、流動が十分で
なくなる。
とんど適用できる。また液状物質も15重量%以内
の範囲で添加することも可能である。なお、15重
量%を超えると容器の壁に付着し、流動が十分で
なくなる。
次に本発明の実施例を示す。使用した装置は第
1図に示したような装置で、円筒状容器2の内径
35cm、深さ25cm、撹拌羽根4は長さ(外径)6
cm、巾先端1cm、中央2cm、厚さ1mmのもの2枚
に係わる処理装置により行つた。実施例中「%」
は重量%を示す。
1図に示したような装置で、円筒状容器2の内径
35cm、深さ25cm、撹拌羽根4は長さ(外径)6
cm、巾先端1cm、中央2cm、厚さ1mmのもの2枚
に係わる処理装置により行つた。実施例中「%」
は重量%を示す。
実施例 1
原料として下記組成
酸化チタン 64%
カーボンブラツクA 1%
カーボンブラツクB 1%
炭酸カルシウム 16%
ステアリン酸カルシウム 18%
を8Kg撹拌羽根回転数7000rpmで混合させたとこ
ろ、15分で従来のスーパーミキサー(8分混合)
品と同等となつた。この分散体の評価方法として
容器内の5ケ所よりサンプルを100mgとりポリ塩
化ビニルコンパウンド20gへ添加したものを3イ
ンチ加熱2本ロールで、5分混練し得られたシー
トを測色し、ハンターの色差△Eで±0.2以内で
あつた。
ろ、15分で従来のスーパーミキサー(8分混合)
品と同等となつた。この分散体の評価方法として
容器内の5ケ所よりサンプルを100mgとりポリ塩
化ビニルコンパウンド20gへ添加したものを3イ
ンチ加熱2本ロールで、5分混練し得られたシー
トを測色し、ハンターの色差△Eで±0.2以内で
あつた。
実施例 2
実施例1と同じ装置を用い、原料として下記組
成 フタロシアニングリーン 25% 酸化チタン 45% 低分子量ポリエチレン 30% を6Kg投入し、同様に処理し、5分後サンプルを
5ケ所より100mgとり、ポリエチレン20gへ添加
したものを3インチ加熱2本ロールで5分混練
し、得られたシートを測色しハンターの色差△E
で±0.2以内であつた。これは従来のスーパーミ
キサーの5分混合品と同等である。
成 フタロシアニングリーン 25% 酸化チタン 45% 低分子量ポリエチレン 30% を6Kg投入し、同様に処理し、5分後サンプルを
5ケ所より100mgとり、ポリエチレン20gへ添加
したものを3インチ加熱2本ロールで5分混練
し、得られたシートを測色しハンターの色差△E
で±0.2以内であつた。これは従来のスーパーミ
キサーの5分混合品と同等である。
実施例 3
実施例1と同一の装置を用い、原料として下記
組成 酸化チタン 78.5% カーボンブラツク 0.5% ステアリン酸カルシウム 21% を5Kg投入し、同様に処理し、5分後サンプルを
5ケ所より100mgとり、ポリエチレン20gへ添加
したものを3インチ加熱2本ロールで5分混練
し、得られたシートを測色しハンターの色差△E
で±0.2以内であつた。これは従来のスーパーミ
キサーの5分混合品と同等である。
組成 酸化チタン 78.5% カーボンブラツク 0.5% ステアリン酸カルシウム 21% を5Kg投入し、同様に処理し、5分後サンプルを
5ケ所より100mgとり、ポリエチレン20gへ添加
したものを3インチ加熱2本ロールで5分混練
し、得られたシートを測色しハンターの色差△E
で±0.2以内であつた。これは従来のスーパーミ
キサーの5分混合品と同等である。
第1図は本発明に用いる粉粒体の処理装置の断
面図、第2図は撹拌羽根部分の斜視図である。
面図、第2図は撹拌羽根部分の斜視図である。
Claims (1)
- 1 容器を振動させて、流動性のある粉粒体を混
合および粉砕する装置において、容器内に、実質
的に垂直な旋回駆動軸に設けられ、その長さが容
器内径の1/15〜1/3である水平な板状または棒状
の撹拌羽根を備えてなることを特徴とする粉粒体
の処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55182907A JPS57107233A (en) | 1980-12-25 | 1980-12-25 | Processor for granular body |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55182907A JPS57107233A (en) | 1980-12-25 | 1980-12-25 | Processor for granular body |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57107233A JPS57107233A (en) | 1982-07-03 |
JPS621285B2 true JPS621285B2 (ja) | 1987-01-12 |
Family
ID=16126458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55182907A Granted JPS57107233A (en) | 1980-12-25 | 1980-12-25 | Processor for granular body |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57107233A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108772006A (zh) * | 2018-04-20 | 2018-11-09 | 滨州职业学院 | 一种用于提高配药效率的医药装置 |
CN116585958A (zh) * | 2023-07-06 | 2023-08-15 | 江苏申隆锌业有限公司 | 一种锌粉生产用混合设备 |
-
1980
- 1980-12-25 JP JP55182907A patent/JPS57107233A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57107233A (en) | 1982-07-03 |
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