JPS62122986A - 主機と従機の同期制御方法 - Google Patents

主機と従機の同期制御方法

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JPS62122986A
JPS62122986A JP25507285A JP25507285A JPS62122986A JP S62122986 A JPS62122986 A JP S62122986A JP 25507285 A JP25507285 A JP 25507285A JP 25507285 A JP25507285 A JP 25507285A JP S62122986 A JPS62122986 A JP S62122986A
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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は主機と従機の同期制御装置に関するもので、例
えば充填装置、キャッパ及びこの間をつなぐスクリュコ
ンベアの同期制御方法に関する。
[従来の技術] 従来、この種、主機と従機の同期駆動機構として、例え
ば特開昭59−209596号公報(主機と従機の同期
運転方法)がある。この装置の構成を第4図に示す。
第4図においで、1は主機としての回転式充填′   
装置、2は従機としての回転式キャッパで、3は充填製
M1とキャッパ2との間に配設されたタイミングスクリ
ュウ3である。このタイミングスクリュウ3は充填装置
1と機械的に連動されて、又はキャッパ2と機械的に連
動されて作動されるものである。
充填装置1に供給された空の容器内には充填液等の充填
物が充填され、充填物の充填された容器はタイミングス
クリュウ3を介して充填装置1と同期状態を保って作動
されているキャッパ2内に導入され、このキャッパ2で
キャッピングされた後、キャッパ2から排出される。
上記充填装置1とキャッパ2とは第1モータ4と第2モ
ータ5とによってそれぞれ独立して回転駆動できるよう
にしている。この第1モータ4には第10−タリーエン
コーダ6を取付であり、このロータリーエンコーダ6か
ら第1モータ4の回転に伴なって発生されるステップパ
ルスを第1カウンタ7にカウントさせる。
また第1モータ4が1回転した際にはロータリーエンコ
ーダ6からゼロポイントパルスを出力させて、そのゼロ
ポイントパルスの入力を一条件として上記第1カウンタ
7をリセットさせることができるようにしている。
また上記充填装置1には第1検出器8を設け、この第1
検出器8で充填装置1の一動作が終了したことを検出で
きるようにしている。ここにおける−動作とは、充填装
置1が例えば20本の充填ノズル〈図示せず)を有する
と仮定した場合には、充填装置1が1/20だけ回転し
たこと、つまり1本の容器を充@装置1内に導入若しく
は排出して1本の容器に対する処理が終了したことを意
味しており、そのような検出は、例えば、充填装置1の
図示しない各充填ノズルが上記第1検出器8の前方を通
過したことをその第1検出器8で検出させることによっ
て行なうことができる。
上記第1検出器8が検出したタイミング信号は上述の第
1モータ4が1回転した際のせ0ポイントパルスととも
に第1アンドゲート9に入力される。この第1アンドゲ
ート9はゼロポイントパルス信号の入力をラッチするよ
うになっており、ゼロポイントパルス信号をラッチした
状態で上記第1検出器8からのタイミング信号を入力し
た瞬間に上記第1カウンタ7をリセットするようになっ
ている。この際、ゼロポイントパルス信号は第1検出器
8の検出信号の検出回数に対して複数回発生するように
、つまり上記充填装置1が1/20だけ回転する間に第
1モータ4が複数回回転するように設定している。
