JPS62124554A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPS62124554A
JPS62124554A JP26419585A JP26419585A JPS62124554A JP S62124554 A JPS62124554 A JP S62124554A JP 26419585 A JP26419585 A JP 26419585A JP 26419585 A JP26419585 A JP 26419585A JP S62124554 A JPS62124554 A JP S62124554A
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JP
Japan
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latex
soluble
group
silver halide
iridium
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Pending
Application number
JP26419585A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichi Ueda
栄一 上田
Noriki Tachibana
範幾 立花
Kosaku Masuda
功策 益田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPS62124554A publication Critical patent/JPS62124554A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/06Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein with non-macromolecular additives
    • G03C1/08Sensitivity-increasing substances
    • G03C1/09Noble metals or mercury; Salts or compounds thereof; Sulfur, selenium or tellurium, or compounds thereof, e.g. for chemical sensitising

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はハロゲン化銀写真感光材料に関し、更に詳しく
は寸度安定性、ヌキ文字品質、露光ラチチュードおよび
圧力減感が改善された ハロゲン化銀写真感光材料に関
する。
[発明の背景] 従来より、相反則不軌特性の改良や、硬調減感効果を得
るために、乳剤製造時にイリジウム化合物或は、ロジウ
ム化合物を添加することが知られている。例えば、特に
高照度相反則不軌特性の改良について、特公昭43−4
935号公報には、乳化時または第1組成時にイリジウ
ム化合物を添加する技術、また同45−32738号公
報には、イリジウム化合物に金化合物を併用する技術が
記載されている。
また、特開昭56−51733号、特開昭56−147
142号には、圧力減感及び低照度及び高照度相反則不
軌特性を、水溶性イリジウム塩をハロゲン化銀粒子の表
面及びその近傍に含ませることによって、同時に改良す
る技術が記載されている。また、特開昭58−2156
42号には、ポリエチレンオキサイド化合物と可溶性ロ
ジウム塩、又は可溶性イリジウム塩とポリマーラテック
スとを用いてヌキ文字品質と露光ラチチュードを改良す
る技術が記載されている。
しかしながら、イリジウム化合物、ロジウム化合物を用
いたハロゲン化銀写真感光材料に、寸度安定性を改良す
るためポリマーラテックスを多量に添加すると、これら
イリジウム化合物、ロジウム化合物が持つ効果が減少し
てしまうという問題があった。
[発明の目的] 本発明の目的は寸度安定性が優れかっヌキ文字品質、露
光ラチチュードが優れ、圧力減感が小さいハロゲン化銀
写真感光材料を得ることにある。
〔発明の構成1 本発明の目的は、支持体上に少なくとも一層の写真構成
層を有するハロゲン化銀写真感光材料において、前記写
真構成層の少なくとも一層に、親水性基が表面に固定さ
れているラテックス並びに可溶性ロジウム塩および可溶
性イリジウム塩から選ばれる少なくとも一つを含有せし
めることによって達成された。
[発明の具体的構成] 本発明において、親水性基がラテックスの表面以下余白 に固定されるとは、ラテックスが親水性基を有するポリ
マーによって保護コロイド化されている状態、あるいは
、親水性基を有する化合物がラテックスの形成反応に関
与し、ラテックス粒子表面に配置されている状態をいい
、いずれもラテックスの安定化に寄与しているものであ
る。
ラテックスが親水性基を有するポリマーによって保護コ
ロイド化されている状態とは、親水性基を有するポリマ
ーがラテックス表面に強く吸着し固定化されている状態
である。また、親水性基を有する化合物がラテックスの
形成反応に関与し、ラテックス粒子表面に配置されてい
る状態とは、親水性基を有する化合物(例えば、親水性
基を有するポリマー、分子構造中に親水性基及びエチレ
ン性二重結合の両方を有するポリマー、分子構造中に親
水性基及びラジカルが連鎖移動し易い基を有する化合物
等がある。)がラテックスの形成反応に関与し、該化合
物の一部がラテックスと共有結合して取り込れた状態で
固定されラテックス粒子表面に配置されている状態であ
る。
親木基を有するポリマーには、合成水溶性ポリマーと天
然水溶性ポリマーとがあるが、本発明ではいずれも好ま
しく用いることができる。このうち、合成水溶性ポリマ
ーとしては、分子構造中に例えばノニオン性基を有する
もの、アニオン性基を有するもの並びにノニオン性基及
びアニオン性基を有するものが挙【ヂられる。ノニオン
性基としては、例えばエーテル基、エチレンオキサイド
基、ヒトOキシ基等があげられ、アニオン性基としては
、例えばスルホン酸基あるいはその塩、カルボン酸基あ
るいはその塩、リン酸基あるいはその塩、等があげられ
る。また、天然水溶性ポリマーとしても分子構造中に、
例えばノニオン性基を有するもの、アニオン性基を有す
るもの並びにノニオン性基及びアニオン性基を有するも
のが挙Ifられる。
親水基を有するポリマーとしては、合成水溶性ポリマー
、天然水溶性ポリマーのいずれの場合にも、アニオン性
基を有するもの並びにノニオン性基及びアニオン性基を
有するものが好ましく用いることができる。本発明では
、親水基を有するポリマーとは、20℃における水10
0gに対し0.05g以上溶解すればよく、好ましくは
0,19以上のものである。
合成水溶性ポリマーとしては、下記一般式[P]の繰り
返し単位をポリマー1分子中10〜100モル%含むも
のが挙げられる。
一般式[P] 式中、R1は水素原子、アルキル基、好ましくは炭素原
子数1〜4のアルキル基(置換基を有するものも含まれ
る。例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基
等)、ハロゲン原子(例えば塩素原子)または−〇H2
C00Mを表わし、しは−〇〇NH−1−NHCO−1
−COO−1−OCO−1−CO−または−O−を表わ
し、Jはアルキレン基、好ましくは炭素原子数1〜10
のアルキレン基(置PA基を有づるものも含まれる。
例えばメチレン基、エチレン基、プロピレン基、トリメ
チレン基、ブチレン基、ヘキシレン基等ン、アリーレン
基(買換基を有するものも含まれる。
例えばフェニレン基等)、または +CH2G H20袖=→CH2力口 (1は0〜40の整数、nはO〜4の整数を表ね一〇M
、−NH2、−803M、−0−P−OM。
! 0M −CR2、水素原子またはR3を表わすが、このましく
、−503Mが最も好ましい。Mは水素原子またはカチ
オンを表わし、R2は炭素原子数1〜4のアルキル基(
例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等)
を表わし、R3、R4、R5、Rs 、R7およびR8
は炭素原子数1〜20のアルキルM(例えばメチル基、
エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、デシル
基、ヘキサデシル基等)を表わし、Xはアニオンを表わ
し、またpおよびqはそれぞれ0または1を表わす。
次に一般式[P]の合成水溶性ポリマーの具体例を挙げ
る。
以下余白 5p−i                     
数平均分子量λ4nP−2 P−3 p−5 SF’−6 P−7 P−8 C’H3 5p−t。
CH。
5P−11 SP−12 P−14 P−15 SP  17         CH3P−18 P−19 P−20 9,000 p−22 S P −23 P−24 P−25 P−26 CH。
P−28 2,100 S P −31 ■ O3Nm 163.000 P−32 P−33 P−34 5+ 50 C1 P−36 CH> CH。
CH。
P−47 5P−48 SP−49 P−50 15,600 本発明の合成水溶性ポリマーは、種々の溶液重合、塊状
重合、9渇重合等の方法で容易に合成する事ができる。
例えば、溶液重合では一般に適当な溶剤(例えばエタノ
ール、メタノール、水等)中で適当な温度のモノマーの
混合物(通常、溶剤に対して40重量%以下、好ましく
は10〜25重量%の混合物)を重合開始剤(例えば、
過酸化ベンゾイル、アゾビスイソブチロニトリル、過硫
酸アンモニウム等)の存在下で適当な温度(例えば40
〜120℃、好ましくは50〜100℃)に加熱する事
により共重合反応が行われる。その後、生成した水溶性
ポリマーを溶かさない媒質中に反応混合物を注ぎこみ、
生成物を沈降させ、ついで乾燥することにより未反応混
合物を分離除去する。本発明の水溶性ポリマーの分子口
は、1,000〜1 、000.000、好ましくは、
2.0(10〜200.000である。
なお、本発明の水溶性ポリマーの分子量は、数平均分子
量で表わし、測定は東洋曹達(株製ゲルバーミエイショ
ンクロマトグラフィ−HLC−802Aを用い標準ボリ
スヂレン換算でもとめた。
合成例1(例示化合物5P−18) 3−スルホプロピルアクリレートカリウム塩50Q  
(0,22モル)、4.4’−アゾごス(4−シアツバ
レインu)3.0g、及び、脱気した水200−dを3
つロフラスコに入れ、この混合液を80℃で8時間反応
させた。反応終了後、激しく撹拌しながら、多口のアセ
トン中に反応液を注ぎ込み、反応生成物を沈澱させた。
次いで、沈澱をろ過し、アセトンで洗浄、空気中60’
Cで乾燥し、本発明のポリマー5P−18を得た。収量
は459 (理論収量の90%)、数平均分子fQ1.
