JP3321674B2 - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents
ハロゲン化銀写真感光材料Info
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Description
材料に関し、特には、写真特性を損なうことなく、膜物
性が改良されたハロゲン化銀写真感光材料に関する。
いられる親水性コロイド層には、写真感光特性に悪影響
を与えないことは勿論のこと、皮膜物性に関しても所定
の強度が要求される。そのために従来から、支持体上に
ハロゲン化銀乳剤層、中間層、保護層等の親水性コロイ
ド層を塗設する際、親水性コロイド層中に各種のモノマ
ーを重合せしめた水溶性ポリマー或いはポリマーラテッ
クスを含有させ、形成される親水性コロイド膜の寸度安
定性、引掻き強度、柔軟性、耐圧性及び乾燥性等の皮膜
物性を改良する各種の試みが行われいる。
報、特開昭61-151527号公報においてアクリルアミド誘
導体を用いることが、米国特許2,376,005号においてビ
ニルアセテートのポリマーラテックスを用いることが、
米国特許3,325,286号においてアルキルアクリレートの
ポリマーラテックスを用いることが、特公昭45-5331号
公報においてn-ブチルアクリレート、エチルアクリレー
ト、スチレン、ブタジエン、酢酸ビニル、アクリロニト
リル等のポリマーラテックスを用いることが、特公昭46
-22506号公報においてアルキルアクリレート、アクリル
酸、スルホアルキルアクリレートのポリマーラテックス
を用いることが、特開昭51-130217号公報において2-ア
クリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸のポリマー
ラテックス等を用いること等がそれぞれ提案されてい
る。
スや水溶性ポリマーは、親水性コロイドとの相容性が悪
く、塗布液中で凝集物を生じ、塗布故障を発生し、写真
感光材料の品質を著しく低下せしめるという問題点があ
った。
で、第1の目的は、写真特性に悪影響を与えることな
く、膜物性を改良、優れたハロゲン化銀写真感光材料を
提供することにあり、第2の目的は、塗布故障の発生し
ないハロゲン化銀写真感光材料を提供することにある。
とも一層の親水性コロイド層中に下記一般式(I)で表
される繰り返し構造単位を有する化合物を少なくとも1
種含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料
によって達成された。
〜8のアルキル基、炭素原子数6〜20のアリール基又は
−SO3Xであり、ここでXは水素原子、アルカリ金属原
子、アンモニウム基であり、R1〜R6の少なくとも1つ
は−SO3Xである。
り返し単位を有する化合物は、ジエンモノマーをスルホ
ン化した後に重合する方法、又は、ジエンモノマーを重
合した後スルホン化する方法によって得ることができ
る。
式(I)で表される繰り返し単位は、10モル%以上あれ
ば良く、好ましくは20モル%以上である。
は例えば1,3-ブタジエン、1,2-ブタジエン、1,2-ペンタ
ジエン、1,3-ペンタジエン、2,3-ペンタジエン、イソプ
レン、1,2-ヘキサジエン、1,3-ヘキサジエン、1,4-ヘキ
サジエン、1,5-ヘキサジエン、2,3-ヘキサジエン、2,4-
ヘキサジエン、2,3-ジメチル-1,3-ブタジエン、2-エチ
ル-1,3-ブタジエン、1,2-ヘプタジエン、1,3-ヘプタジ
エン、1,4-ヘプタジエン、1,5-ヘプタジエン、1,6-ヘプ
タジエン、2,3-ヘプタジエン、2,5-ヘプタジエン、3,4-
ヘプタジエン、3,5-ヘプタジエン、2-フェニルブタジエ
ンなどの他、分岐した各種のジエンモノマー類が挙げら
れる。
以上を併用することができる。
する方法において、スルホン化物を製造するには例えば
ジエンモノマーの2重結合を残したまま下記に示す方法
でスルホン化して製造することができる。
スルホン化剤として用い、日本化学会編集、実践化学講
座、特開平1-26310号に示されているような公知の条件
でスルホン化することができる。
物のカチオン種は、特に限定されるものではないが、水
溶性にするためには、水素、アルカリ金属原子、アンモ
ニウムなどが好ましい。
ム、カリウムなどを例示することができる。
交換技法により他種のカチオン種と相互に交換すること
が可能である。
されるくり返し単位を有することを特徴とする化合物
は、この重合に際してはジエンモノマーのほかに、これ
と共重合可能な他のモノマー(以下「他のモノマー」と
いう)を99重量%以下、好ましくは1〜98重量%、さら
に好ましくは10〜90重量%程度共重合することも可能で
ある。
スチレン、α-メチルスチレン、ビニルトルエン、p-メ
チルスチレンなどの芳香族化合物;アクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2-エ