第2モータ5側には上記と同様に第20−タリーエンコ
ーダ10、第2カウンタ11を設けてあり、さらにキャ
ッパ2の一動作を検出する第2検出器12、並びに第2
アンドゲート13を設けている点も同様である。
上記各カウンタ7.11のカウント値は制御0装置15
に入力され、その演算結果に基づいてインターフェース
16および17を介して上記第1モータ4と第2モータ
5の運転速度を制御させて、主機としての充填製@1の
作動に同期して従□とじてのキャッパ2を運転させるこ
とができるようにしている。
以上の構成において、制tia装置15に運転開始指令
を入力すると、この制御Il装置15はインターフェー
ス16を介し第1モータ4を起動させて充填装置1の運
転を開始させるとともに、インターフェース17を介し
てキャッパ2の第2モータ5をその第1モータ4の運転
速度に比例した速度で運転させる(第1モード)。この
運転開始直後においては充填装置1とキャッパ2との相
互の回転角度位置つまり位相の同期状態が不明であるの
で、制御装置15は第1モータ4を予め定められた所定
の低速度で、運転速度は同期した状態で運転させるよう
になる。
この間、各カウンタ7.11は各ロータリーエンコーダ
6.10からのステップパルスを入力してカウントを計
数しており、各アンドゲート9゜13は各ロータリーエ
ンコーダ6.10からのゼロポイントパルスをラッチし
た状態で各検出器8゜12からの検出信号を受けると各
カウンタ7゜11をリセットする。最も単純には、各カ
ウンタ7.11が同時にリセットされることによって上
記充填装置1とキャッパ2との同期がとれているとする
ときで、この場合には、カウンタ7がリセットされたと
同時にカウンタ11がリセットされないときには充填装
置1とキャッパ2との位相の同期がとれていないことと
なるので、上記制御袋[15はその同期のずれ最に応じ
てキャッパ2の第2モータ5の運転速度を制御する。
このように、上記カウンタ7.11がそれぞれ最初にリ
セットされることによって速度だけ同期していた第1モ
ードから位相を同期させるように作動する第2モードへ
と移行する。この第2モードでは、制御装置15には各
カウンタ7.11がリセットされる直前の最大カウント
値、つまり充填装置1とキャッパ2との各−動作に対応
したカウント値が予め記憶されているので、制御装置1
5は現在の充填装置1のカウント値を基準としてそれに
対応したキャッパ2のカウント値を演算し、その演算さ
れたカウント値と現在のキャッパ2のカウント値との間
に差があるときは、充填製@1とキャッパ2どの位相が
ずれていると判断する。
演算されたカウント値と現在のキャッパ2のカウント値
との間に差があるときは、制御装置15は、そのカウン
ト値の差と、現在の充填製@1のカウント値と最大力ラ
ドン値との差との比から、均等に第2モータの運転速度
を増大又は減少させて、充填装置1のカウント値が最大
カウント値となったPR間にキャッパ2のカウント値が
最大カウント値となるような補正値を算出し、この補正
値に基づいて上記インターフェース17を介してキャッ
パ2の第2モータ5を制御する。
このような制御は充填装置1のカウンタ7がリセットさ
れてから再びリセットされるまでの間に複数回操返して
行なわれる。そして、充填装置1のカウンタ7がリセッ
トされた瞬間にキャッパ2のカウンタ11がリセットさ
れなかったときには、制御装置15はカウンタ7がリセ
ットされた時とカウンタ11がリセットされた時との間
のカウンタ11側のカウント値を誤差として記憶し、こ
の誤差をカウンタ11側の最大カウント値に算入して、
充填装置1のカウント値が最大カウント値となった瞬間
にキャッパ2のカウント値が最大カウント値となるよう
な修正を行なう。そしてこれによって、再び上述した補
正の制御が行なわれる。