tMn=  4,300であった。
合成例2(例示化合物5P−21> スチレン52(J  (0,50モル)、アクリル酸3
6g (0,50モル)、4.4’−アゾビス(4〜シ
アツバレインM)5.0g、及び、脱気したエタノール
500iRを3つロフラスコに入れ、この混合液を速流
下8時間反応させた。反応終了後、激しく撹拌しながら
、多口のアセトン中に注ぎ込み、後は、合成例1と同罎
の処理をして、本発明のポリマー5P−21を得た。収
8は80g (理論収量の91%)、数平均分子2M口
= 2,600であった。
合成例3(例示化合DJSP−42) ヒドロキシエチルメタクリレート52g(0,40モル
)、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン
酸ナトリウム1370(0,60モル)、4.4’−ア
ゾビス(4−シアツバレイン1)5.h、及び、脱気し
た水−エタノール=80 / 20 V:溶液500d
83つD7ラス:]に入れ、この混合液を80℃で10
時間反応させた。反応終了後、激しく撹拌しながら、多
凶のアセトン中に反応液を注ぎ込み、反応生成物を沈澱
させた。
次いで沈澱をろ過し、アセトンで洗浄、空気中60℃で
乾燥し、本発明のポリマー5P−42を冑た。収nは1
80g(理論収量の95%)で数平均分子ωMn −5
,300であった。
天然水溶性ポリマーとしては、水溶性高分子水分散型樹
脂の総合技術資料集(経営開発センターケラン等、及び
その誘導体が好まい翫。
また、天然水溶性ポリマーの誘導体としては、特ニスル
ホン化、カルボキシル化、リン酸化、スルホアルキレン
化、又はカルボキシアルキレン化、アルキルリン酸化し
たもの、及びその塩が好ましい。
本発明において、天然水溶性ポリマーは2種以上併用し
て用いてもよい。
また、天然水溶性ポリマーの中では、グルコース重合体
、及びその誘導体が好ましく、グルコース重合体、及び
その誘導体の中でも、澱粉、グリコーゲン、セルロース
、リケニン、デキストラン、ニゲラン等が好ましく、特
にデキストラン、及びその誘導体が好ましい。
デキストランは、α−1,6結合したD−グルコースの
重合体であり、一般に糖類の存在下で、デキストラン生
産菌を培養することによって得るが、Oイコノストック
、メゼンテロイデス等のデキストラン生産菌の培養液よ
り、分離したデキストランシュクラーゼを糖類と作用さ
せて得ることができる。また、これらのネイティブデキ
ストランを酸やアルカリ醇素による、部分分解重合法に
よって、所望の分子団まで低下させ、極限粘度が0、0
3〜2.5の範囲のものも得ることができる。
また、デキストラン変性物とは、デキストラン分子中に
硫酸基が、工′ステル結合で存在するデキストラン硫酸
エステル、及びその塩、デキストラン分子中にカルボキ
シアルキル基がエーテル結合で存在するカルボキシアル
キルデキストラン、デキストラン分子中に硫酸基がエス
テル結合でカルボキシアルキル基がエーテル結合で存在
するカルボキシフルキルデキストラン硫酸エステル、及
びその塩、デキストラン分子中に燐酸基がエステル結合
して存在しているデキストラン硫酸エステル、及びその
塩、デキストラン分子中にハイドロオキシアルキル基が
導入されたハイドロオキシアルキルデキストラン等が挙
げられる。
ハロゲン化銀写真感光材料に、これらのデキストラン類
を使用するのは特公昭35−11989号、米国特許第
3.162.924号、特許[45−12820号、同
45−18418号、同45−40149号、同46−
31192号に記載されているように公知であり、これ
らのデキストラン類をそのままハロゲン化銀乳剤、また
はゼラグン層に含有させて、現像された銀画像の被覆力
の改良や、最高濃度、コントラストを向上させている。
これらのデキストラン類とその誘導体の製造方法につい
ては、これらの特許に詳細に記載されている。
これらデキストラン、及びその変性物の中で、特に好ま
しいのはラテックスの分散安定性の点で、アニオン性基
が導入された、デキストラン硫酸エステル、カルボキシ
アルキルデキストランステル、デキストラン燐酸エステ
ルであり、中でもデキストラン硫酸エステルが最も好ま
しい。
これらデキストラン変性物の合成は、iX+述のデキス
トランを原料とし、ピリジンあるいはホルムアミドの如
き塩酸性有機溶媒の存在下において、り0ルスル7オン
酸などの[Q化剤を反応ざ往てデキストラン硫酸エステ
ルを得ることができる。
さらにモノクロルカルボン キル化剤と反応させると、カルボキシアルキルデキスト
ラン硫酸エステルが得られる。
また、デキストランを原料として、アルカリ下でモノク
ロルカルボン酸等のカルボキシアルキル化剤と反応させ
て、カルボキシアルキルデキストランを得ることができ
′る。さらに、これをピリジンあるいはホルムアミドの
如き塩基性溶媒の存在下で、クロルスルホン酸等の硫化
剤を反応させれば、やはりカルボキシアルキルデキスト
ランエステルを得ることができる。これに、ナトリウム
・カリウム等のアルカリ金属の酸化物、カルシウム・マ
、グネシウム等のアルカリ土金屈の酸化物または水酸化
物、アンモニア等を反応させればそれぞれにデキストラ
ン@酸エステル、カルボキシフルキル51Mエステルの
店が得られる。
デキストランは無水グルコース単位当り置換される得る
水酸基が3個あるから、理論的には辺大の置換度が3ま
での硫酸エステル基及びカルボキシアルキル基を置換す
ることができるが、反応条件を選択することにより置換
度3以下の範囲において任意の置換度のものを製造する
ことができる。
しかし、硫酸エステル基とカルボキシアルキル基の置換
度の和は3を越えることはできない。
このようにして製造されるカルボキシアルキルデキスト
ラン ボキシアルキルデキストラン硫酸エステルは、原料デキ
ストランの極限粘度及び生成物の硫酸エステル置換度と
カルボキシアルキル置換度の種々の組み合せにより多種
類製造することができる。
分子構造中に親水性基とエチレン性二重結合をもつポリ
マーとしては、例えば下記一般式[VI][VI]また
は[■Jで示される化合物を主成分とするポリマーであ
ることが望ましい。
ここで親水性基としては、親水性基を有するポリマーで
述べたものと同様のものが挙げられる。
一般式 〔■コ [式中、R1は2価の有は基、Mlは水素原子または1
fi!Iiのカチオンを表わし、ローは30〜95モル
%、口2は70〜5モル%を表わす。]一般式[VI] CH 2 COOH3 M2 、M3 、M4およびMsはそれぞれ水素原子ま
たは1価のカブオンを表わし、n3は30〜95モル%
、n4は70〜0モル%、n5は70〜Orニル%を表
