JPS62123095A - 低転位密度GaAs単結晶の製造方法 - Google Patents
低転位密度GaAs単結晶の製造方法Info
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- JPS62123095A JPS62123095A JP26462785A JP26462785A JPS62123095A JP S62123095 A JPS62123095 A JP S62123095A JP 26462785 A JP26462785 A JP 26462785A JP 26462785 A JP26462785 A JP 26462785A JP S62123095 A JPS62123095 A JP S62123095A
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- crystal
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- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、例えばレーザや発光ダイオードに用いられ
るGaAsを製造する際に用いて好適な低転位密度G
aA s$結晶の製造方法に関する。
るGaAsを製造する際に用いて好適な低転位密度G
aA s$結晶の製造方法に関する。
「従来の技術」
GaAs!li結晶は、発光性が浸れているため、光通
信用素子や、ディノタルオーディオディスク、ビデオデ
ィスク等のピックアップ素子に広く用いられている。ま
た、動作が高速で高周波特性に優れていることから、超
高速コンピュータ用のICやマイクロ波通信用FET(
電界効果トランジスタ)なとの高速、高周波用デバイス
に6用途か急速に広がっている。このような用途に用い
られるGaAs単結晶の製造方法には、II B法(I
I orizonLalB ridgeman法)とC
Z法(Czochralski法・チョクラルスキー法
)の2種類が知られている。以下にこれらの方法につい
て説明する。
信用素子や、ディノタルオーディオディスク、ビデオデ
ィスク等のピックアップ素子に広く用いられている。ま
た、動作が高速で高周波特性に優れていることから、超
高速コンピュータ用のICやマイクロ波通信用FET(
電界効果トランジスタ)なとの高速、高周波用デバイス
に6用途か急速に広がっている。このような用途に用い
られるGaAs単結晶の製造方法には、II B法(I
I orizonLalB ridgeman法)とC
Z法(Czochralski法・チョクラルスキー法
)の2種類が知られている。以下にこれらの方法につい
て説明する。
まず、CZ法による結晶成長を行う場合は、B 、O。
を液体カプセルとして用いてGaAs融液表面を覆い、
これにより、不活性雰囲気中で結晶引上を行う、いイつ
ゆるLEC法(L 1quid E ncapsula
tedCzochraski法)が一般に採用されてい
る。また、池の方法としては、GaAsと平衡状態にあ
るAs蒸気雰囲気中で単結晶を成長させる方法(いわゆ
るA s雰囲気中り法)などが採用される。この場合、
いずれの方法においてもCZ法による単結晶の成長は、
種結晶(ンード)を融液中に降下、浸漬させた後、不活
性あるいはAs雰囲気中の自由空間において単結晶を成
長させるようにしている。したがって、大口径、長尺化
が容易であるとと乙に、成長結晶の断面形状が円形とな
る111点をaしており、さらに、不純物の混入ら防止
できるという利点を存している。このような特性を存す
るため、CZ法はIC用基板に用いられる半絶縁性Ga
As弔結晶製造法としては、最も優れた製造方法とみな
されている。
これにより、不活性雰囲気中で結晶引上を行う、いイつ
ゆるLEC法(L 1quid E ncapsula
tedCzochraski法)が一般に採用されてい
る。また、池の方法としては、GaAsと平衡状態にあ
るAs蒸気雰囲気中で単結晶を成長させる方法(いわゆ
るA s雰囲気中り法)などが採用される。この場合、
いずれの方法においてもCZ法による単結晶の成長は、
種結晶(ンード)を融液中に降下、浸漬させた後、不活
性あるいはAs雰囲気中の自由空間において単結晶を成
長させるようにしている。したがって、大口径、長尺化
が容易であるとと乙に、成長結晶の断面形状が円形とな
る111点をaしており、さらに、不純物の混入ら防止
できるという利点を存している。このような特性を存す
るため、CZ法はIC用基板に用いられる半絶縁性Ga
As弔結晶製造法としては、最も優れた製造方法とみな
されている。
しかしながら、CZ法においては、成長結晶の転位密度