このような制御によって充填装置1とキャッパ2との同
期状態が所要の許容範囲となると、制御装置15はイン
ターフェース16を介して第1モータ4の運転速度を増
大させるとともに、上記同期状態の監視を継続しつつイ
ンターフェース17を介して第2モータ5の運転速度も
増大させる。
そして第1モータ4の運転速度が所定の高速運転速度と
なったら第1モータ4の運転速度の増大を停止させてそ
の正規の高速運転状態を維持させるようにし、かつ上記
同期状態の監視により充填製W1に完全に同期させてキ
ャッパ2を運転させる(第3モード)。
上記通常の運転状態である第3モードで運転中に、制御
O装置15に運転停止指令が与えられると、制′a装@
3は第2モードに移行して第1モータ4を減速させると
ともにこれに追従して第2モータ5を減速させ、最終的
に両モータ4,5を停止させる。
[発明が解決しようとする問題点コ しかしながら上記した従来の装置に於ける同期制御手段
には以下のような問題がある。
[I]即ち、上記した従来の同期方法に於いては、運転
開始時に、検出器8,12によりカウンタ7゜11をリ
セットしなければ、カウンタ7.11より正しい出力が
得られないため、主機と従機の位相関係が判らず、従っ
て、低速度にて同期状態となるまで運転(第1モード)
しなければならない。
このため、以下のような問題点がある。
(1)位相が合う迄の間、位相がずれているため、破壜
が起らない様にするため、機械から壜を取り去り運転を
開始しなければならない。運転途中で停止した場合など
では停止時間の増大などの不具合いがある。
(2)  ビールなど炭酸ガスの含有量がその味を支配
する飲物にあっては、充填侵の王冠などのキャップをす
る迄の間に炭酸ガスが一部抜けるため、短時間にキャッ
プをすることが品質を安定にするための必須条件である
(3)第1モードに於いては、位相が合っていない状態
から、同期状態に移行するため、息激な加速や減速が行
なわれ、駆動系に大きいショックが加わり、寿命を短く
するだけでなく、口の大きい容器にあっては、ショック
による液こぼれの原因ともなる。
[I[E加減速状態(第2モード)では速度の同調はせ
ず、位相の制御だけを行なっている。主機と従機の速度
差を積分したものが位相であり、この位相に比例した速
度指令がインターフェース17に与えられるため、位相
が零では従機の速度は零となり、しかも加速時には位相
の補正により従機の速度の補正をも含めて行なわなくて
はならないため、更に位相が大きくなる。この様に位相
は運転速度が速くなると大きく、又、加速時には位相が
大きくなるため、加速を早くしたり、又、高速運転が不
可能となる。
[nI]高速運転(第3モード)では上記[IIF項に
示した理由により位相が大きくなる。
[問題点を解決するための手段及び作用]本発明に於い
ては、上記第4図に示す、ロータリエンコーダ、カウン
タ、検出器、アンドゲート等の構成要素に代え、絶対値
エンコーダを用いた構成としたもので、第1モードでは
主機を停止した状態で、従機を低速で位相が零となる迄
駆動し、第2モード、第3モードに於いては、生別の運
転速度に比例した速度演算結果と、2個の絶対値エンコ
ーダの出力から得られた位相制御演算結果と、n個の位
相の平均値を取り、これに比例した速度演算を行ない、
この3者の和を従機の速度指令として与えるようにした
ものある。
[実施例〕 工、構成 第1図は本発明による一実施例(実施例1)の構成を示
すブロック図である。
第1図に於いて、21は主機として作用する回転式充填
装置である。22Aは充填装置21に決められたピッチ
で容器を送り込む、入口側スターホイールであり、容器
は矢印方向に供給される。
22Bは充填装置21から充填完了した容器を取り出し
、タイミングスクリュウ23に受は渡す出口側スターホ
イールである。
