JPS62123025A - 鉄化合物含有粉体組成物の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は２１ｉｔｌｉの鉄化合物を主成分とする粉体組
成物の製造方法に関し、更に詳しくは、２価の鉄化合物
と（Ａ）エリソルビン酸化合１ｘ、（Ｂ）オキシカルボ
ン酸化合物及び（Ｃ）オキンカルゴンｆＶ？化合物から
選択された少なくとも一種の化合物とを含有し之水溶液
を乾１−療・粉末化する鉄化合物宮有附体組成物のμｓ
遣方法に関する。

（従来の技術） ＠Ｎｉ！第一鉄や塩化第−袂などの２価の鉄化合物は、
脱臭剤、鉄黒、媒染剤、凍原処理剤、医薬。

水処理剤、製茶、ペンがう、酸素吸収剤等の種々の用途
の原料として利用されている。しかし、これらの結晶粉
末は空気中の酸素により酸化されやすく、その之め短期
間のうちに３１［ｌＩｉの、鉄化合物に変化し、着色を
生ずるという１；■・“９点がありｔｏこの間Ｖα点を
解決するｔめ、靜近、２６ｆｆｉの鉄化合物とＬ−アス
コルビン峙とを含有する水溶ｆＬを乾燥粉末化しｉｍ成
物（＃開昭６０−１４２８５６号）が提案されている。

しかし、この方法では使用する安定化剤が高価なし一ア
スコルビン嘴に限定さｎ命のに加えて安定効果が未だ充
分でないという欠点を有する。

（発明が解決しようとする問題点） そこで本発明者らは従来技術に見られるこれらの欠点を
解決すべく鋭意検討を重ねた結果、（Ａ）エリソルビン
酸化合物、（Ｂ）オキシカルボン酸化合物及び（Ｃ）オ
キシカルボン酸化合物かＣ）選ばれる少なくとも一種の
成分を配合することにより、２１曲の鉄化合物を空気中
でも長期安定化せしめることが可能なことを見出し、本
発明を完成するに至った。

（１！Ｊ１題点を解決するための手段）かくして本発明
によれば、２１’ａｉの鉄化合物と安定化剤として（Ａ
）エリソルビン酸化合物、（ＢＪオキシカルどン峙化合
物及び（Ｃ）オキンカルメン酸化合物から選択された少
なくとも一種の化合物とを含有する水溶液を調型し、こ
れを乾燥し粉末化することを特徴とする鉄化合物含有粉
体組成物の製造方法が提倶される。

本発明で用いられる２！ｌｌｌ１の鉄化合物の具体例と
しては、硫峻第−鉄、塩化第一鉄、硝酸第−鉄。

臭化第一鉄などの無機塩やリンゴ酸第−鉄、フマル酸第
−秩などの有機塩等が挙げられるが、コストや入手の容
易性から硫酸第一鉄が最も好んで使用される。かかる鉄
化合物水溶液の濃度は溶解可能な範囲内で適宜選択する
ことができる。

一方、本発明における安定化剤は上記（Ａ）　、　（Ｂ
）及び（Ｃ）の各群から選択されるものである。（Ａ）
のエリソルビン酸化合物は食品などの酸化防止剤とじて
公知のものであるが、エリソルビン酸化合物が非常に酸
化され易い２価の鉄化合物の安定化剤として顕著な効果
を示すことは本発明者らによって初めて見い出されたこ
とである（％願昭５９−２６３４８２号）。これらの化
合物は酸の形で使用してもよいが、ナトリウム塩、カリ
ウム塩などのごとき水溶性の塩の形で用することもでき
る。

（Ｂ）のオキシカルボン酸化合物は分子中に水酸基とカ
ルボキシル基をそれぞれ１つ以上含有するオキシカルボ
ン酸またはその水１ｇ性塩であり、その具体例として１
例えば乳酸、ヒドロキシ酢ｒ俊、ヒドロキシ酪酸、リン
ゴ酸、酒石酸、グリセリ７１票。

クエン酸、α−メチルリンゴ酸、β−ヒドロキシグルタ
ル酸、デンキサル酸、酒石酸モノエチル。

クエン酸モノエチル、グルコ／酸、ガラフタル酸、グル
クロン酸、ケトグルコン酸、サリチル嘴、ｐ−ヒＴｐ”
ａキシ安息香酸、２，４−ノヒドロキシ安息香酸、没食
子酸、ヒドロキシフタル酸ねどのごとき脂肪族または芳
香族化合物、これらのす）　ＩＪウム塩、カリ９ム塩、
アンモニウム塩などのごとき水溶性塩が例示される。な
かでも脂肪族化合物が賞月される。

