JPS592842Y2 - 解砕混合機 - Google Patents

解砕混合機

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Publication number
JPS592842Y2
JPS592842Y2 JP1981024807U JP2480781U JPS592842Y2 JP S592842 Y2 JPS592842 Y2 JP S592842Y2 JP 1981024807 U JP1981024807 U JP 1981024807U JP 2480781 U JP2480781 U JP 2480781U JP S592842 Y2 JPS592842 Y2 JP S592842Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
center
arms
shaft
crushing
main body
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981024807U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57140839U (ja
Inventor
聡 吉岡
漠 高野
重夫 佐藤
Original Assignee
日本「ほ」道株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本「ほ」道株式会社 filed Critical 日本「ほ」道株式会社
Priority to JP1981024807U priority Critical patent/JPS592842Y2/ja
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Publication of JPS592842Y2 publication Critical patent/JPS592842Y2/ja
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、二種以上の土塊等を解砕混合する装置に関す
るものである。
従来、土を用いて盛土、道路の路床、堤体等の構造物を
構築する場合、所要の性状の土が得られないと、2種以
上の土を混合して、所望性状の土を調整するとともに、
化学的な処理を目的として添加剤を混合する等、いわゆ
る安定化処理を行なった後使用することが多い。
この処理において、含水比が高くかつ粘性の高い土を処
理する場合には、土塊を所定の大きさに解砕することが
重要である。
また、最近土木工事等に伴なって発生する廃棄物を再利
用することが重要な課題となっているが、この場合にお
いても、廃棄物を所定の大きさに解砕することが必要で
ある。
例えば、アスファルト舗装の廃材は、そのまま放置すれ
ば再固着して大塊となり再利用が困難となるので、これ
を解砕すると共に砂、石粉等の添加物を加えて固着防止
することが必要である。
上記解砕においては、通常のクラッシャが用いられる。
しかし、これ等は、石又はこれに類する硬度を有するも
のを対象としているため、土或いは、土と石の中間程度
の硬さのものを解破するには適当でない。
また解砕と同時に2種以上の土又は添加剤を混合するこ
とは出来ない。
一方パグミルミキサ−、ドラムミキサー等を用いた場合
には、混合効果は大きいが、中間硬度の塊りを解砕する
には、解砕能力が小さく、能率的でなく、いずれも上記
目的の装置としては不適当であった。
本考案は、上記の事情に鑑み、粘性土塊やアスファルト
廃材などを解砕する能力と、複数の土、添加剤等を混合
する能力とを合せ持つ装置を提供することを目的とする
以下本考案を図面を参照して詳細に説明する。
第1図および第2図は、本考案に係る装置の一実施例を
示すもので、図中符号1は、架台2の上に固定された円
筒状の装置本体である。
この装置本体1の上端開口部には、蓋3が取付けられ、
下方の底面はコーン状(逆錐台)となっている。
このコーン状部分の下端には、製品取出口4が設けられ
ている。
この取出口4の下方には製品運搬用の製品コンベア5が
配設されている。
また上記蓋3の一部には、材料の供給口6が設けられ、
材料コンベア7によって運搬された材料が投入されるよ
うになっている。
また、蓋3の中央には、上端にVベルト用プーリ8aが
取付けられた回転軸8が蓋3を貫通して垂直に設けられ
ている。
また、装置本体1の側方上部には、減速機9の付いた駆
動モータ10が設けられている。
このモータ10の減速機90回転軸先端には■ベルト用
ブーIJ 9 aが取付けられ、■ベル)9bを介して
、上記回転軸8が回転されるようになっている。
この回転軸8の下方先端には、中空軸11が垂直に下方
向に延出して嵌込み或はねじ込みで取付けられピン11
aによって、回転軸8に固定されている。
この中空軸11には、円板12.13.14がその中心
を軸11の中心に一致させて水平かつ等間隔に取付けら
れ、最も下の円板14は、中空軸11の下端に位置する
ようになっている。
これ等円板12,13.14には、それぞれ4本のアー
ム12 a・・・・・・、13a・・・・・・、14a
・・・・・・が放射状かつ等間隔に、取付ボルト15・
・・・・・によって固定されている。
これ等のアームのうち、上段アーム12a・・・・・・
と、下段アーム14 aは、第2図に示すように、対向
するアームがそれぞれ同一垂直面内にあるように取付け
られている。
また、中段のアーム13a・・・・・・は、上下段の各
隣接するアーム12 a・・・・・・、14a・・・・
・・のなす角の2等分線を含む垂直面に位置している。
また円板12,13.14には、各アーム12 a・・
・・・・13a・・・・・・、14a・・・・・・の隣
接するアームのなす角の2等分線に沿って、円板12,
13.14の上面に垂直なリブ12b・・・・・・13
b・・・、14b・・・・・・が設けられている。
また、上記装置本体1の円筒部分内面には、ライナ16
が取付けられている。
このライナ16の上記アーム12a・・・・・・、13
a・・・・・・、14a・・・・・・の先端部に対向す
る位置には、円筒部中心方向に延出する衝突板17・・
・・・・が設けられている。
上記アーム12a 、13 a 、14 aは、その先
端部を上下に隣接する衝突板17,17の間に位置させ
、それら衝突板17.17に接触することなくそれらの
間を回転し衝突板と協働して材料を剪断等によって解砕
するようになっている。
なおアームの断面形状は、円、四角、三角、平板等が適
宜使用される。
またアームの長さ、配列、円板の数等は、解砕混合され
る材料によって適宜変更可能な構造となっている。
また、アーム14 a・・・・・・の下方に取付けられ