上記した充填13Pt21、入口側スターホイール22
A、出口側スターホイール22Bは出力軸27により同
期して駆動される。
23は入口側スターホイール25へ容器を移送すると共
に、これに容器を供給するスクリュであり、出力軸28
により駆動され、1回転で1ピッチ分移送される。
24は従機として作用する回転式キャッパである。25
Aはキャッパ24に決められたピッチで容器を送り込む
、入口側スターホイールであり、25Bは、キャッパ2
4で蓋をされた容器を取り出し、矢印方向に排出する出
口側スターホイールである。26は出力軸27.28を
有する減速園構であり、可変速電動機29により駆動さ
れる。
27及び28は出力軸であり、出力軸27が1回転した
時、出力軸28がスターホイール22A。
22Bの歯数分だけ回転する関係にある。29は第1の
可変速電動機である。
30は制m+装置43によって行なわれた各種演算結果
に基づいて可変速電動機29の速度制御を行なうインタ
ーフェースである。31は出力軸28により駆動される
絶対値エンコーダであり、容器が送られる方向に回転し
て出力データが増加し、1回転で零から最下値まで変化
する。32は絶対値エンコーダ31の出力を制御装置4
3に与えるインターフェースである。36は出力軸37
゜38を有する減速線溝であり、可変速電動ta39に
より駆動される。37及び38は出力軸であり、出力軸
37が1回転したとき、出力軸38がスターホイール2
5A、25Bの歯数弁だけ回転する関係にある。39は
第2の可変速電動機である。
40は制御装置43によって行なわれた各種演算結果に
基づいて可変速電動機39の速度制御を行なうインター
フ9エースである。41は出力軸38により駆動される
絶対値エンコーダであり、容器が送られる方向に回転し
て出力データが増加し、1回転で零から最大値まで変化
する。42は絶対値エンコーダ41の出力を制御装置4
3に与えるインターフェースである。
43はインターフェース32.42.44から取り込ん
だデータを演算し、その結果をインターフェース30.
40.48へ出力するマイクロコンピュータ等から成る
制御装置である。
44は押釦スイッチ45,46.47の信号を制御装置
143へ伝えるインターフェースである。
45は第1モード(位相合せ制御)に入るための入力を
する押釦スイッチである。46は第1モード完了後、第
2モード、第3モードへ入るための入力をする押釦スイ
ッチであり、本システムの同期運転押釦スイッチである
。47は本システムの停止押釦スイッチである。
48は制御袋@43の出力を受けて、表示灯49.50
の点灯、消灯を行なうインターフェースである。49は
第1モード実行中を示す表示灯であり、第1モード完了
後に消灯する。50は位相が許容値を越えた場合、同期
異常として点灯する表示灯である。
■1作用 以下、実施例について、その作用を説明する。
第1図で容器は矢印方向に入口側スターホイール22A
に供給され、充9ft装[21,出口側スターホイール
22B、スクリュ23と通過する間は可変速電動112
9から与えられる駆動力により減速機構26、出力軸2
7.28を介して駆動される。更に入口側スターホイー
ル25A、キャッパ24、出口側スターホイール25B
を経由して矢印方向に排出されるが、この間は可変速度
電動機39から与えられる駆動力により減速機構36、
出力軸37を介して駆動される。前者(可変速電動ll
!129を駆動源とした機ell)は主機、後者(可変
速電動機39を駆動源とした機構)は従機として作動す
る。
主機に属するスクリュ23、従機に属するスターホイー
ル25Aの噛合部に於いては各々の谷で容器を抱える形
となるため、これら両者の位相速度及び位相が合う様に
制御されなければならない。
このため、出力軸28.38に絶対値エンコーダ31.