わす。但し、n4+n5は70〜5モル%である。] 一般式[■1 [式中、R3は水素原子またはアルキル基、Ms 、M
7 、MδおよびM9はそれぞれ水素原子または1価の
カチオンを表わし、n6は30〜70Eル%、07は5
〜50モル%、n8は70〜5モル%を表わす。但し、
n7+n5は70〜30モル%である。] 次に、一般式[VI]、[■]および[■]について具
体的に説明すると、R1で表わされる2衛の有機基とし
てはエチレン、トリメチレン、テトラメチレン、ヘキサ
メチレン、プロペニレン、3。
6−シオキサオクタンー1.8−ジイル、2,2−ジメ
チルトリメチレン、ブ0ピレン、1.4−シクロヘキシ
レン等の脂肪族炭化水素の2価残基、又は1,2−ジク
ロロエチレン、2−クロロトリメチレン、2−ブロムト
リメチレン、1−シアンメチルエチレン、1−クロロメ
チルエチレン、1−メトキシメチルエチレン、1−フェ
ノキシエチレンの様にハロゲン原子、シアノ基、アルキ
ルオキシ基、アリールオキシ基等で置換された脂肪族炭
化水素の2価残基、又は1.4−フェニレン、1、3−
トリレン、2−クロロ−1.4−フェニレン、2−シア
ノ−1′,4−フェニレン、2−メトキシ−1.5−フ
ェニレン等の芳香族炭化水素の2価残基もしくはハロゲ
ン原子、シアノ基、アルキルオキシ基等で置換された芳
香族炭化水素の2価残基、又は、1.1’ −(1.4
−フェニレン)ジメチル、2.2’ − (2−クロロ
−1.4−フェニレン)ジエチル、2.2’ − (2
−シアノ−1.4−フェニレン)ジエチル等の脂肪族炭
化水素の2価残基もしくはハロゲン原子、シアノ基等で
置換されたアリール基と結合した脂肪族炭化水素の2価
残基が挙げられる。
lVh 、 M2 、 M3 、 M4およびM5は、
水素原子またはリチウム、ナトリウム、カリウムの様な
アルカリ金泥の1価のカチオン又はアンモニウムカチオ
ンを表わす。分子構造中に親水性基とエヂレン性二重結
合を有するポリマーとしては一般式[Vl ]で表わさ
れる化合物が好ましい。
次に、本発明のポリマーの代表的具体例を以下に例示的
に列挙するがこれらに限定されるものではない。
以下余白 (但し、ns:nz=50モル%:50モルチ、数平均
分子量(M八)=約10.000)<(CHzCHzO
)x+nz   <H7、。、: n、= 95−ez
b% :5モル%、M71=約20,000) CH2CL) ONa CHz CONHCH2CHz S 03Na(但し、
Hs : nz : n5=80モル%:10モル%:
10モル矛、  Mハ=約6,000)CHzCONC
HzCHzSO3Na h3 (但し、nl: nz=95モル%:5モル先Mh=約
3,000) (但し、n+:n2=50モル係:50モルえ、M71
=約10,000) C)Lt (但し、nl: nz : n3=50モル%:45モ
ル%=5モル係、Mn=約15,000) これらのポリマーの合成法は、特開昭55−50240
号に記載されている。
分子構造中に親水性基とラジカルが連鎖移動し易い基を
有する化合物の親水性基としては、親水性基を有するポ
リマーで述べたものと同様なものが挙げられる。
また、ラジカルが連鎖移動し易い基とは、例えば重合性
不飽和化合物を重合する際に生じる重合開始剤ラジカル
、もしくは重合体酸長鎖ラジカル等の活性点が移動し易
い基のことであり、好ましとができる。但し上記の基に
おいて、Rは水素原子またはアルキル基、R′はアルキ
ル基、カルボニル基、R“は水素原子またはアルキル基
、カルボニル基、Xは水素原子又はハロゲン原子である
これらの基が連鎖移動し易い基であることは、「共m合
一2−」高分子学会綿、1976年11月発行、381
頁に記載されている。そして、これらの基の中で一3H
1−NHR’ 、−CH213rがさらに好ましく、−
3Hがむも好ましい。
連鎖移動し易い基は、親水性パラメーターπの値が負の
場合もある。この場合は、連鎖移動し易い基と親水性基
は同一でない方が好ましい。また、親水性基の数は1分
子中に少なくとも1個あればよく、1分子中に1〜4個
あるのが好ましく、1分子中に1〜2個あるのがさらに
好ましい。親水性基の数が1分子中に2個以上ある場合
は、親水性基は同一であっても′、同一でなくてもよい
。また、1分子中に存在する連鎖移動し易い基の数は、
少なくとも1個あればよく、1〜3面が好ましく、1〜
2個が更に好ましい。
親水性基とラジカルが連鎖移動し易い基を1分子中に少
なくとも1個ずつ有する化合物は、一般式[T]で表わ
されるものが好ましい。
一般式[T] (A+−J −+ 8 )。
但し、一般式[丁]中、Aは親水性基であり、詳細は前
述したとおりである。Bはラジカルが連鎖移動し易い基
であり、詳細は前述したとおりである。mは1以上の整
数であり、好ましくは1〜4、さらに好ましくは1.2
である。nは1以上の整数であり、好ましくは1〜3、
さらに好ましくは1である。JはAとBがJを介して化
学結合していれば何でもよいが、置換基を有するものも
含むアルキル基、置換基を有するものも含むフェニレン
基、置換基を有するものも含む複素環基ならびにこれら
が組み合わされた基を挙げることができる。
分子構造中に親水性基とラジカルが連鎖し易い基を有す
る化合物の具体例としては、例えば以下の化合物T−1
〜化合物T−113を挙げることができる。
以下余白 T −I   H()QC−CHニー SHニー 2 
  HOOC−(TH2−CH2−3HT−11HO−
CHz 二CH−CH,−NH−Co−C!)& −8
RCH T−12HOOC−CFlt −NH−Co−CH2−
5HT−1<   (uoc2H1)、N−−CH2−
8HT−15t%N−C2H4−5HT−20HOOC
−四−CH2−8H H2SH T−28CH。
1(00C−0−C)(、−3H CH2 T−31C6H,T−22 Ht、loe −C−SHHOOO−C: H4−SO
x −0Hz −CH: −8H6H5 T−35島0.P−(Ci−12)、−5)!  T−
36C市−C−C正(、−31(了−39HOOC−G
Hz−CH−5HT740   Na03S−(に2%
方−5flll■ 06H。
T−(l  Na03S−(CHl)3−3HT−42
Na03S−(cllIz)4−5HCH3 T−49C!(。
■ )!0(JO−C)i、−C−3H CH。
OH。
Q3NH2 HOOCx: HOOC’ H5CHt  C弯 HOOCH F2 04も C□Hs T−97BrCH2GH2COOHT−98Br(CH
2)、CAT−99(JrCH2)3CHErCOOH
T−100Br(CH,)、GOOHT−101B r
 (0(2)JOHニー102  E r (CH2)
1 o C00HT−103CICIN、C0NH,T