を下げることか錐しいという問題か試5った。すなわち
、転(I″LL密度幅に低減するには、固液界面の温度
分布を低くすることが必要であるが、このようにすると
、引上結晶の周囲の空間温度か高くなって、ンードおよ
び引」二結晶表面からのAs原子の離脱が激しくなり、
表面が荒れたりGaブールができたりして転位の発生を
招いてしまうからである。このため、CZ法は低転位密
度が要求される場合には、従来は採用されることがなか
った。
を下げることか錐しいという問題か試5った。すなわち
、転(I″LL密度幅に低減するには、固液界面の温度
分布を低くすることが必要であるが、このようにすると
、引上結晶の周囲の空間温度か高くなって、ンードおよ
び引」二結晶表面からのAs原子の離脱が激しくなり、
表面が荒れたりGaブールができたりして転位の発生を
招いてしまうからである。このため、CZ法は低転位密
度が要求される場合には、従来は採用されることがなか
った。
一方、HB法においては、石英管内に封入されたAs雰
囲気中で結晶成長が行なわれるため、高温下においても
成長中の結晶の表面からAsh<離脱することがなく、
この結果、結晶成長時の固液界面付近の温度勾配を低く
(例えば、lO℃/cm以下)することができる。すな
わち、熱歪に起因する転位密度を大幅に低減することが
できるトリ点があり、このため、低転位密度か要求され
る場合には、もっばらI(B法が採用されていた。
囲気中で結晶成長が行なわれるため、高温下においても
成長中の結晶の表面からAsh<離脱することがなく、
この結果、結晶成長時の固液界面付近の温度勾配を低く
(例えば、lO℃/cm以下)することができる。すな
わち、熱歪に起因する転位密度を大幅に低減することが
できるトリ点があり、このため、低転位密度か要求され
る場合には、もっばらI(B法が採用されていた。
なお、GaAsあるいはGaAlAsを活性層として含
むL l) (レーザダイオード)やLED(発光ダイ
オード)において、高効率、長寿命を実現するためには
、エビタキノヤル成長基板に用いられるGaAs単結晶
中は転位密度が低いことが重要な課題となる。例えば、
LDの場合は転位密度が2000/am’以下の低い値
のN型らしくはP型GaAs単結晶基板用いろことが必
要となる。したがって、このような、先デバイスの分野
では、従来はHB法のみが採用されていた。
むL l) (レーザダイオード)やLED(発光ダイ
オード)において、高効率、長寿命を実現するためには
、エビタキノヤル成長基板に用いられるGaAs単結晶
中は転位密度が低いことが重要な課題となる。例えば、
LDの場合は転位密度が2000/am’以下の低い値
のN型らしくはP型GaAs単結晶基板用いろことが必
要となる。したがって、このような、先デバイスの分野
では、従来はHB法のみが採用されていた。
「発明が解決しようとする問題点」
しかしながら、上述したI(B法においては、石英ボー
ト」二で単結晶成長が行なイっれろので、成長後の形状
がボートの形状に制約されるという欠点があり、また、
成長がボートに接しながら行なイっれるので、単結晶の
接触部分における転位密度は一般に高くなってしまう傾
向にあった。
ト」二で単結晶成長が行なイっれろので、成長後の形状
がボートの形状に制約されるという欠点があり、また、
成長がボートに接しながら行なイっれるので、単結晶の
接触部分における転位密度は一般に高くなってしまう傾
向にあった。
この発明は、」二連した4工情に鑑みてなされた乙ので
、低転位密度で(2から大口径の円形単結晶を製造する
ことができる低転位密度GaAsの製造方法を提供する
ことを目的としている。
、低転位密度で(2から大口径の円形単結晶を製造する
ことができる低転位密度GaAsの製造方法を提供する
ことを目的としている。
「問題点を解決するための手段」
この発明は、−に記問題点を解決するために、チョクラ
ルスキー法によるGaAs単結晶の製造方法において、
Pの濃度が(4〜30)xlO”/ cm3となるよう
にドープするとと乙に、固液界面の結晶引上軸方向の温
度勾配が80℃/cm以下で、結晶成長速度が3〜10
mm/hとなるように引き上げるようにしている。
ルスキー法によるGaAs単結晶の製造方法において、
Pの濃度が(4〜30)xlO”/ cm3となるよう
にドープするとと乙に、固液界面の結晶引上軸方向の温
度勾配が80℃/cm以下で、結晶成長速度が3〜10
mm/hとなるように引き上げるようにしている。
「作用 」
」二足条件にしたがって結晶の引上が行なわれることに
より、チョクラルスキー法を用いなからら、低転位密度
のGaAs単結晶が製造される。
より、チョクラルスキー法を用いなからら、低転位密度