41を結合し、停止状態及び運転状態に於ける時々刻々
のスクリュ23.入口側スターホイール25Aの位置デ
ータは、インターフェース32.42を介して制御装置
43に与えられる。
押釦スイッチ45.46.47より与えられる運転条件
データもインターフェース44を介して制御装置43へ
与えられる。これらデータを制御装置43で演算し、イ
ンターフェース30には時々朗々の速度指令を与えると
共に、インターフェース48を介して運転状態を示す表
示灯49.50を制御する。
主機と従機の位相を合わせる制御を行なう第1モード、
主機の増減速に追従して、位相及び速度を合わせながら
従機を増減速する制御を行なう第2モード、主機が増減
速を完了し、一定速度を維持する第3モードの3モード
により運転される。
第1モードは、位相完了時や何らかの原因で位相が許容
値を越えている場合に、同期異常として表示灯50を点
灯し、オペレータに本モード、の運転を促す。これによ
りオペレータは押釦スイッチ45を押すことにより本モ
ードの運転を行なう。
ここで第2図を参照して上記本モードにつき詳述する。
主機用エンコーダ31は容器を送る方向に回転して、デ
ータとして左から右へ移動する鋸歯状波を発生する。従
機用エンコーダ41についても同様であり、各エンコー
ダ31.41の出力はインターフェース32.42を介
して停止中、運転中に拘らず制御装置43に入力される
。主機、従機共に停止していて、位相の許容範囲をεと
想定し、この時のエンコーダ31の出力はA点で、デー
タはpmであるとする。又、エンコーダ41は二点鎖線
で示す出力のB点で、データはPSであるとする。制御
装置!43は設定器(図示せず)より設定された許容値
εとの闇に次の関係式(■式)が成立するかを演算する
lPn+−Psl≦ε       ・・・00式が成
立する場合は、位相が許容範囲に入っているとして、押
釦スイッチ46の入力を待って第2モードへ移行する。
■式が成立しない場合は、位相が許容範囲に入っていな
いとして、インターフェース48を介して同期異常を示
す表示灯5oを点灯する。
ここで、押釦スイッチ45を押し、インターフェース4
4を介し、制御装置43に位相合わせ信号を入力すると
、制御装置43はインターフェース30に零の速度指令
を与え、■式が成立するまでインターフェース40には
低速の速度指令を与え、インターフェース48には第1
モードであることを示す表示灯49を点灯する指令を与
える。
これにより、主機は停止したままで、従機は低速にて゛
、(Pa −Ps )が−εと−1806の間にある場
合、即ち、−ε< (Pa −Ps ) <−180を
満足する場合は、容器を送り出す方向に、又、(Pi 
−Ps )がεと180°の間にある場合は、即ちε<
 (pn+ −Ps )≦180°を満足する場合は容
器を戻す方向に駆動され、第1モードを示す表示灯49
は点灯した状態となる。■式が成立すると、即ち、位相
が許容値ε以内になったことにより、従機は停止し、表
示灯4つは消灯する。
第2図で2点鎖線で示すエンコーダ41の出力は、前者
の場合は→印方向に、又、後者の場合はφ方向に移動し
、■式が成立する状態、即ち実線で示す状態まで移動し
、位相合わせ制御が完了する。
■式が成立した状態で押釦スイッチ46が押されたとき
、第2モードになり、■式で示す速度指令NMを逐次イ
ンターフェース30を介して主機速度指令として与える
NM”NMO+ατ       ・・・■α:加速度
(加速時は正、減速時は負)τ:第2モードに入ってか
らの経過時間Nyo:第2モードになる直前の速度で、
停止しているときは零。
第3図で示す様に、C,D、E、Fとt秒間隔で主機用
エンコーダ31の出力PIIlと、従機用エンコーダ4
1の出力PSを夫々インターフェース32.42を介し
て制御装置43が読み込む。制御装置43では従機の速
度演算Nss、位相補正演算ΔN p s 、速度補正
演算ΔNS5を実施し、その和を速度指令Nsとしてイ
ンターフェース30に出力する(Ns−Ngs+ΔNφ
S+ΔN5s)。
速度演算Nssは■式によって与えられる。
RM:主機の電動機29からエンコーダ31迄の減速比 Rs:従機の電動機39からエンコーダ41迄の減速比 又、位相補正演算ΔNφSは0式によって与えられる。