チルヘキシル、メタクリル酸メチル、2-ヒドロキシエチ
ルアクリレート、2-ヒドロキシエチルメタクリルなどの
アクリル酸或いはメタクリル酸のアルキルエステル類;
アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、
フマル酸、イタコン酸などのモノもしくはジカルボン酸
又はジカルボン酸の無水物;ブタジエン、イソプレン、
2-クロル-1,3-ブタジエン、1-クロル-1,3-ブタジエンな
どの脂肪族共役ジエン;アクリロニトリル、メタアクリ
ロニトリルなどのビニルシアン化合物;塩化ビニル、塩
化ビニリデン、ビニルメチルエチルケトン、ビニルメチ
ルエーテル、酢酸ビニル、ギ酸ビニル、アリルアセテー
ト、メタアリルアセテート、アクリルアミド、メタアク
リルアミド、N-メチロールアクリルアミド、アクリル酸
グリシジル、メタアクリル酸グリシジル、アクロレイ
ン、アリルアルコールなどが使用される。
物、さらに必要に応じてこれと共重合可能な他のモノマ
ーとを、例えば水或いは有機溶媒などの重合用溶媒の存
在下に、ラジカル重合開始剤、連鎖移動剤などを使用し
てラジカル重合する。
体は、一般式(I)以外に、一般式(II)及び/又は一
般式(III)等で表される繰り返し構造単位を有しう
る。
表される構造単位は、0〜70モル%好ましくは0〜50モ
ル%含有される。含有量は重合条件によってコントロー
ルすることができる。
R6は、前記一般式(I)に同じ。)このようにして得ら
れるスルホン化物重合体のポリスチレンスルホン酸ナト
リウム換算重量平均分子量は、用いられる用途によって
一義的に決めることはできないが、通常、500〜5,000,0
00、好ましくは1,000〜500,000である。
は、イオン交換法或いは中和反応などにより酸型又はア
ルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムなどの塩
に相互に交換することができる。
は、重合に先立ちモノマースルホン化物に塩が形成され
ていない場合には、次いで水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、アンモニア水などのごときアルカリ水溶液中で
中和され、ここでスルホン基の少なくとも一部が塩を形
成している水溶性又は親水性の重合体の塩が得られる。
ここで、スルホン化重合体のスルホン基に塩を形成させ
るためのカチオン種、すなわちスルホン化物のカチオン
種は、特に限定されるものではないが、水溶性にするた
めには、前述の水素原子、アルカリ金属原子、アンモニ
ウム基などが好ましい。
交換技法により他種のカチオン種と相互に交換すること
が可能である。
調製される。
重合体塩が水溶性又は水分散性となる範囲内で適宜選択
すればよく、さらにスルホン基がそれぞれ異なった塩を
形成してもよい。
スルホン化したジエンモノマーより得られるが別の方法
としてジエンモノマーを重合した後スルホン化すること
によっても得られ、いずれの方法で製造されたものでも
よい。これらの製造は公知の方法で行われる。
れる繰り返し構造単位を有する化合物(乳化重合用分散
剤)の具体例を挙げるが、本発明はこれらに限定される
ものではない。
(株)でJSR水溶性ポリマーとして市販されているも
のもある。
々の方法で容易に製造することができる。例えば、乳化
重合法、或いは溶液重合又は塊状重合等で得たポリマー
を、再分散する方法等がある。
して10〜50重量%のモノマーとモノマーに対して0.05〜
5重量%の重合開始剤、0.1〜20重量%の分散剤を用
い、約30〜100℃、好ましくは60〜90℃で3〜8時間撹
拌下重合させることによって得られる。モノマーの濃
度、開始剤量、反応温度、時間等は幅広くかつ容易に変
更できる。
過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等)、水溶性アゾ
化合物(例えば2,2′-アゾビス-(2-アミジノプロパン)-
ハイドロクロライド等)等を挙げることができる。
ニオン性界面活性剤、水溶性ポリマー等が挙げられる。
タノール、メタノール、水等)中で適当な濃度の単量体
の混合物(通常、溶剤に対して40重量%以下、好ましく
は10〜25重量%の混合物)を重合開始剤(例えば、過酸
化ベンゾイル、アゾビスイソブチロニトリル、過硫酸ア
ンモニウム等)の存在下で適当な温度(例えば40〜120
℃、好ましくは50〜100℃)に加熱することにより共重
合反応が行われる。その後、生成したコポリマーを溶か
さない媒質中に反応混合物を注ぎこみ、生成物を沈降さ
せ、ついで乾燥することにより未反応混合物を分離除去
する。
い溶媒(例えば酢酸エチル、ブタノール等)にコポリマ
ーを溶かし、分散剤(例えば界面活性剤、水溶性ポリマ
ー等)の存在下、激しく分散し、その後溶媒を留去し疎
水性ポリマー粒子を得る。
するエチレン性モノマー化合物としては、例えばアクリ
ル酸エステル類、メタクリル酸エステル類、ビニルエス
テル類、オレフィン類、スチレン類、クロトン酸エステ