のGaAs単結晶が製造される。
「実施例」
以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明す
る。
る。
(第1の実施例)
ま「、実験によりGaAs単結晶を、低温度勾配(例え
ば、45℃/cm)のAs雰囲気L E C法によって
、3〜10mm/hの成長速度で成長させた。そして、
この場合にq効不純物としてのPを(4〜30)x 1
019としたところ、成長結晶の転位密度が杼しく低減
することが見出だされた。従来、Pの単独ドープは、転
位密度を減少させる目的からは、格別有効ならのとは認
識されていなかった(Jacob et al、:J、
Cryst、Growth 61(83′)417〜4
24)。しかし、上記実験結果は従来の認識を覆し、P
の単独ドープが転位密度の減少に有効であることを示し
ている。
ば、45℃/cm)のAs雰囲気L E C法によって
、3〜10mm/hの成長速度で成長させた。そして、
この場合にq効不純物としてのPを(4〜30)x 1
019としたところ、成長結晶の転位密度が杼しく低減
することが見出だされた。従来、Pの単独ドープは、転
位密度を減少させる目的からは、格別有効ならのとは認
識されていなかった(Jacob et al、:J、
Cryst、Growth 61(83′)417〜4
24)。しかし、上記実験結果は従来の認識を覆し、P
の単独ドープが転位密度の減少に有効であることを示し
ている。
以下に、本実施例で得られた結果が、従来の認識と喝な
った理由について、詳細に説明する。
った理由について、詳細に説明する。
まず、この実施例においては、図に示すAs雰囲気引上
装置(例えば特開昭55−80796)を使用して結晶
の引上を行った。ここで、図に示す引上装置について簡
単に説明すると、Iは金属製容器、2は石英製回転ルツ
ボ、3および23はアフターヒータ、4は上部はめ込み
蓋、5および22はシール用酸化はう素、6は回転引上
げ軸、7はメインヒータ、8は高解離圧化合物(融液)
、9は回転軸、IOはルツホ2を支える黒鉛サセプタ、
11はンードチャック、12はンードであり、15は成
長中の単結晶である。また、j3:よ不活性ガス導入経
路、1.1は排気1M路、16は被覆用酸化はう素、I
7および2・1は受は皿、18は支持台、19は駆動台
、20は炉心管であり、21は]3部はめ込み石である
。
装置(例えば特開昭55−80796)を使用して結晶
の引上を行った。ここで、図に示す引上装置について簡
単に説明すると、Iは金属製容器、2は石英製回転ルツ
ボ、3および23はアフターヒータ、4は上部はめ込み
蓋、5および22はシール用酸化はう素、6は回転引上
げ軸、7はメインヒータ、8は高解離圧化合物(融液)
、9は回転軸、IOはルツホ2を支える黒鉛サセプタ、
11はンードチャック、12はンードであり、15は成
長中の単結晶である。また、j3:よ不活性ガス導入経
路、1.1は排気1M路、16は被覆用酸化はう素、I
7および2・1は受は皿、18は支持台、19は駆動台
、20は炉心管であり、21は]3部はめ込み石である
。
この実施例においては、上記引上装置を用い、GaAs
単結晶のフロント部分のPの濃度か21(lQ20/c
1113になるように第1表に示すようなドーピング設
定を行った。
単結晶のフロント部分のPの濃度か21(lQ20/c
1113になるように第1表に示すようなドーピング設
定を行った。
第1表
また、結晶引上条件としては、固液界面近傍の温度勾配
を506C/amとし、結晶用」二速度を:う〜8mm
/hとした。そして、上記条件によって得られた直径2
インチの単結晶をスライスし、このスライス片に対して
K O1(エツチング(450℃730m1n)したと
ころ、転位密度は平均で3000/cm”以下てあった
。一方、Pドープを行わない場合は、同一条件の製造に
よってら10 、0000/ am’以上の転位密度が
測定され、これによ、す、Pドープによる転位密度の減
少効果は明らかである。このように、本実施例における
結果が、従来のJ acobらの文献に示されろ結果と
異なるのは、従来においては引上時の温度勾配を充分低
減しなかったためと考えられる。この点を証明するため
に、引上時の温度勾配を変えて実験を行ったところ、温
度勾配を90〜b により転1ヶ密度か10.000〜25.000/ c
m’と増大し、Pトープの効果が見られなくなることが
判った。
を506C/amとし、結晶用」二速度を:う〜8mm
/hとした。そして、上記条件によって得られた直径2
インチの単結晶をスライスし、このスライス片に対して
K O1(エツチング(450℃730m1n)したと
