JPS6035916Y2 - タイマ機構 - Google Patents

タイマ機構

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Publication number
JPS6035916Y2
JPS6035916Y2 JP1682878U JP1682878U JPS6035916Y2 JP S6035916 Y2 JPS6035916 Y2 JP S6035916Y2 JP 1682878 U JP1682878 U JP 1682878U JP 1682878 U JP1682878 U JP 1682878U JP S6035916 Y2 JPS6035916 Y2 JP S6035916Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
timer
timer set
leaf spring
hour wheel
Prior art date
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Expired
Application number
JP1682878U
Other languages
English (en)
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JPS54120970U (ja
Inventor
由弘 松尾
Original Assignee
ジエコ−株式会社
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Publication date
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Priority to JP1682878U priority Critical patent/JPS6035916Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はタイマ機構に関するものである。
たとえば従来の目覚し時計におけるタイマ機構は、前夜
にタイマセットしなければ翌朝その機能を果たせないも
のであった。
このため、タイマセットのし忘れがあった場合、寝坊は
免かれなかった。
毎日、定時出動するサラリーマンあるいは学生などを例
に掲げると、目覚し時計を使用する頻度は1週間に5回
から6回と多く、このたびごとにタイマセットに気をく
ばらなければならない。
したがってタイマセットのし忘れ頻度も多くなる。
それ故、この考案はタイマセットのし忘れがなくなり、
特に休日等にタイマを使用しなくても翌日には確実にタ
イマが動作するような機能を有するタイマ機構を提供す
るものである。
以下、実施例を用いてこの考案を詳細に説明する。
第1図はこの考案に係るタイマ機構の一実施例を示す構
成国である。
同図において、タイマセット車1が支軸され、このタイ
マセット車1は回動できるようになっており、タイマセ
ット時刻に応じて位置設定がされる。
そして前記タイマセット車1と同軸上に時間車2が配置
され、この時間車2は前記タイマセット車1と無関係に
時計と連動されてたとえば1満間に1回転するようにな
っている。
前記タイマセット車1は、第6図に示すように、前記時
間車2と対向する面の一部に孔3が設けられ、この孔3
における時間車2の回転方向(矢印A)側の側壁は上り
傾斜4aになりこの傾斜4aはそのまま延在されてタイ
マセット車1に形成された突起4の一側面を構成してい
る。
一方、前記時間車2は前記タイマセット車1と対向する
面の一部に突起5が設けられ、この突起5における時間
車2の回転方向側の側壁は下り傾斜面6aになりこの傾
斜6aはそのまま延在されて時間車2に形成された孔6
の一側面を構成している。
前記タイマセット車1の孔3と突起4および時間車2の
突起5と孔6はそれぞれタイマセット車1と時間車2の
支軸を中心とする同−円弧上に配置されたものであり、
時間車2の突起5はタイマセット車1の孔3に嵌め込ま
れ、またタイマセット車1の突起4は時間車2の孔6に
嵌め込まれるようになっている。
そして前記時間車2をタイマセット車1側へ附勢させる
板ばね7があり、この板ばね7は一端が基台8′に固定
され時間車2の表面に沿ってそのまま延在されその他端
はタイマセット車1側へ直角に折り曲げられてかぎ部7
aを形成している。
前記かぎ部7aの近傍における板ばね7のタイマセット
車1側には接点となる導体材8が前記板はね7と対向し
て配置され、前記導体材8は時間車2の回転経過におい
て孔6にタイマセット車1の突起4の嵌め込まれた時(
この時同時に、タイマセット車1の孔3に時間車2の突
起5が嵌め込まれる)に、時間車2のタイマセット車1
側の変位にともなって変位する板ばね7と接触するよう
になっている。
そして前記板ばね7と導体材8はたとえば目覚し時計の
ブザー等を鳴らすためのスイッチになっている。
一方、目覚し時計の外枠9には、前記板ばね7と導体材
8との接触を故意に妨たげるための外部操作用スイッチ
10が取り付けられている。
この外部操作用スイッチ10は、外枠9にゆるく貫通し
た軸体10aとこの軸体10aの両端にそれぞれ形成さ
れた操作ノブ10bおよび係止部10cで構成され、前
記操作ノブ10bと外枠9との間における軸体10aに