ル類、イタコン酸ジエステル類、マレイン酸ジエステル
類、フマル酸ジエステル類、アクリルアミド類、アリル
化合物、ビニルエーテル類、ビニルケトン類、ビニル異
節環化合物、グリシジルエステル類、不飽和ニトリル
類、多官能モノマー、各種不飽和酸から選ばれる1種又
は2種以上を組み合わせたモノマー化合物を挙げること
ができる。
的に示すと、アクリル酸エステル類としては、メチルア
クリレート、エチルアクリレート、n-プロピルアクリレ
ート、イソプロピルアクリレート、n-ブチルアクリレー
ト、イソブチルアクリレート、sec-ブチルアクリレー
ト、tert-ブチルアクリレート、アミルアクリレート、
ヘキシルアクリレート、2-クロロエチルアクリレート、
2-ブロモエチルアクリレート、4-クロロブチルアクリレ
ート、シアノエチルアクリレート、2-アセトキシエチル
アクリレート、ジメチルアミノエチルアクリレート、メ
トキシベンジルアクリレート、2-クロロシクロヘキシル
アクリレート、フルフリルアクリレート、テトラヒドロ
フルフリルアクリレート、フェニルアクリレート、2-ヒ
ドロキシエチルアクリレート、5-ヒドロキシペンチルア
クリレート、2,2-ジメチル-3-ヒドロキシプロピルアク
リレート、2-メトキシエチルアクリレート、3-メトキシ
ブチルアクリレート、2-エトキシエチルアクリレート、
2-iso-プロポキシアクリレート、2-ブトキシエチルアク
リレート、2-(2-メトキシエトキシ)エチルアクリレー
ト、2-(2-ブトキシエトキシ)エチルアクリレート、ω-
メトキシポリエチレングリコールアクリレート(付加モ
ル数n=9)、1-ブロモ-2-メトキシエチルアクリレー
ト、1,1-ジクロロ-2-エトキシエチルアクリレートなど
が挙げられる。
チルメタクリレート、エチルメタクリレート、n-プロピ
ルメタクリレート、イソプロピルメタクリレート、アミ
ルメタクリレート、クロロベンジルメタクリレート、ス
ルホプロピルメタクリレート、N-エチル-N-フェニルア
ミノエチルメタクリレート、2-(3-フェニルプロピルオ
キシ)エチルメタクリレート、ジメチルアミノフェノキ
シエチルメタクリレート、フルフリルメタクリレート、
テトラヒドロフルフリルメタクリレート、フェニルメタ
クリレート、クレジルメタクリレート、ナフチルメタク
リレート、2-ヒドロキシエチルメタクリレート、4-ヒド
ロキシブチルメタクリレート、トリエチレングリコール
モノメタクリレート、ジプロピレングリコールモノメタ
クリレート、2-メトキシエチルメタクリレート、3-メト
キシブチルメタクリレート、2-アセトキシエチルメタク
リレート、2-アセトアセトキシエチルメタクリレート、
2-エトキシエチルメタクリレート、2-iso-プロポキシエ
チルメタクリレート、2-ブトキシエチルメタクリレー
ト、2-(2-メトキシエトキシ)エチルメタクリレート、2-
(2-エトキシエトキシ)エチルメタクリレート、2-(2-ブ
トキシエトキシ)エチルメタクリレート、ω-メトキシポ
リエチレングリコールメタクリレート(付加モル数n=
6)、アリルメタクリレート、メタクリル酸ジメチルア
ミノエチルメチルクロライド塩などを挙げることができ
る。
テート、ビニルプロピオネート、ビニルブチレート、ビ
ニルイソブチレート、ビニルカプロエート、ビニルクロ
ロアセテート、ビニルメトキシアセテート、ビニルフェ
ニルアセテート、安息香酸ビニル、サリチル酸ビニルな
どが挙げられる。
ペンタジエン、エチレン、プロピレン、1-ブテン、1-ペ
ンテン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、イソプレン、ク
ロロプレン、ブタジエン、2,3-ジメチルブタジエン等を
挙げることができる。
メチルスチレン、ジメチルスチレン、トリメチルスチレ
ン、エチルスチレン、イソプロピルスチレン、クロルメ
チルスチレン、メトキシスチレン、アセトキシスチレ
ン、クロルスチレン、ジクロルスチレン、ブロムスチレ
ン、トリフルオロメチルスチレン、ビニル安息香酸メチ
ルエステルなどが挙げられる。
トン酸ブチル、クロトン酸ヘキシルなどが挙げられる。
ば、イタコン酸ジメチル、イタコン酸ジエチル、イタコ
ン酸ジブチルなどが挙げられる。
ば、マレイン酸ジエチル、マレイン酸ジメチル、マレイ
ン酸ジブチルなどが挙げられる。
フマル酸ジエチル、フマル酸ジメチル、フマル酸ジブチ
ルなどが挙げられる。
ド、メチルアクリルアミド、エチルアクリルアミド、プ
ロピルアクリルアミド、ブチルアクリルアミド、tert-
ブチルアクリルアミド、シクロヘキシルアクリルアミ
ド、ベンジルアクリルアミド、ヒドロキシメチルアクリ
ルアミド、メトキシエチルアクリルアミド、ジメチルア
ミノエチルアクリルアミド、フェニルアクリルアミド、
ジメチルアクリルアミド、ジエチルアクリルアミド、β
-シアノエチルアクリルアミド、N-(2-アセトアセトキシ
エチル)アクリルアミドなど;メタクリルアミド類、例
