JPS62127527A - デイスクブレ−キ装置 - Google Patents
デイスクブレ−キ装置Info
- Publication number
- JPS62127527A JPS62127527A JP60266725A JP26672585A JPS62127527A JP S62127527 A JPS62127527 A JP S62127527A JP 60266725 A JP60266725 A JP 60266725A JP 26672585 A JP26672585 A JP 26672585A JP S62127527 A JPS62127527 A JP S62127527A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- zirconia
- disc
- ceramics
- brake
- pad
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/78—Features relating to cooling
- F16D2065/785—Heat insulation or reflection
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、車両等の制動装置に用いられるディスクブレ
ーキ装置に関する。
ーキ装置に関する。
(従来の技術)
ディスクブレーキ装置では、制動作用によって生ずるデ
ィスクの制動熱がピストンに伝導され、作動液の湿度上
昇を防止するため、車輪と一体に回転するディスクを挾
圧するsmパッドのパッド裏板とキャリパの内側壁やピ
ストンとの間に断熱材として熱伝導性の低いインシュレ
ータを介在させているが、近年、優れた断熱性を有する
セラミックスをパッド裏板背面やピストンのパッド押圧
面にコーティングして断熱効果を高めたものがある。
ィスクの制動熱がピストンに伝導され、作動液の湿度上
昇を防止するため、車輪と一体に回転するディスクを挾
圧するsmパッドのパッド裏板とキャリパの内側壁やピ
ストンとの間に断熱材として熱伝導性の低いインシュレ
ータを介在させているが、近年、優れた断熱性を有する
セラミックスをパッド裏板背面やピストンのパッド押圧
面にコーティングして断熱効果を高めたものがある。
しかし、従来使用されているセラミックスはアルミナ系
セラミックスが主流であるが、アルミナ系セラミックス
は比較的、熱I!撃に弱く、また、金fi製のパッド裏
板等との熱膨張率に差があり、金属製裏板との溶着性が
そこなわれやすい。
セラミックスが主流であるが、アルミナ系セラミックス
は比較的、熱I!撃に弱く、また、金fi製のパッド裏
板等との熱膨張率に差があり、金属製裏板との溶着性が
そこなわれやすい。
そこで本発明は、熱衝撃に強く、かつ、金属に近い物性
を有し、断熱性に優れたセラミックスを使用したディス
クブレーキ装置を提供することを目的としている。
を有し、断熱性に優れたセラミックスを使用したディス
クブレーキ装置を提供することを目的としている。
上記目的達成のため本発明は、車輪と一体に回転するブ
レーキディスクの両側に一対のブレーキパッドを配設し
、該ブレーキパッドをキャリパのピストンで押動して前
記ブレーキディスクを挾圧して制動作用を行うディスク
ブレーキ装置において、前記ブレーキパッドとピストン
の対向面の少なくとも一方にジルコニアにイツトリア、
マグネシア、カルシアのいずれかを3乃至20%添加し
たセラミックスを溶射してなる被覆層を一体に形成した
ことを特徴としている。
レーキディスクの両側に一対のブレーキパッドを配設し
、該ブレーキパッドをキャリパのピストンで押動して前
記ブレーキディスクを挾圧して制動作用を行うディスク
ブレーキ装置において、前記ブレーキパッドとピストン
の対向面の少なくとも一方にジルコニアにイツトリア、
マグネシア、カルシアのいずれかを3乃至20%添加し
たセラミックスを溶射してなる被覆層を一体に形成した
ことを特徴としている。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
ディスクブレーキ装置1は、車輪(図示せず)と一体に
回転するブレーキディスク2と、該ディスク2の両側に
配設される一対のブレーキパッド3.3と、一方のブレ
ーキパッド3をブレーキディスク2に押圧するピストン
4,4を有する作用部5と、ピストン4,4の抑圧作用
の反作用で他方のブレーキパッド3をブレーキディスク
2に押圧する反作用部6とからなるキャリパ7とで構成
されている。
回転するブレーキディスク2と、該ディスク2の両側に
配設される一対のブレーキパッド3.3と、一方のブレ
ーキパッド3をブレーキディスク2に押圧するピストン
4,4を有する作用部5と、ピストン4,4の抑圧作用
の反作用で他方のブレーキパッド3をブレーキディスク