ころ、転位密度は平均で3000/cm”以下てあった
。一方、Pドープを行わない場合は、同一条件の製造に
よってら10 、0000/ am’以上の転位密度が
測定され、これによ、す、Pドープによる転位密度の減
少効果は明らかである。このように、本実施例における
結果が、従来のJ acobらの文献に示されろ結果と
異なるのは、従来においては引上時の温度勾配を充分低
減しなかったためと考えられる。この点を証明するため
に、引上時の温度勾配を変えて実験を行ったところ、温
度勾配を90〜b により転1ヶ密度か10.000〜25.000/ c
m’と増大し、Pトープの効果が見られなくなることが
判った。
そして、実験を重ねた結果Pトープの効果を良好にする
ためには、温度勾配を80℃/cm以下、好ましくは5
0℃/cm以下に設定することが必要であることが判っ
た。
ためには、温度勾配を80℃/cm以下、好ましくは5
0℃/cm以下に設定することが必要であることが判っ
た。
さらに、Pドープの量についての適性値を調べろために
実験したところ、Pドープ量が4X10”/am’以下
だとドーピングによる転位密度の低減効果は失われ、ま
た、3X1020/am3以上だと成長結晶の多結晶化
の傾向が顕著となる問題が生じた。したがって、適性な
Pドープの9は、(4〜30)×1019/ cm3で
あることが認められた。
実験したところ、Pドープ量が4X10”/am’以下
だとドーピングによる転位密度の低減効果は失われ、ま
た、3X1020/am3以上だと成長結晶の多結晶化
の傾向が顕著となる問題が生じた。したがって、適性な
Pドープの9は、(4〜30)×1019/ cm3で
あることが認められた。
(第2の実施例)
さて、上述した実施例はPtP独トープの場合の実施例
であったが、他のドーパントとの複合ドープの場合にも
、転位低減効果か顕音に現れることが実験により明らか
にされた。以下に、I、 DおよびL ED用の単結晶
基板に用いられるn型およびn型導電性GaAs単結晶
を製造する場合を例にとって説明する。なお、この実施
例においてら、」―記第1の実施例と同様に図に示す引
ト装置ρを用いている。
であったが、他のドーパントとの複合ドープの場合にも
、転位低減効果か顕音に現れることが実験により明らか
にされた。以下に、I、 DおよびL ED用の単結晶
基板に用いられるn型およびn型導電性GaAs単結晶
を製造する場合を例にとって説明する。なお、この実施
例においてら、」―記第1の実施例と同様に図に示す引
ト装置ρを用いている。
(イ)n型導電性GaAs単結晶を製造セる場合。
まず、複合させるドーパントとしてSiを選び、PaS
iの複合ドーピングの効果を条件を変えつつ実験した結
果、低転位密度化に効果のあるドーピング設定としては
、第2表に示す例が見出だされた。
iの複合ドーピングの効果を条件を変えつつ実験した結
果、低転位密度化に効果のあるドーピング設定としては
、第2表に示す例が見出だされた。
第2表
また、低転位密度化に適した引」二条性は、固液界面近
傍温度勾配35〜80°C/am、結晶用に速度3〜8
mm/hであった。そして、上記条件で単結晶を製造し
たところ、フロント部のPの濃度はlX I O20/
Cm 3、Slの濃度は1XIO”/cm’となった
。
傍温度勾配35〜80°C/am、結晶用に速度3〜8
mm/hであった。そして、上記条件で単結晶を製造し
たところ、フロント部のPの濃度はlX I O20/
Cm 3、Slの濃度は1XIO”/cm’となった
。
また、得られた直径55mmの単結晶のフロントおよび
バック部からウェハを切り出し、KO[(エツチング(
450℃/30m1n)を行った後に転位密度を測定し
た結果、平均値はそれぞれ850/cm”、750/a
m’であっ/二。一方、Pドープがない場合には、それ
ぞれ1550/c+I’、13clO/am”であり、
このことから、複合ドーピングにおいてもPドープの転
位密度低減効果が確認される。
バック部からウェハを切り出し、KO[(エツチング(
450℃/30m1n)を行った後に転位密度を測定し
た結果、平均値はそれぞれ850/cm”、750/a
m’であっ/二。一方、Pドープがない場合には、それ
ぞれ1550/c+I’、13clO/am”であり、
このことから、複合ドーピングにおいてもPドープの転
位密度低減効果が確認される。
(o)p型導電性GaAs単結晶を製造する場合。
複合させるドーパントとしてZnを選び、岨々の条件を
変えて実験をした結果、低転(ケ密度化に効果のあるド
ーピング設定は第3表の通りであり)こ。
変えて実験をした結果、低転(ケ密度化に効果のあるド
ーピング設定は第3表の通りであり)こ。
第3表