えば、メタクリルアミド、メチルメタクリルアミド、エ
チルメタクリルアミド、プロピルメタクリルアミド、ブ
チルメタクリルアミド、tert-ブチルメタクリルアミ
ド、シクロヘキシルメタクリルアミド、ベンジルメタク
リルアミド、ヒドロキシメチルメタクリルアミド、メト
キシエチルメタクリルアミド、ジメチルアミノエチルメ
タクリルアミド、フェニルメタクリルアミド、ジメチル
メタクリルアミド、ジエチルメタクリルアミド、β-シ
アノエチルメタクリルアミド、N-(2-アセトアセトキシ
エチル)メタクリルアミドなど;アリル化合物、例え
ば、酢酸アリル、カプロン酸アリル、ラウリン酸アリ
ル、安息香酸アリルなど;ビニルエーテル類、例えば、
メチルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、ヘキシ
ルビニルエーテル、メトキシエチルビニルエーテル、ジ
メチルアミノエチルビニルエーテルなど;ビニルケトン
類、例えば、メチルビニルケトン、フェニルビニルケト
ン、メトキシエチルビニルケトンなど;ビニル異節環化
合物、例えば、ビニルピリジン、N-ビニルイミダゾー
ル、N-ビニルオキサゾリドン、N-ビニルトリアゾール、
N-ビニルピロリドンなど;グリシジルエステル類、例え
ば、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレー
トなど;不飽和ニトリル類、例えば、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリルなど;多官能性モノマー、例え
ば、ジビニルベンゼン、メチレンビスアクリルアミド、
エチレングリコールジメタクリレートなど。
ン酸、マレイン酸、イタコン酸モノアルキル、例えば、
イタコン酸モノメチル、イタコン酸モノエチル、イタコ
ン酸モノブチルなど;マレイン酸モノアルキル、例え
ば、マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノエチル、マ
レイン酸モノブチルなど;シトラコン酸、スチレンスル
ホン酸、ビニルベンジルスルホン酸、ビニルスルホン
酸、アクリロイルオキシアルキルスルホン酸、例えば、
アクリロイルオキシメチルスルホン酸、アクリロイルオ
キシエチルスルホン酸、アクリロイルオキシプロピルス
ルホン酸など;メタクリロイルオキシアルキルスルホン
酸、例えば、メタクリロイルオキシジメチルスルホン
酸、メタクリロイルオキシエチルスルホン酸、メタクリ
ロイルオキシプロピルスルホン酸など;アクリルアミド
アルキルスルホン酸、例えば、2-アクリルアミド-2-メ
チルエタンスルホン酸、2-アクリルアミド-2-メチルプ
ロパンスルホン酸、2-アクリルアミド-2-メチルブタン
スルホン酸など;メタクリルアミドアルキルスルホン
酸、例えば、2-メタクリルアミド-2-メチルエタンスル
ホン酸、2-メタクリルアミド-2-メチルプロパンスルホ
ン酸、2-メタクリルアミド-2-メチルブタンスルホン酸
など;アクリロイルオキシアルキルホスフェート、例え
ば、アクリロイルオキシエチルホスフェート、3-アクリ
ロイルオキシプロピル-2-ホスフェートなど;メタクリ
ロイルオキシアルキルホスフェート、例えば、メタクリ
ロイルオキシエチルホスフェート、3-メタクリロイルオ
キシプロピル-2-ホスフェートなど;親水基を2個有す
る3-アリロキシ-2-ヒドロキシプロパンスルホン酸ナフ
チルなどが挙げられる。これらの酸はアルカリ金属(例
えば、Na、Kなど)又はアンモニウムイオンの塩であ
ってもよい。さらにその他のモノマー化合物としては、
米国特許3,459,790号、同3,438,708号、同3,554,987
号、同4,215,195号、同4,247,673号、特開昭57‐205735
号公報明細書等に記載されている架橋性モノマーを用い
ることができる。このような架橋性モノマーの例として
は、具体的にはN-(2-アセトアセトキシエチル)アクリル
アミド、N-{2-(2-アセトアセトキシエトキシ)エチル}ア
クリルアミド等を挙げることができる。
酸エステル類、メタクリル酸エステル類、ビニルエステ
ル類、スチレン類、オレフィン類が好ましく用いられ
る。
するポリマーのTg(ガラス転移温度)は、現像温度よ
りも高いことが好ましく、特に現像温度よりも5℃以上
高いものが好ましい。
の多くのポリマーのTgは、ブランドラップらによる
“ポリマーハンドブック”III−139頁からIII−179頁
(1966年)(ワイリー アンド サン社版)に記載され
ており、コポリマーのTg(°K)は下記の式で表され
る。
重量分率を表し、Tg1,Tg2…TgWはコポリマー中の各
モノマーのホモポリマーのTg(°K)を表す。
の精度がある。
法に関しては、米国特許2,852,386号、同2,853,457号、
同3,411,911号、同3,411,912号、同4,197,127号、ペル
ギー特許688,882号、同691,360号、同712,823号、特公