2に押圧する反作用部6とからなるキャリパ7とで構成
されている。
ブレーキパッド3は、前記ブレーキディスク2に圧接さ
れることによりディスク2に摩擦係合する摩擦パッド8
と、該a!擦バッド8を固着した金属製のパッド裏板9
とで構成され、パッド裏板9の背面9aには、例えば5
00℃の温度に耐える耐熱性金属材料のアンダコート1
0が溶射され、このアンダコート10の上面にジルコニ
ア系セラミックスを溶射してなるトップコート11が一
体に形成されている。
れることによりディスク2に摩擦係合する摩擦パッド8
と、該a!擦バッド8を固着した金属製のパッド裏板9
とで構成され、パッド裏板9の背面9aには、例えば5
00℃の温度に耐える耐熱性金属材料のアンダコート1
0が溶射され、このアンダコート10の上面にジルコニ
ア系セラミックスを溶射してなるトップコート11が一
体に形成されている。
アンダコート10は、ステンレス系、モリブデン系ある
いはニッケルクローム系の耐熱性金属材料を用い、パウ
ダー粒度10μm乃至44印のものを0.02mm乃至
0.1ml1+の膜厚に溶射して形成され、第3図に示
されるようにその表面を荒くしてトップコート11の密
着強度を向上させている。
いはニッケルクローム系の耐熱性金属材料を用い、パウ
ダー粒度10μm乃至44印のものを0.02mm乃至
0.1ml1+の膜厚に溶射して形成され、第3図に示
されるようにその表面を荒くしてトップコート11の密
着強度を向上させている。
トップコート11は、ジルコニア(Zr02 )の粉末
、ジルコニアに焼結助材としてイツトリア(Y203)
を3乃至12%添加した粉末、ジルコニアに焼結助材と
してマグネシア(MgO)を3乃至20%添加した粉末
、あるいはジルコニアに焼結助材としてカルシア(Ca
b)を3乃至20%添加した粉末の、パウダー粒度11
0X1乃至44卯のものを溶射することにより0.2t
rm乃至05mの膜厚に形成されている。
、ジルコニアに焼結助材としてイツトリア(Y203)
を3乃至12%添加した粉末、ジルコニアに焼結助材と
してマグネシア(MgO)を3乃至20%添加した粉末
、あるいはジルコニアに焼結助材としてカルシア(Ca
b)を3乃至20%添加した粉末の、パウダー粒度11
0X1乃至44卯のものを溶射することにより0.2t
rm乃至05mの膜厚に形成されている。
本発明に用いられるジルコニア系セラミックスと従来用
いられているアルミナ系セラミックスとを比較すると次
の様になる。
いられているアルミナ系セラミックスとを比較すると次
の様になる。
本発明は、このように従来のアルミナ系セラミックスよ
りも優れた断熱効果を有するジルコニア系セラミックス
の被覆層を形成するので、熱衝撃に強く、かつ、金属に
近い物性を有し、熱伝動率のもつとも低いセラミックス
を断熱材として使用したディスクブレーキ装置とするこ
とができる。
りも優れた断熱効果を有するジルコニア系セラミックス
の被覆層を形成するので、熱衝撃に強く、かつ、金属に
近い物性を有し、熱伝動率のもつとも低いセラミックス
を断熱材として使用したディスクブレーキ装置とするこ
とができる。
尚、上記実施例では、ジルコニア系セラミックスを溶射
してなる被覆層をブレーキパッドのパッド裏板に形成し
たもので説明したが、ビス1−ンのパッド裏板押圧面に
形成してもよく、あるいはパッド裏板とピストンの両方
に形成してもよい。
してなる被覆層をブレーキパッドのパッド裏板に形成し
たもので説明したが、ビス1−ンのパッド裏板押圧面に
形成してもよく、あるいはパッド裏板とピストンの両方
に形成してもよい。
本発明は上記のように、車輪と一体に回転するブレーキ
ディスクの両側に一対のブレーキパッドを配設し、該ブ
レーキパッドをキャリパのピストンで押動して前記ブレ
ーキディスクを挾圧して制動作用を行うディスクブレー
キ装置において、前記ブレーキパッドとピストンの対向
面の少なくとも一方にジルコニアにイツトリア、マグネ
シア、カルシアのいずれかを3乃至20%添加したセラ
ミックスを溶射してなる被覆層を一体に形成したので、
熱衝撃に強く、かつ、金属に近い物性を有し、熱伝動率
の低いセラミックスを断熱材とじて使用したディスクブ
レーキ装置とすることができる。
ディスクの両側に一対のブレーキパッドを配設し、該ブ
レーキパッドをキャリパのピストンで押動して前記ブレ
ーキディスクを挾圧して制動作用を行うディスクブレー
キ装置において、前記ブレーキパッドとピストンの対向
面の少なくとも一方にジルコニアにイツトリア、マグネ
シア、カルシアのいずれかを3乃至20%添加したセラ
ミックスを溶射してなる被覆層を一体に形成したので、
熱衝撃に強く、かつ、金属に近い物性を有し、熱伝動率
の低いセラミックスを断熱材とじて使用したディスクブ
レーキ装置とすることができる。
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図はディスク
