JPS62128392A - 冊子等物品員数検査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、冊子、通帳、綴物、紙葉束など板状物品の冊
数などの個数を総重量測定値より換算して検査する員数
検査装置に関する。

（従来の技術） 板状の紙葉物品の冊数あるいは個数は、人手によって、
あるいは、光電検出器などを物品搬送ライン上に設け、
搬送されて来る物品を該検出器によって検出してその物
品数量を検査していた。しかしながら、これら物品の理
数あるいは個数を人手によって数えるのでは、作業能率
が悪い。・また、物品搬送ライン上に光電検出器を設け
て測定検査する場合、物品を搬送ライ／（例えばベルト
コンベア）等に載せ換えて、そのラインの流れの中で物
品の通過の有無を検査するのが普通であり、物品が半製
品などの場合は、物品を員数毎に区分けするなどの作業
を要し、きわめて非能率的である。

（発明の目的） 本発明は、紙葉物品など板状物品を数冊あるいは数個に
まとめた状態で、その総重量を測定し、それと同一物品
のｉｑ分又は１個分の規定重量を予め測定しておき、そ
のｘＥ分又は１個分の単位重量をもとに、前記総重量か
ら冊数及び個数等の数量員数を割り出すことができるよ
うにして、自動搬送機又はロボット装置に装備するクラ
ンプ装置等によって、ひとまとめに搬送されて来る前記
物品の数量を直ちに検査でき、直ちに、まとめて次工程
に搬送できるようにすることを目的とする。

（発明の構成） 本発明は、単一種類の物品総重量Ｗを測定する計量台を
有する測定手段と、物品を咥え且つ前記計量台に対して
、装填及び取出しする咥爪を備えた搬送クランプ手段と
、物品１枚乃至ｎ枚分の既定重量Ｗより総枚数又は総単
位数Ｗ／ｗを換算出力する換算手段を備えたことを特徴
とする冊子等物品員数検査装置である。

本発明装置の一実殉例を図面に従って詳細に説明する。

第１図は、本発明装置の側面図であり、（１）は重量計
量台、（１ａ）は重量計量台（１）の下側において、計
量機本体フレーム（２）側に嵌装する支持シャフト、（
１ｂ）はンヤフ）　（Ｉａ）の上下方向の位置変動量を
検出する計量指針などを取付けた回転計、（ｌｃ）はヤ
ング率に従う精度を備える計測用バネである。

上記重量測定手段の計量台（１）中央部に物品支持板（
２）を垂直（＝、所定間隔を有して平行に立設しである
。そして該支持板（２）　（２）間によって物品収納部
が形成される。各々該支持板（２）の上側には、第２図
工面図に図示するように、切欠部（７）を備える。

そして、いずれか一方の載板（２）の切欠部（７）より
収納部内に載板（２）に平行に出入れ可能な補助支持板
（５）を設ける。該支持板（５）は、例えば、フレーム
（５）側に固定するエアシリンダ−（６）の作動ロット
（６ａ）先端に取付ける。支持板（２）に挾まれた収納
部は、その上方より適宜搬送装置に装備するクランプ装
置の１対の咥爪（４）　（４）によって把持されて移送
されて来た数冊の冊子等の物品（ａ）を縦にしてまとめ
て挿入できる十分な空間を備える。

第４図は、本発明装置の動作ブロック図である。

収納部に挿入して重量計量台（１）上に載せられた任意
数、又は所定数の数冊の冊子等の物品（ａ）は、その総
重量Ｗが計測される。計測後、直ちに、−刃支持板（２
）の側方より補助支持板（５）を収納部内に移動し、載
板（５）により物品（ａ）を他方支持板（２）側に押付
けて圧縮する。そして、上方より咥爪（４）　（４）を
下降させて、圧縮した物品（ａ）の両側１；対待させ、
直ちに咥爪（４）　（４）を閉鎖して物品（ａ）を把持
する。咥爪の前記所定閉鎖把持動作が終了すると、直ち
に補助支持板（５）はエアシリンダー（６）の動作によ
り収納部外方に復帰する。そして、物品（ａ）を把持し
たまま咥爪（４）は上昇し、所定の高さにて停止した後
。

所望の位置に水平移動するようにして、物品（ａ）を搬
送する。前記物品（ａ）の総重量Ｗの計量値は、回転計
（１ｂ）によって電気信号：二置換され、該計量値信号
を、マイクココ／ビューター内蔵の単位（枚数あるいは
個数）数に換算する換算手段に入力する。換算手段には
、計量すべき物品１枚、あるいは１日、又は１個など、
１単位分の予め設定された既定重量Ｗ値を計算定数の信
号として記憶入力してあり、前記総重量Ｗの計量値信号
を計量毎に換算手段にパラメーターとして入力すること
により、その物品の総枚数、あるいは総冊数など、計量
毎の総単位数（Ｗ／Ｗ）を出力するようになっている。