数 Kp:位相補正歩を調整する係数で設定器(図示せず)
から入力される。
速度補正演算ΔNssは■式によって与えられる。C点
での位相はKi  (Pm −Ps )で表わされ、こ
れをΔφ1と置くと■−1式で表される。
Δφ1−Ki  (Pm −Ps )   ・・・■−
1同様にD点、では位相Δφ2は■−2式で表わされる
△φ2  =Ki  (Pm  −Ps  )    
−■−2同様にn番目の位相Δφnは■−n式で表わさ
れる。
Δφn −Ki  (Pm −Ps )   −■−n
nt秒経過後秒経過調速度は0式で与えられる。
K1 :速度補正量を調整する係数で設定器(図示せず
)から入力される。
速度演算Nssは主機と従機が同速で運転されるよう電
DIf129の速度に合わせ電動機39に速度指令Ns
を与える。この様に従機に速度指令N5を与えても、次
の原因で速度のずれを生じ、これが積分されて位相ずれ
となって現われる。
(1)主機が■式で示す様に直線的に加速し、従機はこ
れに追従するが位相のオフセットが生ずる。
(2)  インターフェイス40.電動機39で速度制
御されているが、電源変動、温度変動によりドリフトが
生ずる。
(3)■式の演算は制御装置43で行なわれるが、計算
誤差により速度のずれが生ずる。
このため位相補正、及び速度補正が必要となる。
位相補正は主機側エンコーダ31の出力pmと従機側エ
ンコーダ41の出力psの差を取りこれにl(nを掛け
、従機の回転量のずれを算出し、これを位相補正周期℃
で割ることにより次のt秒間で補正する速度を?l[I
I!シ出力する。これをt秒毎に順次繰返し演算出力し
て、位相補正を行なう。
速度補正はn回分の位相量Δφを加え、これをntで割
ることによって、速度の補正量を与えることにより、積
分動作として作用し、位相のオフセットを零にする様に
作用する。
何らかの原因で位相が許容限界を越えた場合、上記0式
により判定を行ない、インターフェース48を介して同
期異常を示す表示灯50を点灯する。
第3モードは加速が終了した後、高速を維持する高速運
転である。
■式のNMが設定された値に到達した後、第3モードに
移行して、NMが一定に保持された値を出力し、主機は
その速度を維持する。
前記N2により0式の演算を行ない、Kssを求め、第
2モードと同様に■式、■式の結果との和を取り、イン
ターフェース40に従機の速度指令Nsとして与える。
第3モードに於いて、押釦スイッチ47を押した場合、
再度第2モードに移行しインターフェース44を介して
、停止信号が入力され、■式のαを負とし、NM−oと
なる迄演算が行なわれ、逐次インターフェース30を介
して生別速度指令として与えられる。■、■、■の演眸
結果の和をインターフェース40に従1の速度指令N5
として与える。
上記した動作説明では、停止から高速運転、又その逆と
いった主要な運転について記載したが、生産を円滑に行
なうため、第1定速運転〈低速)、第2定速運転(高速
)を設け、停止状態を含めて、3状態の間を自由に加減
速を行なって移行する必要がある。この際の第1.第2
の定速運転の速度は設定器(図示せず)により設定され
る。
停止状態と、第1.第2定速運転間の移行は前述と全く
同じであるため省略し、両定速運転間の移行だけについ
て記載する。
今、仮に第1定速運転がNMOの速度であるとすると、
インターフェース44に接続された押釦スイッチ(図示
せず)を押すと、第2モードになり、■式の演算を行な
って、逐次インターフェース30に出力し、主機はNM
Oから増速を行ない、第2定速運転速度(図示していな
い設定器により速度が設定されている)まで増速する。
■、■。
■の演算結果の和をインターフェース40へ出力するこ
とにより、従機は主機と同期して増速される。第2定速
運転速度に到達して第3モードに切り変える、又はその
逆に第2定速運転から第、1定速運転に移行する場合は
前記と同様であるので省略する。
以上のように本発明は、主機と従機の位相が許容範囲に
入っていない場合、主機を停止した状態で、容器が移送
方向又は逆方向になる様、従機を駆動し、位相が許容範
囲に入って停止する第1モ−ドと、位相が許容範囲に入
っていることを条件に同期運転押釦スイッチ(46)を
押し、主機には加速指令を出力し、従機には速度演算、