−104C11(CH,)40HT−105ci(cH
ア)jooo)1  T−106CJOHz (CHz
 ’)z C00Hv−10701(CHz)4 C0
OHT−108Cg H6C)J2NHCH2CFlz
 OHC)1− にf(2 T−111H3+GHz CHl CJ S 02 H
T−112BS−CHtCH,0−5o、H7−113
CM。
HOOC−C−CHl sIi CH。
以下余白 これらの化合物(1)〜(113)はいずれも公知化合
物であり、一部は特開昭54−133331号公報に記
載されているように暗着色および汚泥発生防止剤として
現像液に入れて使用されている。
本発明において、ラテックスの表面に親水性基を有する
ポリマーを固定する方法としては、乳化重合でラテック
スを製造する際、重合の前に分散剤として重合系に添加
する方法、分散剤なしでラテックス製造後 添加する方
法がある。重合前に添加する方法では、添加した親水性
基を有するポリマーにグラフト重合が起こり、ラテック
ス粒子に取り込まれて固定され、親水性基を有するポリ
マーの末端がラテックス粒子の表面に出ている状態とな
る。又、重合後添加する方法では、親水性基を有するポ
リマーをラテックスに添加した際に加熱して60℃以上
で1時間以上撹拌した後冷却して使用する。そうすると
単に混合されていたに過ぎなかった親水性基を有するポ
リマーがラテックス表面に強く吸着し固定化される。こ
れは系の粘度支洞定すると、加熱、冷却後は粘度が下が
るため遊離の親水性基を有するポリマーの減少したこと
τ′わかる。本発明では重合前に添加するのがより好ま
しい。
本発明のラテックスは種々の方法で容易に製造すること
ができる。例えば、乳化重合法、あるいは溶液重合又は
塊状重合等で得たポリマーを再分散する方法等があるが
、乳化重合法によるものが好ましい。
乳化重合法では、水を分散媒とし、水に対して10〜5
0!fa%のモノマーとモノマーに対して0.05〜5
重ω%の重合開始剤、0.1〜20重良%の水溶性ポリ
マーを用い、約30〜100”C1好マシクは60〜9
゛0℃で3〜8時間撹拌下重合させることによって得ら
れる。モノマーのめ度、開始剤伍、反応温度、時間等は
幅広くかつ容易に変更できる。
本発明のラテックスに使用される親水性基を有するポリ
マーは、モノマー口に対し0.1〜20重B%使用され
るのが好ましいが、より好ましくは1〜15重旦%であ
る。
本発明において、ラテックスの表面に分子構造中に親水
性基およびエチレン性二重結合を有するポリマーを固定
する方法としては、乳化重合でラテックスを製造する際
、重合の前に分散剤として重合系に添加する方法がある
この場合、添加した分子構造中に親水性基およびエチレ
ン性二重結合を有するポリマーにグラフト重合が起こり
ラテックス粒子に取り込まれ、即ち、固定され分子構造
中に親水性基およびエチレン性二重結合を有する高分子
の末端がラテックス粒子の表面に出ているものと考えら
れる。
乳化重合法では、水を分散媒とし、水に対して10〜5
0重世%のモノマーとモノマーに対して0.05〜5重
ffi%(7)i合間始剤、0.1〜20”ffi f
fi%の分子構造中に親水性基およびエチレン性二重結
合を有するポリマーを用い、約30〜100℃、好まし
くは60〜90℃で3〜8時間撹拌下重合させることに
よって得られる。モノマーの温度、開始剤伍、反応温度
、時間等は幅広くかつ容易に変更できる。
本発明のラテックスに使用される分子lff1中に親水
性基およびエチレン性二重結合を有するポリマーは、モ
ノマー量に対し0.1〜20重岱%使用されるのが好ま
しいが、より好ましくは1〜15重但%である。
本発明において、ラテックスの表面に親水性基とラジカ
ルが連鎖移動し易い基を有する化合物を固定する方法と
しては、親水性基とラジカルが連鎖移動し易い基を有す
る化合物の存在下に重合性不飽和化合物を重合させる方
法がある。この方法により連鎖移動し易い基を介して重
合性不飽和化合物がこのラジカルと連鎖移動し易い基を
有する化合物に結合し杏子中に親水性、基が導入された
重合体が得られる。
そして親水性基およびラジカルが連鎖移動し易い基を一
分子中に有する化合物は単独で用いるか二種類以上併用
し、配合mはラテックスを形成するごニル七ツマー10
0重量部に対して0.0001〜0.5m(1%が好ま
しく、より好ましくは0.001〜0.2重n%である
ラテックス製造の際には、通常分散剤として界面活性剤
が使用さ机るが、本発明においては使用しないのが好ま
しい。使用すると分散安定性を劣化させることが多い。
開始剤としては、水溶性過酸化物(例えば過硫酸カリウ
ム、過Iii!I酸アンモニウム等)、水溶性アゾ化合
物(例えば2,2′−7ゾビスー(2−アミジノプロパ
ン)〜ハイドロクロライド等)−等を挙げることができ
る。
本発明のラテックスを形成するエチレン性七ツマー化合
物としては、例えばアクリル酸エステル類、メタクリル
酸エステル類、ビニルエステル類、オレフィン類、スチ
レン類、クロトン酸エステル類、イタコン酸ジエステル
類、マレイン酸ジエステル類、フマル酸ジエステル類、
アクリルアミド類、アリル化合物、ビニルエーテル類、
ビニルケトン類、ビニル異部環化合物、グリシジルエス
テル類、不飽和ニトリル類、多官能モノマー、各種不飽
和酸から選ばれるIF!または2種以上を組合せたモノ
マー化合物を挙げることができる。
これらのモノマー化合物について更に具体的に示すと、
アクリル酸エステル類としては、メチルアクリレート、
エチルアクリレート、n−プロピルアクリレート、イソ
プロピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、イソ
ブチルアクリレート、5ec−ブチルアクリレート、t
ert−ブチルアクリレート、アミルアクリレート、ヘ
キシルアクリレート、2−エチルへキシルアクリレート
、オクチルアクリレート、tert−オクチルアクリレ
ート、2−クロロエチルアクリレート、2−プO’Eエ
チルアクリレート、4−クロロブチルアクリレート、シ
アノエチルアクリレート、2−ア、セトキシエチルアク
リレート、ジメチルアミノエチルアクリレート、ベンジ
ルアクリレート、メトキシベンジルアクリレート、2−
クロロシクロへキシルアクリレート、シクロへキジルア
)リレート、フルフリルアクリレート、テトラヒドロフ
ルフリルアクリレート、フェニルアクリレート、2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート、5−ヒドロキシベンプル
アクリレート、2.2−ジメチル−3−ヒドロキシプロ
ピルアクリレート、2−メトキシエチルアクリレート、
3−メトキシブチルアクリレート、2−エトキシエチル