界面温度勾配30〜700C/ cm、引上速度2〜9
mm/hであった。そして、上述した条件によって単結
晶を製造した結果、結晶のフロント部分のZ、 n濃度
はGに1019/cI113、Pa度は2.5XlO”
/ cm”となった。
mm/hであった。そして、上述した条件によって単結
晶を製造した結果、結晶のフロント部分のZ、 n濃度
はGに1019/cI113、Pa度は2.5XlO”
/ cm”となった。
また、得られた直径2インチの単結晶における転位密度
はフロントおよびバック部において、それぞれ1950
/cm’、+830/am’であった。一方、Pドープ
がない場合においては、同一の製造条件でムフロントお
よびバックにおいて各々15,000/cm’および1
7,500/am”という比較的大きな値を示し、Pド
ープの仔効性が確認された。
はフロントおよびバック部において、それぞれ1950
/cm’、+830/am’であった。一方、Pドープ
がない場合においては、同一の製造条件でムフロントお
よびバックにおいて各々15,000/cm’および1
7,500/am”という比較的大きな値を示し、Pド
ープの仔効性が確認された。
なお、上記第2の実施例においては、PとZnあるいは
I)とSiのN合ドープについて、As雰囲気引上法を
用いる場合を例にとって説明したが、低温度勾配下で成
長結晶表面からのAsの飛散防止対策かとられていれば
、As雰囲気引上法によらず通常のLEC法によっても
同様の転位密度低減効果を得ることができる。例えば、
GaAs融液−にの溶融B、03の厚さを増加させ、単
結晶引上時の温度勾配を80℃/am以下に下げられる
ようにホブトゾーンの保温構造の適正化(ヒータ構造の
適正化、保温用ヒータキャップの設置、熱シールド構造
の設置等)が図られていれば、As雰囲気引上法によっ
て達成されるレベルに近い低転位密度を充分得ろことが
できる。このように、上記実施例にJ:れば、低温度勾
配下での単結晶成長という条件が満たされていれば、P
とSiあるいは1)とZnの反合トープによる転位密度
低減効果は、As雰囲気引上法、As雰囲気L E C
法あるいは通常のL E C法のいずれであってム達口
・られることが確認された。
I)とSiのN合ドープについて、As雰囲気引上法を
用いる場合を例にとって説明したが、低温度勾配下で成
長結晶表面からのAsの飛散防止対策かとられていれば
、As雰囲気引上法によらず通常のLEC法によっても
同様の転位密度低減効果を得ることができる。例えば、
GaAs融液−にの溶融B、03の厚さを増加させ、単
結晶引上時の温度勾配を80℃/am以下に下げられる
ようにホブトゾーンの保温構造の適正化(ヒータ構造の
適正化、保温用ヒータキャップの設置、熱シールド構造
の設置等)が図られていれば、As雰囲気引上法によっ
て達成されるレベルに近い低転位密度を充分得ろことが
できる。このように、上記実施例にJ:れば、低温度勾
配下での単結晶成長という条件が満たされていれば、P
とSiあるいは1)とZnの反合トープによる転位密度
低減効果は、As雰囲気引上法、As雰囲気L E C
法あるいは通常のL E C法のいずれであってム達口
・られることが確認された。
また、上記実施例においては、Pに複合させる他のドー
パントとして、SiとZnとを例にとったが、これらは
谷々n型導電性拮晶活仮およびp型導電性結晶基板の代
表的例として採用した一例である。したがって、n型の
場合はS、Se、Tcなどとの複合を行ってもよく、ま
た、p型の場合はMg。
パントとして、SiとZnとを例にとったが、これらは
谷々n型導電性拮晶活仮およびp型導電性結晶基板の代
表的例として採用した一例である。したがって、n型の
場合はS、Se、Tcなどとの複合を行ってもよく、ま
た、p型の場合はMg。
Cdなどとの複合を行ってもよい。これらの場合につい
て乙、」−2実施例の場合と同様の効果が得られること
は言うまでらない。
て乙、」−2実施例の場合と同様の効果が得られること
は言うまでらない。
「発明の効果」
以」二説明したように、この発明によれば、チョクラル
スキー法によろG a A s単結晶の製造方法におい
て、Pの濃度が(4〜30)XI(l19/ Cm3と
なるようにドープするとともに、固液界面の結晶引上軸
方向の温度勾配が80℃/ cm以下で、結晶成長速度
が3〜10mm/hとなるように引き上げるようにした
ので、チョクラルスキー法を用いて低転位密度のGaA
s単結晶を製造することができる。したがって、低転位
密度でしから大口径の円形単結晶を製造することができ
る(り点が得られる。
スキー法によろG a A s単結晶の製造方法におい
て、Pの濃度が(4〜30)XI(l19/ Cm3と