昭45‐5331号、特開昭60‐18540号、同51-130217号、同
58-137831号、同55-50240号などに詳しく記載されてい
る。
粒径は、0.01〜0.8μmが特に好ましく、0.005〜2.0μm
のものであればいずれも好ましく使用することができ
る。
くは総分子量で1,000〜1,000,000、更に好ましくは2,00
0〜500,000である。
のままもしくは水に分散させて写真構成層に含有するこ
とができる。該疎水性ポリマー粒子の含有量は、写真構
成層バインダーに対し5〜60重量%添加するのが好まし
い。添加場所としては、感光性層、非感光性層を問わな
い。
リマーカプラーやポリマー紫外線吸収剤等の機能性ポリ
マーがラテックスの形で添加されている場合も含む。
べる。
ト、窒素導入管、還流冷却器を施し、窒素ガスを導入し
脱酸素を行いつつ蒸留水350ccを加えて内温が80℃とな
るまで加熱した。分散剤として下記構造のSF−1 p-C9H19−(C6H4)−O(CH2CH2O)6(CH2)3SO3Na 4.5gを添加し、さらに開始剤として過硫酸アンモニウ
ム0.45gを添加し、次いでメチルメタクリレート90gを
滴下ロートで約1時間かけて滴下する。滴下終了後5時
間そのまま反応を続けた後、水蒸気蒸留で未反応モノマ
ーを除去する。その後冷却しアンモニア水でpH6に調
整し疎水性ポリマー粒子を得る。Tgは、105℃であっ
た。
ト、窒素導入管、還流冷却器を施し、窒素ガスを導入し
脱酸素を行いつつ蒸留水350ccを加えて内温が80℃とな
るまで加熱した。分散剤として本発明に係わるP−12
4.5gを添加し、さらに開始剤として過硫酸アンモニウ
ム0.45gを添加し、次いでメチルメタクリレート90gを
滴下ロートで約1時間かけて滴下する。滴下終了後4時
間そのまま反応を続けた後、水蒸気蒸留で未反応モノマ
ーを除去する。その後冷却しアンモニア水でpH6に調
整し疎水性ポリマー粒子を得る。Tgは、105℃であっ
た。
ガスで脱酸素を行う。その後、エチルアクリレート40
g、メチルメタクリレート80gを添加し、更に開始剤と
してアゾビスイソ酪酸ジメチル1.2gを加え、60℃で6
時間反応を続ける。反応終了後、反応液を3lの蒸留水
に激しく撹拌しながら加え、白色結晶を得る。
チル100mlに溶解し、ドデシルベンゼンスルホン酸ソー
ダ(SF−1)2gを添加した蒸留水500mlに激しく撹
拌しながら加え、次いで酢酸エチルを除去し疎水性ポリ
マー粒子を得る。Tgは、62℃であった。
の具体例を示す。
は、ゼラチン、ゼラチン誘導体を用いるのが有利であ
る。
か、ブレティン・オブ・ザ・ソサエティ・オブ・サイエ
ンティフィック・フォトグラフィー・オブ・ジャパン
(Bull. Soc. Sci. Phot. Japan)No.16、30頁(1966)
に記載されたような酸処理ゼラチンを用いてもよく、ま
たゼラチンの加水分解物や酸素分解物も用いることがで
きる。ゼラチン誘導体としては、ゼラチンに例えば酸ハ
ライド、酸無水物、イソシアナート類、ブロモ酢酸、ア
ルカンサルトン類、ビニルスルホンアミド類、マレイン
イミド化合物類、ポリアルキレンオキシド類、エポキシ
化合物類等種々の化合物を反応させて得られるものが用
いられる。その具体例は米国特許2,614,928号、同3,13
2,945号、同3,186,846号、同3,312,553号、英国特許86
1,414号、同1,033,189号、同1,005,784号、特公昭42‐2
6845号などに記載されている。
ロゲン化銀として臭化銀、沃臭化銀、沃塩化銀、塩臭化
銀、及び塩化銀等の通常のハロゲン化銀乳剤に使用され
る任意のものを用いることができる。
均一なハロゲン化銀組成分布を有するものでも、粒子の
内部と表面層とでハロゲン化銀組成が異なるコア/シェ
ル粒子であってもよく、又、潜像が主として表面に形成
されるような粒子であってもよく、また主として粒子内
部に形成されるような粒子でもよい。
れるハロゲン化銀粒子は、立方体、八面体、十四面体の
ような規則的な結晶形を持つものでもよいし、球状や板
状のような変則的な結晶形を持つものでもよい。これら
の粒子において、{100}面と{111}面の比率は任意の
ものが使用できる。又、これら結晶形の複合形を持つも
のでもよく、様々な結晶形の粒子が混合していてもよ
い。
サイズは投影面積と等しい面積の円の直径を表す)は、
5μm以下が好ましいが、特に好ましいのは3μm以下で
ある。
なる粒子サイズ分布を持つものを用いても構わない。粒
子サイズ分布の広い乳剤(多分散乳剤と称する)を用い
てもよいし、粒子サイズ分布の狭い乳剤(単分散乳剤と
称する。ここでいう単分散乳剤とは、粒径の分布の標準
偏差を平均粒径で割ったときに、その値が0.20以下のも
のをいう。ここで粒径は球状のハロゲン化銀の場合はそ
の直径を、球状以外の形状の粒子の場合は、その投影像
を同面積の円像に換算したときの直径を示す。)を単独
又は数種類混合してもよい。又、多分散乳剤と単分散乳
剤を混合して用いてもよい。