アクリレート、2−iso−プロポキシアクリレート、
2−ブトキシエチルアクリレート、2−(2−メトキシ
エトキシ)エチルアクリレート、2−(2−ブトキシエ
トキシ)エチルアクリレート、ω−メトキシポリエチレ
ングリコールアクリレート(付加モル数n=9)、1−
ブロモ−2−メトキシエチルアクリレート、1゜1−ツ
ク00−2−エトキシエチルアクリレート等が挙げられ
る。
メタクリル酸エステル類の例としては、メチルメタクリ
レート、エチルメタクリレート、n−プロピルメタクリ
レート、イソプロピルメタクリレート、n−ブチルメタ
クリレート、イソブチルメタクリレート、5ec−ブチ
ルメタクリレート、tert−ブチルメタクリレート、
アミルメタクリレート、ヘキシルメタクリレート、シク
ロへキシルメタクリレート、ベンジルメタクリレート、
クロロベンジルメタクリレート、オクチルメタクリレ−
ト、スルホブOピルメタクリレート、N−エチル−N−
フェニルアミノエチルメタクリレート、2−(3−フェ
ニルプロピルオキシ)エチルメタクリレート、ジメチル
アミノフェノキシエチルメタクリレート、フルフリルメ
タクリレート、テトラヒドロフルフリルメタクリレート
、フェニルメタクリレート、クレジルメタクリレート、
ナフチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルメタク
リレート、4−ヒドロキシブチルメタクリレート、トリ
エチレングリコール[ノメタクリレート、ジプロピレン
グリコールモノメタクリレート、2−メトキシエチルメ
タクリレート、3−メトキシブチルメタクリレート、2
−アセトキシエチルメタクリレート、2−アセトアセト
キシエチルメタクリレート、2=エトキシニゲルメタク
リレート、2−iso−プロポキシエチルメタクリレー
ト、2−ブトキシエチノVメタクリレート、2−(2−
メ1〜キシエトキシ)エチルメタクリレート、2−(2
−エトキシエトキシ)エチルメタクリレート、2−(2
−ブトキシエトキシ)エチルメタクリレート、ω−メト
キシポリエチレングリコールメタクリレート(付加モル
Hn=6>、アリルメククリレート、メタクリル酸ジメ
チルアミノエチルメチルクロライド塩などを挙げること
ができる。
ビニルエステル類の例としては、ビニルアセテート、ビ
ニルプロピオネート、ビニルブチレート、ビニルイソブ
チレート、ビニルカプロエート、ごニルクロロアセテー
ト、ビニルメトキシアセテート、ビニルフェニルアセテ
ート、安息香酸ビニル、サリチル酸ビニルなどが挙げら
れる。
またオレフィン類の例としては、ジシクロペンタジェン
、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、
塩化ビニル、塩化ごニリデン、イソプレン、クロロブレ
ン、ブタジェン、2.3−ジメチルブタジェン等を挙げ
ることができる。
スチレン類としては、例えば、スチレン、メチルスチレ
ン、ジメチルスチレン、トリメチルスチレン、エチルス
チレン、イソプロピルスチレン、クロルメチルスチレン
、メトキシスチレン、アセトキシスチレン、クロルスチ
レン、ジクロルスチレン、ブロムスチレン、トリフルオ
ロメチルスチレン、ビニル安息香酸メチルエステルなど
が挙げられる。
クロトン酸エステル類の例としては、クロトン酸ブチル
、クロトン酸ヘキシルなどが挙げられる。
またイタコン酸ジエステル類としては、例えば、イタコ
ン酸ジメチル、イタコン酸ジエチル、イタコン酸ジブチ
ルなどが挙げられる。
マレイン閣ジエステル類としては、例えば、マレイン酸
ジエチル、マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジブチルな
どが挙げられる。
フマル酸ジエステル類としては、例えば、フマル酸ジエ
チル、フマル酸ジメチル、フマル酸ジブチルなどが挙げ
られる。
アクリルアミド類としては、アクリルアミド、メチルア
クリルアミド、エチルアクリルアミド、プロピルアクリ
ルアミド、ブチルアクリルアミド、tert−ブチルア
クリルアミド、シクロヘキシルアクリルアミド、ベンジ
ルアクリルアミド、ヒドロキシメチルアクリルアミド、
メトキシエチルアクリルアミド、ジメチルアミンエチル
アクリルアミド、)rニルアクリルアミド、ジメチルア
クリルアミド、ジエチルアクリルアミド、β−シアノエ
チルアクリルアミド、N−(2−アセトアセトキシエチ
ル)アクリルアミドなど: メタクリルアミド類、例えば、メタクリルアミド、メチ
ルメタクリルアミド、エチルメタクリル7ミド、プロご
ルメタクリルアミド、ブチルメタクリルアミド、ter
t−ブチルメタクリルアミド、シクロへキシルメタクリ
ルアミド、ベンジルメタクリルアミド、ヒドロキシメチ
ルメタクリルアミド、メトキシエチルメタクリルアミド
、ジメチルアミノエチルメタクリルアミド、フェニルメ
タクリルアミド、ジメチルメタクリルアミド、ジエチル
メタクリルアミド、β−シアノエチルメタクリルアミド
、N−(2−アセトアセトキシエチル)メタクリルアミ
ドなど: 7リル化合物、例えば、酢酸アリル、カプロン醒アリル
、ラウリン酸アリル、安息香酸アリルなど: ビニルエーテル類、例えば、メチルビニルエーテル、ブ
ヂルピニルエーテル、ヘキシルビニルエーテル、メトキ
シエチルビニルエーテル、ジメチルアミノエチルビニル
エーテルなど: ビニルケトン類、例えば、メチルビニルケトンフェニル
ビニルケトン、メトキシエチルビニルケトンなど; ビニル異部環化合物、例えば、ビニルピリジンN−ビニ
ルイミダゾール、N−ビニルオキサゾリドン、N−ビニ
ルトリアゾール、N−ビニルピロリドンなど; グリシジルエステル類、例えば、グリシジルアクリレー
ト、グリシジルメタクリレートなど:不飽和ニトリル類
、例えば、アクリロニトリル。
メタクリレートリルなど: 多官能性モノマー、例えば、ジビニルベンゼン。
メチレンビスアクリルアミド、エチレングリコールジメ
タクリレートなど。
更に、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイ
ン酸、イタコン酸モノアルキル、例えば、イタコン酸モ
ツプデル、イタコン酸モノエチル、イタコン酸モツプデ
ルなど;マレイン酸モノアルキル、例えば、マレイン酸
モノメチル、マレイン酸七ノエチル、マレイン酸Eノブ
チルなど;シト、  ラコン酸、スチレンスルホン酸、
ビニルベンジルスルホン酸、ビニルスルホン酸、アクリ
ロイルオキシアルキルスルホン酸、例えば、アクリ0イ
ル、 オキシメチルスルホン酸、アクリロイルオキシエ
チルスルホン酸、アクリロイルオキシプロピルスルホン
酸なと;メタク′リロイルオキシアルキルスルホン酸、