まｅ　（ｃ）のオキシカルボン酸化合物は分子中にアル
デヒド基またはケト基とカルボキシル基を−すれ（’？
’Ｌ１つ以上含有するオキシカルボン酸ま念はその水溶
性塩であり、その具体例として、例えばグリオキシル酸
、マロンアルデヒド酸、スクシンアルデヒド酸、ピルビ
ン・冑、２−ケト酪酸、４−アセチル酪啼、２−ケトグ
ルタル酸、４−ケト−ｎ吉草酸、アセト酢酸、オキンマ
ロン酸、オキサロ酢酸、アセトンゾカルデンｒｖ１．な
どのごとき化合物、これらのナトリウム塩、カリ９ム塩
、アンモニウム塩などのごとき水溶性塩が例示される。

これらの（Ａ）　、　（Ｂ）及び（Ｃ）の各成分は適宜
併用することができる。

本発明における安定化剤の添加Ｊ／＃は目的物の要求性
能に応じて適宜選択しつるが１通常は２価の鉄化合物中
の鉄分に対し０．５重量％以上であり、好ましくは０．
５〜２０重景係、さらに好ましくは１〜１０重量係の範
囲である。使用量が過度に少なり場合には安定化効果が
不充分であり、逆に過度に多い場合には経済性に劣るよ
うになる。

本発明における鉄化合物含有粉体組成物は、２価の鉄化
合物を含む水溶液に上記安定化剤を適宜混合し得た水溶
液を常法に従って、適宜、乾葉するととＫよりて得るこ
とができる。例えば１５０℃以下、好ましくは１００℃
以下の温度で４を鐸乾桑する方法や減圧乾燥する方法な
どが例示される。乾燥温度が過度に高くなると、安定化
剤の分解が生じたり、鉄化合物の結晶水の脱離が発生し
、生産性や経済性の面で支障をきたすことがある。

本発明の粉体組成物は、粉体として保存が可能なばかり
ではなく、他の化合物と混合、混練することができる。

まな、粉体を水にｇｇ解し水溶液としても使用すること
ができる。

（発明の効果） かくして本発明によれば、アスコルビン嘴を用いる公知
技術に比較して２価の鉄化合物の安定性を向上°させる
ことができる。この安定化された鉄化合物の粉末を穐々
の担持体に含浸させｔものは、脱臭剤、水処理剤、媒染
剤、医薬、顔料、防カビ防（■剤、酸素処理剤などの原
料として巾広い用途に利用できる。

（実施例） 以下だ実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
。なお、実施例及び比較例中の部及び係はとくに断りの
ないかぎり重量基準である。

実施例−１ ｉ　Ｃ浚ＥＩ−鉄（ＦｅＳ０４−７Ｈ２０）　２７５　
、Ｆを窒素置換した蒸留水に溶解し１０００ｍ／Ｉｃ調
製した後、第１表に示す各種安定化剤を５１　（Ｆｅ分
罠対し９壬）添加溶解し２１ｉｆ［ｉの鉄化合物と安定
化剤を含有する水溶液を得た。この水溶液を噴霧乾燥機
（ヤマト科学（株）製ＧＡ　−３１型）を用いて下記の
条件で噴霧乾燥し、粉体組成物を得た。

乾燥条件： 試料送液＠　　　　３５　ｒｎｌ／　ｍｉ　ｎ乾葉空気
流量　　０．６　ｍｓ／ｍｌｎ入口温度　　　　１２０
℃ 各種安定化剤含有の粉体組成物１０．９をガラス製シャ
ーレに取り８０℃熱Ｉｔオープン中ば１．５時間放置し
外観の変化を観察した。さらにこれらを取り出し４０チ
水溶液に調整し各水ｍ液ｘｏｏｍｔを１００ｍ／ビーカ
ーに入れ、ガラス扱をのせて、１．５時間放置し、水溶
液の沈澱の生成状況を観察した。結果を第１表に示す。

比較例のため安定化剤を使用しない場合及び安定化剤と
してレーアスコルビン酸を使用した場仔につｂても同様
にして実験を行った。結果を併せて第１表に示す。

第　　　１　　　表 本発明品は対照例に比べ安定性に優れていることがわか
る。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、２価の鉄化合物と安定化剤として（Ａ）エリソルビ
   ン酸化合物、（Ｂ）オキシカルボン酸化合物及び（Ｃ）
   オキソカルボン酸化合物から選択された少なくとも一種
   の化合物とを含有する水溶液を調製し、これを乾燥粉末
   化することを特徴とする鉄化合物含有粉体組成物の製造
   方法。