に形成した2種以上のハロゲン化銀乳剤を混合して用い
てもよい。
により化学増感することができる。即ち、硫黄増感法、
セレン増感法、還元増感法、金その他の貴金属化合物を
用いる貴金属増感法などを単独で又は組み合わせて用い
ることができる。
ラーを含有させてカラー感光材料としてもよい。
は、具体的には例えばXレイ感光材料、リス感光材料、
黒白撮影感光材料、カラーネガ感光材料、カラー反転感
光材料、カラー印画紙などに適用することができ、カラ
ー写真感光材料に適用する場合は単色カラー感光材料と
して用いることもでき、また多色カラー感光材料として
用いることもできる。多色カラー感光材料では通常スペ
クトルの三原色領域の各々に感光性を有する色素画像形
成構成単位を有し、各構成単位はスペクトルのある一定
領域に対して感光性を有する単層乳剤層又は多層乳剤層
(この場合、夫々の乳剤層の感光度が異なっている方が
好ましい)からなることができ、また例えばフィルター
層、中間保護層、下塗り層などの層を有することができ
る。
層は、当業界で知られているように、種々の順序で塗設
することができる。
ション防止層、シアン発色の赤感乳剤層、中間層、マゼ
ンタ発色の緑感乳剤層、中間層、イエロー発色の青感乳
剤層、保護層として形成でき、本発明におけるマット剤
は表面層である保護層に含有させ、本発明におけるラテ
ックスは各層に含有させる構成にすることができる。各
発色層は、高感度・低感度の2層構成にすることができ
る。
場合は、これは少なくとも1種のシアン色素形成カプラ
ーを有する少なくとも1つの赤感性ハロゲン化銀乳剤層
からなるシアン色素画像形成構成単位、少なくとも1種
のマゼンタ色素形成カプラーを有する少なくとも1つの
緑感性ハロゲン化銀乳剤層からなるマゼンタ色素画像形
成構成単位、少なくとも1つの黄色色素形成カプラーを
有する少なくとも1つの青感性ハロゲン化銀乳剤層から
なる黄色色素画像形成構成単位を、非感光性層とともに
支持体に塗設させたものからなる。
プラーとして、例えば開鎖ケトメチレン化合物、例え
ば、ピバロイルアセトアニリド型、ベンゾイルアセトア
ニリド型イエローカプラーなどを用いてもよい。用い得
る黄色カプラーの具体例は、英国特許1,077,874号、特
公昭45-40757号、特開昭47-1031号、同47-26133号、同4
8-94432号、同50-87650号、同51-3631号、同52-115219
号、同54-99433号、同54-133329号、同56-30127号、米
国特許2,875,057号、同3,253,924号、同3,265,506号、
同3,408,194号、同3,551,155号、同3,551,156号、同3,6
64,841号、同3,725,072号、同3,730,722号、同3,891,44
5号、同3,900,483号、同3,929,484号、同3,933,500号、
同3,973,968号、同3,990,896号、同4,012,259号、同4,0
22,620号、同4,029,508号、同4,057,432号、同4,106,94
2号、同4,133,958号、同4,269,936号、同4,286,053号、
同4,304,845号、同4,314,023号、同4,336,327号、同4,3
56,258号、同4,386,155号、同4,401,752号等に記載され
たものである。
カプラー、ピラゾロベンツイミダゾール系カプラー、ピ
ラゾロアゾール系カプラー例えばピラゾロトリアゾール
系カプラー、開鎖アシルアセトニトリル系カプラーを好
ましく用いることができる。有利に用い得るマゼンタカ
プラーの具体例は、特願昭58‐164882号、同58-167326
号、同58-206321号、同58-214863号、同58-217339号、
同59-24653号、特公昭40-6031号、同40-6035号、同45-4
0757号、同47-27411号、同49-37854号、特開昭50-13041
号、同51-26541号、同51-37646号、同51-105820号、同5
2-42121号、同53-123129号、同53-125835号、同53-1290
35号、同54-48540号、同56-29286号、同56-75648号、同
57-17950号、同57-35858号、同57-146251号、同59-9943
7号、英国特許1,252,418号、米国特許2,600,788号、同
3,005,712号、同3,062,653号、同3,127,269号、同3,21
4,437号、同3,253,924号、同3,311,476号、同3,419,391
号、同3,519,429号、同3,558,319号、同3,582,322号、
同3,615,506号、同3,658,544号、同3,705,896号、同3,7
25,067号、同3,758,309号、同3,823,156号、同3,834,90
8号、同3,891,445号、同3,907,571号、同3,926,631号、
同3,928,044号、同3,935,015号、同3,960,571号、同4,0
