JPS62123Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS62123Y2
JPS62123Y2 JP3542478U JP3542478U JPS62123Y2 JP S62123 Y2 JPS62123 Y2 JP S62123Y2 JP 3542478 U JP3542478 U JP 3542478U JP 3542478 U JP3542478 U JP 3542478U JP S62123 Y2 JPS62123 Y2 JP S62123Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
lever
piece
switch
crown
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3542478U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54137183U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3542478U priority Critical patent/JPS62123Y2/ja
Publication of JPS54137183U publication Critical patent/JPS54137183U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS62123Y2 publication Critical patent/JPS62123Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はゼンマイ式タイマーのセツト装置の
改良に関するものである。
従来、ゼンマイを駆動源として一定速度で巡運
する主軸にはカム装置を設け、このカム装置に連
係されたスイツチをオン或いはオフする様にした
タイマーに於いて、目盛板の中央部をオフ位置と
し、セツトツマミを時計方向に廻すことによつて
時限オンにセツトし、また前記オフ位置から反時
計方向に廻すことによつてスイツチはオンするも
ののタイマーは停止のままという所謂連続オン機
能を有する形式のものが広く使用されている。
例えば第5図の従来例に示す様に、一定回転す
る主軸1にはカム装置2を設け、このカム装置2
に連係されたレバー3によりスイツチ4を操作さ
せると共に、このレバー3に設けられた天府スト
ツパー5によりタイマーの天府6を係止したり、
解放したりして時限オンやオフとし、また反時計
方向へ廻した場合は主軸1に設けられたストツパ
ー(図示せず)によりタイマー自体を停止せしめ
連続オンの状態としているものが一般的である。
こうした従来の構造では、前記天府ストツパー5
が天府6を係止するための押圧力をスイツチ4の
可動接片の弾力に頼つていることから、時として
天府6を完全に係止しなかつたり、又は該係止の
力が徐々に弱まつたりする場合が発生し、こうし
た場合、タイマーがオフであるはずのものが天府
6に係止がはずれてオンしてしまつたり、またス
イツチ4の弾力の変化により係止されないという
事態が起る可能性がある。またレバー3がスイツ
チ4の開閉と、天府6の係脱を兼ねているから、
連続オンの位置は主軸1を反時計方向へ廻して主
軸1がストツパーにより停止せしめられる位置に
限られ、例えば時計方向へいつぱいに廻した位置
では連続オンを設けることができないという不都
合性がある。
この考案は上記点に鑑みてなされたもので、1
つのカムに直接スイツチを連係すると共に、別の
天府ストツパー用のレバーをも連係し、簡素な構
成でタイマーの時限オン、オフ及び連続オンの機
能を確実に果す様にし、また主軸1回転の内、任
意の位置に連続オン位置を設定可能にしたもので
ある。
以下図面によりこの考案の実施例について説明
すると、第1、2図により、7は主軸(セツト
軸)8は該主軸7に連繋された時計装置、9は該
時計装置8の終段に設けられた脱進機構の天府
で、前記主軸7を図示(矢印a)方向へセツトす
ると、主軸7に装着されたゼンマイ10が捲回さ
れ、このゼンマイ10の反発力により、主軸7は
一定速度で矢印b方向へ巡運するものとする。1
1は主軸7の一端部に形成されたDカツト部、1
2はカムで、扇形の内孔13を有し、この内孔1
3に主軸7のDカツト部が嵌入し、また内孔13
の幅はDカツト部11よりも適宜広くなされ、こ
の分を限度としてカム12は主軸7に対して自由
に回動できるものとする。第3図は分解斜視図、
第4図は第3図矢印A方向のカム12の斜視図で
あり、14はカム12の大径部で、該大径部14
の外周には切欠部15が形成され、また該大径部
14と同軸上に外周に切欠部17を有する小径部
16が形成されている。18は前記小径部16よ
り半径方向に延出し大径部14と同高に形成され
た突片で、これらは一体に創成されているもので
ある。
19は可動接片20と固定接片21からなるス
イツチで、スイツチ固定台22に固定され、該ス
イツチ19は可動接片20が前記カム12の大径
部14と係合した時にオンとなり、また切欠部1
5と係合した時にオフとなるものである。23は
前記スイツチ固定台22に一体的に形成されたス
トツパー片で、前記カム12の突片18と接離
し、主軸7の回動可能範囲を規制するものであ
る。
24(第3図)はV字状のレバーで、軸支部2
5に穿設された軸孔25′をタイマーのケース2
6に一体に形成された軸27に遊嵌し回動自在に
支承されると共に中程には前記カム12の小径部
16と係合する突部28が形成され、また一端部
には天府ストツパー片29が形成され、更に他端
部30はくの字状に曲折し、前記ケース26に一
体に形成された角柱31に当接する様になされて
いる。該レバー24は弾力性のあるプラスチツク
で一体的に形成されているものとし、第6図に示
す様に前記突部28が前記カム12の小径部16
と係合した時は一端部30が弾力を蓄えながら湾
曲し、この時天府ストツパー片29は天府9を解
放し、また突部28がカム12の切欠部17と係
合した時は端部30の反発力により瞬間的に係合
し、この時天府ストツパー片29が天府9を係止
してタイマーを停止せしめる様になされているも
のとする。
32は前記ケース26に固定された上機枠で、
前記時計装置8を支承しているものとし、33は
カバー、34はゼンマイカバーで、夫々ケース2
6に固定されている。
次に作用を説明すれば、オフ位置(第1図)か
ら主軸7を矢印a方向へセツトすると、カム12
によりスイツチ19がオンすると共にレバー24
は天府9の係止を解除しタイマーは巡運を開始す