なるようにドープするとともに、固液界面の結晶引上軸
方向の温度勾配が80℃/ cm以下で、結晶成長速度
が3〜10mm/hとなるように引き上げるようにした
ので、チョクラルスキー法を用いて低転位密度のGaA
s単結晶を製造することができる。したがって、低転位
密度でしから大口径の円形単結晶を製造することができ
る(り点が得られる。
図はこの発明の第1、第2の実施例(こむし\てJTI
いたAs雰囲気引上装置の溝成を示す概略構成図である
。
いたAs雰囲気引上装置の溝成を示す概略構成図である
。
Claims (2)
- (1)チョクラルスキー法によるGaAs単結晶の製造
方法において、Pの濃度が (4〜30)×10^1^9/cm^3 となるようにドープするとともに、固液界面の結晶引上
軸方向の温度勾配が 80℃/cm 以下で、結晶成長速度が 3mm/h〜10mm/h となるように引き上げることを特徴とする低転位密度G
aAs単結晶の製造方法。 - (2)前記Pに複合させるドーパントとして、Siまた
はZnを選択し、Siの場合には 4×10^1^7/cm〜20×−10^1^7/cm
^3の密度となるように、Znの場合には (2〜10)×10^1^9/cm^3 の密度となるようにドープすることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の低転位密度GaAs単結晶の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26462785A JPS62123095A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 低転位密度GaAs単結晶の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26462785A JPS62123095A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 低転位密度GaAs単結晶の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62123095A true JPS62123095A (ja) | 1987-06-04 |
Family
ID=17405964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26462785A Pending JPS62123095A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 低転位密度GaAs単結晶の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62123095A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH01188495A (ja) * | 1988-01-19 | 1989-07-27 | Nippon Mining Co Ltd | 化合物半導体単結晶の製造方法 |
JPH01290587A (ja) * | 1988-05-16 | 1989-11-22 | Nippon Mining Co Ltd | 化合物半導体単結晶の製造方法 |
JPH03295889A (ja) * | 1990-04-10 | 1991-12-26 | Showa Denko Kk | 半導体単結晶およびその製造方法 |
US5186784A (en) * | 1989-06-20 | 1993-02-16 | Texas Instruments Incorporated | Process for improved doping of semiconductor crystals |
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JPS59131598A (ja) * | 1983-01-18 | 1984-07-28 | Sumitomo Electric Ind Ltd | GaAs単結晶の製造方法 |
JPS60137900A (ja) * | 1983-12-24 | 1985-07-22 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 砒化ガリウム単結晶の製造方法 |
-
1985
- 1985-11-25 JP JP26462785A patent/JPS62123095A/ja active Pending
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