76,533号、同4,133,686号、同4,237,217号、同4,241,16
8号、同4,264,723号、同4,301,235号、同4,310,623号等
に記載されたものである。
ール系カプラー、フェノールカプラーを好ましく用いる
ことができる。有利に用い得るシアンカプラーの具体例
は英国特許1,038,331号、同1,543,040号、特公昭48‐36
894号、特開昭48‐59838号、同50-137137号、同51-1468
28号、同53-105226号、同54-115230号、同56-29235号、
同56-104333号、同56-126833号、同57-133650号、同57-
155538号、同57-204545号、同58-118643号、同59-31953
号、同59-31954号、同59-59656号、同59-124341号、同5
9-166956号、米国特許2,369,929号、同2,423,730号、同
2,434,272号、同2,474,293号、同2,698,794号、同2,77
2,162号、同2,801,171号、同2,895,826号、同3,253,924
号、同3,311,476号、同3,458,315号、同3,476,563号、
同3,591,383号、同3,737,316号、同3,758,308号、同3,7
67,411号、同3,790,384号、同3,880,661号、同3,926,63
4号、同4,004,929号、同4,009,035号、同4,012,258号、
同4,052,212号、同4,124,396号、同4,134,766号、同4,1
38,258号、同4,146,396号、同4,149,886号、同4,178,18
3号、同4,205,990号、同4,254,212号、同4,264,722号、
同4,288,532号、同4,296,199号、同4,296,200号、同4,2
99,914号、同4,333,999号、同4,334,011号、同4,386,15
5号、同4,401,752号、同4,427,767号等に記載されたも
のである。
ピーテング・カプラーと呼ばれる無色色素を形成するカ
プラーを含むこともできる。
に現像抑制剤又はそのプレカーサーを放出する所謂DI
R物質、例えば拡散性DIR物質、タイミングDIR物
質、或いは現像主薬の空気酸化による不必要なカブリや
汚染を防止するためにハイドロキノン誘導体等を含有し
てもよい。
ッキング層用塗布液を用いてバッキング層(塗布ゼラチ
ン量2.0g/m2)、及びバッキング層保護膜層塗布液を用
いてバッキング保護層(塗布ゼラチン量1.5g/m2)を、
支持体をはさんで反対側の下引層上に、下記ハロゲン化
銀感光材料塗布液処方を用いて乳剤層(塗布ゼラチン量
2.0g/m2)及び乳剤保護層(塗布ゼラチン量1.0g/m2)
を、4層同時重層塗布し乾燥して感光材料試料1〜16を
作製した。
36gを水に膨潤し、加温して溶解後、染料として化合物
(C−4)1.6g、化合物(C−5)310mg、化合物(C
−6)1.9mg、化合物(N)2.9gの水溶液を加え、次に
サポニン20%水溶液を11ミリリットル、物性調整剤とし
て化合物(C−7)を5gを加え、更に化合物(C−
8)63mgのメタノール溶液を加えた。
ン酸共重合体水溶性ポリマー800mgを加えて粘度を調製
し、更にクエン酸水溶液を用いてpH5.4に調製し、ポリ
グリセロールとエピクロルヒドリンの反応生成物1.5g
を加え、更にグリオキザール144mg加え、水を加えて960
ミリリットルに仕上げてバッキング層用塗布液を調製し
た。
製〕ゼラチン50gを水に膨潤し、加温溶解後、2-スルホ
ネート-コハク酸ビス(2-エチルヘキシル)エステルナト
リウム塩を340mg加え、塩化ナトリウムを3.4g加え、更
にグリオキザールを1.1g、ムコクロル酸を540mg加え
た。これにマット剤として平均粒径4μmの球形のポリ
メチルメタクリレートを40mg/m2となるように添加し、
水を加えて1リットルに仕上げて保護膜塗布液を調製し
た。
剤に化合物(A)を9mg加えた後、0.5規定水酸ナトリ
ウム液を用いてpH6.5に調整し、次いで、化合物(T)
を360mg加え、更に、ハロゲン化銀1モル当たりサポニ
ン20%水溶液を5ミリリットル、ドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウムを180mg、5-メチルベンズトリアゾー
ルを80mg、下記乳剤添加用ラテックス(L)を43ミリリ
ットル加え、化合物(M)を60mg、増粘剤としてスチレ
ン-マレイン酸共重合体水溶性ポリマー280mg及び本発明
の化合物(表1に記載)を順次加えて、水にて475ミリ
リットルに仕上げてハロゲン化銀乳剤塗布液を調整し
た。
有率2モル%の塩臭化銀乳剤を調製した。
ジウムカリウム塩と、塩化ナトリウム及び臭化カリウム
を含有する水溶液と硝酸銀水溶液とをゼラチン水溶液中
に撹拌しつつ、40℃で25分間で同時混合して平均粒径0.