る。この時カム12の突片18がスイツチ固定台
22のストツパー片23に当接するまでが時限セ
ツトの範囲である。この範囲内にセツトすれば主
軸7は矢印b方向へ巡運し、セツト時間経過後に
自動的にスイツチ19がオフすると共に、レバー
24が天府9を係止してタイマーは停止する。ま
た前記オフ位置から主軸7を矢印b方向へ、カム
12の突片18がスイツチ固定台22のストツパ
ー片23に当接するまで回動すれば、カム12に
よりスイツチ19はオンするものの、レバー24
はカム12の切欠部17と係合したままであり、
天府9を係止した状態であるからタイマーは停止
のまま、所謂連続オン状態とすることができる。
尚、上記実施例の説明ではオフ位置を中心とし
て、矢印a方向へのセツトが時限セツト、また矢
印b方向へのセツトが連続オンセツトとなされて
いるが、主軸7を矢印a方向へフルセツトした位
置に前記カム12の切欠部17を設けることによ
り、フルセツトの位置で天府ストツパー片29が
天府9を係止してタイマーを停止させると共に、
スイツチ19はオン状態となる連続オンを得るこ
とができる。
以上の様にこの考案では、スイツチ19と関連
しないレバー24を別にカム12と連係する様に
構成したもので、従来スイツチの可動接片の弾力
を利用して天府を係止する様にしたものに比べ、
可動接片の弾力の経時変化により天府が係止され
ないといつた不具合を除去できるばかりか、スイ
ツチの可動接片に負荷がかからないため接点圧力
に異状をきたすといつたこともなく安全性の高い
タイマーを提供できるという効果を有する。ま
た、カムの切欠部を適宜設けることにより連続オ
ンを極めて簡単に設定することができ、タイマー
を使用する各種電気器具の必要性に対応して幅広
く適応させることができる等頗る実用上の効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図はこの考案の実施例を示した
もので、第1図は正面図、第2図は側面図、第3
図は分解斜視図、第4図は第3図矢印A方向のカ
ム12の斜視図であり、また第5図は従来例を示
す正面図、第6図はこの考案の作用説明図であ
る。 7:主軸、8:時計装置、9:天府、12:カ
ム、14:大径部、15:切欠部、16:小径
部、17:切欠部、18:突片、19:スイツ
チ、20:可動接片、21:固定接片、22:ス
イツチ固定台、23:ストツパー片、24:レバ
ー、25:軸支部、25′:軸孔、26:ケー
ス、27:軸、28:突部、29:天府ストツパ
ー片、30:端部、31:角柱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周に切欠部を有する大径部と、該大径部と同
    軸上に形成され外周に切欠部を有する小径部と、
    該小径部より半径方向に延出し大径部と同高に形
    成された突片とから構成されるカムを回動方向に
    対して適宜遊動角度を保持して主軸に遊嵌し、可
    動接片と固定接片とからなるスイツチを固定する
    スイツチ固定台には、前記カムの突片と接離する
    ストツパー片を形成して主軸の回動範囲を限定す
    ると共に、前記カムの大径部にスイツチの可動接
    片を係合してスイツチをオン・オフ制御させ、ま
    た軸支部を基部とし略V字形にレバーを延設する
    と共に前記軸支部に穿設された軸孔をケースの軸
    に遊嵌して回動自在に支承されたV字状のレバー
    には、前記V字形に延設されたレバーの一方側に
    天府ストツパー片と突部とを形成し、また他方側
    のレバーの端部をケースの角柱に対設させ、前記
    突部が前記カムの小径部に絶えず当接する様に付
    勢すると共に前記時計装置の天府と相対する天府
    ストツパー片が天府と係離する様に構成したこと
    を特徴とするタイマー。
JP3542478U 1978-03-17 1978-03-17 Expired JPS62123Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3542478U JPS62123Y2 (ja) 1978-03-17 1978-03-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3542478U JPS62123Y2 (ja) 1978-03-17 1978-03-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54137183U JPS54137183U (ja) 1979-09-22
JPS62123Y2 true JPS62123Y2 (ja) 1987-01-06

Family

ID=28894669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3542478U Expired JPS62123Y2 (ja) 1978-03-17 1978-03-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62123Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54137183U (ja) 1979-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3027840B2 (ja) 回転ベゼル付機器ケース
US3796041A (en) Reset mechanisms
JPS62123Y2 (ja)
US4287964A (en) Timer
JPH0239268Y2 (ja)
JPH0138547Y2 (ja)
JPS6113989Y2 (ja)
JPS6146474Y2 (ja)
JPS5819511Y2 (ja) タイマ−機構
US2700077A (en) Portable time switch
JPS6226714B2 (ja)
JPS6239342Y2 (ja)
JPS5932938Y2 (ja) 時計
JPS6110287Y2 (ja)
JPH0643754Y2 (ja) からくり時計
JPS6210818Y2 (ja)
JPS6035916Y2 (ja) タイマ機構
JPS5920702Y2 (ja) 時計などの操作装置
JPS62126Y2 (ja)
JPS5824798Y2 (ja) 時計の掛止装置
JPS6233718Y2 (ja)
JPS6059694B2 (ja) 限時継電器における限時整定装置
JPS6311676Y2 (ja)
JPS6225749Y2 (ja)
JP2501442Y2 (ja) 目覚まし時計