位相補正演算、速度補正演算の結果の和又は、速度演算
、位相演算の結果の和を出力して、主機と従機を同期運
転を行なう第2モードと、予め設定した高速運転速度に
到達した場合、に主機の加速を止め、その速度を保ち、
従機は第2モードと同様に、速度演算、位相補正演算、
速度補正演算の結果の和、又は速度′a締、位相補正演
算の結果の和を出力して、主機と従機を同期運転を行な
う第3モードを備えている。減速、停止については、停
止用押釦スイッチ(47)を押すことにより、第3モー
ドから第2モードに移行し、主機には減速指令を出力し
、従機には前記演算結果の和を出力して主機と従機が同
期運転を行ないつつ停止に至る。この様に運転を開始か
ら、加速、高速運転、停止まで、終始円滑な同期運転が
出来る効果が得られる。
これまでの説明では移送補正周期【で割ったが、v1込
処理などでtが一定の場合は固定の定数としる。又tが
一定とならない場合は0式処理の時間間隔を位相補正処
理毎に計測して使用する必要があり、0式のntは、0
間の処理時間間隔の和をもって代えなければならない。
第1モードから第2モードへの移行は押釦スイッチ46
を押す記述をしたが、第1モード完了で第2モードへ直
接移行してもよい。
又、従機は1台に限らず複数台であってもよいっ更に主
機と従機は互に独立した構成である必要はない。
次に他の実施例(実施例2.実施例3)につき説明する
実施例2 以下に示す(1)〜(3項の配慮をシステムに行なった
場合、オフセットが支障がない程度に小さいため、速度
補正を要せず、このため0式と■式だけの和をインター
フェース40から出力して同期運転を行なうことが出来
る。
(1)主機の加速が緩やかで、追従する従機の位相のオ
フセットが支障がない程に小さい。
(2電源変動や温度変動に対しドリフトが支障がない程
度小さい速度制卸を行なう。
(3)■式の計算誤差が充分に無視出来る繕度で計算を
行なう。
実施例3 上記した実施例1.実施例2では主機と従機が位相零で
同期運転をする場合について述べたが、任意の値に設定
された位相で運転したい場合があり、これを次に示す。
胴径の太い容器と細い容器を同じスクリュ23で移送し
た場合、スクリュ23のフライトで押して移送するため
、入口側スターホイール25Aとの位相は、胴径の太い
容器と細い容器では位相が異なり、このため、設定され
た位相をもって同期運転牽する必要がある。この様に、
任意の値に設定された位相を初期位相と呼ぶことにする
。初期位相は設定器(口承せず)から入力され、その値
をPiとする。■式に初期位相を導入した式を0式とし
、 上記実施例1.2で述べたと同様に、1苅には0式の演
算結果を逐次インターフェース30を介して出力し、従
機には■式、■式、■式の演算結果の和を逐次インター
フェース40を介して出力する。この様にして主機と従
機に初期位相をもたせた運転が可能となる。
【発明の効果] 1、第1モードでは、主機を停止した状態で、従機だけ
容器等の被移送物をゆっくり移送方向又は逆方向に駆動
され、両者の位相を合せることが出来、且つ位相が合っ
ているときは、第1モードをスキップすることから、 (1)  スクリュとスターホイールの噛合部にある容
器等を取り除かなくてよい。
(2)  従機をゆっくり駆動することから駆動系及び
容器等に与えるショックが極めて小さい。
2、第2.第3モードでは主機の運転速度に比例した速
度演算結果と位相制御演算結果とn個の位相の平均値に
比例した速度演算をして、その和を従機に速度指令とし
て与えているため、位相ずれが殆んど生じないため、安
定した同期制御が可能となり、容器等の移送がスムーズ
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に於けるシステム構成図、第
2図は上記実施例に於ける位相合せ制御の動作を説明す
るための図、第3図は上記実施例に於ける位相制御の動
作を説明するための図、第4図は従来のシステム構成図
である。 21・・・充填装置(主機)、24・・・キャッパ(従
機)、22A、22B、25A、25B・・・スターホ
イール、29.39・・・電動機、30.40・・・速
度制御を行なうインターフェース、31.41・・・絶
対値エンコーダ、32.42・・・エンコーダ用インタ