例えば、メタクリロイルオキシメチルスルホン酸、メタ
クリロイルオキシエチルスルホン酸、メタクリロイルオ
キシプロピルスルボン酸など;アクリルアミドフルキル
スルボン酸、例えば、2−アクリルアミド−2−メチル
エタンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプ
ロパンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルブ
タンスルホン酸なと;メタクリル7ミドアルキルスルホ
ン酸、例えば、2−メタクリルアミド−2−メチルエタ
ンスルホン酸、2−メタクリルアミド−2−メチルプロ
パンスルホン酸、2−メタクリルアミド−2−メチルブ
タンスルホン酸など;アクリロイルオキシアルキルホス
フェート、例えば、アクリロイルオキシエチルホスフI
−ト、3−アクリロイルオキシプロピル−2−ホスフェ
ートなど;メタクリロイルオキシアルキルホスフェート
、例えば、メタクリΩイルオキシエチルホスフェート、
3−メタクリロイルオキシプロピル−2−ホスフェート
など;親水基を2り有する3−アリロキシ−2−ヒドロ
キシプロパンスルホン酸ナトリウムなどが挙げられる。
これらの酸はアルカリ金属(例えば、N8%になど)ま
たはアンモニウムイオンの塩であってもよい。さらにそ
の他の七ツマー化合物としては、米国特許第3.459
.190号、同第3.438.708号、同第3,55
4,987@、同第4,215.195号、同第4,2
47.673号、特開昭51−205735号公報明m
s等に記載されている架橋性モノマーを用いることがで
きる。このような架橋性モノマーの例としては、具体的
にはN−(2−アセトアセトキシエチル)アクリルアミ
ド、N−(2−(2−7セトアセトキシエトキシ)エチ
ル)アクリルアミド等を挙げることができる。
これらのモノマー化合物のうち、アクリル酸エステル類
、メタクリル酸エステル類、ビニルエステル類、スチレ
ン類、オレフィン類が好ましく用いられる。
次に本発明のラテックスの合成例を挙げる。
以下余白 合成例1 1!のコルベンにN2ガスで脱気した蒸留水36(hg
と、合成水溶性ポリマー(SP−8>4.51Jを入れ
、80℃にまで昇温する。これに蒸留水5 v(lに溶
解した過硫酸アンモニウム0.270をすばやく添加し
、そこにエチルアクリレート89、IQ 、アクリル1
10.91;lの混合物を約1時間で滴下し、滴下終了
後さらに4時間撹拌し反応する。
反応終了後、1時間水蒸気蒸留して未反応上ツマ−を回
収し、室温まで冷却、目的とするラテックスAを得た。
得られたラテックスの平均粒径は0.2μテ、数平均分
子ffiMn = 850,000であった。
合成例2 12のコルベンにN2ガスで脱気した蒸留水360顧と
、合成水溶性ポリマー(SP−12)45gを入れ、8
0℃にまで昇温する。これに蒸留水5 v(lに溶解し
た過硫酸アンモニウム0.27(]をづぼやく添加し、
そこにニブルアクリレート90gを約101間で滴下し
、滴下終了後ざらに4旧間撹拌し反応する。反応終了後
、1時間水蒸気蒸留して未反応上ツマ−を回収し、室温
まで冷却、目的とするラテックスBを得た。得られたラ
テックスの平均粒径は0.1μで、数平均分子IMn 
−700、000であった。
合成例3 12のコルベンにN2ガスで脱気した蒸留水36(ld
と、デキストランサルフエイト2.3gを入れ、80℃
にまで昇温する。これに蒸留水5 TAQに溶解した過
硫酸アンモニウム0.27Qをすばやく添加し、そこに
ブチルアクリレート41g、スチレン49g、アクリル
酸0.9gの混合物を約1時間かけて滴下し、滴下終了
後さらに4時間け2拌し反応する。反応終了後、1時間
水蒸気蒸留して未反応上ツマ−を回収し、室温まで冷却
、目的とするラテックスCを得る。粒径0.25μ、数
平均分子ffiMn −660,000であった。
合成例4 12のコルベンにN2ガスで脱気した蒸留水36011
2を入れ、80℃まで昇温する。これに蒸留水51Qに
溶解した過硫酸アンモニウム0.27(lをすぼやく添
加し、そこにブチルアクリレート40g、スチレン50
(+の混合物を約1時間かけて滴下し、滴下終了後4時
間撹拌し反応する。反応終了後、1時間水蒸気蒸留して
未反応上ツマ−を回収する。
80℃に保ったまま、そこに合成水溶性ポリマー(SP
−1)5qを入れ、2時間撹拌した後、室温まで冷却し
目的のラテックスDを得た。得られたラテックスの平均
粒径は0.3μで、数平均分子ffiMn =  60
0,000であった。
合成例5 合成例1と同様に、合成水溶性ポリマーの替わりに親水
性繕とラジカルが連鎖移動し易い基をもつ化合物T−1
を0.03iJ加え、ラテックスEを合成した。数平均
分子mMn =80,000、平均粒径は02μであっ
た。
合成例6 実施例1のエチルアクリレート、合成水溶性ポリマー(
SP−8)の替わりにブチルアクリレート89.1g、
主鎖に二重結合をもつポリマーD−14,5gを用い、
実施例1と同様の反応を行ない、目的とげるラテックス
を得た。数平均分子m M n= 760,000、平
均’FO停は0.28μであった。
次に前記本発明に係る親水性基が表面に固定されている
ラテックスと併用される可溶性ロジウム塩および可溶性
イリジウム塩について説明する。
本発明に用いられる可溶性ロジウム塩および可溶性イリ
ジウム塩としては、例えば、塩化ロジウム([)、塩化
ロジウム(IV)、U化ロジウム(III)ナトリウム
、塩化イリジウム(III)ナトリウム、塩化イリジウ
ム塩ムIV )カリウム、臭化イリジウム(IV)アン
モニウム等が挙げられる。これらの添加口はハロゲン化
銀1モル当り10−5〜1Q−3モルであり、1〇−斗
〜10−3モルが好ましい。
この可溶性ロジウム塩又はイリジウム塩を10−3を越
えるmを用いると、なお減感傾向にはあるが、軟調化を
生じて本発明の目的を達し得ない。一方、10−5モル
未満では、十分な効果は得られない。
本発明において、可溶性ロジウム塩および可溶性イリジ
ウム塩から選ばれる少なくとも1つはハロゲン化銀乳剤
の調製時に存在させるのであるが、この調製時とは乳化
および物理熟成の過程を云いこの過程における任意の時
期に、任意の方法で添加すればよい。しかし、好ましい
添加時期は乳化時であり、更に特に好ましいのはハライ
ド液中に添加して調製する方法である。何故ならばロジ
ウム、イリジウムの硬調減感効果を最大にひきだすため
にはロジウム原子、イリジウム原子をハロゲン化銀粒子
の内部と表面に均一に分布させねばならず、この為にハ
ライド液中に添加する必要がある。一方、物理熟成時に
添加したものはロジウム原子、イリジウム原子が粒子表
面だけに分布されると思われ、低感度の目的を達し難い