あるいは、同一種類物品の計量を終了した時点で、計量
毎の総重量Ｗの総和（Ｗ、　＋Ｗ、　＋Ｗ、・・−・・
・・）−県を求めて、その計量物品全数の枚数、冊数、
個数を出力するようにしてもよい。そして、前記総単位
数値が所定の単位数に合致していれば、クランプ装置本
体の制御により、所定の容器内（１区分収納される。合
致していない場合は、リジェクトされるものである。

本発明装置の支持板（２）の立設間隔は適宜に調整する
ものであるが、紙葉物品などの剛度の低いものは、物品
が収納部内で、彎曲しない程度の間隔に調整することに
よって、補助支持板（５）による物品圧縮時に、該物品
が折れ曲ったりせず、咥爪による把持が行ない易くなる
。

第３図は、本発明装置の平面図であり、支持板（２）　
（２）及び補助支持板（５）にある切欠部を通して見透
せる位置に光電管検出器（８）の発光部及び受光部を設
け、物品（ａ）が支持板（２）　（２）間の収納部内に
装填されているか否かの検出を行なって、補助支持板（
５）を動作させ、物品（ａ）の圧縮動作を行なう。

（発明の作用） 本発明装置は、単一種類の物品総重量Ｗを計量し、その
物品１単位の既知重量Ｗから、その物品の総単位数Ｗ／
Ｗを直ちに換算できるようにしたので、自動搬送装置あ
るいはロボット装置などに装備するクランプ装置の咥爪
により把持され、順次移送される物品が任意数であれば
、その物品をそのまま計量台に載せて計量することによ
って、その物品の単位数（例えば枚数、冊数、個数）を
員数検査することができる。また、移送される物品が所
定数であれば、その物品の数量が設定通りであるか否か
の確認ができる。重量測定用の計量台には、垂直平行に
物品収納間隔を有して相対する支持板を立設し、膜板上
側に切欠部を設け、載板のいずれか一方には、補助支持
板を設けたので、クランプ装置により、まとめて移送さ
れる物品を計量台の所定位置に常に正しく装填させるこ
とができ、また、紙葉物品をクランプ装置の咥爪によっ
て、収納部内に装填する場合に、両側支持板に物品下側
が衝突しないように、該支持板の間隔に十分余裕をとる
ことができ、また、物品な咥爪によって収納部外方に取
り出す場合は、補助支持板によって物品を縦方向に正し
く整列した状態に圧縮させることができ、従って、咥爪
によって把持し易くなるものである。また、補助支持板
に対して直角方向両側に物品突揃え揺動板を設けること
によって、不揃いの物品を突揃え整列させることができ
る。

（発明の効果） 本発明装置は、自動搬送機あるいはロボット装置に装備
するクランプ装置の咥爪によって移送されて来た任意な
数量あるいは数個の冊子、通帳、あるいは丁合本などの
紙葉物品をまとめた型でそのまま自動的に員数検査をす
ることができるもので、また、所定数まとめて移送され
て来九紙葉物品については、その数量が正しいか否かの
判定をして、正しい場合は、所定のバゲット容器に区分
収納し、正しくない場合は、リジェクトすることが能率
的にできるもので、任意数または所定数の物品をまとめ
て員数検査及びチェックをすることができ、製造ライン
における員数検査及び搬送作業の能率向上に顕著な効果
を発揮するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明装置の側面図、第２図は、本発明装置
の正面図、第３図は、本発明装置の平面図、第４図は、
本発明装置の動作ブロック図である。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）単一種類の物品総重量Ｗを測定する計量台を有す
   る測定手段と、物品を咥え、且つ前記計量台に対して、
   装填及び取出しする咥爪を備えた搬送クランプ手段と、
   物品１枚乃至ｎ枚分の既定重量ｗより総枚数又は総単位
   数Ｗ／ｗを換算出力する換算手段を備えたことを特徴と
   する冊子等物品員数検査装置。
2. （２）計量台中央部に、該台に対して垂直な物品支持板
   を、互いに平行に相対して間隔調整可能に立設した測定
   物品収納部を備え、相対して立設するそれぞれ物品支持
   板上側に、搬送クランプ手段の咥爪を嵌挿する切欠部を
   備える特許請求の範囲第１項記載の装置。
3. （３）いずれか一方の支持板切欠部より収納部内外に、
   該板に対して平行に出入れ可納な補助支持板を備え、該
   補助支持板上側に咥爪を嵌挿する切欠部を備える特許請
   求の範囲第２項記載の装置。
4. （４）補助支持板の復帰位置が適宜移動調整できる特許
   請求の範囲第３項記載の装置。