ーフェース、43・・・制御I装置、44.48・・・
インターフェース、45〜47・・・押釦スイッチ、4
9.50・・・表示灯。 出願人復代理人 弁理士 鈴江武彦 H751(8) 第4図 昭和 年 月 日 特許庁長官  宇 賀 道 部  殿 1、事件の表示 特願昭60−255072号 2、発明の名称 主機と従機の同期制御方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、後代 理 人 5、自発補正 7、補正の内容 (1)  明細書第3頁第17行目に「連動されて。 又」とあるを「連動されて、更に」と訂正する。 (2)  明細書第11頁第7行目に「ずれているため
」とあるを「ずれているので」と訂正する。 (3)  明細書第14頁第2行目に「スターホイール
25へ」とあるを「スターホイール25にへ」と訂正す
る。 (4)明細書第15頁第2行目に「最下値」とあるを「
最大値」と訂正する。 (5)  明細書第17頁第13行目に「両者の位相速
」とあるを「両者は常時速」と訂正する。 (6)  明細書第18頁第12行目に「第1モードは
1位相完了」とあるを「第1モーPは1組立完了」と訂
正する。 (7)  明細書第22頁第8行目に る。 (8)明細書第22頁第14行目、同頁第4行目、第2
3頁第1行目、同頁第4行目にそれぞれl’−Ki J
とらるを「Kx」と訂正する。 (9)図面第4図を別紙の通シ訂正する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主機と従機の位相が許容範囲を越えている際に、
    主機を停止した状態で従機を位相が許容範囲に入る迄駆
    動する第1モードと、位相が許容範囲に既に入つている
    際は上記第1モードを省略し、同期運転信号により主機
    には加速指令を出力すると共に、従機には主機と従機の
    絶対値エンコーダが略同速で回転するように演算をする
    速度演算と上記各絶対値エンコーダの出力値の差から位
    相を求めこれを位相補正周期で割つた値に比例した演算
    をする位相補正演算との演算結果の和を出力して、主機
    と従機を予め設定された高速運転速度に到達する迄、主
    機と従機が同じ速度で、且つ、一定の位相を保つ同期運
    転を行なう第2モードと、同速度に到達後、主機にはそ
    の速度を指令し、従機には上記第2モードと同じく速度
    演算と位相補正演算の演算結果の和を出力して、主機と
    従機の同期運転を行なう第3のモードを備えたことを特
    徴とする主機と従機の同期制御方法。
  2. (2)主機と従機の位相が許容範囲を越えている際に、
    主機を停止した状態で従機を位相が許容範囲に入る迄駆
    動する第1モードと、位相が許容範囲に既に入つている
    際は上記第1モードを省略し、同期運転信号により主機
    には加速指令を出力すると共に、従機には主機と従機の
    絶対値エンコーダが略同速で回転するように演算をする
    速度演算と上記各絶対値エンコーダの出力値の差から位
    相を求めこれを位相補正周期で割つた値に比例した演算
    をする位相補正演算とn個分の位相の和を位相補正周期
    をn倍したもので割つた値に比例した演算をする速度補
    正演算の演算結果の和を出力して、主機と従機を予め設
    定された高速運転速度に到達する迄、主機と従機が同じ
    速度で、且つ、一定の位相を保つ同期運転を行なう第2
    モードと、同速度に到達後、主機にはその速度を指令し
    、従機には第2モードと同じく速度演算と位相補正演算
    と速度補正演算の演算結果の和を出力して、主機と従機
    の同期運転を行なう第3のモードを備えることを特徴と
    する主機と従機の同期制御方法。
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JP2008308212A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Hitachi Zosen Corp 充填設備

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