ブレーキ装置の断面平面図、M2図はブレーキパッドの
斜視図、第3図はブレーキパッドの一部拡大断面図であ
る。
ブレーキ装置の断面平面図、M2図はブレーキパッドの
斜視図、第3図はブレーキパッドの一部拡大断面図であ
る。
Claims (1)
- 1、車輪と一体に回転するブレーキディスクの両側に一
対のブレーキパッドを配設し、該ブレーキパッドをキャ
リパのピストンで押動して前記ブレーキディスクを挾圧
して制動作用を行うディスクブレーキ装置において、前
記ブレーキパッドとピストンの対向面の少なくとも一方
にジルコニアにイットリアを3乃至12%添加したジル
コニア系セラミックス、またはジルコニアにマグネシア
を3乃至20%添加したジルコニア系セラミックス、若
しくはジルコニアにカルシアを3乃至20%添加したジ
ルコニア系セラミックスのいずれかを溶射してなる被覆
層を一体に形成したことを特徴とするディスクブレーキ
装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60266725A JPS62127527A (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | デイスクブレ−キ装置 |
EP19860300778 EP0191597B1 (en) | 1985-02-06 | 1986-02-05 | Disk brake devices |
DE8686300778T DE3668675D1 (de) | 1985-02-06 | 1986-02-05 | Scheibenbremsvorrichtungen. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60266725A JPS62127527A (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | デイスクブレ−キ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62127527A true JPS62127527A (ja) | 1987-06-09 |
Family
ID=17434812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60266725A Pending JPS62127527A (ja) | 1985-02-06 | 1985-11-27 | デイスクブレ−キ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62127527A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011102598A (ja) * | 2009-11-10 | 2011-05-26 | Nissin Kogyo Co Ltd | 車両用ディスクブレーキのピストン |
CN107387615A (zh) * | 2017-07-12 | 2017-11-24 | 安徽凯密克企业管理咨询有限公司 | 一种刹车片的生产工艺 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5831449B2 (ja) * | 1973-08-27 | 1983-07-06 | 富士重工業株式会社 | ガソリンキカンノ ネンシヨウソウチ |
JPS58156731A (ja) * | 1982-03-10 | 1983-09-17 | Honda Motor Co Ltd | デイスクブレ−キ |
-
1985
- 1985-11-27 JP JP60266725A patent/JPS62127527A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5831449B2 (ja) * | 1973-08-27 | 1983-07-06 | 富士重工業株式会社 | ガソリンキカンノ ネンシヨウソウチ |
JPS58156731A (ja) * | 1982-03-10 | 1983-09-17 | Honda Motor Co Ltd | デイスクブレ−キ |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011102598A (ja) * | 2009-11-10 | 2011-05-26 | Nissin Kogyo Co Ltd | 車両用ディスクブレーキのピストン |
CN107387615A (zh) * | 2017-07-12 | 2017-11-24 | 安徽凯密克企业管理咨询有限公司 | 一种刹车片的生产工艺 |
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