20μmの塩臭化銀乳剤を作製した。
ロキシ-1,3,3a,7-テトラザインデンを200mg加えた後、
水洗、脱塩した。
3a,7-テトラザインデンを加えた後、イオウ増感した。
イオウ増感後、ゼラチンを加え、安定剤として6-メチル
-4-ヒドロキシ-1,3,3a,7-テトラザインデンを加え、次
いで水を用いて260ミリリットルに仕上げて乳剤を調製
した。
40リットルに名糖産業製KMDS(デキストラン硫酸エ
ステルナトリウム塩)0.25kg及び過硫酸アンモニウム0.
05kgを加えた液に、液温81℃で撹拌しつつ窒素雰囲気下
で、n-ブチルアクリレート4.51kg、スチレン5.49kg及び
アクリル酸0.1kgの混合液を1時間かけて添加、その後
過硫酸アンモニウムを0.005kg加え、更に1.5時間撹拌
後、冷却し、アンモニア水を用いてpHを6に調製し
た。
/Dフィルターで濾別し、水で50.5kgに仕上げ、平均粒
径0.25μの単分散なラテックス(L)を作製した。
水を加え、膨潤後40℃で溶解、次いで塗布助剤として、
化合物(Z)の1%水溶液、化合物(Y)の1%水溶
液、フィルター染料として化合物(N)、及び化合物
(D)を順次加え、更にクエン酸でpH6.0とした。マッ
ト剤(粒径4.0μmの不定形シリカ)を加え、更に表1に
示すように本発明の化合物を添加して乳剤保護膜用塗布
液を調整した。
定用ステップウェッジを通して白色露光を与え、次いで
下記処理を施した試料と、無露光で下記処理を施した試
料とを作成した。
A、組成物Bの順に溶かし、水を加えて1リットルに仕
上げて用いた。
組成Bの順に溶かし、水を加えて1リットルに仕上げて
用いた。この定着液のpHは約4.3であった。
を表し、%w/vは(%重量)/(体積)を表す。
で評価した。結果を表1に示す。
電色株式会社製濁度計Model T−2600DAを用いて測
定し、ヘイズを%で示した。
無露光の試料の100cm2中に存在する固まりについて目視
で数をかぞえた。
済み試料をコニカ(株)製感光計KS−1型で測定。カブ
リ+0.7の濃度を与える露光量の逆数を感度とし、コン
トロール試料の即日感度を100とする比感度で示した。
着、水洗したのち、再度現像液に指定した現像温度で浸
漬したまま、重量をかけた金属針で膜表面を引掻いて傷
のつく最低の金属針の重量(引掻き強度)を求めた。
ものはいづれも写真性能(感度)、膜物性〔ヘイズ(濁
度、透明性)、塗布仕上がり(固まりによる尾引き塗布
故障)、スクラッチ(ひっかき)強度〕が優れているこ
とが分かる。
良された塗布故障の発生しない、ハロゲン化銀写真感光
材料を提供することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 支持体上の少なくとも一層の親水性コロ
イド層中に、下記の一般式(I)で表される繰り返し構
造単位を有する化合物を少なくとも一種含有することを
特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。 【化1】 〔式中、R1,R2,R3,R4,R5,R6は水素原子、炭素原
子数1〜8のアルキル基、炭素原子数6〜20のアリール
基または−SO3Xであり、ここでXは水素原子、アルカリ
金属原子、アンモニウム基であり、R1,R2,R3,R4,R
5,R6の少なくとも1つは−SO3Xである。〕 - 【請求項2】 支持体上の少なくとも一層の親水性コロ
イド層中に、前記一般式(I)で表される繰り返し構造
単位を有する化合物の存在下で生成した疎水性ポリマー
粒子を少なくとも一種含有することを特徴とするハロゲ
ン化銀写真感光材料。 - 【請求項3】 親水性コロイド層中に、前記一般式
(I)で表される繰り返し構造単位を有する化合物の少
なくとも一種と、疎水性ポリマー粒子を含有することを
特徴とする請求項1記載のハロゲン化銀写真感光材料。 - 【請求項4】 請求項3記載の疎水性ポリマー粒子が、
前記一般式(I)で表される繰り返し構造単位を有する
化合物の存在下で重合した疎水性ポリマー粒子であるこ
とを特徴とする請求項3記載のハロゲン化銀写真感光材
料。
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---|---|---|---|
JP09294592A JP3321674B2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | ハロゲン化銀写真感光材料 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09294592A JP3321674B2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | ハロゲン化銀写真感光材料 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05289217A JPH05289217A (ja) | 1993-11-05 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP09294592A Expired - Lifetime JP3321674B2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | ハロゲン化銀写真感光材料 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3321674B2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-13 JP JP09294592A patent/JP3321674B2/ja not_active Expired - Lifetime
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