本発明においては、これら可溶性ロジウム塩および可溶
性イリジウム塩から選ばれる少なくとも1つは前記本発
明に係るラテックスと共にハロゲン化銀写真感光材料の
写真構成層に添加するが、該写真構成層のうちハロゲン
化銀乳剤層に添加するのが好ましい。
本発明に係る親水性ヰが表面に固定されているラテック
スは、そのままもしくは水に分散させて写真構成層に添
加することができる。該ラテックスの添加量は添加され
る写真構成層のバインダー1001R部に対して10〜
60重量部添加するのがよい。
写真構成層のバインダーとしてはゼラチン、ゼラチン誘
導体を併用してもよい。
ゼラチンとしては石灰処理ゼラチンのほか、プリテン・
オブ・ザ・ソサエティ・オブ・サイエンティフィック・
フォトグラフィー・オブ・ジャパン(3ull 、So
c、 3ci1phot 、 Japan、)No、1
6.30頁(1’166)に記載されたような酸素処理
ゼラチンを用いてもよく、又ゼラチンの加水分解物や酵
素分解物も用いることができる。ゼラチン誘導体として
は、ゼラチンに例えば酸ハライド、酸無水物、イソシア
ナート類、ブロモ酢酸、アルカンサルトン類、ビニルス
ルホンアミド類、マレインイミド化合物類、ポリアルキ
レオンキシド類、エポキシ化合物類等種々の化合物を反
応させて得られるものが用いられる。その具体例は米国
特許第2,614,928号、同3.132.945号
、同3.186、846号、同3,312,553号、
英国特許861,414号、同1,033,189号、
同1 、005 、784号、特公昭42−26845
号などに記載されている。
本発明のハロゲン化銀乳剤には、ハロゲン化銀として臭
化銀、沃臭化銀、沃塩化銀、塩臭化銀、および塩化銀等
の通常のハロゲン化銀乳剤に使用される任意のものを用
いる事ができる。
また、ハロゲン化銀粒子は、粒子内において均一なハロ
ゲン化銀組成分布を有するものでも、粒子の内部と表面
層とでハロゲン化銀組成が異なるコア/シェル粒子であ
ってもよく、また、潜像が主として表面に形成されるよ
うな粒子であってもよく、また主として粒子内部に形成
されるような粒子でもよい。
本発明のハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀粒
子は、立方体、八面体、十四面体のような規則的な結晶
形を持つものでもよいし、球状や板状のような変則的な
結晶形を持つものでもよい。
これらの粒子において、(100)面と(111)面の
比率は任意のものが使用できる。又、これら結晶形の複
合形を持つものでもよく、様々な結晶形の粒子が混合さ
れてもよい。
ハロゲン化銀粒子の平均粒子サイズ(粒子サイズは投影
面積と等しい面積の円の直径を表す)は、5μm以下が
好ましいが、特に好ましいのは3μm以下である。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、いかなる粒子ナイズ分布
を持つものを用いても構わない。粒子サイズ分布の広い
乳剤(多分散乳剤と称する)を用いてもよいし、粒子サ
イズ分布の狭い乳剤(単分散乳剤と称する。ここでいう
単分散乳剤とは、粒径の分布の標準偏差を平均粒径で割
ったときに、その値が0,20以下のものをいう。ここ
で粒径は球状のハロゲン化銀の場合はその直径を、球状
以外の形状の粒子の場合は、その投影像を同面積の円像
に換算したときの直径を示す。)を単独又は数種類混合
してもよい。又、多分散乳剤と単分散乳剤を混合して用
いてもよい。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、別々に形成した2種以上
のハロゲン化銀乳剤を混合して用いてもよい。
ハロゲン化銀乳剤の調製方法としては順混合法、逆混合
法、半逆混合法、同時混合法、コンバージョン法、コア
シェル法等いずれも可能であるが、もっとも好ましい方
法は同時混合法である。
またハロゲン化銀乳剤の調製方法としてはアンモニア法
、中性法および酸性法がありいずれの方法でもよい。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、常法により化学増感する
ことができる。即ち、硫黄増感法、セレン増感法、還元
増感法、金その他の貴金属化合物を用いる白金属増感法
などを単独で又は組み合わせて用いることができる。
また、ハロゲン化銀乳剤層には色素形成カプラーを含有
させてカラー感光材料としてもよい。
[発明の実施例] 以下、本発明を実施例により更に説明するが、これらの
態様に限定されない。
実施例1 塩化ロジウム(Rh Cff13 ・3H20)を食塩
溶液に溶解したものをハロゲン化銀1モル当り1.8X
 10−4 Eル添加した。かつ臭化銀10Eル%を含
有する塩臭化銀ゼラチン乳剤を45℃、15分間の同時
混合法で調製した。このように調製した乳剤を脱塩し、
再分散し、平均粒径0.18μの単分散乳剤を得た。こ
のiL剤にハロゲン化銀1モル当り8mgσチオ硫酸ナ
トリウムを加え50℃、60分間化学増感し、ポリエチ
レンオキサイド化合物をとしてn  CaH+7O−(
CH2CH20)30Hをハロゲン化銀1モル当り30
0mg添加し、更に安定剤として、6−メチル−4−ヒ
ドロキシ−1,3,3a、7−チトラザインデン、他に
サポニン、ムコクロル酸、ゼラチン、ラテックスを添加
し、フィルム支持体上に、銀量が3.5(J/n2とな
るようにかっ、バインダー(ゼラチン+ラテックス)の
付着量が乾燥宙吊で2.0g/v’となるようにポリエ
チレンテレフタレートベース上に塗布し、さらにこの乳
剤層の上に、保IFNとして、ゼラチンとラテックスの
合計が1.00/n’となるように塗布し、乾燥させた
このようにして得られた試料はビルコート、文字原稿1
8〜12級の文字)、マイラーベール(網ネガ)、試料
の順に重ねた態様の多重焼原稿を通して、大日本スクリ
ーン社製プリンターP−605FSで原稿中の網点面積
50%が55%に再現されるようにビルコート側から露
光し、サクラ自動現像材GQ−25を用いてサクラドー
ルリソタイブ271現像液で27℃、1分40秒間瑛像
し1それらの試料のヌキ文字のシャープネス、解像性を
100倍のルーペを使って調べた。
また、寸度安定性は、ピンゲージを用いて測定した寸度
変化率よりみた。即ち、長さ200mmの露光した試料
の現像処理前の寸法をXmm、現像処理後の寸法をYm
mとし、次式を用いて寸度変化率を求めた。
寸度変化率(%) = ((Y−X) / 200) 
X  100寸度変化率は±0.01%以下であれば実
用上問題なといとされている。
ヌキ文字品質の評価は、シャープネス、解像性を総合的
に評価し、A〜Eの5段階表示を行なった。即ら、Aは