嵌めたコイルばね10dによって常時操作者側へ附勢さ
れている。
そして、前記係止部10cには前記操作ノブ10bを押
すことにより、板ばね7のかぎ部7aを板ばね7の附勢
方向と逆の方向へ変位させる斜面11が形成され、前記
板ばね7が充分変位した後は前記係止部10cにおいて
前記かぎ部7aをひっかけその係合状態を維持させるよ
うになっている。
さらに、外部操作用スイッチ10の係止部10cと板ば
ね7のかぎ部7aとのひっかかりは、時間車2の回転経
過中における時間車2の突起5とタイマセット車1の突
起4との対向によって、タイマセット車1に対する時間
車2の最大離間状態にともなう板ばね7の最大変位で外
れるようになっている。
以下、このように構成したタイマ機構の動作について説
明する。
まず、第1図に示すように、外部操作によりタイマセッ
ト車1をタイマセット時刻に応じてセットさせる。
時間車2は時間の経過とともに回転が続けられ、この状
態では前記時間車2はタイマセット車1に対し突起4,
5のうちいずれか高い方(実施例では突起4)の高さ分
だけ離間して駆動される。
そして時間車2をタイマセット車1側に附勢する板ばね
7は導体材8と離間状態になっている。
次に第2図に示すように、時間車2がタイマセット時刻
に対応する位置まで回転がなされると時間車2の突起5
がタイマセット車1の孔3の領域上に位置ずけられ、板
ばね7の作用により前記突起5はタイマセット車1の突
起4が時間車2の孔6に嵌め込まれるにともない孔3内
に嵌め込まれ、時間車2はタイマセット車1に対し近接
スる。
この時、板ばね7は導体材8と接触がなされブザー等を
鳴らす。
その後、ブザー等を鳴らしたまま時間車2が回転してい
くと、第3図に示すように、タイマセット車1に形成さ
れた傾面4aと時間車2に形成された斜面6aとがこす
れあい、やがて時間車2のタイマセット車1に対する離
間距離は大きくなって、これにともなう板ばね7の変位
で導体材8から板ばね7は離れブザー等はその鳴りを止
める。
そしてタイマセット車1の突起4と時間車2の突起5と
が対向する段階において、時間車2のタイマセット車1
に対する離間距離が最大になるにともない、板ばね7は
導体材8から大きく離れて変位する。
その後は第1図に示す状態に戻り上述した作用が操り返
えされる。
タイマセット時刻において、ブザー等の鳴る時間は比較
的長く設定しているため、通常は外部操作用スイッチに
よってブザー等の鳴りを止める。
この場合、第4図に示すように外部操作用スイッチ10
を押すことによって、この外部操作用スイッチ10の係
止部10cに形成されている斜面11が板ばね7のかぎ
部7aを板ばねの附勢方向と逆の方向へ変位させ導体材
8との接触を解くとともに、係止部10cに前記かぎ部
7aをひっかけ、この状態を維持させる。
その後は、第3図に示すように時間車2の突起5とタイ
マセット車1の突起4との対向によって、タイマセット
車1に対する時間車2の最大離間にともなう板ばね7の
最大変位で、板ばね7のかぎ部7aは外部操作用スイッ
チ10の係止部10cから離れる。
外部操作用スイッチ10はばね10aによって元の状態
に復帰されるとともに、第1図から第3図に示した作用
が操り返えされる。
また、タイマセット時刻にブザー等が鳴るのを事前に阻
止したい場合がある。
この場合、第5図に示すように、外部操作用スイッチ1
0を操作しこの外部操作用スイッチ10の係止部7aに
板ばね7のかぎ部7aをあらかじめひっかけておく。
このようにしておけば、タイマセット時刻においてたと
え時間車2がタイマセット車1に対して近接しても、第
4図に示すように、板はね7と導体材8との接触はなさ
れずブザー等が鳴ることはない。
そしてその後は、第3図に示すように、時間車2の突起
5とタイマセット車1の突起4との対向によって、タイ
マセット車1に対する時間車2の最大離間にともなう板
ばね7の最大変位で、板ばね7のかぎ部7aは外部操作
用スイッチ10の係止部10cから離れる。
外部操作用スイッチ10はばね10aによって元の状態
に復帰されるとともに、第1図から第3図に示した作用
が操り返えされる。
このように構成したタイマ機構によれば、一度タイマセ
ット車1をセットしておけば、タイマセット時刻におい
ては常にブザー等が鳴るようになる。
そしてこのブザー等はブザー等の鳴っている際中にその
鳴りを止めても再びタイマセット時刻において鳴る。
さらに、ブザー等が鳴るのを事前に阻止するようセット
したとしても、二度目以降のタイマセット時刻にはブザ
ー等が鳴るようになる。
したがって従来のようなタイマセットのし忘れによる被
害はまったくなくなる。
なお、たとえば休日前等においてブザー等が鳴るのを事
前に阻止するのをし忘れたとしても、ブザー等がなって
起こされるだけで被害は少ない。
この実施例では時間車2を1漕間に1回転するようにし
たものであるが、2楊間に1回転するようにしてもよい
ことはもちろんである。
またブザー等を鳴らすスイッチは板ばね7と導体材8で
構成したものであるが、板ばね7の変位でオン・オフす
るマイクロスイッチを用いてもよい。
なお、この実施例ではタイマセット車1および時間車2
のそれぞれに形成した突起および孔はそれぞれ1側面を
共通の傾斜面として隣接させたものであるが、各孔は傾
斜面を有していなくてもよい。