た羽根18・・・・・・は、解砕混合された製品をさら
に混合するとともに取出口4に送り出すためのものであ
る。
軸11に取り付けられた最下段の円板14は製品取出口
4の上にあって材料の素通りを阻止するため、材料の解
砕と混合が一層向上せしめられる。
次に以上のように構成された装置の操作を説明する。
操作は次の手順によって行なう。
先ずモータ10により、回転軸8を駆動し、円板12,
13,14、アーム12 a 、13 a 、14 a
を所定の速度で回転せしめる。
次に処理する目的に応じて、各材料をフィーダ(図示せ
ず)により、材料コンベア7に供給し、材料供給口6よ
り投入する。
例えば、土塊が多い粘性土を解砕し、含水量を低下させ
ることを目的とする場合には、粘性上と砂をコンベア7
上に所定の割合で所定量連続して供給する。
また、固着したアスファルト舗装の切削廃材の解砕、再
固着防止を目的とする場合には、切削廃材と砂、石粉等
をコンベア7上に所定の割合で所定量連続して供給する
さらに道路の路盤に使用する材料の安定化処理を目的と
する場合には、砕石、砂、セメント等をコンベア7上に
所定の割合で所定量連続して供給するとともに、供給口
6に水ノズル(図示せず)を取付け、ポンプ等で水を圧
送噴霧させる。
このようにして、供給口6より投入された材料は、回転
する上段円板12及びリブ12b・・・・・・によって
円周方向に飛ばされ、衝突板17・・・・・・或いはラ
イナ16に激突し、解砕混合が行なわれる。
激突した材料は、はね返って円板13上に落下する。
円板13においても円板12と同様な解砕混合が行なわ
れ、材料は、下段円板14上に落下する。
装置本体1の下方はコーン状となっており、製品取出口
4は小さくなっているので、材料は、下段円板14の附
近に帯留した後、取出口4より排出される。
従って下段円板14は、解砕より混合の機能が大きい。
このようにして、解砕、混合された製品は、製品コンベ
ア5によって送り出される。
なお、塊が比較約款かい場合には、衝突板17・・・・
・・を中空軸11側に延ばすことにより、アーム12a
・・・・・・、13a・・・・・・、14a・・・・・
・と衝突板17・・・・・・の間で剪断され、解砕の効
果が大きい。
また比較的硬い塊の場合には、アームの周速を大きくし
て、衝突板17・・・・・・或はライナ16に激突する
衝撃で砕くと解砕の効果が大きい。
以上述べたように本装置は、軸11に取り付けられた円
板12,13.14が、外周部分に比して材料の解砕、
混合機能に劣る上材料がそのまま自由落下しやすい中心
部分にあって材料を一旦受け、これをリブ12 b 、
13 b 、14 bの作用により、アーム12a 、
13 a 、14 aが早い周速度で回転しかつ衝突板
17が設けられていて強大な解砕、混合機能を発揮する
外周部分に飛散させるものであるから、効率よく適確に
材料を解砕し、また混合することができる。
その上、アーム12 a 、13 a 、14 aの先
端部が上下に隣接する衝突板17.17の間を回転する
構成となっているため、剪断作用が効果的に生じ一層解
砕と混合が促進される。
さらにまた、逆錐台状の底面の中央部に設けられた製品
取出口4の上に、最下段の円板14が配設されていて材
料の素通りを阻止し、その材料を羽根18が攪拌する構
成となっているため、上記の諸点と相候ってきわめて良
好な混合が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本考案に係る装置の一実施例を示
すもので、第1図は縦断面図、第2図は第1図のII
−II矢視断面図である。 1・・・・・・装置本体、3・・・・・・蓋、4・・・
・・・製品取出口、6・・・・・・材料供給口、8・・
・・・・回転軸、8a・・・・・・上端ブーツ、9・・
・・・・減速機、9a・・・・・・プーリ、9b・・・
・・・■ベルト、10・・・・・・モータ、11・・・
・・・中空軸、11 a・・・・・・ピン、12・・・
・・・上段円板、13・・・・・・中段円板、14・・
・・・・下段円板、12 a 、13 a 、14 a
−・・・−・アーム、12 b 、13 b 、14b
・・・・・・リブ、15・・・・・・取付ボルト、16
・・・・・・ライナ、17・・・・・・衝突板、18・
・・・・・羽根。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上部に材料の供給口6を有し、下部の逆錐台状底面の中
    央部に製品取出口4が設けられた円筒状の装置本体1の
    中心に、駆動装置10によって回転せしめられる軸11
    が垂直に設けられ、上記装置本体1の内周面には複数の
    衝突板17が装置本体1の中心に向け、かつ周方向及び
    上下方向に所要の間隔をおいて突設されるとともに、上
    記軸11には、上面に複数のリブ12 b 、13 b
    、14 bを放射状に突設した円板12,13.14
    が、その中心を軸11の中心に一致させかつ最下段の円
    板14を上記製品取出口4の上に配置させて取り付けら
    れ、また上記円板12,13.14には、複数のアーム
    12a、13a。 14 aがその先端部を上下に隣接する上記衝突板17
    .17の間に位置させて放射状に突設される一方、最下
    段の上記円板14に突設されたアーム14aの下面には
    羽根18が取り付けられて戒ることを特徴とする解砕混
    合機。
JP1981024807U 1981-02-24 1981-02-24 解砕混合機 Expired JPS592842Y2 (ja)

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JP1981024807U JPS592842Y2 (ja) 1981-02-24 1981-02-24 解砕混合機

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Publication Number Publication Date
JPS57140839U JPS57140839U (ja) 1982-09-03
JPS592842Y2 true JPS592842Y2 (ja) 1984-01-26

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ID=29822519

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EP4091718A4 (en) * 2020-01-15 2024-06-05 JDC Corporation ROTARY GRINDING DEVICE
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