8級明朝ゴシック体が再現している優れたレベルであり
、Eは12雫及明9月ゴシック体でないと再現できない
悪いレベルに相当する。
また露光ラチチュードについては、網点面積50%の原
稿を用い、55%に再現される露光を最適とし、更にそ
の2倍の露光市によって得られる網点面積の変化で表わ
した。
[比較用ラテックスの合成法1 1、 1ffi4つロフラスコに撹拌器、温度計、滴下
ロート、窒素導入管、還流冷却器をほどこし、これに蒸
留水45(h12を入れ、内温を30”Cに保ち、窒素
ガスを30分程度吹き込み、次に、ドデシルベンゼンス
ルホン酸ナトリウムを25g加え、さらに50112の
水に過硫酸アンモニウム0.4gをとかした水溶液を加
え、ただちに、n−ブヂルアクリレート65gと塩化ご
ニリデン65(Jの混合液の滴下を開始し、約1時間を
要して滴下する。重合に伴って温度が上界し、滴下終了
後、45℃で6時間反応を続け、冷却し、得られたラテ
ックスを比較用ラテックス(イ)とした。
2、 合成例3において、デキストランサルフエイトの
かわりに、ドデシルベンゼンスルホン酸を用いた以外は
、実施例3と同様に合成して得たラテックスを比較用ラ
テックス(ロ)とした。
以下余白 表−1から明らかな如く、比較のラテックスを含有する
試料N009〜12では、ラテックス含有量を増すと寸
度安定性が向上するが、ヌキ文字品質が低下し、また露
光ラチチュードが悪くなる。
これに対し本発明のラテックスを含有する試料N0.1
〜8では、ラテックス含有量を増してもヌキ文字品質が
低下せず、露光ラチチュードも良い。
従って本発明の試料のみが、ヌキ文字品質を高めかつ露
光ラチチュードを良好にするという可溶性ロジウム塩の
効果を維持しつつ寸度安定性を改良できることがわかる
実施例2 塩化イリジウムカリウム(K2 1r Cj!s )を
食塩溶液に溶解したものをハロゲン化銀1モル当り2.
6X 10−4モル添加した。かつ臭化銀含有量10モ
ル%の塩臭化銀乳剤を70℃、20分間の同時混合法で
調製し、脱塩、再分散し、平均粒径0.28μの単分散
乳剤を得た。これらの乳剤にハロゲン化銀1モル当り1
2+++oのヂオ硫酸す1ヘリウムとハロゲン化銀1モ
ル当りl0IIICIの塩化金酸とを添加し、次にポリ
エチレンオキサイド化合物としてn−C++H250(
CH2CH20)30Hをハロゲン化銀1モル当り 1
60m!+添加し、更に、黄色染料としてキノリンイエ
ロー、ハロゲン化銀1モル当り 1.1(] 、安定剤
として6−メチル−4−ヒドロキシ−1,3,3a、7
−チトラザインデン、他にドデシルベンゼンスルホン クロル酸、ゼラチンとラテックスを添加し、銀借が3.
0(] /fとなるようにかつ、バインダー(ゼラチン
+ラテックス)の付着Mが乾燥重賞で1.8g/12と
なるように、また保護層としてゼラチン0、5す/12
、ラテックス0.30/12となるようにポリエチレン
テレフタレートベース上に同時塗布し、乾燥した。
このようにして得られた試料は、実施例1と同様な方法
で処理し、ヌキ文字品質、露光ラチチュード、寸度安定
性を調べた。結果を表−2に示す。
以下余白 表−2 本比較試料No、 22は塩化イリジウムカリウムを全
く用いないで得た試料。
表−2から明らかな如く、比較のラテックスを含有する
試料No、20.21は寸度安定性が改良されるらのの
ヌキ文字品質、露光ラチチュードが充分でない。これに
対し本発明のラテックスを含有する試料No、15〜1
つは寸度安定性、ヌキ文字品質、露光ラチチュードのい
ずれも良い。従って本発明の試料のみが、ヌキ文字品質
を高めかつ露光ラチチュードを良好にするという可溶性
イリジウム塩の効果を維持しつつ寸度安定性を改良でき
ることがわかる。
実施例3 50℃に保った臭化カリウム90g、沃化カリウム2g
、ゼラチン8g、水700 、L2の液に、塩化イリジ
ウムカリウム(K2 1 r Cff1s )  0.
28m(]を加え、撹拌しながら、硝酸銀100gにア
ンモニア水105 dを加えさらに水を加えて3001
.12にした液を、1:1に分割して滴下し、酢酸で部
分中和して更に40分間の物理熟成後に酢酸で全中和(
1)H= 6.0)をおこない反応を終了させた。そし
て脱塩、再分散し、乳剤を得た。ざらに金硫黄増感をお
こない、6−メチル−4−ヒドロキシ−1,3,33−
テトラザインデン、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム、2−ヒドロキシ−4゜6−ジクロロ−8−トリア
ジンナトリウム塩を加え、ゼラチンとラテックスをさら
に加えて、銀量が4g/l’、ゼラチンとラテックスの
合計が29/ v’となるように塗布し乾燥した。
得られた試料を約12時間25℃、相対湿度50%の恒
温恒湿に保ち、その条件下で曲率半径2c+nで約28
0°折りまげだ。そして折り曲げて3分後に光学ウェッ
ジを用いて、タングステンランプを用いて10−2秒露
光し、更に、小西六写真工f、装XD−90現像液を用
い、35℃、30秒現像処理を行なった後、通常の定着
、乾燥をおこなつ lこ 。
小西六写真工業″1JPDA−65デンシトメータを用
い黒化濃度を測定し、黒化濃度が0.5〜15の間の数
点の結果を得て、折りまげによって生じた減感部分と折
りまげなかった部分との温度差を△Dどし、各濃度で△
Dを割り、その平均値ΔD/Dを得た。この値を折り曲
げによる減感の目やすとした。
また、寸度安定性は実施例1と同様の方法で調べた。
以下余白 表−3 事比較試料No、31は塩化イリジウムカリウムを全く
用いないで得た試料。
表−3から明らかな如く、比較のラテックスを含有する
試料N o、 29.30は寸度安定性が改良されるも
のの圧力減感が大きい。これに対し本発明のラテックス
を含有する試料N0.23〜27は寸度安定性が改良さ
れかつ圧力減感が小さい。従って本発明の試料のみが圧
力減感を抑えるという可溶性イリジウム塩の効果を維持
しつつ寸度安定性を改良できることがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体上に少なくとも一層の写真構成層を有するハロゲ
    ン化銀写真感光材料において、前記写真構成層の少なく
    とも一層には、親水性基が表面に固定されているラテッ
    クス並びに可溶性ロジウム塩および可溶性イリジウム塩
    から選ばれる少なくとも一つが含有されていることを特
    徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
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