そして、タイマセット車1および時間車2のそれぞれに
形成した突起および孔は若干離間されててもよい。
以上述べたように、この考案に係るタイマ機構によれば
、タイマセット時刻にブザー等が鳴奏しているとき外部
操作用スイッチを操作して鳴奏を止めても、その後外部
操作用スイッチが自動的に復帰するために次のタイマセ
ット時刻には必ず鳴奏が起こり、タイマセットのし忘れ
をすることがなくなる。
また、事前に外部操作用スイッチを操作しておけば次の
タイマセット時刻での鳴奏を阻止することができるとと
もに、このタイマセット時刻後に外部操作用スイッチが
自動的に復帰するためにその次のタイマセット時刻には
必ず鳴奏がなされる。
従って、例えば休日の前出こ外部操作して休日こおける
鳴奏を阻止しても、新たなタイマセットを行なうことな
く翌日の鳴奏が可能となるので、休日明けのタイマセッ
トのし忘れをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第6図はこの考案に係るタイマ機構の一実
施例を示す構成国、第2図ないし第5図はこの考案に係
るタイマ機構の作用を示す図である。 1・・・・・・タイマセット車、2・・・・・・時間車
、3,6・・・・・・孔、4,5・・・・・・突起、7
・・・・・・板ばね、訃・・・・・導体材・9・・・・
・・外枠、10・・・・・・外部操作用スイッチ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)タイマセット時刻に応じてセットされるタイマセ
    ット車と、このタイマセット車と同軸上に配置され平常
    において前記タイマセット車と所定間隔を保ちタイマセ
    ット時に前記所定間隔は小さくなりその後一時的に前記
    所定間隔以上に離れて回転がなされる時間車と、一端が
    固定され前記時間車の表面に沿ってそのまま延在して前
    記時間車をタイマセット車側へ附勢させる板ばねと、延
    在された前記板ばねのタイマセット時における変位でオ
    ンするスイッチと、外部からの操作により復帰ばねに抗
    して移動し前記板ばねに係合して復帰を阻止されるとと
    もに前記スイッチをオフ状態に保持し、タイマセット時
    以後における時間車のタイマセット車に対する所定間隔
    以上の離間にともなう前記板ばねの変位で保合がはずれ
    て復帰ばねの力で操作前の位置に復帰する外部操作用ス
    イッチとから構成されていることを特徴とするタイマ機
    構。
  2. (2)前記タイマセット車と時間車との間隔の変位を、
    時間車のタイマセット車と対向する面の一部に時間車の
    回転方向側にこの回転方向へ向ってタイマセット車から
    遠ざかるような傾斜面を有して形成された突起とこの傾
    斜面の前記回転方向側に形成された孔と、タイマセット
    車の時間車と対向する面の一部に前記回転方向と逆方向
    側にこの逆方向へ向って時間車から遠ざかるような傾斜
    面を有して形成され前記時間車の孔に嵌め込まれる突起
    とこの傾斜面の前記逆方向側に形成され前記時間車の突
    起が嵌め込まれる孔とて行なう実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のタイマ機構。
JP1682878U 1978-02-13 1978-02-13 タイマ機構 Expired JPS6035916Y2 (ja)

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JP1682878U JPS6035916Y2 (ja) 1978-02-13 1978-02-13 タイマ機構

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JP1682878U JPS6035916Y2 (ja) 1978-02-13 1978-02-13 タイマ機構

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Publication Number Publication Date
JPS54120970U JPS54120970U (ja) 1979-08-24
JPS6035916Y2 true JPS6035916Y2 (ja) 1985-10-24

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ID=28841066

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1682878U Expired JPS6035916Y2 (ja) 1978-02-13 1978-02-13 タイマ機構

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JPH0355914Y2 (ja) * 1984-10-18 1991-12-13

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JPS54120970U (ja) 1979-08-24

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